JP2953437B2 - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタInfo
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- JP2953437B2 JP2953437B2 JP17432697A JP17432697A JP2953437B2 JP 2953437 B2 JP2953437 B2 JP 2953437B2 JP 17432697 A JP17432697 A JP 17432697A JP 17432697 A JP17432697 A JP 17432697A JP 2953437 B2 JP2953437 B2 JP 2953437B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical connector
- plug
- housing
- connector
- pin
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野に使用
される光コネクタに関し、特にプッシュロック式SC型
光コネクタに関する。
される光コネクタに関し、特にプッシュロック式SC型
光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムを構成する光ファイバを
相互に接続する場合、光コネクタが用いられている。従
来、この種類の光コネクタには、ねじ込み式締結構造の
FC型と、プッシュロック式のいわゆるバイヨネット締
結構造のSC型が用いられているが、着脱が簡単なプッ
シュロック式のSC型が多く用いられつつある。
相互に接続する場合、光コネクタが用いられている。従
来、この種類の光コネクタには、ねじ込み式締結構造の
FC型と、プッシュロック式のいわゆるバイヨネット締
結構造のSC型が用いられているが、着脱が簡単なプッ
シュロック式のSC型が多く用いられつつある。
【0003】このプッシュロック式SC型コネクタの構
造は、特開昭62−111221号公報に開示されてい
るように、図4において、光ファイバコード301の心
線302の端部を保持するフエルール303を収容した
光コネクタプラグ部Aを、光コネクタアダプタ部B内に
挿入して、反対側からアダプタ部へ挿入された別のプラ
グと、フエルール303の先端同士がスリーブ102内
において突き当たって、光ファイバコードの接続が行な
われるようになっている。
造は、特開昭62−111221号公報に開示されてい
るように、図4において、光ファイバコード301の心
線302の端部を保持するフエルール303を収容した
光コネクタプラグ部Aを、光コネクタアダプタ部B内に
挿入して、反対側からアダプタ部へ挿入された別のプラ
グと、フエルール303の先端同士がスリーブ102内
において突き当たって、光ファイバコードの接続が行な
われるようになっている。
【0004】この接続状態からプラグ部Aが抜き出さな
いようにするために、アダプタ部Bに設けられたツメ1
03の端部が、プラグ部Aを構成するインサーションガ
イド306のツメ嵌合部63と嵌合するようになってお
り、さらに嵌合後に、インサーションガイド306の外
面を軸方向に摺動可能なイジェクタ307の先端部71
が、ツメ103の端部を覆うようになっている。
いようにするために、アダプタ部Bに設けられたツメ1
03の端部が、プラグ部Aを構成するインサーションガ
イド306のツメ嵌合部63と嵌合するようになってお
り、さらに嵌合後に、インサーションガイド306の外
面を軸方向に摺動可能なイジェクタ307の先端部71
が、ツメ103の端部を覆うようになっている。
【0005】さらに現在普及しているSC型光コネクタ
は、上述のコネクタの構造を単純化したものであって、
その構造の概要は図5に示すとおりである。
は、上述のコネクタの構造を単純化したものであって、
その構造の概要は図5に示すとおりである。
【0006】図5において、光コネクタ30は、アダプ
タ31と、これに両側から挿入される光コネクタプラグ
33とで構成される。光コネクタプラグ33には光ファ
イバケーブル34が固定され、ケーブル34の光ファイ
バの端部はフエルール34aによって保持される。プラ
グの外表面には挿入ガイド33aと、軸方向の溝部33
bとが設けられ、溝部33bの底面には凹部33cが設
けられている。
タ31と、これに両側から挿入される光コネクタプラグ
33とで構成される。光コネクタプラグ33には光ファ
イバケーブル34が固定され、ケーブル34の光ファイ
バの端部はフエルール34aによって保持される。プラ
グの外表面には挿入ガイド33aと、軸方向の溝部33
bとが設けられ、溝部33bの底面には凹部33cが設
けられている。
【0007】アダプタ31には、中央壁35の左右に対
称に光コネクタハウジング32が設けられ、その中に光
コネクタプラグ33を挿入することができる。ハウジン
グの側壁の一つには、挿入ガイド用スリット32aが設
けられており、プラグ33をハウジング32の中へ挿入
するとき、プラグ33の外側の一面に設けられた挿入ガ
イド33aが嵌合して、プラグ33が挿入される向きを
規定するようになっている。さらにアダプタ31内部に
は、中央壁35で保持されたロック用ツメ部材41と、
整列スリーブ44とが設けられている。
称に光コネクタハウジング32が設けられ、その中に光
コネクタプラグ33を挿入することができる。ハウジン
グの側壁の一つには、挿入ガイド用スリット32aが設
けられており、プラグ33をハウジング32の中へ挿入
するとき、プラグ33の外側の一面に設けられた挿入ガ
イド33aが嵌合して、プラグ33が挿入される向きを
規定するようになっている。さらにアダプタ31内部に
は、中央壁35で保持されたロック用ツメ部材41と、
整列スリーブ44とが設けられている。
【0008】プラグ33がハウジング32内に挿入され
たとき、プラグのフエルール34aは整列スリーブ44
の中に挿入されて、光コネクタハウジング32の他方の
側から挿入される光コネクタプラグ33のフエルール3
4aと、整列スリーブ44内で光学的に接続される。ま
たロック用ツメ部材41は、プラグ33に設けられた軸
方向溝部33bの底面を摺動して、ロック用ツメ部材4
1の端部41aが溝部33bの凹部33cと嵌合する。
ロック用ツメ部材41は曲げに対する弾性を有するか
ら、ツメ端部41aは溝部33bの凹部33cの底面を
押圧して係合し、プラグ33の軸方向の力に対して抵抗
力を生じ、プラグ33がハウジング32から抜け出すの
を防止するようになっている。
たとき、プラグのフエルール34aは整列スリーブ44
の中に挿入されて、光コネクタハウジング32の他方の
側から挿入される光コネクタプラグ33のフエルール3
4aと、整列スリーブ44内で光学的に接続される。ま
たロック用ツメ部材41は、プラグ33に設けられた軸
方向溝部33bの底面を摺動して、ロック用ツメ部材4
1の端部41aが溝部33bの凹部33cと嵌合する。
ロック用ツメ部材41は曲げに対する弾性を有するか
ら、ツメ端部41aは溝部33bの凹部33cの底面を
押圧して係合し、プラグ33の軸方向の力に対して抵抗
力を生じ、プラグ33がハウジング32から抜け出すの
を防止するようになっている。
【0009】上述のようなプッシュロック式のSC型光
コネクタにおいては、アダプタとプラグとの接続が正常
に行われて結合が完了したか否かの判断は、ツメ端部が
溝部の凹部に嵌合したときの感触と音とによって判断し
ていた。
コネクタにおいては、アダプタとプラグとの接続が正常
に行われて結合が完了したか否かの判断は、ツメ端部が
溝部の凹部に嵌合したときの感触と音とによって判断し
ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光コネ
クタは、コネクタプラグ挿入時にツメ端部と凹部とが嵌
合するときの感触と音とによって、正常に接続されたか
否かを判断していたため、音を発しない光コネクタにお
いては感触によってのみ判断することとなって異常接続
を検知しにくく、また感触による判断も嵌合の固さや個
人差によって異なるという欠点がある。
クタは、コネクタプラグ挿入時にツメ端部と凹部とが嵌
合するときの感触と音とによって、正常に接続されたか
否かを判断していたため、音を発しない光コネクタにお
いては感触によってのみ判断することとなって異常接続
を検知しにくく、また感触による判断も嵌合の固さや個
人差によって異なるという欠点がある。
【0011】このような異常接続が行われた場合には、
光コネクタ内のロック用ツメ端部が拡がった状態でプラ
グが挿入されており、光コネクタとして光ケーブル接続
の機能を果し得ないのみならず、光ファイバケーブルに
張力が掛ればプラグは容易にコネクタから脱落すること
になる。さらにまたロック用ツメ端部が拡がった状態の
まま長時間経過すれば、ツメ部材は弾性を失って開いた
ままの状態となってロック機能が全く働かなくなるとい
う欠点がある。
光コネクタ内のロック用ツメ端部が拡がった状態でプラ
グが挿入されており、光コネクタとして光ケーブル接続
の機能を果し得ないのみならず、光ファイバケーブルに
張力が掛ればプラグは容易にコネクタから脱落すること
になる。さらにまたロック用ツメ端部が拡がった状態の
まま長時間経過すれば、ツメ部材は弾性を失って開いた
ままの状態となってロック機能が全く働かなくなるとい
う欠点がある。
【0012】本発明の目的は、SC型光コネクタ内のロ
ック用ツメと光コネクタプラグとの接続状態を目視で確
認できて、異常接続状態が発生したとき直ちにそれを検
出できる信頼性の向上した光コネクタを提供することに
ある。
ック用ツメと光コネクタプラグとの接続状態を目視で確
認できて、異常接続状態が発生したとき直ちにそれを検
出できる信頼性の向上した光コネクタを提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光コネクタは、
光コネクタプラグをアダプタのハウジングに挿入したと
き結合状態となり、かつ光学的に接続される光コネクタ
であって、コネクタが結合状態にあるとき、アダプタの
ロック用ツメ部材の端部がプラグの凹部と嵌合し、また
結合状態にないときは、ロック用ツメ部材の端部と凹部
との嵌合が外れる光コネクタにおいて、ロック用ツメ部
材が、凹部と嵌合する側の反対側に固設された表示ピン
を有し、アダプタのハウジングが、表示ピンを貫通させ
るためのピン孔を有し、ツメ部材の端部が凹部と嵌合し
ているときは、表示ピンがピン孔内に隠れ、光コネクタ
プラグがハウジングに挿入された状態にあって、端部と
凹部の嵌合が外れているときは、表示ピンの一部分がハ
ウジングのピン孔より外部へ現れるようになっている。
光コネクタプラグをアダプタのハウジングに挿入したと
き結合状態となり、かつ光学的に接続される光コネクタ
であって、コネクタが結合状態にあるとき、アダプタの
ロック用ツメ部材の端部がプラグの凹部と嵌合し、また
結合状態にないときは、ロック用ツメ部材の端部と凹部
との嵌合が外れる光コネクタにおいて、ロック用ツメ部
材が、凹部と嵌合する側の反対側に固設された表示ピン
を有し、アダプタのハウジングが、表示ピンを貫通させ
るためのピン孔を有し、ツメ部材の端部が凹部と嵌合し
ているときは、表示ピンがピン孔内に隠れ、光コネクタ
プラグがハウジングに挿入された状態にあって、端部と
凹部の嵌合が外れているときは、表示ピンの一部分がハ
ウジングのピン孔より外部へ現れるようになっている。
【0014】したがって、光コネクタの結合状態におい
て、表示ピンがピン孔内に隠れているときはコネクタが
正常接続状態であり、表示ピンがピン孔から外部へ現れ
ているときは、光コネクタが異常接続状態であることを
示している。
て、表示ピンがピン孔内に隠れているときはコネクタが
正常接続状態であり、表示ピンがピン孔から外部へ現れ
ているときは、光コネクタが異常接続状態であることを
示している。
【0015】本発明のコネクタの表示ピンの色彩が、ハ
ウジングの外表面の色彩に対して対照的に配色されてい
るので、コネクタの異常接続状態が容易に外観から検知
可能である。
ウジングの外表面の色彩に対して対照的に配色されてい
るので、コネクタの異常接続状態が容易に外観から検知
可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明のプッシュ
ロック式SC型光コネクタの一実施の形態を示す部分断
面の平面略図である。
て、図面を参照して説明する。図1は本発明のプッシュ
ロック式SC型光コネクタの一実施の形態を示す部分断
面の平面略図である。
【0017】図1において、光コネクタ10は、アダプ
タ11と、アダプタ11の両側から挿入される光コネク
タプラグ13とで構成される。細長いほぼ6面体状の光
コネクタプラグ13の一方の端部には、単心の光ファイ
バケーブル14が固定され、光ファイバの端部がプラグ
13の他方の端部において、フエルール14aによって
保持される。プラグ13の外側の1面に挿入ガイド13
aが設けられ、外側面の対向する2面には軸方向の溝部
13bがそれぞれ設けられ、溝部13bの底面には凹部
13cが設けられる。
タ11と、アダプタ11の両側から挿入される光コネク
タプラグ13とで構成される。細長いほぼ6面体状の光
コネクタプラグ13の一方の端部には、単心の光ファイ
バケーブル14が固定され、光ファイバの端部がプラグ
13の他方の端部において、フエルール14aによって
保持される。プラグ13の外側の1面に挿入ガイド13
aが設けられ、外側面の対向する2面には軸方向の溝部
13bがそれぞれ設けられ、溝部13bの底面には凹部
13cが設けられる。
【0018】アダプタ11には、中央壁15の左右に対
称に光コネクタハウジング12が設けられ、その中に光
コネクタプラグ13を挿入することができる。ハウジン
グ12の壁の一つに、挿入ガイド用スリット12aが軸
方向に平行に設けられており、このスリットの役目は、
プラグ13をハウジング12内に挿入するとき、プラグ
13に設けられた挿入ガイド13aと嵌合して、挿入さ
れるプラグ13の向きを規定するようになっている。さ
らにアダプタ11の内部には、軸方向に平行な一対のロ
ック用ツメ部材21と1個の整列スリーブ24とが中央
壁15によって固設されている。
称に光コネクタハウジング12が設けられ、その中に光
コネクタプラグ13を挿入することができる。ハウジン
グ12の壁の一つに、挿入ガイド用スリット12aが軸
方向に平行に設けられており、このスリットの役目は、
プラグ13をハウジング12内に挿入するとき、プラグ
13に設けられた挿入ガイド13aと嵌合して、挿入さ
れるプラグ13の向きを規定するようになっている。さ
らにアダプタ11の内部には、軸方向に平行な一対のロ
ック用ツメ部材21と1個の整列スリーブ24とが中央
壁15によって固設されている。
【0019】ロック用ツメ部材21は、幅がプラグ13
の溝部13bの幅より狭く、バネ性を有する細長い板状
をなし、中央壁15に固設されて片持梁をなしている。
ロック用ツメ部材21の端部21aに設けられた突起2
1bは、プラグ13の溝部13bの底面に設けられた凹
部13cと嵌合しうる形状となっている。
の溝部13bの幅より狭く、バネ性を有する細長い板状
をなし、中央壁15に固設されて片持梁をなしている。
ロック用ツメ部材21の端部21aに設けられた突起2
1bは、プラグ13の溝部13bの底面に設けられた凹
部13cと嵌合しうる形状となっている。
【0020】ロック用ツメ部材21の端部21aには、
突起21bの反対側に、表示ピン22がロック用ツメ部
材21に対し垂直に固設されており、ハウジング12に
設けられた表示ピン22より僅かに断面の大きいピン孔
12bの中を貫通している。表示ピン22の長さは、ロ
ック用ツメ部材21の突起21bがプラグ13の軸方向
溝部13bに設けられた凹部13cに嵌合したとき、表
示ピン22の頂部がハウジング12の外表面から外へ現
れない高さとする。表示ピン22にはハウジング12の
色と異なる目立った色を配色してある。
突起21bの反対側に、表示ピン22がロック用ツメ部
材21に対し垂直に固設されており、ハウジング12に
設けられた表示ピン22より僅かに断面の大きいピン孔
12bの中を貫通している。表示ピン22の長さは、ロ
ック用ツメ部材21の突起21bがプラグ13の軸方向
溝部13bに設けられた凹部13cに嵌合したとき、表
示ピン22の頂部がハウジング12の外表面から外へ現
れない高さとする。表示ピン22にはハウジング12の
色と異なる目立った色を配色してある。
【0021】プラグ13の対向する外側2面に設けられ
た軸方向溝部13bの両底面間の距離は、アダプタ11
に設けられた2個のロック用ツメ部材21の、互いに対
向する突起21bの間の距離よりも大となっているの
で、プラグ13をハウジング12内に挿入したとき、ロ
ック用ツメ部材21の端部21aは、プラグの溝部13
bの底面により押し拡げられる。このとき表示ピン22
の頂部はハウジング12の外表面から突出している。突
起21bが溝部13bの凹部13cと嵌合した位置にお
いて、プラグ13は挿入定位置に達するとともに、表示
ピン22はハウジング12のピン孔12bの中に隠れ
る。
た軸方向溝部13bの両底面間の距離は、アダプタ11
に設けられた2個のロック用ツメ部材21の、互いに対
向する突起21bの間の距離よりも大となっているの
で、プラグ13をハウジング12内に挿入したとき、ロ
ック用ツメ部材21の端部21aは、プラグの溝部13
bの底面により押し拡げられる。このとき表示ピン22
の頂部はハウジング12の外表面から突出している。突
起21bが溝部13bの凹部13cと嵌合した位置にお
いて、プラグ13は挿入定位置に達するとともに、表示
ピン22はハウジング12のピン孔12bの中に隠れ
る。
【0022】プラグ13がハウジング12内に挿入され
たとき、フエルール14aは整列スリーブ24内に挿入
され、上述のプラグ13の挿入定位置において、他方の
ハウジング12の側から挿入された別の光コネクタプラ
グ13と光学的に接続された状態となる。
たとき、フエルール14aは整列スリーブ24内に挿入
され、上述のプラグ13の挿入定位置において、他方の
ハウジング12の側から挿入された別の光コネクタプラ
グ13と光学的に接続された状態となる。
【0023】次に本発明による光コネクタの動作につい
て説明する。図1において、光コネクタプラグ13を光
コネクタハウジング12に挿入すると、ロック用ツメ部
材21はプラグ13の溝部13bによって押し拡げられ
る形で挿入され、ロック用ツメ部材21の突起21bが
溝部13bに設けられた凹部13cと嵌合することによ
って、ロック用ツメ部材21は拡がった状態から元の状
態に戻る。この突起21bと凹部13cとの嵌合によっ
て、プラグ13はハウジング12の定位置に係止されて
抜け出しが防止される。
て説明する。図1において、光コネクタプラグ13を光
コネクタハウジング12に挿入すると、ロック用ツメ部
材21はプラグ13の溝部13bによって押し拡げられ
る形で挿入され、ロック用ツメ部材21の突起21bが
溝部13bに設けられた凹部13cと嵌合することによ
って、ロック用ツメ部材21は拡がった状態から元の状
態に戻る。この突起21bと凹部13cとの嵌合によっ
て、プラグ13はハウジング12の定位置に係止されて
抜け出しが防止される。
【0024】このときの係止状態の確認は、ロック用ツ
メ部材21に設けられた表示ピン22の頭部が、ハウジ
ング12の表面から突出していないことを目視によって
確認すれば良い。図2に、光コネクタ10の正常接続状
態を部分断面略図で示す。
メ部材21に設けられた表示ピン22の頭部が、ハウジ
ング12の表面から突出していないことを目視によって
確認すれば良い。図2に、光コネクタ10の正常接続状
態を部分断面略図で示す。
【0025】もし表示ピン22がハウジング12の表面
から突出しておれば、目立った色に塗ってある表示ピン
22は、目視により容易に確認できるので、光コネクタ
10の異常接続状態が直ちに検出可能である。図3に、
光コネクタ10の異常接続状態を部分断面略図で示して
ある。
から突出しておれば、目立った色に塗ってある表示ピン
22は、目視により容易に確認できるので、光コネクタ
10の異常接続状態が直ちに検出可能である。図3に、
光コネクタ10の異常接続状態を部分断面略図で示して
ある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プッシュ
ロック式のSC型光コネクタのアダプタ内に設けられた
ロック用ツメ部材に表示ピンを設けたため、光コネクタ
を結合状態にしたとき、この表示ピンが光コネクタハウ
ジングの外表面から突出している場合は、ロック用ツメ
部材が開いた状態を示し、かつプラグに設けられた凹部
と係合していない状態を表わすこととなるので、光コネ
クタの異常接続状態を目視により直ちに検出でき、コネ
クタプラグの抜け落ちによる光伝送路が遮断されること
を未然に防止できるという効果がある。
ロック式のSC型光コネクタのアダプタ内に設けられた
ロック用ツメ部材に表示ピンを設けたため、光コネクタ
を結合状態にしたとき、この表示ピンが光コネクタハウ
ジングの外表面から突出している場合は、ロック用ツメ
部材が開いた状態を示し、かつプラグに設けられた凹部
と係合していない状態を表わすこととなるので、光コネ
クタの異常接続状態を目視により直ちに検出でき、コネ
クタプラグの抜け落ちによる光伝送路が遮断されること
を未然に防止できるという効果がある。
【0027】さらにまた、異常接続状態が目視により容
易に検出できるため、異常接続状態でプラグが長時間放
置されることが防止され、したがってコネクタのロック
機能が失われることが防止される結果、光コネクタが不
良部品となることを防止するという効果がある。
易に検出できるため、異常接続状態でプラグが長時間放
置されることが防止され、したがってコネクタのロック
機能が失われることが防止される結果、光コネクタが不
良部品となることを防止するという効果がある。
【図1】本発明の光コネクタの一実施の形態の挿入前の
状態を示す、軸方向及び軸に直角方向の部分断面略図で
ある。
状態を示す、軸方向及び軸に直角方向の部分断面略図で
ある。
【図2】図1に示す光コネクタの正常接続状態を示す部
分断面略図である。
分断面略図である。
【図3】図1に示す光コネクタの異常接続状態を示す部
分断面略図である。
分断面略図である。
【図4】従来の技術による光コネクタの軸方向断面図で
ある。
ある。
【図5】従来の技術による光コネクタの部分断面略図で
ある。
ある。
10、30 光コネクタ 11、31 アダプタ 12、32 光コネクタハウジング 12a、32a 挿入ガイド用スリット 12b ピン孔 13、33 光コネクタプラグ 13a、33a 挿入ガイド 13b、33b 軸方向溝部 13c、33c 凹部 14、34、301 光ファイバケーブル 14a、34a、303 フエルール 15、35 中央壁 21、41 ロック用ツメ部材 21a、41a、102 ツメ端部 21b 突起 22 表示ピン 24、44 整列スリーブ 63 ツメ嵌合部 71 先端部 103 ツメ 302 光ファイバ心線 306 インサーションガイド 307 イジェクタ 331 挿入部
Claims (3)
- 【請求項1】 光コネクタプラグをアダプタのハウジン
グに挿入したとき結合状態となり、かつ光学的に接続さ
れる光コネクタであって、 該光コネクタが前記結合状態にあるとき、前記アダプタ
のロック用ツメ部材の端部が前記プラグの凹部と嵌合
し、また結合状態にないときは、前記ロック用ツメ部材
の端部と前記凹部との嵌合が外れる光コネクタにおい
て、 前記ロック用ツメ部材が、前記凹部と嵌合する側の反対
側に固設された表示ピンを有し、 前記アダプタの前記ハウジングが、前記表示ピンを貫通
させるためのピン孔を有し、 前記ツメ部材の端部が前記凹部と嵌合しているときは、
前記表示ピンが前記ピン孔内に隠れ、前記光コネクタプ
ラグが前記ハウジングに挿入された状態にあって、前記
端部と前記凹部の嵌合が外れているときは、前記表示ピ
ンの一部分が前記ハウジングのピン孔より外部へ現れる
ことを特徴とする光コネクタ。 - 【請求項2】 前記光コネクタの前記結合状態におい
て、前記表示ピンが前記ピン孔内に隠れているときは前
記コネクタが正常接続状態であり、前記表示ピンが前記
ピン孔から外部へ現れているときは、前記光コネクタが
異常接続状態であることを示す、請求項1に記載の光コ
ネクタ。 - 【請求項3】 前記表示ピンの色彩が、前記ハウジング
の外表面の色彩に対して対照的に配色されて、前記コネ
クタの異常接続状態が容易に外観から検知可能の、請求
項1または2に記載の光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17432697A JP2953437B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17432697A JP2953437B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1123901A JPH1123901A (ja) | 1999-01-29 |
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