JP4588805B1 - 光コネクタ連結用の光アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチの動作を簡便に増幅し、また、光アダプタの取り付け場所によっては斜め方向からも嵌合状態を視認できるようにして、ラッチの動作を接続工事時に目視を容易に確認できるようにして、係合状態の不成立、すなわち半挿といわれる状態で工事を終了するような接続不良事故を防止する。
【解決手段】光コネクタ光アダプタが挿入されて、光コネクタラッチの頭部に光アダプタラッチの頭部が係合することなく、頭部先端同士で当接したときに、光アダプタの光アダプタラッチの頭部が光コネクタラッチの頭部によって浮き上がり動作されて、双方のラッチが係合したときと異なる半挿しの状態位置となり、前記アダプタラッチ浮き上がり動作量を機械的に回動増幅をさせ、該増幅した動作量の位置を表示するようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は、光コネクタ連結用の光アダプタに関する。
光通信システムにおいて、光ファイバケーブル同士、または光ファイバケーブルと機器を接続するために光コネクタとしての光アダプタが用いられる。
特許文献1には、一組のプラグを相互に接続するアダプタであって、プラグを固定するラッチを備え、該ラッチには、プラグとラッチとの嵌合状態をハウジングの外部から確認可能に突起が形成されたアダプタが記載されている。ここにいうアダプタは光アダプタのことである。
特許文献2には光パッチパネルが記載されている。
特開2010−38988号公報 特開2007−57642号公報
特許文献1には、上述のようにラッチとの嵌合状態をハウジングの外部から確認可能に突起が形成されたアダプタが記載されている。また、この文献1には、突起にはマークが付されたり、あるいは窓部がレンズ部を含む透明部で覆われることが記載されている。
特許文献1に記載された技術によればラッチによる接続箇所の嵌合状態を直接確認できるメリットがある。しかしながら、嵌合状態の不成立の場合のラッチ動作量が0.8mmといった極めて微少なときには、突起の動作を直接確認することは困難がある。突起の動作方向が目線の方向と一致するため、動作を確認することが一層困難である。窓部にレンズ部を含む透明部で覆うような構成にあっても突起の動作を直接確認することには困難があるといわざるを得ない。
特許文献2に記載された方法では部品点数が多く簡単構造というわけにはいかない。
本発明は、かかる点に鑑みてラッチの動作を簡便に増幅し、また、光アダプタの取り付け場所によっては斜め方向からも嵌合状態を視認できるようにして、またラッチの動作を接続工事時に目視を容易に確認できるようにして、係合状態の不成立、すなわち半挿といわれる状態で工事を終了するような場合や、接続工事後に誤ってコネクタつまみを引き、半挿状態となる接続不良事故の発生を防止することにある。
本発明は、アダプタ本体と、板状のアダプタラッチを備え、前記アダプタ本体内に設置されたアダプタスリーブとを有し、
フエルール及びコネクタラッチを備えた光コネクタが前記アダプタ本体に挿入され、該コネクタラッチの頭部が前記アダプタラッチの頭部に係合されて、前記光コネクタの接続がなされる光アダプタにおいて、
前記アダプタ本体に通過孔が設けられ、
連結子が前記光アダプタラッチの頭部と連動するようにして、かつ前記通過孔を通過して設けられ、
前記コネクタラッチの頭部に前記アダプタラッチの頭部が係合することなく頭部同士が当接して半挿しの状態となったときに、前記アダプタラッチの頭部が前記コネクタラッチの頭部によって浮き上がり動作されて、前記連結子が前記アダプタラッチ浮き上がり動作量を機械的に回動増幅をさせ、該回動増幅した動作量の位置を表示することを特徴とする光アダプタを提供する。
本発明は、また、前記連結子が、浮き上がり動作方向に形成された第1の連結子部と、浮き上がり動作方向とは動作方向を含む所定の角度方向を指向して前記アダプタラッチの動作量の1よりも大きい倍数の長さを持つ第2の連結子部とから構成されることを特徴とする光アダプタを提供する。
本発明は、また、前記連結子が第1の連結子部及び第2の連結子部から構成され、第1の連結子部が前記アダプタラッチに当接し、前記第2の連結子部が、回転支点を備え、前記アダプタラッチとは別体に形成されて、前記連結子が回転支点を中心として回動されるようにしたことを特徴とする光アダプタを提供する。
本発明は、また、前記連結子は、該連結子を常に前記アダプタラッチに押圧する力が作用する板ばねを備えることを特徴とする光アダプタを提供する。
本発明は、また、前記連結子が先端に、異なった色彩の施された表示板を備え、前記連結子の回動に伴なって、該表示版の色彩を視認する表示窓が備えられたことを特徴とする光アダプタを提供する。
本発明によれば、上述したように連結子が双方のラッチが係合したときと異なる半挿しの状態の位置であって、光コネクタラッチの浮き上がり動作量を機械的に回転増幅させ、該増幅した動作量の位置を表示するようにしているので、先コネクタの浮き上がりを機械的に簡便に増幅し、ラッチの動作を接続工事時に目視によって容易に確認できるので、半挿しといわれる係合状態の不成立で接続工事を終了させるといったことの防止に有効となる。
本発明の実施例の構造を示す横断面図。 本発明の実施例の外観を示す図。 本発明の実施例の他の外観を示す図。 本発明の実施例による連結子の動作を示す図。 本発明の他の実施例の構造を示す横断面図。 本発明の他の実施例による連結子の動作を示す図。 識別表示の例を示す図。 他の識別表示の例を示す図。 フェイスプレートに光アダプタを取り付けた例を示す図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例である光アダプタ1の全体構成を半割りの断面状態を示す。
図1に示す光アダプタ1は、左右方向の二方から延在する2つの光コネクタ2、2Aを接続する。図1には二つの光コネクタ2、2Aが図示してあるが、一つの光コネクタを接続するいわゆるプラグ構成であってもよい。ここでは一方の光コネクタとの接続について主に説明するものとし、他方は一方の光コネクタとの接続について説明する。このため、他方の光コネクタについては一方のコネクタと部品に対応する部品に“A”を付着している。2つの光コネクタ2、2Aは、それぞれの先端にフエルール5、5Aを備え、これらのフエルール5、5Aが接続に用いられる。
図1は、光アダプタ1に光コネクタ2Aが挿入され、双方のラッチ同士が係合(嵌合ともいう。)されて、光コネクタの正常接続がなされた状態(左半分)、及び光コネクタ2が挿入され、双方のラッチ同士が係合することなく当接した状態(係合の不成立状態で右半分)を示す。
図2は、図1の外観図を示し、図3は他の構成になる外観図を示す。図2及び図3において、光コネクタ2、2Aは光ファイバ3、3Aを内蔵する。図1においては、光コネクタ2、2Aの一部、及び光ファイバケーブルの図示を割愛した状態を示す。
図1において、光アダプタ1は、外部のアダプタ本体4、内部中央に挿入された光コネクタ2、2Aのフエルール5及びフエルール5Aをアダプタ本体4に固定するアダプタスリーブ6から構成される。アダプタスリーブ6は、長手方向に延在する内側のスリーブ8と内側のアダプタラッチ9とこれらの支持部7からなり、スリーブ8はその内側に収容された割スリーブ12を保持する。割スリーブは、双方のフエルール5、5Aの軸合わせをして固定する。アダプタラッチ9は板状に伸びその先端に内方に突出する頭部9Aを備える。
このように、光アダプタ1には、スリーブ8を備えたアダプタスリーブ6が内部に設けられ、アダプタスリーブ6は割スリーブ12を保持し、割スリーブ12の中に光コネクタ2、2Aに設けたフエルール5、5Aが保持される。
上述のように、光コネクタ2は、軸中心に接続部となる光ファイバを収容するフエルール5を備える。フエルール5の外部にフエルール5を保持する機能を備えたハウジング11が設けられる。ハウジング11の一部は、スリーブ8とアダプタラッチ9との間に収まり、フエルール5はスリーブ8及び割スリーブ12の内側に収まる。フエルール5は、フエルールフランジ15を備え、フエルールフランジ15の外側にハウジング11に固定されるストップリング16が設けられ、ストップリング16とフエルールフランジ15との間の空間にスプリング17が配設される。このようにして、フエルール5はフエルールフランジ15を介してスプリング17によって押圧され、フエルール5Aとの間の接合がなされることになる。アダプタ本体4の方にはハウジング11が配設され、アダプタ本体4の長手方向の先端の開口に向けて装着されるつまみ14が配設される。つまみ14が開口に向けて装着され、他方側につまみ板状部14´が備えられ、ハウジング11を長手方向に摺動させる。ハウジング11の摺動に伴って、挿入方向にコネクタラッチ13が移動する。
内方向に向けて突出するアダプタラッチ9の頭部9Aに対向する形でハウジング11には外方に向けて突起した頭部19が形成される。この頭部19はコネクタラッチ13を形成する。アダプタラッチ9とコネクタラッチ13の係合によってラッチ係合機構が形成され、ラッチ係合が成されることになる。なお、頭部19は突出しない平面状形成であっても係合のための段差を持てばよい。つまみ14が用いられてコネクタラッチ13が光アダプタ1の内方へ挿入されるに伴なってアダプタラッチ9の頭部9Aがつまみ板状部14´乗り上げて超え、更にコネクタラッチ13の頭部19がアダプタラッチ9の頭部9Aを超え、アダプタラッチ9のコネクタラッチ13への係合が頭部同士の水平方向の段差による係合によってなされる。この係合の接続の状態が、上述したように、左半分に光コネクタ2Aと光アダプタ1との係合状態として示される。このように2つの頭部はラッチ係合部、すなわち前述のようにラッチ係合機構を構成する。
この係合がなされず、アダプタラッチの頭部9Aがつまみ板状部14´に乗り上げた状態あるいは2つの頭部が垂直方向に当接するにとどまっている場合がある。この状態が半挿し(半ラッチ)と呼ばれる状態であり、右半分に光コネクタ2と光アダプタ1との半挿しの状態が示される。
係合状態と半挿しの状態とでは水平方向のスライド量の差は極めて小さく、つまみに表示される白線標示による係合状態確認を見落としかねない。
半挿しによる接続不良は、
1)接続時の双方の頭部係合によるカチッとなるまで押し込んでいない場合
2)接続後につまみ14を引戻しすることで、半挿し状態になる場合
に生じる。
本実施例にあっては、以下の構成によって係合状態確認の見落しが視認され、防止される。
ハウジング4にはラッチ係合部に対向、対応する位置に通過孔20、すなわち窓が設けられる。
光アダプタラッチ9の頭部9Aに一体化されて連動する連結子21が設けられる。連結子21は、光アダプタ1に一体的に成形あるいは固着された監視箱24内に配設される。
連結子21は、頭部9Aに、頭部9Aの方向とは反対方向に延在して設けられた第1の連結子部22とこの第1の連結子部22の延在方向(頭部9A方向)に形成された第2の連結子部23とから構成される。そして、連結子21、すなわち第1の連結子部22は、通過孔20を通過してハウジング11の外方に配設された構成となる。このように、第1の連結子部22は通過孔20から外方へ突出する。この例では第2の連結子部23を第1の連結子部22の延在方向に形成した構成としているが、第2の連結子部23を第1の連結子部22に対して所定の角度を持つように形成してもよい。
第2の連結子部23は、その先端に識別表示部25を備える。
識別表示部25は、1つの部品からなり、先端側に黄色か緑色の色彩の施された表示部(黄又は緑色彩表示部)26、根本側に赤色の色彩の施された表示部(赤色色彩表示部)27からなる。他の色彩を用いてもよい。また、識別表示部25を色ごとに2つの部材で形成してもよい。このように形成された識別表示部25は、監視箱24内を時計の逆回転方向に回転可能とされる。すなわち、初期の角度0°から所定の角度回転可能とされる。時計方向回転としてもよい。
なお、ここでは第1の連結子部22及び第2の連結子部23のように表現したが、一つの部材で形成して全体が連結子部21として表現することができる。
正常接続の状態にある場合には、2つの頭部は正常に係合しているので、2つの頭部は長手方向である水平方向に同一高さの真横に位置していてアダプタラッチの頭部9Aが頭部19によって外方に向けて浮き上がり動作されていない。アダプタラッチ9は支持部7を支点とした回動するも、2つの頭部が保持することで元の状態に復帰し、頭部9Aを浮き上がらさせない。このため、識別表示部25は、赤色色彩表示部27Aが壁内面に近傍にあって、所定の角度を示す位置の正常位置にあり、正常状態を表示する。この正常状態は監視箱24の外側から視認され得る。
半挿しの状態にある場合には、2つの頭部は正常に係合していないので、頭部9Aは頭部19に乗りあげ、アダプタラッチ9は湾曲する。これによって、図に示すように2つの頭部の先端同士で接触し、頭部9Aが頭部19によって外方向に向けて頭部19の有する高さだけ浮き上がり動作される。この状態では、アダプタラッチ9は支持部7を支点として回動し、光アダプタラッチは、上述したように板状部と頭部9Aで構成されており、当接時に板状部の回動し、頭部19によって頭部9Aは浮き上がり動作が可能となる。半挿しから更に挿入されるとラッチ機構が構成され、正常状態となる。
頭部9Aの浮き上がり動作に伴なって第1の連結子部22は、通過孔20を外方に移動動作し、板状部の回動に伴って第2の連結子部23を回動動作させる。ここで浮き上がりというわずかな動作量の直線動作が大きな動作量の回転動作に変換される。回動する第2の連結子部23の長さは浮き上がりを示す第1の連結子部22の長さに比して長く形成してあり、第1の連結子部22の浮き上がり動作による動作量は、第2の連結子部23の回動機能によって増幅した増幅量として示され、識別表示部25は、回転方向の増幅動作表示によって半挿しの状態を確実に表示することになる。外部から増幅動作表示は視認し易いものとなる。
このように、コネクタラッチ13の頭部19がアダプタラッチ9の頭部9Aに係合することなく当接したときに、アダプタラッチ9の頭部9Aが光コネクタラッチ13の頭部19によって浮き上がり動作され、半挿しの状態位置についてのアダプタラッチ9の浮き上がり動作量を機械的に回転増幅させることができ、識別表示部25は、この回転動作量の位置を表示することになる。連結子21の動作に伴って、識別表示部25は、動作表示に際して外方に向けての直線動作を回転方向への回転動作に変更して示すので、角度方向を指向して、視認しやすい動作をする特徴がある。また、垂直方向の高さを大きくしないで済む利点がある。
図4は、機械的増幅を計算モデルによって示す図である。
図4には計算モデルと図1に対応した実際の形状の例が示してある。この例において、Lは、アダプタラッチ9を基点とした連結子21の長手方向の長さ(連結子21の先端から頭部9Aの基部までの距離)、Lは、連結子21がΔd=0.8mm浮き上がったときの回転角度θをアダプタラッチ9に適用したときのθが回転前の板状部に交わる点0と頭部9A長さは、Oから板状部される支点(ラッチ支点)35長さ、l(エル)は、L+Lで6.2mmに設定した長さを示し、ΔDは上述した例の場合における回転方向動作量で機械的に回転増幅量を示す。
この例では、図示したように、次のようになり、機械的回転増幅が得られる。
Figure 0004588805
このように、Δd=0.8mmに対して、ΔDを増幅し、回転方向の動作量として表示する。そして、Lを適切に選択することによって、ΔDを1.5mm以上とすることができ、頭部9Aの浮き上がり動作を容易に視認することができる。ΔDの動作量を2mm以上に設定することによって、半挿しの有無を確実に視認することができる。
そして、この例によれば、連結子21が、浮き上がり動作方向の長さを持つ第1の連結子部22と、浮き上がり動作方向とは所定の角度方向を指向して長さよりも大きい倍数の長さを持つ第2の連結子部23とから構成される光アダプタ1が構成される。
本実施例によれば、光アダプタ1の真横でなくても斜め方向を含む各方向からも識別表示部の表示を視認できる効果がある。
図5は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図1に示す第1の実施例と同一の構成には同一の番号が付してあり、第1の実施例の説明を援用するものとし、ここでは主に相違する部分についての説明をする。
第1の実施例では、連結子21は、アダプタラッチ9と一体の第1の連結子部22と第2の連結子部23とで構成されていたが、本実施例では、アダプタラッチ9とは別体の第1の連結子部22と第2の連結子部23とで構成される。第1の連結子部22と第2の連結子部23は双方の頭部の当接によって回動される。第2の連結子部23は、監視箱24に固着された回転支点部を有し、その回転支点31を中心として回動可能であり、回動可能な第1の連結子部22の先端が頭部9Aに当接する。従って、この例では回転支点31を中心にして連結子部21は回転する。連結子部21は、回転支点の反対側に、板ばね33を備える。板ばね33は常に連結子部21がアダプタラッチ9の頭部9Aに接触するように作用する。
本例では第1の連結子部22と第2の連結子部23とは一体構成とし、第1の連結子部22がアダプタラッチ9の頭部9Aに接触するようにしているが、第1の連結子部22と第2の連結子部23とを別体のものとして第1の連結子部22を頭部9Aと一体のものとすることによっても、同等の機能をもつものとすることができる。ただ、本例の場合の方が、組立加工が容易で、既存のアダプタラッチ9を使用できるメリットがある。
図5において、アダプタラッチ9とコネクタラッチ13の係合、当接による第1の連結子部22の動作は図1に示す例と同じである。よって、頭部9の頭部19への乗り上げによって第1の連結子部22は浮き上がり動作をする。図6において、Xは、回転支点31と第1の連結子部22までとの長さである。この例では図示したように各部の動作は次のようになる。
図6において、識別表示部25に対向して監視箱24に表示窓28を設けている。このようにすると、第2の連結子部23の回動に伴なって、黄や緑または赤のいずれかの色を外部から表示窓28を介して識別することができ、これによって双方のラッチの係合状態を色から識別することができるようになる。
以上の実施例によれば、光アダプタラッチ9がコネクタラッチ13の頭部19に乗り上げたことによるラッチの動作を簡便に機械的に回転増幅し、また光アダプタの取り付け場所によっては斜め方向からも係合、嵌合状態を容易に視認することができる。
これによって、接続のための取り付け工事中に目視による半挿状態を容易に確認できるので、半挿状態で工事を終了させることを防止することができるようになる。また、ユーザーが誤ってつまみ14を引戻して半挿し状態になったときにあっても、この半挿し状態をユーザー自身で確認することができる。
図7に示すように、第2の連結子部23すなわち連結子部21の先端が監視箱24上に形成した監視窓36のOK、NG表示部29にOK、NG表示するようにして視認できるようにする。これによって、OK、NGを監視箱24の外方から監視窓36を介して監視することができる。
図8は、識別表示の他の例を示す断面図である。
この例にあっては、監視箱24の頂上付近に監視窓36、すなわち監視孔が形成してある。連結子21が回動すると、黄色又は緑色色彩表示部26の黄色又は緑色が外部から識別できるようになる。
なお、この例では第1の連結子部22と第2の連結子部23とは別体構成としてある。
図9は、以上のようにして構成した光アダプタ1をフェイスプレート51に取り付けた例を示す。フェイスプレート51は、LANや同軸用のコンセントを差し込むための差し込み口が設けられて家庭あるいは事務所内の壁等に取り付けられるもので、各種コンセントの取り付け構造を見栄えをよくするプレートとして知られている。本例の場合、フェイスプレート本体52差し込み口53を3個形成してあり、差し込み口53を閉塞するカバー54を適宜取り除いて使用に供される。
このようなフェイスプレート51に、本実施例の光アダプタ1を収納するための収納部55が表面から突出した構造で設けられる。この収納部55には表示窓56が設けてある。光アダプタ1をフェイスプレート51に図に示すように取り付けた時に、監視箱24に設けた表示窓28が表示窓56に一致するように配設される。すなわち表示窓56は表示窓28の位置に対応するようにして定められた位置に形成される。表示窓28を天井に設けたような場合には、表示窓56は収納部55の側面に形成される。
このようにすることによって、フェイスプレート51に光アダプタ1を取り付けたような場合にあっても容易に前述した半挿し状態を外部から視認することができることになる。
1…光アダプタ、2,2A…光コネクタ、3,3A…光ファイバケーブル、4…アダプタ本体、5…フエルール、6…アダプタスリーブ、8…スリーブ、9…光アダプタラッチ、9A…頭部、11…ハウジング、12…割スリーブ、13…コネクタラッチ、15…フエルールフランジ、19…頭部、21…連結子、22…第1の連結子部、23…第2の連結子部、24…監視箱、25,25A…識別表示部、31…回転支点。

Claims (5)

  1. アダプタ本体と、板状のアダプタラッチを備え、前記アダプタ本体内に設置されたアダプタスリーブとを有し、
    フエルールコネクタラッチ及びつまみ板状部を備えた光コネクタが前記アダプタ本体に挿入され、前記アダプタラッチの頭部が、前記つまみ板状部及び前記コネクタラッチの頭部を乗り越えて前記アダプタラッチの頭部に係合されて、前記光コネクタの接続がなされる光アダプタにおいて、
    前記アダプタ本体に通過孔が設けられ、
    連結子が前記光アダプタラッチの頭部と連動するようにして、かつ前記通過孔を通過して設けられ、
    前記コネクタが前記アダプタに挿入される際に、前記アダプタラッチの頭部が、前記光コネクタに設けたつまみ板状部に乗り上げ状態となって浮き上がり動作されて、または前記コネクタラッチの頭部に前記アダプタラッチの頭部が係合することなく頭部同士が当接したときに、前記コネクタラッチの頭部によって浮き上がり動作されて、前記連結子が前記アダプタラッチ浮き上がり動作量を機械的に回動増幅をさせ、該回動増幅した動作量の位置を表示すること
    を特徴とする光アダプタ。
  2. 請求項1記載の光アダプタにおいて、前記連結子が、浮き上がり動作方向に形成された第1の連結子部及び第1の連結子部に連動する第2の連結子部から構成され、第2の連結子部は、第1の連結子に対して所定の角度を持つことを特徴とする光アダプタ。
  3. 請求項1記載の光アダプタにおいて、前記連結子が前記アダプタラッチとは別体にされて、第1の連結子部及び第1の連結子部に連動する第2の連結子部から構成され、第1の連結子部は、その先端が前記アダプタラッチに当接し、第2の連結子部が回転支点を備え、前記連結子が回転支点を中心として回動されるようにしたことを特徴とする光アダプタ。
  4. 請求項3記載の光アダプタにおいて、前記連結子は、該連結子を常に前記アダプタラッチに押圧する力が作用する板ばねを備えることを特徴とする光アダプタ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の光アダプタおいて、前記連結子が前記回動増幅した動作量を示す先端に、異なった色彩の施された表示板を備え、前記連結子の回動に伴なって、該表示版の色彩を視認する表示窓が備えられたことを特徴とする光アダプタ。
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