JP5325835B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、アダプタ等の他の光コネクタに対する嵌合状態を表示可能な光コネクタに関する。
従来、プラグハウジングの外側に異なる色や凹凸などからなるマークを設け、光コネクタプラグをアダプタに嵌合するとマークがアダプタ内に隠れるようにして、光コネクタプラグがアダプタに嵌合されたことを表示している(例えば特許文献1の段落0019及び図7に記載の「ポート」を参照)。
特許文献2には、アダプタのロック用ツメ部材の外面に表示ピンを突出し、光コネクタプラグとロック用ツメ部材との嵌合が外れているときには表示ピンがアダプタのピン孔を通して外部へ現れることで、嵌合状態の異常を確認できるようにした光コネクタが記載されている。
特許文献3には、光コネクタプラグをアダプタから取り外したときフェルールの前でシャッターを自動的に閉じるため、手指で操作する部分を有するリアツマミと、アダプタのロック用弾性爪に当接するフロントツマミとを設け、フロントツマミを付勢するバネをストップリングとリアツマミとの間の空間に配設し、リアツマミを摘んだ状態でもフロントツマミの先端部をフェルールの前方に突出可能とした光コネクタが記載されている。
特許文献4には、プラグ本体の外側を覆うとともにプラグ本体に対して前後移動可能に設けられた内側部材と、内側部材の外側において内側部材に対して前後移動可能に設けられた外側部材と、外側部材に設けられたシャッターを備え、プラグ本体の下面部に形成された本体側筒状部を、外側部材の下面部において後方に延びるように形成された部材側筒状部の中に挿通し、これらの筒状部の間に外側部材を前方に付勢するバネを収容した光コネクタが記載されている。
特許文献5には、光コネクタの嵌合時に半差しの状態となっているにもかかわらずクリック感で作業者がロックしたものと勘違いすることを防ぐため、嵌合時にロック用弾性爪を拡開させるテーパ部を有する拡開用側壁がプラグフレームの側壁面に形成され、嵌合時には前記弾性係止爪に係合せず脱着時において後方に移動してロック用弾性爪のロックを解除させるテーパ状の抜け治具部を拡開用側壁間の空間内に収納し、嵌合時と脱着時とにおいて拡開用側壁と抜け治具部とが別々に拡開作用するようにした光コネクタが記載されている。
特許第2837608号公報 特許第2953437号公報 特許第4304213号公報 特開2009−015236号公報 特開2008−176297号公報
従来の嵌合表示用マークは、嵌合状態に異常があるときは、アダプタに対する光コネクタプラグの差し込みが浅くなり(いわゆる半差し状態)、マークがアダプタ内に隠れないため、嵌合状態を目視で確認することができる。しかし、このような機構は、嵌合時にプラグフレームとアダプタとが機械的に当接する機械的基準面(例えばJIS C 5973参照)に対して、アダプタの開口縁の位置が一定であり、かつアダプタの開口縁より外側では、光コネクタプラグの外面がすべて目視で確認可能であることを前提としている。
したがって、嵌合表示用マークに依存するのでは、機械的基準面からアダプタの開口縁の位置までの長さが異なるアダプタを使用したり、アダプタの周囲に光コネクタプラグの外面を覆ってしまうような構造物が設置されていたりする場合には、嵌合状態に異常があってもマークを目視できないために嵌合表示が不正確になる。
特許文献2の光コネクタは、アダプタのハウジングにピン孔を設けているため、ピン孔から塵埃等が侵入してアダプタ内部を汚染し、さらにはその塵埃が光コネクタの着脱時にフェルール等に付着する問題がある。また、ピン孔から突出する表示ピンを目視できるようにするため、アダプタの周囲を広く開けておく必要があるので、多数の光コネクタを縦横に高密度で設置したり、アダプタの周囲にピン孔を覆ってしまうような構造物が設置されていたりすると、作業者が表示ピンを確認できない問題がある。
特許文献3の光コネクタは、特許文献3の図4(A)においてフロントツマミの上下面に形成された凹部を、特許文献1のポートと同様の嵌合表示用マークとしている。このほか、特許文献3には、目視で嵌合状態を確認するための嵌合表示に関して格別の工夫は見当たらない。
特許文献4の光コネクタは、特許文献4の図2,図7に示されるように、接続状態ではプラグ本体の下面部に形成された本体側筒状部と外側部材の下面部に形成された部材側筒状部とが両者の後端の位置が一致するので、これら筒状部の動きから嵌合状態を確認することが可能と考えられる。
しかしながら、特許文献4の光コネクタは、通常のSC形光コネクタにおけるツマミをプラグ本体の一部として備え、このツマミのさらに外側に、内側部材及び外側部材を二重に重ねて取り付けている。特許文献4の図6,図7に示されるように、内側部材及び外側部材はアダプタの内部に入り込むことはできないので、接続時に嵌合表示が正しく機能するためには、通常の光コネクタと同様に、機械的基準面からアダプタの開口縁の位置までの長さが一定であることが必須となる。
したがって、特許文献4の光コネクタは、機械的基準面からアダプタの開口縁の位置までの長さが異なるアダプタに対応することはできない。
特許文献5の光コネクタは、嵌合時にロック用弾性爪が閉じるときのクリック感によって嵌合を確認する点は従来の光コネクタと変わるところがない。また、目視で嵌合状態を確認するための嵌合表示に関して格別の工夫も見当たらない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、嵌合状態を容易に確認することが可能な嵌合表示機能を備えた光コネクタを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、光ファイバを内挿固定するフェルールと、前記フェルールを内部に収容するコネクタ本体と、前記コネクタ本体の外周に装着される操作部と、前記コネクタ本体の外周に装着され、前記コネクタ本体長さ方向に摺動して後退する際に前記コネクタ本体と前記操作部との間を通る摺動スリーブ部と、を備える光コネクタであって、前記摺動スリーブ部は、前記コネクタ本体長さ方向に後退したときに前記操作部の後端から突出する嵌合表示部を有することを特徴とする光コネクタを提供する。
前記摺動スリーブ部は、前記フェルールの前方を覆うことが可能なシャッターを内蔵し、他の光コネクタとの接続時に前記シャッターが前記摺動スリーブ部の後退とともに開くことが好ましい。
前記嵌合表示部の色は、少なくとも前記操作部の後端付近の色と異なっていることが好ましい。
また、本発明は、光ファイバを内挿固定するフェルールと、前記フェルールを内部に収容するコネクタ本体と、前記コネクタ本体の外周に装着される操作部と、前記コネクタ本体の外周に装着され、前記コネクタ本体長さ方向に摺動して後退する際に前記コネクタ本体と前記操作部との間を通る摺動スリーブ部と、を備える光コネクタであって、前記摺動スリーブ部は、前記コネクタ本体長さ方向に後退したときに前記操作部に設けた窓から視認可能な嵌合表示マークを有することを特徴とする光コネクタを提供する。
前記摺動スリーブ部は、前記フェルールの前方を覆うことが可能なシャッターを内蔵し、他の光コネクタとの接続時に前記シャッターが前記摺動スリーブ部の後退とともに開くことが好ましい。
前記嵌合表示マークの色は、少なくとも前記操作部の前記窓の周辺の色と異なっていることが好ましい。
本発明によれば、コネクタ本体に対して、摺動スリーブ部及び操作部が互いに独立して前後移動可能であり、接続時に操作部を手に持ちながらでも、摺動スリーブ部の先端部が作用を受けて後退が可能である。そして、摺動スリーブ部の後端部に設けた嵌合表示部が、操作部の後端から突出し、または摺動スリーブ部の側面等に設けた嵌合表示マークが操作部に設けた穴から視認可能となるように構成したので、光コネクタの嵌合状態を容易に確認することが可能な嵌合表示機能を実現することができる。
本発明の第1形態例に係る光コネクタプラグの一例を示す斜視図である。 (A)は図1の光コネクタプラグの平面図、(B)はその縦断面図である。 (A)は図1の光コネクタプラグにおける摺動スリーブ部の前方から見た斜視図、(B)はその後方下側から見た斜視図である。 (A)は図3(A)のA−A線に沿う断面図、(B)は図3(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は摺動スリーブ部の正面図である。 (A)は図1の光コネクタプラグにおけるシャッターの斜視図、(B)はその側面図、(C)はその平面図である。 図1の光コネクタプラグにおける摺動スリーブ部とシャッターとを組み合わせた状態の斜視図である。 (A)は図1の光コネクタプラグにおけるスプリングの側面図、(B)はピンの側面図、(C)はピンの正面図である。 図1の光コネクタプラグにおけるストップリングの斜視図である。 (A)は図1の光コネクタプラグにおけるプラグフレームの左側面図、(B)はその平面図、(C)はその正面図、(D)はその背面図、(E)はその右側面図、(F)は(E)のC−C線に沿う断面図、(G)は(F)のD−D線に沿う断面図である。 (A)は図1の光コネクタプラグにおける操作部の前方から見た斜視図、(B)はその後方から見た斜視図である。 (A)は図10の操作部の片側断面にした平面図、(B)はその側面図、(C)はその背面図、(D)はその縦断面図、(E)はその正面図である。 (A)は図1の光コネクタプラグの嵌合前状態の縦断面図、(B)はその側面断面図である。 (A)は図1の光コネクタプラグの嵌合途中状態の縦断面図、(B)はその側面断面図である。 (A)は図1の光コネクタプラグの嵌合後状態の縦断面図、(B)はその側面断面図である。 (A)は図1の光コネクタプラグの嵌合前状態の側面図、(B)はその嵌合後状態の側面図である。 (A)は本発明の改変例に係る光コネクタプラグの嵌合前状態の側面図、(B)はその嵌合後状態の側面図である。 (A)は図16の光コネクタプラグにおける摺動スリーブ部の前方から見た斜視図、(B)はその後方下側から見た斜視図である。 (A)は本発明の第2形態例に係る光コネクタプラグの嵌合前状態の平面図、(B)はその嵌合後状態の平面図である。
以下、好適な実施の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1〜15に本発明の第1形態例に係る光コネクタプラグ1を示す。
図1及び図2に示すように、本形態例の光コネクタプラグ1の概略構成は、光ファイバケーブル7の先端部に露出された光ファイバが内挿固定されるフェルール11と、このフェルール11を内部に収容するコネクタ本体17と、コネクタ本体17の外周に装着された操作部5と、コネクタ本体17の外周に装着され、コネクタ本体17の長さ方向に摺動して後退可能な摺動スリーブ部3とを備える。
本形態例の場合、コネクタ本体17は、フェルール11を収容したプラグフレーム10と、フェルール11をその軸線方向前方(図2(B)の左側)に付勢するスプリング12をプラグフレーム10との間に挟み込むストップリング9とから構成されている。
フェルール11としては、ここではJIS C 5973等に規定されるSC形光コネクタのフェルール(SC:Single fiber Coupling)が用いられている。
光ファイバケーブル7は、ここでは光ファイバ心線7aの外周にアラミド繊維等の抗張力体を縦添えして外皮内に収納した光ファイバコードである。光ファイバ心線7aの先端部では、樹脂被覆が除去された裸光ファイバを露出して、フェルール11内に固定する。
抗張力体は、ストップリング9の後部9aと円筒状のカシメリング8との間にカシメによって固定される。また、外皮を有する光ファイバケーブル7は、光コネクタプラグ1の後端部ではブーツ6に内包されて保護される。
なお、本発明の光コネクタプラグが先端部に組み立てられる光ファイバは、光ファイバ心線、光ファイバコード、光ファイバケーブルなど、特に限定されるものではない。光ファイバは、光ファイバ心線などの外周に、エラストマー等からなる保護チューブを被せたもの等を用いることもできる。
図2に示すように、プラグフレーム10の後部10aには、ストップリング9の前部9cが収納され、嵌合や係止等により、プラグフレーム10とストップリング9とが外れないように一体化されている。フェルール11とストップリング9との間に収納されたスプリング12は、ストップリング9に反力を取ってフェルール11を前方に付勢し、他のフェルールと突き合わせたときに接合端面同士の間にフェルール押圧力を付与する。
図9に、プラグフレーム10を示す。図9(F)及び(G)に示すように、プラグフレーム10はスリーブ状(より詳しくは角筒状)に形成されており、図8に示すストップリング9の前部9cに装着される後部10aと、内側にアダプタと嵌合する嵌合凹部10gを有する先端部10bを有する。
プラグフレーム10の内部には、フェルール11のフランジ部と当接してフェルール11が先端側(図2(B)の左側)に抜け出すことを阻止する段部10cが形成されている。このプラグフレーム10の内部空間の段部10cに光ファイバ7aを取り付けたフェルール11が後方から装着される。その段部10cにおける突起10dは、フェルール11側の凹部に嵌合して回り止めとなる。また、外周部の係止突起10eは、図12に示すアダプタ15に嵌合させた時に、ロック用弾性爪15aが係止されるものである。係止突起10eの後方には摺動スリーブ部3が前方に抜けることを阻止する抜止め用凸部10fが突設されている。
図3及び図4に、光コネクタプラグ1に用いられる摺動スリーブ部3を示す。この摺動スリーブ部3は、合成樹脂製の角筒体であり、プラグフレーム10に対して前後方向に摺動自在にしてスライドするものである。
摺動スリーブ部3をプラグフレーム10に装着するには、摺動スリーブ部3の側壁3h,3iの間にプラグフレーム10の先端部10bを配置し、摺動スリーブ部3を後方へ(またはプラグフレーム10を前方へ)移動させて、抜止め用凸部10fが側壁3h,3iの間を通り抜け、さらにその前方に位置するまで押し込む。
図3(A)に示すように、摺動スリーブ部3の上部中央には、アダプタ等の受け側光コネクタとの嵌合時に誤挿入を防止するガイド突起3eが形成されている。
図3(B)に示す下端面の後部の突起3gは、摺動スリーブ部3を操作部5に嵌合させた際の、前方向への受け止めとなる突起である、同様に、後部側の側壁3h,3iの前端面が、図10に示す操作部5の弾性係止片5a,5bに係止されて、受け止めとなる。
図10及び図11に示すように、操作部5は、前側に一対の弾性係止片5a,5bを備える合成樹脂製の角筒体である。図2に示すように、操作部5は、ストップリング9の中央部9bに装着されている。
操作部5を後方(図14(A)の右方)に引いて操作すると、弾性係止片5a,5bが側壁3h,3iに係止して、摺動スリーブ部3を操作部5とともに後方に移動させることができる。弾性係止片5a,5bの後方には、摺動スリーブ部3の後部側の側壁3h,3iが収納される側壁収納溝5hが設けられている。
操作部5の上部の角形突起5cには、摺動スリーブ部3のガイド突起3eをガイドするガイド凹部5fが形成されている。また、ガイド凹部5fの左右両側には、摺動スリーブ部3の後端から延出された嵌合表示部31を収納する嵌合表示部収納溝51が形成されている。
操作部5の下部の内周面に形成された凹溝5dは、摺動スリーブ部3の下端面の後部の突起3gが収納される溝である。摺動スリーブ部3を操作部5に嵌合させた際、凹溝5dの前端部5eが突起3gと係合することで抜け止めとなる。
操作部5の内周面には、周方向の少なくとも一部にリブ状の凸部5gが形成されている。図2(B)に示すように、この凸部5gがストップリング9の外周に形成されたフランジ部9d(図9参照)に当接可能である。これにより、図12及び図13に示すように、接続時には、操作部5を摘みながら、ストップリング9及びプラグフレーム10を押し込むことができる。なお、図14に示す嵌合状態から光コネクタプラグ1を抜去するため操作部5を後方へ引き出すときには、凸部5gはフランジ部9dから離れることができる。
図5(E)に示すように、操作部5は、嵌合表示部収納溝51と凸部5gとが交差する位置に、貫通穴52を有する。この貫通穴52内では嵌合表示部31の全周が貫通穴52の周縁により保持される。
受け側光コネクタ15は、本形態例においては光コネクタプラグ1同士を対向した状態に位置決めして光接続するアダプタ(光コネクタアダプタ)である。このアダプタ15は、JIS C 5973等に規定されるSC形光コネクタアダプタである。
なお、本形態例の光コネクタプラグ1は、受け側光コネクタ15がレセプタクルであっても同様に使用できることはもちろんであるが、以下の説明では、受け側光コネクタがアダプタである場合について説明する。
図12〜図14に示すように、アダプタ15は、光コネクタプラグ1の先端部が挿入される開口部15bを接続方向の両側に備える。アダプタ15の内部には、フェルール11を位置決めする割りスリーブ16が収納されたスリーブホルダ15cと、このスリーブホルダ15cの両側に配置されたロック用弾性爪15aとが、アダプタ内部の奥から開口側に向けて突設されている。
アダプタ15は、スリーブホルダ15cをプラグフレーム10の嵌合凹部10gに嵌合させるとともに、一対のロック用弾性爪15aをプラグフレーム10の係止突起10eに係合させることにより、開口部15b内にプラグフレーム10を保持することができる。このときフェルール11の先端は、割りスリーブ16内に挿入される。
アダプタ15は、割りスリーブ16の両側から光コネクタプラグ1のフェルール11を挿入して収容することにより、両フェルール11同士を位置決めして突き合わせることができる。
図3に示すように、摺動スリーブ部3の前側の開口部3aの両側にそれぞれ設けられた台形状の突起3jは、アダプタ15のロック用弾性爪15aとプラグフレーム10の係止突起10eとによる嵌合時のロックを解除するためのロック解除手段である。図14(A)に示す嵌合状態においては、ロック用弾性爪15aの先端は突起3jを乗り越えて、より後方の凹部3kの位置に収容される。ロックを解除するときには、操作部5を後方に操作すると、操作部5とともに摺動スリーブ部3が引き出されて、台形突起3jがロック用弾性爪15aと係止突起10eとの間に入り込み、ロック用弾性爪15aを押し広げて係止突起10eとの結合を解除する。
摺動スリーブ部3の上下面にそれぞれ設けられたマーク30は、従来の嵌合表示用マークと同じもので、凹部や色の異なる部分などとして構成される。光コネクタプラグ1を一般的な寸法を有するアダプタと嵌合した時には、マーク30がアダプタ15の開口縁15dよりも内側に隠れ、嵌合が不完全な場合はマーク30がアダプタ15の外に露出されることによって、嵌合状態を表示する。
しかしながら、機械的基準面となるスリーブホルダ15cの位置からアダプタ15の開口縁15dの位置までの長さが異なるアダプタを使用したり、アダプタ15の周囲に光コネクタプラグ1の外面を覆ってしまうような構造物が設置されていたりする場合には、マーク30とアダプタ15の開口縁15dとの位置関係による嵌合表示は不十分である。
このため、本形態例の光コネクタプラグ1は、摺動スリーブ部3の後端部に片持ち梁上に延出された嵌合表示部31を有する。この嵌合表示部31は、未嵌合時には図2に示すように、操作部5の内側(詳しくは、図10及び図11に示す嵌合表示部収納溝51)に収納されている。また、嵌合表示部31は、摺動スリーブ部3がコネクタ本体長さ方向に後退したときに操作部5の後端50から突出可能である。
嵌合時には、アダプタ15のロック用弾性爪15a(図12参照)が摺動スリーブ部3に当接されて開かれる際に、摺動スリーブ部3は前進を妨げられるが、操作部5の内周面の凸部5gを介してストップリング9及びプラグフレーム10がアダプタ15に向けて押し込まれると、相対的に摺動スリーブ部3が操作部5に対して後退する状態(外観上は摺動スリーブ部3が停止して操作部5が前進する状態)となる。特定距離摺動すると、図14(B)及び図15(B)に示すように、嵌合表示部31の端部が操作部5よりも後方に突出する。
この特定距離は、嵌合完了の位置で嵌合表示部31が操作部5の後端50から突出するように設定される。嵌合開始前や嵌合途中では、嵌合表示部31が操作部5の後端50から突出しないので、嵌合表示部31の突出を確認することによって嵌合の完了を認識することができる。
これにより、アダプタ15の周囲に光コネクタプラグ1の外面を覆ってしまうような構造物が設置されていたりする場合でも、嵌合表示部31が操作部5よりも後方に突出したことをもって、嵌合状態を目視で容易に確認することができる。嵌合表示部31の作動は、摺動スリーブ部3がプラグフレーム10の係止突起10eと結合するロック用弾性爪15aに当接することによって開始されるので、嵌合時において、ロック用弾性爪15aから嵌合表示部31までの距離は一定である。すなわち、開口縁15dの位置が通常と異なるアダプタ15を用いる場合でも、通常と同じタイミングで嵌合表示部31が操作部5より後方に突出し、正確な嵌合表示機能を実現できる。
摺動スリーブ部3が操作部5と異なる色である場合、嵌合表示部31は、摺動スリーブ部3の他の部分と同じ色でもよい。この場合、少なくとも操作部5の後端付近の色が、嵌合表示部31の色と異なっていればよい。
また、嵌合表示をより明瞭にするため、嵌合表示部31に凹部や色の異なる部分などとして構成されるマーク(図示せず)を設け、このマークが操作部5の外に現れたかどうかによって嵌合状態を確認できるようにしてもよい。
本形態例の光コネクタプラグ1の場合、摺動スリーブ部3は、プラグフレーム10内に収容されたフェルール11の前方を覆うシャッター4を内蔵し、接続時にシャッター4が摺動スリーブ部3とともに後退することでシャッター4を開くように構成されている。
具体的には、図4(A)及び(B)の断面図に示すように、前部の開口部3aから内部に適宜長さのシャッター収納溝3b,3cが形成されている。これら一対の収納溝3b,3cは、摺動スリーブ部3における上下の内壁面に対向して設けられる。更に、その収納溝3b,3cの奥側に係止用の突起3dが設けられている。
摺動スリーブ部3のシャッター収納溝3b,3cに収納されるシャッター4は、図5に示すように、全体が弾性力を有する金属製で厚さが0.01〜0.1mmの薄板であって、通常(未嵌合時)の状態では、前部4cと後部4dとの間に位置する湾曲部4fがその弾性力によって所望の半径Rの形状で湾曲し、前部4cが軸芯に直交する方向(上下方向)に起立している。後部4dは平坦状態であり、略その中央部に係止用の孔4eが設けられている。シャッター4は、係止用の孔4eを摺動スリーブ部3の突起3dに係止して保持される。
シャッター4の後部4dの両側部には溝嵌合耳部4h,4iがあり、後部4dの幅が前部4c及び湾曲部4fの幅よりも広くされている、溝嵌合耳部4h,4iは、摺動スリーブ部3のシャッター収納溝3b,3cに幅一杯に嵌合して係合し、シャッター収納溝3b,3cを形成する両壁部に挟まれるようになっている。湾曲部4fの幅は、シャッター収納溝3b,3cの両端部における溝部分までの幅よりも狭いので、シャッター4の先端部4gが摺動スリーブ部3の内部空間に進出してフェルール11の前方を覆うように、湾曲部4fが湾曲する。
本形態例では、シャッター4を摺動スリーブ部3に取り付けるために、摺動スリーブ部3の内壁面に溝嵌合耳部4h,4iを嵌合するシャッター収納溝3b,3cと、係止用の孔4eを係止する突起3dを設けたが、この例に限らず、単に凹部を設けて、接着剤や圧入手段など公知の手段でシャッター4の後部4dを摺動スリーブ部3の内壁面に固定してもよい。
また、本形態例では、図6に示すように、同一形状若しくは略同一形状のシャッター4を一対のシャッター4a,4bから構成している。場合によっては、一枚のシャッター4としても良い。この場合には、シャッター4の先端部4gまでの長さを、図5に示すものより少し長くすることで、光をより確実に遮光することができる。
図6に、摺動スリーブ部3のシャッター収納溝3b,3cにシャッター4a,4bを収納した状態の斜視図を示す。この一対のシャッター4a,4bの前部4cは、未嵌合状態において、フェルール11に固定された光ファイバ端面からの光を確実に遮断すべく、前部4cの先端部4gが互いに重畳するよう、図4(B)に示すように、開口部3aの端面からシャッター収納溝3b,3cの奥端面までの位置、即ち、シャッターの後部4dの係止位置が、前後方向でαだけずれている。これにより、シャッター4a,4bの閉塞状態において、その先端部4g同士が不完全に当接するのではなく、図2(B)に示すように、完全に重畳するようになるので、遮光が確実になる。
遮光構成部材2は、前後方向にスライド自在な摺動スリーブ部3と、これと一体にして移動する一対のシャッター4a,4bと、摺動スリーブ部3を付勢するスプリング13と、棒状のピン14とで概ね構成されている。
図2(B)に示すように、ピン14は、スプリング13のガイド及び座屈防止のため、スプリング13のコイル内に挿通されている。
スプリング13の前端側は、摺動スリーブ部3のガイド突起3eの後部から中央にかけて形成された凹部3fに収納される。また、スプリング13の後端側は、ストップリング9と操作部5との間の空間に配設されている。
摺動スリーブ部3の後部も、ストップリング9と操作部5との間の空間部に収納されるので、光コネクタプラグ1の外側に遮光構成部材2の一部が突出するようなことが無く、作業者が怪我をする等の障害が発生しない。
シャッター4は、それ自身が金属製の弾性力を有する部材で形成されているので、未嵌合時にはシャッター4の前部4cがその弾性力によって湾曲して起立し、フェルール11に内包された光ファイバ端面からの光が遮断される。また、嵌合時には、摺動スリーブ部3と一体に後退して、プラグフレーム10の先端部10bにシャッター4の前部4cが当接して強制的に湾曲部4fが弾性力に抗して平らに均されて摺動スリーブ部3の収納溝3b,3cに収納され、遮光作用が解除される。
また、スプリング13は、嵌合時におけるアダプタ15のロック用弾性爪15a(図12参照)が摺動スリーブ部3に当接されて開かれる際の抵抗力よりも小さな弾性力(例えば、0.1N〜3N)を有する。さらに、光コネクタプラグ1をアダプタ15から抜去した際には、接続時に後退した摺動スリーブ部3を、0.1N〜3Nの弾性力で自動的に前進させ元の位置に戻す。これにより、抜去後は、速やかにシャッター4の前部4cが起立し、未嵌合時と同じく、フェルール11に内包された光ファイバ端面からの光が遮断される。
本発明に係る光コネクタプラグ1の使用方法を図12〜15を参照して説明する。
光コネクタプラグ1の嵌合前の状態を図12に示す。このときは、図12(B)に示すように、摺動スリーブ部3はスプリング13によって操作部5から前方に付勢され、フェルール11の前方の位置においてシャッター4a,4bが互いの端部4gを重畳して閉塞している。
光コネクタプラグ1の嵌合途中の状態を図13に示す。操作部5を持って、アダプタ15の開口部15bに向かって、光コネクタプラグ1の摺動スリーブ部3を挿入させると、摺動スリーブ部3の先端部が、開口部15bから中に進入してアダプタ15のロック用弾性爪15aの端部に当接する。
この図13に示す状態から、さらに光コネクタプラグ1を挿入すると、ロック用弾性爪15aが閉じたままでいようとする弾性力がスプリング13の付勢力よりも強いので、スプリング13が力負けして摺動スリーブ部3が後方に押し込まれる。すると、一対のシャッター4a,4bは、係止用の孔4eが摺動スリーブ部3の突起3dに係止されているので、後退する摺動スリーブ部3とともに一体となって後退し、プラグフレーム10の先端部10bに当接して、湾曲部4fが強制的にその弾性力に抗して平らに均されて平板状になり、摺動スリーブ部3の内壁面に押し付けられて収納溝3b,3cの上下方向の厚さの範囲内に収まる。
摺動スリーブ部3が更に後退し、フェルール11の先端部が摺動スリーブ部3の前側開口部3a(図3及び図15(B)参照)から突出し、このフェルール11がアダプタ15の割りスリーブ16に、プラグフレーム10の嵌合凹部10gがアダプタ15のスリーブホルダ15cに、それぞれ嵌合されると、図14に示すように光コネクタプラグ1の嵌合後の状態になる。このとき図14(A)に示すようにアダプタ15側のロック用弾性爪15aが、プラグフレーム10の側面の係止突起10eに係止される。また、摺動スリーブ部3のガイド突起3eが、操作部5のガイド凹部5f(図10参照)に摺接して待避する。シャッター4a,4bは、シャッター収納溝3b,3cにおいて、全体が平坦な状態になる。それにより、遮光構成部材2の遮光作用が解除されるので、光ファイバケーブル7の光通信が可能となる。
本形態例の光コネクタプラグ1においては、アダプタ15への嵌合後、図14(B)に示すように、摺動スリーブ部3の後端に形成された嵌合表示部31が、操作部5の内側を通って後方に突出する。接続時、光軸方向(図14の左右方向)における摺動スリーブ部3の位置は、その側面の係合凹部3kがアダプタ15のロック用弾性爪15aに係合することで決まり、操作部5の位置は、その内周面の凸部5gが、プラグフレーム10と一体化されたストップリング9のフランジ部9dの当接することで決まる。したがって、嵌合表示部31が操作部5の後方から突出するかどうかは、アダプタ15の内部に設けられたロック用弾性爪15aやスリーブホルダ15c等の構造物との関係で決まり、開口縁15dとの関係には依存しないので、機械的基準面からアダプタの開口縁の位置までの長さが異なるアダプタを使用したり、アダプタの周囲に光コネクタプラグの外面を覆ってしまうような構造物が設置されていたりする場合にも光コネクタプラグの嵌合状態を容易に確認することが可能な嵌合表示機能を実現することができる。
光コネクタプラグ1がアダプタ15から抜去する場合には、操作部5を後方に操作すると、操作部5とともに摺動スリーブ部3が引き出されて、台形突起3jがロック用弾性爪15aと係止突起10eとの間に入り込み、ロック用弾性爪15aを押し広げて係止突起10eとの結合を解除し、光コネクタプラグ1が引き抜き可能になる。さらに光コネクタプラグ1を引き抜いて、摺動スリーブ部3がアダプタ15の外に出ると、図14から図12へと逆の手順で、摺動スリーブ部3がスプリング13の付勢力で前方に押し出され、嵌合表示部31は操作部5の内側に隠される。これと同時に、シャッター4a,4bも前に進出して、プラグフレーム10の先端部10bの押さえ作用から解放され、湾曲部4fがその弾性力で元の状態に湾曲して摺動スリーブ部3の空間部に進入し、その先端部4gを互いに重畳させて、光ファイバの遮光作用をする。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
図16に改変例に係る光コネクタプラグ1Aを示し、図17にその摺動スリーブ部3Aを示す。この光コネクタプラグ1Aは、摺動スリーブ部3Aの後部側の側壁3h,3iから延出した嵌合表示部32と、下端面の後部の突起3gから後方に延出した嵌合表示部33を備える。側壁3h,3iから延出した嵌合表示部32は、接続時に操作部5の側壁収納溝5hを通って操作部5よりも後方に突出する。また、突起3gから後方に延出した嵌合表示部33は、接続時に操作部5の下側の凹溝5dに沿って操作部5よりも後方に突出する。いずれかの嵌合表示部32,33を目視することによって嵌合状態を確認することが可能である。
また、特に図示はしないが、摺動スリーブ部の後端面の4隅から嵌合表示部を延出することも可能である。この場合は、該嵌合表示部が通過する穴を操作部5の内周面の凸部5gに開口することで、接続時に操作部5より後方に突出させることができる。
このほか、摺動スリーブ部の後端部から嵌合表示部を延出する位置は特に限定されないものではなく、任意の位置に嵌合表示部を設けることができる。嵌合表示部を設ける個数も限定されず、1つでも2つ以上でもかまわない。
これらの嵌合表示部は、摺動スリーブ部が操作部と異なる色である場合、摺動スリーブ部の他の部分と同じ色でもよい。この場合、少なくとも前記操作部の後端付近の色が、嵌合表示部の色と異なっていればよい。
また、嵌合表示をより明瞭にするため、嵌合表示部に凹部や色の異なる部分などとして構成されるマークを設け、このマークが操作部の後端から外に現れたかどうかによって嵌合状態を確認できるようにしてもよい。
図18に、本発明の第2形態例に係る光コネクタプラグ1Bを示す。本形態例の光コネクタの構造は、摺動スリーブ部3Bが嵌合表示部31,32,33の代わりに嵌合表示マーク34を有することと、操作部5Bが窓53を有すること以外は、上述の第1形態例に係る光コネクタと同様に構成することができるので、ここでは、特に嵌合表示マーク34及び窓53の構成について説明する。
この光コネクタプラグ1Bは、摺動スリーブ部3Bの側面に嵌合表示マーク34を有し、操作部5Bの側面には、摺動スリーブ部3Bが後退したときに嵌合表示マーク34を視認可能とする窓53を有する。図18(A)に示すように、嵌合前状態では嵌合表示マーク34が操作部5Bの中に隠れて視認不能である。また、図18(B)に示すように、嵌合後状態では、嵌合表示マーク34が窓53から視認可能になる。窓53は、単なる貫通穴でもよく、透明材料で閉鎖した構造でも構わない。
嵌合表示マーク34及び窓53の位置は、嵌合完了の位置で嵌合表示マーク34が窓53から露出されるように設定される。嵌合開始前や嵌合途中では、嵌合表示マーク34を窓53に目視することができないので、嵌合表示マーク34を目視確認することによって嵌合の完了を認識することができる。
すなわち、本形態例の光コネクタプラグ1Bによれば、窓53を通じて嵌合表示マーク34を目視することによって嵌合状態を確認することが可能である。なお、窓53及び嵌合表示マーク34を設ける位置は、図示したようにガイド突起3eが形成された面に限らず、他の面に設けることもできる。
嵌合表示マーク34の色は、少なくとも操作部5Bの窓53の周辺の色と異なると、より視認が容易になり、好ましい。
本発明の第2形態例に係る嵌合表示マーク34を有する光コネクタプラグ1Bは、第1形態例の光コネクタプラグ1,1Aと同様に、摺動スリーブ部3Bは、上述のフェルール11の前方を覆うことが可能なシャッター4,4a,4b(図5、図6等を参照)を内蔵することができる。このシャッター4,4a,4bは、アダプタ15等との接続時に摺動スリーブ部3Bの後退とともに開くように構成することも可能である。
1,1A…光コネクタプラグ、2…遮光構成部材、3,3A,3B…摺動スリーブ部(フロントツマミ)、3b,3c…シャッター収納溝、3j…ロック解除手段(台形突起)、4,4a,4b…シャッター、5,5B…操作部(リアツマミ)、10…プラグフレーム、10b…プラグフレームの先端部、10e…係止突起(結合部)、10g…嵌合凹部、11…フェルール、15…受け側光コネクタ(アダプタ)、15a…ロック用弾性爪、15b…開口部、15c…スリーブホルダ(嵌合部)、15d…開口縁、31,32,33…嵌合表示部、34…嵌合表示マーク、51…嵌合表示部収納溝、53…窓。

Claims (6)

  1. 光ファイバ(7a)を内挿固定するフェルール(11)と、
    前記フェルールを内部に収容するコネクタ本体(17)と、
    前記コネクタ本体の外周に装着される操作部(5)と、
    前記コネクタ本体の外周に装着され、前記コネクタ本体長さ方向に摺動して後退する際に前記コネクタ本体と前記操作部との間を通る摺動スリーブ部(3,3A)と、
    を備える光コネクタ(1,1A)であって、
    前記摺動スリーブ部は、前記コネクタ本体長さ方向に後退したときに前記操作部の後端から突出する嵌合表示部(31,32,33)を有することを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記摺動スリーブ部は、前記フェルールの前方を覆うことが可能なシャッター(4,4a,4b)を内蔵し、他の光コネクタとの接続時に前記シャッターが前記摺動スリーブ部の後退とともに開くことを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記嵌合表示部の色は、少なくとも前記操作部の後端付近の色と異なっていることを特徴とする請求項1または2に記載の光コネクタ。
  4. 光ファイバ(7a)を内挿固定するフェルール(11)と、
    前記フェルールを内部に収容するコネクタ本体(17)と、
    前記コネクタ本体の外周に装着される操作部(5B)と、
    前記コネクタ本体の外周に装着され、前記コネクタ本体長さ方向に摺動して後退する際に前記コネクタ本体と前記操作部との間を通る摺動スリーブ部(3B)と、
    を備える光コネクタ(1B)であって、
    前記摺動スリーブ部は、前記コネクタ本体長さ方向に後退したときに前記操作部に設けた窓(53)から視認可能な嵌合表示マーク(34)を有することを特徴とする光コネクタ。
  5. 前記摺動スリーブ部は、前記フェルールの前方を覆うことが可能なシャッター(4,4a,4b)を内蔵し、他の光コネクタとの接続時に前記シャッターが前記摺動スリーブ部の後退とともに開くことを特徴とする請求項4に記載の光コネクタ。
  6. 前記嵌合表示マークの色は、少なくとも前記操作部の前記窓の周辺の色と異なっていることを特徴とする請求項4または5に記載の光コネクタ。
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