JP5717554B2 - 光コネクタプラグの半挿し防止装置 - Google Patents

光コネクタプラグの半挿し防止装置 Download PDF

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本発明は、光コネクタアダプタに対し、非嵌合時にはシャッタで遮断され、嵌合時にはシャッタを自動開放するようにしたシャッタ付き光コネクタプラグに係り、嵌合時における光コネクタプラグの半挿し状態を未然に回避できるようにした光コネクタプラグの半挿し防止装置に関する。
従来、本件出願人自身により先に出願された特許文献1において、光コネクタアダプタに対する非嵌合時にはシャッタで常時遮断され、光コネクタアダプタに対する嵌合時にはシャッタを自動開放させられるようにしたシャッタ付き光コネクタプラグを提案した。すなわち、この発明は、光プラグのツマミの上側を覆うように後部のストッパガイド及び中間のスプリングガイドと、ツマミの前部外周を覆うアウターカバーとを備え、該アウターカバーは光コネクタアダプタに押されて光プラグのツマミの先端位置から後端位置へ後退移動可能とすると共に、アウターカバー内側には、閉蓋位置から開蓋位置へ揺動可能となるシャッタが設けられ、アウターカバーが前後移動されるのに連動して、シャッタをシャッタ自動開閉機構によって自動開閉可能にしたものである。
特願2010−36285(平成22年2月22日出願)
しかしながら、従来のシャッタ付き光コネクタプラグは、光コネクタプラグ(特に前方部分)がアウターカバーによって覆われて外からは見えないため、アダプタ嵌合時において光コネクタプラグの半挿し状態であるか完全(正常)挿し状態であるかを確認することができなかった。したがって、光コネクタアダプタの反対側から他方の光コネクタプラグを挿入した際に、当該アダプタの両端から挿入された両プラグ同志が互いに未接続あるいは不完全接触となる虞れがあった。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、光コネクタアダプタに対し、非嵌合時にはシャッタで遮断され、嵌合時にはシャッタを自動開放される光プラグにおいて、アダプタ嵌合時における光コネクタプラグの半挿し状態であるか完全(正常)挿し状態であるかを容易に確認することができると共に、光コネクタプラグの完全(正常)挿し状態を維持することができ、これによって光コネクタアダプタの双方から挿入された光コネクタプラグ同志が互いに未接続あるいは不完全接続となるのを防止できるようにした光コネクタプラグの半挿し防止装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、光プラグのツマミの上側を覆うように後部のストッパガイド及び中間のスプリングガイドと、ツマミの前部外周を覆うアウターカバーとを備え、該アウターカバーは光コネクタアダプタに押されて光プラグのツマミの先端位置から後端位置へ後退移動可能とし、アウターカバー内側には、閉蓋位置から開蓋位置へ揺動可能となるシャッタが設けられ、アウターカバーが前後移動されるのに連動して光プラグのツマミ先端をシャッタで開閉可能にする光コネクタプラグであって、アウターカバーの後端部に位置合わせ用の第1凸部が突設され、この第1凸部に対応すべくツマミの後端部に位置合わせ用の第2凸部が突設され、アウターカバーがスプリングガイドと共に後部のストッパガイド位置まで後退移動した移動端にて、前記アダプタに対して前記光プラグが正常に嵌合した状態において両凸部が重なるように形成すると共に、前記両凸部の重なりを維持するために第1凸部と第2凸部とに跨って装着可能とした半挿し防止用のキャップを備えていることを特徴とする。
キャップは、アウターカバー上部に当接される天井部と、互いに合致した状態の第1凸部と第2凸部とに跨って装着される左右側面部と、光コネクタプラグのブーツに嵌合する切欠嵌合部を有する後部とを備え、後部に対向する前側は左右側面部から互いに内側に湾曲した係止縁部を有して開口されている。
キャップは、光コネクタプラグのブーツの後縁部に落下防止用のベルトを介して一体接続されている。
スプリングガイドの表面に任意の色の着色部分を形成し、第1凸部と第2凸部とが完全に重なった状態でアウターカバーによって着色部分が隠蔽されるものとなっている。
本発明によれば、光コネクタアダプタに対し、非嵌合時にはシャッタで遮断され、嵌合時にはシャッタを自動開放される光プラグにおいて、アダプタ嵌合時における光コネクタプラグの半挿し状態であるか完全(正常)挿し状態であるかを容易に確認することができると共に、光コネクタプラグの完全(正常)挿し状態を維持することができる。
すなわち、アウターカバーの後端部に位置合わせ用の第1凸部が突設され、この第1凸部に対応すべくツマミの後端部に位置合わせ用の第2凸部が突設され、アウターカバーがスプリングガイドと共に後部のストッパガイド位置まで後退移動した移動端にて、前記アダプタに対して前記光プラグが正常に嵌合した状態において両凸部が重なるように形成すると共に、前記両凸部の重なりを維持するために第1凸部と第2凸部とに跨って装着可能とした半挿し防止用のキャップを備えているので、アウターカバーの第1凸部とツマミの第2凸部との完全に重なった状態でキャップを装着しておけば、前記アダプタの他方の挿入開口部に挿入された他方の光プラグとの未接続あるいは不完全接続を確実に防止することができる。
また、アウターカバーの第1凸部とツマミの第2凸部とのそれぞれの位置が合致していないアダプタ半挿し状態においては、キャップが両者に跨って装着しようとしても、当該両者の前後位置ズレによってキャップが装着できないことから、嵌合時における光コネクタプラグの半挿し状態であるか完全(正常)挿し状態であるかを容易に判断することができる。
キャップは、アウターカバー上部に当接される天井部と、互いに合致した状態の第1凸部と第2凸部とに跨って装着される左右側面部と、光コネクタプラグのブーツに嵌合する略U字型の切欠嵌合部を有する後部とを備え、後部に対向する前側は左右側面部から互いに内側に湾曲した係止縁部を有して開口されているので、アウターカバーの第1凸部とツマミの第2凸部との重なった状態でキャップを装着した際には、これら天井部、左右側面部、後部、係止縁部それぞれによって両凸部の前後方向への位置ズレを完全に阻止でき、光コネクタプラグのアダプタ正常嵌合状態を確実に維持させておくことができる。
また、キャップは、光プラグのブーツの後縁部に落下防止用のベルトを介して一体接続されているので、両凸部から取り外された際のキャップの落下、紛失等を未然に防止することができる。
スプリングガイドの表面に任意の色の着色部分を形成し、第1凸部と第2凸部とが完全に重なった状態でアウターカバーによって着色部分が隠蔽されるものとしたので、スプリングガイドの表面の着色部分が外から見えるか見えないかによって、嵌合時における光コネクタプラグの半挿し状態であるか完全(正常)挿し状態であるかを容易確実に判断することができる。
本発明を実施するための一形態におけるキャップが組付前のブーツの後端部に連結されている状態を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は正面図、(e)は背面図、(f)は全体斜視図である。の分解斜視図である。 キャップを備えたブーツが組み付けられた光コネクタプラグの拡大斜視図である。 光コネクタプラグのアウターカバーの前側開口部を光コネクタアダプタの挿入開口部の入口に突き当てた状態の全体斜視図である。 光プラグがアウターカバーから前方に突出移動し、アウターカバーがスプリングガイドと共に後部のストッパガイド位置まで後退移動した状態(正常嵌合状態)の全体斜視図である。 アウターカバーの後端部の第1凸部とツマミの後端部の第2凸部とのそれぞれの位置が合致した状態でキャップが両者に跨って装着されている状態の全体斜視図である。 同じくキャップ装着後の状態の全体斜視図である。 アウターカバーの後端部の第1凸部とツマミの後端部の第2凸部とのそれぞれの位置が合致した状態でキャップが両者に跨って装着される前状態(アダプタに対して光コネクタが正常に嵌合した状態)の縦断面図である。 同じくキャップ装着後の状態の縦断面図である。 同じく閉鎖状態のシャッタ部分を示す一部縦断面図である。 アウターカバーの後端部の第1凸部とツマミの後端部の第2凸部とのそれぞれの位置が合致していない状態(半挿し状態)の全体斜視図である。 アウターカバーの後端部の第1凸部とツマミの後端部の第2凸部とのそれぞれの位置が合致していない状態(半挿し状態)においてキャップが両者に跨って装着不可となった状態の全体斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の一形態を詳細に説明する。
本発明において、図において示される符号Pは光プラグであり、該光プラグPは図7および図8に示したように、筒形のプラグフレーム1と、該プラグフレーム1の後部内に、係合突起及び係合孔とからなる係合手段によって前部を嵌合固定した円筒形のストップリング2と、該ストップリング2の後部外周面との間にケブラをカシメ固定するカシメリング4と、上記ストップリング2及びカシメリング4内に挿通した光ファイバと、該光ファイバを軸心に貫通固定し、上記ストップリング2との間に圧縮バネ6を介在して上記プラグフレーム1の軸心に配設したフェルール7と、上記カシメリング4の後部外周面との間にコード外被を固定するリングと、上記カシメリング4及び光ファイバコード10を被覆するブーツ11と、前記プラグフレーム1、ストップリング2それぞれを覆うツマミ12とで構成されている。
図7、図8、図9に示したように、光プラグPのツマミ12外周には、光コネクタアダプタQに対する非嵌合時にはシャッタ21で常時遮断され、光コネクタアダプタQに対する嵌合時にはシャッタ21を自動開放させられるようにしたシャッタ自動開閉機構Sが取り付けられている。
すなわち、このシャッタ自動開閉機構Sは、ツマミ12の上側を覆うように後部のストッパガイド22及び中間のスプリングガイド23と、ツマミ12の前部を角形状に覆うアウターカバー24とが互いに伸縮可能となるように取り付けられることで光プラグPに装着されている。
ストッパガイド22は、後部寄り下側に垂下させた係合突起25を、ツマミ12とブーツ11との間の隙間26に係合させて固定している。そして、ストッパガイド22の内側には前方に向けて突起27を形成し、該突起27にスプリング28の一端が掛止されている。スプリングガイド23は、ストッパガイド22の上面を摺動自在に移動でき、内側には前記スプリング28の略中間部分が通せるようになっている。
アウターカバー24は、光コネクタアダプタQのハウジングH外周と略同形の略角筒状に形成されており、その上側から後部側へ向けて突出した延長部分24aがスプリングガイド23の上面を摺動自在に移動できるようになっている。そして、この延長部分24aの内側には後方に向けて突起29を形成し、該突起29に一端が突起27に掛止された前記スプリング28の他端が掛止されている。
アウターカバー24の筒内部には光プラグPのツマミ12が挿入され、アウターカバー24の左右内壁面の略上側に互いに内方に向けて突設したガイド突起30が、ツマミ12の左右外壁面の上部長手方向に沿って形成されたガイド長溝31に係合している(図2、図3、図4、図5、図6、図10、図11参照)。これによって、アウターカバー24に対しプラグP(ツマミ12)が前方に移動するとスプリング28が圧縮されながら当該アウターカバー24がガイド長溝31に沿ってストッパガイド22側(ツマミ12の後部側)へ向けて相対摺動する。
また、図2、図3、図7、図8に示すように、ストッパガイド22の上面中央後端部には係止部32が上方に向けて突設され、これに対向してスプリングガイド23の後端中央に凹部33が形成されている。これにより、アウターカバー24およびスプリングガイド23のストッパガイド22後方側への摺動離脱を係止部32と凹部33との嵌合によってストップさせられるようにしてある。
図7、図8、図9に示すように、アウターカバー24の前側開口部内側には、略断面円弧形マスク状(略1/4の球殻)となったシャッタ21が開閉軸部によって開閉自在(シャッタ21面が前向位置と上向位置との間を揺動可能)となって設けられている。アウターカバー24の開口部上面は、シャッタ21が上向位置に揺動した際の退避スペースが得られるよう上方に向けて円弧型フード状に形成されている。そして、アウターカバー24が前後移動されるのに連動して、シャッタ21をシャッタ自動開閉機構Sによって自動開閉可能にしてある。
また、アウターカバー24の底部には底カバー45が設けられ、該底カバー45上の前面開口側には、閉動されたシャッタ21の下端部分を支持するための凹部36が形成されている。そして、この底カバー45と、前記したツマミ12とブーツ11との間の隙間26に係合しているストッパガイド22の係合突起25とにより、既存の光プラグPに対しシャッタ自動開閉機構Sを容易に装着させることができるようになっている。
尚、シャッタ自動開閉機構Sは、アウターカバー24の前後移動によって駆動されるラックアンドピニオン方式によってシャッタ21が開閉するようになっているが、この方式に限られるものでないことは勿論である。
また、図9に示すように、シャッタ21の上縁部内側には断面略台形状の凸部37を設けてあり、光コネクタアダプタQに対する光プラグPの挿入前において、故意にブーツ11を持って前方に押した場合でもシャッタ21にある凸部37にプラグフレーム1が当たって係止されることで、シャッタ21自体はフェルール7先端に接触しないようになっている。
上記した基本構成において、本実施形態の特徴は、図2、図3、図4に示すように、アウターカバー24の後部延長部分24aの後端部左右両端に互いに外側に向けて位置合わせ用の第1凸部51が突設され、ツマミ12の後端部左右両側に位置合わせ用の第2凸部52が前記第1凸部51に対応して突設されている。これら両凸部51、52は互いに同じ突出高さと同じ横幅となって形成されており、両者が上下で段差なく面一となって完全に重なった状態では、アウターカバー24がスプリングガイド23と共に後部のストッパガイド22位置まで正常に後退移動した状態(アダプタ正常嵌合状態)となるようにしてある。
また、ブーツ11の後縁部には半挿し防止用のキャップ53が落下防止用のベルト54を介して一体成形されている。尚、この落下防止用のベルト54は、必ずしも必要とされるものではなく、キャップ53自体が別体であってもよい。
すなわち、このキャップ53は、図1(a)乃至図1(f)、図2、図3、図4に示すように、アウターカバー24の後部延長部分24a上側に当接される略ドーム型の天井部53aと、互いに合致した状態の第1凸部51と第2凸部52とに跨って装着される左右側面部53b、53cと、ブーツ11に嵌合する略U字型の切欠嵌合部53dを有する後部53eとを備え、後部53eに対向する前側は、左右側面部53b、53cの片側側端から互いに内側に向けて僅かに湾曲した係止縁部53fを残して開口されている。そして、ブーツ11の後縁部から後方へ向けて一体延設した可撓性のあるベルト54の先端がキャップ53の後部53e側の天井部53a寄りに接続されている。尚、図示例では左右側面部53b、53cの各内側には縦方向に沿って複数のガイド溝条が形成されているが、これらは不可欠のものではない。
そして、図5、図6、図7、図8に示すように、ブーツ12に対してベルト54を前方側に向けて湾曲させることで、第1凸部51の位置と第2凸部52の位置とが互いに合致している状態で両者に跨るように上方から装着されるものとしてある。
このようにキャップ53がベルト54を介して折り返した際には当該キャップ53は後方から前方に向けて180度回転されるため、天井部53a、左右側面部53b、53c、後部53e、前側の係止縁部53fそれぞれがそれら名称に対応した本来の位置となる。
そして、左右側面部53b、53cが、互いに合致した状態の第1凸部51と第2凸部52とに跨って装着され、この装着後には天井部53aがアウターカバー24の延長部分24a上側に当接され、且つ後部53eの切欠嵌合部53dはブーツ11に嵌合し、係止縁部53fは第1凸部51と第2凸部52を後側から係止する。
さらに、ストッパガイド22の上面を摺動自在に移動できるスプリングガイド23の表面に例えば赤色等の着色部分55を形成しておくことで、アダプタ半挿し状態であるかアダプタ正常挿し状態であるかを確認できるようにしてある。
次に、以上のように構成された形態についての使用、動作の一例について説明する。
図3、図4に示すように、光プラグPのアウターカバー24の前側開口部を光コネクタアダプタQの挿入開口部の入口に突き当てた状態でアウターカバー24が後退し始める。
そして、光プラグPがアウターカバー24から前方に突出移動すると同時にシャッタ21がシャッタ自動開閉機構Sによって自動開放され、フェルール7が光コネクタアダプタQのスリーブホルダRに嵌合される(図7参照)。このとき、アウターカバー24がスプリングガイド23と共に後部のストッパガイド22位置まで正常に後退移動した状態(光プラグPのアダプタ正常嵌合状態)となる。
このような移動端においては第1凸部51の位置と第2凸部52の位置とが互いに合致しており、この状態で図5、図6、図8に示すように、ブーツ11に一体形成された半挿し防止用のキャップ53を第1凸部51と第2凸部52との両者に跨って装着されることで、アウターカバー24がストッパガイド22位置まで完全に後退移動している状態、すなわちアダプタQに対する光プラグPの正常嵌合状態であることが確認できる。
尚、使用にあたって、この光プラグPとは別に、光コネクタアダプタQの他方の挿入開口部に他方の光プラグPを挿入して両光プラグ同志を接続するが、この際、どちら側の光プラグPを先に挿入しても構わない。
図10、図11に示すように、アウターカバー24の第1凸部51とツマミ12の第2凸部52とのそれぞれの位置が合致していない状態(光プラグPのアダプタ半挿し状態)においては、キャップ53が両者に跨って装着しようとしても、当該両者の前後位置ズレによってキャップ53が装着できない(このときスプリングガイド23の表面の着色部分55がアウターカバー24の延長部分24a後方に一部露出している状態となる)。
このときには、第1凸部51と第2凸部52とのそれぞれの位置が合致するまでツマミ12を再度押し込み、両者の前後位置ズレがなくなって互いに重なった時点でキャップ53を装着する(このときスプリングガイド23の表面の着色部分55がアウターカバー24の延長部分24aによって完全に隠れた状態となる)。すなわち、キャップ53は、アダプタQに対する光プラグPの正常嵌合状態を維持するために使用される。また、スプリングガイド23の表面の着色部分55が見えるか見えないかによって、嵌合時における光プラグPの半挿し状態であるか完全(正常)挿し状態であるかを容易に確認することができる。
光コネクタアダプタQから光プラグPを引き抜くときには、装着されているキャップ53を上方へ引き抜く。
こうして、アダプタQに対して一方の光プラグPが正常嵌合状態でないときに、光アダプタQの反対側から他方の光プラグPを挿入しても、両光プラグP同志互いに未接続あるいは不完全接触となる可能性が高いが、本キャップ5を装着することによってこのような欠陥を確実に防止できるものである。
H ハウジング
P 光プラグ
Q 光コネクタアダプタ
S シャッタ自動開閉機構
1 プラグフレーム
2 ストップリング
4 カシメリング
6 圧縮バネ
7 フェルール
10 光ファイバコード
11 ブーツ
12 ツマミ
21 シャッタ
22 ストッパガイド
23 スプリングガイド
24 アウターカバー
24a 延長部分
25 係合突起
26 隙間
27 突起
28 スプリング
29 突起
30 ガイド突起
31 ガイド長溝
32 係止部
33 凹部
45 底カバー
51 第1凸部
52 第2凸部
53 キャップ
53a 天井部
53b 左側面部
53c 右側面部
53d 切欠嵌合部
53e 後部
53f 係止縁部
54 落下防止用のベルト
55 着色部分

Claims (4)

  1. 光プラグのツマミの上側を覆うように後部のストッパガイド及び中間のスプリングガイドと、ツマミの前部外周を覆うアウターカバーとを備え、該アウターカバーは光コネクタアダプタに押されて光プラグのツマミの先端位置から後端位置へ後退移動可能とし、アウターカバー内側には、閉蓋位置から開蓋位置へ揺動可能となるシャッタが設けられ、アウターカバーが前後移動されるのに連動して光プラグのツマミ先端をシャッタで開閉可能にする光コネクタプラグであって、アウターカバーの後端部に位置合わせ用の第1凸部が突設され、この第1凸部に対応すべくツマミの後端部に位置合わせ用の第2凸部が突設され、アウターカバーがスプリングガイドと共に後部のストッパガイド位置まで後退移動した移動端にて、前記アダプタに対して前記光プラグが正常に嵌合した状態において両凸部が重なるように形成すると共に、前記両凸部の重なりを維持するために第1凸部と第2凸部とに跨って装着可能とした半挿し防止用のキャップを備えていることを特徴とする光コネクタプラグの半挿し防止装置。
  2. キャップは、アウターカバー上部に当接される天井部と、互いに合致した状態の第1凸部と第2凸部とに跨って装着される左右側面部と、光コネクタプラグのブーツに嵌合する切欠嵌合部を有する後部とを備え、後部に対向する前側は左右側面部から互いに内側に湾曲した係止縁部を有して開口されている請求項1記載の光コネクタプラグの半挿し防止装置。
  3. キャップは、光コネクタプラグのブーツの後縁部に落下防止用のベルトを介して一体接続されている請求項1または2記載の光コネクタプラグの半挿し防止装置。
  4. スプリングガイドの表面に任意の色の着色部分を形成し、第1凸部と第2凸部とが完全に重なった状態でアウターカバーによって着色部分が隠蔽されるものとした請求項1乃至3のいずれかに記載の光コネクタプラグの半挿し防止装置。
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