JP4881242B2 - 光コネクタプラグ - Google Patents

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本発明は、光コネクタプラグに関する。
光ファイバの端面にゴミや埃等の異物が付着すると、それによって光伝達能力が著しく影響を受けるという問題がある。
かかる問題を解決するものとして、特許文献1には、光コネクタプラグに、非接続時に光ファイバの端面を覆う一方、接続時にその覆いを解除する覆い部材を設けた構造が開示されている。
特許文献2には、内装された光ファイバ端面を覆って遮光する一方、光コネクタアダプタに嵌合させると開口するシャッタを備えたシャッタ付光コネクタプラグであって、外周面を覆うように配設された中空状のシャッタハウジングを備え、シャッタハウジングは、その先端部の少なくとも一部が光コネクタアダプタの嵌合側の先端部に当接するように形成されていると共に、嵌合時には光コネクタアダプタの先端部に当接した状態で、嵌合を阻害しないような位置まで相対的に移動するようにスライド可能で且つそのスライドに伴って開閉するように形成されたシャッタ片が設けられたものが開示されている。
特許文献3には、光ファイバを保持したフェルールを収容したプラグフレームと、フェルールの軸線方向に沿って摺動することが可能なようにプラグフレームの外周に装着された外部ハウジングとを有し、プラグフレームと外部ハウジングとの間には外部ハウジングをプラグフレームに対してフェルールの軸線方向前方に付勢するスプリングが装着され、受け側光コネクタに接続するときには、受け側光コネクタとの嵌合によって外部ハウジングがスプリングの付勢力に抗して後退すると共に、その内部に設けられたシャッターが開口部を塞いだ状態から開放した状態に位置付けられる一方、受け側光コネクタから抜去したときには、スプリングの付勢力によって外部ハウジングがフェルールの接合端面よりも前方に突出すると共に、シャッターが開口部を開放した状態から塞いだ状態に位置付けられる光コネクタプラグが開示されている。
特許文献4には、光ファイバによって伝送される光を遮断または散乱する遮蔽片と、この遮蔽片を光ファイバの光路の前方に存在する閉状態と光路の前方の外に存在する開状態との間で駆動する駆動機構とを備えた光コネクタプラグが開示されている。
特開平3−81128号公報 特開2005−266057号公報 特開2005−308803号公報 特開2006−276782号公報
本発明の目的は、新規な構造の光コネクタプラグを提供することである。
本発明は、
光ファイバが設けられたフェルールを有するプラグ本体と、
上記プラグ本体に、その外側を覆うと共に、該プラグ本体に対して上記フェルールを収容する先端側位置と該フェルールを突出させる基端側位置との間で可動に設けられた内側部材と、
上記内側部材の外側に、該内側部材に対してその前側位置と後側位置との間で可動に設けられた外側部材と、
を備え、
プラグ接続時には、上記内側部材が先端側位置に、また、上記外側部材が前側位置にそれぞれ位置付けられた状態から、該外側部材が該内側部材に対して後側位置まで単独移動した後、該内側及び外側部材が上記プラグ本体に対して基端側に連れ動き、該内側部材が基端側位置に、また、該外側部材が後側位置にそれぞれ位置付けられて上記フェルールが突出した状態となる一方、
プラグ接続解除時には、上記内側部材が基端側位置に、また、上記外側部材が後側位置にそれぞれ位置付けられた状態から、該内側及び外側部材が上記プラグ本体に対して、該内側部材が先端側位置に位置付けられるまで先端側に連れ動いた後、該外側部材が該内側部材に対して前側位置まで単独移動し、該内側部材が先端側位置に、また、該外側部材が前側位置にそれぞれ位置付けられて上記フェルールが収容された状態となる光コネクタプラグであって、
上記外側部材に一端が係止されて上記内側部材における前後方向に延びるように形成された欠損部から進入して該内側部材内に位置付けられるように設けられた遮蔽片をさらに備え、
上記内側部材には、上記遮蔽片を、プラグ接続時に、上記外側部材が該内側部材に対して後側位置まで移動する際、上記フェルールの先端を遮蔽する遮蔽位置からその遮蔽を解除する遮蔽解除位置まで案内する一方、プラグ接続解除時に、該外側部材が該内側部材に対して前側位置まで移動する際、遮蔽解除位置から遮蔽位置まで案内する案内手段が設けられている。
また、本発明は、上記遮蔽片は弾性板で構成されており、
上記案内手段は、上記遮蔽片の両側縁部に対応するように上記内側部材に形成され該遮蔽片の両側縁部が嵌め入れられた一対の案内開口で構成されており、
上記一対の案内開口は、遮蔽位置において上記遮蔽片を断面弧状に形成して該遮蔽片に上記フェルールの先端を遮蔽させる弧状に延びるように形成された弧状案内部分と、該弧状案内部分に連続し遮蔽解除位置において該遮蔽片を断面直線状に形成して該遮蔽片にその遮蔽を解除させる直線状に延びるように形成された直線状案内部分と、を有すると共に、該遮蔽片を、該弧状案内部分と該直線状案内部分との間で案内するように構成され、
上記弧状案内部分と上記直線状案内部分との境界部には、外側に膨出するように形成された欠損部で構成されると共に、その直線から弧への連結部における外側の縁が、曲率が徐々に大きくなるように形成された曲線で構成された緩衝部が設けられており、
上記緩衝部では、上記遮蔽板を遮蔽位置から遮蔽解除位置へと案内するときには該遮蔽板の先端が弧状から直線状に弾性復帰する一方、該遮蔽板を遮蔽解除位置から遮蔽位置へと案内するときには該遮蔽板の先端が外側の縁に当接して直線状から弧状に導入されるように構成されているものであってもよい。
本発明の光コネクタプラグは、プラグ本体とその外側を覆うように設けられた内側部材とその外側にさらに設けられた外側部材とを備え、それらの内側及び外側部材の相対的な位置関係によって遮蔽片を遮蔽解除位置と遮蔽位置との間で可動に構成した従来にない新規な構造のものである。
以下、実施形態について説明する。
図1、図2、並びに図3(a)及び(b)は、本実施形態に係る光コネクタプラグ100を示す。
この光コネクタプラグ100は、プラグ本体10、内側部材20、及び外側部材30により構成されている。
図4(a)〜(c)は、プラグ本体10を示す。
プラグ本体10は、光ファイバFを保持したフェルール11を有し、JIS C5973(1993)の単心光ファイバコネクタの規格を満たすものである。
プラグ本体10の両側面部のそれぞれには、中間部の上下方向中央に形成された係止凹部12が設けられていると共に、その係止凹部12よりやや基端側に、先端側から基端側に延びるように形成された側面案内溝13が設けられている。
プラグ本体10の上面部には、中間部に凹状に形成された上面係合部14が設けられている。
プラグ本体10の下面部には、中間部を起点として先端側から基端側に延びるように形成された下面案内溝15が設けられている。また、プラグ本体10の下面部には、先端側が開口した断面略半円状の本体側筒状部16が下面案内溝15を覆うように一体に設けられている。本体側筒状部16の外側面部両側のそれぞれには、先端側から基端側に延びるように形成された案内突条17が設けられており、筒内部後端には先端側に向かって突出するように形成されたバネ保持突起18が設けられている。
図5(a)〜(c)は、内側部材20を示す。
内側部材20は、樹脂製の断面略横長矩形の筒状に形成されており、プラグ本体10の外側を覆うように設けられている。
内側部材20の両側面部のそれぞれには、後端部内側の上下方向中央に内向きに突出するように形成された側面突起21が設けられている。
内側部材20の下面部には、各々、後方に開口した前後方向に延びるように形成された一対の下面欠損部が幅方向に並ぶように設けられていると共に、それらに挟まれるように前端部の幅方向中央から前後方向に延びるように形成された下面係合片22が設けられている。この下面係合片22は、内向きに突出するように形成された下側係止爪22aを有する。
内側部材20の上面部には、後端部内側の幅方向両側のそれぞれに内向きに突出するように形成された上側係止爪23が設けられている。
内側部材20は、側面突起21がプラグ本体10の側面案内溝13に嵌って案内されると共に、下面係合片22の下側係止爪22aがプラグ本体10の側面案内溝13に嵌って案内されることにより、プラグ本体10に対して先端側及び基端側の間で移動可能に構成されている。
そして、内側部材20は、側面突起21がプラグ本体10の側面案内溝13の先端側を乗り越えて係止凹部12に係合すると共に、上側係止爪23がプラグ本体10の上面係合部14に係合し且つ下面係合片22の下側係止爪22aがプラグ本体10の下面案内溝15の先端側端に係合することにより、プラグ本体10に対してそれより先端側への移動が規制されるように構成されている。この位置(先端側位置)では、内側部材20がフェルール11を収容した状態となる。
また、内側部材20は、側面突起21がプラグ本体10の側面案内溝13の基端側端に係合することにより、プラグ本体10に対してそれより基端側への移動が規制されるように構成されている。この位置(基端側位置)では、内側部材20がフェルール11を突出させた状態となる。
つまり、内側部材20は、プラグ本体10に対して、フェルール11を収容する先端側位置とフェルール11を突出させる基端側位置との間で可動に設けられている。
内側部材20の両側面部のそれぞれには、前端部下部から上方に向かって弧状に延び、それに連続して上辺に沿って後端部上部に向かって直線状に延びるように形成された案内開口24が設けられている。この案内開口24は、弧状案内部分24aと直線状案内部分24bとの境界部に、前側斜め上方に膨出するように欠損された緩衝部24cを有する。緩衝部24cの下側縁は直線と円弧を滑らかに連結した形状に形成され、上側縁は直線から円弧への連結部が曲率が徐々に大きくなるように形成された曲線で構成されている。
内側部材20の上面部には、幅方向中央に前後方向に延びるように形成された矩形の上面欠損部が設けられている。
内側部材20の両側面部及び上面部には、後端部外側に外向きに突出するように形成された鍔状の後端ストッパー25が設けられている。
外側部材30は、樹脂製の断面略横長矩形の筒状に形成されており、内側部材20の外側を覆うように設けられている。
外側部材30の上面部には、後端部内側の幅方向中央に内向きに突出するように形成された上面突起31が設けられている。
外側部材30は、内側部材20に対して前側及び後側の間で移動可能に構成されている。
そして、外側部材30は、上面突起31が上面欠損部の前端に係合することにより、内側部材20に対してそれより前側への移動が規制されるように構成されている。この位置(前側位置)では、外側部材30が内側部材20を後方に露出させた状態となる。
また、外側部材30は、後端が内側部材20の後端ストッパー25に係合することにより、内側部材20に対してそれより後側への移動が規制されるように構成されている。この位置(後側位置)では、外側部材30が内側部材20を収容した状態となる。
外側部材30の下面部には、後側が開口した後方に延びるように形成された断面略半円状の部材側筒状部32が一体に設けられている。部材側筒状部32の内側面部両側のそれぞれには、前後方向に延びるように形成された筒内案内溝33が設けられており、筒内部前端には後側に向かって突出するように形成されたバネ保持突起34が設けられている。
外側部材30は、筒内案内溝33に案内突条17が嵌められて、部材側筒状部32に本体側筒状部16が挿通されると共に、それらの両バネ保持突起18,34間に圧縮状態にコイルバネ40が介設されることにより、プラグ本体10に対して先端側及び基端側の間で移動可能で且つ先端側に付勢されるように構成されている。
外側部材30の上面部には、後端部の幅方向中央に一端が係止されて、外側部材30の内部において、後端から前方に延びるように設けられた矩形の遮蔽片35が設けられている。遮蔽片35は、例えば、樹脂フィルムや板バネ等の弾性板で構成されていることが好ましい。
遮蔽片35の両側縁部は、内側部材20の両側面部の案内開口24に嵌め入れられている。遮蔽片35は、外側部材30が内側部材20に対して後側位置から前側位置まで移動したときには、両側縁部が案内開口24の直線状案内部分24bに保持された状態から弧状案内部分24aに保持された状態に案内されて断面弧状を形成し、それによって内側部材20の内部を遮蔽するように位置付けられる(遮蔽位置)。一方、遮蔽片35は、外側部材30が内側部材20に対して前側位置から後側位置まで移動したときには、両側縁部が案内開口24の弧状案内部分24aに保持された状態から直線状案内部分24bに保持された状態に案内されて断面直線状を形成し、それによって内側部材20の内部の遮蔽を解除するように位置付けられる(遮蔽解除位置)。つまり、外側部材30が内側部材20に対して前側位置に位置付けられると、遮蔽片35は遮蔽位置に位置付けられ、外側部材30が内側部材20に対して後側位置に位置付けられると、遮蔽片35は遮蔽解除位置に位置付けられる。
次に、この光コネクタプラグ100を用いた接続動作について説明する。
この光コネクタプラグ100は、プラグ非接続時には、図3(a)及び(b)に示すように、コイルバネ40によって、外側部材30がプラグ本体10に対して先端側に付勢される。そのため、外側部材30は、上面突起31が内側部材20の上面欠損部の前端に係合した状態となって、内側部材20に対して前側位置に位置付けられる。また、内側部材20は、外側部材30の係合に伴ってプラグ本体10に対して先端側に付勢され、側面突起21がプラグ本体10の係止凹部12に係合すると共に、上側係止爪23がプラグ本体10の上面係合部14に係合し且つ下面係合片22の下側係止爪22aがプラグ本体10の下面案内溝15の先端側端に係合した状態となって、プラグ本体10に対して先端側位置に位置付けられる。そして、遮蔽片35は、内側部材20の内部において、両側縁部が案内開口24の弧状案内部分24aに保持された状態となって、遮蔽位置に位置付けられる。つまり、光コネクタプラグ100は、非接続時には、フェルール11が内側部材20で覆われると共に、その前方が遮蔽片35で遮蔽されるように構成されている。
そして、プラグ接続時には、図6(a)及び(b)に示すように、この光コネクタプラグ100をアダプタ50に押し当てると、外側部材30はコイルバネ40に抗して基端側に移動する一方、内側部材20は側面突起21がプラグ本体10の係止凹部12に係合した状態が維持される。つまり、内側部材20が先端側位置に、また、外側部材30が前側位置にそれぞれ位置付けられた状態から、外側部材30が内側部材20に対して後側位置まで単独移動する。このとき、遮蔽片35は、両側縁部が案内開口24の弧状案内部分24aから直線状部分へと案内され、フェルール11の前方の遮蔽片35による遮蔽は解除される。
外側部材30が内側部材20に対して後側位置まで移動した後、つまり、内側部材20が先端側位置に、また、外側部材30が後側位置にそれぞれ位置付けられた後、図7に示すように、さらに光コネクタプラグ100をアダプタ50側に押し込むと、内側部材20の側面突起21によるプラグ本体10への係合が解除され、側面突起21がプラグ本体10の係止凹部12の基端側を乗り越えて可動となり、側面突起21がプラグ本体10の側面案内溝13に嵌って案内されると共に、下面係合片22の下側係止爪22aがプラグ本体10の側面案内溝13に嵌って案内される。つまり、内側及び外側部材30がプラグ本体10に対して基端側に連れ動く。
内側部材20の側面突起21がプラグ本体10の側面案内溝13の基端側端に係合するまで光コネクタプラグ100を押し込むと、内側部材20が基端側位置に、また、外側部材30が後側位置にそれぞれ位置付けられ、それらからフェルール11を含むプラグ本体10が突出してコネクタに接続されることとなる。
プラグ接続解除時には、プラグ本体10をコネクタから引いて接続を解除すると、コイルバネ40によって、外側部材30がプラグ本体10に対して先端側に付勢される。また、このとき、プラグ本体10が内側及び外側部材30に挿通された状態であるため、外側部材30が内側部材20に対して後側位置から前方に移動しても、プラグ本体10が障害となって遮蔽片35が案内開口24の弧状案内部分24aに入ることができず、この遮蔽片35の移動規制が外側部材30の内側部材20への係合構造を構成する。これにより、内側部材20が基端側位置に、また、外側部材30が後側位置にそれぞれ位置付けられた状態から、遮蔽片35により係合した内側及び外側部材30が先端側に連れ動く。
内側及び外側部材30が先端側に連れ動き、内側部材20の側面突起21がプラグ本体10の側面案内溝13の先端側端に達すると、その先端側を乗り越えて係止凹部12に係合する。つまり、内側部材20が先端側位置に、また、外側部材30が後側位置にそれぞれ位置付けられ、突出していたフェルール11を含むプラグ本体10がそれらに収容されることとなる。また、このとき、遮蔽片35が案内開口24の弧状案内部分24aに入ることが可能となり、外側部材30の内側部材20への係合構造を構成していた遮蔽片35の移動規制が解除される。
そして、遮蔽片35による内側及び外側部材30の係合が解除され、内側部材20は側面突起21がプラグ本体10の係止凹部12に係合した状態が維持される一方、外側部材30はプラグ本体10に対して先端側に移動する。つまり、外側部材30が内側部材20に対して前側位置まで単独移動し、内側部材20が先端側位置に、また、外側部材30が前側位置にそれぞれ位置付けられる。このとき、遮蔽片35は、両側縁部が案内開口24の直線状案内部分24bから弧状状部分へと案内され、フェルール11の前方が遮蔽片35によって遮蔽される。
以上の構造の光コネクタプラグ100は、プラグ本体10とその外側を覆うように設けられた内側部材20とその外側にさらに設けられた外側部材30とを備え、それらの内側及び外側部材30の相対的な位置関係によって遮蔽片35を遮蔽位置と遮蔽解除位置との間で可動に構成した従来にない新規なものである。
また、遮蔽片35を弾性板で構成した場合には、遮蔽板は、遮蔽位置から遮蔽解除位置へと案内される途上で、その先端が緩衝部24cにおいて弧状から直線状に弾性復帰により跳ね上がり、また、遮蔽解除位置から遮蔽位置へと案内される途上で、その先端が緩衝部24cの上側縁に当接し、それに沿って直線状から弧状に滑らかに導入される。
本発明は、光コネクタプラグについて有用である。
光コネクタプラグのプラグ非接続時の状態を示す斜視図である。 光コネクタプラグのプラグ接続時の状態を示す斜視図である。 光コネクタプラグのプラグ非接続時の状態を示す(a)正面図及び(b)側断面図である。 プラグ本体の(a)正面図、(b)側面図、及び(c)底面図である。 内側部材の(a)正面図、(b)側断面、及び(c)底面図である。 光コネクタプラグの外側部材が内側部材に対して後側位置に位置付けられたときの状態を示す(a)正面図及び(b)側断面図である。 光コネクタプラグのプラグ接続時の状態を示す側断面図である。
符号の説明
100 光コネクタプラグ
10 プラグ本体
11 フェルール
20 内側部材
24a 弧状案内部分
24b 直線状案内部分
24c 緩衝部
30 外側部材
35 遮蔽片

Claims (2)

  1. 光ファイバが設けられたフェルールを有するプラグ本体と、
    上記プラグ本体に、その外側を覆うと共に、該プラグ本体に対して上記フェルールを収容する先端側位置と該フェルールを突出させる基端側位置との間で可動に設けられた内側部材と、
    上記内側部材の外側に、該内側部材に対してその前側位置と後側位置との間で可動に設けられた外側部材と、
    を備え、
    プラグ接続時には、上記内側部材が先端側位置に、また、上記外側部材が前側位置にそれぞれ位置付けられた状態から、該外側部材が該内側部材に対して後側位置まで単独移動した後、該内側及び外側部材が上記プラグ本体に対して基端側に連れ動き、該内側部材が基端側位置に、また、該外側部材が後側位置にそれぞれ位置付けられて上記フェルールが突出した状態となる一方、
    プラグ接続解除時には、上記内側部材が基端側位置に、また、上記外側部材が後側位置にそれぞれ位置付けられた状態から、該内側及び外側部材が上記プラグ本体に対して、該内側部材が先端側位置に位置付けられるまで先端側に連れ動いた後、該外側部材が該内側部材に対して前側位置まで単独移動し、該内側部材が先端側位置に、また、該外側部材が前側位置にそれぞれ位置付けられて上記フェルールが収容された状態となる光コネクタプラグであって、
    上記外側部材に一端が係止されて上記内側部材における前後方向に延びるように形成された欠損部から進入して該内側部材内に位置付けられるように設けられた遮蔽片をさらに備え、
    上記内側部材には、上記遮蔽片を、プラグ接続時に、上記外側部材が該内側部材に対して後側位置まで移動する際、上記フェルールの先端を遮蔽する遮蔽位置からその遮蔽を解除する遮蔽解除位置まで案内する一方、プラグ接続解除時に、該外側部材が該内側部材に対して前側位置まで移動する際、遮蔽解除位置から遮蔽位置まで案内する案内手段が設けられている光コネクタプラグ。
  2. 請求項1に記載された光コネクタプラグにおいて、
    上記遮蔽片は弾性板で構成されており、
    上記案内手段は、上記遮蔽片の両側縁部に対応するように上記内側部材に形成され該遮蔽片の両側縁部が嵌め入れられた一対の案内開口で構成されており、
    上記一対の案内開口は、遮蔽位置において上記遮蔽片を断面弧状に形成して該遮蔽片に上記フェルールの先端を遮蔽させる弧状に延びるように形成された弧状案内部分と、該弧状案内部分に連続し遮蔽解除位置において該遮蔽片を断面直線状に形成して該遮蔽片にその遮蔽を解除させる直線状に延びるように形成された直線状案内部分と、を有すると共に、該遮蔽片を、該弧状案内部分と該直線状案内部分との間で案内するように構成され、
    上記弧状案内部分と上記直線状案内部分との境界部には、外側に膨出するように形成された欠損部で構成されると共に、その直線から弧への連結部における外側の縁が、曲率が徐々に大きくなるように形成された曲線で構成された緩衝部が設けられており、
    上記緩衝部では、上記遮蔽板を遮蔽位置から遮蔽解除位置へと案内するときには該遮蔽板の先端が弧状から直線状に弾性復帰する一方、該遮蔽板を遮蔽解除位置から遮蔽位置へと案内するときには該遮蔽板の先端が外側の縁に当接して直線状から弧状に導入されるように構成されている光コネクタプラグ。
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