JP2005221668A - 光コネクタ用プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化が可能な光コネクタ用プラグを提供する。
【解決手段】 光ファイバを保持しレセプタクルに接続されるフェルール11を有するプラグ本体1と、プラグ本体1に対してスライド自在に取り付けられたカバー2と、カバー2のスライドに応じてフェルール11を開閉自在に覆う扉体3とを備える。扉体3を弾性を有する材料で構成するとともに、扉体3が閉じる閉位置に復帰するようにプラグ本体1に対してカバー2を常時付勢するコイルばね4を設けた。扉体3そのものを弾性を有する材料で構成したことにより、扉体3を閉じるためのばねのような部品が不要となり、また、コイルばね4によってカバー2の復帰力を得ることにより、カバー2から突出してレセプタクルに引掛かる引掛け爪が不要となるので、小型化が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ同士を接続するために用いられる光コネクタ用プラグに関するものである。
従来から、それぞれ光ファイバの一端に取り付けられ互いに着脱自在に結合してそれぞれが取り付けられた光ファイバ同士を光学的に結合するプラグとレセプタクルとからなる光コネクタのプラグにおいて、レセプタクルに接続される接続部に保持された光ファイバへの不要な光の入射や埃の付着を防ぐために、接続部を開閉自在に覆う扉体を設けたものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の光コネクタ用プラグとして、例えば図9に示すものがある。このプラグPは、光ファイバ(図示せず)を保持してレセプタクルRに接続される接続部P1を有するプラグ本体PBと、接続部P1の光軸の周方向においてプラグ本体PBを囲む筒状に形成され接続部P1を囲まない開位置と接続部P1を囲む閉位置との間でプラグ本体Pに対して接続部P1の光軸に沿ってスライド可能に保持されたカバーPCとを備える。扉体P2は平板状の部材からなり、カバーPCに軸支され図9(a)に示すように接続部P1を閉塞する位置と図9(b)に示すように接続部P1を開放する位置との間で回転可能となっている。
扉体P2は例えば図示しないコイルばねによって、接続部P1を閉塞する位置に復帰する復帰力を与えられており、カバーPCが閉位置にあるときには扉体P2が接続部P1を閉塞し、接続部P1に保持された光ファイバへの不要な光の入射や埃の付着を防ぐ。
また、カバーPCには弾性材料からなり図9(b)に示すようにプラグPをレセプタクルRに接続したときにレセプタクルRの外面に設けられた凹部R1に引っ掛かる引掛け片P3を設けてある。プラグPをレセプタクルRに接続した状態からプラグ本体PBを持ってプラグPをレセプタクルRから引き抜くと、引掛け片P3がレセプタクルRの凹部R1に引っ掛かっていることによりカバーPCが閉位置に移動し、さらにプラグPを引くと図9(a)に示すように引掛け片P3がレセプタクルRの凹部R1から外れる。つまり、引掛け片P3が設けられていることにより、プラグPをレセプタクルRから抜くだけでカバーPCを閉位置に戻すことができるのである。
特開2002−156557号公報
しかし、上記従来の光コネクタ用プラグPは、扉体P2を復帰させるためのコイルばねや、カバーPCから突出する引掛け片P3を設ける必要があったために大型化していた。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、小型化が可能な光コネクタ用プラグを提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれ光ファイバの一端に取り付けられ互いに着脱自在に結合してそれぞれが取り付けられた光ファイバ同士を光学的に結合するプラグとレセプタクルとからなる光コネクタのプラグであって、光ファイバを保持しレセプタクルに接続される接続部を有するプラグ本体と、接続部の光軸の周方向においてプラグ本体を囲む筒状に形成され接続部を囲まない開位置と接続部を囲む閉位置との間でプラグ本体に対して接続部の光軸に沿ってスライド可能に保持されたカバーと、弾性を有する材料からなり一端部がカバーに固定されカバーが閉位置にあるときにはカバーの内側へ突出して接続部を覆い、カバーが閉位置から開位置に移動するときにプラグ本体から押力を受けて弾性変形し接続部を露出させる扉体と、カバーとプラグ本体とにそれぞれ結合しカバーをプラグ本体に対して開位置から閉位置に復帰するように常時付勢する復帰手段と、カバーを開位置でロックするロック手段と、ロック手段によるカバーのロックを解除する解除手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、扉体そのものを弾性を有する材料で形成したことにより、扉体を復帰させるばねのような部品が不要となるから、部品点数が減少して製造コストの低減が可能となり、かつ前記ばねのような部品を収容するスペースの分だけ小型化が可能となる。また、カバーをプラグ本体に対して閉位置へ復帰するように常時付勢する復帰手段を設けたことにより、プラグの挿抜時にレセプタクルに引っ掛かる従来の引掛け片に比べてカバーを確実に閉位置に復帰させ接続部を扉体で保護することができ、かつカバーから突出する上記引掛け片が不要となるから小型化が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ロック手段は、カバーとプラグ本体とにそれぞれ設けられカバーが開位置にあるときに互いに凹凸係合する係合部からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、カバーが開位置にあるときに接続部の光軸の周方向においてカバーを囲みプラグをレセプタクルに着脱する際に保持される筒状の保持部をプラグ本体に設けるとともに、カバーの係合部として外面に弾性的に突出する係合突起を設け、プラグ本体の係合部として係合突起が係合する係合穴を保持部に貫設したことを特徴とする。
この発明によれば、カバーが開位置にあるときには、保持部を保持しながら保持部の係合穴内に露出した係合突起をカバーの内側へ押し込むことによって、容易に係合を解除してカバーを閉位置に復帰させることができる。
本発明は、扉体そのものを弾性を有する材料で形成したので、扉体を復帰させるばねのような部品が不要となるから、部品点数が減少して製造コストの低減が可能となり、かつ前記ばねのような部品を収容するスペースの分だけ小型化が可能となる。また、カバーをプラグ本体に対して閉位置へ復帰するように常時付勢する復帰手段を設けたので、引掛け片に比べてカバーを確実に閉位置に復帰させ接続部を扉体で保護することができ、かつカバーから突出してレセプタクルに引っ掛かる引掛け片が不要となるから小型化が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、扉体3そのものを弾性を有する材料で形成することにより扉体3を復帰させるためのコイルばねのような別体の部品を不要とし、さらに、扉体3が閉じる閉位置にカバー2を復帰させるコイルばね4を設けることにより従来例のようなカバー2からレセプタクル側へ突出する引掛け片P3を不要とし、以って小型化を可能としたものである。
詳しく説明すると、本実施形態は、JIS C5973に規定されたF04形のいわゆるSCコネクタに用いられるプラグであって、光ファイバ(図示せず)を保持しレセプタクル(図示せず)に接続される接続部としてのフェルール11を有するプラグ本体1と、フェルール11に保持された光ファイバの光軸の周方向においてプラグ本体1を囲む角筒形状であってプラグ本体1に対して前記光ファイバの光軸方向にスライド可能なカバー2と、カバー2の内側に保持された扉体3とを備える。以下、上下方向は図1(a)を基準とし、図1(a)の左下―右上方向を前後方向と呼び、図1(a)の左上―右下方向を左右方向と呼ぶ。
プラグ本体1は、光ファイバを保持し一端が本体部12の前方に露出してレセプタクル内のスリーブ(図示せず)に嵌合するフェルール11と、前記スリーブが挿入される隙間を空けてフェルール11を囲む筒状部13と、合成樹脂からなりフェルール11及び筒状部13を前方に露出させて保持する本体部12とを備える。プラグ本体1を手で保持しやすいように、本体部12の後端部の左右両側には、それぞれ曲面状の凹部12aを設けてある。また、プラグ本体1の左右の側面には、係合凹部(図示せず)が設けられている。レセプタクルには、プラグ本体1が挿入される挿入口の内側へ弾性的に突出し係合凹部に係合する係合爪が設けられていて、プラグとレセプタクルとの接続時には係合爪と係合凹部との係合によってプラグのレセプタクルからの脱落が防止される。なお、プラグをレセプタクルから抜く際には、プラグを強く引けば上記の係合爪と係合凹部との係合が解除されるようになっている。
カバー2の左右の壁の内側面にはそれぞれ扉体3を保持するための保持突起21が突設されている。各保持突起21には、それぞれ扉体3の後端部が挿通される挿通穴21aが前後に貫設されている。また、各保持突起21には、係合穴21bが挿通穴21aの内面からカバー2の内側へ貫設されている。
扉体3は、弾性を有する例えば金属板からなり、上下方向の寸法がカバー2の内側の上下の幅寸法よりも僅かに小さく形成され左右方向に撓み可能な本体部31と、本体部31の後方に延設され上下方向の寸法が挿通穴21aの上下方向の寸法よりも小さく形成された挿通部32とを有する。
挿通部32には、前方ほど突出寸法が大きくなる係合片33が曲げ起こしによって形成されている。図2(a)に示すように係合片33を内側へ向けて矢印A1で示すように前方から挿通部32を挿通穴21aに挿入していくと、係合片33が弾性変形しながら挿通穴21a内に導入され、係合片33の前端が係合穴21bに至ると図2(b)に示すように係合片33が復帰して係合穴21bに係合し、ここにおいて扉体3の抜け止めがなされる。
ここで、扉体3の本体部31は、挿通部32に対して、カバー2の内周の左右方向の寸法の半分以上突出するように曲げられている。これにより、図3に示すようにカバー2の左右の保持突起21にそれぞれ取り付けられた2個の扉体3によってカバー2が閉塞され、フェルール11及びフェルール11に保持された光ファイバが保護されるようになっている。また、カバー2の上下に対向する内面には、それぞれカバー2を閉塞した状態の扉体3の本体部31の後面に当接して扉体3がさらにカバー2に入りこむことを防止する規制突起22が突設されている。
また、プラグ本体1の本体部12の下面には、図1(b)に示すようにばね固定突起15が下方へ突設され、カバー2の下側の内面には、ばね固定突起24が上方へ突設されていて、プラグ本体1のばね固定突起15にはコイルばね4の一端が固定され、カバー2のばね固定突起24にはコイルばね4の他端が固定されている。そして、コイルばね4が復帰した状態では、扉体3によってフェルール11が覆われる閉位置にカバー2が位置する。さらに、コイルばね4の曲がりを防ぐために、プラグ本体1のばね固定突起15の前側には、前後に開放されコイルばね4の後端部が収納される筒状部14が設けられ、カバー2のばね固定突起24の前側には、それぞれ上方へ突出し筒状部14の左右の幅寸法よりも僅かに大きい隙間を空けてコイルばね4を挟んで左右に対向する一対の板状のガイド突起23が設けられている。
また、プラグ本体1の本体部12の上壁には、後向きコ字形状のスリットで仕切られ前端部が上下に撓み可能なばね片16と、ばね片16の前端部から上方へ突設された係合爪16aとが設けられている。係合爪16aの上面には、前方ほど突出寸法を小さくする傾斜面が設けられている。カバー2の上壁には、カバー2が後述する開位置にあるときに係合爪16aが係合する係合穴25が上下に貫設されている。さらに、係合穴25の開口縁の後端部には、上下に撓み可能な操作片26が前方へ突設されている。
本実施形態の動作を、プラグ本体12の外観形状は異なるが本実施形態と共通の構成を有する図4の例を用いて説明する。図4において、先に説明した図1の例と共通する構成には同じ符号を付している。また、図示はしていないが図4の例でも本実施形態と同様のコイルばね4によってカバー2がプラグ本体1に対して前方(図4における右方)へ付勢され、図4(a)に示す位置に復帰するようになっている。
図4(a)に示すように扉体3によってフェルール11が覆われた閉位置から、コイルばね4のばね力に抗してカバー2をプラグ本体1に対して後方(図4(a)における左方)へ移動させると、プラグ本体1の係合爪16aに設けられた傾斜面がカバー2の上壁の下面に当接することによりばね片16が撓み、係合爪16aがカバー2の内側へ導入される。同時に、プラグ本体1の筒状部14はカバー2のガイド突起23の間に導入される。また、プラグ本体1が扉体3の本体部31を後方から押し開くことにより、フェルール11がカバー2の前方へ露出する。カバー2をさらに後方へ移動させ、図4(b)に示すように係合爪16aがカバー2の係合穴25に至ると、ばね片16が復帰して係合爪16aが係合穴25に係合し、ここにおいてカバー2の前方への移動が禁止される。つまり、係合爪16aと係合穴25とがロック手段であり、係合爪14aと係合穴25とが係合する位置が開位置である。ここで、開位置にあるカバー2の前方に扉体3が突出しないように、扉体3の寸法及び保持突起21の位置は設定されている。
カバー2を閉位置に復帰させるには、係合穴25から露出した係合爪16aを操作片26で下方へ押圧すれば、係合爪16aと係合穴25との係合が解除され、コイルばね4のばね力によってカバー2を閉位置に復帰させることができる。つまり、コイルばね4が復帰手段であり、操作片26が解除手段を構成する。
上記構成によれば、扉体3そのものを弾性を有する材料で形成したので、扉体3を復帰させるためのばねのような部品が不要となるから、部品点数の減少に伴って製造コストの低減が可能となり、かつ前記ばねのような部品を収容するスペースの分だけ小型化が可能となる。また、コイルばね4によってカバー2に復帰力を与えていることにより、カバー2の前方へ突出する従来の引掛け片P3が不要となるから小型化が可能となる。ここで、従来例では、引掛け片P3はプラグの挿抜時にしか機能しないため、プラグをレセプタクルから抜いた後にカバーPCが開位置に移動した場合には自然には閉位置に復帰しない。一方、本実施形態では、コイルばね4のばね力はプラグの挿抜時以外にも作用するから、フェルール11及びフェルール11に保持された光ファイバを確実に扉体3で保護することができる。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態は、図5に示すように、係合爪16a及び係合穴25を設ける代わりに、それぞれ前端部のみで他の部位に連結され左右方向に弾性を有するばね片27をカバー2に設け、各ばね片27の後端部にはそれぞれ内側へ突出する係合爪27aを設けるとともに、プラグ本体1の本体部11の左右の側面にはそれぞれカバー2が開位置にあるときに係合爪27aに係合する係合凹部12bを設けている。つまり、本実施形態においては係合爪27aと係合凹部12bとがロック手段を構成する。
また、カバー2には、係合凹部12と係合爪27aとの係合を解除させる解除手段としての解除体5が取り付けられている。具体的に説明すると、解除体5は、左右に長い連結部51と、連結部51の両端からそれぞれ下方へ突設された解除部52とからなり全体として下向きコ字形状に形成されている。各解除部52の外側の面には、下端に近付くほど左右の幅寸法を小さくする傾斜面を設けてある。ここで、ばね片27の内側の面はカバー2の左右の側壁の内面よりも内側へ突出させてあり、解除体5は、各ばね片27の上側にそれぞれ上下に貫設された挿通穴28に解除部52が挿通されることにより、解除部52がばね片27の間に入り込む解除位置と解除部52がばね片27の上側に位置する復帰位置との間で上下に移動可能となっている。また、解除体5の連結部51とカバー2の上面との間には、例えば板ばねからなり復帰位置に復帰する復帰力を解除体5に与える復帰ばね6が配置されている。
本実施形態においてカバー2を開位置から閉位置に復帰させる方法を説明する。カバー2が図6(a)に示す開位置にあるときに復帰ばね6のばね力に抗して解除体5を下方へ押し込むと、解除部52がばね片27の間に入り込み、解除部52に設けられた傾斜面がばね片27を外側に押す。やがて図6(b)に示すように係合爪27aと係合凹部12bとの係合が解除されると、コイルばね4のばね力によってカバー2は閉位置に復帰する。
上記構成によれば、解除体5を押操作するだけで容易に係合爪27aと係合凹部12bとの係合を解除することができる。ここで、実施形態1の操作片26やばね片16は、耐久性のために一定の厚みを確保する必要があり、結果として操作片26やばね片16のばね力が大きくなるから、操作片26の操作に必要な操作力を小さくすることが難しい。これに対し、本実施形態は、復帰ばね6のばね力を小さくすることや、解除部52に設ける傾斜面の傾斜を小さくすることによって、解除体5の操作に必要な操作力を小さくすることができる。
(実施形態3)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態のプラグ本体1には、前面が開放された有底角筒形状であって底部を本体部12が前後に貫通した保持部17が設けられている。保持部17の左右方向の寸法及び上下方向の寸法はカバー2よりも大きくしてあり、カバー2が開位置にあるときには保持部17にカバー2の後端部が収納されるようになっている。
また、図8に示す例と同様に、後端のみで他の部位に連結され上下にばね性を有するばね片29をカバー2の上壁に設け、ばね片29の前端部には上方へ突出する係合爪29aを設けるとともに、プラグ本体1の保持部17の上壁にはカバー2が開位置にあるときに係合爪29aに係合する係合穴17aを設けている。つまり、本実施形態においては係合爪27aと係合穴17aとがロック手段を構成する。さらに、保持部17には、係合穴17aの後側の開口縁に連結され係合穴17aの上側において上下に撓み可能な操作片17bが設けられていて、係合爪27aと係合穴17aとが係合しているときには、係合穴17aから露出した係合爪27aを操作片17bによって下方に押圧し、係合爪27aと係合穴17aとの係合を解除することができる。つまり、操作片17bが解除手段を構成する。
ここで、プラグをレセプタクルから抜く際には、ロック手段によるロックと、プラグ本体1の係合凹部とレセプタクルの係合爪との係合とを共に解除する必要がある。実施形態1及び実施形態2では、ロック手段によるロックを解除するためには操作片26や解除体5が設けられたカバー2を保持する必要があり、プラグ本体1の係合凹部とレセプタクルの係合爪との係合を解除するにはプラグ本体1を保持する必要があった。つまり、プラグをレセプタクルから抜く際にはカバー2とプラグ本体1とを両方保持する必要があった。一方、本実施形態によれば、プラグをレセプタクルから抜く際には操作片17bを係合穴17aに押し込みながら保持部17を後方へ引くことにより、係合爪26aと係合穴17aとの係合と、プラグ本体1の係合凹部とレセプタクルの係合爪との係合とを同時に解除することができる。すなわち、保持部17のみを保持しての操作が可能であるから、プラグをレセプタクルから抜く操作が容易になる。
本発明の実施形態1を示す分解斜視図であり、(a)は上側から見た図、(b)は下側から見た図である。 同上の扉体をカバーに取り付ける方法を示す説明図であり、(a)は取り付ける方向を示し、(b)は取付後の状態を示す。 同上の閉状態でのカバー及び扉体を示す斜視図である。 同上と同様の構成を有する別の形態の動作を示す説明図であり、(a)はカバーが閉位置にある状態を示し、(b)はカバーが開位置にある状態を示す。 本発明の実施形態2を示す分解斜視図である。 同上の動作を示す説明図であり、(a)はカバーがロックされた状態を示し、(b)はカバーのロックが解除された状態を示す。 本発明の実施形態3の動作を示す説明図であり、(a)はカバーが閉位置にある状態を示し、(b)はカバーが開位置にある状態を示す。 同上と同様の構成を有する別の形態を示す分解斜視図であり、(a)は上側から見た図、(b)は下側から見た図である。 従来例を示す説明図であり、(a)はカバーが閉位置にある状態を示し、(b)はプラグがレセプタクルに接続された状態を示す。
符号の説明
1 プラグ本体
2 カバー
3 扉体
4 コイルばね
11 フェルール
16a 係合爪
17 保持部
25 係合穴
26 操作片

Claims (3)

  1. それぞれ光ファイバの一端に取り付けられ互いに着脱自在に結合してそれぞれが取り付けられた光ファイバ同士を光学的に結合するプラグとレセプタクルとからなる光コネクタのプラグであって、光ファイバを保持しレセプタクルに接続される接続部を有するプラグ本体と、接続部の光軸の周方向においてプラグ本体を囲む筒状に形成され接続部を囲まない開位置と接続部を囲む閉位置との間でプラグ本体に対して接続部の光軸に沿ってスライド可能に保持されたカバーと、弾性を有する材料からなり一端部がカバーに固定されカバーが閉位置にあるときにはカバーの内側へ突出して接続部を覆い、カバーが閉位置から開位置に移動するときにプラグ本体から押力を受けて弾性変形し接続部を露出させる扉体と、カバーとプラグ本体とにそれぞれ結合しカバーをプラグ本体に対して開位置から閉位置に復帰するように常時付勢する復帰手段と、カバーを開位置でロックするロック手段と、ロック手段によるカバーのロックを解除する解除手段とを備えることを特徴とする光コネクタ用プラグ。
  2. ロック手段は、カバーとプラグ本体とにそれぞれ設けられカバーが開位置にあるときに互いに凹凸係合する係合部からなることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ用プラグ。
  3. カバーが開位置にあるときに接続部の光軸の周方向においてカバーを囲みプラグをレセプタクルに着脱する際に保持される筒状の保持部をプラグ本体に設けるとともに、カバーの係合部として外面に弾性的に突出する係合突起を設け、プラグ本体の係合部として係合突起が係合する係合穴を保持部に貫設したことを特徴とする請求項2記載の光コネクタ用プラグ。
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