JP3926803B2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP3926803B2
JP3926803B2 JP2004076305A JP2004076305A JP3926803B2 JP 3926803 B2 JP3926803 B2 JP 3926803B2 JP 2004076305 A JP2004076305 A JP 2004076305A JP 2004076305 A JP2004076305 A JP 2004076305A JP 3926803 B2 JP3926803 B2 JP 3926803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical connector
fitting
male
female
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004076305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005266087A (ja
Inventor
和宏 瀧澤
敬 山口
大悟 斉藤
洋 古川
賢一 中澤
恒尊 江間
幸司 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2004076305A priority Critical patent/JP3926803B2/ja
Publication of JP2005266087A publication Critical patent/JP2005266087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3926803B2 publication Critical patent/JP3926803B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、光ファイバの光接続に用いられる光コネクタに関する。
従来、光ファイバの光接続に用いられる光コネクタとしては、JIS C 5973等に記載のSC形光コネクタ(SC:Single fiber Coupling)がある。
SC形光コネクタには、雄型光コネクタであるプラグと、雌型光コネクタであるレセプタクルまたはアダプタがあり、雄型光コネクタと雌型光コネクタとの嵌合およびスライドロック構造により光ファイバの光接続がなされる(例えば、特許文献1参照)。
特公平04−054926号公報
近年、光ファイバ通信網の普及が進むにつれ、光コネクタの操作がいわゆる事業者にとどまらず一般利用者でも行えるようにすることが望まれている。SC形光コネクタでは、雄型光コネクタと雌型光コネクタとの嵌合をロックするための弾性係合片が雌型光コネクタに設けられているので、過剰な外力や衝撃等によって弾性係合片が破損した場合、装置やアウトレット等に設けられた雌型光コネクタが使用不能となる。雌型光コネクタが破損すれば、装置やアウトレット等を修理する必要が生じ、その修理に多大な時間や費用が掛かって利用者が不便をこうむるおそれがある。雌型光コネクタを破損しにくい構造にした場合、該構造が複雑化し、雌型光コネクタの寸法を大きく確保する必要がある。すると、雌型光コネクタを装置やアウトレット等に収容することが困難になったり、装置やアウトレット等の設計に制約が生じるおそれがある。
また、SC形の雄型光コネクタでは、フェルールの端面がハウジングから突出している。このため、光コネクタの先端部を何かにぶつけたりしたときにフェルールの端面を傷つけてしまうおそれがあり、光コネクタの取扱いには十分な注意が必要である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、雌型光コネクタ側の雄型光コネクタと嵌合するための構造を簡略化して雌型光コネクタの破損を抑制でき、また、収容性や取扱い性に優れる光コネクタを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、フェルールを収容したプラグフレーム及び該プラグフレームを取り囲むように収容した外部ハウジングを備えるハウジングを有する雄型光コネクタと、該雄型光コネクタのハウジングが挿入及び嵌合される嵌合凹所が形成されたハウジングを有する雌型光コネクタとからなり、前記雄型光コネクタの外部ハウジングは、前記プラグフレームに対して、該雄型光コネクタの光軸方向に沿った前後方向にスライド可能に装着されており、前記雄型光コネクタの前記外部ハウジングの両側部にはラッチが設けられており、前記雌型光コネクタのハウジングの嵌合凹所の内面を構成する壁には前記ラッチ先端の係合爪が係合する係合凹部が形成されており、前記雄型光コネクタの前記外部ハウジングには、前記雌型光コネクタの嵌合凹所に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部が形成されており、該雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部は前記フェルールの接合端面よりも該雄型光コネクタの光軸方向の先端側に達しており、前記雌型光コネクタの嵌合凹所の内面を構成する壁には、前記雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部が形成されており、該雌型光コネクタの嵌合すり合わせ部は該雌型光コネクタの接合端面よりも該雌型光コネクタの光軸方向の奥側に達しており、前記雌型光コネクタの嵌合凹所内には、前記雄型光コネクタとは異なる種類の雄型光コネクタのハウジングに係合する弾性係合片が突設されたアタッチメントが着脱可能に設置されており、かつ前記アタッチメントの弾性係合片は、前記雄型光コネクタを前記雌型光コネクタの嵌合凹所に挿入及び嵌合するときには、前記雄型光コネクタの前記プラグフレームに形成された係合部と係合するようになっており、前記雄型光コネクタの外部ハウジングは、前記雄型光コネクタを前記雌型光コネクタの嵌合凹所に挿入及び嵌合した状態で該外部ハウジングを前記プラグフレームに対して相対的に後方にスライドさせたときに、前記プラグフレームの係合部に対する前記アタッチメントの弾性係合片の係合を解除するための台形凸部を有することを特徴とする光コネクタを提供する。
また、本発明は、フェルールを収容したハウジングを有する雄型光コネクタと、該雄型光コネクタのハウジングが挿入及び嵌合される嵌合凹所が形成されたハウジングを有する雌型光コネクタとからなり、前記雄型光コネクタのハウジングの両側部にはラッチが設けられており、前記雌型光コネクタのハウジングの嵌合凹所の内面を構成する壁には前記ラッチ先端の係合爪が係合する係合凹部が形成されており、前記雄型光コネクタのハウジングには、前記雌型光コネクタの嵌合凹所に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部が形成されており、該雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部は前記フェルールの接合端面よりも該雄型光コネクタの光軸方向の先端側に達しており、前記雌型光コネクタの嵌合凹所の内面を構成する壁には、前記雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部が形成されており、該雌型光コネクタの嵌合すり合わせ部は該雌型光コネクタの接合端面よりも該雌型光コネクタの光軸方向の奥側に達しており、前記雌型光コネクタの嵌合凹所内には、前記雄型光コネクタとは異なる種類の雄型光コネクタのハウジングに係合する弾性係合片が突設されたアタッチメントが着脱可能に設置されており、前記雄型光コネクタのハウジングは、前記ラッチの間に設けられたプラグフレームを備え、前記雄型光コネクタを前記雌型光コネクタの嵌合凹所に挿入及び嵌合するときに、前記アタッチメントの弾性係合片は、前記プラグフレームに係合することなく、前記ラッチと前記プラグフレームの両側部との間に配置されることを特徴とする光コネクタを提供する。
本発明によれば、両光コネクタの着脱を操作するラッチが雄型光コネクタに設けられているので、雌型光コネクタの構造を簡略化できるとともに雌型光コネクタの破損が抑制される。雌型光コネクタの寸法を比較的小型に収めることができ、装置やアウトレット等に収容しやすく、装置やアウトレット等の設計についても空間的制約が小さくなる。
雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部がフェルールの接合端面よりも先端側に突出しているので、嵌合作業時等にフェルールの接合端面を傷つけにくく、取扱い性に優れる。
雌型光コネクタの嵌合すり合わせ部が接合端面よりも奥側に達しているので、雌型光コネクタの嵌合すり合わせ部の長さ(光軸に沿う方向の長さ)を確保しながら、雌型光コネクタの接合端面と先端部(嵌合凹所の開口部)との距離を短くすることができる。従って、雌型光コネクタの全長を短くすることが可能であり、アウトレット等の空間の狭い場所への収納の点で有利である。
雄型光コネクタとは異なる種類の雄型光コネクタのハウジングに係合する弾性係合片が突設されたアタッチメントを設けた場合には、雌型光コネクタは本発明の雄型光コネクタのほかに、例えば従来タイプの雄型光コネクタの嵌合及び光接続が可能となる。しかも、アタッチメントは着脱可能なので、万が一、過剰な外力や衝撃等によって弾性係合片が破損したとしても簡単に交換でき、雌型光コネクタ全体の交換及び再組立等の煩雑な作業は不要である。従って、雄型光コネクタが設けられる機器や装置等に対する互換性の点で有利である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、雌型光コネクタにアタッチメントを装着していない光コネクタの要部を参考例として示す概略断面図である。図2〜図7は、本形態例の雄型光コネクタを示す図面であり、図2(a)は部分切欠図、図2(b)は正面図、図3は斜視図、図4は平面図、図5は右側面図、図6は底面図、図7は左側面図である。なお、本形態例の雄型光コネクタの背面図は、正面図と対称に表される。図8,図9は、本形態例の雌型光コネクタの要部を示す断面図である。図10は、本形態例の雌型光コネクタの要部を示す端面図である。図11は、本形態例の雌型光コネクタの要部を示す斜視図である。図12は、本形態例の光コネクタのアタッチメントを示す(a)平面図、(b)正面図、(c)左側面図である。図13は、本形態例に係る雌型光コネクタにアタッチメントを装着した状態を示す端面図である。図14は、本形態例に係る雌型光コネクタにアタッチメントを装着した状態を示す断面図である。図15は、本形態例に係る光コネクタの要部を示す断面図である。図16は、本形態例に係る光コネクタにおけるスライドロック機構を説明する図であり、(a)係合している状態、(b)係合が解除された状態の一例を示す説明図である。
図1に示す参考例の光コネクタ1は、フェルール11を収容したハウジング12を有する雄型光コネクタ10と、該雄型光コネクタ10のハウジング12が挿入及び嵌合される嵌合凹所23が形成されたハウジング22を有する雌型光コネクタ20とからなる。図2から図16を参照して説明される本形態例の光コネクタは、本発明の請求項1に係る光コネクタの一形態例であって、特に図15に示すように、雄型光コネクタ10及び雌型光コネクタ20からなる光コネクタ1において、雌型光コネクタ20にアタッチメント30を装着したものである。本形態例では、両光コネクタ10,20の嵌合に関わる先端部の構成を説明する。両光コネクタ10,20のフェルール11,21より後方の構造は、特に限定されるものではない。
雄型光コネクタ10のフェルール11は、少なくとも先端部がジルコニア等の硬質材料からなり、フェルール11の先端が接合端面11aとなっている。フェルール11の内部には、接合端面11aに開口した光ファイバ挿入穴(微細孔)11bが形成されており、該光ファイバ挿入穴11bには、光ファイバ11fが内挿固定されている。光ファイバ11fは、特に限定されるものではないが、例えば光ファイバ心線、光ファイバ素線、光ファイバコード、光ファイバケーブル(例えばインドアケーブルやドロップケーブル)などから先端部の被覆を除去して露出された裸光ファイバや、コネクタ成端されるべき光ファイバとは別の短尺の裸光ファイバ(接続用光ファイバ)などが用いられる。接続用光ファイバを用いた場合、コネクタ成端される光ファイバは、光コネクタのハウジング内で接続用光ファイバと突き合わせ等により光接続されるようになっている。
雄型光コネクタ10のハウジング12は、本形態例においてはフェルール11を収容したプラグフレーム16と該プラグフレーム16を取り囲むように収容した外部ハウジング13とを備える。フェルール11の接合端面11aは、プラグフレーム16から突出している。ハウジング12の後端部19は、外部ハウジング13の後端部13bよりも後方に突出しており、図7に示すように、ハウジング後端部19には、フェルール11の接合端面11aに対向する位置に光ファイバ挿入口19aが開口している。光コネクタ10によってコネクタ成端される光ファイバは、前記光ファイバ挿入口19aからハウジング12内に挿入することができるようになっている。
外部ハウジング13の両側部13sには、先端に係合爪14aを有するラッチ14が設けられている。ラッチ14は、先端側の挿入片14bと後端側の操作部14cとを有し、操作部14cは弾性変形可能な基端部14dを介して外部ハウジング13の後端部13bにつながっている。挿入片14bは、外部ハウジング13の側部13sに沿って光コネクタ10の先端側(フェルールの接合端面が臨む側、図2の右側)に延びており、その先端側から係合爪14aと共に雌型光コネクタ20の嵌合凹所23に挿入できるようになっている。
外部ハウジング13の両ラッチ14が対向する方向(雄型光コネクタの幅方向)の直交する二方(図3の上下;雄型光コネクタの幅方向と直交する厚さ方向の上下両方)には、光コネクタ10の先端側に延びる突出片15が形成されている。プラグフレーム16は、両突出片15と両ラッチ14とにより、側面の四方が囲まれている。
突出片15の両側縁15aと外面15bとは、雌型光コネクタ20の嵌合凹所23に形成されたキー溝25(後述)に嵌合して、両光コネクタ10,20をその光軸に直交する2方向(光コネクタの幅方向及び厚さ方向;図1の上下方向および紙面に垂直な方向)に位置決めできるようになっている。つまり、突出片15は、雄型光コネクタ10の嵌合すり合わせ部15としての機能も有するものである。図2に示すように突出片15は、フェルール11の接合端面11aよりも該光コネクタ10の光軸方向の先端側(図2の右側)に延びている。
図8〜図11に示すように、雌型光コネクタ20のフェルール21は、少なくとも先端部がジルコニア等の硬質材料からなり、フェルール21の先端が接合端面21aとなっている。フェルール21の内部には、接合端面21aに開口した光ファイバ挿入穴(微細孔)21bが形成されており、該光ファイバ挿入穴21bには、光ファイバ21fが内挿固定されている。光ファイバ21fは、特に限定されるものではないが、例えば光ファイバ心線、光ファイバ素線、光ファイバコード、光ファイバケーブルなどから先端部の被覆を除去して露出された裸光ファイバや、コネクタ成端されるべき光ファイバとは別の短尺の裸光ファイバ(接続用光ファイバ)などが用いられる。接続用光ファイバを用いた場合、コネクタ成端される光ファイバは、光コネクタのハウジング内で接続用光ファイバと突き合わせ等により光接続されるものである。
雌型光コネクタ20のハウジング22は、本形態例においてはフェルール21を収容したスリーブホルダ26と、このスリーブホルダ26を取り囲むように形成された嵌合凹所23を有するコネクタ挿入部27を備える。嵌合凹所23は、コネクタ挿入部27の先端側に開口しており(開口部23a)、該嵌合凹所23には雄型光コネクタ10のハウジング12の先端部が挿入及び嵌合できるようになっている。
スリーブホルダ26は嵌合凹所23の開口部23aに向かって突出した形状になっており、スリーブホルダ26内には雄型光コネクタ10のフェルール11が挿入及び収容されるフェルール収容穴26aが設けられている。フェルール収容穴26aの内面には断面C字状の割りスリーブ26bが装着されている。割りスリーブ26b内に雄型光コネクタ10のフェルール11を挿入及び収容することにより、両光コネクタ10,20のフェルール11,21は接合端面11a,21a同士を対向させて突き合わされる。割りスリーブ26bは、各フェルール11,21に内装された光ファイバ11f,21fを精密に位置合わせするために、両フェルール11,21の外周面を位置決めするようになっている。
コネクタ挿入部27の側面両側には、雌形光コネクタ20をパネルやボックス等に取り付けるためのフランジ22fが突出して形成されている。
コネクタ挿入部27の幅方向両側には、嵌合凹所23と連通する係合凹部24がスリーブホルダ26を間に挟む両側に形成されている。ここでは係合凹部24は、コネクタ挿入部27の側壁を貫通する貫通穴となっており、該貫通穴の嵌合凹所23の開口部23a側の縁部は、ラッチ14の先端の係合爪14aが係合される係止部24a(図1参照)となっている。
コネクタ挿入部27の係合凹部24が対向する方向(雌型光コネクタの幅方向)の直交する二方(図9,図10の上下;雌型光コネクタの幅方向と直交する厚さ方向の上下両方)には、嵌合凹所23の開口部23aと該開口部23aに対向する底部23bとの間に延びるキー溝25が形成されている。各キー溝25は、底面25bと該底面25bの両側部に位置する側面25a,25aとを有する断面コ字状の溝になっている。キー溝25は、雄型光コネクタ10の突出片15が挿入及び嵌合することにより、両光コネクタ10,20をその光軸に直交する2方向(光コネクタの幅方向及び厚さ方向;図1の上下方向および紙面に垂直な方向)に位置決めできるようになっている。具体的には、キー溝25の両側面25aと突出片15の両側縁15aとの嵌合すり合わせにより、両光コネクタ10,20の幅方向(図1の上下方向)の位置決めがなされ、キー溝25の底面25bと突出片15の外面15bとの嵌合すり合わせにより、両光コネクタ10,20の厚さ方向(図1の紙面に垂直な方向)の位置決めがなされるようになっている。
雌型光コネクタ20の嵌合すり合わせ部25となるキー溝25は、該光コネクタ20の接合端面21aよりも該光コネクタ20の光軸方向の奥側(図9の右側)に達している。
次に、図1に示す参考例の光コネクタ1の作用を説明する。
ラッチ14の操作部14cを操作して両ラッチ14,14の先端部同士の間隔を縮めつつ雄型光コネクタ10の先端部を雌型光コネクタ20のコネクタ挿入部27の嵌合凹所23内に挿入し、両光コネクタ10,20の嵌合すり合わせ部15,25同士を嵌合させながら、雄型光コネクタ10を嵌合凹所23の底部23bに向かって押し込むことにより、雄型光コネクタ10が雌型光コネクタ20に対して精密に位置決めされつつ挿入される。
ラッチ14に対する操作力を適宜弱めつつ、ラッチ14の係合爪14aが雌型光コネクタ20の係合凹部24に係合するまで雄型光コネクタ10を押し込むことにより、雄型光コネクタ10の嵌合凹所23からの抜け止めがなされる。雄型光コネクタ10のフェルール11を雌型光コネクタ20のフェルール収容穴26aに挿入して、割りスリーブ26b内で雌型光コネクタ20のフェルール21と対向させることにより、雄型光コネクタ10のフェルール11に内挿固定された光ファイバ11fと、雌型光コネクタ20のフェルール21に内挿固定された光ファイバ21fとが光接続される。
逆に両光コネクタ10,20の光接続を解除する場合には、まず、ラッチ14の操作部14cを操作して両ラッチ14,14の先端部同士の間隔を縮め、ラッチ14の係合爪14aと雌型光コネクタ20の係合凹部24との係合を解除する。雄型光コネクタ10を嵌合凹所23から引き抜くことにより、雄型光コネクタ10を雌型光コネクタ20から抜去することができる。
以上のように、図1に示す参考例の光コネクタ1によれば、両光コネクタ10,20の着脱を操作するラッチ14が雄型光コネクタ10に設けられているので、雌型光コネクタ20の破損が抑制される。また、雌型光コネクタ20の構造を簡略化でき、雌型光コネクタ20の寸法を比較的小型に収めることができる。従って、装置やアウトレット等に収容しやすく、装置やアウトレット等の設計についても空間的制約が軽減される。
雄型光コネクタ10の嵌合すり合わせ部15がフェルール11の接合端面11aよりも突出しているので、嵌合作業時等にフェルール11の接合端面11aを傷つけにくく、取扱い性に優れる。雌型光コネクタ20の嵌合すり合わせ部25が接合端面21aよりも奥側に達しているので、雌型光コネクタ20の嵌合すり合わせ部25の長さ(光軸に沿う方向の長さ)を確保しながら、雌型光コネクタ20の接合端面21aと先端部(嵌合凹所23の開口部23a)との距離を短くすることができる。従って、雌型光コネクタの全長を短くすることが可能であり、アウトレット等の狭い空間への収納の点で有利である。
図1に示すように、両光コネクタ10,20の嵌合すり合わせ部15,25同士がすり合わされるすり合わせ長は、側面15a,25a同士においてはほぼ図1等に示すLとなっている。突出片15の外面15bとキー溝25の底面25bとのすり合わせ長については、図1のLと同程度またはそれ以上の長さが確保されている。図1に示すように、嵌合すり合わせ部15,25同士のすり合わせ長の範囲が、光接続状態における接合端面11a,21aの位置を含んでおり、光軸方向の両側(嵌合凹所の開口部側および底部側)に延びているので、両光コネクタ同士の嵌合すり合わせが安定し、光特性の持続性が充分に確保され、優れた光コネクタとなる。
次に、本形態例の光コネクタのアタッチメントについて説明する。
図15に示すように、本形態例の光コネクタ1においては、図12に示すアタッチメント30が雌型光コネクタ20の嵌合凹所23内に装着されている。
図12に示すように、このアタッチメント30は、スリーブホルダ26が貫通可能な透穴32aを有する基部32と、基部32から突設した一対の弾性係合片31と、各弾性係合片31の上下に形成された突出部33とを有する。
弾性係合片31は、湾曲するような弾性変形可能であり、基部32を雌型光コネクタ20の嵌合凹所23の底部23bに装着したときに嵌合凹所23の開口部23aに向かって突出するような向きに形成されている。各弾性係合片31の突出方向先端には、雄型光コネクタ10のプラグフレーム16の両側部に形成された係合部16a(抜け止め突起)に係合可能な係合爪31aが形成されている。
この弾性係合片31は、JIS C 5973等に規定されたSC形光コネクタ(SC:Single fiber Coupling)の光コネクタレセプタクル(図示略)と互換性を有しており、図18に示すようなSC形光コネクタプラグ40等の光コネクタプラグ(雄型光コネクタ)のハウジング41(詳しくはプラグフレーム42)とも係合が可能になっている。
突出部33は、基部32を雌型光コネクタ20の嵌合凹所23の底部23bに沿って装着したときに嵌合凹所23両側の係合凹部24に向かって突出するような向きに形成されている。各突出部33の突出方向先端には、係合凹部24の係止部24aに係合可能な係合部33aが形成されている。
図13に示すように、突出部33を係合凹部24の係止部24aに係合してアタッチメント30を雌型光コネクタ20に装着した状態でも、雄型光コネクタ10のラッチ14の係合爪14aは、係合凹部24の係止部24aに係合が可能である。さらに、アタッチメント30を雌型光コネクタ20に装着した状態で、雄型光コネクタ10の突出片15が雌型光コネクタ20のキー溝25に挿入及び嵌合が可能であるように、アタッチメント30は突出片15の挿入に干渉しないような形状になっている。
本形態例においては、突出片15の先端にアタッチメント30の基部32を避けるような凹部15cが形成されており、該凹部15cの両側の角部15dが、図13に示す基部32の両側部とキー溝25の側面25aとの間に確保された隙間34に入ることなどによって、突出片15とキー溝25との嵌合が許容されている。
図16に示すように、雌型光コネクタ20に挿入された雄型光コネクタ10は、公知のスライドロック機構によりロックされ、例えば該光コネクタ10の後端に引き出された光ファイバ(図示略)に触れるなどの軽い力が加わった程度では引き抜けないようにしっかりと保持されるようになっている。
つまり、雄型光コネクタ10の外部ハウジング13は、プラグフレーム16に対して、雄型光コネクタ10の光軸方向にそった前後方向(図15,図16の左右方向)における所定の範囲に亘って摺動(スライド)可能に装着されている。図16(a)は、外部ハウジング13がプラグフレーム16に対して相対的に最も前方(図16の右方)にスライドした状態を示し、図16(b)は、外部ハウジング13がプラグフレーム16に対して相対的に最も後方(図16の左方)にスライドした状態を示す。
外部ハウジング13の突出片15の両側端縁には、台形凸部17が設けられている。
外部ハウジング13を手指などで摘んで雄型光コネクタ10を雌型光コネクタ20に挿入すると、図16(a)に示すように、外部ハウジング13がプラグフレーム16に対して相対的に前方にスライドし、アタッチメント30の弾性係合片31の係合爪31aが台形凸部17を乗り越え、プラグフレーム16両側の抜け止め突起16aに係合する。その結果、弾性係合片31によりプラグフレーム16が挟持され、アタッチメント30を介して雄型光コネクタ10が雌型光コネクタ20にしっかりと保持される。
一方、雄型光コネクタ10の外部ハウジング13を雌型光コネクタ20から引き抜き方向に駆動すると、図16(b)に示すように、外部ハウジング13がプラグフレーム16に対して相対的に後方にスライドし、台形凸部17により弾性係合片31の係合爪31aが外側に押し広げられるので、弾性係合片31と抜け止め突起16aとの係合が解除される。これにより、雄型光コネクタ10が雌型光コネクタ20から抜去される。
本形態例の光コネクタにおいては、雄型光コネクタ10とは異なる種類の雄型光コネクタ40のハウジング41に係合する弾性係合片31を有するアタッチメント30を雌型光コネクタ20の嵌合凹所23内に収容及び装着しているので、雌型光コネクタ20は本形態例の雄型光コネクタ10のみならず、従来タイプの雄型光コネクタ40の嵌合及び光接続が可能となる。しかも、アタッチメント30は雌型光コネクタ20から着脱可能なので、万が一、過剰な外力や衝撃等によって弾性係合片31が破損したとしても簡単にアタッチメント30を交換でき、雌型光コネクタ20全体の交換及び再組立等の煩雑な作業は不要である。もちろん、図1に示した参考例の光コネクタ1と同様の優れた作用効果を呈するものである。
なお、上記形態例では、アタッチメント30を有する雌型光コネクタ20に光接続可能な雄型光コネクタ10として、外部ハウジング13とプラグフレーム16とが別体かつ相互スライド可能なハウジング12を具備する構成を例示したが、本発明は、このような形態に限定されるものではない。例えば、本発明の請求項2に係る光コネクタの一形態例として、図17に示すように雄型光コネクタ10のプラグフレーム16の両側部に抜け止め突起を省略し、プラグフレーム16の両側部にアタッチメント30の弾性係合片31との係合を避けるような逃げ部16bを設けることができる。
この場合、ハウジング13とプラグフレーム16との相対的なスライド移動を許容する必要がないので、ラッチ14を有するハウジング13とフェルール11を収容したプラグフレーム16とは一体に形成することができる。
以上、本発明を最良の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の最良の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記各形態例における光コネクタの具体的な形状や構造等は例示に過ぎず、本発明を何ら限定するものではない。
本発明は、種々の産業分野において、光ファイバの光接続に利用することができる。
参考例に係る光コネクタの要部を示す断面図である。 本発明の一形態例に係る雄型光コネクタを示す(a)部分切欠図および(b)正面図である。 本発明の一形態例に係る雄型光コネクタを示す斜視図である。 本発明の一形態例に係る雄型光コネクタを示す平面図である。 本発明の一形態例に係る雄型光コネクタを示す右側面図である。 本発明の一形態例に係る雄型光コネクタを示す底面図である。 本発明の一形態例に係る雄型光コネクタを示す左側面図である。 本発明の一形態例に係る雌型光コネクタの要部を示す断面図である。 本発明の一形態例に係る雌型光コネクタの要部を示す断面図である。 本発明の一形態例に係る雌型光コネクタの要部を示す端面図である。 本発明の一形態例に係る雌型光コネクタの要部を示す斜視図である。 本発明の一形態例に係るアタッチメントを示す(a)平面図、(b)正面図、(c)左側面図である。 本発明の一形態例に係る雌型光コネクタに図8のアタッチメントを装着した状態を示す端面図である。 本発明の一形態例に係る雌型光コネクタに図8のアタッチメントを装着した状態を示す断面図である。 本発明の一形態例に係る光コネクタの要部を示す断面図である。 本発明の一形態例に係る光コネクタにおけるスライドロック機構を説明する図であり、(a)係合している状態、(b)係合が解除された状態の一例を示す説明図である。 本発明の改変例に係る雄型光コネクタの要部を示す部分切欠図である。 従来のSC形光コネクタプラグの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1…光コネクタ、10…雄型光コネクタ、11…フェルール、11a…接合端面、12…ハウジング、13…外部ハウジング、13s…ハウジングの側部、14…ラッチ、14a…係合爪、15…嵌合すり合わせ部(突出片)、16…プラグフレーム、16a…係合部(抜け止め突起)、16b…逃げ部、17…台形凸部、20…雌型光コネクタ、21a…接合端面、22…ハウジング、23…嵌合凹所、24…係合凹部、25…嵌合すり合わせ部(キー溝)、30…アタッチメント、31…弾性係合片、40…異なる種類の雄型光コネクタ、41…ハウジング。

Claims (2)

  1. フェルール(11)を収容したプラグフレーム(16)及び該プラグフレームを取り囲むように収容した外部ハウジング(13)を備えるハウジング(12)を有する雄型光コネクタ(10)と、該雄型光コネクタのハウジングが挿入及び嵌合される嵌合凹所(23)が形成されたハウジング(22)を有する雌型光コネクタ(20)とからなり、
    前記雄型光コネクタの外部ハウジングは、前記プラグフレームに対して、該雄型光コネクタの光軸方向に沿った前後方向にスライド可能に装着されており、
    前記雄型光コネクタの前記外部ハウジングの両側部(13s)にはラッチ(14)が設けられており、前記雌型光コネクタのハウジングの嵌合凹所の内面を構成する壁には前記ラッチ先端の係合爪(14a)が係合する係合凹部(24)が形成されており、
    前記雄型光コネクタの前記外部ハウジングには、前記雌型光コネクタの嵌合凹所に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部(15)が形成されており、該雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部は前記フェルールの接合端面(11a)よりも該雄型光コネクタの光軸方向の先端側に達しており、
    前記雌型光コネクタの嵌合凹所の内面を構成する壁には、前記雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部(15)に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部(25)が形成されており、該雌型光コネクタの嵌合すり合わせ部は該雌型光コネクタの接合端面(21a)よりも該雌型光コネクタの光軸方向の奥側に達しており、
    前記雌型光コネクタの嵌合凹所内には、前記雄型光コネクタとは異なる種類の雄型光コネクタ(40)のハウジング(41)に係合する弾性係合片(31)が突設されたアタッチメント(30)が着脱可能に設置されており、かつ前記アタッチメントの弾性係合片は、前記雄型光コネクタを前記雌型光コネクタの嵌合凹所に挿入及び嵌合するときには、前記雄型光コネクタの前記プラグフレームに形成された係合部(16a)と係合するようになっており、
    前記雄型光コネクタの外部ハウジングは、前記雄型光コネクタを前記雌型光コネクタの嵌合凹所に挿入及び嵌合した状態で該外部ハウジングを前記プラグフレームに対して相対的に後方にスライドさせたときに、前記プラグフレームの係合部に対する前記アタッチメントの弾性係合片の係合を解除するための台形凸部(17)を有することを特徴とする光コネクタ。
  2. フェルール(11)を収容したハウジング(12)を有する雄型光コネクタ(10)と、該雄型光コネクタのハウジングが挿入及び嵌合される嵌合凹所(23)が形成されたハウジング(22)を有する雌型光コネクタ(20)とからなり、
    前記雄型光コネクタのハウジングの両側部(13s)にはラッチ(14)が設けられており、前記雌型光コネクタのハウジングの嵌合凹所の内面を構成する壁には前記ラッチ先端の係合爪(14a)が係合する係合凹部(24)が形成されており、
    前記雄型光コネクタのハウジングには、前記雌型光コネクタの嵌合凹所に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部(15)が形成されており、該雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部は前記フェルールの接合端面(11a)よりも該雄型光コネクタの光軸方向の先端側に達しており、
    前記雌型光コネクタの嵌合凹所の内面を構成する壁には、前記雄型光コネクタの嵌合すり合わせ部(15)に嵌合して両光コネクタを相互に位置決めする嵌合すり合わせ部(25)が形成されており、該雌型光コネクタの嵌合すり合わせ部は該雌型光コネクタの接合端面(21a)よりも該雌型光コネクタの光軸方向の奥側に達しており、
    前記雌型光コネクタの嵌合凹所内には、前記雄型光コネクタとは異なる種類の雄型光コネクタ(40)のハウジング(41)に係合する弾性係合片(31)が突設されたアタッチメント(30)が着脱可能に設置されており、
    前記雄型光コネクタのハウジング(12)は、前記ラッチ(14)の間に設けられたプラグフレーム(16)を備え、前記雄型光コネクタを前記雌型光コネクタの嵌合凹所に挿入及び嵌合するときに、前記アタッチメントの弾性係合片は、前記プラグフレームに係合することなく、前記ラッチと前記プラグフレームの両側部との間に配置されることを特徴とする光コネクタ。
JP2004076305A 2004-03-17 2004-03-17 光コネクタ Expired - Lifetime JP3926803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004076305A JP3926803B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004076305A JP3926803B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005266087A JP2005266087A (ja) 2005-09-29
JP3926803B2 true JP3926803B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=35090734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004076305A Expired - Lifetime JP3926803B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3926803B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4416591B2 (ja) 2004-07-16 2010-02-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光コネクタ及び光ファイバ接続システム
JP4544928B2 (ja) 2004-07-16 2010-09-15 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光コネクタ及び光ファイバ接続システム
JP4514650B2 (ja) * 2005-05-23 2010-07-28 古河電気工業株式会社 光接続具用アタッチメント

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005266087A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4090067B2 (ja) 光アダプター用シャッターとそれを用いた光コネクタ
JP6363784B1 (ja) 光コネクタプラグおよび二連式の光コネクタプラグ
US7204016B2 (en) Ferrule assembly and methods therefor
US6905251B2 (en) Optical connector cleaning tool
JP2012058320A (ja) 光コネクタおよび光コネクタの挿抜方法
JP7057146B2 (ja) 光コネクタ
JP2019053123A (ja) 光コネクタ用タブ
JP2017090798A (ja) 光コネクタ
US9146363B2 (en) Optical fiber adapter with shutter member
JP4913192B2 (ja) 光コネクタアダプタ
JP6244173B2 (ja) 光コネクタ
JP3889406B2 (ja) 光コネクタ
JP6543326B1 (ja) 光コネクタ
JP2006126807A (ja) 光コンセントユニット
JP3926803B2 (ja) 光コネクタ
JP4476678B2 (ja) 光コネクタプラグ
JP2017021194A (ja) 光コネクタの清掃工具及びアタッチメント
JP3889405B2 (ja) 光コネクタ
WO2020059209A1 (ja) 光コネクタシステム
JP4654961B2 (ja) 光コネクタ
JP5325835B2 (ja) 光コネクタ
WO2020017255A1 (ja) 光コネクタ、及び、光コネクタ用交換部品ユニット
WO2020059208A1 (ja) 光コネクタシステム
JP2006071888A (ja) 光コネクタのコネクタプラグおよび光コネクタ
JP3880955B2 (ja) 光コネクタ清掃工具および光コネクタプラグの清掃方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3926803

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250