JP2017097927A - Nand型フラッシュメモリとそのプログラム方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリセル間のフローティングゲートカップリングによる影響を抑制した信頼性の高いNAND型フラッシュメモリを提供する。
【解決手段】NAND型フラッシュメモリは、メモリアレイのページを選択するステップと、選択ページの偶数ページにプログラム電圧を印加するステップと、選択ページの奇数ページをソフトプログラムするステップと、偶数ページのプログラムが終了したら、次に奇数ページにプログラム電圧を印加するステップとを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、NAND型フラッシュメモリに関し、特に、選択されたページのプログラム方法に関する。
NAND型のフラッシュメモリにおいて、ページの読出しまたはプログラムを行うとき、ビット線間の容量カップリングによるノイズを抑制するため、1つのワード線を偶数ページと奇数ページに分けて動作させている。例えば、偶数ページの読出しを行うとき、奇数ページを接地し、奇数ページの読み出しを行うとき、偶数ページを接地し、また、偶数ページのプログラムを行うとき、奇数ページをプログラム禁止にし、奇数ページのプログラムを行うとき、偶数ページをプログラム禁止にしている(例えば、特許文献1)。
特開平11−176177号公報
フラッシュメモリの低電圧化、高集積化が進むと、ビット線間の容量カップリングに加えて、メモリセル間のFG(Floating Gate)カップリングによる影響を無視できなくなる。例えば、偶数ページのメモリセルにデータ「0」がプログラムさるとき、隣接するメモリセルがデータ「1」を記憶していれば、両メモリセル間の電位差が大きくなり、FGカップリングにより隣接するメモリセルのしきい値が上昇してしまう。このような環境下でプログラムが実施されると、結果として、データ「1」、「0」のメモリセルのしきい値分布幅が大きくなってしまい、フラッシュメモリの信頼性が低下してしまう。
本発明は、このような従来の課題を解決し、隣接するメモリセル間のFGカップリングによる影響を抑制した信頼性の高いNAND型フラッシュメモリを提供することを目的とする。
本発明に係るプログラム方法は、NAND型フラッシュメモリのページをプログラムするものであって、メモリアレイのページを選択するステップと、選択ページの偶数ページをプログラムするステップと、前記偶数ページに隣接するメモリセルをソフトプログラムする第1のソフトプログラムステップと、前記偶数ページのプログラムの終了後に前記選択ページの奇数ページをプログラムするステップと、を有する。
好ましくは前記第1のソフトプログラムステップは、奇数ページをソフトプログラムすることを含む。好ましくは前記第1のソフトプログラムステップは、前記選択ページに隣接する次のワード線の偶数ページをソフトプログラムすることを含む。好ましくは前記奇数ページをプログラムするステップは、奇数ページにプログラム電圧を印加するステップと、奇数ページに隣接する次のワード線の奇数ページをソフトプログラムする第2のソフトプログラムステップを含む。好ましくは前記第1のソフトプログラムステップは、ソフトプログラムのためのベリファイを含む。好ましくは前記第2のソフトプログラムステップは、ソフトプログラムのためのベリファイを含む。好ましくは前記偶数ページをプログラムするステップは、プログラムのためのベリファイを含む。好ましくは前記奇数ページをプログラムするステップは、プログラムのためのベリファイを含む。
本発明に係るNAND型のフラッシュメモリは、複数のメモリセルが形成されたメモリアレイと、前記メモリアレイのページを選択するページ選択手段と、前記ページ選択手段によって選択されたページのプログラムを行うプログラム手段とを有し、前記プログラム手段は、選択ページの偶数ページをプログラムする手段と、メモリセルをソフトプログラムする手段と、前記選択ページの奇数ページをプログラムする手段とを含み、前記ソフトプログラムする手段は、偶数ページに隣接するメモリセルをソフトプログラムする。
好ましくは前記ソフトプログラムする手段は、偶数ページのプログラム中に、選択ページの奇数ページおよび選択ページに隣接する次のワード線の偶数ページをソフトプログラムする。好ましくは前記ソフトプログラムする手段はさらに、奇数ページのプログラム中に、奇数ページに隣接する次のワード線の奇数ページをソフトプログラムする。好ましくは前記ソフトプログラムする手段は、ソフトプログラムのためのベリファイを含む。好ましくは前記偶数ページをプログラムする手段は、プログラムのためのベリファイを含み、前記奇数ページをプログラムする手段は、プログラムのためのベリファイを含む。
本発明によれば、隣接するメモリセルをソフトプログラムすることでFGカップリングによる影響を抑制し、メモリセルのしきい値分布幅を狭帯化することができる。これにより信頼性の高いフラッシュメモリを提供することができる。
本発明の実施例に係るフラッシュメモリの一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るフラッシュメモリのNANDストリングの構成を示す回路図である。 本発明の実施例に係るフラッシュメモリの各動作時に各部に印加される電圧の一例を示すテーブルである。 本実施例のフラッシュメモリのビット線選択回路およびページバッファ/センス回路の一例を示す図である。 本発明の実施例に係るフラッシュメモリの選択ページのプログラミングの動作フローである。 本実施例による選択ページの偶数ページのプログラムの動作フローである。 本実施例による選択ページの奇数ページのプログラムの動作フローである。 本実施例のプログラムにおいて、偶数ページのプログラムをするときのメモリセルのしきい値変化を模式的に表した図である。 本実施例のプログラムにおいて、奇数ページのプログラムをするときのメモリセルのしきい値変化を模式的に表した図である。 本実施例のプログラムにおいて、偶数ページのプログラムをするときのしきい値の数値例を示した図である。 本実施例のプログラムにおいて、奇数ページのプログラムをするときのしきい値の数値例を示した図である。 本実施例のプログラムの効果を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は、分かり易くするために各部を強調して示してあり、実際のデバイスのスケールとは同一ではないことに留意すべきである。
図1は、本実施例に係るNAND型のフラッシュメモリの一構成例を示すブロック図である。同図に示すように、フラッシュメモリ100は、行列状に配列された複数のメモリセルが形成されたメモリアレイ110と、外部入出力端子I/Oに接続された入出力バッファ120と、入出力バッファ120からのアドレスデータを受け取るアドレスレジスタ130と、入出力されるデータを保持するキャッシュメモリ140と、入出力バッファ120からのコマンドデータおよび外部制御信号(図示されないチップイネーブルCE、コマンドラッチイネーブルCLE、アドレスラッチイネーブルALE、レディ・ビジーRY/BY等)に基づき各部を制御する制御信号C1、C2、C3等を生成するコントローラ150と、アドレスレジスタ130からの行アドレス情報Axをデコードしデコード結果に基づきブロックの選択およびワード線の選択等を行うワード線選択回路160と、ビット線を介して読み出されたデータを保持したり、ビット線を介してプログラムするデータ等を保持するページバッファ/センス回路170と、アドレスレジスタ130からの列アドレス情報Ayをデコードし当該デコード結果に基づきビット線の選択等を行う列選択回路180と、データの読出し、プログラム(書き込み)および消去等のために必要な電圧(プログラム電圧Vpgm、パス電圧Vpass、読出し電圧Vread、消去電圧Vers(消去パルスを含む)を生成する内部電圧発生回路190とを含んで構成される。
メモリアレイ110は、列方向に配置された複数のブロックBLK(0)、BLK(1)、・・・、BLK(m)を有する。ブロックの一方の端部には、ページバッファ/センス回路170が配置される。但し、ページバッファ/センス回路170は、ブロックの他方の端部、あるいは両側の端部に配置されるものであってもよい。
1つのブロックには、図2に示すように、複数のメモリセルを直列に接続したNANDストリングユニットNUが複数形成される。図の例では、1つのブロック内にn+1個のストリングユニットNUが行方向に配列されている。ストリングユニットNUは、直列に接続された複数のメモリセルMCi(i=1、2、3・・・、64)と、一方の端部であるメモリセルMC64のドレイン側に接続されたビット線側選択トランジスタTDと、メモリセルMC0のソース側に接続されたソース線側選択トランジスタTSとを含む。ビット線側選択トランジスタTDのドレインは、対応する1つのビット線GBLに接続され、ソース線側選択トランジスタTSのソースは、共通のソース線SLに接続される。
メモリセルMCiのコントロールゲートは、ワード線WLiに接続され、選択トランジスタTD、TSのゲートは、選択ゲート線SGD、SGSに接続される。ワード線選択回路160は、行アドレスAxに基づきブロックを選択し、選択されたブロックの選択ゲート信号SGS、SGDに動作に応じた電圧を供給する。
メモリセルは、典型的に、Pウエル内に形成されたN型の拡散領域であるソース/ドレインと、ソース/ドレイン間のチャンネル上に形成されたトンネル酸化膜と、トンネル酸化膜上に形成されたフローティングゲート(電荷蓄積層)と、フローティングゲート上に誘電体膜を介して形成されたコントロールゲートとを含むMOS構造を有する。フローティングゲートに電荷が蓄積されていないとき、つまりデータ「1」が書込まれているとき、しきい値は負状態にあり、メモリセルは、ノーマリオンである。フローティングゲートに電子が蓄積されたとき、つまりデータ「0」が書込まれているとき、しきい値は正にシフトし、メモリセルは、ノーマリオフである。
図3は、フラッシュメモリの各動作時に印加されるバイアス電圧の一例を示したテーブルである。読出し動作では、ビット線に或る正の電圧を印加し、選択されたワード線に或る電圧(例えば0V)を印加し、非選択ワード線にパス電圧Vpass(例えば4.5V)を印加し、選択ゲート線SGD、SGSに正の電圧(例えば4.5V)を印加し、ビット線側選択トランジスタTD、ソース線側選択トランジスタTSをオンし、共通ソース線SLを0Vにする。プログラム動作では、選択されたワード線に高電圧のプログラム電圧Vprog(15〜20V)を印加し、非選択のワード線に中間電位(例えば10V)を印加し、ビット線側選択トランジスタTDをオンさせ、ソース線側選択トランジスタTSをオフさせ、データ「0」または「1」に応じた電位をビット線GBLに供給する。消去動作では、ブロック内の選択されたワード線に0Vを印加し、Pウエルに高電圧(例えば20V)を印加し、フローティングゲートの電子を基板に引き抜くことで、ブロック単位でデータを消去する。
図4は、ビット線選択回路とページバッファ/センス回路の一例を示す図であり、ここには、一対のビット線として、偶数ビット線GBL_eと奇数ビット線GBL_oが例示されている。ビット線選択回路200は、偶数ビット線GBL_eに接続された偶数選択トランジスタSEL_eと、奇数ビット線GBL_oに接続された奇数選択トランジスタSEL_oと、偶数ビット線GBL_eと仮想電位VIRとの間に接続された偶数バイアス選択トランジスタYSEL_eと、奇数ビット線GBL_oと仮想電位VIRとの間に接続された奇数バイアス選択トランジスタYSEL_oと、偶数選択トランジスタSEL_eおよび奇数選択トランジスタSEL_oの共通ノードN1に接続されたビット線選択トランジスタBLSとを有する。
1つのページバッファ/センス回路170は、ビット線選択トランジスタBLSを介してビット線選択回路200に接続され、一対の偶数ビット線GBL_eと奇数ビット線GBL_oによって共用される。ページバッファ/センス回路170は、ビット線にプリチャージ電位を供給するためのプリチャージトランジスタBLPREと、プリチャージトランジスタBLPREとビット線選択トランジスタBLSとの間に形成されるセンスノードSNに接続されたキャパシタCと、センスノードSNの電位をラッチ回路172へ転送する転送トランジスタBLCD等を有する。
選択されたページの読出しまたはプログラムが行われるとき、偶数ページ(偶数ビット線)と奇数ページ(奇数ビット線)に分けて動作が行われる。すなわち、偶数ページの読出し動作が行われるとき、偶数選択トランジスタSEL_e、ビット線選択トランジスタBLSがオンし、奇数選択トランジスタSEL_oがオフし、偶数バイアストランジスタYSEL_eがオフし、奇数バイアストランジスタYSEL_oがオンし、奇数ビット線GBL_oには仮想電位VIRによりGND電位が供給される。奇数ページの読出しが行われるとき、奇数選択トランジスタSEL_o、ビット線選択トランジスタBLSがオンし、偶数選択トランジスタSEL_eがオフし、偶数バイアストランジスタYSEL_eがオンし、奇数バイアストランジスタYSEL_oがオフし、偶数ビット線GBL_eには仮想電位VIRによりGND電位が供給される。こうして、ビット線シールドによる読出しが行われ、隣接するビット線間の容量結合によるノイズが低減される。
また、偶数ページのプログラムが行われるとき、偶数選択トランジスタSEL_e、ビット線選択トランジスタBLSがオンし、奇数選択トランジスタSEL_oがオフし、偶数バイアストランジスタYSEL_eがオフし、奇数バイアストランジスタYSEL_oがオンし、奇数ビット線GBL_oには仮想電位VIRによりプログラム禁止の電圧(例えば、或る正の電圧)が供給される。奇数ページのプログラムが行われるとき、奇数選択トランジスタSEL_o、ビット線選択トランジスタBLSがオンし、偶数選択トランジスタSEL_eがオフし、偶数バイアストランジスタYSEL_eがオンし、奇数バイアストランジスタYSEL_oがオフし、偶数ビット線GBL_eには仮想電位VIRによりプログラム禁止の電圧が供給される。
次に、本実施例に係るフラッシュメモリの詳細なプログラム動作について説明する。本実施例は、選択されたページのプログラムを行う場合、隣接するメモリセル間のFGカップリングの影響を抑制したプログラミングモードを備える。
図5に、本実施例による選択ページのプログラム動作のフローを示す。先ず、入出力バッファ120を介してプログラムコマンド、プログラムデータ、アドレス等が受取られると(S10)、コントローラ150によりプログラムシーケンスが開始される。ワード線選択回路160は、行アドレス情報Axに基づきメモリアレイ110のブロックを選択し、かつ選択されたブロックのワード線を選択する。一方、列選択回路180は、列アドレス情報Ayに基づきプログラムデータをページバッファ/センス回路170にロードする。
次に、ワード線選択回路160によって選択されたワード線、すなわち選択されたページのプログラムが開始される(S20)。選択ページのプログラムでは、最初に、偶数ページのプログラムが行われ(S30)、偶数ページのプログラムが終了すると、次に奇数ページのプログラムが行われる(S40)。メモリセルへの電子の注入を正確にまたは効果的に行うために、ISPP(Incremental Step Pulse Program)方式が用いられる。この方式では、初期のプログラムパルスを印加し、プログラムベリファイにより不合格と判定された場合には、初期のプログラムパルスよりも1ステップ電圧だけ高いプログラムパルスを印加し、ページ内のすべてのメモリセルのプログラムが合格と判定されるまでプログラムパルスの電圧を順次増加させる。なお、本例では、偶数ページのプログラムの次に奇数ページのプログラムを行うが、偶数ページまたは奇数ページの割り当ては任意であり、奇数ページのプログラムの次に偶数ページのプログラムを行うことも本質的には同じことである。
図6は、偶数ページのプログラムのフローを示し、図7は、奇数ページのプログラムのフローを示す。図8、図8Aは、偶数ページ/奇数をプログラムするときのFGカップリングによるメモリセルのしきい値のシフトを模式的に示しており、e1、e2、e3、e4は、偶数ビット線、o1、o2、o3は、奇数ビット線、WL1、WL2、WL3は、ワード線、ハッチングは、メモリセルのしきい値のシフトを表している。また、図9、図9Aは、FGカップリングによるメモリセルのしきい値の変化を理解し易くするため、データ「1」の消去のしきい値分布の下限値からデータ「0」のプログラムのしきい値分布の上限値までを、「0」から「10」までの数値例で表している。
先ず、図6に示すように、選択されたページの偶数ページのプログラムを行うため、偶数ページに1回目のプログラムパルスが印加される(S100)。このときの状態を図8(A)に示す。ワード線WL1が選択ページである。なお、プログラムが行われる前に、全てのメモリセルは消去状態にあるものとする。このとき、図9(A)に示すプログラムデータ「0111010」がページバッファ/センス回路170にセットされる。すなわち、奇数ビット線o1、o2、o3には、データ「1」、すなわちプログラム禁止である電圧が供給され、偶数ビット線e1、e2、e3、e4には、「0100」のデータに応じた電圧が供給される。
ワード線WL1には、内部電圧発生回路190によって生成された1回目のプログラムパルスが印加され、データ「0」の偶数ビット線e1、e3、e4のメモリセルに電子が注入され、メモリセルのしきい値が正の方向にシフトされ、しきい値が「3」にシフトしたものとする。データ「0」をプログラムされたメモリセルのしきい値が正の方向にシフトされることで、これに隣接するメモリセルのしきい値がFGカップリングにより正の方向にシフトされる。具体的には、図9(A)に示すように、奇数ビット線o1のメモリセルのしきい値は、偶数ビット線e1のメモリセルとのFGカップリングにより「1.5」にシフトし、奇数ビット線o2のメモリセルのしきい値は、偶数ビット線e3のメモリセルとのFGカップリングにより「1.5」になる。奇数ビット線o3のメモリセルのしきい値は、偶数ビット線e3、e4の2つのメモリセルとのFGカップリングにより「2」にシフトされる。さらに、選択ページWL1に隣接する次のワード線WL2において、偶数ビット線e1、e3、e4のメモリセルのしきい値がFGカップリングの影響により「1.2」にシフトされる。また、奇数ビット線o3のメモリセルのしきい値も「0.2」にシフトされる。1回目のプログラムパルスの印加により、図8(A)に示すように、偶数ページのデータ「0」のメモリセルに隣接する奇数ページおよび次のワード線WL2の偶数ページのしきい値が幾分上昇される。
再び図6に戻り、偶数ページへの1回目のプログラムパルスの印加が終了すると、次に、コントローラ150は、選択ページ内において隣接するメモリセル、すなわち奇数ページのソフトプログラムのためのベリファイを実施する(S102)。上記したように、データ「0」をプログラムされた偶数ページのメモリセルと隣接するメモリセルのしきい値がFGカップリングにより上昇するが、本実施例では、このようなFGカップリングによりメモリセルのしきい値が上昇することを前提に隣接するメモリセルのソフトプログラムを行い、隣接するメモリセルのしきい値を一定の値に収束させる。ベリファイは、選択ワード線WL1にベリファイ電圧を印加し、それ以外は通常の読出し動作と同様に行われる。図9(A)の例では、ソフトプログラムのベリファイの合否を判定するしきい値が、例えば「2」に設定される。その結果、奇数ビット線o1、o2のしきい値が「1.5」であるため不合格となり、奇数ビット線o3のしきい値が「2」であるため合格となる。
コントローラ150は、ベリファイの判定結果に基づき不合格とされた奇数ページについてソフトプログラムを実施する(S104)。図9(A)の例では、奇数ビット線o1、o2のメモリセルについてソフトプログラムが行われる。ソフトプログラムでは、通常のプログラムパルスよりも低い電圧に設定されたソフトプログラム電圧Vsoftが選択ワード線WL1に印加され、不合格とされた奇数ビット線o1、o2にプログラム可能な電圧が供給され、合格とされた奇数ビット線o3にプログラム禁止の電圧が供給される。また、偶数ビット線にもプログラム禁止の電圧が供給される。不合格とされた奇数ビット線o1、o2のメモリセルのしきい値は、ソフトプログラムにより正の方向へシフトされる。ソフトプログラムおよびそのベリファイは、すべての奇数ビット線のメモリセルのしきい値が合格するまで(この例では、しきい値が「2」となるまで)繰り返される。その結果、図9(B)に示すように、奇数ビット線o1、o2、o3のしきい値が「2」に収束される。
次に、コントローラ150は、選択ページに隣接する次のワード線の偶数ページのソフトプログラムのためのベリファイを実施する(S106)。ワード線WL1の偶数ページのデータ「0」のプログラムにより、隣接するワード線WL2の偶数ページのメモリセルのしきい値もまたFGカップリングにより上昇する。本実施例では、隣接するワード線の偶数ページのメモリセルのしきい値がFGカップリングにより上昇することを前提に、そのようなメモリセルにソフトプログラムを行い、しきい値をほぼ一定に収束させる。ベリファイを判定するしきい値は、奇数ページのソフトプログラムのときと同じであり、従って、しきい値が「2」に達しているか否かを判定する。図9(A)の例では、ワード線WL2のビット線e1、e2、e3、e4のメモリセルのしきい値が「2」より小さいため、これらのメモリセルが不合格と判定される。
次に、コントローラ150は、不合格とされた次のワード線の偶数ページのメモリセルについてソフトプログラムを行う(S108)。このソフトプログラムは、ステップS104のときと同様に行われる。その結果、図9(B)に示すように、隣接するワード線WL2の偶数ページのメモリセルのしきい値が「2」に収束される。こうして、ワード線WL1、WL2の隣接するメモリセルのしきい値がソフトプログラムにより「2」に設定される。
次に、コントローラ150は、偶数ページのプログラムベリファイを実施する(S110)。すなわち、電荷を注入されるべきデータ「0」のメモリセルが不合格と判定された場合には(S112)、そのメモリセルに次のプログラムパルスが印加され、すべてのメモリセルのプログラムが合格と判定されるまで、ステップS100〜S110が繰り返される。例えば、プログラムベリファイにより判定されるしきい値が「8」とすると、図9(C)に示すように、選択ページの偶数ビット線e1、e3、e4のメモリセルのしきい値は、「8」またはそれ以上である。偶数ビット線e1、e3、e4のメモリセルのしきい値が「8」以上となることで、これらに隣接するメモリセルのしきい値もまたFGカップリングによりさらに上昇される。ここで留意すべきは、データ「0」がプログラムされるメモリセルにプログラムを印加するとき、隣接するメモリセルのしきい値がソフトプログラムにより一定値まで上昇されているため、隣接するメモリセルをソフトプログラムしない場合と比較すると、隣接するメモリセルと偶数ページのデータ「0」がプログラムされるメモリセルとの間の電圧差が小さくなり、FGカップリングによりしきい値のシフト量が小さくされる。こうして、偶数ページのプログラムが終了されると、次に奇数ページのプログラムが開始される(S114)。
次に、奇数ページのプログラムについて図7を参照して説明する。コントローラ150は、奇数ページをプログラムするため、ワード線WL1に1回目のプログラムパルスを印加する(S200)。このとき、偶数ビット線には、データ「1」としてプログラム禁止電圧が供給され、奇数ビット線には、プログラムデータに応じた電圧が供給される。図9Aの例では、奇数ビット線o1、o2、o3に「010」がセットされ、ビット線o1、o3のしきい値が「4.5」、「4.7」にシフトされ、これに伴い隣接するメモリセルのしきい値もまたFGカップリングにより上昇される。図8Aの(D)は、奇数ページの1回目のプログラムの様子を表している。
次に、コントローラ150は、隣接する次のワード線WL2の奇数ページのソフトプログラムのためのベリファイを実施する(S202)。ベリファイを判定するしきい値は、偶数ページのときと同じであり、従って、しきい値が「2」に達しているか否かを判定する。図9Aの例では、ワード線WL2の奇数ビット線o1、o2、o3のしきい値は、いずれも「2」よりも小さいため、これらのメモリセルは不合格と判定される。
次に、不合格と判定されたワード線WL2の奇数ページについてソフトプログラムを行う(S204)。その結果、図9Aの(E)に示すように、ワード線WL2の奇数ビット線o1、o2、o3のメモリセルのしきい値が「2」に収束される。
次に、コントローラ150は、奇数ページのプログラムベリファイを行い、不合格のメモリセルがあれば、そのメモリセルに次のプログラムパルスが印加され(S200)、最終的にすべての奇数ページのメモリセルが合格するまで、ステップS200〜S206が繰り返される。そして、奇数ページのプログラムが終了すると、選択ページのプログラムが終了される(S210)。
図8Aの(F)、図9Aの(F)は、奇数ページのプログラム終了時の各メモリセルのしきい値を表している。ここで留意すべきは、奇数ページのプログラムにおいても、隣接するワード線の奇数ページにソフトプログラムをするため、データ「1」のメモリセルとデータ「0」がプログラムされるメモリセル間の電圧差が小さくなり、それ故、FGカップリングによるしきい値のシフトを小さくすることができる。さらに、隣接するワード線WL2のすべてのメモリセルのしきい値は、ソフトプログラムにより正の方向にシフトされるが、これらのしきい値は、一定の範囲内に収束され得る。それは、データ「0」がプログラムされるメモリセルとの電圧差が小さくなり、FGカップリングによる影響が小さくなるためである。
次のワード線WL2のプログラムを行う場合、偶数ページのプログラムでは、奇数ページのプログラムのときと同様に、隣接する次のワード線WL3の偶数ページのソフトプログラムのみが実施されるようにしてもよい。つまり、図6に示すフローのステップS102、S104がスキップされる。なぜなら、図8Aの(F)や図9Aの(F)に示されるように、ワード線WL2のプログラムを行うとき、ワード線WL2の偶数ページおよび奇数ページの全てのメモリセルのしきい値は、すでにソフトプログラムされた状態にあるためである。ワード線WL2に、データ「0」のプログラムをされるメモリセルと、データ「1」のメモリセルとの間の電圧差は、ソフトプログラムが実施されていないときと比較して小さくなり、それ故、FGカップリングによるしきい値のシフトが抑制される。
図10に、データ「1」のしきい値分布と、データ「0」のしきい値分布を示す。波形Jは、隣接するメモリセルにソフトプログラムを実施しない従来のプログラム方法のときのしきい値分布であり、破線で表すKは、隣接するメモリセルにソフトプログラムを実施したときの本実施例のプログラム方法のしきい値分布である。本実施例では、上記したように、偶数ページのプログラム中に、隣接するメモリセルにソフトプログラムを実施することで、データ「1」のしきい値が上昇され、データ「0」をプログラムするときに、データ「1」のメモリセルとの電圧差が小さくなり、FGカップリングによるしきい値のシフトが抑制される。その結果、データ「1」、「0」のしきい値の分布幅が従来よりも狭帯化される。
上記実施例では、メモリセルが1ビットのデータを記憶する例を示したが、メモリセルは多ビットのデータを記憶するものであっても良い。さらに上記実施例では、NANDストリングが基板表面に形成される例を示したが、NANDストリングが基板表面に立体的に形成されるものであってもよい。
以上のように本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100:フラッシュメモリ
110:メモリアレイ
120:入出力バッファ
130:アドレスレジスタ
140:キャッシュメモリ
150:コントローラ
160:ワード線選択回路
170:ページバッファ/センス回路
180:列選択回路
190:内部電圧発生回路
200:ビット線選択回路

Claims (13)

  1. NAND型フラッシュメモリのページをプログラムするプログラム方法であって、
    メモリアレイのページを選択するステップと、
    選択ページの偶数ページをプログラムするステップと、
    前記偶数ページに隣接するメモリセルをソフトプログラムする第1のソフトプログラムステップと、
    前記偶数ページのプログラムの終了後に前記選択ページの奇数ページをプログラムするステップと、
    を有するプログラム方法。
  2. 前記第1のソフトプログラムステップは、奇数ページをソフトプログラムすることを含む、請求項1に記載のプログラム方法。
  3. 前記第1のソフトプログラムステップは、前記選択ページに隣接する次のワード線の偶数ページをソフトプログラムすることを含む、請求項1に記載のプログラム方法。
  4. 前記奇数ページをプログラムするステップは、奇数ページにプログラム電圧を印加するステップと、奇数ページに隣接する次のワード線の奇数ページをソフトプログラムする第2のソフトプログラムステップを含む、請求項1ないし3いずれか1つに記載のプログラム方法。
  5. 前記第1のソフトプログラムステップは、ソフトプログラムのためのベリファイを含む、請求項1ないし4いずれか1つに記載のプロフラム方法。
  6. 前記第2のソフトプログラムステップは、ソフトプログラムのためのベリファイを含む、請求項4に記載のプログラム方法。
  7. 前記偶数ページをプログラムするステップは、プログラムのためのベリファイを含む、請求項1ないし6いずれか1つに記載のプログラム方法。
  8. 前記奇数ページをプログラムするステップは、プログラムのためのベリファイを含む、請求項1ないし7いずれか1つに記載のプログラム方法。
  9. 複数のメモリセルが形成されたメモリアレイと、
    前記メモリアレイのページを選択するページ選択手段と、
    前記ページ選択手段によって選択されたページのプログラムを行うプログラム手段とを有し、
    前記プログラム手段は、選択ページの偶数ページをプログラムする手段と、メモリセルをソフトプログラムする手段と、前記選択ページの奇数ページをプログラムする手段とを含み、
    前記ソフトプログラムする手段は、偶数ページに隣接するメモリセルをソフトプログラムする、NAND型のフラッシュメモリ。
  10. 前記ソフトプログラムする手段は、偶数ページのプログラム中に、選択ページの奇数ページおよび選択ページに隣接する次のワード線の偶数ページをソフトプログラムする、請求項9に記載のフラッシュメモリ。
  11. 前記ソフトプログラムする手段はさらに、奇数ページのプログラム中に、奇数ページに隣接する次のワード線の奇数ページをソフトプログラムする、請求項9または10に記載のフラッシュメモリ。
  12. 前記ソフトプログラムする手段は、ソフトプログラムのためのベリファイを含む、請求項9に記載のフラッシュメモリ。
  13. 前記偶数ページをプログラムする手段は、プログラムのためのベリファイを含み、前記奇数ページをプログラムする手段は、プログラムのためのベリファイを含む、請求項9のフラッシュメモリ。
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