JP2017094355A - 多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法 - Google Patents
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該多角形フランジ付き筒状金具の製造工程中の中間成形工程において、前記多角形フランジを成形するのに、少なくとも次記した工程を含んでいることを特徴とする、多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法である。
(1)円柱形状のブランクの一方の端面の中央への予備穴成形用パンチの押し込みによって凹部を成形することにより、又は該凹部を成形してなるブランクにおける該凹部への予備穴成形用パンチの押し込みによって該凹部を深化させることにより、前記中空部をなすべき予備穴を成形するにあたり、該ブランクを、その先後の中間寄り部位を除く外周面を拘束した状態の下で、前記予備穴成形用パンチを押し込むことによって前記予備穴の成形を行うと共に、該ブランクにおける中間寄り部位の外周面に、すえ込みによって前記多角形フランジの先後寸法よりも先後寸法が大きい多角形フランジ用張り出し部位を、予備成形用金型本体における該多角形フランジの外周面となるべき範囲を超えない規制内周面の内側において予備成形する予備成形工程。
(2)前記予備成形工程の後、前記多角形フランジの外周面を成形するための多角形内周面を備えてなる本成形用金型本体を用い、前記予備成形後のブランクにおける前記予備穴に保形用のパンチを装填した状態において、該ブランクを、前記多角形フランジ用張り出し部位が前記多角形内周面にて包囲されるように該本成形用金型本体内に配置し、この配置状態の下で、該多角形フランジ用張り出し部位を、先後方向に加圧することによって、該多角形フランジを所定の先後長に圧縮して本成形する本成形工程。
請求項3にかかる本発明は、前記予備成形工程において、前記多角形フランジの外周面となるべき範囲を超えない規制内周面が、前記予備成形用金型本体において、前記多角形フランジの外周面と同寸法以下の予備成形用多角形内周面として、前記ブランクの前記中間寄り部位を挟む先後を拘束する内周面相互の先後間に形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法である。
請求項5にかかる本発明は、前記本成形工程における多角形フランジ用張り出し部位の先後方向の加圧を、別設の金型と前記本成形用金型本体に設けられた前記環状面にて行う場合において、この別設の金型を、筒状をなすものとし、かつ前記保形用のパンチに環状の空隙を介して外嵌状に配置しておくことを特徴とする、請求項4に記載の多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法である。
10b 円柱形状のブランク
11,17 筒状部
15 多角形フランジ
15c 多角形フランジ用張り出し部位
15s,15k 多角形フランジの端面(環状面)
22b 円柱形状のブランクの一方の端面
23 円柱形状のブランクの一方の端面の凹部
25 予備穴
27 中空部
L1 多角形フランジ用張り出し部位の先後寸法
L2 多角形フランジの先後寸法
300 予備成形用金型本体
309 多角形フランジの外周面となるべき範囲を超えない規制内周面(予備成形用金型本体における予備成形用多角形内周面)
330 予備穴成形用パンチ
350 予備成形工程に用いる別設の金型(筒状の金型)
400 本成形用金型本体
405 本成形用金型本体に設けられた環状面(多角形フランジの端面を成形する環状面)
409 多角形フランジの外周面を成形するための多角形内周面
430 保形用のパンチ
450 本成形工程に用いる別設の金型(筒状の金型)
453 本成形工程に用いる筒状の金型の先端面(多角形フランジの端面を成形する環状面)
Claims (5)
- 貫通する中空部を有する筒状部と、該筒状部の軸方向における先後の中間寄り部位の外周面において外方に張り出す多角形フランジとを有する、多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法であって、
該多角形フランジ付き筒状金具の製造工程中の中間成形工程において、前記多角形フランジを成形するのに、少なくとも次記した工程を含んでいることを特徴とする、多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法。
(1)円柱形状のブランクの一方の端面の中央への予備穴成形用パンチの押し込みによって凹部を成形することにより、又は該凹部を成形してなるブランクにおける該凹部への予備穴成形用パンチの押し込みによって該凹部を深化させることにより、前記中空部をなすべき予備穴を成形するにあたり、該ブランクを、その先後の中間寄り部位を除く外周面を拘束した状態の下で、前記予備穴成形用パンチを押し込むことによって前記予備穴の成形を行うと共に、該ブランクにおける中間寄り部位の外周面に、すえ込みによって前記多角形フランジの先後寸法よりも先後寸法が大きい多角形フランジ用張り出し部位を、予備成形用金型本体における該多角形フランジの外周面となるべき範囲を超えない規制内周面の内側において予備成形する予備成形工程。
(2)前記予備成形工程の後、前記多角形フランジの外周面を成形するための多角形内周面を備えてなる本成形用金型本体を用い、前記予備成形後のブランクにおける前記予備穴に保形用のパンチを装填した状態において、該ブランクを、前記多角形フランジ用張り出し部位が前記多角形内周面にて包囲されるように該本成形用金型本体内に配置し、この配置状態の下で、該多角形フランジ用張り出し部位を、先後方向に加圧することによって、該多角形フランジを所定の先後長に圧縮して本成形する本成形工程。 - 前記予備成形工程において、該ブランクの先後の中間寄り部位を除く外周面を拘束するのに、前記予備成形用金型本体と、別設の金型を用いると共に、この別設の金型を、筒状をなすものとし、かつ、前記予備穴成形用パンチに環状の空隙を介して外嵌状に配置しておくことを特徴とする、請求項1に記載の多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法。
- 前記予備成形工程において、前記多角形フランジの外周面となるべき範囲を超えない規制内周面が、前記予備成形用金型本体において、前記多角形フランジの外周面と同寸法以下の予備成形用多角形内周面として、前記ブランクの前記中間寄り部位を挟む先後を拘束する内周面相互の先後間に形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法。
- 前記本成形工程における多角形フランジ用張り出し部位の先後方向の加圧を、前記多角形フランジの各端面を成形する環状面を有する、別設の金型同士で、又は別設の金型と前記本成形用金型本体に設けられた該環状面にて行うことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法。
- 前記本成形工程における多角形フランジ用張り出し部位の先後方向の加圧を、別設の金型と前記本成形用金型本体に設けられた前記環状面にて行う場合において、この別設の金型を、筒状をなすものとし、かつ前記保形用のパンチに環状の空隙を介して外嵌状に配置しておくことを特徴とする、請求項4に記載の多角形フランジ付き筒状金具の冷間鍛造による製造方法。
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