JP2017078330A - 鉄骨柱とh形梁又はi形梁の接合構造及びその接合方法 - Google Patents
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Description
鉄骨柱には、例えば角形鋼管からなる鋼管柱、形鋼からなる鉄骨柱を含み、水平断面が角形やH形に鋼板を溶接した鉄骨柱を含む。
また、H形梁又はI形梁には、形鋼からなる梁の他、梁ウェブとなる鋼板の両端に梁フランジとなる鋼板を溶接してH形又はI形にした梁を含む。
鉄骨造建築物における鉄骨柱とH形梁の接合方法は、図15、図16に示すブラケット形式の接合と、例えば特許文献1に記載のある溶接とボルト接合を混用する梁端混用接合(ノンブラケット形式)(図17、図18参照)に大別される。
ブラケット形式接合構造41は、図15、図16に示すように、鉄骨柱43にH形梁(図示なし)と同形式のブラケット45を工場で溶接して、ブラケット45とH形梁を建設現場で接合する。
梁端混用接合構造47は、図17、図18に示すように、鉄骨柱43にガセットプレート49を工場で溶接し、建設現場においてH形梁51の梁ウェブ51bとガセットプレート49を高力ボルト53による摩擦接合すると共にH形梁51の上下梁フランジ51aの端部を鉄骨柱43に突合せ溶接により接続する。
また、建設現場におけるH形梁とブラケット45との接合は、梁フランジ部及び梁ウェブのいずれもボルト接合となるため接合部数が多いという問題もある。
(1)ブラケット形式の接合に比べて、鉄骨柱に梁ウェブ51bが接合される鉄骨柱43部分の面外曲げ変形に起因する梁ウェブ51bの曲げ耐力の低下が生じる(非特許文献1)。
(2)通常、梁ウェブ51bを接合するボルトを本締めした後に梁フランジ51aを溶接接合する施工手順となるが、梁フランジ溶接時の熱応力によりボルト接合面にずれが生じ、溶接後のボルト軸力が所定の値を確保できず、梁ウェブ51bの曲げ応力伝達能力が十分に期待できない。非特許文献2において、本締めされた高力ボルト53に対する梁フランジ溶接における熱の影響によりボルト張力が低下するという研究例が示されている。
そこで、梁ウェブ51bの曲げ応力伝達能力改善のため、梁端接合部の設計においては、この部分でも曲げ負担をできるよう、梁ウェブ51bのボルト本数を数多く配置する必要がある。非特許文献3によれば、梁ウェブ接合部分の曲げ負担を考慮した(梁ウェブ51bに配置するボルト本数を増やした)梁端混用接合部は、最大曲げ耐力が改善され、塑性変形能力の確保の面でも有効とされている。
工程の効率化や不具合の発生を少なくするためには、施工上、上記の梁ウェブ51bのボルトを本締めした後に梁フランジ51aを溶接する施工手順を選択する傾向がある。
現に1995年の兵庫県南部地震において、上記従来技術による接合部において、変形能力に乏しい脆性的な破壊が多数報告されている。
一端側が前記鉄骨柱に接合され、他端側が前記凹溝部に嵌入された2枚のガセットプレートと、前記H形梁又はI形梁の梁フランジ端部と前記鉄骨柱の柱面を突合せ溶接した溶接接合部と、前記ガセットプレートと前記H形梁又はI形梁の梁ウェブのずれを防止するためのずれ止め用ボルトとを有し、
前記2枚のガセットプレートの上下辺の端面と、前記凹溝部の溝壁部とを当接させて応力伝達させるようにしたことを特徴とするものである。
梁フランジと梁ウェブを有すると共に前記梁ウェブの両面に前記梁フランジ側の一部を残して凹陥する凹溝部を有するH形梁又はI形梁であって、前記凹溝部にボルト孔が形成されたH形梁又はI形梁と、前記凹溝部に嵌入可能でかつボルト孔が形成された第1、第2ガセットプレートとを準備する準備工程と、
前記第1ガセットプレートの一端側を前記鉄骨柱に接合する第1ガセットプレート接合工程と、接合された前記第1ガセットプレートを前記H形梁又はI形梁の一方の面の凹溝部に嵌入させて前記第1ガセットプレートを介して前記鉄骨柱と前記H形梁又はI形梁を仮連結する仮連結工程と、前記第2ガセットプレートを前記H形梁又はI形梁の凹溝部に嵌入して前記第2ガセットプレートを設置する第2ガセットプレート設置工程と、前記第1ガセットプレート及び前記第2ガセットプレートをボルトによって仮止めする仮止め工程と、前記第2ガセットプレートの一端側を前記鉄骨柱に接合する第2ガセットプレート接合工程と、前記H形梁又はI形梁の梁フランジ端部と前記鉄骨柱の柱面を突合せ溶接する溶接工程と、前記ボルトを本締めする本締め工程とを備えたことを特徴とするものである。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る鉄骨柱とH形梁の接合構造1は、鉄骨柱3と、梁フランジ5aと梁ウェブ5bを有するH形梁5の接合構造であって、
一端側が鉄骨柱3に接合され、他端側が梁ウェブ5bの凹溝部5b1に嵌入された2枚のガセットプレート7(第1ガセットプレート7a、第2ガセットプレート7b)と、H形梁5の梁フランジ5aの端部と鉄骨柱3の柱面を突合せ溶接した溶接接合部9と、ガセットプレート7とH形梁5の梁ウェブ5bのずれを防止するためのずれ止め用ボルト11とを有している。
以下、詳細に説明する。
本実施の形態の鉄骨柱3は、角形鋼管柱からなり、通しダイアフラム13が設けられている。
なお、本発明の鉄骨柱3は、角形鋼管柱に限るものではなく、鋼管柱の形状は限定されず、また例えばH形鋼等からなる形鋼柱であってもよい。
また、本実施の形態では通しダイアフラム13が設けられているため、梁フランジ5aと接合される柱面が通しダイアフラム13となっているが、内ダイアフラムの場合には、梁フランジ5aは角形鋼管柱のスキンプレートと接合されることになり、この場合はスキンプレートが柱面となる。
H形梁5は、梁フランジ5aと梁ウェブ5bを有すると共に梁ウェブ5bの両面に梁フランジ側の一部を残して凹陥する凹溝部5b1を有している。凹溝部5b1が形成されることで、梁ウェブ5bは凹溝部5b1は肉薄となり、凹溝部5b1の上下には厚肉の増厚部5b2が形成されている。
なお、H形梁5は、H形鋼からなるものでも、鋼板を溶接してH形にしたものであってもよい。
H形梁5の鉄骨柱3に接合される梁フランジ5aの端部には、斜めに直線状に加工されたレ形の開先15が形成され、また梁ウェブ5bにはスカラップ17が形成されている。
ガセットプレート7は、矩形状の板材からなり、鉄骨柱3における柱面にH形梁5が取り付く側に突出させて2枚設けられている。
各ガセットプレート7は、その高さがH形梁5の梁ウェブ5bの凹溝部5b1に嵌入できるように設定されている。また、2枚のガセットプレート7は、H形梁5の梁ウェブ5bの凹溝部5b1の厚みと同じ距離だけ離した状態で、鉄骨柱3に溶接接合されている(図2参照)。
つまり、図4に示すように、H形梁5に曲げモーメントが作用すると、ガセットプレート7の上下辺の端面と凹溝部5b1の溝壁部16とが当接して支圧力によって応力の伝達が行われる。
この場合、凹溝部5b1の高さと溝壁部16の厚みを考慮して適宜設定すればよい。
例えば、ガセットプレート7の上下辺における凹溝部5b1の溝壁部16と当接する長さは、例えば凹溝部5b1の高さの1.0倍以上あることが好ましい。より好ましくは、1.5倍以上である。ただ、施工性を考慮すると1.2以下にするのが好ましい。
なお、ガセットプレート7の角形鋼管柱への接合は、溶接接合に限られず、例えばガセットプレートを断面がL字状の部材で形成し、L字の横辺部分を柱面にボルト接合してもよい。
溶接接合部9は、通しダイアフラム13側を直角に、梁フランジ5aをレ形の開先15とし、裏当て金19を用いて完全溶け込みによる突き合わせ溶接されている部位である。
ずれ止め用ボルト11は、2枚のガセットプレート7と梁ウェブ5bのずれを防止するという機能を有している。
また、ずれ止め用ボルト11は、後述する鉄骨柱3とH形梁5の接合方法において、ガセットプレート7と梁ウェブ5bの仮止め用としても機能する。
このような機能を有するずれ止め用ボルト11は、図1に示すように、ガセットプレート7のH形梁5側への延出方向中央付近に設けるのが好ましい。
さらに、本実施の形態の鉄骨柱とH形梁の接合構造1では、ガセットプレート7と梁ウェブ5bを連結するボルトは単なるずれ止め用であり、応力伝達の主要な部材ではなく、応力伝達は主として梁ウェブ5bの凹溝部5b1とガセットプレート7の支圧力によるものであるため、ボルト接合によって応力伝達している従来の梁端混用接合47で生じた種々の問題が生ずることがない。
本実施の形態の鉄骨柱3とH形梁5の接合方法は、準備工程と、第1ガセットプレート接合工程と、仮連結工程と、第2ガセットプレート設置工程と、仮止め工程と、第2ガセットプレート接合工程と、溶接工程と、本締め工程とを備えている。
以下、各工程を図5〜図11に基づいて詳細に説明する。なお、図5〜図11において図1〜図4と同一部分には同一の符号を付してある。
準備工程は、図5に示すように、鉄骨柱3に接合するH形梁5、第1ガセットプレート7a及び第2ガセットプレート7b(図示なし)を準備する工程である。
H形梁5は、梁フランジ5aと梁ウェブ5bを有すると共に梁ウェブ5bの両面に梁フランジ側の一部を残して凹陥する凹溝部5b1を有し、凹溝部5b1にはボルト孔23が形成されている。
また、第1ガセットプレート7aと第2ガセットプレート7bは同一形状であって、H形梁5の凹溝部5b1に嵌入可能でかつボルト孔24が形成されている。
なお、ボルト孔23、24は、長孔に限らず、丸孔であってもよいが、ボルト軸径の10%以上大きな過大孔にするのが望ましい。
もっとも、ボルト孔23、24の両方を過大孔にする必要はなく、いずれか一方のみを過大孔にしてもよい。
また、H形梁5の梁フランジ5aの端部には、斜めに直線状に加工されたレ形の開先15を形成し、また梁ウェブ5bにはスカラップ17を形成する。
第1ガセットプレート接合工程は、図6に示すように、第1ガセットプレート7aの一端側を鉄骨柱3に接合する工程である。
本実施の形態では、第1ガセットプレート7aを溶接接合する例であるが、第1ガセットプレート7aは、実施の形態1で述べたように、柱面にボルト接合してもよい。
仮連結工程は、図7に示すように、接合された第1ガセットプレート7aをH形梁5の一方の面の凹溝部5b1に嵌入させて第1ガセットプレート7aを介して鉄骨柱3とH形梁5を仮連結する工程である。
このとき、第1ガセットプレート7aのボルト孔24と凹溝部5b1に形成したボルト孔23の位置を合わせるようにする。
第2ガセットプレート設置工程は、図8に示すように、第2ガセットプレート7bをH形梁5の凹溝部5b1に嵌入させて第2ガセットプレート7bを設置する工程である。
このとき、第2ガセットプレート7bのボルト孔24と凹溝部5b1に形成したボルト孔23の位置を合わせるようにする。
仮止め工程は、図9に示すように、第1ガセットプレート7a及び第2ガセットプレート7bをずれ止め用ボルト11によってH形梁5の凹溝部5b1に仮止めする工程である。
仮止め工程では、ボルトは緩く締める程度にして、位置合わせ可能な状態にしておく。
第2ガセットプレート接合工程は、図10に示すように、第2ガセットプレート7bの一端側を鉄骨柱3に接合する工程である。第2ガセットプレート7bの接合は、図10に示したような溶接接合でもよいし、あるいはボルト接合であってもよい。
溶接工程は、図11に示すように、H形梁5の梁フランジ5aの端部と鉄骨柱3の柱面を突合せ溶接する工程である。
溶接工程によって、鉄骨柱3と梁フランジ5a溶接接合部9が形成される。
なお、溶接工程では、梁フランジ5aの開先15と通しダイアフラム13との当接部の下部に裏当て金19を配置して、当該部位を完全溶け込みによる突き合わせ溶接する。
溶接工程において、熱による変形が生じたとしても、ずれ止め用ボルト11は緩く止められており、若干の移動が可能であるため、過大な応力が生ずることはない。
本締め工程は、ボルトを本締めする工程であり、本締め工程を得ることで接合工程が完了する。
また、ガセットプレート7と梁ウェブ5bに設けるボルト孔23、24の径をボルト軸径よりも過大にしているので、寸法誤差が有った場合でも施工が可能であり、施工性に優れている。
本試験に用いた試験体25(柱梁部分架構)の概要は、図12に示すように、通しダイアフラム13を有する角形鋼管柱27に圧延によって製造されたH形鋼梁29を接合したものである。
試験方法は、H形鋼梁29の先端に取り付けたアクチュエーターを、平面内を図中の矢印のように繰返し稼動し、これによってH形鋼梁29の端部に、曲げとせん断力を作用させた。
なお、図13において、以下に特記する部品以外については、図1と同一部分には同一の符号を付してある。
また、通しダイアフラム13はSN490Cで、幅450mm、長さ450mm、厚さ28mmである。
角形鋼管柱27にすみ肉溶接されている2枚のガセットプレート31Aに関し、各ガセットプレート31Aは、厚さ9mmのSN490Bで、幅450mm、高さ360mmとした。
ガセットプレート31Bは、厚さ16mmのSN490Bで、幅200mm、高さ345mmとした。
角形鋼管柱27及び通しダイアフラム13は発明例試験体25Aと同様とした。
なお、ガセットプレート31Aと梁ウェブ5bが重ね合わさる部分にはショットブラストなどの摩擦面処理は施していない。
図14は、図12におけるH形鋼梁29の先端に取り付けたアクチュエーターが水平方向(実物では垂直方向に相当)に所定の距離だけ移動し、その後、反対方向に所定の距離だけ移動して、H形鋼梁29の先端に変位を加えていく場合を示している。
図14において、横軸はアクチュエーターが取り付けられたH形鋼梁29の先端の水平方向変位量(垂直方向からの回転角θb(rad.))であり、縦軸はアクチュエーターからH形鋼梁29の柱側端部に加わる載荷荷重による梁端モーメント:Mb(tf・m)であって、図12における右矢印方向をプラス方向(右方向)としている。
このように、アクチュエーターが図12における右矢印方向と左矢印方向の載荷を繰返すため、図14(a)に図示するようなヒステリシス曲線が描かれている。
そして、発明例試験体25Aは梁端回転角が5/100を超え、十分な変形能力を発揮している。最終的には、梁フランジ5aの破断によって終了している。
3 鉄骨柱
5 H形梁
5a 梁フランジ
5b 梁ウェブ
5b1 凹溝部
5b2 増厚部
7 ガセットプレート
7a 第1ガセットプレート
7b 第2ガセットプレート
9 溶接接合部
11 ずれ止め用ボルト
13 通しダイアフラム
15 開先
16 溝壁部
17 スカラップ
19 裏当て金
23 ボルト孔(H形梁)
24 ボルト孔(ガセットプレート)
25 試験体
25A 発明例試験体
25B 比較例試験体
27 角形鋼管柱
29 H形鋼梁
31A ガセットプレート(発明例試験体)
31B ガセットプレート(比較例試験体)
35 高力ボルト
41 ブラケット形式接合構造
43 鉄骨柱
45 ブラケット
47 梁端混用接合構造
49 ガセットプレート
51 H形梁
51a 梁フランジ
51b 梁ウェブ
53 高力ボルト
Claims (6)
- 鉄骨柱と、梁フランジと梁ウェブを有すると共に前記梁ウェブの両面に前記梁フランジ側の一部を残して凹陥する凹溝部を有するH形梁又はI形梁の接合構造であって、
一端側が前記鉄骨柱に接合され、他端側が前記凹溝部に嵌入された2枚のガセットプレートと、前記H形梁又はI形梁の梁フランジ端部と前記鉄骨柱の柱面を突合せ溶接した溶接接合部と、前記ガセットプレートと前記H形梁又はI形梁の梁ウェブのずれを防止するためのずれ止め用ボルトとを有し、
前記2枚のガセットプレートの上下辺の端面と、前記凹溝部の溝壁部とを当接させて応力伝達させるようにしたことを特徴とする鉄骨柱とH形梁又はI形梁の接合構造。 - 前記ずれ止め用ボルトは1本、又は2本であることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨柱とH形梁又はI形梁の接合構造。
- 前記2枚のガセットプレートの一端側が前記柱面に溶接接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄骨柱とH形梁又はI形梁の接合構造。
- 鉄骨柱に、梁フランジと梁ウェブを有するH形梁又はI形梁を接合する鉄骨柱とH形梁又はI形梁の接合方法であって、
梁フランジと梁ウェブを有すると共に前記梁ウェブの両面に前記梁フランジ側の一部を残して凹陥する凹溝部を有するH形梁又はI形梁であって、前記凹溝部にボルト孔が形成されたH形梁又はI形梁と、前記凹溝部に嵌入可能でかつボルト孔が形成された第1、第2ガセットプレートとを準備する準備工程と、
前記第1ガセットプレートの一端側を前記鉄骨柱に接合する第1ガセットプレート接合工程と、接合された前記第1ガセットプレートを前記H形梁又はI形梁の一方の面の凹溝部に嵌入させて前記第1ガセットプレートを介して前記鉄骨柱と前記H形梁又はI形梁を仮連結する仮連結工程と、前記第2ガセットプレートを前記H形梁又はI形梁の凹溝部に嵌入して前記第2ガセットプレートを設置する第2ガセットプレート設置工程と、前記第1ガセットプレート及び前記第2ガセットプレートをボルトによって仮止めする仮止め工程と、前記第2ガセットプレートの一端側を前記鉄骨柱に接合する第2ガセットプレート接合工程と、前記H形梁又はI形梁の梁フランジ端部と前記鉄骨柱の柱面を突合せ溶接する溶接工程と、前記ボルトを本締めする本締め工程とを備えたことを特徴とする鉄骨柱とH形梁又はI形梁の接合方法。 - 前記第1、第2ガセットプレートと前記梁ウェブに形成されたボルト孔のいずれか一方または双方のボルト孔の孔径を、ボルト軸径より過大径にすることによって、仮止め工程での位置調整を可能にしたことを特徴とする請求項4に記載の鉄骨柱とH形梁又はI形梁の接合方法。
- 前記ガセットプレートと前記梁ウェブに設けるボルト孔数を1本又は2本としたことを特徴とする請求項4又は5に記載の鉄骨柱とH形梁又はI形梁の接合方法。
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