JP2021025400A - ハイテンボルトなし鉄骨組立構造 - Google Patents

ハイテンボルトなし鉄骨組立構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2021025400A
JP2021025400A JP2019154145A JP2019154145A JP2021025400A JP 2021025400 A JP2021025400 A JP 2021025400A JP 2019154145 A JP2019154145 A JP 2019154145A JP 2019154145 A JP2019154145 A JP 2019154145A JP 2021025400 A JP2021025400 A JP 2021025400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint plate
web
structural members
attached
flange portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019154145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7164074B2 (ja
Inventor
龍夫 ▲高▼▲橋▼
龍夫 ▲高▼▲橋▼
Tatsuo Takahashi
日吉男 杉浦
Hiyoshio Sugiura
日吉男 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takahashi Kanri KK
Original Assignee
Takahashi Kanri KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takahashi Kanri KK filed Critical Takahashi Kanri KK
Priority to JP2019154145A priority Critical patent/JP7164074B2/ja
Publication of JP2021025400A publication Critical patent/JP2021025400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7164074B2 publication Critical patent/JP7164074B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

【課題】 鉄骨建築用の構造部材どうしを隅肉溶接により接合することにより、ハイテンボルト等を用いることなく鉄骨造梁の接合が容易にできる新たな接合構造を提供することを課題とする。【解決手段】 断面形状がH型に形成された鉄骨建築用の構造部材どうしの長手方向の端部を互いに突き合せ、上側フランジ部の下面に連結用の上側フランジ継板を隅肉溶接で取り付けると共に、下側フランジ部の下面に連結用の下側フランジ継板を隅肉溶接で取り付け、ウェブ部の両側面に複数の長穴を開けたウェブ継板を隅肉溶接で取り付け、それら各継板と両構造部材どうしをハイテンボルトを使用せず接合するための鉄骨組立構造を提供する。【選択図】図1

Description

この発明は、鉄骨建物における構造部材どうしの長手方向の端部を突き合せた状態で接合する接合構造において、ハイテンボルトを用いないで接合するための接合構造に関するものである。
従来、鉄骨建物における梁部材等の構造部材どうしの接合は、梁部材(H型鋼等)のウェブ面とフランジ面に接合プレートを当接させ、接合プレートと梁部材をハイテンボルトにより締め付け接合していた。
しかしながら、現在、ハイテンボルトが極度の品薄状態のため発注してからハイテンボルトが納品されるまで最低8か月が必要である。
(1)そのため建築業者に、お客様から建物の竣工時期の目途が立たないため事業計画が立てられないといった苦情が寄せられている。
特に、競争の早い製造業者等では工場・倉庫等の完成が遅れることにより合理化が達成できず、競合他社との価格競争力において多くの問題が発生している。
(2)すでに建築を請け負った業者の場合は、請負契約をしてから長期にわたり建物の着工ができないため、資材等の価格の値上がりにより、当初契約した請負金額では建物を完成できない、といった問題が発生している。
さらに、ハイテンボルトで構造部材どうしを接合する場合には、ナットの接触面に油分が付着しないように注意すると共に、鉄骨部材の接合部の表面を摩擦面処理する必要があった。
この発明は、従来の接合構造における上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的とするところは、鉄骨建築用の構造部材どうしを隅肉溶接により接合することにより、ハイテンボルト等を用いることなく構造部材の接合が容易にできる新たな接合構造を提供することを課題とする。
さらに、接合プレートを当接させる構造部材のウェブ面とフランジ面を、構造部材と同様に塗装することができる接合構造を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、上側フランジ部と下側フランジ部と、それらの両フランジ部を繋ぐウェブ部により断面形状がH型に形成された鉄骨建築用の構造部材どうしの長手方向の端部を互いに突き合せた状態で接合する建築用構造部材の接合構造において、前記両構造部材のそれぞれにおいて、前記上側フランジ部の下面に連結用の上側フランジ継板を隅肉溶接で取り付けると共に、下側フランジ部の下面に連結用の下側フランジ継板を隅肉溶接で取り付け、前記ウェブ部の両側面に複数の長穴を開けたウェブ継板を隅肉溶接で取り付け、それら各継板と両構造部材どうしをハイテンボルトを使用せず接合したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、前記両構造部材の内の一方の構造部材に、工場で上側フランジ継板、下側フランジ継板、片側のウェブ継板を隅肉溶接で取り付けると共に、施工現場で、他方の構造部材に、前記上側フランジ継板、下側フランジ継板、片側のウェブ継板と、さらに反対側のウェブ継板を下向き隅肉溶接で取り付けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構造に加え、前記両構造部材どうしを普通ボルトで仮組みするため、両構造部材のウェブ部に複数の穴を開けると共に、そのウェブ部の穴に対応するウェブ継板に複数の穴を開けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構造に加え、前記両構造部材どうしのウェブ部の両側面に取り付けるウェブ継板は、同一形状をしたウェブ継板を両側面の相対する位置に取り付けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構造に加え、前記両構造部材の上側フランジ部と下側フランジ部に取り付ける上側フランジ継板と下側フランジ継板は、上側フランジ部と下側フランジ部の端縁より外側へ突出して成形したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の構造に加え、上側フランジ部の下面に取り付ける上側フランジ継板は、四角形状をした2枚のフランジ継板の概ね中間部を繋いでH型に成形したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、上側フランジ部と下側フランジ部と、それらの両フランジ部を繋ぐウェブ部により断面形状がH型に形成された鉄骨建築用の構造部材どうしの長手方向の端部を互いに突き合せた状態で接合する建築用構造部材の接合構造において、前記両構造部材のそれぞれにおいて、前記上側フランジ部の下面に連結用の上側フランジ継板を隅肉溶接で取り付けると共に、下側フランジ部の下面に連結用の下側フランジ継板を隅肉溶接で取り付け、前記ウェブ部の両側面に複数の長穴を開けたウェブ継板を隅肉溶接で取り付け、それら各継板と両構造部材どうしをハイテンボルトを使用せず接合したことにより、ハイテンボルトを使用せず施工現場で構造部材どうしの接合を早く簡単に行うことが可能になった。
請求項2に記載の発明によれば、前記両構造部材の内の一方の構造部材に、工場で上側フランジ継板、下側フランジ継板、片側のウェブ継板を隅肉溶接で取り付けると共に、施工現場で、他方の構造部材に、前記上側フランジ継板、下側フランジ継板、片側のウェブ継板と、さらに反対側のウェブ継板を下向き隅肉溶接で取り付けたことにより、各々継板を構造部材に対して正確に接合することが可能になった。
請求項3に記載の発明によれば、前記両構造部材どうしを普通ボルトで仮組みするため、両構造部材のウェブ部に複数の穴を開けると共に、そのウェブ部の穴に対応するウェブ継板に複数の穴を開けたことにより、現場で簡単に構造部材どうしの仮組みを行うことが可能になった。
請求項4に記載の発明によれば、前記両構造部材どうしのウェブ部の両側面に取り付けるウェブ継板は、同一形状をしたウェブ継板を両側面の相対する位置に取り付けたことにより、ウェブ継板の種類を少なくすることが可能となった。
請求項5に記載の発明によれば、前記両構造部材の上側フランジ部と下側フランジ部に取り付ける上側フランジ継板と下側フランジ継板は、上側フランジ部と下側フランジ部の端縁より外側へ突出して成形したことにより、施工現場において構造部材を隅肉溶接で早く正確に接合することが可能となった。
請求項6に記載の発明によれば、上側フランジ部の下面に取り付ける上側フランジ継板は、四角形状をした2枚のフランジ継板の概ね中間部を繋いでH型に成形したことにより、フランジ継板を構造部材のフランジ部どうしに正確に接合することが可能となった。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図7には、この発明の実施の形態を示す。
図1は、鉄骨造の建物のH型鋼どうしを接合させるための各種継板を配置した状態を分解図で示す。
H型鋼1、2は同一寸法で、断面寸法は高さ450mm、辺200mm、フランジ部13、19、32、40の厚さは14mm、ウェブ部18、39の厚さは9mmである。
このように配置した前記H型鋼1の端部17とH型鋼2の端部33を互いに突き合せた状態で、H型鋼1のフランジ部13とH型鋼2のフランジ部32を接合するため、図4の組立図で示すようにフランジ部13、フランジ部32の下面に、2枚の四角形の平板鋼板の概ね中間部を繋いでH型に成形した上側フランジ継板4(厚さ10mm、縦100mm、横245mmの2枚の四角形状の平板鋼板の概ね中間部を厚さ10mm、縦10mm、横40mmの平板鋼板で繋いでH型に形成)を配置すると共に、H型鋼1のウェブ部18とH型鋼2のウェブ部39を結合するため、図4の組立図で示すようにウェブ部18の側面49とウェブ部39の側面50を、2枚のウェブ継板3とウェブ継板5(ウェブ継板3、ウェブ継板5共に厚さ7mm、縦280mm、横245mmで成形)で挟み込むように配置し、さらにH型鋼1のフランジ部19とH型鋼2のフランジ部40を接合するため、図4の組立図で示すようにフランジ部19、フランジ部40の下面に厚さ10mm、縦240mm、横245mmの下側フランジ継板6を配置した状態を示す。
図2は、図1で説明したH型鋼1のフランジ部13に上側フランジ継板4を取り付け、さらにH型鋼1のウェブ部18の両面にボルト69(図5で示す)、ナット26でウェブ継板3、ウェブ継板5を取り付け、さらにH型鋼1のフランジ部19の下面に下側フランジ継板6を取り付けた状態を示す。
図3は、図2で説明したH型鋼1とH型鋼2を一点鎖線で示すことにより、H型鋼1に組付けた上側フランジ継板4と2枚のウェブ継板3、5と下側フランジ継板6の位置関係を分かりやすく斜視図で示した。
図4は、図2で説明したH型鋼1の端部17とH型鋼2の端部33の間に5mmの隙間を開けてH型鋼1の端部17とH型鋼2の端部33を開先溶接61、62により接合した状態を示す。
図5は、H型鋼1に上側フランジ継板4とウェブ継板5と下側フランジ継板6を工場で隅肉溶接により接合した状態を正面図(図5a)と右側面図(図5b)で示す。参考までに、実線で示したH型鋼1、上側フランジ継板4、ウェブ継板5、下側フランジ継板6に、一点鎖線でH型鋼2を結合した状態を表示した。
上側フランジ継板4をH型鋼1のフランジ部13の下面の側面16から長手方向に120mmの位置に上側フランジ継板4の側面44、59(図3で示す)を配置すると共に、さらにフランジ部13の側面14、15の端縁から左右に20mm外側に突き出した状態で上側フランジ継板4の上面をフランジ部13の下面に当接させ、フランジ部13の下面と上側フランジ継部4の側面44、59(図3で示す)の隅部(A)65と隅部(A)67を隅肉溶接により溶接すると共に、フランジ部13の側面14、15と上側フランジ継板4の上面45の隅部(A)66、隅部(A)68を隅肉溶接により溶接する。さらにウェブ継板5をH型鋼1のウェブ部18の側面49から長手方向に120mmの位置にウェブ継板5の側面29を配置すると共に、さらにH型鋼1のフランジ部19の上面から60mmの位置にウェブ継板5の下面30を配置し、H型鋼1のウェブ部18とウェブ継板5の隅部(A)70、隅部(A)71、隅部(A)72を隅肉溶接により溶接する。さらに下側フランジ継板6をH型鋼1のフランジ部19の下面の側面21から長手方向に120mmの位置に下側フランジ継板6の側面24を配置すると共に、さらにフランジ部19の側面20、22の端縁から左右に20mm外側に突き出した状態で下側フランジ継板6の上面23をフランジ部19の下面に当接させ、フランジ部19の下面と下側フランジ継部6の側面24の隅部(A)74を隅肉溶接により溶接すると共に、フランジ部19の側面20、22と下側フランジ継板6の上面23の隅部(A)73を隅肉溶接により接合した状態を示す。
なお、ウェブ継板5に開口した長穴76、77、78の形状は全て縦20mm、横100mmの長方形で成形され、長穴76はウェブ継板5の側面47から20mm、ウェブ継板5の下面30から210mmの位置に下面(B)86が位置するように開口される。同様に長穴77はウェブ継板5の側面47から20mm、ウェブ継板5の下面30から100mmの位置に下面(B)87が位置するように開口される。同様に長穴78はウェブ継板5の側面47から20mm、ウェブ継板5の下面30から30mmの位置に下面(B)88が位置するように開口される。また、H型鋼1、2にウェブ継板5を仮止めするためのウェブ継板5の穴27、28は、互いに側面29、47から60mm、下面30から150mmの位置に直径18mmの穴が開けられると共に、ウェブ継板3にも同様の位置に直径18mmの穴が開けられる。さらに、H型鋼1、2のウェブ部18、39にもウェブ継板5の穴27、28と相対する位置に直径18mmの穴が開けられる。
図6は、図5で説明したH型鋼1に、施工現場でH型鋼2を接合した状態を正面図(図6a)と右側面図(図6b)で示す。H型鋼1の端部17とH型鋼2の端部33の間に5mmの隙間を開け、H型鋼1の側面16とH型鋼2の開先部35を開先溶接61により接合すると共に、同様にH型鋼1のフランジ部19の側面21とH型鋼2のフランジ部40の開先部42を開先溶接62により接合する。さらにH型鋼2のフランジ部32の側面52から長手方向に120mmの下面の位置に上側フランジ継板4の側面53、54を配置すると共に、さらにフランジ部32の側面34、36の端縁から左右に20mm外側に突き出した状態で上側フランジ継板4の上面をフランジ部32の下面に当接させ、図5で説明したH型鋼1のフランジ部13の下面に接合した上側フランジ継板4の上面45とH型鋼2のフランジ部32の側面34、36の隅部(B)84、隅部(B)93(図7で示す)を隅肉溶接により接合する。さらにウェブ継板5はH型鋼2のウェブ部39の側面50から長手方向に120mmの位置にウェブ継板5の側面47を配置すると共に、さらにH型鋼2のフランジ部40の上面から60mmの位置にウェブ継板5の下面30を配置し、図5で説明したウェブ継板5の上面31とH型鋼2のウェブ部39の隅部(B)85を隅肉溶接により接合し、さらにウェブ継板5の3か所の長穴76、77、78の下面(B)86、87、88とH型鋼2のウェブ部39を隅肉溶接により接合する。さらに下側フランジ継板6をH型鋼2のフランジ部40の側面51から長手方向に120mmの下面の位置に下側フランジ継板6の側面25を配置すると共に、さらにフランジ部40の側面41、48の端縁から左右に20mm外側に突き出した状態で下側フランジ継板6の上面23をフランジ部40の下面に当接させ、さらに図5で説明したH型鋼1のフランジ部19の下面に接合した下側フランジ継板6の上面23とH型鋼2のフランジ部40の側面41、48の隅部(B)89を隅肉溶接により溶接した状態を示す。
図7は、図6bで説明した右側面図を裏側から見た状態を側面図で示す。ウェブ継板3とウェブ継板5は同一形状で形成され、ウェブ継板3はH型鋼1、2のウェブ部18、39に接合したウェブ継板5の裏側のウェブ継板5の位置と相対した位置に取り付けられる。
ウェブ継板3は、図6で説明したウェブ部18、39を挟み、ウェブ継板5と相対する位置にボルト46、69(図5で示す)とナット26、38で仮止めし、ウェブ継板3の上面7とH型鋼1、2のウェブ部18、39の隅部(B)94、隅部(B)95を隅肉溶接により接合し、さらにウェブ継板3の3か所の長穴98、99、100の下面(B)101、下面(B)102、下面(B)103とH型鋼1のウェブ部19を隅肉溶接により接合させる。
このように工場でH型鋼1とH型鋼2に開けた位置決め用の穴37、43と位置決め用の治具を用いて、H型鋼1に上側フランジ継板4、ウェブ継板5、下側フランジ継板6を固定して隅肉溶接により接合することにより、上側フランジ継板4、ウェブ継板5、下側フランジ継板6をH型鋼1に正確な位置で接合することが出来るようになると共に、さらに施工現場でH型鋼2を隅肉溶接で接合することによりハイテンボルトを使用することなく鉄骨建築用の構造部材どうしを正確に接合することが可能となった。
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係るハイテンボルトなし鉄骨組立構造について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
本発明の実施の形態に係る、H形鋼どおしを接合させるための各種継板を配置した状態を分解図で示す。 同実施の形態に係る、図1で示した各種継板を一方のH形鋼に取り付けた状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図2で示したH形鋼を一点鎖線で示した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図2で示したH形鋼どうしを各種継板により接合した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、一方のH形鋼を一点鎖線で示すと共に、他方のH形鋼に各種継板を取り付けた状態を正面図と右側面図で示す。 同実施の形態に係る、図5で示したH形鋼どうしを接合した状態を正面図と右側面図で示す。 同実施の形態に係る、図6で示した右側面図を反対側から左側面図で示す。
1 H形鋼
2 H形鋼
3 ウェブ継板
4 上側フランジ継板
5 ウェブ継板
6 下側フランジ継板
7 上面
8 側面
9 スカラップ
11 穴
12 穴
13 フランジ部
14 側面
15 側面
16 側面
17 端部
18 ウェブ部
19 フランジ部
20 側面
21 側面
22 側面
23 上面
24 側面
25 側面
26 ナット
27 穴
28 穴
29 側面
30 下面
31 上面
32 フランジ部
33 端部
34 側面
35 開先部
36 側面
37 穴
38 ナット
39 ウェブ部
40 フランジ部
41 側面
42 開先部
43 穴
44 側面
45 上面
46 ボルト
47 側面
48 側面
49 側面
50 側面
51 側面
52 側面
53 側面
54 側面
55 下面
56 側面
57 スカラップ
59 側面
60 繋部
61 開先溶接
62 開先溶接
65 隅部(A)
66 隅部(A)
67 隅部(A)
68 隅部(A)
69 ボルト
70 隅部(A)
71 隅部(A)
72 隅部(A)
73 隅部(A)
74 隅部(A)
75 隅部(A)
76 長穴
77 長穴
78 長穴
83 隅部(B)
84 隅部(B)
85 隅部(B)
86 下面
87 下面
88 下面
89 隅部(B)
93 隅部(B)
94 隅部(B)
95 隅部(B)
98 長穴
99 長穴
100 長穴
101 隅部(B)
102 隅部(B)
103 隅部(B)
104 隅部(B)

Claims (6)

  1. 上側フランジ部と下側フランジ部と、それらの両フランジ部を繋ぐウェブ部により断面形状がH型に形成された鉄骨建築用の構造部材どうしの長手方向の端部を互いに突き合せた状態で接合する建築用構造部材の接合構造において、
    前記両構造部材のそれぞれにおいて、前記上側フランジ部の下面に連結用の上側フランジ継板を隅肉溶接で取り付けると共に、下側フランジ部の下面に連結用の下側フランジ継板を隅肉溶接で取り付け、
    前記ウェブ部の両側面に複数の長穴を開けたウェブ継板を隅肉溶接で取り付け、
    それら各継板と両構造部材どうしをハイテンボルトを使用せず接合したことを特徴とするハイテンボルトなし鉄骨組立構造。
  2. 前記両構造部材の内の一方の構造部材に、工場で上側フランジ継板、下側フランジ継板、片側のウェブ継板を隅肉溶接で取り付けると共に、施工現場で、他方の構造部材に、前記上側フランジ継板、下側フランジ継板、片側のウェブ継板と、さらに反対側のウェブ継板を下向き隅肉溶接で取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のハイテンボルトなし鉄骨組立構造。
  3. 前記両構造部材どうしを普通ボルトで仮組みするため、両構造部材のウェブ部に複数の穴を開けると共に、そのウェブ部の穴に対応するウェブ継板に複数の穴を開けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のハイテンボルトなし鉄骨組立構造。
  4. 前記両構造部材どうしのウェブ部の両側面に取り付けるウェブ継板は、同一形状をしたウェブ継板を両側面の相対する位置に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のハイテンボルトなし鉄骨組立構造。
  5. 前記両構造部材の上側フランジ部と下側フランジ部に取り付ける上側フランジ継板と下側フランジ継板は、上側フランジ部と下側フランジ部の端縁より外側へ突出して成形したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のハイテンボルトなし鉄骨組立構造。
  6. 上側フランジ部の下面に取り付ける上側フランジ継板は、四角形状をした2枚のフランジ継板の概ね中間部を繋いでH型に成形したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のハイテンボルトなし鉄骨組立構造。
JP2019154145A 2019-08-08 2019-08-08 ハイテンボルトなし鉄骨組立構造 Active JP7164074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154145A JP7164074B2 (ja) 2019-08-08 2019-08-08 ハイテンボルトなし鉄骨組立構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154145A JP7164074B2 (ja) 2019-08-08 2019-08-08 ハイテンボルトなし鉄骨組立構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021025400A true JP2021025400A (ja) 2021-02-22
JP7164074B2 JP7164074B2 (ja) 2022-11-01

Family

ID=74664506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019154145A Active JP7164074B2 (ja) 2019-08-08 2019-08-08 ハイテンボルトなし鉄骨組立構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7164074B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7444155B2 (ja) 2021-12-07 2024-03-06 積水ハウス株式会社 治具及びプレート付き形鋼の製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495099B1 (ja) * 1970-01-12 1974-02-05
JPS5042024U (ja) * 1973-08-21 1975-04-28
JPS6153936A (ja) * 1984-08-23 1986-03-18 株式会社大林組 鉄骨材の連結方法
JPS63118436A (ja) * 1986-11-05 1988-05-23 川鉄建材工業株式会社 構造材の接合方法およびそれに用いるジヨイント部材
JPH05104244A (ja) * 1991-10-17 1993-04-27 Sekisui Chem Co Ltd 柱・梁仕口部の接合方法
JP2005126903A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Nippon Steel Corp 鋼製柱と梁の接合構造
JP2006051522A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Okudo Kinzoku:Kk H型鋼溶接継手構造
JP2017078330A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 Jfeスチール株式会社 鉄骨柱とh形梁又はi形梁の接合構造及びその接合方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495099B1 (ja) * 1970-01-12 1974-02-05
JPS5042024U (ja) * 1973-08-21 1975-04-28
JPS6153936A (ja) * 1984-08-23 1986-03-18 株式会社大林組 鉄骨材の連結方法
JPS63118436A (ja) * 1986-11-05 1988-05-23 川鉄建材工業株式会社 構造材の接合方法およびそれに用いるジヨイント部材
JPH05104244A (ja) * 1991-10-17 1993-04-27 Sekisui Chem Co Ltd 柱・梁仕口部の接合方法
JP2005126903A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Nippon Steel Corp 鋼製柱と梁の接合構造
JP2006051522A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Okudo Kinzoku:Kk H型鋼溶接継手構造
JP2017078330A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 Jfeスチール株式会社 鉄骨柱とh形梁又はi形梁の接合構造及びその接合方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7444155B2 (ja) 2021-12-07 2024-03-06 積水ハウス株式会社 治具及びプレート付き形鋼の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7164074B2 (ja) 2022-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101676411B1 (ko) 모듈러 유닛 구조체의 기둥 및 보의 접합구조
JP6861425B2 (ja) H形鋼の接合構造
JP2016176216A (ja) 仕口部の接合装置、仕口部の接合構造、及び仕口部の接合方法
JP6818510B2 (ja) 柱梁接合構造
JP2021025400A (ja) ハイテンボルトなし鉄骨組立構造
JP2006291531A (ja) 柱・梁接合部構造
JP2023051547A (ja) 梁接合構造及び鉄骨造建物
JP2010019000A (ja) ホールダウン金物
JP7018012B2 (ja) 柱梁仕口構造の構築方法
JPH10147980A (ja) 梁接合構造
JP5210963B2 (ja) 柱梁の接合構造、建物ユニット、裏当て材、及び柱梁の接合方法
JP7379780B1 (ja) 追加部材接合用部材
JP3437652B2 (ja) H形鋼柱の無溶接接合構造
JP2005066643A (ja) パネル接合構造
JP6370123B2 (ja) 梁接合構造及び建造物
JP2003213796A (ja) 角形鋼管部材の接合方法及び接合構造
JP7330713B2 (ja) ユニット式建物の梁接合構造
JP7377155B2 (ja) I型ジョイスト部材連結具、i型ジョイスト部材連結具を用いたi型ジョイスト部材の連結方法およびi型ジョイスト部材連結具を用いた木造建物
JP7421930B2 (ja) デッキプレート用支持部材、デッキプレート支持構造及びデッキプレート支持方法
JP2023002219A (ja) 接合構造
JPH07150635A (ja) 形鋼を使用した柱と梁の仕口構造
JP2020165250A (ja) 鉄骨梁
JP2003184178A (ja) ボックス柱の取り合い構造
JP2006176979A (ja) 建築用構造部材の接合構造
JPH09273222A (ja) 箱形断面梁の現場溶接継手工法及び箱形断面梁の継手構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7164074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150