JP2020165250A - 鉄骨梁 - Google Patents

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【課題】連結に要する高力ボルトの本数を減らし軽量化が図られた鉄骨梁を提供する。【解決手段】鉄骨梁1は、ウェブ11a,12aと、上フランジ11b,12bと、下フランジ11c,12cとからなり、先行して組付けられる第一鉄骨梁部材11と、第一鉄骨梁部材に連結される第二鉄骨梁部材12とからなる鉄骨梁であって、第一鉄骨梁部材は、第一鉄骨梁部材のウェブの連結端部において第一傾斜面25を有し、第一傾斜面は少なくとも一部に段差部27を有し、第二鉄骨梁部材は、第二鉄骨梁部材のウェブの連結端部において、第一鉄骨梁部材の第一傾斜面の形状に対応して形成された第二傾斜面を有し、第二傾斜面は、全域において第一傾斜面の上側に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は鉄骨梁に係り、特に、複数の鉄骨梁部材を連結して形成される鉄骨梁に関する。
建築物の骨組構造を構築する際、鉄骨梁部材を一旦分割して製作してから現場まで輸送し、現場で鉄骨梁部材を組付けられることが多い。例えば、H形鋼からなる鉄骨梁100を組み付ける場合、図7(a)及び図7(b)に示すような方法で、鉄骨梁部材101,102を連結する。先ず、図7(a)に示すように、先行して組付けられた鉄骨梁部材101に、後続して組付けられる鉄骨梁部材102の連結端部を例えばクレーンで吊り下げながら位置決めを行う。そして、鉄骨梁部材101,102のウェブ101a,102aの両側に2枚の縦添接板103を取り付け、高力ボルト108を締結して、ウェブ101a,102aを連結する。次に、図7(b)に示すように、鉄骨梁部材101,102の上フランジ101b,102bの上下面のそれぞれに、上添接板104,105を取り付け、高力ボルト109を締結して上フランジ101b,102bを連結する。下フランジ101c,102cの上下面のそれぞれに、下添接板106,107を取り付け、高力ボルト110を締結して下フランジ101c,102cを連結する。このようにして、鉄骨梁部材101,102の連結端部を接続して鉄骨梁100を作製する。
従来の構造では、上述のように複数の添接板と添接板を締め付けるための多数の高力ボルトとを必要とすることから、添接板及び高力ボルトにより重量が増加するとともに、それらを加工・組付け等の工数が増大していた。また、連結する際、後続の鉄骨梁部材を支えながら固定しなければならないため、作業が煩雑となる。
特許文献1には、先行して組付けられる鉄骨梁部材の連結端部に下フランジを延長した下フランジ延長部を設け、後続して組付けられる鉄骨梁部材の連結端部を下フランジ延長部により受け止めて連結する鉄骨梁部材の継手構造が開示されている。
特開2003−96908号公報
特許文献1に記載の鉄骨梁部材の継手構造では、組み付ける際、後続の鉄骨梁部材の上下方向が揺れ動かないことから、位置決めが容易となるものの、添接板及びそれらを締め付ける高力ボルトは、従来と同様の数量を要していた。
本発明は前記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、連結に要する高力ボルトの本数を減らし軽量化が図られた鉄骨梁を提供することである。
上記課題は、本発明の鉄骨梁によれば、ウェブと、上フランジと、下フランジとからなり、先行して組付けられる第一鉄骨梁部材と、該第一鉄骨梁部材に連結される第二鉄骨梁部材とからなる鉄骨梁であって、前記第一鉄骨梁部材は、該第一鉄骨梁部材の前記ウェブの連結端部において第一傾斜面を有し、前記第一傾斜面は少なくとも一部に段差部を有し、前記第二鉄骨梁部材は、該第二鉄骨梁部材の前記ウェブの連結端部において、前記第一鉄骨梁部材の前記第一傾斜面の形状に対応して形成された第二傾斜面を有し、前記第二傾斜面は、全域において前記第一傾斜面の上側に位置することにより解決される。
このように構成することで、段差部により位置合わせが容易になると共に、連結端部においては、第二傾斜面が全域において第一傾斜面の上側に位置し、第二鉄骨部材の連結端部の荷重が第一鉄骨部材の第一傾斜面にかかることから、連結に要する高力ボルトの本数を減らすことができる。また、高力ボルトの本数が減るため軽量化を図ることができる。
また、上記の鉄骨梁に関して好適な構成を述べると、前記第一鉄骨梁部材は、前記上フランジ及び下フランジの連結端部のそれぞれに、前記第一鉄骨梁部材の長手方向に延びる少なくとも一つの凸部又は凹部により形成された嵌合部を備え、前記第二鉄骨梁部材は、前記上フランジ及び前記下フランジの連結端部のそれぞれに、前記第一鉄骨梁部材の嵌合部に突き合わさって嵌合する凹部又は凸部により形成された被嵌合部を備えることが望ましい。
上記のように構成された本発明の鉄骨梁は、第一鉄骨梁部材の連結端部に凸部又は凹部が形成された嵌合部と、第二鉄骨梁部材の連結端部に、嵌合部に嵌合する被嵌合部とを備えることで、鉄骨梁の幅方向の移動が規制されるようになる。そのため、つなぎ合わせるときの位置合わせが容易になるとともに、連結に要する高力ボルトの本数を減らすことができる。また、高力ボルトの本数が減るため軽量化を図ることができる。
また、上記の鉄骨梁に関して好適な構成を述べると、前記少なくとも一つの前記凸部又は凹部は、平面視で台形状、山形状、多角形状、半円形状、または円弧形状のうちいずれかの形状に形成されていることが望ましい。
凸部又は凹部を台形状、山形状、多角形状にすることで、例えば凸部又は凹部の形成が容易である。また、半円形状又は円弧形状とすることで、例えば破損し難く嵌合が容易になる。
また、上記の鉄骨梁に関して好適な構成を述べると、前記第一傾斜面は傾斜方向に対して垂直な断面において凸形状又は凹形状に形成され、前記第二傾斜面は傾斜方向に対して垂直な断面において、前記第一傾斜面の凸形状又は凹形状に突き合わさって嵌合可能な凹形状又は凸形状に形成されることが望ましい。
第一傾斜面及び第二傾斜面を凸形状又はそれに嵌合可能な凹形状に形成することで、組み付ける際、位置合わせが容易になるとともに、位置合わせ後も、幅方向にウェブがずれることを抑制する。
本発明に係る鉄骨梁によれば、強度を維持しつつも連結に要する高力ボルトの本数を減らし軽量化が図られた鉄骨梁を提供することができる。
本実施形態に係る鉄骨梁を示す斜視図である。 本実施形態に係る鉄骨梁を示す側面図である。 鉄骨梁のうち第一鉄骨梁部材を示す平面図である。 添接板を取り付けた状態の鉄骨梁を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 鉄骨梁の嵌合部及び被嵌合部の別例を示す図である。 鉄骨梁の嵌合部及び被嵌合部の別例を示す図である。 鉄骨梁の嵌合部及び被嵌合部の別例を示す図である。 (a)及び(b)はウェブの傾斜面の形状の別例を示す図2のVI−VI線に沿った断面図である。 従来の鉄骨梁を示す図であり、(a)はウェブに添接板及び高力ボルトを取り付けた状態を示す側面図、(b)はさらに上フランジ及び下フランジに添接板及び高力ボルトを取り付けた状態を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について図1〜図7を用いて説明する。以下の実施形態において同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付して示し、理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
本実施形態は、H形鋼からなる鉄骨梁部材を連結して鉄骨梁として形成する。図1に示すように、右側の第一鉄骨梁部材11は、ウェブ11aと、上下一対のフランジ(上フランジ11b、下フランジ11c)とからなる。また、左側の第二鉄骨梁部材12も同様に、ウェブ12aと、上下一対のフランジ(上フランジ12b、下フランジ11c)とからなる。第一鉄骨梁部材11及び第二鉄骨梁部材12の組付けは、まず、第一鉄骨梁部材11が柱5に連結され、その後、クレーン等により第二鉄骨梁部材12が吊り下げられ、連結端部を位置決めして、組付けられる。
第一鉄骨梁部材11は、上フランジ11bの連結端部及び下フランジ11cの連結端部のそれぞれに、第一鉄骨梁部材の長手方向(図1の矢印A方向)に延びる、二つの凸部22が形成された嵌合部21を備える。また、第一鉄骨梁部材11のウェブ11aの連結端部において、第一鉄骨梁部材11の長手方向に対して傾斜する第一傾斜面25を有する。第一傾斜面25には、中央付近に段差部27が形成されている。なお、後述する第二傾斜面26の全域が第一傾斜面25の上側に位置するよう、第一傾斜面25は形成される。言い換えれば、第一傾斜面25は段差部27も含め上フランジ11b側に向けられた面により形成されている。
嵌合部21の二つの凸部22は、図1,3に示すように平面視で台形状に形成されている。また、嵌合部21それぞれの近辺には、上添接板13,14又は下添接板15、16を取り付けるためのボルト孔34,36が形成されている。また、段差部27の下方に、縦添接板17,18を取り付けるためのボルト孔35が形成されている。
第二鉄骨梁部材12は、上フランジ12bの連結端部及び下フランジ12cの連結端部のそれぞれに、第一鉄骨梁部材11の嵌合部21に突き合わさって嵌合する二つの凹部24により形成された被嵌合部23を備える。
被嵌合部23の二つの凹部24は、図1に示すように、嵌合部21の二つの凸部22の形状に合わせて台形状に形成されている。
また、第二鉄骨梁部材12は、ウェブ12aの連結端部において、第一鉄骨梁部材11の第一傾斜面25の形状に対応して形成された第二傾斜面26を有する。第二傾斜面26には、第一傾斜面25の段差部27に対応するよう中央付近に段差部28が形成されていている。また、第二傾斜面26は段差部28も含めて全域において第一傾斜面25の上側に位置するよう形成されている。
また、被嵌合部23それぞれの近辺には、上添接板13,14又は下添接板15、16を取り付けるためのボルト孔34、36が形成されている。また、段差部28の上方に、縦添接板17,18を取り付けるためのボルト孔35が形成されている。
第一鉄骨梁部材11に第二鉄骨梁部材12を位置合わせした後、図4(a)及び図4(b)に示すように、縦添接板17,18をウェブ11a,12aにあてて、高力ボルト33により締結する。次に、上添接板13,14を上フランジ11b,12bにあてて高力ボルト31により締結する。そして、下添接板15,16を下フランジ11c,12cにあてて高力ボルト32により締結し、第一鉄骨梁部材11に第二鉄骨梁部材12を組み付ける。
従来の連結方法では、後続して組付けられる第二鉄骨梁部材の幅方向の移動を規制するためには添接板を取り付けて高力ボルトで締結することのみで行っているため多数の高力ボルトを用いていた(図7(a),図7(b)参照)。
本実施形態の鉄骨梁1では、第一鉄骨梁部材11に第二鉄骨梁部材12を位置合わせしたとき、第一鉄骨梁部材11の嵌合部21と、第二鉄骨梁部材12の被嵌合部23と嵌合し、第二鉄骨梁部材12の幅方向(図1の矢印B方向)の移動が規制される。
そのため、位置合わせした後も幅方向にずれることがないため、上添接板13,14及び下添接板15,16を容易に取り付けることができる。
また、上添接板13,14にかかる荷重も小さく済むことから、第一鉄骨梁部材11の上フランジ11bと第二鉄骨梁部材12の上フランジ12bとを固定する高力ボルトの数を減少させることができる。従来は8本の高力ボルトで固定していたが、本実施形態では4本の高力ボルト31で固定している。第一鉄骨梁部材11の下フランジ11cと第二鉄骨梁部材12の下フランジ12cとの連結にも4本の高力ボルト32で固定している。
また、第一鉄骨梁部材11のウェブ11aと第二鉄骨梁部材12のウェブ12aとのそれぞれの連結端部は、第一傾斜面25及びそれに対応した第二傾斜面26で接合している。また、第一傾斜面25及び第二傾斜面26のそれぞれの途中に段差部27,28を備えている。そのため、第一鉄骨梁部材11に第二鉄骨梁部材12を位置合わせしたとき、第二鉄骨梁部材12は、第一鉄骨梁部材11により支持され、下方に移動することが規制される。これにより、位置合わせが容易になるとともに、縦添接板17、18にかかる荷重も小さくて済む。そのため、従来は6本の高力ボルトにより縦添接板を締結してウェブを固定していたが、本実施形態の鉄骨梁1では、4本の高力ボルト33で縦添接板17,18を締結してウェブ11a,12aを固定している。
なお、本実施形態の第一傾斜面25及び第二傾斜面26のそれぞれに一つの段差部27,28が形成されているが、段差部27,28は複数形成されてもよい。また、本実施形態において、段差部27,28は、山形になるよう鉄骨梁1の側面視でN字状に直線を組み合わせて形成されているが、段差部27,28は直線だけでなく側面視で曲線部分が含まれるよう形成されてもよい。第二傾斜面26が、全域において第一傾斜面25の上側に位置する限りにおいて、第一傾斜面25及び第二傾斜面26には種々の形状を採用することができる。
図5A〜図5Cに鉄骨梁の嵌合部21及び被嵌合部23の別例を示す。図5Aに示す鉄骨梁2の第一鉄骨梁部材211の嵌合部221は台形状に形成された二つの凸部222,222を有する。第二鉄骨梁部材212の被嵌合部223は、凸部222に対応した形状を有する二つの凹部224,224を有する。
図1に示す鉄骨梁1の嵌合部21は、二つの凸部22,22はほぼ隣接して形成されていたが、図5Aに示す嵌合部221の二つの凸部222,222は、所定の距離、例えばウェブの厚さだけ離れて形成されている。
図5Bに示す鉄骨梁3の第一鉄骨梁部材311の嵌合部321は山形状に形成された凸部322aと凹部322bを有する。第二鉄骨梁部材312の被嵌合部323は、凸部322aに対応した凹部324a、凹部322bに対応した凸部324bを有する。嵌合部321の凸部322a及び凹部322bのように、凸部と凹部とを組み合わせて嵌合部を構成してもよい。
図5Cに示す鉄骨梁4の第一鉄骨梁部材411の嵌合部421は先端が半円形状に形成された二つの凸部422,422を有する。第二鉄骨梁部材412の被嵌合部423は、凸部422に対応した二つの凹部424,424を有する。凸部及び凹部は直線だけではなく曲線で形成されてもよい。
また、嵌合部は一つの凸部又は凹部だけで形成されてもよく、三つ以上の凸部又は凹部で形成されてもよい。嵌合部の複数の凸部又は凹部はそれぞれ別の形状あってもよい。
また、図1に示す第一傾斜面25及び第二傾斜面26は平坦に形成されているが、図6(a)に示すように、ウェブ11aの第一傾斜面25が傾斜方向に対して垂直な断面(図2のVI−VI線に沿った断面)において、突状の凸形状(突条部29)に形成され、ウェブ12aの第二傾斜面26が傾斜方向に対して垂直な断面において、第一傾斜面25の凸形状に突き合わさって嵌合可能な凹形状(溝部30)に形成されてもよい。また、図6(b)に示すように、ウェブ11aの第一傾斜面25は山形の凸形状(突条部29a)に形成され、ウェブ12aの第二傾斜面26が、第一傾斜面25は山形の凸形状(突条部29a)に突き合わさって嵌合可能な谷形の凹形状(溝部30a)に形成されてもよい。また、図示しないが第一傾斜面25の断面が凹形状に形成され、第二傾斜面26の断面が第一傾斜面25の凹形状に突き合わさって嵌合可能な凸形状に形成されてもよい。ウェブ11a,12aの断面を嵌合可能に形成することで、ウェブ11a,12aの幅方向の移動が規制され、容易に添接板等を取り付け、鉄骨梁部材を組付けることができる。
上記実施形態では、主として本発明に係るに鉄骨梁に関して説明した。ただし、上記形態は、本発明の理解を容易に理解するための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
1、2、3、4 鉄骨梁
5 柱
11 第一鉄骨梁部材
11a ウェブ
11b 上フランジ
11c 下フランジ
12 第二鉄骨梁部材
12a ウェブ
12b 上フランジ
12c 下フランジ
13、14 上添接板
15、16 下添接板
17、18 縦添接板
21 嵌合部
22 凸部
23 被嵌合部
24 凹部
25 第一傾斜面
26 第二傾斜面
27、28 段差部
29、29a 突条部
30、30a 溝部
31、32、33 高力ボルト
34、35、36 ボルト孔

Claims (4)

  1. ウェブと、上フランジと、下フランジとからなり、先行して組付けられる第一鉄骨梁部材と、該第一鉄骨梁部材に連結される第二鉄骨梁部材とからなる鉄骨梁であって、
    前記第一鉄骨梁部材は、該第一鉄骨梁部材の前記ウェブの連結端部において第一傾斜面を有し、前記第一傾斜面は少なくとも一部に段差部を有し、
    前記第二鉄骨梁部材は、該第二鉄骨梁部材の前記ウェブの連結端部において、前記第一鉄骨梁部材の前記第一傾斜面の形状に対応して形成された第二傾斜面を有し、
    前記第二傾斜面は、全域において前記第一傾斜面の上側に位置することを特徴とする鉄骨梁。
  2. 前記第一鉄骨梁部材は、前記上フランジ及び下フランジの連結端部のそれぞれに、前記第一鉄骨梁部材の長手方向に延びる少なくとも一つの凸部又は凹部により形成された嵌合部を備え、
    前記第二鉄骨梁部材は、前記上フランジ及び前記下フランジの連結端部のそれぞれに、前記第一鉄骨梁部材の嵌合部に突き合わさって嵌合する凹部又は凸部により形成された被嵌合部を備えることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨梁。
  3. 前記少なくとも一つの前記凸部又は凹部は、平面視で台形状、山形状、多角形状、半円形状、または円弧形状のうちいずれかの形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の鉄骨梁。
  4. 前記第一傾斜面は傾斜方向に対して垂直な断面において凸形状又は凹形状に形成され、前記第二傾斜面は傾斜方向に対して垂直な断面において、前記第一傾斜面の凸形状又は凹形状に突き合わさって嵌合可能な凹形状又は凸形状に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鉄骨梁。
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