JP2017074901A - 操舵装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運転者が操作しやすいステアリングホイール36の位置及び方向に調整する操舵装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】操舵装置は、ステアリングホイール36の位置を車両の前後方向及び車幅方向に移動させる移動機構31と、ステアリングホイール面の方向を変更する方向変更機構32と、移動機構31及び方向変更機構32の少なくとも一方を制御することにより、車両の走行状態と車両の周囲の状況とに応じて、ステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向を調整する制御回路55とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、操舵装置及びその制御方法に関する。
車両の走行状態に応じたステアリングホイール位置の可変調整により、運転者とステアリングホイールとの適切な位置関係を保ちながら走行することができる操舵装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−165447号公報
しかし、運転者がステアリングホイールを操作している時に、ステアリングホイールの位置を変化させるため、運転者に違和感を与えてしまう場合がある。また、ステアリングホイールの正確な操作が難しくなる場合も考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、車両の運転者が操作しやすいステアリングホイールの位置及び方向に調整する操舵装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係わる操舵装置は、ステアリングホイールの位置を車両の前後方向及び車幅方向に移動させる移動機構と、ステアリングホイール面の方向を変更する方向変更機構とを備える。操舵装置は、移動機構及び方向変更機構の少なくとも一方を制御することにより、車両の走行状態と車両の周囲の状況とに応じて、ステアリングホイールの位置及びステアリングホイール面の方向を調整する制御回路を更に備える。
操舵装置及びその制御方法によれば、車両の走行状態又は車両の周囲の状況に応じて、車両の運転者が回しやすい又はきりやすいステアリングホイールの位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。よって、車両の運転者が操作しやすいステアリングホイールの位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。
図1は、実施形態に係わる操舵装置を含む車両システム全体の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の制御例に係わる操舵装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。 図3は、第1の制御例に係わるステアリングホイール36の変化を示す、ステアリングホイール36を側方或いは上方から見た図(側面図又は平面図)である。 図4は、第1の制御例に係わる振動の様子を示すグラフである。 図5は、第2の制御例に係わる操舵装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。 図6(a)及び図6(b)は、第2の制御例に係わるステアリングホイール36の変化を示す、ステアリングホイール36を側方から見た図(側面図)である。 図7は、第3及び第4の制御例に係わる操舵装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。 図8(a)及び図8(b)は、第3及び第4の制御例に係わるステアリングホイール36の変化を示す、ステアリングホイール36を上方から見た平面図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。同一部材には同一符号を付して再度の説明を省略する。
図1を参照して、実施形態に係わる操舵装置を含む車両システム全体の構成を説明する。操舵装置は、車両の走行状態と車両の周囲の状況とに応じて、車両が備えるステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向を調整する装置である。「ステアリングホイール面」とは、ステアリングホイール36の、環状の把持部分を含む平面のうち、環状の把持部分の内側の部分を示す。
具体的に、操舵装置は、ステアリングホイール36の位置を車両の前後方向及び車幅方向に移動させる移動機構31と、ステアリングホイール面の方向(若しくは向き)を変更する方向変更機構32と、車両の走行状態と車両の周囲の状況とに応じて移動機構31及び方向変更機構32を制御するコントロールユニット11とを備える。
移動機構31は、ステアリングホイール36の転舵動作を伝達する伝達系に設けられ、ステアリングホイール36の位置を車両の進行方向及び車幅方向にそれぞれ独立して移動させる機械的な構造を有する。移動機構31は、ステアリングホイール36の回転及び傾斜を伴わずに、ステアリングホイール36を平行に移動させる。移動させる方向は、車両の前後方向(進行方向)、車幅方向のみならず、上下方向(鉛直方向)に移動させることも可能である。移動機構31には、テレスコピック機構、チルト機構が含まれる。
方向変更機構32は、ステアリングホイール36の転舵動作を伝達する伝達系に設けられ、ステアリングホイール面を、ドライバに対して、車幅方向(左右方向)、上下方向、具体的には、転舵の中心軸であるステアリングの回転軸の向きを鉛直方向(上下方向)、又は車幅方向に変更することができる。
このように、操舵装置は、移動機構31及び方向変更機構32を用いて、ステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向を独立して調整することができる。なお、ステアリングホイール36による操舵とタイヤの切れ角の変更を独立に制御できるステアリングバイワイヤ技術を採用した場合、ステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向の自由度は、ステアリングシャフトで機械的に接続されている従来型に比べて高くなる。
コントロールユニット11は、例えば、CPU、メモリ41、及び入出力部を備える汎用のマイクロコントローラからなり、予めインストールされたコンピュータプログラムを実行することにより、操舵装置が備える複数の情報処理回路を構成する。コントロールユニット11は、車両の走行状態と車両の周囲の状況からステアリングホイール36を制御する一連の情報処理サイクルを所定の時間間隔で繰り返し実行する。コントロールユニット11は、車両にかかわる他の制御に用いる電子制御ユニット(ECU)と兼用してもよい。
コントロールユニット11により構成される複数の情報処理回路には、走行状態検出回路53と、周囲状況検出回路51と、判断回路52と、シーン判断回路54と、ステアリング制御回路55(制御回路)と、アクチュエーション制御回路56と、支援タイミング学習回路42とが含まれる。
周囲状況検出回路51は、車両周囲の人や物体を検出する各種センサーの検出結果から、車両の周囲の状況を検出する。具体的には、車両の周囲に居る歩行者、自転車、他車、車両の前方に在る先行車、対向車及び信号機、及び路面に引かれた白線を検出する。車両周囲の人や物体を検出する各種センサーとしては、例えば、車両周囲を撮像可能なカメラ15、超音波センサー16、レーザレンジファインダ(LRF)17、ミリ波レーダー18が挙げられる。
例えば、カメラ15は、フロントウィンドウの中央上部に設けられ、フロントウィンドウを通じて車両の前方を撮像可能である。そして、LRF17及びミリ波レーダー18はフロントフェイシアにそれぞれ設けられている。なお、車両の前方の状況を検出する為のセンサーの搭載例を説明したが、車両の側方及び後方を検出するために、更にセンサーを搭載しても構わない。
走行状態検出回路53は、車両の走行状態を検出する各種センサーの検出結果から、車両の走行状態を検出する。具体的には、交差点における右左折や直進、走行中の車線変更、停止状態、発進を検出する。車両の走行状態を検出する各種センサーとしては、例えば、舵角センサー19、ターンシグナルスイッチ20、インヒビタースイッチ21、ブレーキペダルスイッチ22、パーキングブレーキ(PKB)スイッチ23、車輪速センサー24、イグニッション(IGN)スイッチ25が含まれる。
シーン判断回路54は、運転者の目の動きを示す情報、車両が走行可能な道路に関する情報を含む地図情報、車両の現在位置の情報、及び予め設定した目的地までの走行予定経路を示す情報から、車両の現在のシーンを判断する。例えば、運転者の目の動きから、運転者が右左折をしようとしているシーン、運転者が車線変更をしようとしているシーンを判断する。車両が走行可能な道路に関する情報を含む地図情報、車両の現在位置の情報、及び予め設定した目的地までの走行予定経路を示す情報から、信号機が設置された交差点に進入しているシーン、交差点手前で一時停止しているシーンを判断する。
シーン判断回路54は、運転者の目の動きを示す情報を、アイポイント(IP)カメラ26から取得し、車両が走行可能な道路に関する情報を含む地図情報を、地図データベース12から取得し、車両の現在位置の情報をGPS13から取得する。更に、シーン判断回路54は、走行予定経路を示す情報を、ナビゲーション装置14から取得する。
なお、車両の現在位置のより詳細な情報を取得するために、シーン判断回路54は、スラム(SLAM:Simultaneous Localization And Mapping)を用いて、道路上における車両の詳細な位置を求めてもよい。たとえば、GPS13からの位置情報と、地図データベース12の地図情報と、スラムにより取得されたマッピング情報及び自己位置情報とから、道路上における車両の詳細な位置を求めることができる。具体的には、車道のセンターライン又は縁石から車両までの車幅方向の距離情報や、車両が走行する車線を特定する詳細な位置情報を求めることができる。
判断回路52は、車両の発進、右左折、或いは車線変更を判断する。具体的に、発進判断回路57と、右左折判断回路58と、車線変更判断回路59とを備える。
発進判断回路57は、車両が停止状態にある場合において、周囲状況検出回路51により検出された車両の周囲の状況から、車両が発進可能であるか否かを判断する。たとえば、停止状態にある車両の周囲に障害物(歩行者、自転車、他車)が無い、先行車との距離が延びている、信号機の灯火色が緑色である、又は、対向車との距離が安全距離以上離れている、等の所定の条件が満たされた場合、発進判断回路57は、車両が発進可能であると判断する。
なお、発進判断回路57は、走行状態検出回路53による検出結果から、車両の停止状態を判断すればよい。更に、ターンシグナルスイッチ20の情報やIPカメラ26の情報から判断される右左折や直進などの進行方向を考慮して、車両が発進可能であるか否かを判断することができる。
右左折判断回路58は、車両が所定速度以下である場合において、周囲状況検出回路51により検出された車両の周囲の状況から、車両が右折或いは左折を行うことができるか否かを判断する。例えば、交差点において対向車線を跨ぐ方向に曲がる場合には、対向車との距離を判断する。また、交差点において対向車線を跨がない方向に曲がる場合には、歩行者、自転車、二輪車の巻き込みを避けるために、車両の周囲の歩行者や自転車、及び車両後方の二輪車の有無から、車両が右折或いは左折を行うことができるか否かを判断することができる。
車線変更判断回路59は、車両が走行状態にある場合において、周囲状況検出回路51により検出された車両の周囲の状況から、車両が車線変更を行うことができるか否かを判断する。車線変更判断回路59は、車両周囲の人や物体を検出する各種センサー(15〜18)を用いて、変更先の車線上の後続車両の有無、後続車両との距離、相対速度を取得し、これらの情報から車線変更の可能性を判断する。
ステアリング制御回路55は、アクチュエーション制御回路56を介して移動機構31及び方向変更機構32を制御することにより、ステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の傾きの方向を調整する。このとき、ステアリング制御回路55は、走行状態検出回路53により検出された車両の走行状態と、周囲状況検出回路51により検出された車両の周囲の状況とに応じて、ステアリングホイールの位置及び方向を調整する。
図3、図6及び図8を参照して、ステアリングホイール36の第1〜第4の制御例を説明する。図3は、ステアリングホイール36を上方から見た平面図或いは側方から見た側面図である。図6は、ステアリングホイール36を側方から見た側面図である。及び図8は、ステアリングホイール36を上方から見た平面図である。
第1の制御例として、ステアリング制御回路55は、車両が発進可能であると発進判断回路57が判断した場合、ステアリングホイール36の位置を車両の前後方向に所定周期で繰り返し移動させる。具体的には、図3に示すように、移動機構31は、制御開始前のステアリングホイール36の位置(ホームポジション:P)と、ホームポジションPよりも車両の前方(進行方向)側のオフセット位置(POF1)との間を、所定周期で繰り返し移動させる。このとき、ステアリングホイール面の方向(RT)は変化しない。これにより、車両が発進しようとする動作を、運転者に、直接、伝えることができる。よって、運転者は車両が発進可能であることが直感的に分かるので、運転者に対して分かりやすく発進操作を促すことができる。
更に、図4に示すように、ホームポジション(P)からオフセット位置(POF1)まで移動する時のステアリングホイール36の第1移動速度と、オフセット位置(POF1)からホームポジション(P)まで戻る時のステアリングホイール36の第2移動速度と、に差を設けてもよい。これにより、更に、車両が発進しようとする動作を、運転者に、直接、伝えることができる。例えば、第1移動速度を第2移動速度よりも速くすればよい。
第2の制御例として、ステアリング制御回路55は、車両が左折を行うことができると右左折判断回路58が判断した場合、ステアリングホイール面の方向を上方に傾け、且つ、ステアリングホイール36の位置を運転者側へ移動させる。具体的には、図6(a)に示すように、方向変更機構32は、ホームポジション(P)から、ステアリングホイール面の方向(RTX2)を上方に傾ける。これにより、ステアリングホイール36の位置は、ホームポジション(P)からオフセット位置(POF2)へ変化する。オフセット位置(POF2)におけるステアリングホイール面の方向(RTX2)は、ホームポジション(P)のそれ(RT)よりも鉛直上方に向いている。
続けて、図6(b)に示すように、移動機構31は、オフセット位置(POF2)から、オフセット位置(POF2)よりも運転者側、つまり車両の後方へステアリングホイール36を移動させる。移動機構31は、オフセット位置(POF3)まで移動させる。このとき、ステアリングホイール面の方向(RTX2、RTX3)は、変化していない。
このように、左折を行うことができると判断された場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール面の方向を上方に傾け(図6(a))、且つ、ステアリングホイール36を運転者側へ移動させる(図6(b))。これにより、左折を行う時に、車両の運転者が回しやすい又はきりやすいステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。
なお、上記した第2の制御例では、左側通行を行う交通ルールにおける左折を示した。しかし、これに限らず、第2の制御例は、右側通行を行う交通ルールにおいる右折にも適用できる。即ち、第2の制御例は、対向車線を跨がずに交差点を曲がる場合に適用可能である。
第3の制御例として、ステアリング制御回路55は、車両が車線変更を行うことができると車線変更判断回路59が判断した場合、ステアリングホイール36の位置を車幅方向に所定周期で繰り返し移動させる。具体的には、図8(a)に示すように、移動機構31は、ホームポジション(P)と、ホームポジションPよりも変更先の車線側(図8(a)では右側)に寄ったオフセット位置(POF4)との間を、所定周期で繰り返し移動させる。このとき、ステアリングホイール面の方向(RT、RTX4)は変化しない。これにより、車両が車線変更しようとする動作を、運転者に、直接、伝えることができる。よって、運転者は車両が車線変更可能であることが直感的に分かるので、運転者に対して分かりやすく車線変更操作を促すことができる。更に、車両が車線変更しようとする方向をも運転者に、直接、伝えることができる。
更に、図4に示したように、ホームポジション(P)からオフセット位置(POF4)まで移動する時のステアリングホイール36の第1移動速度と、オフセット位置(POF4)からホームポジション(P)まで戻る時のステアリングホイール36の第2移動速度と、に差を付けることにより、更に、車両が車線変更しようとする動作を、運転者に、直接、伝えることができる。例えば、第1移動速度を第2移動速度よりも速くすればよい。
第4の制御例として、ステアリング制御回路55は、車線変更の開始を走行状態検出回路53が検出した場合、ステアリングホイール36の位置を車線変更の方向へ移動させ、且つ、移動後のステアリングホイール面の方向を運転者へ向かうように変更する。具体的には、図8(a)に示すように、移動機構31は、ホームポジション(P)から、ホームポジション(P)よりも変更車線側へステアリングホイール36移動させる。移動機構31は、オフセット位置(POF4)までステアリングホイール36を移動させる。このとき、ステアリングホイール面の方向(RT、RTX4)は、変化していない。
続けて、図8(b)に示すように、方向変更機構32は、オフセット位置(POF4)から、ステアリングホイール面の方向を運転者側へ傾ける。これにより、ステアリングホイール面の方向は、オフセット位置(POF4)からオフセット位置(POF5)へ変化する。オフセット位置(POF5)におけるステアリングホイール面の方向(RTX5)は、オフセット位置(POF4)における方向(RTX4)よりも運転者側に向いている。
このように、車線変更を開始した場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置を車線変更の方向へ移動させ(図8(a))、且つ、移動後のステアリングホイール面の方向を運転者へ向かうように変更する(図8(b))。これにより、車線変更を行う時に、車両の運転者が回しやすい又はきりやすいステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。
アクチュエーション制御回路56は、ステアリング制御回路55からの指示の元で、移動機構31及び方向変更機構32を制御する。
支援タイミング学習回路42は、車両が発進可能であると発進判断回路57が判断してから、運転者の運転操作により車両が発進するまでの時間(第1通常時間)を学習する。また、支援タイミング学習回路42は、車両が車線変更可能であると車線変更判断回路59が判断してから、運転者の運転操作により車両が車線変更を開始するまでの時間(第2通常時間)を学習する。第1通常時間及び第2通常時間は運転者によって異なるため、運転者毎にこの通常時間を学習することにより、適切なタイミングにて、発進支援及び車線変更支援を開始することができる。
メモリ41は、発進支援(第1の制御例)、右左折動作支援(第2の制御例)、車線変更支援(第3及び第4の制御例)を行った場所、地図上の位置を記憶する。
[第1の制御例/発進支援]
次に、図2、図5及び図7を参照して、図1の操舵装置の制御方法を説明する。先ず、図2のフローチャートを参照して、第1の制御例を説明する。
操舵装置の制御方法は、IGNスイッチ25がオンされることにより開始される。先ず、ステップS01に進み、走行状態検出回路53は、車輪速センサー24の検出値から車両が停止状態になることを待機する。
停止状態になった場合、ステップS03に進み、周囲状況検出回路51は、車両の前方に先行車が在るか否かを判断する。先行車が在る場合、ステップS09に進み、先行車が無い場合、ステップS05に進む。ステップS05において、周囲状況検出回路51は、車両の前方に、交差点の停止線が在るか否かを判断する。交差点の停止線が在る場合、ステップS11へ進み、交差点の停止線が無い場合、ステップS07へ進む。ステップS07で、シーン判断回路54は、車両が道路上ではなく、駐車場に居るか否かを判断する。駐車場に居る場合、操舵を支援する必要が無いと判断できるので、本制御方法は終了する。駐車場に居ない場合、ステップS01に戻る。一方、ステップS11では、周囲状況検出回路51は、カメラ15が車両の前方に在る信号機の灯火色が緑色になることを待機する。灯火色が緑色になった場合、ステップS15へ進む。
一方、ステップS09において、周囲状況検出回路51は、先行車と停止状態にある車両との距離が増大している否か、つまり、先行車が発進したか否かを判断する。先行車が発進した場合、ステップS15に進み、先行車が発進していない場合、ステップS13に進む。ステップS13では、ステップS07と同様に、駐車場に居るか否かを判断し、本制御方法を終了するか、或いはステップS01に戻る。
ステップS15において、周囲状況検出回路51は、車両の周囲に、発進の妨げとなる車道を横断する歩行者や自転車、或いは他車が無くなることを待機する。これらの障害物が無くなった時、車両は発進可能であると発進判断回路57は判断して、ステップS17へ進む。
ステップS17において、ステアリング制御回路55は、発進可能であると判断してから、支援タイミング時間(例えば、3秒)が経過したか否かを判断する。支援タイミング時間は、支援タイミング学習回路42により学習された第1通常時間に基づき算出された時間であり、第1通常時間よりも長く設定される。
支援タイミング時間(例えば、3秒)が経過する前に、運転者の運転操作により車両が発進した場合(S17でYES)、ステアリングホイール36の制御による発進支援は不要と判断できる。よって、本制御方法は終了する。
一方、発進可能であると判断してから支援タイミング時間(例えば、3秒)が経過するまで、停止状態が維持されている場合(S17でNO)、ステアリングホイール36の制御による発進支援が必要であると判断できるので、ステップS19に進む。
ステップS19において、ステアリング制御回路55は、機構移動31に連結されたモータを制御することにより、ステアリングホイール36の位置を車両の前後方向に所定周期で繰り返し移動させる。第1の制御例(図3)で説明したように、ホームポジション(P)とオフセット位置(POF1)との間を、所定周期で繰り返し移動させる。このとき、図4に示したように、ホームポジション(P)からオフセット位置(POF1)まで移動する時のステアリングホイール36の第1移動速度を、オフセット位置(POF1)からホームポジション(P)まで戻る時のステアリングホイール36の第2移動速度よりも速くする。
ステップS21に進み、走行状態検出回路53は、車輪速センサー24の検出結果から、車両が発進することを待機する。車両が発進した場合(ステップS21でYES)、例えば、車両の速度が所定速度以上となった場合、発進支援は不要となる。このため、ステアリング制御回路55は、テアリングホイール36の位置を車両の前後方向に所定周期で繰り返し移動させる制御を停止して、ステアリングホイール36の位置を制御開始前の位置、つまり、ホームポジション(P)に戻す。
[第2の制御例/左折支援]
図5のフローチャートを参照して、第2の制御例を説明する。ここでは、左側通行において車両が左折を行う場合を例に取るが、右側通行における右折についても同様に適用可能である。即ち、対向車線を跨がずに交差点を曲がる場合に適用可能である。
先ず、ステップS31において、シーン判断回路54は、車両が過去に左折を行った履歴がある交差点に近づいているか否かを判断する。交差点に近づいていない場合、ステップS33に進み、シーン判断回路54は、IPカメラ26による運転者の目の動きから、運転者が左折しようとしているか否かを判断する。運転者が左折しようとしていない場合、ステップS37に進み、走行状態検出回路53は、ターンシグナルスイッチ20がオンされているか否かを判断する。オンされていない場合、操舵を支援する必要が無いと判断できるので、本制御方法は終了する。
車両が過去に左折を行った履歴がある交差点に近づいている場合(S31でYES)、運転者が左折しようとしている場合(S33でYES)、或いは、ターンシグナルスイッチ20がオンされている場合(S37でYES)、ステップS35へ進む。ステップS35で、周囲状況検出回路51は、カメラ15が車両の前方に在る信号機の灯火色が緑色になることを待機する。灯火色が緑色になった場合、ステップS39へ進み、走行状態検出回路53は、車輪速センサー24の検出結果から、車速が20km/h以下となることを待機する。
車速が20km/h以下となった場合、ステップS41に進み、シーン判断回路54は、交差点までの距離が15m以内になることを待機する。交差点までの距離が15m以内になった場合、ステップS43に進み、周囲状況検出回路51は、車両の周囲に、左折の妨げとなる、車道を横断する歩行者や自転車、或いは他車が無くなることを待機する。これらの障害物が無くなった時、車両は左折可能であると右左折判断回路58は判断して、ステップS45へ進む。
ステップS45において、ステアリング制御回路55は、方向変更機構32が備える傾斜モータを駆動することにより、ステアリングホイール面の方向を上方に傾ける。具体的には、図6(a)に示したように、ホームポジション(P)から、ステアリングホイール面の方向(RTX2)を上方に傾ける。
ステップS47に進み、ステアリング制御回路55は、移動機構31に連結されたモータを制御することにより、ステアリングホイール36の位置を運転者側へ移動させる。具体的には、図6(b)に示すように、オフセット位置(POF2)から、オフセット位置(POF2)よりも運転者側、つまり車両の後方へステアリングホイール36を移動させる。これにより、左折を行う時に、車両の運転者が回しやすい又はきりやすいステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。
ステップS49に進み、走行状態検出回路53は、ステアリングホイール36の転舵角度が、中立位置から所定角度範囲内となって、所定時間が経過することを待機する。例えば、中立位置の−15度以上、中立位置の+15度以下となって、5秒以上経過することを待機する。ステップS51に進み、車両の旋回は終了したと判断して、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向をホームポジション(P、RT)に戻す。
[第3及び第4の制御例/車線変更支援]
図7のフローチャートを参照して、第3及び第4の制御例を説明する。
先ず、ステップS61において、シーン判断回路54は、車両が過去に車線変更を行った履歴がある位置に近づいているか否かを判断する。当該位置に近づいていない場合、ステップS63に進み、シーン判断回路54は、IPカメラ26による運転者の目の動きから、運転者が車線変更をしようとしているか否かを判断する。運転者が車線変更をしようとしていない場合、ステップS65に進み、走行状態検出回路53は、ターンシグナルスイッチ20がオンされているか否かを判断する。オンされていない場合、車線変更を支援する必要が無いと判断できるので、本制御方法は終了する。
車両が過去に車線変更を行った履歴がある位置に近づいている場合(S61でYES)、運転者が車線変更をしようとしている場合(S63でYES)、或いは、ターンシグナルスイッチ20がオンされている場合(S65でYES)、ステップS67へ進む。ステップS67で、車線変更判断回路59は、車両周囲の人や物体を検出する各種センサー(15〜18)を用いて、変更先の車線上の後続車両の有無、後続車両との距離、相対速度を取得し、これらの情報から車線変更の可能性を判断する。
車線変更の可能である場合、ステップS69に進み、ステアリング制御回路55は、移動機構31に連結されたモータを制御することにより、ステアリングホイール36の位置を車幅方向に所定周期で繰り返し移動させる。第3の制御例(図8(a))で説明したように、ホームポジション(P)と、ホームポジションPよりも変更先の車線側(図8(a)では右側)に寄ったオフセット位置(POF4)との間を、所定周期で繰り返し移動させる。このとき、図4に示したように、ホームポジション(P)からオフセット位置(POF4)まで移動する時のステアリングホイール36の第1移動速度を、オフセット位置(POF4)からホームポジション(P)まで戻る時のステアリングホイール36の第2移動速度よりも速くする。
ステップS71に進み、シーン判断回路54は、SLAMにより得られた詳細な自己位置情報から、車両が車線変更を開始することを検出する。車線変更の開始を検出した場合、ステップS73に進み、ステアリング制御回路55は、移動機構31に連結されたモータを制御することにより、ステアリングホイール36の位置を車線変更の方向へ移動させる。具体的には、図8(a)に示したように、ホームポジション(P)から、ホームポジション(P)よりも変更車線側へステアリングホイール36を移動させる。
ステップS75に進み、ステアリング制御回路55は、方向変更機構32が備える傾斜モータを駆動することにより、図8(b)に示したように、ステアリングホイール面の方向を運転者側に傾ける。これにより、車線変更を行う時に、車両の運転者が回しやすい又はきりやすいステアリングホイール36の位置及び方向に調整することができる。
ステップS77に進み、走行状態検出回路53は、ステアリングホイール36の転舵角度が、中立位置から所定角度範囲内となって、所定時間が経過することを待機する。例えば、中立位置の−15度以上、中立位置の+15度以下となって、5秒以上経過することを待機する。ステップS79に進み、車線変更は終了したと判断して、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向をホームポジション(P、RT)に戻す。
以上説明したように、実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
車両の走行状態又は車両の周囲の状況が異なれば、車両の運転者が操作しやすいステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向も異なる。そこで、ステアリング制御回路55は、車両の走行状態と車両の周囲の状況とに応じて、ステアリングホイール36の位置及び角度を調整する。これにより、車両の走行状態又は車両の周囲の状況に応じて、車両の運転者が廻しやすい又はきりやすいステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。
車両が発進可能であると判断された場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置を車両の前後方向に所定周期で繰り返し移動させる。これにより、車両が発進しようとする動作を、運転者に、直接、伝えることができる。よって、運転者は車両が発進可能であることが直感的に分かるので、運転者に対して分かりやすく発進操作を促すことができる。
交差点において対向車線を跨がない方向に曲がることができると判断された場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール面の方向を上方に傾け、且つ、ステアリングホイール36を運転者側へ移動させる。これにより、右左折を行う時に、車両の運転者が回しやすい又はきりやすいステアリングホイールの位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。特に、低速度(20km/h以下)走行時において旋回半径が小さい旋回を行う場合、転舵量或いは転舵角度が多くなるため、ステアリングホイール36の持ち替え動作の回数が増加する。ホームポジション(P)において、運転者は、ステアリングホイール36を腕で主に上下方向に動かすため、特に高齢者には肩へ大きな負担となる。ステアリングホイール面の方向を上方に傾けることにより、運転者は、車両の前後方向にステアリングホイール36を腕で引くような動作を行う。肩への負担が軽減される。
車線変更を行うことができると判断された場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置を車幅方向に所定周期で繰り返し移動させる。これにより、車両が車線変更を行おうとする動作を、運転者に、直接、伝えることができる。よって、運転者は車両が車線変更可能であることが直感的に分かるので、運転者に対して分かりやすく車線変更を促すことができる。
車線変更を開始した場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置を車線変更の方向へ移動させ、且つ、移動後のステアリングホイール面の方向を運転者へ向かうように変更する。これにより、車線変更を行う時に、車両の運転者が回しやすい又はきりやすいステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向に調整することができる。
第1の制御例において、車両の速度が所定速度以上となった場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置を制御開始前の位置に戻す。これにより、発進操作を促す為のステアリングホイール36の位置制御を必要な時にだけ実施して、発進動作を妨げる無用なステアリングホイール36の位置制御を抑制することができる。
第2及び第4の制御例において、ステアリングホイール36の転舵角度が、中立位置から所定角度範囲内となって、所定時間が経過した場合、ステアリング制御回路55は、ステアリングホイール36の位置及びステアリングホイール面の方向を制御開始前の位置及びステアリングホイール面の方向に戻す。これにより、ステアリングホイール36の位置制御及びステアリングホイール面の方向制御を必要な時にだけ実施して、無用なステアリングホイール36の位置制御及び方向制御を抑制することができる。
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
また、実施形態に係わる操舵装置及びその制御方法は、ターン・オン・レッド(Turn ON Red)やフォー・ウェイ・ストップ(4 WAY STOP)の走行状況においても、適用可能である。「ターン・オン・レッド」とは、交差点において信号機の灯火色が赤色であっても、対向車線を跨がない方向へ曲がることができる交通ルールを示す。第2の制御例(図5及び図6)を「ターン・オン・レッド」に適用することができる。この場合、「左折」を「右折」で読み替え、ステップS35の緑色灯火の検出を、「ターン・オン・レッド」の検出へ読み替えればよい。
「フォー・ウェイ・ストップ」とは、交差点に進入する道全てに停止サインがあり、停止した順番で交差点を通過することができる交通ルールを示す。これらの道路状況においても、車両の停止状態が確認された場合、操舵装置は、車両の周囲の状況から発進可能性を判断し、発進可能な場合にステアリングホイール36を車両の前後方向に振動させることにより、運転者に対して発進操作を促すことができる。
31 移動機構
32 方向変更機構
36 ステアリングホイール
51 周囲状況検出回路
53 走行状態検出回路
55 ステアリング制御回路(制御回路)
57 発進判断回路
58 右左折判断回路
59 車線変更判断回路

Claims (8)

  1. 車両の走行状態を検出する走行状態検出回路と、
    前記車両の周囲の状況を検出する周囲状況検出回路と、
    前記車両が備えるステアリングホイールの転舵動作を伝達する伝達系に設けられ、前記ステアリングホイールの位置を車両の前後方向及び車幅方向に移動させる移動機構と、
    前記ステアリングホイールの転舵動作を伝達する伝達系に設けられ、ステアリングホイール面の方向を変更する方向変更機構と、
    前記移動機構及び前記方向変更機構の少なくとも一方を制御することにより、前記走行状態検出回路により検出された前記車両の走行状態と、前記周囲状況検出回路により検出された前記車両の周囲の状況とに応じて、前記ステアリングホイールの位置及び前記方向の少なくとも一方を調整する制御回路と、
    を備えることを特徴とする操舵装置。
  2. 前記周囲状況検出回路により検出された前記車両の周囲の状況から、前記車両が発進可能であるか否かを判断する発進判断回路を更に備え、
    前記車両が発進可能であると前記発進判断回路が判断した場合、前記制御回路は、前記ステアリングホイールの位置を車両の前後方向に所定周期で繰り返し移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の操舵装置。
  3. 前記周囲状況検出回路により検出された前記車両の周囲の状況から、前記車両が交差点において対向車線を跨がない方向に曲がることができるか否かを判断する右左折判断回路を更に備え、前記車両が交差点において対向車線を跨がない方向に曲がることができると前記右左折判断回路が判断した場合、前記制御回路は、前記ステアリングホイール面の方向を上方に傾け、且つ、前記ステアリングホイールの位置を運転者側へ移動させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の操舵装置。
  4. 前記周囲状況検出回路により検出された前記車両の周囲の状況から、走行状態にある前記車両が車線変更を行うことができるか否かを判断する車線変更判断回路を更に備え、
    前記車両が車線変更を行うことができると前記車線変更判断回路が判断した場合、前記制御回路は、前記ステアリングホイールの位置を車幅方向に所定周期で繰り返し移動させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の操舵装置。
  5. 前記車線変更の開始を前記走行状態検出回路が検出した場合、前記制御回路は、前記ステアリングホイールの位置を前記車線変更の方向へ移動させ、且つ、移動後の前記ステアリングホイール面の方向を運転者へ向かうように変更することを特徴とする請求項4に記載の操舵装置。
  6. 前記車両の速度が所定速度以上となった場合、前記制御回路は、前記ステアリングホイールの位置を制御開始前の位置に戻すことを特徴とする請求項2に記載の操舵装置。
  7. 前記ステアリングホイールの転舵角度が、中立位置から所定角度範囲内となって、所定時間が経過した場合、前記制御回路は、前記ステアリングホイールの位置及び前記ステアリングホイール面の方向を制御開始前の位置及び方向に戻すことを特徴とする請求項3又は5に記載の操舵装置。
  8. 車両が備えるステアリングホイールの転舵動作を伝達する伝達系に設けられ、前記ステアリングホイールの位置を車両の前後方向及び車幅方向に移動させる移動機構と、前記ステアリングホイールの転舵動作を伝達する伝達系に設けられ、前記ステアリングホイール面の方向を変更する方向変更機構と、を備える操舵装置の制御方法であって、
    前記車両の走行状態を検出し、
    前記車両の周囲の状況を検出し、
    前記移動機構及び前記方向変更機構の少なくとも一方を制御することにより、前記車両の走行状態と前記車両の周囲の状況とに応じて、前記ステアリングホイールの位置及び前記方向の少なくとも一方を調整する
    ことを特徴とする操舵装置の制御方法。

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