JP2017019199A - 画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 人体検知センサの感度を画像形成装置の使用環境に応じて適宜変更する。
【解決手段】 第1電力状態と第1電力状態より消費電力が小さい第2電力状態とを少なくとも有する画像形成装置であって、画像形成装置の周囲に存在する熱源を検知するセンサと、センサによって検知された熱源の位置が、画像形成装置を第2電力状態から第1電力状態に復帰させる復帰条件を満たす場合に、画像形成装置を第2電力状態から第1電力状態に移行させる制御手段と、ユーザ操作に基づいて復帰条件を変更する変更手段と、を備える。
【選択図】 図8

Description

本発明は、センサを備える画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法に関する。
近年、環境意識が高まる中、複写機等の画像形成装置が所定時間使用されなかった場合に、画像形成装置は、プリンタ部やスキャナ部などへの電力供給を停止する節電状態に移行することで、待機時の消費電力の低減を図っている。
一方、節電状態に移行した画像形成装置をユーザが使用する場合、ユーザは、画像形成装置を節電状態から復帰させるためのボタンを押下する必要があった。また、ユーザは、ボタンを押下してから、画像形成装置の前で画像形成装置が使用可能な状態になるまで待たなければならなかった。そこで、近年、人を検知するセンサ(以下、人体検知センサとする)によって人が検知されたときに自動的に節電状態から復帰する画像形成装置が登場している。
特許文献1には、特性の異なる2つのセンサを備える画像形成装置が開示されている。特許文献1に開示される画像形成装置では、第1のセンサの検知範囲に人が侵入したときに、第2のセンサがオンされる。そして、第1のセンサの検知範囲より狭い第2のセンサの検知範囲に人が侵入したときに、画像形成装置が節電状態から復帰する。
特開2012−177796号公報
引用文献1に開示される画像形成装置は、画像形成装置の使用環境によっては、誤検知が多くなる場合がある。画像形成装置を部屋のコーナー等に配置する場合、画像形成装置の前を通過する人の殆どが画像形成装置のユーザである。これに対して、画像形成装置を通路の途中に配置する場合、画像形成装置の前を通過する人は画像形成装置のユーザであったり通行人であったりする。引用文献1に開示される画像形成装置は、通行人による誤検知を防止するため、画像形成装置の第2のセンサの検知範囲が0.5m程度となっている。
しかしながら、引用文献1の画像形成装置を上記したような部屋のコーナーに配置した場合に、画像形成装置の前を通過する人の殆どが画像形成装置のユーザであるにも関わらず、ユーザが画像形成装置の0.5m前まで近付かないと節電状態から復帰しない。一方で、広範囲でユーザを検知するために第2のセンサの検知範囲を広げると、画像形成装置を通路の途中に配置した場合に、画像形成装置の前を横切る通行人によって誤復帰が発生してしまう。
画像形成装置を部屋のコーナーに配置する場合には、人体検知センサの検知範囲を広げることによって、ユーザが画像形成装置の前に到着する前の早い段階で装置を復帰させたいと望むユーザがいる。また、画像形成装置を通路の途中に配置する場合には、人体検知センサの検知範囲を狭めることによって、通行人による誤復帰を防止したいと望むユーザがいる。つまり、様々な使用環境に配置される画像形成装置は、使用環境に応じて適宜、ユーザの要望に対応させて人体検知センサの感度を変更できることが好ましい。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、人体検知センサの感度を画像形成装置の使用環境に応じて適宜変更可能に構成することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、第1電力状態と第1電力状態より消費電力が小さい第2電力状態とを少なくとも有する画像形成装置であって、画像形成装置の周囲に存在する熱源を検知するセンサと、センサによって検知された熱源の位置が、画像形成装置を第2電力状態から第1電力状態に復帰させる復帰条件を満たす場合に、画像形成装置を第2電力状態から第1電力状態に移行させる制御手段と、ユーザ操作に基づいて復帰条件を変更する変更手段と、を備える。
本発明によれば、人体検知センサの感度を画像形成装置の使用環境に応じて適宜変更することができる。
画像形成装置の概略を示したブロック図 画像形成装置10の詳細を示したブロック図 人体検知センサの検知エリアを示す図 人が画像形成装置に向かって移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図 人が画像形成装置の前を横切って移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図 マイコンが実行する判断処理を示すフローチャート 人体検知センサの感度を設定する画面を示した図 CPUが実行する人体検知センサの感度の変更処理を示すフローチャート 第2実施形態の人体検知センサの感度を設定する画面を示した図 第3実施形態の人体検知センサの感度を設定する画面を示した図 第4実施形態の人体検知センサの検知エリアを示す図 人が画像形成装置に向かって移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図 人が画像形成装置の前を横切って移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図 マイコンが実行する判断処理を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は、画像形成装置10の概略を示したブロック図である。画像形成装置10は、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能などの複数の機能を備えるMFP(Multi Function Peripheral)である。
画像形成装置10は、電源部100と、コントローラ部200と、スキャナ部300と、プリンタ部400と、操作部500と、人体検知センサ600と、を備える。画像形成装置10は、コピー動作など画像形成装置10が有する各種の機能を実行可能な通常電力状態と、通常電力状態よりも電力消費の少ない節電状態と、を有する。画像形成装置10が有する電力状態は、通常電力状態及び節電状態に限らない。画像形成装置10は、節電状態への移行条件を満たした場合に、通常電力状態から節電状態に移行する。節電状態への移行条件とは、(1)ユーザによって操作部500が一定時間操作されず、且つ、外部装置から一定時間印刷ジョブ等を受信しないこと、(2)ユーザによって節電ボタン512(図2参照)が押下されたこと、などである。
節電状態のときには、スキャナ部300やプリンタ部400などへの電力供給が停止される。節電状態中でも、人体検知センサ600には電力が供給されており、人体検知センサ600の検知結果に基づいて、画像形成装置10のユーザが存在すると判断された場合、画像形成装置10は、節電状態から通常電力状態へ復帰する。
図2は、画像形成装置10の詳細を示したブロック図である。
スキャナ部300は、原稿から光学的に画像を読み取り、読み取った画像のデジタル画像データを生成する。このスキャナ部300は、原稿を読み取る読取ヘッド、読取ヘッドを移動させるモータ及び原稿を読取位置まで搬送する搬送部などを含むスキャナ駆動部322と、スキャナ駆動部322の動作を制御するスキャナ制御部321と、を有する。スキャナ制御部321は、スキャナ処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をコントローラ部200との通信により受信し、当該設定情報に基づいてスキャナ駆動部322の動作を制御する。
プリンタ部400は、電子写真方式に従って用紙に画像を形成する。このプリンタ部400は、感光ドラムを回転させるモータ、定着器を加圧するための機構部、及び、定着器を加熱するためのヒータなどを含むプリンタ駆動部422と、プリンタ駆動部422を制御するためのプリンタ制御部421と、を有する。プリンタ制御部421は、プリント処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をコントローラ部200との通信により受信し、当該設定情報に基づいてプリンタ駆動部422の動作を制御する。
コントローラ部200は、スキャナ部300、プリンタ部400、操作部500及び電源部100と通信可能に接続されており、スキャナ部300、プリンタ部400、操作部500及び電源部100の動作を制御する。コントローラ部200は、スキャナ部300によって読み取られた画像の画像データやFAX回線から受信した画像データに対して画像処理を施してプリンタ部400へ出力する。また、コントローラ部200は、操作部500へ入力されたユーザ指示に応じてスキャナ部300やプリンタ部400の動作を制御する。また、コントローラ部200は、電源部100の動作を制御することによって、画像形成装置10の電力状態(通常電力状態、節電状態など)を制御する。
コントローラ部200は、電源インターフェース(以下、電源I/F)201と、内部電源生成部202と、を備えている。内部電源生成部202は、電源系統1に属するデバイスに供給する電力と、電源系統2に属するデバイスに供給する電力と、を生成する。節電状態時には、電源系統1に属するデバイスに電力が供給されるが、電源系統2に属するデバイス、スキャナ部300及びプリンタ部400への電力供給が停止される。これにより、節電状態時における消費電力が低減される。また、通常電力状態時には、電源系統1に属するデバイス、電源系統2に属するデバイス、スキャナ部300、及び、プリンタ部400に電力が供給される。
また、コントローラ部200は、CPU221と、画像処理部222と、スキャナインターフェース(以下、スキャナI/F)223と、プリンタインタフェース(以下、プリンタI/F)224と、HDD225と、ROM226と、を備えている。CPU221、画像処理部222、スキャナI/F223、プリンタI/F224と、HDD225、及びROM226は、電源系統2に属する。
また、コントローラ部200は、電源制御部211と、LANコントローラ212と、FAXコントローラ213と、RAM214と、を備えている。電源制御部211、LANコントローラ212、FAXコントローラ213、及びRAM214は、電源系統1に属する。電源系統1に属するLANコントローラ212及びFAXコントローラ213は、画像形成装置10を節電状態から通常電力状態に復帰させる復帰要因を検知する。FAXコントローラ213は、電話回線を介してファクシミリデータを受信した場合に、電源制御部211に対して割り込み信号Aを出力する。また、LANコントローラ212は、外部装置からLAN(Local Area Network)を介してプリント要求やデバイス状態確認要求などを受信した場合に、電源制御部211に対して割り込み信号Bを出力する。
また、操作部500は、LCDタッチパネルユニット524と、LCDコントローラ523と、ブザー部526と、LED通知部527と、を有する。LCDタッチパネルユニット524は、LCDパネルとタッチパネルとが一体となっている。LCDコントローラ523は、コントローラ部200のCPU221から受け取った画像データを、LCDタッチパネルユニット524のLCDパネルに表示する。ブザー部526は、印刷完了などをユーザに音で通知する。LED通知部527は、ジョブ実行中やエラー発生などの画像形成装置10の状態をLEDの点灯でユーザに通知する。LCDタッチパネルユニット524、LCDコントローラ523、ブザー部526、及び、LED通知部527は、電源系統2に属する。
また、操作部500は、主電源LED511と、節電ボタン512と、マイコン514と、キー部515と、タッチパネルコントローラ516と、を有する。主電源LED511は、画像形成装置10の主電源が入っているときに、点灯する。節電ボタン512は、画像形成装置10を節電状態から通常電力状態に移行させ、又は、画像形成装置10を通常電力状態から節電状態に移行させるためのボタンである。キー部515は、印刷部数を指定するためのテンキーや、印刷の開始を指示するためのスタートキーなどを含む。主電源LED511、節電ボタン512、マイコン514、キー部515、タッチパネルコントローラ516は、電源系統1に属する。電源系統1に属する節電ボタン512は、画像形成装置10を節電状態から通常電力状態に復帰させる復帰要因を検知する。マイコン514は、節電ボタン512がユーザ操作を受け付けた場合に、割り込み信号Cを出力する。
タッチパネルコントローラ516は、ユーザが触れた位置を示す座標データをLCDタッチパネルユニット524のタッチパネルから取得する。タッチパネルコントローラ516は、取得した座標データをマイコン521に通知する。また、マイコン521は、キー部515に対するユーザの操作を定期的にポーリングする。そして、マイコン521は、キー部515に対するユーザの操作を検知した場合には、キー部515のどのキーが押下されたのかを、CPU221に通知する。
人体検知センサ600は、画像形成装置10のユーザを検知するためのセンサである。人体検知センサ600は、複数の赤外線受信素子が8×8の格子状に配置された赤外線アレイセンサである。各赤外線受信素子は、対象物から放射される赤外線を受信して、受信した赤外線の強度に応じた検知結果を出力する。この検知結果は、対象物の温度を示すデータである。マイコン514は、所定周期毎に、複数の赤外線受信素子のそれぞれから温度データを取得する。所定周期は、例えば、100msであり、この所定周期をフレームと呼ぶ。マイコン514が1フレームの間に複数の赤外線受信素子から取得した温度データの集合体を、温度分布データとする。つまり、マイコン514は、1フレームで1つの温度分布データを取得する。
ここでは、節電状態のときにマイコン521に電力が供給されている例について説明したが、マイコン521は、人体検知センサ600の温度データを取得するタイミングだけ、電力が供給されても良い。また、人体検知センサ600の何れかの赤外線素子が所定値以上の温度を検知したときに、マイコン514に電力を供給しても良い。これにより、節電状態時における消費電力をさらに削減することができる。
マイコン521は、人体検知センサ600から取得した複数の温度分布データを処理して、画像形成装置10のユーザが存在するか否を判断する。マイコン521によって画像形成装置10のユーザが存在すると判断された場合、マイコン521は、割り込み信号Cを電源制御部211へ出力する。電源制御部211は、割り込み信号Cが入力されると、電源部100を制御して、画像形成装置10の電力状態を、節電状態から通常電力状態に復帰させる。なお、ここでは、画像形成装置10の電力状態が節電状態から通常電力状態に移行する例について説明したが、節電状態から復帰したときの移行先の状態は、節電状態より消費電力が高い電力状態であれば、通常電力状態に限らない。例えば、節電状態から復帰したときの移行先の状態が、プリンタ部400及びスキャナ部300への電力供給が停止され、電源系統1に属するデバイス及び電源系統2に属するデバイスに電力が供給される電力状態であってもよい。
なお、本実施形態では、電源制御部211が電源部100を制御する例について説明したが、マイコン514が電源部100を直接制御しても良い。
また、電源制御部211は、割り込み信号A、B又はCが入力された場合に、スキャナ部300やプリンタ部400に電力が供給される例について説明した。しかし、本発明はこれに限定されず、割り込み信号A、B又はCが入力された場合に、電源系統2に属するデバイスに電力を供給するが、スキャナ部300やプリンタ部400に電力を供給しなくても良い。また、本発明では、電源制御部211に入力される割り込み信号に応じて、電力を供給するべきデバイスを制御しても良い。例えば、割り込み信号A又はBが入力されたときに、電源系統2に属するデバイス及びプリンタ部400に電力を供給し、スキャナ部300への電力供給を停止したままにする。これにより、スキャナ部300を使用しない復帰要因(プリント要求やファクシミリデータの受信)を検知した場合に、スキャナ部300に電力が供給されるのを防止することができる。また、割り込み信号Cが入力されたときに、電源系統2に属するデバイスに電力を供給し、プリンタ部400及びスキャナ部300への電力供給を停止したままにする。これにより、画像形成装置10のユーザが画像形成装置10のどの機能を使用するか確定していない段階で、スキャナ部300やプリンタ部400に電力が供給されるのを防止することができる。
割り込み信号A、B又はCが入力されることによって電力が供給されたCPU221は、画像形成装置10を節電状態に移行する前の状態に戻すために、セルフリフレッシュ状態となっていたRAM214から節電状態に移行する前の状態を読み出す。これにより、画像形成装置10は、節電状態に移行する前の状態に復帰する。
図3は、人体検知センサの検知エリアを示す図である。
画像形成装置10で使用する人体検知センサは、複数の赤外線受信素子が8×8の格子状に配列された赤外線アレイセンサである。
マイコン514は、各赤外線受信素子から温度データを取得し、この温度データの集合体である温度分布データに基づいて、熱源が存在するかどうかを判断する。具体的には、マイコン514は、画像形成装置10の周囲環境の温度を示す背景温度データと、人体検知センサ600から取得した温度分布データとの差分から、熱源が存在するかどうかを判断する。この背景温度データは、画像形成装置10の近傍に人がいないと判断したタイミングで人体検知センサ600によって取得された温度分布データである。例えば、画像形成装置10がユーザの操作を受信しないで所定時間が経過して節電状態に移行するタイミングで、背景温度データが取得される。
図3に示すように、本実施形態では、人の体温を確実に検知するために肌が露出する顔に向けて人体検知センサ600を配置している。具体的には、人体検知センサ600は、操作部500の高さ位置と略同じ高さ位置に設けられており、斜め上方に向くように配置されている。図3(C)及び(D)に人体検知センサ600の検知エリアを図示している。赤外線受信素子の各検知エリアは、図3(C)に図示される各矩形で示している。
図4は、人が画像形成装置10に向かって移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図である。図4の上段に、画像形成装置10と人体との位置関係を示した側面図を示した。また、図4の中段に、画像形成装置10と人体との位置関係を示した平面図を示した。また、図4の下段に、人体の各位置での人体検知センサの検知結果を示した。
人体検知センサは、8×8の合計64個の赤外線受信素子が格子状に配置されている。以下、赤外線受信素子の位置を指定する場合、素子1aから素子8hと表示する。例えば、素子1aは、1行目且つa列目の素子を示し、素子8hは、8行目且つh列目の素子を示している。
人体検知センサ600の検知エリアは、画像形成装置10から離れた箇所の検知エリアA1と、前記検知エリアA1より画像形成装置10に近い検知エリアA2とを有する。図4の下段の2列目から5列目にかけて示したラインLが、検出エリアA1と検出エリアA2との境界である。検出エリアA1に熱源が存在しても、画像形成装置10は、節電状態から復帰しない。画像形成装置10が、節電状態から復帰する復帰条件は、検出エリアA2に熱源が存在すること、且つ、当該熱源が所定時間継続して検知エリアA2に存在すること、である。熱源の位置が、上記した復帰条件を満たす場合、画像形成装置10は、節電状態から復帰する。なお、節電状態から復帰する条件は、上記の条件に限定されない。
マイコン514は、所定温度以上の温度を検知した素子が離散せずに存在する場合に、熱源が存在すると判断する。具体的には、所定温度以上の温度を検知した熱源画素の周りの8画素のうちの何れかに、所定温度以上の温度を検知した熱源画素が存在する場合に、マイコン514は、熱源が存在すると判断する。そして、マイコン514は、その熱源画素の領域を、熱源として特定する。
上記した熱源画素とは、赤外線受信素子から取得した温度データが、背景温度データより1℃以上高い画素である。なお、ここでは、閾値を1℃としたが、この閾値は1℃でなくても良い。
図4(A)は、人体が人体検知センサ600の検知エリアに侵入したときの状態を示している。図4(A)の下段に示すように、人体検知センサ600の下部の素子である素子1c、1d、1e、2dが熱源画素となっている。図4(A)の状態では、検出エリアA1に、4個の熱源画素が存在する。検出エリアA2に熱源画素が存在しないので、この時点では、画像形成装置10は節電状態を維持する。
ユーザがさらに画像形成装置10に接近して検知エリアA2に到達すると、図4(B)に示すように、熱源画素が1行目から6行目まで上方に拡大する。また、熱源画素がd列からb列及びg列まで左右にも拡大する。図4(B)の状態では、検出エリアA1に15個の熱源画素が存在し、検出エリアA2に6個の熱源画素が存在する。検出エリアA2に複数の熱源画素が存在するので、所定時間(例えば、0.5秒)継続して複数の熱源画素が検出エリアA2に存在することを条件に、画像形成装置10は節電状態から復帰する。
ユーザがさらに画像形成装置10に接近すると、図4(C)に示すように、人体検知センサ600の殆どの画素が熱源画素となっている。
図5は、人が画像形成装置10の前を横切って移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図である。図5の上段に、画像形成装置10と人体との位置関係を示した側面図を示した。また、図5の中段に、画像形成装置10と人体との位置関係を示した平面図を示した。また、図5の下段に、人体の各位置での人体検知センサの検知結果を示した。
図5(A)は、通行人が人体検知センサ600の検知エリアに侵入したとき状態を示している。通行人が画像形成装置10の近傍を側方から近付いた場合、人体検知センサ600のh列側の素子である素子2h〜8h、4g〜7g及び6fが熱源画素となっている。図5(A)の状態では、検出エリアA2に、6個の熱源画素が存在するが、この時点では、所定時間(例えば、0.5秒)継続して複数の熱源画素が検出エリアA2に存在しないので、画像形成装置10は節電状態を維持する。
図5(B)は、通行人が画像形成装置10の前を横切っている途中の状態を示している。図5(B)に示すように、通行人が画像形成装置10の前を通過すると、熱源画素がh列からa列の方向に向かって遷移する。さらに、通行人が検知エリアから抜ける直前では、図5(C)に示すように、a列の画素1aだけが熱源画素として認識されている。
図5の例では、複数の熱源画素が検出エリアA2に発生してから、所定時間が経過する前に、複数の熱源画素が検出エリアA2から無くなったので、通行人が画像形成装置10の前を横切る場合には、画像形成装置10は節電状態を維持する。
図6は、マイコン521が実行する判断処理を示すフローチャートである。
まず、マイコン521は、人体検知センサ600の各赤外線受信素子が検知した温度データを取得する(S601)。本実施形態のマイコン521は、1フレーム(100ms)毎に、人体検知センサ600から温度分布データを取得する。そして、マイコン521は、取得した温度分布データと背景温度データとを比較する。具体的には、マイコン514は、画素毎に、取得した温度データと背景温度データとの差分である温度差Dを算出する(S602)。マイコン521は、算出した温度差Dが、規定の温度値Df以上であるかを判定する(S603)。規定の温度差Dfの値は、例えば、1℃である。つまり、画像形成装置10の周囲環境(室温)と、人の体温との差が1℃以上ある画素を熱源画素とする。温度差Dが1℃以上の画素が検知されない場合は(S603:No)、S501に戻って、再度各赤外線受信素子が検知した温度データを取得する。
背景温度データは、画像形成装置10の周囲環境の平均値である1つの温度値であっても良いし、人体検知センサ600が所定のタイミングで取得した温度分布データであっても良い。なお、温度差Dが1℃以上の画素が検知されない場合には、人体検知センサ600が取得したその温度データの集合体を背景温度データとしても良い。
温度差Dが1℃以上の画素が検知される場合(S603:Yes)、マイコン514は、その熱源画素が、検知エリアA2に属する画素か否かを判断する(S604)。検知エリアA2に熱源画素が存在する場合(S604:No)、マイコン512は、検知エリアA2に存在する熱源画素の画素数が、規定値G以上であるか否かを判定する(S606)。例えば、規定値Gは、2である。つまり、S606では、マイコン512は、検知エリアA2に2画素以上の熱源画素が存在するか否かを判定する。
規定値Gの値を小さくすると画像形成装置10から離れた人で復帰可能となるが、電球等の小さな熱源が点灯したことによる誤復帰も増加する。ここでは、検知エリアA2に熱源画素が2画素以上存在するか否かを判断する例について示した。
マイコン512が検知エリアA2に複数の熱源画素が存在すると判断した場合(S606)、マイコン512は、カウント値Cをインクリメントする(S607)。そして、マイコン512が、カウント値Cが予め規定されたCx以上であると判断した場合(S608:Yes)には、マイコン512は、割り込み信号Cを出力する。これにより、画像形成装置10は、節電状態から通常電力状態に復帰する(S609)。そして、マイコン512は、カウント値Cをクリアする(S610)。
なお、S503、S504及びS506の各判断でNoと判断された場合には、マイコン514は、カウント値Cをクリアする(S611)。
カウント値Cが予め規定されたCx未満の場合(S608:No)には、一定時間Tの経過後に(S612:Yes)、再度各画素が検知した温度データを取得する(S601)。例えば、一定時間Tは、0.1秒である。この一定時間Tは、マイコン512が赤外線アレイセンサ600から温度データを取得する周期である。この周期を短くすることによって温度データを詳細に取得することが可能となるが、一方で、マイコン512の負荷が高くなる。
本実施形態では、カウント値Cの規定値Cxは、ユーザが選択した人体検知センサ600の感度の設定によって変更される。デフォルト値として、規定値Cxは、5となっている。つまり、0.1ms毎にマイコン512が温度データを取得し、複数の熱源画素が検知エリアA2に存在する場合に、0.1ms毎にカウント値Cがインクリメントされる。そして、本実施形態では、熱源画素が検知エリアA2に0.5ms間継続して存在する場合に、マイコン512が割り込み信号Cを出力する。画像形成装置10の横幅が約62cmであり、人の平均歩行速度1.25m/sであるから、人が画像形成装置10の前を通過するのには約0.5秒必要になる。そのため、本実施形態では、熱源画素が検知エリアA2に0.5秒以上滞在した場合に、画像形成装置10が節電状態から復帰するように、規定値Cxのデフォルト値を0.5秒とする。
図7は、人体検知センサの感度を設定する画面を示した図である。
感度設定画面700には、人体検知センサ600による節電状態からの復帰機能を有効にするボタン701、及び、無効にするボタン702が表示されている。また、感度設定画面700には、人体検知センサ600の感度を設定するための低ボタン703、中ボタン704及び高ボタン705が表示される。ユーザは、人体検知センサ600の感度として、「低レベル」、「中レベル」又は「高レベル」の何れかを選択することができる。
本実施形態では、感度を設定するためのボタンが選択されたことに基づいて、規定値Cxが変更される。具体的には、低ボタン703がユーザによって選択された場合、規定値Cxが8となり、複数の熱源画素が検知エリアA2に継続して0.8秒滞在した場合に、マイコン514が割り込み信号Cを出力する。中ボタン704がユーザによって選択された場合、規定値Cxが5となり、複数の熱源画素が検知エリアA2に継続して0.5秒滞在した場合に、マイコン514が割り込み信号Cを出力する。また、高ボタン705がユーザによって選択された場合、規定値Cxが3となり、複数の熱源画素が検知エリアA2に継続して0.3秒滞在した場合に、マイコン514が割り込み信号Cを出力する。
このように、ユーザが低ボタン703を押下した場合には、デフォルト5が設定されている場合と比較して、画像形成装置10は、0.3秒間遅く復帰することになるが、画像形成装置10の前を通過する通行人による誤復帰を抑制することが可能となる。また、ユーザが高ボタン705を押下した場合には、デフォルト5が設定されている場合と比較して、画像形成装置10は、0.2秒間早く復帰する。しかしながら、画像形成装置10の前を通過する通行人による誤復帰が多くなる。
したがって、画像形成装置10をOAコーナーなどの部屋のコーナーに配置する場合には、ユーザは高ボタン705を選択することが好ましい。画像形成装置10を部屋のコーナーに配置する場合には、画像形成装置10に近づく人の殆どが画像形成装置10のユーザであると考えられるので、通行人による誤復帰が考え難い。したがって、画像形成装置10を早い段階で節電状態から復帰させることによって、ユーザが画像形成装置10の前で画像形成装置10が復帰するのを待つ時間を短縮することができる。
一方で、画像形成装置10を通路の途中に配置する場合には、ユーザは低ボタン703を選択することが好ましい。画像形成装置10を通路の途中に配置する場合には、画像形成装置10に近づく人が、通行人なのか画像形成装置10のユーザなのかを判断するのが困難である。したがって、画像形成装置10が節電状態から復帰するのを遅らせることによって、通行人による誤復帰を抑制することができる。
本実施形態では、ユーザが人体検知センサ600の感度を選択したときに、カウント値Cの規定値Cxが変更されるように構成した。これにより、ユーザが画像形成装置10の前に立ち止まったかどうかを判断するための閾値を調整することが可能となった。ユーザが低ボタン703を選択した場合、規定値Cxの値が大きくなるので、ユーザが画像形成装置10の前で立ち止まったことを確実に捉えることができる。これにより、歩行速度が遅い人によって画像形成装置が誤復帰してしまうのを抑制することができる。
さらに、ユーザが高ボタン705を選択した場合、規定値Cxの値が小さくなるので、ユーザが画像形成装置10の前で立ち止まる前に歩行速度を落としたことによっても、画像形成装置を復帰させることが可能となる。これにより、ユーザが画像形成装置10の前に到達する前の段階で復帰が可能となる。
図8は、CPU221が実行する人体検知センサ600の感度の変更処理を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置10の起動時に、CPU221は、ROM226にアクセスし(S801)、人体検知センサ600の規定値Cxを読み出す(S802)。そして、当該規定値Cxをマイコン514に通知する。これにより、マイコン514は、通知された規定値Cxを設定する。そして、図6のS508に示すように、マイコン514は、カウント値Cが設定された規定値Cx以上か否かを判断する。
その後、CPU221は、ユーザによって人体検知センサ600の感度を変更するための指示がなされたか否かを判断する(S804)。人体検知センサ600の感度を変更するための指示がなされた場合(S804:Yes)、CPU221は、感度設定画面700がLCDタッチパネル524に表示されるようマイコン514を制御する(S805)。
そして、CPU221は、感度設定画面700で高ボタン705が選択された場合(S806:Yes)、規定値Cxを3と設定する(S807)。また、CPU221は、感度設定画面700で中ボタン704が選択された場合(S808:Yes)、規定値Cxを5と設定する(S809)。また、CPU221は、感度設定画面700で低ボタン703が選択された場合(S810:Yes)、規定値Cxを8と設定する(S811)。
CPU221は、S807、S809又はS811で設定された規定値Cxを、ROM226に書き込む(S812)。そして、CPU221は、ROM226に書き込まれた規定値Cxを、マイコン514に通知する(S814)。規定値Cxが変更されたマイコン514は、当該規定値Cxを使って、上述した図6のS508の判断を行う。
(第2実施形態)
第1実施形態では、人体検知センサ600の感度を3段階(低、中、高)で設定する例について説明した。第2実施形態では、スケールバー901の中から所望の感度を選択可能にした。
図9に示すように、感度設定画面900には、人体検知センサ600の感度を選択するためのスケールバー901が表示されている。ユーザは、選択バー902を移動させることによって、人体検知センサ600の感度を選択することができる。本実施形態では、スケールバー901に8つのメモリが刻まれており、ユーザが8つのメモリの何れかに選択バー902を移動させることができる。これにより、ユーザは、人体検知センサ600の感度を所望の値にすることができる。
例えば、図9の感度設定画面900のスケールバー901の最も感度が低い位置に選択バー902を移動させた場合、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxが8となる。したがって、検知エリアA2に複数の熱源画素が0.8秒以上継続して存在する場合に、画像形成装置10が節電状態から復帰する。
また、図9の感度設定画面900のスケールバー901の最も感度が高い位置に選択バー902を移動させた場合、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxが1となる。したがって、検知エリアA2に複数の熱源画素が0.1秒以上継続して存在する場合に、画像形成装置10が節電状態から復帰する。
(第3実施形態)
第1実施形態では、人体検知センサ600の感度を3段階(低、中、高)で設定する例について説明した。第3実施形態では、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxをユーザに入力させるようにしても良い。
図10に示すように、感度設定画面1000には、人体検知センサ600の感度として、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxをユーザに入力させるための入力ボックス1001が表示されている。ユーザは、入力ボックス1001に0.1秒〜1.0秒の間の値を入力することによって、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxを指定することができる。
例えば、図10の感度設定画面1000の入力ボックス1001に0.1を入力すると、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxが8となる。したがって、検知エリアA2に複数の熱源画素が0.1秒以上継続して存在する場合に、画像形成装置10が節電状態から復帰する。
また、図10の感度設定画面1000の入力ボックス1001に1.0を入力すると、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxが10となる。したがって、検知エリアA2に複数の熱源画素が1.0秒以上継続して存在する場合に、画像形成装置10が節電状態から復帰する。
(第4実施形態)
第1実施形態では、人体検知センサ600として、複数の赤外線受信素子を有する赤外線アレイセンサを用いる例について説明した。第4実施形態では、人体検知センサとして、赤外線の反射センサ1200を用いる。人体検知センサ以外の構成は、第1実施形態と同様であるので、その説明を割愛する。
第4実施形形態の反射センサ1200は、赤外線を出力して、対象物で反射した赤外線を受信する。そして、反射センサ1200は、反射した赤外線の受信強度(検知電圧)に応じた値を出力する。この値は、対象物までの距離を示している。なお、第4実施形態の反射センサ1200は、赤外線を出力し且つ対象物で反射した赤外線を受信するセンサを用いたが、赤外線以外に音波を出力して受信しても良い。反射センサ1200が音波を出力する音波センサである場合、当該センサは、対象物で反射した音波を受信して、その受信した音波の受信強度に応じた値を出力する。この値は、対象物までの距離を示している。
図11は、第4実施形態の反射センサの検知エリアを示す図である。
反射センサ1200は、反射センサ1200の検知範囲が画像形成装置10から正面又は斜め下向きなるように、配置される。
図12は、人が画像形成装置10に向かって移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図である。図12の上段に、画像形成装置10と人体との位置関係を示した側面図を示した。図12の中段に、画像形成装置10と人体と位置関係を示した平面図を示した。図12の下段に、人体の各位置での反射センサ1200の検知結果を示した。
図12(A)は、人体が反射センサ1200の検知エリアに侵入したときの状態を示している。人体が反射センサ1200の検知エリアに侵入したとき、図12(A)の下段に示すように、反射センサ1200は、対象物で反射した赤外線の強度として、検知電圧VAを検知する。この時点では、検知電圧VAが、所定電圧Vthを超えていないので、画像形成装置10は、節電状態のままである。
ユーザがさらに画像形成装置10に接近して検知エリアA2に到達する前では、図12(B)の下段に示すように、反射センサ1200は、対象物で反射した赤外線の強度として、検知電圧VAより高い検知電圧VBを検知する。この時点では、検知電圧VBが、所定電圧Vthを超えていないので、画像形成装置10は、節電状態のままである。
ユーザがさらに画像形成装置10に接近して検知エリアA2に侵入すると、図12(C)の下段に示すように、反射センサ1200は、対象物で反射した赤外線の強度として、検知電圧VCを検知する。この検知電圧VCは、所定電圧Vthを超えている。そして、反射センサ1200の検知電圧VCが所定電圧Vthを所定時間継続して超える場合、画像形成装置10は、節電状態から復帰する。
反射センサ1200の検知電圧が、所定電圧Vthよりも小さいと、マイコン514は、対象物が検知エリアA1に存在すると判断する。そして、反射センサ1200の検知電圧が、所定電圧Vthよりも大きくなると、マイコン514は、対象物が検知エリアA2に存在すると判断する。本実施形態では、対象物が検知エリアA2に存在するだけでは、画像形成装置10は節電状態から復帰しない。対象物が検知エリアA2に所定時間継続して滞在する場合に、画像形成装置10は節電状態から復帰する。
図13は、人が画像形成装置10の前を横切って移動した場合の人体検知センサの検知結果を示す図である。図13の上段に、画像形成装置10と人体との位置関係を示した側面図を示した。また、図13の中段に、画像形成装置10と人体との位置関係を示した平面図を示した。また、図13の下段に、人体の各位置での人体検知センサの検知結果を示した。
図13(A)は、通行人が反射センサ1200の検知エリア内に侵入したときの状態を示している。人体が反射センサ1200の検知エリアに侵入したとき、図13(A)の下段に示すように、反射センサ1200は、対象物で反射した赤外線の強度として、検知電圧Vaを検知する。この時点では、検知電圧Vaが、所定電圧Vthを超えていないので、画像形成装置10は、節電状態のままである。
ユーザが画像形成装置10の正面を通過するとき、図13(B)の下段に示すように、反射センサ1200は、対象物で反射した赤外線の強度として、検知電圧Vbを検知する。この時点では、検知電圧Vbが、所定電圧Vthを超えるが、所定時間継続して、検知電圧が所定電圧Vthを超えていないので、画像形成装置10は、節電状態のままである。
通行人が反射センサ1200の検知エリアを抜けたとき、図13(C)の下段に示すように、反射センサ1200は、検知電圧を検知しない。
このように、人が画像形成装置10の前を横切る場合、所定電圧Vthを超えた検知電圧が所定時間継続して検知されないので、画像形成装置10は節電状態のままである。
図14は、マイコン514が実行する判断処理を示すフローチャートである。
まず、マイコン514は、反射センサ1200が検知した検知電圧を取得する(S1401)。そして、マイコン514は、取得した検知電圧が、所定電圧Vth以上か否かを判定する(S1402)。検知電圧が所定電圧Vth以上であると判定した場合(S1402:Yes)、マイコン514は、カウント値Cをインクリメントする(S1403)。カウント値Cが予め規定された規定値Cx以上の場合には(S1404:Yes)、マイコン514は、割り込み信号Cを出力し、画像形成装置10を節電状態から復帰させる(S1405)。そして、マイコン514は、カウント値Cをクリアする(S1406)。
カウント値Cが予め規定された規定値Cx未満の場合(S1404:No)には、マイコン514は、一定時間Tの経過後に(S1408:Yes)、再度の検知電圧を取得する。一定時間Tは、例えば、0.1秒であって、反射センサ1200が赤外線を出力する間隔である。ここでは、一定時間Tを0.1秒としたが、一定時間Tは、0.1秒以外であっても良い。一定時間Tを短くすると、反射センサ1200が赤外線を出力する頻度が上がるので反射センサ1200の消費電力が上昇するが、取得するデータ数が多くなるので、人の動きをより正確に把握することができる。一方で、一定時間Tを長くすると、取得するデータ数が少なくなるので、人の動きを把握し難くなるが、反射センサ1200の消費電力を抑えることができる。
S1402において、マイコン514が取得した検知電圧が、所定電圧Vth未満であると判断した場合(S1402:No)、カウント値Cをクリアする(S1407)。
上記したカウント値Cと比較されるべき規定値Cxは、ユーザの選択によって変更可能である。具体的には、図7、図9及び図10に示される感度設定画面でユーザが人体検知センサ600の感度を設定することができる。人体検知センサ600の感度の設定に基づいて、規定値Cxが変更される。
(他の実施形態)
上記した実施形態では、カウント値Cと比較されるべき規定値Cxを、ユーザの設定に基づいて変更する例について説明した。本発明は、規定値Cxの変更に限らず、ユーザの設定に基づいて、熱源画素の画素数と比較されるべき規定値Gを変更しても良い。また、検知電圧と比較されるべき所定電圧Vthを変更しても良い。また、算出した温度差Dと比較されるべき温度差Dfを、ユーザの設定に基づいて変更しても良い。
上記した実施形態では、本発明の画像読取装置としてMFPについて説明したが、スキャン機能を有していれば、画像読取装置はプリント機能やファックス機能を有していなくても構わない。
なお、本発明は、複数の機器(例えば、情報処理装置、ルーター、画像読取装置など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、画像読取装置、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成される。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
10 画像形成装置
200 コントローラ部
221 CPU
514 マイコン
524 LCDタッチパネル
600 人体検知センサ

Claims (16)

  1. 第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力が小さい第2電力状態とを少なくとも有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の周囲に存在する熱源を検知するセンサと、
    前記センサによって検知された熱源の位置が、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰させる復帰条件を満たす場合に、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる制御手段と、
    ユーザ操作に基づいて前記復帰条件を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記センサによって検知された温度を示す前記温度データに基づいて、前記画像形成装置の周囲に存在する熱源を特定する特定手段をさらに備え、
    前記復帰条件は、前記特定手段によって特定された熱源が、前記センサの所定の検知エリアに所定時間継続して存在することであって、
    前記変更手段は、ユーザ操作に基づいて前記復帰条件として前記所定時間を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変更手段は、前記センサの感度を高レベルに変更するためのユーザ操作に基づいて、前記所定時間として第1時間を設定し、前記センサの感度を低レベルに変更するためのユーザ操作に基づいて、前記所定時間として前記第1時間より長い第2時間を設定する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記復帰条件を変更するための画面を表示する表示手段をさらに備え、
    前記変更手段は、前記画面において入力されたユーザ操作に基づいて、前記復帰条件を変更する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記センサは、前記画像形成装置の周囲の温度を検知する複数の素子が格子状に配置されたアレイセンサである、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記素子は、赤外線を受信する素子である、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 用紙に画像を印刷する印刷手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置の周囲の温度を検知するセンサを備え、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力が小さい第2電力状態とを少なくとも有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記センサによって検知された温度を示す温度データが、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰させる復帰条件を満たす場合に、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる制御ステップと、
    ユーザ操作に基づいて前記復帰条件を変更する変更ステップと、を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力が小さい第2電力状態とを少なくとも有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の周囲に存在する対象物を検知するセンサと、
    前記センサによって検知された対象物の位置が、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰させる復帰条件を満たす場合に、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる制御手段と、
    ユーザ操作に基づいて前記復帰条件を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記復帰条件は、前記センサによって検知された対象物が、前記センサの所定の検知エリアに所定時間継続して存在することであって、
    前記変更手段は、ユーザ操作に基づいて前記復帰条件として前記所定時間を変更する、ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記変更手段は、前記センサの感度を高レベルに変更するためのユーザ操作に基づいて、前記所定時間として第1時間を設定し、前記センサの感度を低レベルに変更するためのユーザ操作に基づいて、前記所定時間として前記第1時間より長い第2時間を設定する、ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記復帰条件を変更するための画面を表示する表示手段をさらに備え、
    前記変更手段は、前記画面において入力されたユーザ操作に基づいて、前記復帰条件を変更する、ことを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記センサは、赤外線を出力し、対象物で反射した前記赤外線が入力される反射センサである、ことを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記センサは、音波を出力し、対象物で反射した前記音波が入力される音波センサである、ことを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  15. 用紙に画像を印刷する印刷手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載の画像形成装置。
  16. 周囲に存在する対象物を検知するセンサを備え、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力が小さい第2電力状態とを少なくとも有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記センサによって検知された対象物の位置が、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰させる復帰条件を満たす場合に、前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる制御ステップと、
    ユーザ操作に基づいて前記復帰条件を変更する変更ステップと、を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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