JP4615053B2 - 表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、PC(Personal Computer)などの表示制御装置に複数のモニタ(表示装置)を接続した所謂マルチモニタ環境の表示システム、並びにこの表示システムを構成する表示制御装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、デスクトップ型などのPCにおいては、CPU(Central Processing Unit)及びハードディスク等を搭載した本体に、モニタなどの表示装置と、マウス及びキーボード等の入力装置が接続される。PC本体とモニタとにはそれぞれ電源スイッチなどが設けられており、ユーザは各電源スイッチのオン/オフ操作を個別に行う必要があった。
特許文献1においては、PCの電源オフに連動してディスプレイの電源をオフすることができる電源管理方法が提案されている。この電源管理方法では、ユーザがPCの電源をオンした場合、PCはサービスプログラムに基づいてディスプレイへ電源オン制御信号を送信し、これを受信したディスプレイは電源ユニットの電源をオンする。またユーザがPCの電源をオフした場合、PCはサービスプログラムに基づいてディスプレイへ電源オフ制御信号を送信し、これを受信したディスプレイは電源ユニットの電源をオフする。更に、複数のPCがネットワーク接続された構成においては、管理用のPCが他のPCへ電源オン/オフの指示を与えることができる。
一方、マルチウインドウシステムのOS(Operating System)を搭載したPCでは、複数のアプリケーションプログラムを起動して同時的に使用することができ、ユーザは多数のウインドウをモニタに表示し、使用するウインドウを切り替えながら作業を行う。しかし1つのモニタの表示領域には限りがあるため、同時的に表示できるウインドウの数は限られている。モニタのサイズを大型化することによって表示領域を拡大することができるが、高コストであるという問題がある。そこで、1つのPCに複数のモニタを接続し、各モニタにそれぞれ異なる情報を表示することができるマルチモニタ環境の表示システムが普及し始めている。マルチモニタ環境の表示システムは、1つのモニタを大型化することと比べて比較的低コストで表示領域の拡大を実現することができる。
近年では、地球環境の保全及びエネルギー資源の節約等の観点から、PCを使用しない場合にはモニタの電源をオフして節電することが望まれている。このような場合に、上述のマルチモニタ環境の表示システムでは、各モニタの電源スイッチをユーザが操作し、複数のモニタの電源を個別にオン/オフする必要があるため、より操作が煩わしいという問題がある。
マルチモニタ環境の表示システムにおける複数のモニタの制御については、種々の発明がなされている。例えば特許文献2においては、複数のディスプレイを接続することができるコンピュータにて、複数のディスプレイの個別的な電源管理を行う省電力方法が提案されている。この省電力方法では、複数ディスプレイ上でのマウスポインタの位置及びアクティブウインドウの位置等を判断し、特定のディスプレイ上でこれらの表示がない状態が一定時間続いた段階で、このディスプレイを低消費電力モードへ遷移させる。
特許文献3においては、例えば会議室用として使用される複数個のサブモニタをコンピュータでそれぞれ制御できる画像通信システムが提案されている。この画像通信システムでは各モニタが相互通信可能としてあり、管理者がコンピュータを操作することにより、制御しようとするモニタを選択し、選択したモニタに対して制御しようとする機能及びデータ値を入力する。各モニタに内蔵されたマイクロコンピュータは、与えられた制御データが自らに対するものであれば、制御データに応じてそれぞれのモニタを制御し、他のモニタに対する制御データであれば、この制御データを他のモニタへ転送する。
特許文献4においては、同一の表示内容を同時に複数の表示装置に表示させることができる電子機器にて、ユーザが各表示装置の電源をオフさせるための待ち時間を個別に設定できる表示装置電源管理方法が提案されている。この表示装置電源管理方法では、電子機器の設定画面上で複数の表示装置の電源をオフ状態にするまでの待ち時間を個別に設定する。電子機器は、待ち時間が設定された表示装置のうち、接続状態に変化がなく且つ入力装置に変化がない状態の継続時間が待ち時間に達した表示装置があった場合、その表示装置の電源をオフにする。
特開2007−233954号公報 特許第3831538号公報 特開平10−124018号公報 特開2004−362156号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電源管理方法は、PCの電源オン/オフとディスプレイの電源オン/オフとを連動させるのみであるため、PCの電源をオフしなければディスプレイの電源をオフすることができない。よって、例えばPCを用いた作業をユーザが短時間休止する場合に省電力のためにディスプレイの電源をオフするなどの目的には不向きである。また特許文献1では、複数のPCがネットワーク接続された構成についての言及はあるが、1つのPCが複数のディスプレイを備える構成についての言及はなされていない。
特許文献2に記載の省電力方法は、マウスポインタの位置及びアクティブウインドウの位置に応じて複数のディスプレイの使用状況を判断し、未使用のディスプレイを低消費電力モードへ遷移させるというものである。よって、全てのディスプレイを低消費電力モードへ遷移させることはできず、例えばPCを用いた作業をユーザが短時間休止する場合であっても、マウスポインタ又はアクティブウインドウが表示された少なくとも1つのディスプレイは低消費電力モードへ遷移しないため、十分な省電力を実現できない。
特許文献3に記載の画像通信システムは、複数のモニタを1人のユーザが使用するのではなく、会議室などで複数のユーザが複数のモニタを使用するためのシステムであり、複数のモニタを管理者が一括して制御することを可能としたものである。このため、例えば未使用のモニタが存在する場合には、各モニタの電源のオン/オフを管理者が行う必要があり、省電力のための操作の煩わしさを解消し得るものではない。
特許文献4に記載の表示装置電源管理方法は、複数の表示装置の電源オフまでの待ち時間を個別に設定することを可能としたものである。しかし、各表示装置の待ち時間の設定はユーザ次第であり、待ち時間を短く設定すると省電力の効果を高めることができるものの、必要以上に表示装置の電源がオフとなって利便性が低下する虞がある。このためユーザは待ち時間を長く設定する虞があり、十分な省電力効果が得られない虞がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、複数の表示装置の電力消費に係る動作状態の制御を適切に行うことができ、例えばPCを用いた作業をユーザが短時間休止する場合などに複数の表示装置を電力消費が少ない動作状態に切り替えて省電力を実現することができる表示システム、並びにこの表示システムを構成する表示制御装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明に係る表示システムは、複数の表示装置と、該複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置とを備える表示システムにおいて、前記表示装置は、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える状態切替手段と、前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段とを有し、前記複数の表示装置のうちの複数の表示装置は、人の存在を検知する人感センサを有し、該人感センサの検知結果を前記通信手段により前記表示制御装置へ送信するようにしてあり、前記表示制御装置は、各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、前記状態切替手段による状態の切り替えを行わせる指示を前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と、前記人感センサの有効/無効に係る設定を受け付ける受付手段とを有し、前記状態制御手段は、有効と設定された全ての人感センサが不在を検知した場合に、全ての表示装置へ前記低電力動作状態への切り替え指示を与えるようにしてあり、各表示装置の前記状態切替手段は、前記表示制御装置から与えられた指示に応じて状態の切り替えを行うようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る表示システムは、複数の表示装置と、該複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置とを備える表示システムにおいて、前記表示装置は、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える状態切替手段と、前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段とを有し、前記複数の表示装置のうちの複数の表示装置は、人の存在を検知する人感センサを有し、該人感センサの検知結果を前記通信手段により前記表示制御装置へ送信するようにしてあり、前記表示制御装置は、各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、前記状態切替手段による状態の切り替えを行わせる指示を前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と、前記複数の表示装置の配置に係る情報の入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた情報に応じて、各人感センサの有効/無効を判断する判断手段とを有し、前記状態制御手段は、前記判断手段が有効と判断した人感センサの検知結果に応じて、状態切り替えを行わせる指示を各表示装置へ与えるようにしてあり、各表示装置の前記状態切替手段は、前記表示制御装置から与えられた指示に応じて状態の切り替えを行うようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る表示システムは、前記状態制御手段が前記表示装置へ前記低電力動作状態への切替指示を与えた場合に、前記表示制御装置は電力消費を低減した低電力動作状態にて動作するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る表示システムは、複数の表示装置と、該複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置とを備える表示システムにおいて、前記表示装置は、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える状態切替手段と、前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段とを有し、前記複数の表示装置のうちの一又は複数の表示装置は、人の存在を検知する人感センサを有し、該人感センサの検知結果を前記通信手段により前記表示制御装置へ送信するようにしてあり、前記表示制御装置は、各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、前記状態切替手段による状態の切り替えを行わせる指示を前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段とを有し、各表示装置の前記状態切替手段は、前記表示制御装置から与えられた指示に応じて状態の切り替えを行うようにしてあり、前記状態制御手段が前記表示装置へ前記低電力動作状態への切替指示を与えた場合に、前記表示制御装置は電力消費を低減した低電力動作状態にて動作するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る表示システムは、前記表示制御装置が、前記人感センサの感度に係る設定を受け付ける受付手段を有し、
該受付手段が受け付けた設定に応じて、前記人感センサの感度を調整する調整手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る表示制御装置は、人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置において、各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と、前記人感センサの有効/無効に係る設定を受け付ける受付手段とを備え、前記状態制御手段は、有効と設定された全ての人感センサが不在を検知した場合に、全ての表示装置へ前記低電力動作状態への切り替え指示を与えるようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る表示制御装置は、人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置において、各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と、前記複数の表示装置の配置に係る情報の入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた情報に応じて、各人感センサの有効/無効を判断する判断手段とを備え、前記状態制御手段は、前記判断手段が有効と判断した人感センサの検知結果に応じて、状態切り替えを行わせる指示を各表示装置へ与えるようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、前記人感センサを有する表示装置へ、前記人感センサの検知結果の送信要求を与えさせる送信要求ステップと、前記送信要求に対する応答として前記人感センサの検知結果を受信させる検知結果受信ステップと、前記検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、各表示装置へ送信させる指示送信ステップと、前記人感センサの有効/無効に係る設定を受け付けさせる設定受付ステップとを含み、前記指示送信ステップは、有効と設定された全ての人感センサが不在を検知した場合に、全ての表示装置へ前記低電力動作状態への切り替え指示を送信させることを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、前記人感センサを有する表示装置へ、前記人感センサの検知結果の送信要求を与えさせる送信要求ステップと、前記送信要求に対する応答として前記人感センサの検知結果を受信させる検知結果受信ステップと、前記検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、各表示装置へ送信させる指示送信ステップと、前記複数の表示装置の配置に係る情報の入力を受け付けさせる受付ステップと、受け付けた情報に応じて、各人感センサの有効/無効を判断させる判断ステップとを含み、前記指示送信ステップは、有効と判断した人感センサの検知結果に応じて、状態切り替えを行わせる指示を各表示装置へ送信させることを特徴とする。
本発明においては、複数の表示装置とPCなどの表示制御装置とを通信可能に接続し、表示を行う表示動作状態又は電力消費の少ない低電力動作状態等の表示装置の動作状態の切り替えを表示制御装置が制御する構成とする。また複数の表示装置のうちの少なくとも1つは、人の存在を検知する人感センサを搭載した表示装置とする(即ち、全ての表示装置が人感センサを搭載している必要はない)。
人感センサは、赤外線又は超音波等を利用して所定範囲内に人が存在するか否かを検知するセンサであり、従来では例えば照明の点灯/消灯を制御する場合に用いられていたセンサである。表示装置に人感センサを搭載することによって、例えば表示装置の正面にユーザが存在するか否か、即ち表示装置がユーザに使用されているか否かを検知することができる。
表示制御装置は、人感センサを搭載した表示装置からユーザが存在するか否かの検知結果を通信により取得する。複数の表示装置を利用する所謂マルチモニタの環境において、少なくとも1つの表示装置に搭載された人感センサがユーザの存在を検知した場合、ユーザはマルチモニタの環境を利用して作業を行っていると判断できる。そこで表示制御装置は、取得した人感センサの検知結果に応じて、動作状態の切り替え指示を通信によって与えることにより、ユーザがマルチモニタ環境にて作業を行っているか否かに応じた適切な表示装置の動作状態切り替え、即ち電力消費量の制御を実現できる。
表示制御装置は、上述のように少なくとも1つの人感センサがユーザの存在を検知した場合にはユーザがマルチモニタ環境を利用して作業を行っていると判断でき、また、全ての人感センサがユーザの不在を検知した場合(又はユーザの存在を検知しない場合)にはユーザがマルチモニタ環境を利用して作業を行っていないと判断できる。
そこで本発明においては、全ての人感センサが人の不在を検知した場合には、全ての表示装置を低電力動作状態に切り替える制御を表示制御装置が行う。これにより、ユーザがマルチモニタ環境で作業を行っていない場合に表示装置による電力消費量を低減できる。また少なくとも1つの人感センサが人の存在を検知した場合には、全ての表示装置を表示動作状態に切り替える制御を行えばよく、これによりユーザが作業を開始する際には表示装置の表示を行わせることができる。
複数の表示装置に人感センサが搭載されている場合、各表示装置の配置によっては、ユーザがマルチモニタ環境で作業を行っていても人感センサがユーザの存在を検知できない表示装置が含まれる可能性がある。例えば人感センサをそれぞれ搭載した3つの表示装置を、中央及びその左右にそれぞれ配置した場合、ユーザは中央の表示装置に面して作業を行う可能性が高い。この場合、中央の表示装置に搭載された人感センサはユーザの存在を検知できるが、ユーザの位置が左右の表示装置に搭載された人感センサの検知範囲から外れ、人感センサがユーザの存在を検知できない虞がある。また逆に、左右の表示装置に搭載された人感センサが、マルチモニタ環境と無関係の他人(例えば周囲で別の作業を行っている他人など)を誤検知する虞がある。
そこで本発明においては、複数の表示装置に人感センサが搭載されている場合に、各人感センサが有効/無効のいずれであるかをユーザが設定することができる構成とし、有効な人感センサの検知結果のみを利用して表示装置の制御を行う。これにより、マルチモニタ環境における各表示装置の使用態様などはそのユーザが熟知しているため、人感センサの有効/無効の設定をユーザが適切に行うことによって、表示制御装置に適切な制御を行わせることができ、表示制御装置による制御の信頼性を高めることができる。
ただし、人感センサの有効/無効をユーザが設定する構成とした場合、初心者のユーザなどが適切に設定を行うことができない虞がある。そこで本発明においては、複数の表示装置の配置に係る情報(例えば、表示装置の数、上下左右などの並び順、及びユーザがいずれの表示装置に面して作業を行うか等の情報)をユーザが設定する構成とする。表示制御装置は、ユーザによる表示装置の配置情報を基に、各人感センサの有効/無効の判断を行う。これにより、不慣れなユーザであっても人感センサを利用した表示装置の制御を利用することができる。
また、本発明においては、表示装置に搭載された人感センサの感度をユーザが設定できる構成とする。人感センサの感度として、例えば人の存在を検知する範囲を増減することができる構成としてもよい。マルチモニタ環境を利用するユーザの周囲に存在する他人を誤検知する場合などに、人感センサの検知範囲を狭めることができる。
また例えば、人感センサは人以外の物品などを検知する虞があるが、存在が検知されてもその位置に変化が生じないものについては人以外の静止した物品であると判別することができる。人感センサにこのような静止物品を判別する機能が備えられている場合に、人感センサの感度としてこの機能を利用するか否かを設定できる構成としてもよい。
また例えば、マルチモニタ環境を利用して作業を行うユーザは完全に静止していることはなく、表示装置に対する位置は作業中に変動するが、この変動の範囲を記憶しておき、人感センサが検出したユーザの位置が記憶した範囲から大きく逸脱した場合にのみ不在を検知する構成とすることができる。人感センサにこのような変動範囲に基づく検知を行う機能が備えられている場合に、人感センサの感度としてこの機能を利用するか否かを設定できる構成としてもよい。
また、本発明においては、複数の表示装置を制御する表示制御装置は、消費電力の少ない低電力動作状態(所謂、スリープモード又はスタンバイモード等)と、消費電力の多い通常の動作状態とを切り替えて動作することができる構成とする。この場合に、表示制御装置は、人感センサの検知結果に応じて複数の表示装置を低電力動作状態に切り替えた場合に、自らを低電力動作状態へ移行させる。これにより、表示装置のみでなく表示制御装置についても電力消費を低減することができる。
本発明による場合は、人感センサを搭載した表示装置を少なくとも1つ含む複数の表示装置の電力消費に係る動作状態を、表示制御装置が人感センサの検知結果に応じて制御する構成とすることにより、マルチモニタ環境におけるユーザの作業状態に応じた表示装置の適切な制御を行うことができるため、未使用時の複数の表示装置による消費電力を低減することができ、省電力化を確実に実現することができる。
本発明に係る表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 PCのモニタ状態制御手段によるモニタの制御を説明するための模式図である。 PCのモニタ状態制御手段によるモニタの制御を説明するための模式図である。 PCの人感センサ設定受付手段による設定の受け付けを説明するための模式図である。 PCの人感センサ設定受付手段による設定の受け付けを説明するための模式図である。 人感センサのレベル調整を説明するための図表である。 PCの配置情報受付手段による配置情報の受け付けを説明するための模式図である。 本発明に係る表示システムのPCが行う処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る表示システムのPCが行う処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る表示システムのPCが行う省電力処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る表示システムのモニタが行う処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1及び図2は、本発明に係る表示システムの構成を示すブロック図であり、図1には表示システムを構成する表示制御装置の詳細を示し、図2には表示システムを構成する表示装置の詳細を示してある。図において1はPCであり、本発明に係る表示システムを構成する表示制御装置に相当する。また図において2a〜2cはそれぞれモニタであり、本発明に係る表示システムを構成する表示装置に相当する。図示の例では1つのPCに3つのモニタ2a〜2cを接続することで表示システムが構成されている。
PC1は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、表示処理部13、ハードディスク14、ディスクドライブ15、I/F(インタフェース)部16及び通信部17等を備えて構成される汎用のコンピュータである。また本実施の形態に係るPC1は、通信ケーブルなどを介して3つ又はそれ以上のモニタ2a〜2cを接続することができる。
CPU11は、ハードディスク14に予めインストールされたOS(Operating System)60及び種々のコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、PC1内の各部の制御処理及び各種の演算処理等を行う。また本実施の形態のPC1は、CPU11がハードディスク14に予めインストールされた電力制御プログラム50を読み出して実行することにより、PC1に接続されたモニタ2a〜2cに対する制御処理(詳細は後述する)を行うことができる。
メモリ12は、SRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリ素子で構成されており、ハードディスク14から読み出したプログラム及びデータ、並びにCPU11の演算過程で生じたデータ等を一時的に記憶する。表示処理部13は、モニタ2a〜2cに表示する画像の生成処理及び生成した画像に対する種々の画像処理を行い、処理後の画像データを通信部17へ与える。
ハードディスク14は、大容量の磁気ディスクで構成される記憶装置であり、PC1を動作させるためのOS60及びアプリケーションプログラム等の種々のプログラム、並びにこれらのプログラムが使用するデータ等を記憶している。特に、本実施の形態のPC1は、ハードディスク14に電力制御プログラム50が予めインストールされて記憶されている。ディスクドライブ15は、CD(Compact Disc)及びDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクによる記録媒体に対して、データの読み出し及び書き込みを行うものである。このディスクドライブ15にて光ディスクからプログラム及びデータを読み出してハードディスク14に記憶することによって、プログラム及びデータのインストールを行うことができる。
I/F部16は、入力装置を接続するための端子を有しており、図示の例では入力装置としてマウス5及びキーボード6が接続されている。マウス5及びキーボード6はユーザの操作を受け付けて入力信号としてI/F部16へ与え、I/F部16は与えられた入力信号に基づくユーザの操作をCPU11へ通知する。
通信部17は、例えばDVI(Digital Visual Interface)規格の接続端子を有しており、モニタ2a〜2cをそれぞれ1本のケーブルを介して接続することができる。通信部17は、表示処理部13から与えられた画像データを、モニタ2a〜2cとの送受信に適した形式の画像信号に変換し、ケーブルを介してモニタ2a〜2cへ画像信号を送信する。また通信部17は、モニタ2a〜2cとの間で双方向の通信を行うことができ、モニタ2a〜2cの動作制御に係る情報を送受信することができる。これによりPC1は、制御に係る指示を送信してモニタ2a〜2cの動作を制御することができ、また、モニタ2a〜2cからの情報を受信してモニタ2a〜2cの動作状態などを把握することができる。
通信部17は、例えばDDC/CI(Display Data Channel / Command Interface)の規格によりモニタ2a〜2cと双方向の通信を行う。通信部17は、CPU11の制御に応じてモニタ2a〜2cへ動作状態の切替指示、並びに画像表示の明度及び彩度等の設定変更の指示等を送信し、モニタ2a〜2cの動作を制御する。また通信部17は、モニタ2a〜2cに設定された明度及び彩度等の設定値、並びにモニタ2a〜2cの動作状態等の情報の送信要求をモニタ2a〜2cへ与え、この送信要求に対する各モニタ2a〜2cからの応答を受信することで、各モニタ2a〜2cの動作状態を取得する。
PC1に接続される3つのモニタ2a〜2cのうち、2つのモニタ2a及び2bは人感センサ3を備えており、残りの1つのモニタ2cは人感センサ3を備えていない。人感センサ3は、所定の検知範囲内に人が存在するか否かを検知するセンサであり、例えば赤外線又は超音波等を出射してその反射波を検知することにより人の存在を検知する構成とすることができる(ただし、人感センサ3による人の検知方法はこれに限らない)。
モニタ2aは、上記の人感センサ3と、表示部22、操作部23、通信部24及び給電部25と、これらを制御する制御部21とを備えて構成されている。なお、図2においてはモニタ2aのみ詳細な構成を図示し、モニタ2b及び2cの詳細な構成の図示を省略したが、モニタ2bについてもモニタ2aと略同じ構成である。またモニタ2cは人感センサ3を備えていない点を除いてモニタ2aと略同じ構成である。
表示部22は、例えば液晶パネル又はPDP(Plasma Display Panel)等で構成され、PC1から与えられた画像信号に応じた画像表示を行う。PC1からの画像信号はモニタ2aの通信部24にて受信され、通信部24は受信した画像信号を制御部21へ与える。制御部21は与えられた画像信号を表示部22の表示に適した信号に変換して表示部22へ与え、表示部22は制御部21から与えられた信号により表示を行う。
操作部23は、モニタ2aの筐体に配設された複数のスイッチなどで構成されており、ユーザによる電源のオン/オフ操作、並びに画像表示の明度及び彩度等の設定値の変更操作等を受け付け、制御部21へ通知する。
通信部24は、例えばDVI規格の接続端子を有しており、PC1と1本のケーブルを介して接続される。通信部24は、上述のようにPC1の通信部17から送信された画像信号を受信して制御部21へ与える処理を行う。また通信部24は、PC1との間で双方向の通信を行って、制御信号の送受信を行う。このとき通信部24は、例えばDDC/CIの規格によりPC1と双方向の通信を行うことができる。通信部24は、PC1から動作状態又は設定値等の送信要求を受信した場合、受信した要求を制御部21へ通知し、これに対して制御部21から与えられる動作状態又は設定値等を応答としてPC1へ送信する。また通信部24は、PC1から動作に係る指示を受信した場合、受信した指示を制御部21へ与え、これにより制御部21はPC1からの指示に応じた制御処理を行う。
給電部25は、商用の交流の電力を直流の電力に変換し、モニタ2aの各部へ供給するものであり、制御部21により電力供給の開始/停止を制御されている。モニタ2aは、表示部22に画像を表示する通常動作モード(表示動作状態)と、画像表示に係る動作を停止して表示部22に画像を表示せず、電力消費を低減するスリープモード(低電力動作状態)と、給電部25による各部への電力供給を停止して電力消費を更に低減する電源オフモード(低電力動作状態)との3つのモードで動作することができる。ただしスリープモードにおいてモニタ2aは、人感センサ3によるユーザの検知及び通信部24によるPC1からの制御情報の送受信は行うことができ、PC1からの指示を受信して制御部21へ通知し、通常動作モードへ復帰することができる。また電源オフモードにおいてモニタ2aは、人感センサ3への電力供給を停止するためユーザの検知を行うことはできないが、制御部21及び通信部24への電力供給は行っており、PC1からの指示に応じて通常動作モードへ復帰することができる。
制御部21は、モニタ2aの各部の動作の制御処理及び各種の演算処理を行うものであり、例えばPC1から与えられた画像信号を表示部22の表示に適した信号に変換して出力することにより表示部22に画像を表示し、また例えば操作部23になされたユーザの操作に応じて明度又は彩度等の設定変更を行う。また本実施の形態に係るモニタ2aの制御部21は、自らの判断で又はPC1からの指示に応じて、上記の通常動作モード、スリープモード又は電源オフモードの切り替えを行うことができ、モニタ2aの電力消費量を制御することができる。
また、本実施の形態に係るPC1は、ハードディスク14に記憶された電力制御プログラム50をCPU11にて実行することにより、通信部17に接続された複数のモニタ2a〜2cの消費電力量を制御する処理を行うことができる。図3は、本発明に係る表示制御装置の構成を示す機能ブロック図であり、PC1にて電力制御プログラム50及びOS60を実行した場合に実現されるソフトウェア機能の構成を図示してある。
電力制御プログラム50を実行したPC1には、人感センサ搭載情報取得手段51、人感センサ検知結果取得手段52、モニタ状態制御手段53、モニタ情報記憶手段54及び人感センサ設定受付手段55等が実現される。またOS60を実行したPC1には、(モニタ2a〜2cの電力消費量の制御に係る機能として)配置情報受付手段61及び配置情報記憶手段62等が実現される。
人感センサ搭載情報取得手段51は、通信部17により複数のモニタ2a〜2cとそれぞれ通信を行って、各モニタ2a〜2cが人感センサ3を搭載しているか否かに関する情報を取得し、取得した搭載情報をモニタ情報記憶手段54へ与える。人感センサ搭載情報取得手段51による搭載情報の取得は、例えばPC1の起動の際に又は通信部17に新たなモニタが接続された際に1度行えばよい。
人感センサ設定受付手段55は、各モニタ2a、2bに搭載された人感センサ3を使用するか否か(有効/無効)及び各人感センサ3の感度設定等をユーザから受け付け、受け付けた設定情報をモニタ情報記憶手段54へ与える。このとき人感センサ設定受付手段55は、いずれかのモニタ2a〜2cに設定受付のためのダイアログを表示し、このダイアログに対してユーザがマウス5又はキーボード6を利用して行った操作に基づいて設定の受け付けを行う。なお、人感センサ設定受付手段55が表示するダイアログの構成についての詳細は後述する(図6及び図7参照)。
モニタ情報記憶手段54は、人感センサ搭載情報取得手段51から与えられた搭載情報、及び人感センサ設定受付手段55から与えられた設定情報を記憶する。モニタ状態制御手段53は、モニタ情報記憶手段54に記憶された搭載情報及び設定情報を読み出し、これらの情報に応じて制御処理を行うことができる。
人感センサ検知結果取得手段52は、通信部17を介して定期的に人感センサ3を搭載したモニタ2a及び2bへ検知結果の送信要求を与え、これに対する応答として各モニタ2a、2bから送信される検知結果を受信することで、全ての人感センサ3の検知結果を取得する。人感センサ検知結果取得手段52は、取得した全ての人感センサ3の検知結果をモニタ状態制御手段53へ与える。
配置情報受付手段61は、PC1に接続された複数のモニタ2a〜2cの配置(例えば、モニタ2aが中央に配置され、その右側にモニタ2bが配置され、左側にモニタ2cが配置され、ユーザはモニタ2aに面して作業を行うなど)に関する情報をユーザから受け付け、受け付けた配置情報を配置情報記憶手段62に与える。このとき配置情報受付手段61は、いずれかのモニタ2a〜2cに配置情報受付のためのダイアログを表示し、このダイアログに対してユーザがマウス5又はキーボード6を利用して行った操作に基づいて配置情報の受け付けを行う。なお、配置情報受付手段61が表示するダイアログの構成についての詳細は後述する(図9参照)。
配置情報記憶手段62は、配置情報受付手段61から与えられた配置情報を記憶する。モニタ状態制御手段53は、配置情報記憶手段62に記憶されたモニタ2a〜2cの配置情報を読み出し、これらの情報に応じて制御処理を行うことができる。
モニタ状態制御手段53は、人感センサ検知結果取得手段52が取得した人感センサ3の検知結果に応じて、モニタ2a〜2cの動作状態(通常動作モード、スリープモード又は電源オフモード)を決定し、動作状態の切り替えが必要な場合には、通信部17を介して各モニタ2a〜2cへ動作状態の切り替えに係る制御指示を送信する。PC1のモニタ状態制御手段53から送信された制御指示は各モニタ2a〜2cの通信部24にて受信され、各モニタ2a〜2cは受信した制御指示に応じて動作状態を切り替える。
図4及び図5は、PC1のモニタ状態制御手段53によるモニタ2a〜2cの制御を説明するための模式図であり、2つのモニタ2a及び2bにそれぞれ搭載された2つの人感センサ3が共に有効と設定された場合を図4に示し、1つのモニタ2aに搭載された人感センサ3のみが有効と設定された場合を図5に示してある。また図4及び図5においては、モニタ2aに搭載された人感センサ3の検知範囲を破線で囲んだ領域Aで示し、モニタ2bに搭載された人感センサ3の検知範囲を破線で囲んだ領域Bで示してある。
図示の例では、モニタ2aが中央に配置され、その右側にモニタ2bが配置され、左側にモニタ2cが配置されている。また左側のモニタ2cは、他の2つのモニタ2a及び2bに対してユーザ100へ向けて略45°の角度で配置されている。モニタ2a及び2bに搭載された2つの人感センサ3は共に有効であるため、モニタ2aの人感センサ3の検知範囲Aにユーザ100が存在する場合(図4(a)参照)、及び、モニタ2bの人感センサ3の検知範囲Bにユーザ100が存在する場合(図4(b)参照)、いずれの場合も3つのモニタ2a〜2cは通常動作モードで動作し、それぞれの表示部22にはPC1から与えられた画像信号に基づく画像が表示される。
このとき、PC1のモニタ状態制御手段53は、モニタ情報記憶手段54に記憶された設定情報からモニタ2a及び2bに搭載された人感センサ3が共に有効であることを判断し、また、人感センサ検知結果取得手段52から与えられた検知結果から、モニタ2a又は2bのいずれかの人感センサ3にてユーザ100の存在が検知されたことを判断する。よってモニタ状態制御手段53は、3つのモニタ2a〜2cを通常動作状態で動作させることを決定し、各モニタ2a〜2cへ通常動作状態で動作する旨の制御指示を送信する。
またユーザ100が、モニタ2aの人感センサ3の検知範囲A外に存在し、且つ、モニタ2bの人感センサ3の検知範囲B外に存在する場合(図4(c)参照)、全てのモニタ2a〜2cは画像表示を行わない。人感センサ3を搭載したモニタ2a及び2bはスリープモードであり、人感センサ3によるユーザ100の検知は継続して行われている。また人感センサ3を搭載していないモニタ2cは電源オフモードである(ただし、スリープモードであってもよい)。
このとき、PC1のモニタ状態制御手段53は、人感センサ検知結果取得手段52から与えられた検知結果から、全ての人感センサ3にてユーザ100の存在が検知されないこと、即ちユーザ100が不在であることを判断する。よってモニタ状態制御手段53は、人感センサ3を搭載したモニタ2a及び2bへスリープモードへ切り換える旨の制御指示を送信し、人感センサ3を搭載しないモニタ2cへ電源オフモードへ切り換える旨の制御指示を送信する。
また、中央のモニタ2aに搭載された人感センサ3が有効であり、右側のモニタ2bに搭載された人感センサ3が無効であると設定された状態においては、モニタ2aの人感センサ3の検知範囲Aにユーザ100が存在する場合(図5(a)参照)、3つのモニタ2a〜2cは通常動作モードで動作し、それぞれの表示部22にはPC1から与えられた画像信号に基づく画像が表示される。
このとき、PC1のモニタ状態制御手段53は、モニタ情報記憶手段54に記憶された設定情報からモニタ2aに搭載された人感センサ3が有効であり、モニタ2bに搭載された人感センサ3が無効であることを判断し、また、人感センサ検知結果取得手段52から与えられた検知結果から、モニタ2aの人感センサ3にてユーザ100の存在が検知されたことを判断する。よってモニタ状態制御手段53は、3つのモニタ2a〜2cを通常動作状態で動作させることを決定し、各モニタ2a〜2cへ通常動作状態で動作する旨の制御指示を送信する。
またユーザ100が、モニタ2bの人感センサ3の検知範囲B内に存在し、且つ、モニタ2aの人感センサ3の検知範囲A外に存在する場合(図5(b)参照)、モニタ2bの人感センサ3は無効に設定されているため、全てのモニタ2a〜2cは画像表示を行わない。
このとき、PC1のモニタ状態制御手段53は、モニタ情報記憶手段54に記憶された設定情報からモニタ2bに搭載された人感センサ3が無効であることを判断するため、人感センサ検知結果取得手段52から与えられた検知結果からモニタ2bの人感センサ3にてユーザ100の存在が検知された場合であっても、ユーザ100は不在であると判断する。よって、モニタ状態制御手段53は、人感センサ3を搭載したモニタ2a及び2bへスリープモードへ切り換える旨の制御指示を送信し、人感センサ3を搭載しないモニタ2cへ電源オフモードへ切り換える旨の制御指示を送信する。
またユーザ100が、モニタ2aの人感センサ3の検知範囲A外に存在し、且つ、モニタ2bの人感センサ3の検知範囲B外に存在する場合(図5(c)参照)、全てのモニタ2a〜2cは画像表示を行わない。これはモニタ2bの人感センサ3が有効な場合(図4(c)参照)と同様である。
これらのように、PC1のモニタ状態制御手段53は、有効と設定された少なくとも1つの人感センサ3にてユーザ100の存在が検知されている場合には、全てのモニタ2a〜2cを通常動作モードで動作させる。またモニタ状態制御手段53は、有効と設定された全ての人感センサ3にてユーザ100の存在が検知されない場合には、有効と設定された人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cをスリープモードで動作させ、無効と設定された人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2c及び人感センサ3を搭載しないモニタ2a〜2cを電源オフモードで動作させる。人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cであっても、人感センサ3が無効と設定されている場合には、モニタ状態制御手段53はこのモニタ2a〜2cを人感センサ3が搭載されていないモニタ2a〜2cと同様に扱う。
また有効と設定された人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cをスリープモードで動作させるのは、電源オフモードでは人感センサ3への電力供給が停止され、人感センサ3によるユーザの検知を行うことができないためである。例えば人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cを電源オフモードで動作させた場合、モニタ2a〜2cは人感センサ3による検知を行うことができず、PC1の人感センサ検知結果取得手段52は検知結果を取得することができないため、モニタ状態制御手段53はモニタ2a〜2cの動作状態を電源オフモードから通常動作モードへ復帰させることができない。
図6及び図7は、PC1の人感センサ設定受付手段55による設定の受け付けを説明するための模式図である。電力制御プログラム50を実行しているPC1にて、ユーザはマウス5又はキーボード6を操作することにより、図6に示すダイアログ101をモニタ2a〜2cのいずれかに表示させて人感センサ3に関する設定を行うことができる。なお、図示の例ではモニタ制御アプリケーションのダイアログ101に設けられた複数のタブの1つを人感センサ設定用タブ102としてあり、このタブを選択することで人感センサ3の設定をユーザ100が行う構成とするが、これは一例であって、人感センサ3の設定のためのみに用いるダイアログを表示するなど、その他の構成であってもよい。
人感センサ設定用タブ102には、モニタ選択のためのコンボボックス103、人感センサ3の有効/無効を設定するためのボタン104、及び複数のチェックボックス105〜107等が設けられている。コンボボックス103は、PC1に接続された複数のモニタ2a〜2cの名称などを一覧表示して(一覧表示の図示は省略する)、ユーザ100にいずれか1つのモニタ2a〜2cを選択させるものである。図示の例は、”モニタ2a”が選択された状態であり、選択されたモニタ2aに搭載された人感センサ3に関する設定を人感センサ設定受付手段55が受け付ける状態であることを示している。
人感センサ3の設定用のボタン104は、コンボボックス103にて人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cが選択された場合にのみユーザ100による操作が可能となる。ボタン104がユーザ100により操作された場合、人感センサ設定受付手段55は更に図7に示す人感センサ設定ダイアログ110をモニタ2a〜2cのいずれかに表示する。人感センサ設定ダイアログ110には、人感センサのオン/オフ(有効/無効)を設定するためのラジオボタン111、人感センサ3のレベル(感度)を調整するためのラジオボタン112、OKボタン113及びキャンセルボタン114等が設けられている。
ラジオボタン111は、”オン(有効)”及び”オフ(無効)”のラベルがそれぞれ付された2つの円形のボタンを有しており、ユーザ100はオン及びオフの2つの項目からいずれか一方を選択することができる。選択された一方のボタンにはその中に黒丸が表示される。図示の例は、人感センサ3のオンが設定された状態であることを示している。これにより人感センサ設定受付手段55は、人感センサ3の有効/無効の設定を受け付けることができる。
ラジオボタン112は、”オート”、”マニュアル1”、”マニュアル2”及び”マニュアル3”のラベルがそれぞれ付された4つの円形のボタンを有しており、ユーザ100は4つの項目からいずれか1つを選択することができる。なおラジオボタン112は、ラジオボタン11にて人感センサ3がオンに設定された場合にのみユーザ100による操作が可能となる。図示の例は、人感センサ3のレベル調整がオートに設定された状態であることを示している。
本実施の形態においては、人感センサ3を搭載したモニタ2a、2bはレベル(感度)の調整として、(1)検知範囲、(2)ゆらぎ判定の有無、(3)静物判定の有無の3つを、ラジオボタン112の選択に応じて調整することができる。図8は、人感センサ3のレベル調整を説明するための図表である。
本例において人感センサ3の検知範囲は、120cm又は90cmの2段階で調整することができる。人感センサ設定ダイアログ110のレベル調整のラジオボタン112にて”オート”又は”マニュアル2”が選択された場合、人感センサ3の検知範囲は120cmに調整され、レベル調整のラジオボタン112にて”マニュアル1”又は”マニュアル3”が選択された場合、人感センサ3の検知範囲は90cmに調整される。
なお、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cは、設定された検知範囲にユーザ100が入った場合には直ぐにユーザ100が存在すると判断し、ユーザ100が存在する旨の検知結果をPC1からの要求に応じて送信する。これに対して、設定された検知範囲からユーザ100が出た場合、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cは、人感センサ3にてユーザ100の不在を検知して5秒経過した後に、ユーザ100が不在である旨の検知結果をPC1からの要求に応じて送信する。即ち、人感センサ3にて不在が検知された場合であっても、5秒経過する前にユーザ100の存在が検知された場合には、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cはPC1へ不在の検知結果を送信することはない。
人感センサ3のゆらぎ判定とは、上記の人感センサ3の検知範囲を更に制限するものである。PC1及びモニタ2a〜2cを使用して作業を行うユーザ100は、長時間に亘って不動に作業を行うことはなく、その位置は数cm〜数十cm程度の範囲で変動している(この変動をゆらぎという)。人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cは、ユーザ100のゆらぎの範囲を人感センサ3の検知結果を基に記憶しており、このゆらぎの範囲内にユーザ100が存在する場合に、PC1へユーザ100が存在する旨の検知結果を送信する。またゆらぎの範囲内にユーザ100が存在せず、且つ、5秒経過した場合、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cは、PC1へユーザ100が不在である旨の検知結果を送信する。
人感センサ設定ダイアログ110のレベル調整のラジオボタン112にて”オート”又は”マニュアル1”が選択された場合、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cはゆらぎの判定を行い、レベル調整のラジオボタン112にて”マニュアル2”又は”マニュアル3”が選択された場合、ゆらぎの判定は行わない。
静物判定とは、人感センサ3によりユーザ100以外の静物が誤検知されることを防止するためのものである。例えばPC1及びモニタ2a〜2cが机の上に配置されている場合、その周囲にはマウス5及びキーボード6等のPC1の周辺機器、並びに書類、電話器又は筆記具等の種々の物が存在する可能性がある。人感センサ3が例えば超音波などの反射波を検知することでユーザ100の検知を行う構成の場合、人感センサ3はユーザ100のみでなく検知範囲内のその他の物を検知する可能性がある。そこで人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cは、人感センサ3の検知範囲内にてユーザ100又はその他の物等を検知した場合であっても、検知位置が60秒以上の間に変動しない場合には、検知した物がユーザ100以外の静物であると判断し、PC1へユーザ100が不在である旨の検知結果を送信する。即ち、実際にはユーザ100が人感センサ3の検知範囲外であっても、検知範囲内にその他の静物が存在している場合には、モニタ2a〜2cは静物の検知から60秒の経過後にユーザ100の不在を送信することができる。
人感センサ設定ダイアログ110のレベル調整のラジオボタン112にて”オート”又は”マニュアル1”が選択された場合、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cは静物判定を行い、レベル調整のラジオボタン112にて”マニュアル2”又は”マニュアル3”が選択された場合、静物判定は行わない。
検知範囲、ゆらぎ判定の有無及び静物判定の有無の設定は、PC1に接続されたモニタ2a〜2cのそれぞれで異なる設定とすることができる。人感センサ設定ダイアログ110にてなされた設定は、OKボタン113が操作された場合に人感センサ設定受付手段55にて受け付けられてモニタ情報記憶手段54に記憶され、モニタ状態制御手段53が設定内容を通信部17を介して設定対象のモニタ2a〜2cに送信する。この設定を受信したモニタ2a〜2cは、設定内容を制御部21にて記憶し、設定内容に応じた検知範囲の調整、ゆらぎ判定及び静物判定の処理を制御部21が行う。なお人感センサ設定ダイアログ110にてキャンセルボタン114が操作された場合には、人感センサ設定受付手段55は設定を受け付けずに人感センサ設定ダイアログ110を閉じる。
本実施の形態に係る表示システムでは、人感センサ3の検知範囲の調整、ゆらぎ判定及び静物判定は各モニタ2a〜2cにてそれぞれ行われるため、PC1はこれらを考慮することなく各モニタ2a〜2cから受信した検知結果を取得するのみでよい。よってPC1は、複数の人感センサ3について検知範囲の調整、ゆらぎ判定及び静物判定を行う必要がなく、多数のモニタ2a〜2cを接続した場合であってもPC1の処理負荷が増大することはない。ただし、これらの処理をPC1にて行う構成としてもよい。
モニタ制御アプリケーションのダイアログ101に設けられたチェックボックス105〜107は、モニタ選択のコンボボックス103にて選択された1つのモニタ2a〜2bに対する設定ではなく、PC1に接続された全てのモニタ2a〜2cに対する設定を受け付けるためのものである。
チェックボックス105は、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cが少なくとも1つPC1に接続され、且つ、人感センサ設定ダイアログ110にて少なくとも1つの人感センサ3がオンに設定された場合に操作可能となる。チェックボックス105は、”人感センサをアプリケーションで制御する”というラベルが付されており、人感センサ3の検知結果に基づいたモニタ2a〜2cの状態切替の制御を行うか否かの設定を受け付けるものである。このチェックボックス105がチェックされた場合、PC1の電力制御プログラム50は人感センサ3の検知結果を取得し、取得した検知結果に応じて人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cを通常動作モード又はスリープモードに切り替える処理を行う。ただしチェックボックス105がチェックされた場合であっても、後述のチェックボックス107がチェックされていない場合には、人感センサ3を搭載していないモニタ2a〜2cの制御は行わない。またチェックボックス105がチェックされていない場合、人感センサ3の検知結果に応じた制御処理を電力制御プログラム50は行わず、人感センサ3に応じた動作は各モニタ2a〜2cに任される。
チェックボックス106は、チェックボックス105がチェックされた場合に操作可能となる。チェックボックス106は、”不在時にコンピュータをスリープにする”というラベルが付されており、人感センサ3の検知結果に応じてPC1の動作状態を制御するか否かの設定を受け付けるものである。PC1は、表示処理部13、ハードディスク14及びディスクドライブ15等の各部の動作を停止して電力消費を低減するスリープモードと、これら各部が動作して通常の電力消費を行う通常動作モードとを切り換えて動作することができる。PC1の電力制御プログラム50は、チェックボックス106がチェックされているときに、モニタ2a〜2cの人感センサ3にてユーザ100の不在が検知された場合、モニタ2a〜2bをスリープモード又は電源オフモードとして電力消費を低減した後、PC1をスリープモードへ切り替えることによって更なる電力消費の低減を行う。ただし、PC1のスリープモードから通常動作モードへの復帰は、マウス5又はキーボード6がユーザ100に操作された場合に行われ、PC1がスリープモードの場合には人感センサ3の検知結果に基づくモニタ2a〜2cの制御を行うことができないため、PC1がスリープモードへ切り替えられた後は、マウス5又はキーボード6が操作されるまでモニタ2a〜2cを通常動作モードに切り替えて表示を行うことはできない。
チェックボックス107は、チェックボックス105がチェックされた場合に操作可能となる。チェックボックス107は、”コンピュータに接続されている全てのモニタを制御する”というラベルが付されており、人感センサ3を搭載していないモニタ2a〜2cについても他のモニタ2a〜2cに搭載された人感センサ3の検知結果に基づいて制御を行うか否かの設定を受け付けるものである。このチェックボックス107がチェックされた場合、図4及び図5に示したように、全てのモニタ2a〜2cの状態切替が電力制御プログラム50により制御される。チェックボックス107がチェックされていない場合には、人感センサ3を搭載したモニタ2a〜2cのみを電力制御プログラム50が制御する。
モータ制御アプリケーションのダイアログ101には、その最下部に”閉じる”のラベルが付されたボタン108が設けられており、ボタン108に対する操作がなされた場合にダイアログ101が閉じられる。このとき、PC1の人感センサ設定受付手段55はダイアログ101にて設定された設定内容を受け付けてモニタ情報記憶手段54に記憶する。モニタ状態制御手段53は、モニタ情報記憶手段54に記憶された設定内容を読み出して、各モニタ2a〜2cへ制御指示を与える。
図9は、PC1の配置情報受付手段61による配置情報の受け付けを説明するための模式図である。OS60を実行しているPC1にて、ユーザはマウス5又はキーボード6を操作することにより、図9に示す画面設定ダイアログ120をモニタ2a〜2cのいずれかに表示させてモニタ2a〜2cの配置情報の入力を行うことができる。画面設定ダイアログ120には複数のタブが設けられており、これら複数のタブのうちの1つをモニタ2a〜2cの配置設定タブ121としてある。
配置設定タブ121には、モニタ2a〜2c及びユーザ100の配置をアイコンを用いて指定するための配置領域122が設けられている。配置領域122には、PC1に接続されたモニタ2a〜2cに一対一に対応するモニタアイコン123a〜123cと、ユーザ100に対応するユーザアイコン124とが表示されている。ユーザ100は、マウス5を用いてドラッグ&ドロップ操作することにより、モニタアイコン123a〜123c又はユーザアイコン124を配置領域122内にて移動させることができる。
モニタアイコン123a〜123cは、モニタ2a〜2cを模した形状(例えば扁平な立方体)であり、マウス5を用いたドラッグ&ドロップ操作により向きを変更することができる。図示の例では、2つのモニタアイコン123a、123bに対して、左側のモニタアイコン123cは略45°向きをずらしてある。モニタアイコン123a〜123cの向きの変更は、例えば立方体の頂点又は辺をマウス5にてドラッグ&ドロップすることで行うことができるものとする。
またモニタアイコン123a〜123cは、対応するモニタ2a〜2cが人感センサ3を搭載しているか、また人感センサ3を搭載している場合には有効又は無効のいずれに設定されているかに応じて、異なる色で表示される。例えば、モニタ2aが人感センサ3を搭載しており、これが有効と設定されている場合には、モニタアイコン123aは赤色で表示される。モニタ2bが人感センサ3を搭載しており、これが無効と設定されている場合には、モニタアイコン123bは緑色で表示される。またモニタ2cが人感センサ3を搭載していない場合には、モニタアイコン123cは灰色で表示される。(なお、図9においては、各モニタアイコン123a〜123cの各色をハッチングに代えて描いてある。)
ユーザアイコン124は、略円形のアイコンであり、その内部にユーザ100を模した画像が表示される。ユーザアイコン124は、配置領域122内のいずれの位置にでも配することができる。ユーザ100は、モニタアイコン123a〜123cの配置に対して、自らが主として作業を行う場所にユーザアイコン124を配置する。図示の例では、モニタ2aを示すモニタアイコン123aの正面側にユーザアイコン124が配置されている。
画面設定ダイアログ120の最下部にはOKボタン125及びキャンセルボタン126が設けてある。ユーザ100が配置領域122にモニタアイコン123a〜123c及びユーザアイコン124を適宜に配置した後、OKボタン125を操作した場合、PC1の配置情報受付手段61は、モニタアイコン123a〜123cが配された座標などを取得してモニタ2a〜2cの配置を判断してこれを配置情報として受け付ける。また配置情報受付手段61は、ユーザアイコン124が配された座標などを取得して、モニタ2a〜2cを使用するユーザ100の作業位置を判断し、モニタ2a〜2cの配置情報と共に受け付ける。配置情報受付手段61は、受け付けたモニタ2a〜2cの配置情報及びユーザ100の作業位置を配置情報記憶手段62に記憶する。なお画面設定ダイアログ120にてキャンセルボタン126が操作された場合には、配置情報受付手段61による受け付け及び配置情報記憶手段62による記憶は行われない。
上述のように、モニタ状態制御手段53は、図7に示した人感センサ設定ダイアログ110にて設定された人感センサ3のオン/オフに応じて複数のモニタ2a〜2cに搭載された各人感センサ3の有効/無効を判断することができるが、図9に示した画面設定ダイアログ120にて設定されたモニタ2a〜2cの配置情報及びユーザ100の作業位置に応じて各人感センサ3の有効/無効を判断する構成としてもよい。
この場合、モニタ制御手段53は、配置情報記憶手段62からモニタ2a〜2cの配置情報及びユーザ100の作業位置を読み出し、例えばユーザ100に対して対向配置されたモニタ2a〜2cに搭載された人感センサ3のみを有効とし、その他のモニタ2a〜2cに搭載された人感センサ3を無効として複数のモニタ2a〜2cの動作状態を制御することができる。図9に示す例ではモニタ2aがユーザ100に対向配置されているため、モニタ制御手段53はモニタ2aに搭載された人感センサ3を有効とし、その他のモニタ2b、2cに搭載された人感センサ3を無効として制御を行う。このときにモニタ制御手段53が行う制御は、図5に示したものと同じである。
図10及び図11は、本発明に係る表示システムのPC1が行う処理の手順を示すフローチャートであり、電力制御プログラム50を実行したCPU11が行う処理である。まずCPU11は、モニタ情報記憶手段54に記憶された情報(又は配置情報記憶手段62に記憶された情報)に基づいて、人感センサ3が有効と設定されたモニタ2a〜2cへ検知結果の送信要求を通信部17を介して与える(ステップS1)。
その後、CPU1は、通信部17にてモニタ2a〜2cから送信要求に対する応答として全ての検知結果を受信したか否かを判定し(ステップS2)、人感センサ3を搭載した全てのモニタ2a〜2cから検知結果を受信していない場合(S2:NO)、全ての検知結果を受信するまで待機する。全ての検知結果を受信した場合(S2:YES)、CPU1は受信した検知結果と以前に受信した検知結果とを比較し、検知結果に変化があるか否かを判定する(ステップS3)。受信した検知結果に変化がない場合(S3:NO)、CPU11はステップS1へ戻り、上述のS1〜S3の処理を繰り返し行う。
受信した検知結果に変化がある場合(S3:YES)、CPU11は、受信した検知結果がユーザ100の不在を示すものであるか否か(即ち、ユーザ100の存在が検知されていない旨の検知結果であるか否か)を判定する(ステップS4)。検知結果が不在の場合(S4:YES)、CPU11はモニタ2a〜2cの電力消費を低減する省電力処理を行って(ステップS5)、ステップS7へ進む。また検知結果が不在でない場合(S4:NO)、即ちユーザ100が存在する場合には、CPU11は通信部17から全てのモニタ2a〜2cへ通常動作モードへ遷移させる制御指示を送信し(ステップS6)、ステップS7へ進む。
図12は、本発明に係る表示システムのPC1が行う省電力処理の手順を示すフローチャートであり、図10及び図11に示したフローチャートのステップS5にてCPU11が行う処理である。なお、図示の省電力処理では変数iを用いて処理を行っているが、変数iは例えばCPU11のレジスタ又はメモリ12等の記憶領域を用いて実現されるものである。
省電力処理において、まずCPU11は、変数iの値を1に初期化し(ステップS21)、人感センサ搭載情報取得手段51にて予め取得されモニタ情報記憶手段54に記憶された人感センサ3の搭載情報に基づいて、第i番目のモニタ2a〜2c(図12においては単に第iモニタと記載)が人感センサ3を搭載したモニタであるか否かを判定する(ステップS22)。第i番目のモニタ2a〜2cが人感センサ3を搭載している場合(S22:YES)、更にCPU11は、人感センサ設定受付手段55にて予め設定を受け付け、モニタ情報記憶手段54に記憶された人感センサ3の設定情報を基に(又は、配置情報受付手段61にて予め受け付け、配置情報記憶手段62に記憶されたモニタ2a〜2cの配置情報を基に)、第i番目のモニタ2a〜2cの人感センサ3が有効に設定されているか否かを判定する(ステップS23)。
第i番目のモニタ2a〜2cに搭載された人感センサ3が有効である場合(S23:YES)、CPU11は、第i番目のモニタ2a〜2cへスリープモードへ遷移させる制御指示を送信し(ステップS24)、ステップS26へ進む。また第i番目のモニタ2a〜2cが人感センサ3を搭載していない場合(S22:NO)、又は、第i番目のモニタ2a〜2cに搭載された人感センサ3が無効である場合(S23:NO)、CPU11は、第i番目のモニタ2a〜2cへ電源オフモードへ遷移させる制御指示を送信し(ステップS25)、ステップS26へ進む。
第i番目のモニタ2a〜2cへ制御指示を送信した後、CPU11は、変数iの値に1を加算し(ステップS26)、PC1に接続された全てのモニタ2a〜2cへ制御指示の送信を終了したか否かを判定する(ステップS27)。これは、変数iの値がPC1に接続されたモニタ2a〜2cの数を超えたか否かにより判定することができる。全てのモニタ2a〜2cへ制御指示の送信を終了していない場合(S27:NO)、CPU11は、ステップS22へ戻り、全てのモニタ2a〜2cへの制御指示の送信が終了するまでステップS22〜S26の処理を繰り返し行う。全てのモニタ2a〜2cへの制御指示の送信を終了した場合(S27:YES)、CPU11は、省電力処理を終了して図10及び図11のフローチャートに示す処理へ戻る。
ステップS5又はS6にて全てのモニタ2a〜2cへ制御指示を送信した後、CPU11は、PC1のスリープ設定がオンであるか否かを判定する(ステップS7)。PC1のスリープ設定は図6に示したモニタ制御アプリケーションのダイアログ101に設けられたチェックボックス106にて設定されるものであり、人感センサ設定受付手段55にて設定が受け付けられてモニタ情報記憶手段54に記憶されているため、CPU11はこれを読み出すことで判定を行うことができる。
PC1のスリープ設定がオンの場合(S7:YES)、CPU11はスリープモードへ移行する(ステップS8)。その後、CPU11は、マウス5又はキーボード6にてユーザ100による操作がなされたか否かを判定し(ステップS9)、操作がなされていない場合には(S9:NO)、操作がなされるまで待機する。マウス5又はキーボード6にて操作がなされた場合(S9:YES)、CPU11は通常動作モードへ移行し(ステップS10)、ステップS1へ戻って上述の処理を繰り返し行う。
図13は、本発明に係る表示システムのモニタ2a〜2cが行う処理の手順を示すフローチャートであり、各モニタ2a〜2cの制御部21にて行われる処理である。まず、モニタ2a〜2cの制御部21は、通信部24にてPC1からの制御指示を受信したか否かを判定し(ステップS41)、制御指示を受信していない場合には(S41:NO)、制御指示を受信するまで待機する。
PC1からの制御指示を受信した場合(S41:YES)、制御部21は、受信した制御指示がスリープモードへの遷移に係るものであるか否かを判定する(ステップS42)。制御指示がスリープモードへの遷移に係るものである場合(S42:YES)、制御部21はモニタ2a〜2cの動作状態をスリープモードへ遷移させ(ステップS43)、ステップS41へ戻って新たな制御指示を受信するまで待機する。
制御指示がスリープモードへの遷移に係るものでない場合(S42:NO)、制御部21は、受信した制御指示が電源オフモードへの遷移に係るものであるか否かを判定する(ステップS44)。制御指示が電源オフモードへの遷移に係るものである場合(S44:YES)、制御部21はモニタ2a〜2cの動作状態を電源オフモードへ遷移させ(ステップS45)、ステップS41へ戻って新たな制御指示を受信するまで待機する。
制御指示が電源オフモードへの遷移に係るものでない場合(S44:NO)、制御部21は、受信した制御指示が通常動作モードへの遷移に係るものであるか否かを判定する(ステップS46)。制御指示が通常動作モードへの遷移に係るものである場合(S46:YES)、制御部21はモニタ2a〜2cの動作状態を通常動作モードへ遷移させ(ステップS47)、ステップS41へ戻って新たな制御指示を受信するまで待機する。また受信した制御指示が通常動作モードへの遷移に係るものでない場合(S46:NO)、即ちその他の制御指示である場合には、制御部21はステップS41へ戻って新たな制御指示を受信するまで待機する。
以上の構成の表示システムにおいては、複数のモニタ2a〜2cがPC1に接続されたマルチモニタ環境にて、少なくとも1つのモニタ2a〜2cに人感センサ3を搭載し、人感センサ3の検知結果に応じてPC1が複数のモニタ2a〜2cの動作状態(通常動作モード、スリープモード又は電源オフモード)の切替制御を行う構成とすることにより、ユーザ100がモニタ2a〜2cの電源スイッチなどを操作することなく、ユーザ100の不在時にPC1がモニタ2a〜2cを電力消費の少ない動作状態(スリープモード又は電源オフモード)に切り替えることができる。よって、マルチモニタ環境におけるユーザ100の作業状態に応じたモニタ2a〜2cの適切な電力制御を行うことができ、未使用時の複数のモニタ2a〜2cによる消費電力を低減することができ、省電力化を確実に実現することができる。
また、全ての人感センサ3がユーザ100の不在を検知した場合にモニタ2a〜2cをスリープモード又は電源オフモードにて動作させ、少なくとも1つの人感センサ3がユーザ100の存在を検知した場合にモニタ2a〜2cを通常動作モードにて動作させる構成とすることにより、ユーザ100がマルチモニタ環境で作業を行っていない場合に電力消費を確実に低減でき、ユーザ100が作業を開始する際にはモニタ2a〜2cの表示を自動的に開始させることができる。
また、複数のモニタ2a〜2cに人感センサ3が搭載され、複数の人感センサ3の検知結果をPC1が取得することが可能な場合に、PC1が各人感センサ3の有効/無効を判断し、有効な人感センサ3の検知結果に応じてモニタ2a〜2cの制御を行う構成とすることにより、例えばマルチモニタ環境を利用するユーザ100の周囲で作業を行う他人を人感センサ3が検知してPC1によるモニタ2a〜2cの制御が誤って行われることを抑制できる。
人感センサ3の有効/無効の判断は、図7に示した人感センサ設定ダイアログ110などによって、PC1が各人感センサ3の有効/無効に関する設定を受け付け、受け付けた設定に基づいてPC1が行う構成とすることができる。この構成では、マルチモニタ環境を利用するユーザ100がモニタ2a〜2cの使用態様などに応じて適切に設定を行うことで、PC1によるモニタ2a〜2cの誤制御をより確実に防止できる。
人感センサ3の有効/無効の判断は、図9に示した画面設定のダイアログ120などによってモニタ2a〜2cの配置情報及びユーザ100の位置を受け付け、受け付けたこれらの情報に基づいてPC1が行う構成とすることができる。この構成では、初心者のユーザ100などであっても簡単に設定を行うことができ、人感センサ3の検知結果に基づく複数のモニタ2a〜2cの制御を利用することができ、省電力化を容易に実現できる。
また、図7に示した人感センサ設定ダイアログ110などによって、PC1が各人感センサ3の感度(レベル)に係る設定をユーザ100から受け付け、受け付けた設定をPC1から各モニタ2a〜2cへ送信し、各モニタ2a〜2cにて感度の調整を行う構成とすることにより、モニタ2a〜2cの設置状況及び周囲の状況等に応じてユーザ100が人感センサ3の感度を調整することができ、ユーザ100が適切な設定を行うことによってPC1によるモニタ2a〜2cの誤制御をより確実に防止することができる。
また、PC1が人感センサ3の検知結果に応じてモニタ2a〜2cを消費電力が少ない状態(スリープモード又は電源オフモード)で動作させる場合に、PC1自身もまたスリープモードへ移行する構成とすることにより、ユーザ100が不在の際にモニタ2a〜2cの電力消費を低減するのみでなく、PC1による電力消費をも低減することができる。
なお、本実施の形態においては、PC1が電力制御プログラム50を実行することによって複数のモニタ2a〜2cの動作状態を制御する処理を行う構成とし、図3に示した人感センサ搭載情報取得手段51、人感センサ検知結果取得手段52、モニタ状態制御手段53、モニタ情報記憶手段54及び人感センサ設定受付手段55等が電力制御プログラム50の実行により実現されるソフトウェア機能として設けられる構成としたが、これに限るものではなく、これら各手段の一部又は全部をハードウェアとして構成してもよい。OS60の実行により実現される配置情報受付手段61及び配置情報記憶手段62等についても同様である。
また、配置情報受付手段61及び配置情報記憶手段62をOS60に設ける構成としたが、これに限るものではなく、電力制御プログラム50に設ける構成としてもよい。また、図6、図7及び図9に示した各種の設定を受け付けるダイアログの構成は一例であって、これに限るものではない。また、人感センサ3の検知結果に応じてPC1がモニタ2a〜2cをスリープモード又は電源オフモードへ移行させた後、PC1がスリープモードへ移行する構成としたが、この際にPC1にてプログラムのコンパイル処理などがバックグラウンドで実行されている場合には、PC1のスリープモードへの移行を行わない構成としてもよい。
1 PC(表示制御装置)
2a〜2c モニタ(表示装置)
3 人感センサ
5 マウス
6 キーボード
11 CPU(状態制御手段、受付手段、判断手段)
14 ハードディスク
17 通信部(通信手段)
21 制御部(状態切替手段、調整手段)
22 表示部
24 通信部(通信手段)
25 給電部
50 電力制御プログラム(コンピュータプログラム)
51 人感センサ搭載情報取得手段
52 人感センサ検知結果取得手段
53 モニタ状態制御手段
54 モニタ情報記憶手段
55 人感センサ設定受付手段
60 OS(コンピュータプログラム)
61 配置情報受付手段
62 配置情報記憶手段
100 ユーザ(人)
A、B 検知範囲

Claims (9)

  1. 複数の表示装置と、該複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置とを備える表示システムにおいて、
    前記表示装置は、
    表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える状態切替手段と、
    前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段と
    を有し、
    前記複数の表示装置のうちの複数の表示装置は、
    人の存在を検知する人感センサを有し、
    該人感センサの検知結果を前記通信手段により前記表示制御装置へ送信するようにしてあり、
    前記表示制御装置は、
    各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、
    該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、前記状態切替手段による状態の切り替えを行わせる指示を前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と
    前記人感センサの有効/無効に係る設定を受け付ける受付手段と
    を有し、
    前記状態制御手段は、有効と設定された全ての人感センサが不在を検知した場合に、全ての表示装置へ前記低電力動作状態への切り替え指示を与えるようにしてあり、
    各表示装置の前記状態切替手段は、前記表示制御装置から与えられた指示に応じて状態の切り替えを行うようにしてあること
    を特徴とする表示システム。
  2. 複数の表示装置と、該複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置とを備える表示システムにおいて、
    前記表示装置は、
    表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える状態切替手段と、
    前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段と
    を有し、
    前記複数の表示装置のうちの複数の表示装置は、
    人の存在を検知する人感センサを有し、
    該人感センサの検知結果を前記通信手段により前記表示制御装置へ送信するようにしてあり、
    前記表示制御装置は、
    各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、
    該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、前記状態切替手段による状態の切り替えを行わせる指示を前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と、
    前記複数の表示装置の配置に係る情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた情報に応じて、各人感センサの有効/無効を判断する判断手段と
    を有し、
    前記状態制御手段は、前記判断手段が有効と判断した人感センサの検知結果に応じて、状態切り替えを行わせる指示を各表示装置へ与えるようにしてあり、
    各表示装置の前記状態切替手段は、前記表示制御装置から与えられた指示に応じて状態の切り替えを行うようにしてあること
    を特徴とする表示システム。
  3. 前記状態制御手段が前記表示装置へ前記低電力動作状態への切替指示を与えた場合に、前記表示制御装置は電力消費を低減した低電力動作状態にて動作するようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示システム。
  4. 複数の表示装置と、該複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置とを備える表示システムにおいて、
    前記表示装置は、
    表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える状態切替手段と、
    前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段と
    を有し、
    前記複数の表示装置のうちの一又は複数の表示装置は、
    人の存在を検知する人感センサを有し、
    該人感センサの検知結果を前記通信手段により前記表示制御装置へ送信するようにしてあり、
    前記表示制御装置は、
    各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、
    該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、前記状態切替手段による状態の切り替えを行わせる指示を前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と
    を有し、
    各表示装置の前記状態切替手段は、前記表示制御装置から与えられた指示に応じて状態の切り替えを行うようにしてあり、
    前記状態制御手段が前記表示装置へ前記低電力動作状態への切替指示を与えた場合に、前記表示制御装置は電力消費を低減した低電力動作状態にて動作するようにしてあること
    を特徴とする表示システム。
  5. 前記表示制御装置は、前記人感センサの感度に係る設定を受け付ける受付手段を有し、
    該受付手段が受け付けた設定に応じて、前記人感センサの感度を調整する調整手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の表示システム。
  6. 人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置において、
    各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、
    該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と、
    前記人感センサの有効/無効に係る設定を受け付ける受付手段と
    を備え、
    前記状態制御手段は、有効と設定された全ての人感センサが不在を検知した場合に、全ての表示装置へ前記低電力動作状態への切り替え指示を与えるようにしてあること
    を特徴とする表示制御装置。
  7. 人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御する表示制御装置において、
    各表示装置との間で情報の送受信を行う通信手段と、
    該通信手段により受信した前記人感センサの検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、前記通信手段により各表示装置へ与える状態制御手段と
    前記複数の表示装置の配置に係る情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた情報に応じて、各人感センサの有効/無効を判断する判断手段と
    を備え
    前記状態制御手段は、前記判断手段が有効と判断した人感センサの検知結果に応じて、状態切り替えを行わせる指示を各表示装置へ与えるようにしてあること
    を特徴とする表示制御装置。
  8. コンピュータに、人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御させるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記人感センサを有する表示装置へ、前記人感センサの検知結果の送信要求を与えさせる送信要求ステップと、
    前記送信要求に対する応答として前記人感センサの検知結果を受信させる検知結果受信ステップと、
    前記検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、各表示装置へ送信させる指示送信ステップと
    前記人感センサの有効/無効に係る設定を受け付けさせる設定受付ステップと
    を含み、
    前記指示送信ステップは、有効と設定された全ての人感センサが不在を検知した場合に、全ての表示装置へ前記低電力動作状態への切り替え指示を送信させること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
  9. コンピュータに、人の存在を検知する人感センサを有する表示装置を複数含む複数の表示装置の動作を制御させるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記人感センサを有する表示装置へ、前記人感センサの検知結果の送信要求を与えさせる送信要求ステップと、
    前記送信要求に対する応答として前記人感センサの検知結果を受信させる検知結果受信ステップと、
    前記検知結果に応じて、表示を行う表示動作状態又は表示を行わずに電力消費を低減した低電力動作状態を切り替える指示を、各表示装置へ送信させる指示送信ステップと、
    前記複数の表示装置の配置に係る情報の入力を受け付けさせる受付ステップと、
    受け付けた情報に応じて、各人感センサの有効/無効を判断させる判断ステップと
    を含み、
    前記指示送信ステップは、有効と判断した人感センサの検知結果に応じて、状態切り替えを行わせる指示を各表示装置へ送信させること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
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