JPH11167438A - ディスプレイの消費電力低減装置 - Google Patents
ディスプレイの消費電力低減装置Info
- Publication number
- JPH11167438A JPH11167438A JP9332039A JP33203997A JPH11167438A JP H11167438 A JPH11167438 A JP H11167438A JP 9332039 A JP9332039 A JP 9332039A JP 33203997 A JP33203997 A JP 33203997A JP H11167438 A JPH11167438 A JP H11167438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- sensor
- power
- operator
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Sources (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オペレータの有無の検知後一定時間経過しな
い限りディスプレイの電源制御を行わず、かつ、電源制
御のON/OFFの開始時間を任意に設定する。 【解決手段】 表示部1前方のオペレータの存在を検知
するセンサ2と、センサからの検知信号により、オペレ
ータが存在しないときには表示部の電源を遮断し、オペ
レータが存在するときには表示部の電源を通電する制御
手段3とを具え、制御手段が、表示部の電源を遮断,通
電する遮断通電回路5と、センサからの入力信号が所定
時間継続した場合に、遮断通電回路に表示部の電源制御
を行うよう信号を出力する遮断通電制御回路4とを具え
るとともに、遮断通電制御回路に、センサからの入力信
号の継続時間を予め設定した基準時間と比較して当該基
準時間を超える場合に遮断通電回路に信号を出力する比
較部と、基準時間を任意に設定する基準時間設定回路6
を具えた構成としてある。
い限りディスプレイの電源制御を行わず、かつ、電源制
御のON/OFFの開始時間を任意に設定する。 【解決手段】 表示部1前方のオペレータの存在を検知
するセンサ2と、センサからの検知信号により、オペレ
ータが存在しないときには表示部の電源を遮断し、オペ
レータが存在するときには表示部の電源を通電する制御
手段3とを具え、制御手段が、表示部の電源を遮断,通
電する遮断通電回路5と、センサからの入力信号が所定
時間継続した場合に、遮断通電回路に表示部の電源制御
を行うよう信号を出力する遮断通電制御回路4とを具え
るとともに、遮断通電制御回路に、センサからの入力信
号の継続時間を予め設定した基準時間と比較して当該基
準時間を超える場合に遮断通電回路に信号を出力する比
較部と、基準時間を任意に設定する基準時間設定回路6
を具えた構成としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置などに具えられるディスプレイ
の消費電力低減装置に関し、特に、オペレータの存在を
検知するセンサからの信号により、ディスプレイの電源
を遮断,通電する制御手段に、センサからの信号が所定
時間継続しなければディスプレイの電源制御を行わない
よう制御する回路を具え、センサがオペレータの有無を
検知しても一定時間を経過しない限りディスプレイの電
源制御が行われず、実際の情報処理装置の使用状況に対
応したディスプレイの電源制御を実現することができる
ディスプレイの消費電力低減装置に関する。
ュータ等の情報処理装置などに具えられるディスプレイ
の消費電力低減装置に関し、特に、オペレータの存在を
検知するセンサからの信号により、ディスプレイの電源
を遮断,通電する制御手段に、センサからの信号が所定
時間継続しなければディスプレイの電源制御を行わない
よう制御する回路を具え、センサがオペレータの有無を
検知しても一定時間を経過しない限りディスプレイの電
源制御が行われず、実際の情報処理装置の使用状況に対
応したディスプレイの電源制御を実現することができる
ディスプレイの消費電力低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ等の情
報処理装置では、オペレータは情報処理装置の使用と並
行して、あるいは情報処理装置の使用を一時中止して、
他の作業を行うことがあるが、このような場合、通常は
情報処理装置の電源を落とさずに他の作業が行われるこ
とが日常化している。
報処理装置では、オペレータは情報処理装置の使用と並
行して、あるいは情報処理装置の使用を一時中止して、
他の作業を行うことがあるが、このような場合、通常は
情報処理装置の電源を落とさずに他の作業が行われるこ
とが日常化している。
【0003】このように情報処理装置が使用されない場
合でも通電状態が継続している状態では、特に、情報処
理装置に接続されたディスプレイの画面の焼き付きや不
要な電力の消費が問題となる。そこで、これまで、この
ようなディスプレイの焼き付きの防止や不要な消費電力
の節減を目的として、消費電力低減装置が採用されてい
る。
合でも通電状態が継続している状態では、特に、情報処
理装置に接続されたディスプレイの画面の焼き付きや不
要な電力の消費が問題となる。そこで、これまで、この
ようなディスプレイの焼き付きの防止や不要な消費電力
の節減を目的として、消費電力低減装置が採用されてい
る。
【0004】ここで、従来のディスプレイの消費電力低
減装置は、情報処理装置のキーボードやマウス等の入力
動作の有無と間隔を検出し、一定間隔以上入力動作が行
われない場合には、ディスプレイの表示を焼き付き防止
画面や節電画面等の省電力モードに切り替えるというも
のであった。なお、本明細書中、ディスプレイの表示を
通電画面から焼き付き防止画面や節電画面等の省電力モ
ードへ切り替える場合を、総称してディスプレイの電源
の「遮断(あるいはOFF)」ということがある。
減装置は、情報処理装置のキーボードやマウス等の入力
動作の有無と間隔を検出し、一定間隔以上入力動作が行
われない場合には、ディスプレイの表示を焼き付き防止
画面や節電画面等の省電力モードに切り替えるというも
のであった。なお、本明細書中、ディスプレイの表示を
通電画面から焼き付き防止画面や節電画面等の省電力モ
ードへ切り替える場合を、総称してディスプレイの電源
の「遮断(あるいはOFF)」ということがある。
【0005】しかし、このような従来の消費電力低減装
置では、例えば、ファイルのダウンロード中にその経過
を監視している場合等のように、オペレータが長時間デ
ィスプレイの監視だけをしたい場合にも、マウスやキー
ボード等の入力動作がされない限り、自動的に省電力モ
ードに切り替わってしまう不都合があった。
置では、例えば、ファイルのダウンロード中にその経過
を監視している場合等のように、オペレータが長時間デ
ィスプレイの監視だけをしたい場合にも、マウスやキー
ボード等の入力動作がされない限り、自動的に省電力モ
ードに切り替わってしまう不都合があった。
【0006】そこで、キーボード等の入力動作からでは
なく、オペレータ自体の存在の有無を検知することによ
って省電力モードに切り替えるディスプレイの消費電力
低減装置が提案されている。
なく、オペレータ自体の存在の有無を検知することによ
って省電力モードに切り替えるディスプレイの消費電力
低減装置が提案されている。
【0007】たとえば、特開平2−136912号公報
の電源自動切断方式では、オペレータの存在を感知する
温度センサや光センサ等の対外的検出手段と、情報処理
装置が動作中か否かを検出する対内的検出手段と、これ
ら検出手段により装置が使用されていないと判断された
場合には自動的に装置の電源を切断する電源切断手段が
具えられ、センサによってオペレータ自体の有無を検知
してディスプレイの電源を自動的に切断するようになっ
ている。
の電源自動切断方式では、オペレータの存在を感知する
温度センサや光センサ等の対外的検出手段と、情報処理
装置が動作中か否かを検出する対内的検出手段と、これ
ら検出手段により装置が使用されていないと判断された
場合には自動的に装置の電源を切断する電源切断手段が
具えられ、センサによってオペレータ自体の有無を検知
してディスプレイの電源を自動的に切断するようになっ
ている。
【0008】また、特開平4−191915号公報の電
力消費制御装置では、オペレータが情報処理装置の一定
範囲内に居るか否かをセンサを介して判断し、その結果
に従ってディスプレイの表示のON/OFFを自動的に
行うようになっている。
力消費制御装置では、オペレータが情報処理装置の一定
範囲内に居るか否かをセンサを介して判断し、その結果
に従ってディスプレイの表示のON/OFFを自動的に
行うようになっている。
【0009】このような消費電力低減装置によれば、情
報処理装置の動作信号の有無やオペレータ自身の有無に
よってディスプレイの表示電源のON/OFFを自動的
に行うことができるので、ディスプレイの焼き付きや不
要電力の消費を防止すると同時に、オペレータがディス
プレイ前にいる限りは省電力モードには切り替わらず、
長時間ディスプレイの監視のみを行うといったことも可
能であった。
報処理装置の動作信号の有無やオペレータ自身の有無に
よってディスプレイの表示電源のON/OFFを自動的
に行うことができるので、ディスプレイの焼き付きや不
要電力の消費を防止すると同時に、オペレータがディス
プレイ前にいる限りは省電力モードには切り替わらず、
長時間ディスプレイの監視のみを行うといったことも可
能であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の消費電力低減装置では、以下のような問題が
あった。まず、特開平2−136912号の電源自動切
断方式では、最終的な情報処理装置の主電源の切り忘れ
を防止することを目的としており、センサ等によって情
報処理装置が使用されていないと判断された場合には、
装置全体の電源がすべて切断されるようになっており、
装置を再び使用する場合には改めて電源スイッチを入れ
て再起動させなければならなかった。
うな従来の消費電力低減装置では、以下のような問題が
あった。まず、特開平2−136912号の電源自動切
断方式では、最終的な情報処理装置の主電源の切り忘れ
を防止することを目的としており、センサ等によって情
報処理装置が使用されていないと判断された場合には、
装置全体の電源がすべて切断されるようになっており、
装置を再び使用する場合には改めて電源スイッチを入れ
て再起動させなければならなかった。
【0011】上述したように、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置においては、情報処理装置による作業
は、通常、他の作業と並行的に行われるものであって、
オペレータは情報処理装置の使用を一時中止して席を離
れた場合でも、再び戻ってきて情報処理装置が使用さ
れ、離着席が繰り返されることが作業の前提となってい
る。
等の情報処理装置においては、情報処理装置による作業
は、通常、他の作業と並行的に行われるものであって、
オペレータは情報処理装置の使用を一時中止して席を離
れた場合でも、再び戻ってきて情報処理装置が使用さ
れ、離着席が繰り返されることが作業の前提となってい
る。
【0012】従って、オペレータが装置前から離れて一
定時間経過するとすべての電源が切断されてしまう特開
平2−136912号公報の電源自動切断方式では、オ
ペレータは離着席の度に装置の電源を入れ直さなければ
ならないことになり、現実の情報処理装置の使用局面に
は対応しないものであった。
定時間経過するとすべての電源が切断されてしまう特開
平2−136912号公報の電源自動切断方式では、オ
ペレータは離着席の度に装置の電源を入れ直さなければ
ならないことになり、現実の情報処理装置の使用局面に
は対応しないものであった。
【0013】一方、特開平4−191915号の電力消
費制御装置は、オペレータが情報処理装置の一定範囲内
に居るか否かを判断してディスプレイのON/OFFを
自動的に行うものであり、この点で、特開平2−136
912号の電源自動切断方式のような問題はなかった。
費制御装置は、オペレータが情報処理装置の一定範囲内
に居るか否かを判断してディスプレイのON/OFFを
自動的に行うものであり、この点で、特開平2−136
912号の電源自動切断方式のような問題はなかった。
【0014】しかし、この特開平4−191915号の
電力消費制御装置では、オペレータの有無が判断された
場合、直ちにディスプレイのON/OFFが実行されて
しまうため、例えば、オペレータがわずかの間席を外し
ただけでもディスプレイの表示がOFFにされたり、オ
ペレータが居ないにも拘わらず第三者が装置に近づいた
だけでディスプレイがONされてしまうといった問題が
生じた。
電力消費制御装置では、オペレータの有無が判断された
場合、直ちにディスプレイのON/OFFが実行されて
しまうため、例えば、オペレータがわずかの間席を外し
ただけでもディスプレイの表示がOFFにされたり、オ
ペレータが居ないにも拘わらず第三者が装置に近づいた
だけでディスプレイがONされてしまうといった問題が
生じた。
【0015】このような装置では、特に、オペレータが
情報処理装置を中心に離着席を繰り返して種々の作業を
行い、他の多数の人々も装置周囲を行き交うオフィス等
においては、その都度、ディスプレイがON/OFFさ
れてしまい、非常に使い勝手の悪いものとなってしま
い、上述した特開平2−136912号公報の場合と同
様、情報処理装置の現実の使用局面には対応することが
できなかった。
情報処理装置を中心に離着席を繰り返して種々の作業を
行い、他の多数の人々も装置周囲を行き交うオフィス等
においては、その都度、ディスプレイがON/OFFさ
れてしまい、非常に使い勝手の悪いものとなってしま
い、上述した特開平2−136912号公報の場合と同
様、情報処理装置の現実の使用局面には対応することが
できなかった。
【0016】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、センサが
オペレータの有無を検知しても一定時間を経過しない限
りディスプレイの電源制御が行われず、かつ、電源制御
のON/OFFの開始時間を任意に設定,変更可能とす
ることにより、現実の情報処理装置の使用状況等に対応
したディスプレイの電源制御を実現することができ、特
に、オペレータが離着席を繰り返し、他の多数の人々も
装置周囲を行き交うオフィス等で使用される情報処理装
置に好適なディスプレイの消費電力低減装置の提供を目
的とする。
問題を解決するために提案されたものであり、センサが
オペレータの有無を検知しても一定時間を経過しない限
りディスプレイの電源制御が行われず、かつ、電源制御
のON/OFFの開始時間を任意に設定,変更可能とす
ることにより、現実の情報処理装置の使用状況等に対応
したディスプレイの電源制御を実現することができ、特
に、オペレータが離着席を繰り返し、他の多数の人々も
装置周囲を行き交うオフィス等で使用される情報処理装
置に好適なディスプレイの消費電力低減装置の提供を目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載のディスプレイの消費電力低減装
置は、ディスプレイ前のオペレータの存在を検知するセ
ンサと、このセンサからの検知信号により、オペレータ
が存在しないときにはディスプレイの電源を遮断し、オ
ペレータが存在するときにはディスプレイの電源を通電
する制御手段と、を具え、前記制御手段が、前記ディス
プレイの電源を遮断,通電する遮断通電回路と、前記セ
ンサからの信号が入力され、当該センサからの信号が所
定時間継続した場合に、前記遮断通電回路にディスプレ
イの電源制御を行うよう信号を出力する遮断通電制御回
路を具えた構成としてある。
本発明の請求項1記載のディスプレイの消費電力低減装
置は、ディスプレイ前のオペレータの存在を検知するセ
ンサと、このセンサからの検知信号により、オペレータ
が存在しないときにはディスプレイの電源を遮断し、オ
ペレータが存在するときにはディスプレイの電源を通電
する制御手段と、を具え、前記制御手段が、前記ディス
プレイの電源を遮断,通電する遮断通電回路と、前記セ
ンサからの信号が入力され、当該センサからの信号が所
定時間継続した場合に、前記遮断通電回路にディスプレ
イの電源制御を行うよう信号を出力する遮断通電制御回
路を具えた構成としてある。
【0018】このような構成からなる本発明のディスプ
レイの消費電力低減装置によれば、オペレータの存在を
検知するセンサからの信号により、ディスプレイの電源
を遮断,通電する遮断通電回路を具えるとともに、セン
サからの信号が所定時間継続しなければディスプレイの
電源制御を行わないよう制御する遮断通電制御回路を具
えることによって、オペレータの有無を検知しても一定
時間を経過しない限りディスプレイの電源制御が行われ
ず、現実の情報処理装置の使用状況に対応したディスプ
レイの電源制御を実現することが可能となる。
レイの消費電力低減装置によれば、オペレータの存在を
検知するセンサからの信号により、ディスプレイの電源
を遮断,通電する遮断通電回路を具えるとともに、セン
サからの信号が所定時間継続しなければディスプレイの
電源制御を行わないよう制御する遮断通電制御回路を具
えることによって、オペレータの有無を検知しても一定
時間を経過しない限りディスプレイの電源制御が行われ
ず、現実の情報処理装置の使用状況に対応したディスプ
レイの電源制御を実現することが可能となる。
【0019】また、請求項2記載のディスプレイの消費
電力低減装置は、前記遮断通電制御回路に、前記センサ
からの入力信号の継続時間を予め設定した基準時間と比
較し、当該基準時間を超える場合に前記遮断通電回路に
信号を出力する比較部を具えた構成としてある。
電力低減装置は、前記遮断通電制御回路に、前記センサ
からの入力信号の継続時間を予め設定した基準時間と比
較し、当該基準時間を超える場合に前記遮断通電回路に
信号を出力する比較部を具えた構成としてある。
【0020】そして、請求項3では、前記基準時間を任
意に設定する基準時間設定回路を具えた構成としてあ
り、特に、請求項4では、前記基準時間設定回路が、前
記センサからのオペレータが存在しない信号の継続時間
の基準時間を設定できるようにしてあり、請求項5で
は、前記基準時間設定回路が、前記センサからのオペレ
ータが存在する信号の継続時間の基準時間を設定できる
ようにしてある。
意に設定する基準時間設定回路を具えた構成としてあ
り、特に、請求項4では、前記基準時間設定回路が、前
記センサからのオペレータが存在しない信号の継続時間
の基準時間を設定できるようにしてあり、請求項5で
は、前記基準時間設定回路が、前記センサからのオペレ
ータが存在する信号の継続時間の基準時間を設定できる
ようにしてある。
【0021】このような構成からなる本発明のディスプ
レイの消費電力低減装置によれば、センサからの信号の
継続時間を基準時間と比較する比較部を備えるととも
に、この基準時間を任意に設定,変更できる基準時間設
定回路を備えることにより、情報処理装置を使用する環
境,状況等に応じてディスプレイの電源のONあるいは
OFFへ切り替える制御開始時を任意に設定することが
でき、実際の情報処理装置の使用状況に、より対応した
ディスプレイの電源制御が実現できる。
レイの消費電力低減装置によれば、センサからの信号の
継続時間を基準時間と比較する比較部を備えるととも
に、この基準時間を任意に設定,変更できる基準時間設
定回路を備えることにより、情報処理装置を使用する環
境,状況等に応じてディスプレイの電源のONあるいは
OFFへ切り替える制御開始時を任意に設定することが
でき、実際の情報処理装置の使用状況に、より対応した
ディスプレイの電源制御が実現できる。
【0022】また、請求項6記載のディスプレイの消費
電力低減装置は、前記センサが赤外線センサにより構成
してある。このような構成からなる本発明のディスプレ
イの消費電力低減装置によれば、赤外線センサをディス
プレイ前面に配設することにより、確実にオペレータの
有無を判断してディスプレイのON/OFF制御を行え
る。
電力低減装置は、前記センサが赤外線センサにより構成
してある。このような構成からなる本発明のディスプレ
イの消費電力低減装置によれば、赤外線センサをディス
プレイ前面に配設することにより、確実にオペレータの
有無を判断してディスプレイのON/OFF制御を行え
る。
【0023】さらに、請求項7記載のディスプレイの消
費電力低減装置は、前記センサが、前記ディスプレイ前
面側に配設された構成としてある。このような構成から
なる本発明のディスプレイの消費電力低減装置によれ
ば、センサをディスプレイ前面に設けることによって、
オペレータがディスプレイ正面に向かって離着席した場
合に限り本装置を作動させることができ、例えば第三者
がディスプレイ近傍を通っただけのような場合には、デ
ィスプレイのON/OFF制御が行われないようにする
ことができる。
費電力低減装置は、前記センサが、前記ディスプレイ前
面側に配設された構成としてある。このような構成から
なる本発明のディスプレイの消費電力低減装置によれ
ば、センサをディスプレイ前面に設けることによって、
オペレータがディスプレイ正面に向かって離着席した場
合に限り本装置を作動させることができ、例えば第三者
がディスプレイ近傍を通っただけのような場合には、デ
ィスプレイのON/OFF制御が行われないようにする
ことができる。
【0024】なお、上述したように、本明細書中、ディ
スプレイの電源の「遮断」あるいは「OFF」とは、デ
ィスプレイの表示電源の切断、焼き付き防止画面や節電
画面等の省電力モードへの切り替え等を含む概念であ
る。
スプレイの電源の「遮断」あるいは「OFF」とは、デ
ィスプレイの表示電源の切断、焼き付き防止画面や節電
画面等の省電力モードへの切り替え等を含む概念であ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスプレイの消
費電力低減装置の一実施形態について、図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るディスプ
レイの消費電力低減装置を示すブロック図である。ま
た、図2は、本実施形態に係るディスプレイの消費電力
低減装置によるディスプレイ装置の電源ON/OFFの
動作を示す説明図である。
費電力低減装置の一実施形態について、図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るディスプ
レイの消費電力低減装置を示すブロック図である。ま
た、図2は、本実施形態に係るディスプレイの消費電力
低減装置によるディスプレイ装置の電源ON/OFFの
動作を示す説明図である。
【0026】これらの図に示すように、本実施形態に係
る消費電力低減装置は、ディスプレイ装置10に取り付
けられたセンサ1により、一定時間以上、オペレータが
不在であることを検出してディスプレイが省電力モード
に入ることにより消費電力を低減するものである。
る消費電力低減装置は、ディスプレイ装置10に取り付
けられたセンサ1により、一定時間以上、オペレータが
不在であることを検出してディスプレイが省電力モード
に入ることにより消費電力を低減するものである。
【0027】図1において、ディスプレイ装置10は、
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置において表示
装置として使用されるものであり、ディスプレイ本体を
構成する表示部1と、この表示部1の前方にいるオペレ
ータ等の存在を検知するセンサ2と、センサ2からの検
知信号により、オペレータが存在しないと判断したとき
には表示部1の電源を遮断し、オペレータが存在すると
判断したときには表示部1の電源を通電する制御手段3
を具えている。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置において表示
装置として使用されるものであり、ディスプレイ本体を
構成する表示部1と、この表示部1の前方にいるオペレ
ータ等の存在を検知するセンサ2と、センサ2からの検
知信号により、オペレータが存在しないと判断したとき
には表示部1の電源を遮断し、オペレータが存在すると
判断したときには表示部1の電源を通電する制御手段3
を具えている。
【0028】制御手段3は、センサ2からの信号が所定
時間継続したときにのみディスプレイ装置10の電源制
御を行う遮断通電制御部4と、遮断通電制御部4からオ
ペレータが存在しない旨の信号を入力したときには表示
部1の電源を遮断し、オペレータが存在する旨の信号を
入力したときには表示部1の電源を通電する遮断通電回
路5を具えている。さらに、遮断通電制御回路4には、
オペレータの存在,不存在を判定する時間(基準時間)
を任意に設定する基準時間設定回路6が接続されてい
る。
時間継続したときにのみディスプレイ装置10の電源制
御を行う遮断通電制御部4と、遮断通電制御部4からオ
ペレータが存在しない旨の信号を入力したときには表示
部1の電源を遮断し、オペレータが存在する旨の信号を
入力したときには表示部1の電源を通電する遮断通電回
路5を具えている。さらに、遮断通電制御回路4には、
オペレータの存在,不存在を判定する時間(基準時間)
を任意に設定する基準時間設定回路6が接続されてい
る。
【0029】これにより、センサ2を介してオペレータ
の有無を遮断通電制御回路4が監視し、オペレータ不在
の状態が基準時間を経過した時点で、遮断通電制御回路
4から遮断通電回路5に信号が出力され、表示部1の電
源が遮断されるようになっている。
の有無を遮断通電制御回路4が監視し、オペレータ不在
の状態が基準時間を経過した時点で、遮断通電制御回路
4から遮断通電回路5に信号が出力され、表示部1の電
源が遮断されるようになっている。
【0030】一方、表示部1の通電が遮断され省電力モ
ードにある場合でも、センサ2を介してオペレータの存
在が遮断通電制御回路4によって監視しされ、オペレー
タが存在する状態が基準時間を経過すると、遮断通電制
御回路4から遮断通電回路5に信号が出力され、表示部
1の電源を通電させる。
ードにある場合でも、センサ2を介してオペレータの存
在が遮断通電制御回路4によって監視しされ、オペレー
タが存在する状態が基準時間を経過すると、遮断通電制
御回路4から遮断通電回路5に信号が出力され、表示部
1の電源を通電させる。
【0031】より具体的には、ディスプレイ装置10の
表示部1の前面等に取り付けられたセンサ2が、センサ
2の前方数十センチ内に、ある程度の大きさの物体(オ
ペレータ)が存在するか否かを検出し、物体の存在を検
知すると、信号を遮断通電制御回路4へ出力するように
なっている。
表示部1の前面等に取り付けられたセンサ2が、センサ
2の前方数十センチ内に、ある程度の大きさの物体(オ
ペレータ)が存在するか否かを検出し、物体の存在を検
知すると、信号を遮断通電制御回路4へ出力するように
なっている。
【0032】基準時間設定回路6は、基準時間、すなわ
ち、遮断通電制御回路4に入力されるセンサ2からの信
号が、入力された時点からどのくらい継続した場合に、
オペレータが存在すると判定するかの時間(電源ON遅
延時間)と、逆に、センサ2からの信号が入力されなく
なったときに、入力されなくなった時点からどのくらい
継続したら、オペレータが存在しないと判断するかの時
間(電源OFF遅延時間)を設定できるようになってい
る。そして、この2つの基準時間(電源OFF及びON
遅延時間)は、基準時間設定回路6において、それぞれ
独立して別々に設定可能となっている。
ち、遮断通電制御回路4に入力されるセンサ2からの信
号が、入力された時点からどのくらい継続した場合に、
オペレータが存在すると判定するかの時間(電源ON遅
延時間)と、逆に、センサ2からの信号が入力されなく
なったときに、入力されなくなった時点からどのくらい
継続したら、オペレータが存在しないと判断するかの時
間(電源OFF遅延時間)を設定できるようになってい
る。そして、この2つの基準時間(電源OFF及びON
遅延時間)は、基準時間設定回路6において、それぞれ
独立して別々に設定可能となっている。
【0033】遮断通電制御回路4は、センサ2からの入
力信号の有無とその継続時間を、基準時間設定回路6で
予め設定した基準時間と比較し、その継続時間が当該基
準時間を超える場合に、それぞれオペレータの存在,不
存在と判定し、遮断通電回路5に信号を出力する比較部
を具えている。
力信号の有無とその継続時間を、基準時間設定回路6で
予め設定した基準時間と比較し、その継続時間が当該基
準時間を超える場合に、それぞれオペレータの存在,不
存在と判定し、遮断通電回路5に信号を出力する比較部
を具えている。
【0034】具体的には、遮断通電制御回路4は、セン
サ2からの信号を監視しており、表示部1の電源が通電
状態のときに、あらかじめ設定された基準時間以上セン
サ2からの信号が入力されない場合には、オペレータが
存在しないと判断し、遮断通電回路5に対して表示部1
の電源を遮断する旨の信号を発信する。
サ2からの信号を監視しており、表示部1の電源が通電
状態のときに、あらかじめ設定された基準時間以上セン
サ2からの信号が入力されない場合には、オペレータが
存在しないと判断し、遮断通電回路5に対して表示部1
の電源を遮断する旨の信号を発信する。
【0035】逆に、表示部1の電源が遮断されている状
態のときに、一定時間以上センサ2から信号が入力され
ると、オペレータが存在すると判断し、遮断通電回路5
に対して表示装置の電源を通電する旨の信号を発信する
ようになっている。
態のときに、一定時間以上センサ2から信号が入力され
ると、オペレータが存在すると判断し、遮断通電回路5
に対して表示装置の電源を通電する旨の信号を発信する
ようになっている。
【0036】そして、遮断通電回路5は遮断通電制御回
路4からの信号に基づいて、表示部1の電源の遮断及び
通電を行うようになっており、これによって、ディスプ
レイを構成する表示部1の表示電源が遮断、すなわち、
切断され、あるいは、焼き付き防止画面や節電画面等の
省電力モードへ切り替えられる。
路4からの信号に基づいて、表示部1の電源の遮断及び
通電を行うようになっており、これによって、ディスプ
レイを構成する表示部1の表示電源が遮断、すなわち、
切断され、あるいは、焼き付き防止画面や節電画面等の
省電力モードへ切り替えられる。
【0037】なお、本実施形態におけるセンサ2は、例
えば赤外線センサにより構成し、ディスプレイ装置10
の表示部1の前面側に配設してある。このように、セン
サ2を赤外線センサとし、ディスプレイ前面に配設する
ことにより、確実にオペレータの有無を判断してディス
プレイの通電,遮断の制御を行える。
えば赤外線センサにより構成し、ディスプレイ装置10
の表示部1の前面側に配設してある。このように、セン
サ2を赤外線センサとし、ディスプレイ前面に配設する
ことにより、確実にオペレータの有無を判断してディス
プレイの通電,遮断の制御を行える。
【0038】また、センサ2をディスプレイ前面に設け
ることによって、オペレータがディスプレイ正面に向か
って離着席した場合に限り本装置を作動させることがで
き、例えば第三者がディスプレイ近傍を通っただけのよ
うな場合には、ディスプレイの電源制御が行われないよ
うにすることができる。
ることによって、オペレータがディスプレイ正面に向か
って離着席した場合に限り本装置を作動させることがで
き、例えば第三者がディスプレイ近傍を通っただけのよ
うな場合には、ディスプレイの電源制御が行われないよ
うにすることができる。
【0039】次に、このような構成からなる本実施形態
のディスプレイの消費電力低減装置の動作について、図
2を参照して説明する。通常、オペレータが情報処理装
置をオペレーションしている場合、少なくともディスプ
レイ装置10の前方の数十センチ以内にオペレータが存
在している。
のディスプレイの消費電力低減装置の動作について、図
2を参照して説明する。通常、オペレータが情報処理装
置をオペレーションしている場合、少なくともディスプ
レイ装置10の前方の数十センチ以内にオペレータが存
在している。
【0040】本実施形態ではディスプレイ装置10の前
面側に取り付けられたセンサ2によりオペレータの存在
有無をチェックし、一定時間以上オペレータが存在しな
い場合に表示部1の電源供給を停止する。
面側に取り付けられたセンサ2によりオペレータの存在
有無をチェックし、一定時間以上オペレータが存在しな
い場合に表示部1の電源供給を停止する。
【0041】例えば、センサ2から遮断通電制御回路4
へ入力される信号レベルを、センサ2の前方に物体があ
ると判断された場合を「1」、物体がないと判断された
場合を「0」とすると、図2に示すように、以下の状態
に遷移する。なお、図2中、基準時間設定回路6で予め
設定した基準時間のうち、電源OFF遅延時間をB秒、
基準時間設定回路6で予め設定した電源ON遅延時間を
D秒とする。
へ入力される信号レベルを、センサ2の前方に物体があ
ると判断された場合を「1」、物体がないと判断された
場合を「0」とすると、図2に示すように、以下の状態
に遷移する。なお、図2中、基準時間設定回路6で予め
設定した基準時間のうち、電源OFF遅延時間をB秒、
基準時間設定回路6で予め設定した電源ON遅延時間を
D秒とする。
【0042】図2におけるの状態のときは、センサ2
からの信号レベルが「1」なので遮断通電制御回路4は
オペレータが在席していると判断し、表示部1に電源供
給を続けるよう遮断通電回路5に信号を出力する。従っ
て、表示部1には電源が供給されているので、通電画面
となっている。
からの信号レベルが「1」なので遮断通電制御回路4は
オペレータが在席していると判断し、表示部1に電源供
給を続けるよう遮断通電回路5に信号を出力する。従っ
て、表示部1には電源が供給されているので、通電画面
となっている。
【0043】次に、図2におけるの状態では、センサ
2からの信号レベルが「0」であるが、その時間(A
秒)が、基準時間設定回路6で予め設定した電源OFF
遅延時間(B秒)よりも短いため、遮断通電制御回路4
はオペレータが離席したとは判断せずに、表示部1に電
源供給を続けるよう遮断通電回路5に信号を出力する。
2からの信号レベルが「0」であるが、その時間(A
秒)が、基準時間設定回路6で予め設定した電源OFF
遅延時間(B秒)よりも短いため、遮断通電制御回路4
はオペレータが離席したとは判断せずに、表示部1に電
源供給を続けるよう遮断通電回路5に信号を出力する。
【0044】また、図2におけるの状態では、センサ
2からの信号レベルが「1」なので遮断通電制御回路4
はオペレータが在席していると判断し、表示部1に電源
供給を続けるよう遮断通電回路5に信号を出力する。
2からの信号レベルが「1」なので遮断通電制御回路4
はオペレータが在席していると判断し、表示部1に電源
供給を続けるよう遮断通電回路5に信号を出力する。
【0045】次いで、図2のの状態の場合、センサ2
からの信号レベルが「0」になってから電源OFF遅延
時間(B秒)以内であるので、この状態では遮断通電制
御回路4はオペレータが離席したとは判断せずに、表示
部1に電源供給を続けるよう遮断通電回路5に信号を継
続して出力する。従って、表示部1は通電画面のままで
ある。
からの信号レベルが「0」になってから電源OFF遅延
時間(B秒)以内であるので、この状態では遮断通電制
御回路4はオペレータが離席したとは判断せずに、表示
部1に電源供給を続けるよう遮断通電回路5に信号を継
続して出力する。従って、表示部1は通電画面のままで
ある。
【0046】そして、の状態となった場合、センサ2
からの信号レベルが「0」になってから電源OFF遅延
時間(B秒)以上を経過することになり、この状態にな
って初めて、遮断通電制御回路4はオペレータが離席し
たと判断し、表示部1に電源供給を遮断するよう遮断通
電回路5に信号を出力する。この時点で、表示部1への
電源が遮断され、表示部1の画面は省電力モードに切り
替わる。
からの信号レベルが「0」になってから電源OFF遅延
時間(B秒)以上を経過することになり、この状態にな
って初めて、遮断通電制御回路4はオペレータが離席し
たと判断し、表示部1に電源供給を遮断するよう遮断通
電回路5に信号を出力する。この時点で、表示部1への
電源が遮断され、表示部1の画面は省電力モードに切り
替わる。
【0047】次に、図2に示すの状態のときには、セ
ンサ2からの信号レベルが「1」であるが、その時間
(C秒)が、基準時間設定回路6で予め設定した電源O
N遅延時間(D秒)よりも短いため、遮断通電制御回路
4はオペレータが着席したとは判断せず、遮断通電回路
5には、表示部1の電源遮断する旨の信号が出力された
ままとなり、表示部1の電源は継続して遮断されてい
る。
ンサ2からの信号レベルが「1」であるが、その時間
(C秒)が、基準時間設定回路6で予め設定した電源O
N遅延時間(D秒)よりも短いため、遮断通電制御回路
4はオペレータが着席したとは判断せず、遮断通電回路
5には、表示部1の電源遮断する旨の信号が出力された
ままとなり、表示部1の電源は継続して遮断されてい
る。
【0048】また、図2ののときは、センサ2からの
信号レベルが「0」となるので遮断通電制御回路4はオ
ペレータが離席していると判断し、表示部1の電源を遮
断をするように遮断通電回路5に信号を出力したままと
なる。
信号レベルが「0」となるので遮断通電制御回路4はオ
ペレータが離席していると判断し、表示部1の電源を遮
断をするように遮断通電回路5に信号を出力したままと
なる。
【0049】次に、図2のの状態では、センサ2から
の信号レベルが「1」になってから電源ON遅延時間
(D秒)以内であるので、この状態では遮断通電制御回
路4はオペレータが着席したとは判断せずに、遮断通電
回路5には、表示部1に電源供給する旨の信号は出力さ
れず、表示部1の電源は遮断されたままとなる。
の信号レベルが「1」になってから電源ON遅延時間
(D秒)以内であるので、この状態では遮断通電制御回
路4はオペレータが着席したとは判断せずに、遮断通電
回路5には、表示部1に電源供給する旨の信号は出力さ
れず、表示部1の電源は遮断されたままとなる。
【0050】そして、図2に示すの状態となったとき
には、センサ2からの信号レベル「1」の状態が電源O
N遅延時間(D秒)以上を経過したことになるので、こ
こで初めて遮断通電制御回路4はオペレータが着席した
と判断して、遮断通電回路5に、表示部1に電源を供給
する旨の信号が出力する。これにより、表示部1に電源
が供給され、表示部1は通電画面となる。
には、センサ2からの信号レベル「1」の状態が電源O
N遅延時間(D秒)以上を経過したことになるので、こ
こで初めて遮断通電制御回路4はオペレータが着席した
と判断して、遮断通電回路5に、表示部1に電源を供給
する旨の信号が出力する。これにより、表示部1に電源
が供給され、表示部1は通電画面となる。
【0051】このように本実施形態のディスプレイの消
費電力低減装置によれば、ディスプレイ装置のみが本発
明の対象であるため、使用しているコンピュータのハー
ドウェアやオペレーティングシステムに影響されない。
また、オペレータがディスプレイの監視のみをしている
状態でも表示装置が電源断状態にならない。
費電力低減装置によれば、ディスプレイ装置のみが本発
明の対象であるため、使用しているコンピュータのハー
ドウェアやオペレーティングシステムに影響されない。
また、オペレータがディスプレイの監視のみをしている
状態でも表示装置が電源断状態にならない。
【0052】そして、本実施形態のディスプレイの消費
電力低減装置によれば、オペレータの存在を検知するセ
ンサ2からの信号により、表示部1の電源を遮断,通電
する制御手段3を具えるとともに、センサ2からの信号
が所定時間継続しなければディスプレイの電源制御を行
わないように制御する回路を具えているので、オペレー
タの有無を検知しても一定時間を経過しない限りディス
プレイの電源制御が行われず、現実の情報処理装置の使
用状況に対応したディスプレイの電源制御を実現するこ
とが可能となる。
電力低減装置によれば、オペレータの存在を検知するセ
ンサ2からの信号により、表示部1の電源を遮断,通電
する制御手段3を具えるとともに、センサ2からの信号
が所定時間継続しなければディスプレイの電源制御を行
わないように制御する回路を具えているので、オペレー
タの有無を検知しても一定時間を経過しない限りディス
プレイの電源制御が行われず、現実の情報処理装置の使
用状況に対応したディスプレイの電源制御を実現するこ
とが可能となる。
【0053】これによって、本実施形態のディスプレイ
の消費電力低減装置では、センサ2への微少な入力変化
に過敏に反応することがない。例えば、オペレータが離
席して表示部1の電源が遮断されている状態で、誰かが
表示部1の前を横切ったような瞬間的な入力変化に対し
ては、基準時間設定回路6により、表示部1に電源が供
給されないように設定することができる。
の消費電力低減装置では、センサ2への微少な入力変化
に過敏に反応することがない。例えば、オペレータが離
席して表示部1の電源が遮断されている状態で、誰かが
表示部1の前を横切ったような瞬間的な入力変化に対し
ては、基準時間設定回路6により、表示部1に電源が供
給されないように設定することができる。
【0054】さらに、本実施形態のディスプレイの消費
電力低減装置によれば、基準時間設定回路6の設定時間
を変更することにより、情報処理装置を使用する環境,
状況等に応じて表示部1の電源がON/OFFとなる時
間を任意に設定することができ、実際の情報処理装置の
使用状況に、より対応したディスプレイの電源制御が実
現できる。
電力低減装置によれば、基準時間設定回路6の設定時間
を変更することにより、情報処理装置を使用する環境,
状況等に応じて表示部1の電源がON/OFFとなる時
間を任意に設定することができ、実際の情報処理装置の
使用状況に、より対応したディスプレイの電源制御が実
現できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスプレ
イの消費電力低減装置によれば、オペレータの有無を検
知しても一定時間を経過しない限りディスプレイの電源
制御が行われず、実際の情報処理装置の使用状況に対応
したディスプレイの電源制御を実現することができ、特
に、オペレータが情報処理装置を中心に種々の作業を行
い、他の多数の人々も装置周囲を行き交うオフィス等で
使用される情報処理装置に好適である。
イの消費電力低減装置によれば、オペレータの有無を検
知しても一定時間を経過しない限りディスプレイの電源
制御が行われず、実際の情報処理装置の使用状況に対応
したディスプレイの電源制御を実現することができ、特
に、オペレータが情報処理装置を中心に種々の作業を行
い、他の多数の人々も装置周囲を行き交うオフィス等で
使用される情報処理装置に好適である。
【図1】本発明の一実施形態に係るディスプレイの消費
電力低減装置を示すブロック図である。
電力低減装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るディスプレイの消費
電力低減装置によるディスプレイ装置の電源ON/OF
Fの動作を示す説明図である。
電力低減装置によるディスプレイ装置の電源ON/OF
Fの動作を示す説明図である。
1 表示部 2 センサ 3 制御手段 4 遮断通電制御回路(比較部) 5 遮断通電回路 6 基準時間設定回路 10 ディスプレイ装置
Claims (7)
- 【請求項1】 ディスプレイ前のオペレータの存在を検
知するセンサと、このセンサからの検知信号により、オ
ペレータが存在しないときにはディスプレイの電源を遮
断し、オペレータが存在するときにはディスプレイの電
源を通電する制御手段と、を具え、 前記制御手段が、前記ディスプレイの電源を遮断,通電
する遮断通電回路と、前記センサからの信号が入力さ
れ、当該センサからの信号が所定時間継続した場合に、
前記遮断通電回路にディスプレイの電源制御を行うよう
信号を出力する遮断通電制御回路を具えたディスプレイ
の消費電力低減装置。 - 【請求項2】 前記遮断通電制御回路に、前記センサか
らの入力信号の継続時間を予め設定した基準時間と比較
し、当該基準時間を超える場合に前記遮断通電回路に信
号を出力する比較部を具えた請求項1記載のディスプレ
イの消費電力低減装置。 - 【請求項3】 前記基準時間を任意に設定する基準時間
設定回路を具えた請求項2記載のディスプレイの消費電
力低減装置。 - 【請求項4】 前記基準時間設定回路が、前記センサか
らのオペレータが存在しない信号の継続時間の基準時間
を設定する請求項3記載のディスプレイの消費電力低減
装置。 - 【請求項5】 前記基準時間設定回路が、前記センサか
らのオペレータが存在する信号の継続時間の基準時間を
設定する請求項3又は4記載のディスプレイの消費電力
低減装置。 - 【請求項6】 前記センサが赤外線センサである請求項
1,2,3,4又は5記載のディスプレイの消費電力低
減装置。 - 【請求項7】 前記センサが、前記ディスプレイ前面側
に配設された請求項1,2,3,4,5又は6記載のデ
ィスプレイの消費電力低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9332039A JPH11167438A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ディスプレイの消費電力低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9332039A JPH11167438A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ディスプレイの消費電力低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11167438A true JPH11167438A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18250466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9332039A Pending JPH11167438A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ディスプレイの消費電力低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11167438A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001356845A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Canon Inc | 情報処理装置 |
JP2004220441A (ja) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Kyocera Mita Corp | 稼働状況管理システム |
JP2004338135A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Kyocera Mita Corp | 稼働状況管理システム、複合装置、稼働状況管理方法及び稼働状況管理プログラム |
KR100601616B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2006-07-14 | 삼성전자주식회사 | 기능키에 의해 사용자 감지기능을 제어하는 컴퓨터 및 그 방법 |
JP2007034580A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Ricoh Co Ltd | Pciシステム |
JP2007184749A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Tokai Rika Co Ltd | 無線通信制御装置 |
WO2010101133A1 (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | 株式会社ナナオ | 表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラム |
JP2011202987A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Nec Personal Products Co Ltd | 電子機器、閾値調整方法及びプログラム |
JP2020184177A (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 電子機器、制御方法、及びプログラム |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9332039A patent/JPH11167438A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100601616B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2006-07-14 | 삼성전자주식회사 | 기능키에 의해 사용자 감지기능을 제어하는 컴퓨터 및 그 방법 |
JP2001356845A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Canon Inc | 情報処理装置 |
JP2004220441A (ja) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Kyocera Mita Corp | 稼働状況管理システム |
JP2004338135A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Kyocera Mita Corp | 稼働状況管理システム、複合装置、稼働状況管理方法及び稼働状況管理プログラム |
JP2007034580A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Ricoh Co Ltd | Pciシステム |
JP2007184749A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Tokai Rika Co Ltd | 無線通信制御装置 |
WO2010101133A1 (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | 株式会社ナナオ | 表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラム |
JP2010205054A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Nanao Corp | 表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラム |
JP4615053B2 (ja) * | 2009-03-04 | 2011-01-19 | 株式会社ナナオ | 表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラム |
JP2011202987A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Nec Personal Products Co Ltd | 電子機器、閾値調整方法及びプログラム |
JP2020184177A (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 電子機器、制御方法、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050071702A1 (en) | Information processing apparatus and power saving control method | |
KR940022232A (ko) | 컴퓨터 주변장치의 전원절약장치 | |
KR101380751B1 (ko) | 영상처리장치 및 그 제어방법 | |
KR100413686B1 (ko) | 모니터의 절전 장치 및 그 제어 방법 | |
JPH11167438A (ja) | ディスプレイの消費電力低減装置 | |
JP4163732B2 (ja) | 表示システムおよびディスプレイ装置 | |
KR20070057504A (ko) | 영상표시기기의 전원 제어장치 및 방법 | |
JPH1139066A (ja) | パーソナルコンピュータの自動電源制御装置 | |
JPH10326126A (ja) | 赤外線センサー付きパーソナルコンピュータ | |
JPH06332564A (ja) | 計算機システムの省電力制御方法 | |
JP2000166088A (ja) | 電源遮断装置 | |
KR940022236A (ko) | 모니터의 전원절약장치 및 제어방법 | |
JPH1049265A (ja) | 省電力制御装置 | |
KR970002366B1 (ko) | 피씨의 전원자동차단 제어장치 | |
JP2000242371A (ja) | 電源制御装置 | |
JPH11338586A (ja) | 計算機システムの電源切断方式 | |
KR200235146Y1 (ko) | 컴퓨터의 절전장치 | |
KR100237956B1 (ko) | 컴퓨터용 모니터의 전원 제어장치 | |
KR960038560A (ko) | 컴퓨터의 데이타 손실방지를 위한 전원 제어방법과 장치 | |
KR101723194B1 (ko) | 모니터의 전원 관리기능을 내장한 전원공급장치 및 그 제어방법 | |
JPH09198289A (ja) | ファイルのバックアップ装置 | |
JPH04363712A (ja) | ポータブルコンピュータシステム | |
KR20040067085A (ko) | 임베디드 시스템의 전력 제어 방법 | |
JPH08286787A (ja) | 情報処理装置の電源制御装置 | |
KR950007739Y1 (ko) | 절전형 pc에서의 모니터 전원 제어시 오동작 방지 장치 및 전용 키보드 |