JP2010231324A - 表示制御装置、表示制御方法および表示制御システム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法および表示制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】省電力モード時に省電力効果を損なうことなく画面データを閲覧することが可能な、表示制御装置、表示制御方法および表示制御システムを提供する。
【解決手段】ユーザの入力操作に応じて省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を、表示装置に表示させる表示制御装置10は、省エネ制御装置20から提供された画面情報を記憶媒体に記録する記録部と、省エネ制御装置20が省電力モードに切り替えられて省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、記憶媒体に記録された画面情報を表示装置に表示させる表示装置制御部102と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法および表示制御システムに関し、特に、省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を表示装置に表示させる表示制御装置、表示制御方法および表示制御システムに関する。
従来、PC(Personal Computer)等の情報処理装置において、環境保全のため、低電力モードやスリープモードなどの省電力モードが備えられている。これらの省電力モードでは、ユーザ操作が行われなくなってから所定時間経過後にスリープ等のモードに移行することとなっている。頻繁なスリープモードへの遷移はユーザの利便性を低下するが、一方で、スリープモード等へ遷移するまでの待機時間は電力を無駄に消費してしまうという問題があった。
そこで、省電力モードの移行が頻繁に起きてもユーザの利便性を低下させることがない技術が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、省電力モードに移行する直前に表示手段に表示していた画面のデータを保存し、省電力モードに移行している時間が所定時間より短い場合に保存した画面データを表示させている。これにより、省電力モードの変更が頻繁に起きても、ユーザの利便性の低下を防止することが可能となる。
特開2007−86230号公報
しかし、特許文献1では、省電力モードに移行している時間が所定時間より短い場合にしか、同一ユーザによる連続性のある使用と判定して保存した画面データを表示させることができない。すなわち、特許文献1では、画面データの閲覧のみが目的である場合などであっても、省電力モードに移行している時間が所定時間よりも長くなれば省電力モードから復帰されてしまうため、省電力効果が得られ難いという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、省電力モード時に省電力効果を損なうことなく画面データを閲覧することが可能な、新規かつ改良された表示制御装置、表示制御方法および表示制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザの入力操作に応じて省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を、表示装置に表示させる表示制御装置であって、省エネ制御装置から提供された画面情報を記憶媒体に記録する記録部と、省エネ制御装置が省電力モードに切り替えられて省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、記憶媒体に記録された画面情報を表示装置に表示させる表示装置制御部と、を備えることを特徴とする、表示制御装置が提供される。
かかる構成によれば、表示制御装置は、省エネ制御装置から提供された画面情報を記憶媒体に記録し、省エネ制御装置が省電力モードに切り替えられて省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、記憶媒体に記録された画面情報を表示装置に表示させる。これにより、画面データの閲覧のみが目的である場合に、省エネ表示制御装置における省電力モードを維持したまま、閲覧のための画面データを表示装置に表示させることが可能となる。
また、表示装置制御部は、省エネ制御装置からの信号が切断された後に、省エネ制御装置からの信号が切断される直前に記憶媒体に記録された画面情報を表示装置に表示させてもよい。
また、表示装置制御部は、省エネ制御装置からの信号が切断された場合に表示装置の電源をオフし、ユーザ操作に応じて表示装置の電源をオンするようにしてもよい。
また、記録部は、画面情報を一時的に保存し、省エネ制御装置から提供された画面情報と一時的に保存した画面情報とを比較し、所定の閾値以上の面積で変化がない場合に、一時的に保存した画面情報を記憶媒体に記録し、所定の閾値以上の面積の変化がある場合に、一時的に保存した画面情報を前記記憶媒体に記録しないようにしてもよい。
また、表示装置制御部は、省エネ制御装置からの信号が切断されて表示装置の電源をオフした後に、ユーザ操作により表示装置の電源がオンされた場合に、記憶媒体に記録されている画面情報を表示装置に表示させてもよい。
また、省エネ制御装置は、ユーザの入力操作が所定時間検出されなかった場合に省電力モードに切り替えてもよい。
また、表示装置制御部は、省エネ制御装置がユーザ操作に応じて省電力モードから通常モードに復帰した場合に、省エネ制御装置から提供された画面情報を表示装置に表示させてもよい。
また、上記表示制御装置は、省エネ制御装置から文書データを受信する文書データ入力部と、文書データ入力部により受信された文書データを表示装置に表示させるための文書画像を生成する画像処理部と、を備え、記録部は、文書データ入力部により受信された文書データを記憶媒体に記録し、画像処理部は、記憶媒体に記録された文書データから文書画像を生成し、表示装置制御部は、省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、画像処理部により生成された文書画像を表示装置に表示させてもよい。
また、表示装置制御部は、省エネ制御装置からの信号が切断される直前に記憶媒体に記録された文書データを特定し、画像処理部に特定した文書データから文書画像を生成させてもよい。
また、ユーザ操作に応じて、表示装置に表示された文書画像の閲覧箇所の指定入力をする入力部を備え、表示装置制御部は、入力部により入力された文書画像の閲覧箇所の指定入力に応じて、文書画像の閲覧箇所の文書データを特定し、画像処理部に特定した文書データから文書画像を生成させてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザの入力操作に応じて省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を、表示装置に表示させる表示制御装置において、省エネ制御装置から提供された画面情報を記憶媒体に記録するステップと、省エネ制御装置が省電力モードに切り替えられて省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、記憶媒体に記録された画面情報を表示装置に表示させるステップと、を含むことを特徴とする、表示制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザの入力操作に応じて省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を、表示装置に表示させる表示制御装置において、省エネ制御装置は、表示制御装置への画像情報を提供する表示処理部と、ユーザの入力操作が所定時間検出されなかった場合に省電力モードに切り替える省エネ制御部と、を備え、表示処理部は、省エネ制御部により省電力モードに切り替えられた場合に、表示制御装置への画像情報の提供を中止し、表示制御装置は、省エネ制御装置から提供された画面情報を記憶媒体に記録する記録部と、省エネ制御装置が省電力モードに切り替えられて省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、記憶媒体に記録された画面情報を表示装置に表示させる表示装置制御部と、を備えることを特徴とする、表示制御システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、省電力モード時に省電力効果を損なうことなく画面データを閲覧することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる表示制御システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる省エネ制御装置の処理の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる表示制御装置の処理の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるモニタ電源をオフする場合の表示制御装置の処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる表示制御システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる省エネ制御装置の処理の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる表示制御装置の処理の詳細を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す順序に従って、当該「発明を実施するための形態」を説明する。
〔1〕本実施形態の目的
〔2〕第1実施形態
〔2−1〕省エネ制御装置および表示制御装置の機能構成
〔2−2〕省エネ制御装置および表示制御装置の処理の詳細
〔3〕第2実施形態
〔3−1〕省エネ制御装置および表示制御装置の機能構成
〔3−2〕省エネ制御装置および表示制御装置の処理の詳細
〔1〕本実施形態の目的
まず、本発明の実施形態の目的について説明する。従来、PC(Personal Computer)等の情報処理装置において、環境保全のため、低電力モードやスリープモードなどの省電力モードが備えられている。これらの省電力モードでは、ユーザ操作が行われなくなってから所定時間経過後にスリープ等のモードに移行することとなっている。頻繁なスリープモードへの遷移はユーザの利便性を低下するが、一方で、スリープモード等へ遷移するまでの待機時間は電力を無駄に消費してしまうという問題があった。
そこで、省電力モードの移行が頻繁に起きてもユーザの利便性を低下させることがない技術が開示されている。この技術では、省電力モードに移行する直前に表示手段に表示していた画面のデータを保存し、省電力モードに移行した時刻と復帰した時刻とから省電力モードに以降していた時間を計測する。そして、省電力モードに移行している時間が所定時間より短い場合には、同一ユーザによる連続性のある使用と判定して、保存した画面データを表示させている。これにより、省電力モードの変更が頻繁に起きても、ユーザの利便性の低下を防止することが可能となる。
しかし、上記技術では、省電力モードに移行している時間が所定時間より短い場合にしか、同一ユーザによる連続性のある使用と判定して保存した画面データを表示させることができない。すなわち、画面データの閲覧のみが目的である場合などであっても、省電力モードに移行している時間が所定時間よりも長くなれば省電力モードから復帰されてしまうため、省電力効果が得られ難いという問題があった。そこで、上記のような事情を一着眼点として、本発明の実施形態にかかる表示制御システムが創作されるに至った。本実施形態にかかる表示制御システムは、省電力モード時に省電力効果を損なうことなく画面データを閲覧することが可能となる。
〔2〕第1実施形態
以上、本発明の実施形態の目的について説明した。次に、図1を参照して、本実施形態にかかる表示制御システム1の構成について説明する。表示制御システム1は、表示制御装置10および省エネ制御装置20から構成される。表示制御装置10としては、例えば、パーソナルコンピュータ等における表示装置を備えるコンピュータ装置を例示できる。省エネ制御装置20としては、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置を例示できる。例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータにおいて、パーソナルコンピュータ本体を省エネ制御装置20として、パーソナルコンピュータ本体とは別体のモニタを含む装置を表示制御装置10として例示することができる。
〔2−1〕省エネ制御装置および表示制御装置の機能構成
図1の機能構成を説明する前に、表示制御装置10のハードウェア構成の一例について説明する。表示制御装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、入力装置と、出力装置と、ストレージ装置(HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、FDD(Floppy(登録商標) Disk Drive)などを備える。
CPUは、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って表示制御装置10の動作全般を制御する。また、CPUは、マイクロプロセッサであってもよい。ROMは、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAMは、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。
入力装置は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPUに出力する入力制御回路などから構成されている。
出力装置は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Display)装置およびランプなどの表示装置と、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置で構成される。
ストレージ装置は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ストレージ装置は、例えば、HDD等で構成される。このストレージ装置は、ハードディスクを駆動し、CPUが実行するプログラムや各種データを格納する。
以上、表示制御装置10のハードウェア構成について説明した。なお、省エネ制御装置20は、表示制御装置10とほぼ同様のハードウェア構成を有するため、説明を省略する。図1に示したように、表示制御装置10は、表示装置制御部102、表示装置106、記憶装置104などを備える。入力手段15は、上記した入力装置により構成される。入力手段15は、表示制御装置10とは別体の装置としたが、表示制御装置10と入力手段15とを一体の装置として構成してもよい。
表示装置制御部102は、コンピュータにより構成され、その動作は、上記したROMに記憶されたプログラムをもとに、CPUで実行される。表示装置制御部102は、省エネ制御装置20の表示処理部210からの信号が切断された場合に、後述する記憶装置104に記録された画面情報を表示装置106に表示させる機能を有する。
例えば、省エネ制御装置20からの信号が切断された後には、省エネ制御装置20からの信号が切断される直前に記憶装置104に記録された画面情報を表示装置106に表示させる。これにより、省エネモードに移行する直前にユーザが表示装置106において閲覧していた表示画面を、継続して表示装置106に表示させることが可能となる。
また、表示装置制御部102は、省エネ制御装置20からの信号が切断された場合に、表示装置106の電源をオフするようにしてもよい。そして、入力手段15を介してユーザ操作により表示装置106の電源オンボタンが押下された場合に、表示装置106の電源をオンする。このように、ユーザ操作に応じて表示装置106の電源をオンした場合には、表示装置制御部102は記憶装置104に記録されている画面情報を表示装置106に表示させる。これにより、画面データの閲覧のみが目的である場合に、省エネ表示制御装置10における省電力モードを維持したまま、閲覧のための画面データを表示装置106に表示させることが可能となる。
省エネ制御装置20が省電力モードから通常モードに復帰した場合には、省エネ制御装置20から画面情報が提供される。この場合、表示装置制御部102は、通常通り、省エネ制御装置20から提供された画面情報を表示装置106に表示させる。
記憶装置104は、上記したストレージ装置(HDD等)により構成され、省エネ制御装置20から提供された画面情報を記憶している。上記した表示装置制御部102は、記憶装置104に画面情報を記録する記録部としての機能も有する。記憶装置104には、省エネ制御装置20が省電力モードに移行する直前に省エネ制御装置20から提供された画面情報が記録されるようにしてもよい。すなわち、表示装置制御部102により、省エネ制御装置20からの信号が切断されたと判断される直前に表示装置106に表示される画面情報を記録する。また、定期的に省エネ制御装置20から提供された画面情報を記録するようにしてもよい。
表示装置106は、上記した出力装置により構成され、表示装置制御部102から提供される画面情報をモニタに表示する機能を有する。また、表示装置制御部102の制御のもと、モニタの電源のオン/オフを行う。以上、表示制御装置10の機能構成について説明した。
次に、省エネ制御装置20の機能構成について説明する。図1に示したように、省エネ制御装置20は、入力検出部202、離席時間計測部204、離席判定部206、省エネ制御部208、表示処理部210などを備える。入力手段25は、省エネ制御装置20とは別体の装置としたが、省エネ制御装置20と入力手段25とを一体の装置として構成してもよい。
入力検出部202は、入力手段25を介してユーザからの入力の有無を検出する機能を有する。例えば、入力手段25が省エネ制御装置20に接続されているキーボードであった場合には、ユーザによりキーボード入力がなされているか否かを検出する。また、入力手段25が省エネ制御装置20に接続されているマウスであった場合には、ユーザによりマウス操作がなされているか否かを検出する。入力検出部202は、検出結果を離席時間計測部204および省エネ制御部208に提供する。
離席時間計測部204は、入力検出部202により提供された検出結果を元に、ユーザが離席していた時間を計測する機能を有する。ユーザが離席していた時間とは、ユーザがPCのマウスやキーボードを操作していない時間を意味する。すなわち、入力検出部202により入力が検出されていない時間を計測することにより、離席していた時間を計測することができる。離席時間計測部204は、計測した時間を離席判定部206に提供する。
離席判定部206は、離席時間計測部204により提供された時間を元に、ユーザが離席していたか否かを判定する。例えば、離席時間計測部204により提供された時間が所定時間より短い場合にはユーザが離席していないと判定し、離席時間計測部204により提供された時間が所定時間より長い場合にはユーザが離席していると判定する。離席判定部206が、ユーザが離席していると判定する所定時間は、数分程度であってもよい。当該所定時間は、ユーザ入力により設定するようにしてもよいし、予め設定してもよい。離席判定部206は、判定結果を省エネ制御部208に提供する。
省エネ制御部208は離席判定部206により提供された判定結果に基づいて省電力モードに移行する機能を有する。離席判定部206により、ユーザが離席しているという判定結果が提供された場合には、時間経過に伴い、モニタオフやHDDオフ、入力検出部202によるユーザ操作の監視以外の各部の処理を休止させるスタンバイなどの省電力モードに移行する。また、省電力モードに移行した後に、入力検出部202によりユーザの入力が検出された場合には、省電力モードから通常モードに移行する。具体的には、表示処理部210から表示制御装置10への信号の送信を実行させる。
表示処理部210は、省エネ制御部208の制御の下、画像処理を行い、表示制御装置10に画像データを送信して表示命令を行う機能を有する。表示処理部210は、例えば、画像処理を行い、画像処理した信号を送信するグラフィックボードなどを例示できる。上記したように、省エネ制御部208により省電力モードに移行した後は、表示処理部210の処理も休止されるため、表示処理部210による画像処理および画像データの送信処理が休止され、表示制御装置10への信号が切断される。
なお、上記入力検出部202、離席時間計測部204、離席判定部206、省エネ制御部208、表示処理部210は、コンピュータにより構成され、その動作は、上記したROMに記憶されたプログラムをもとに、CPUで実行される。以上、省エネ制御装置20の機能構成について説明した。
〔2−2〕省エネ制御装置および表示制御装置の処理の詳細
次に、表示制御装置10および省エネ制御装置20の処理の詳細について説明する。まず、図2を参照して、省エネ制御装置20の処理の詳細について説明する。図2は、省エネ制御装置20の処理の詳細を示すフローチャートである。図2に示したように、入力検出部202は、ユーザによる入力の有無を検出する(S102)。
ステップS102において、ユーザによる入力が無いと判定された場合には、離席判定部206が離席判定を行う(S104)。ステップS102において、ユーザによる入力が有ると判定された場合には、ステップS114の処理を実行する。
ステップS104において、離席判定部206は、離席時間計測部204から提供された離席時間が所定の省電力モード移行時間より長いか否かを判定する。ステップS104において、離席時間が省電力モード移行時間より長いと判定された場合には、省電力モードに移行する(S106)。
ステップS104において、離席時間が省電力モード移行時間より短いと判定された場合には、省電力モードに移行せずにステップS114の処理を実行する。例えば、省電力モード移行時間が2分に設定されている場合に、離席時間が1分の場合には省電力モードには移行しない。一方、離席時間が2分を超えている場合には、省電力モードに移行する。
そして、ステップS106において省電力モードに移行した後に、表示処理部210の処理を停止する(S108)。ステップS106において省電力モードに移行した後は、ユーザ操作の監視以外の各部の処理を休止させる。したがって、ステップS108においては、表示処理部210の処理を停止するとともに、入力検出部202以外の各部の処理を停止する。
そして、入力検出部202は、ユーザによる入力の有無を検出する(S110)。ステップS106において省電力モードに移行した後に、ステップS110においてユーザにより入力が有ると判定された場合には、省電力モードから復帰する(S112)。ステップS112において、省電力モードから復帰した場合には、省エネ制御部208の制御の下、省エネ制御装置20の各部が通常処理を実行する。ステップS110において、ユーザによる入力が無いと判定された場合には、再度ユーザにより入力が検出されるまでステップS110の処理を繰り返す。
ステップS112において、省電力モードから復帰した場合には、表示制御装置10へ画像データ等の信号を送信する(S114)。ステップS114は、省エネ制御装置20が省電力モードに移行する前および、省電力モードから復帰した場合に実行される通常の処理である。ステップS114の処理を実行した後、ステップS102の処理に戻り、入力検出を行う(S102)。以上、省エネ制御装置20の処理の詳細について説明した。
次に、図3を参照して、表示制御装置10の処理の詳細について説明する。図3は、表示制御装置10の処理の詳細を示すフローチャートである。図3に示したように、まず、表示装置制御部102は、省エネ制御装置20の表示処理部210からの信号を受信する(S202)。そして、表示装置制御部102は、ステップS202において受信した画像データ等の信号を表示装置106に表示する(S204)。ステップS204における表示装置106への表示は通常表示である。
そして、ステップS202において受信した画面情報を記憶装置104に保存する(S206)。表示装置制御部102は、省エネ制御装置20の表示処理部210からの信号の有無を判定する(S208)。ステップS208において、表示処理部210からの信号が有ると判定された場合には、ステップS202〜ステップS206の処理を実行する。
一方、ステップS208において、表示処理部210からの信号が無いと判定された場合には、ステップS206において保存した画面情報を表示装置106に表示する(S210)。ステップS208において、表示処理部210からの信号が無い場合とは、省エネ制御装置20が省電力モードに移行したことを意味する。すなわち、省エネ制御装置20は入力検出部202以外の各処理の実行を停止している状態である。本実施形態では、表示装置106に記憶装置104に記憶されている画面情報を表示させることにより、省エネ制御装置20は省電力モードに移行した状態で、表示装置106における画面の閲覧のみ可能となる。
そして、表示装置制御部102は、省エネ制御装置20の表示処理部210からの信号の有無を判定する(S212)。ステップS212において、表示処理部210からの信号が無いと判定された場合には、表示装置106に引き続き画面情報を表示させて、再度表示処理部210からの信号が有るまでステップS212の処理を繰り返す。
また、ステップS212において、表示処理部210からの信号が有ると判定された場合には、表示処理部210から信号を受信して(S202)、画像データを表示装置106に表示させる(S204)。ステップS212において、表示処理部210からの信号が有った場合とは、省エネ制御装置20が省電力モードから復帰して、表示処理部210が通常の処理を実行することを意味する。以上、表示制御装置10の処理の詳細について説明した。
なお、上記ステップS206の画面情報保存処理において、ユーザが閲覧している画面ではなく、スクリーンセーバ画面や操作中の画面を保存してしまうことが考えられる。画面情報保存処理においてスクリーンセーバ画面や操作中の画面を保存してしまうことを避けるために、画面情報を毎回記憶装置104に保存して更新するのではなく、一定時間以内に画面情報の変化が少ない場合のみ記憶装置104に保存して更新する方法を用いることができる。
例えば、画面情報保存処理において、画面情報を一時的に保存(バッファリング)し、当該画面情報と前回(又は一定時間以内に)一時保存した画面情報とを比較する。そして、前回(又は一定時間以内)から閾値以上の面積で変化がない場合のみ、最後に一時的に保存(バッファリング)した画面情報を記憶装置104に保存する。
一方、前回(又は一定時間以内)から閾値以上の面積で変化がある場合には、スクリーンセーバであると判断して、画面情報の保存を行わない。これにより、キーボードやマウス入力が無い場合であれば、画面の変化はほとんど無いため、閲覧中の画面情報が保存される。また、画面変化の大きいスクリーンセーバは保存されないため、スクリーンセーバの画面情報が誤って保存されることなく、省電力モードに移行することが可能となる。
また、キーボードやマウス操作がなされている間は、画面が変化して画面情報が保存されないこととなる。この場合には、省電力モードに移行することは無いため、画面情報を保存する必要はない。
次に、図4を参照して、本実施形態において、表示装置106のモニタ電源をオフする場合の表示制御装置10の処理の詳細について説明する。図4は、モニタ電源をオフする場合の表示制御装置10の処理の詳細を示すフローチャートである。図4に示したように、まず、表示装置制御部102は、省エネ制御装置20の表示処理部210からの信号を受信する(S252)。そして、表示装置制御部102は、ステップS252において受信した画像データ等の信号を表示装置106に表示する(S254)。ステップS254における表示装置106への表示は通常表示である。
そして、ステップS252において受信した画面情報を記憶装置104に保存する(S256)。表示装置制御部102は、省エネ制御装置20の表示処理部210からの信号の有無を判定する(S258)。ステップS258において、表示処理部210からの信号が有ると判定された場合には、ステップS252〜ステップS256の処理を実行する。
一方、ステップS258において、表示処理部210からの信号が無いと判定された場合には、表示装置制御部102は、表示装置106のモニタ電源をオフする(S260)。ステップS260において、モニタ電源をオフすることにより、通常の低電力モードやスリープモードと同様の状態となる。
次に、表示装置制御部102は、入力手段15を介してモニタ電源など表示装置106の電源ボタンが押下されたか否かを判定する(S262)。ステップS262において、電源ボタンが押下されたと判定された場合には、ステップS256において保存した画面情報を表示する(S264)。一方、ステップS262において、電源ボタンが押下されていない場合には、ステップS264の処理を実行せず、保存した画面情報の表示は行わない。
そして、表示装置制御部102は、省エネ制御装置20の表示処理部210からの信号の有無を判定する(S266)。ステップS266において、表示処理部210からの信号が無いと判定された場合には、ステップS262の処理に戻り、再度、電源ボタンが押下されたか否かの判断を行う(S262)。
また、ステップS266において、表示処理部210からの信号が有ると判定された場合には、表示処理部210から信号を受信して(S252)、画像データを表示装置106に表示させる(S254)。ステップS266において、表示処理部210からの信号が有った場合とは、省エネ制御装置20が省電力モードから復帰して、表示処理部210が通常の処理を実行することを意味する。以上、モニタ電源をオフする場合の表示制御装置10の処理の詳細について説明した。
上記実施形態によれば、表示制御装置10は、省エネ制御装置20から提供された画面情報を記憶装置104に記録し、省エネ制御装置20が省電力モードに切り替えられて省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、記憶装置104に記録された画面情報を表示装置106に表示させる。表示装置106には、省エネ制御装置20が省電力モードに切り替えられる前に記憶装置104に記憶された画面情報を表示装置106に表示する。また、省エネ制御装置20からの信号が切断された場合に、表示装置106の電源をオフして、ユーザ操作により表示装置106の電源がオンされた場合に、記憶装置104に記憶されている画面情報を表示装置106に表示させる。
これにより、省エネモードに移行する直前にユーザが表示装置106において閲覧していた表示画面を、継続して表示装置106に表示させることが可能となる。したがって、画面データの閲覧のみが目的である場合に、省エネ表示制御装置10における省電力モードを維持したまま、閲覧のための画面データを表示装置106に表示させることが可能となる。
〔3〕第2実施形態
つぎに、第2実施形態について説明する。第1実施形態における表示制御システム1では、画面データを表示させるのみで、省電力モード移行時に画面内に表示されていない部分をスクロール表示させたり、複数ページからなる文書データを表示させたりすることは困難であった。そこで、本実施形態にかかる表示制御システム1′では、複数ページからなる文書ファイルについて、省電力モード移行時に画面内に表示されていない部分を表示させたり、ページをスクロールしたりすることを可能とした。以下では、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と同様の機能や処理については説明を省略する。
〔3−1〕省エネ制御装置および表示制御装置の機能構成
図5は、本実施形態にかかる表示制御システム1′の構成を示すブロック図である。図5に示した表示制御装置10′および省エネ制御装置20′は、第1実施形態の表示制御装置10および省エネ制御装置20と同様のハードウェア構成を備えるため、ハードウェア構成についての説明は省略する。
図5に示したように、表示制御装置10′は、表示装置制御部102、表示装置106、記憶装置104、画像処理部108、文書データ入力部110などを備える。入力手段15は、上記した入力装置により構成される。入力手段15は、表示制御装置10′とは別体の装置としたが、表示制御装置10′と入力手段15とを一体の装置として構成してもよい。
表示装置制御部102は、コンピュータにより構成され、その動作は、上記したROMに記憶されたプログラムをもとに、CPUで実行される。表示装置制御部102は、省エネ制御装置20′の表示処理部210からの信号が切断された場合に、後述する画像処理部108から提供される画像データを表示装置106に表示させる機能を有する。画像処理部108から提供される画像データは、例えば、複数ページからなる文書ファイル等の画像データである。
例えば、省エネ制御装置20′からの信号が切断された後には、省エネ制御装置20′からの信号が切断される前に省エネ制御装置20′から送信された文書データを表示装置106に表示させる。これにより、省エネモードに移行する前にユーザが閲覧していた文書ファイルのすべてを表示装置106に表示させることが可能となる。
また、表示装置制御部102は、入力手段15を介して入力されたユーザ操作に応じて、表示装置106に表示している文書データのスクロールを行う。これにより、省エネ制御装置20′は省電力モードを維持したまま、表示制御装置10′においてユーザが閲覧していた文書ファイルのすべてを閲覧することが可能となる。
また表示装置制御部102は、省エネ制御装置20′の入力検出部202に対して、省電力モードから通常モードに移行するためのユーザ操作(復帰操作)があったか否かを通知する。例えば、ユーザ操作により、表示画面に表示されている文書ファイルの閲覧が中止された場合には、復帰操作があったと判断するようにしてもよい。また、表示装置106に表示されている表示画面のメニュー画面から明示的に復帰操作をさせるようにしてもよい。また、ユーザ操作により、表示装置106に表示されている文書ファイルの最後までスクロールが行われた場合には、復帰操作があったと判断するようにしてもよい。また、特定のキー操作を復帰操作とするようにしてもよい。
省エネ制御装置20が省電力モードから通常モードに復帰した場合には、省エネ制御装置20から画面情報が提供される。この場合、表示装置制御部102は、通常通り、省エネ制御装置20から提供された画面情報を表示装置106に表示させる。
記憶装置104は、上記したストレージ装置(HDD等)により構成され、文書データ入力部110から提供された文書データを記憶している。記憶装置104には、省エネ制御装置20が省電力モードに移行する前に文書データ入力部110から提供された文書データが記録される。
表示装置106は、上記した出力装置により構成され、表示装置制御部102から提供される文書データの画面情報をモニタに表示する機能を有する。また、表示装置制御部102の制御のもと、モニタの電源のオン/オフを行ったり、表示画面のスクロールを行ったりする。
画像処理部108は、記憶装置104に記憶されている文書データの画像処理を行い、表示装置制御部102に画像データ(文書画像)を提供する機能を有する。画像処理部108は、例えば、画像処理を行い、画像処理した信号を送信するグラフィックボードなどを例示できる。
文書データ入力部110は、省エネ制御装置20′の文書データ出力部212から文書データを受信する機能を有する。文書データ入力部110は、文書データ出力部212から受信した文書データを記憶装置104に記録する機能も有するようにしてもよい。以上、表示制御装置10′の機能構成について説明した。
次に、省エネ制御装置20′の機能構成について説明する。図5に示したように、省エネ制御装置20′は、入力検出部202、離席時間計測部204、離席判定部206、省エネ制御部208、表示処理部210、文書データ出力部212などを備える。省エネ制御装置20′は、第1実施形態とは、文書データ出力部212を備える点で異なっている。
以下では、文書データ出力部212について主に説明し、第1実施形態と同様の機能構成については詳細な説明を省略する。文書データ出力部212は、省エネ制御部208の制御のもと、文書データを表示制御装置10′に送信する機能を有する。省エネ制御部208は、省電力モードに移行した場合には、入力検出部202によるユーザ操作の監視以外の各部の処理を休止するスタンバイなどの状態となる。
本実施形態では、省エネ制御部208は、省電力モードに移行する前に、ユーザが閲覧している文書ファイルのデータを表示制御装置10′に送信するよう文書データ出力部212に指示する。文書データ出力部212により文書データが表示制御装置10′に送信された後に、省エネ制御部208は、入力検出部202によるユーザ操作の監視以外の各部の処理を休止するスタンバイなどの状態となる。
また、本実施形態では、入力手段は表示制御装置10′に備えられているため、入力検出部202は、表示装置制御部102からの信号に基づいてユーザの入力検出を行う。表示装置制御部102からは、上記したように、ユーザによる復帰操作がなされたか否かが通知される。入力検出部202は、表示装置制御部102からユーザによる復帰操作がなされたことを通知された場合に、省エネ制御部208に復帰操作の検出結果を通知する。以上、省エネ制御装置20′の機能構成について説明した。
〔3−2〕省エネ制御装置および表示制御装置の処理の詳細
次に、表示制御装置10′および省エネ制御装置20′の処理の詳細について説明する。まず、図6を参照して、省エネ制御装置20′の処理の詳細について説明する。図6は、省エネ制御装置20′の処理の詳細を示すフローチャートである。図6に示したように、入力検出部202は、表示制御装置10′からの入力信号を受信する(S302)。
そして、入力検出部202は、ステップS302において受信した入力信号に基づいて、ユーザによる入力の有無を検出する(S304)。ステップS304において、ユーザによる入力が無いと判定された場合には、文書データ出力部212は文書データを表示制御装置10′に送信する(S306)。一方、ステップS304において、ユーザによる入力が有ると判定された場合には、ステップS328の処理を実行する。
そして、離席判定部206は、離席時間計測部204から提供された離席時間が所定の省電力モード移行時間より長いか否かを判定する(S308)。ステップS308において、離席時間が省電力モード移行時間より長いと判定された場合には、省電力モードに移行する(S310)。ステップS308において、離席時間が省電力モード移行時間より短いと判定された場合には、省電力モードに移行せずにステップS328の処理を実行する。
そして、ステップS310において省電力モードに移行した後に、表示処理部210の処理を停止する(S312)。ステップS310において省電力モードに移行した後は、ユーザ操作の監視以外の各部の処理を休止させる。したがって、ステップS312においては、表示処理部210の処理を停止するとともに、入力検出部202以外の各部の処理を停止する。
その後、入力検出部202は、表示制御装置10′からの入力信号を受信する(S322)。入力検出部202は、ステップS322において受信した入力信号に基づいて、ユーザによる入力の有無を検出する(S324)。ステップS324において、ユーザにより入力が有ると判定された場合には、省電力モードから復帰する(S326)。
ステップS326において、省電力モードから復帰する場合とは、上記したように、例えば、ユーザ操作により、表示画面に表示されている文書ファイルの閲覧が中止された場合に、復帰操作があったと判断する。また、表示装置106に表示されている表示画面のメニュー画面から明示的に復帰操作をさせるようにしてもよい。また、ユーザ操作により、表示装置106に表示されている文書ファイルの最後までスクロールが行われた場合には、復帰操作があったと判断するようにしてもよい。また、特定のキー操作を復帰操作とするようにしてもよい。
ステップS326において、省電力モードから復帰した場合には、省エネ制御部208の制御の下、省エネ制御装置20′の各部が通常処理を実行する。ステップS324において、ユーザによる入力が無いと判定された場合には、再度ユーザにより入力が検出されるまでステップS324の処理を繰り返す。
ステップS326において、省電力モードから復帰した場合には、表示制御装置10′へ画像データ等の信号を送信する(S328)。ステップS328は、省エネ制御装置お20′が省電力モードに移行する前および、省電力モードから復帰した場合に実行される通常の処理である。ステップS328の処理を実行した後、ステップS304の処理に戻り、入力検出を行う(S304)。以上、省エネ制御装置20′の処理の詳細について説明した。
次に、図7を参照して、表示制御装置10′の処理の詳細について説明する。図7は、表示制御装置10′の処理の詳細を示すフローチャートである。図7に示したように、まず。表示装置制御部102は、入力手段15を介して、ユーザ操作による入力があったか否かを判定する(S402)。
ステップS402において、ユーザによる入力が無いと判定された場合には、文書データ入力部110は、省エネ制御装置20′の文書データ出力部212から文書データを受信する(S404)。一方、ステップS402において、ユーザによる入力が有ると判定された場合には、ステップS416以降の処理を実行する。そして、ステップS404において受信した文書データを記憶装置104に保存する(S406)。さらに、ステップS406において記憶装置104において保存した文書データを表示装置106に表示する(S408)。ステップS408においては、ユーザが閲覧していた文書ファイルの該当ページを表示させてもよいし、文書ファイルの先頭ページを表示させるようにしてもよい。
そして、表示装置制御部102は、入力手段15を介して、ユーザによる閲覧操作の有無を判定する(S410)。ステップS410において、ユーザによる閲覧操作が有ると判定された場合には、入力された閲覧操作に応じて指定された画面情報を表示装置106に表示する(S412)。ステップS410において、ユーザによる閲覧操作が無いと判定された場合には、ステップS414の処理を実行する。
次に、表示装置制御部102は、復帰操作の有無を判定する(S414)。復帰操作とは、上記したように、ユーザにより、復帰操作のための特定のキーが押下されたことをいう。ステップS414において、復帰操作が有ったと判定された場合には、ステップS416以降の処理を実行する。また、ステップS414において、復帰操作が無かったと判定された場合には、ステップS410〜ステップS414の処理を実行する。
ステップS414において、復帰操作が有ったと判定された場合には、表示装置制御部102は、省エネ制御装置20′へ復帰操作が有ったことを意味する入力信号を送信する(S416)。そして、省エネ制御装置20′の表示処理部210からの信号を受信して(S418)、画像データを表示装置106に表示させる(S420)。ステップS420における表示装置106への表示は通常表示である。ステップS420の処理を実行した後、ステップS402の処理に戻り、入力検出を行う(S402)。以上、表示制御装置10′の処理の詳細について説明した。
上記実施形態によれば、表示制御装置10′は、省エネ制御装置20′が省電力モードに移行する前に文書データを受信して、受信した文書データを記憶装置104に記録する。そして、省エネ制御装置20′が省電力モードに移行して、省エネ制御装置20′からの信号が切断された場合に、記憶装置104に記憶されている文書データから文書画像を生成して表示装置106に表示させる。
これにより、保存した画面情報を閲覧するだけでなく、複数ページからなる文書ファイルについて、省電力モード移行時に画面内に表示されていない部分を表示させたり、ページをスクロールしたりすることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 表示制御装置
102 表示装置制御部
104 記憶装置
106 表示装置
108 画像処理部
110 文書データ入力部
20 省エネ制御装置
202 入力検出部
204 離席時間計測部
206 離席判定部
208 省エネ制御部
210 表示処理部
212 文書データ出力部

Claims (12)

  1. ユーザの入力操作に応じて省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を、表示装置に表示させる表示制御装置であって、
    前記省エネ制御装置から提供された画面情報を記憶媒体に記録する記録部と、
    前記省エネ制御装置が省電力モードに切り替えられて前記省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、前記記憶媒体に記録された前記画面情報を前記表示装置に表示させる表示装置制御部と、
    を備えることを特徴とする、表示制御装置。
  2. 前記表示装置制御部は、前記省エネ制御装置からの信号が切断された後に、前記省エネ制御装置からの信号が切断される直前に前記記憶媒体に記録された前記画面情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示装置制御部は、前記省エネ制御装置からの信号が切断された場合に前記表示装置の電源をオフし、ユーザ操作に応じて前記表示装置の電源をオンすることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の表示制御装置。
  4. 前記記録部は、前記画面情報を一時的に保存し、
    前記省エネ制御装置から提供された画面情報と一時的に保存した前記画面情報とを比較し、所定の閾値以上の面積で変化がない場合に、一時的に保存した前記画面情報を前記記憶媒体に記録し、所定の閾値以上の面積の変化がある場合に、一時的に保存した前記画面情報を前記記憶媒体に記録しないことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の表示制御装置。
  5. 前記表示装置制御部は、前記省エネ制御装置からの信号が切断されて前記表示装置の電源をオフした後に、ユーザ操作により前記表示装置の電源がオンされた場合に、前記記憶媒体に記録されている前記画面情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の表示制御装置。
  6. 前記省エネ制御装置は、ユーザの入力操作が所定時間検出されなかった場合に省電力モードに切り替えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 前記表示装置制御部は、前記省エネ制御装置がユーザ操作に応じて省電力モードから通常モードに復帰した場合に、前記省エネ制御装置から提供された画面情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の表示制御装置。
  8. 前記省エネ制御装置から文書データを受信する文書データ入力部と、
    前記文書データ入力部により受信された前記文書データを前記表示装置に表示させるための文書画像を生成する画像処理部と、
    を備え、
    前記記録部は、前記文書データ入力部により受信された前記文書データを前記記憶媒体に記録し、
    前記画像処理部は、前記記憶媒体に記録された前記文書データから前記文書画像を生成し、
    前記表示装置制御部は、前記省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、前記画像処理部により生成された前記文書画像を前記表示装置に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の表示制御装置。
  9. 前記表示装置制御部は、前記省エネ制御装置からの信号が切断される直前に前記記憶媒体に記録された前記文書データを特定し、前記画像処理部に前記特定した前記文書データから文書画像を生成させることを特徴とする、請求項8に記載の表示制御装置。
  10. ユーザ操作に応じて、前記表示装置に表示された前記文書画像の閲覧箇所の指定入力をする入力部を備え、
    前記表示装置制御部は、前記入力部により入力された前記文書画像の閲覧箇所の指定入力に応じて、前記文書画像の閲覧箇所の前記文書データを特定し、前記画像処理部に前記特定した前記文書データから文書画像を生成させることを特徴とする、請求項8または9のいずれかに記載の表示制御装置。
  11. ユーザの入力操作に応じて省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を、表示装置に表示させる表示制御装置において、
    前記省エネ制御装置から提供された画面情報を記憶媒体に記録するステップと、
    前記省エネ制御装置が省電力モードに切り替えられて前記省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、前記記憶媒体に記録された前記画面情報を前記表示装置に表示させるステップと、
    を含むことを特徴とする、表示制御方法。
  12. ユーザの入力操作に応じて省電力モードに切り替える省エネ制御装置から提供された画面情報を、表示装置に表示させる表示制御装置において、
    前記省エネ制御装置は、
    前記表示制御装置への画像情報を提供する表示処理部と、
    ユーザの入力操作が所定時間検出されなかった場合に省電力モードに切り替える省エネ制御部と、
    を備え、
    前記表示処理部は、前記省エネ制御部により省電力モードに切り替えられた場合に、表示制御装置への画像情報の提供を中止し、
    前記表示制御装置は、
    前記省エネ制御装置から提供された画面情報を記憶媒体に記録する記録部と、
    前記省エネ制御装置が省電力モードに切り替えられて前記省エネ制御装置からの信号が切断された場合に、前記記憶媒体に記録された前記画面情報を前記表示装置に表示させる表示装置制御部と、
    を備えることを特徴とする、表示制御システム。

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