JP2015095219A - 情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体 Download PDF

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健一 瀬田
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    • G06F2203/04803Split screen, i.e. subdividing the display area or the window area into separate subareas

Abstract

【課題】利用されていないウィンドウのアプリケーションに割当てられている計算資源を有効活用することが可能な情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体を提供する。
【解決手段】表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行う判定部と、前記判定部により前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体に関する。
近年、複数のウィンドウを同時に画面上に表示するマルチウィンドウ機能をOS(Operating System)等の機能として採用することが一般的となっている。しかし、多数のウィンドウを立ち上げると画面の視認性が悪化することがある。
それに対し、特許文献1では、一定時間フォーカスされていないウィンドウの最小化等を行う発明が開示されている。また、特許文献2では、ユーザのキー入力待ち等の特定の状態にないウィンドウの縮小等を行う発明が開示されている。
特開平09−190329号公報 特開平06−202838号公報
しかし、特許文献1および特許文献2で開示された発明では、多数のウィンドウが立ち上げられても画面の視認性は確保されるが、計算資源が枯渇する可能性がある。
例えば、ウィンドウの最小化または縮小によりウィンドウの表示のための計算資源は低減されるものの、ウィンドウのアプリケーションは残存している。そのため、計算資源は当該ウィンドウのアプリケーションに割当てられたままであり、さらに追加でウィンドウが立ち上げられる等すると利用可能な計算資源が枯渇し得る。
そこで、本開示では、利用されていないウィンドウのアプリケーションに割当てられている計算資源を有効活用することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体を提案する。
本開示によれば、表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行う判定部と、前記判定部により前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行うことと、前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させることと、を含む情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータを、表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行う判定部と、前記判定部により前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、として機能させるためのプログラムが記憶された記憶媒体が提供される。
以上説明したように本開示によれば、利用されていないウィンドウのアプリケーションに割当てられている計算資源を有効活用することが可能な情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体が提供される。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の表示するウィンドウの状態遷移図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の終了待機状態のウィンドウの表示の例を示す図である。 本開示の第1の実施形態における情報処理装置の表示されているウィンドウに対して操作が行われた際の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態における情報処理装置により定期的に行われる処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置の表示するウィンドウのアイコン化の例を示す図である。 本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置の表示するウィンドウのサムネイル化の例を示す図である。 本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置の表示するウィンドウが削除されゴミ箱アイコンの表示が変化する例を示す図である。 本開示の第1の実施形態の第5の変形例における情報処理装置の表示するウィンドウの表示領域の変化の例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本開示の第2の実施形態における情報処理装置により定期的に行われる処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示に係る情報処理装置のハードウェア構成を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要
2.本開示の第1の実施形態
2−1.本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の構成
2−2.本開示の第1の実施形態における情報処理装置の処理
2−3.本開示の第1の実施形態の変形例
3.本開示の第2の実施形態
3−1.本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置の構成
3−2.本開示の第2の実施形態における情報処理装置の処理
3−3.本開示の第2の実施形態の変形例
4.本開示の一実施形態に係るハードウェア構成
5.むすび
<1.本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要を説明するための図である。
情報処理装置100は、マルチウィンドウ機能を有する。マルチウィンドウ機能は、計算資源の一部をウィンドウの表示の伴うアプリケーション毎に割当て、複数のアプリケーションに係るウィンドウの生成および管理を行う。そのため、情報処理装置100は、複数のウィンドウを、別途備える表示部114に表示させることが可能である。また、マルチウィンドウ機能は、ウィンドウに対する操作を検知し、操作に対応するウィンドウの表示の変更を行う。このため、情報処理装置100は、例えば、マウス等の入力装置を介したユーザのウィンドウ操作に対応してウィンドウの表示を変更することが可能となる。なお、ウィンドウを伴うアプリケーションに割り当てられた計算資源は、ウィンドウが閉じられてアプリケーションが終了されると解放される。
例えば、図1に示したように、情報処理装置100は、ウィンドウAおよびウィンドウBを表示部114に表示させることが可能である。また、情報処理装置100は、ウィンドウAをユーザが操作していることを検知し、ウィンドウAをウィンドウBの手前に表示させることが可能である。
ここで、ウィンドウが立ち上げられる度に、計算資源の一部がアプリケーションに割り当てられるため、ウィンドウが閉じられずに新規に立ち上げられ続けると、計算資源が枯渇する可能性がある。一方、立ち上げられたウィンドウの中には、既にユーザの目的が達せられ、放置されているウィンドウも存在し得る。そこで、情報処理装置100は、ウィンドウに対する最後の操作から経過した時間に基づいて、既に目的が達せられたと判断されるウィンドウのアプリケーションを終了させる。さらに、アプリケーションが突然終了されるとユーザに不利益となる可能性があるため、情報処理装置100は、アプリケーションを終了させる前にウィンドウの表示を変化させ、ユーザにアプリケーションが終了されることの事前告知を行う。
例えば、図1に示したように、情報処理装置100は、操作が行われているウィンドウAについては通常の表示を行い、最後に操作されてから時間が経過しているウィンドウBについてはウィンドウの表示を半透明にし得る。さらに時間が経過すると、情報処理装置100は、ウィンドウBのアプリケーションを終了させ、ウィンドウBは表示部114から削除される。
このように、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100は、ウィンドウに対する最後の操作から経過した時間に基づいてウィンドウのアプリケーションを終了させる。このため、最後の操作から時間の経過したウィンドウのアプリケーションに割当てられていた計算資源が解放され、計算資源の有効活用が可能となる。なお、図1においては情報処理装置100の一例としてノート型パーソナルコンピュータを示しているが、情報処理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、タブレット端末、テレビジョン等であってもよい。また、説明の便宜上、第1および第2の実施形態による情報処理装置100の各々を、情報処理装置100−1および情報処理装置100−2のように、末尾に実施形態に対応する番号を付することにより区別する。
<2.本開示の第1の実施形態>
[2−1.本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の構成]
以上、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の概要について説明した。次に、図2を参照して、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成について説明する。図2は、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
図2に示したように、情報処理装置100−1は、操作検知部102、メモリ104、判定部106、制御部108、ウィンドウ管理部110、アプリケーション管理部112、および表示部114を備える。
操作検知部102は、ウィンドウに対するユーザ操作の検知を行う。具体的には、操作検知部102は、ユーザが操作する入力装置から得られる入力情報に基づいてウィンドウに対する操作の検知を行う。さらに、操作検知部102は、ウィンドウに対するユーザ操作を検知した場合、当該操作を検知した時刻をメモリ104に記憶させる。
メモリ104は、アプリケーションおよびウィンドウに関する一時的な情報を記憶する。具体的には、メモリ104は、アプリケーションプロセスに関する情報ならびにウィンドウの表示情報、操作情報および状態情報等を記憶する。例えば、ウィンドウの操作情報には、操作検知部102により記憶されるウィンドウに対する操作を検知した時刻が含まれ得る。
判定部106は、ウィンドウの状態遷移の判定処理を実行するかの判定を行う。具体的には、判定部106は、通常状態のウィンドウを終了待機状態にするかの判定を行い、終了待機状態のウィンドウのアプリケーションを終了させるかの判定を行う。なお、終了待機状態のウィンドウとは、ユーザに対してアプリケーションが終了されることを事前告知するために表示が変更されたウィンドウのことを指す。より具体的には、図3を参照して説明する。図3は、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の表示するウィンドウの状態遷移図である。
まず、ウィンドウは、生成されると通常状態となる(E1)。
次に、判定部106は、通常状態のウィンドウ毎に、ウィンドウに対する最後の操作からウィンドウの表示の変更までの時間(以下、第1の時間と呼ぶ。)を算出し、ウィンドウに対する最後の操作から第1の時間を経過しているかの判定を行う。そして、当該第1の時間を経過していると判定されたウィンドウは終了待機状態にされる(E2)。
次に、終了待機状態のウィンドウに対して操作が行われた場合、終了待機状態のウィンドウは通常状態に戻される(E3)。
また、判定部106は、終了待機状態のウィンドウ毎に、終了待機状態にされてからアプリケーションの終了までの時間(以下、第2の時間と呼ぶ。)を算出し、ウィンドウに対する終了待機状態にされてから第2の時間を経過しているかの判定を行う。そして、当該第2の時間を経過していると判定されたウィンドウは閉じられ、当該ウィンドウのアプリケーションは終了される(E4)。
また、通常状態および終了待機状態のウィンドウを閉じる操作が行われた場合、ウィンドウは閉じられ、当該ウィンドウのアプリケーションは終了される(E5)。
上記の第1の時間の算出については、判定部106は、終了待機状態が解除された回数に基づいて第1の時間を算出する。具体的には、判定部106は、終了待機状態のウィンドウに対して操作が行われた回数の増加に応じて当該ウィンドウの第1の時間が長くなるように、第1の時間を算出する。例えば、判定部106は、10*2という計算式を用いて第1の時間を算出し得る。nは、単位時間内に当該ウィンドウにおいて終了待機状態で操作が行われた回数である。なお、単位時間は情報処理装置100−1の起動から終了までの時間であり得る。
このように、判定部106は、終了待機状態のウィンドウに対して操作が行われた回数の増加に応じて長くなるように、第1の時間を算出する。このため、ユーザが頻繁に操作するウィンドウが終了待機状態に遷移されにくくなり、ウィンドウの終了待機状態を解除するためのユーザの操作回数を低減することが可能となる。なお、上記では、判定部106が第1の時間を算出する例を説明したが、判定部106は、メモリ104等に記憶される所定の時間を用いて第1の時間を経過しているかの判定を行ってもよい。このため、第1の時間の算出処理を省くことにより、情報処理装置100−1の処理速度を向上させることが可能となる。
また、上記の第2の時間の算出については、判定部106は、所定の時間を第2の時間として用いる。例えば、判定部106は、終了待機状態にされてから10分経過しているかの判定を行い得る。
なお、上記では、第1および第2の時間の算出方法はそれぞれ異なる例を説明したが、判定部106は、第1および第2の時間の算出について、同じ算出方法を用いてもよい。このように、第1の時間の変化に合わせて第2の時間が変化することにより、終了待機状態が長いアプリケーションは終了されにくくなり、終了待機状態が短いアプリケーションは終了されやすくなるため、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
ここで図2を参照して情報処理装置100−1の構成の説明に戻ると、制御部108は、判定部106の判定結果に基づいて、ウィンドウの表示の制御およびウィンドウに係るアプリケーションの制御を行う。具体的には、制御部108は、判定部106により第1の時間を経過していると判定された通常状態のウィンドウの表示をウィンドウ管理部110に変更させる。また、制御部108は、判定部106により第2の時間が経過していると判定された終了待機状態のウィンドウのアプリケーションをアプリケーション管理部112に終了させる。
ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの生成および表示変更を行う。具体的には、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112からの指示に基づいてアプリケーションに係るウィンドウを生成する。例えば、アプリケーション管理部112からアプリケーションの処理の実行結果の表示が指示されて実行結果の画像が提供されると、ウィンドウ管理部110は、指示された実行結果の画像を当該アプリケーションのウィンドウに表示させる。
また、ウィンドウ管理部110は、制御部108の指示に基づいてウィンドウの表示を終了待機状態の表示に変更する。そして、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの状態を終了待機状態に変更し、上記の処理が行われた時刻をメモリ104に記憶させる。例えば、ウィンドウ管理部110は、制御部108から指示のあったウィンドウの表示を半透明化し、メモリ104に記憶されるウィンドウの状態を終了待機状態に変更し得る。
また、ウィンドウ管理部110は、操作検知部102により検知されたウィンドウに対する操作に基づいてウィンドウの表示を変更する。さらに、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの状態が終了待機状態である場合、ウィンドウの表示を通常状態の表示に変更する。そして、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの状態を通常状態に変更し、通常状態に戻された回数をインクリメントする。例えば、ウィンドウ管理部110は、操作検知部102によりウィンドウの大きさを変更する操作が検知されると、ウィンドウ管理部110は、検知された操作に基づいて当該ウィンドウの大きさを変更する。そして、当該ウィンドウが終了待機状態である場合、ウィンドウ管理部110は、半透明化されたウィンドウの表示を通常状態のウィンドウの表示に変更する。
なお、上記では、ウィンドウの終了待機状態の表示としてウィンドウの表示が半透明化される例について説明したが、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの終了待機状態の表示としてウィンドウの表示にフィルタ加工を施してもよい。例えば、図4を参照して説明する。図4は、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の終了待機状態のウィンドウの表示の例を示す図である。
まず、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112の指示に基づいてウィンドウを生成する。例えば、図4の左図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAを生成し、表示部114に表示させ得る。
次に、ウィンドウ管理部110は、制御部108の指示に基づいてウィンドウの表示を終了待機状態の表示に変更させる。具体的には、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの表示に対して部分的に表示を欠落させるフィルタ加工を施して、表示を変更させる。例えば、図4の右図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAに対してウィンドウの左上部分および右下部分の表示を欠落させるフィルタ加工を施し、加工が施されたウィンドウAを表示部114に表示させ得る。なお、上記では、ウィンドウの表示の形状を変化させるフィルタ加工の例について説明したが、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの表示の色または模様を変化させるフィルタ加工を施してもよい。例えば、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの表示の色をモノクロームまたはセピア調等に変化させるフィルタ加工を施し得る。また、ウィンドウ管理部110は、複数のフィルタ加工を組み合わせて施してもよい。例えば、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの表示の色をモノクロームに変化させるとともに、表示を欠落させるフィルタ加工を施し得る。
ここで図2を参照して情報処理装置100−1の構成の説明に戻ると、アプリケーション管理部112は、アプリケーションプロセスの生成、停止、および終了等の制御を行う。具体的には、アプリケーション管理部112は、アプリケーションに係るウィンドウに対するアプリケーションプロセスからの指示をウィンドウ管理部110への伝達を行う。また、アプリケーション管理部112は、制御部108の指示に基づいて終了待機状態のウィンドウのアプリケーションプロセスを終了させる。より具体的には、アプリケーション管理部112は、ウィンドウ管理部110から削除されたウィンドウの情報が通知されると、通知されたウィンドウに係るアプリケーションと一致する制御部108の削除指示に係るアプリケーションのアプリケーションプロセスを終了させる。そして、アプリケーション管理部112は、メモリ104に記憶されている終了されたアプリケーションプロセスに係る情報を削除させる。
表示部114は、ウィンドウ管理部110の生成するウィンドウを表示させる。
[2−2.本開示の第1の実施形態における情報処理装置の処理]
次に、本開示の第1の実施形態における情報処理装置100−1の処理について説明する。情報処理装置100−1は、ウィンドウに対する操作が行われた場合、および定期的に、ウィンドウの状態を遷移させる処理を行う。このため、ウィンドウに対して操作が行われた場合に行われる処理および定期的に行われる処理の各々について説明する。
まず、図5を参照して、情報処理装置100−1の表示されているウィンドウに対して操作が行われた際の処理について説明する。図5は、本開示の第1の実施形態における情報処理装置100−1の表示されているウィンドウに対して操作が行われた際の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の情報処理装置100−1の構成の説明と重複する説明は省略する。
まず、情報処理装置100−1は、操作検知部102によりウィンドウに対する操作が検知されるまで待機する(ステップS202)。
ステップS202にて、操作検知部102によりウィンドウに対する操作が検知された場合、ウィンドウ管理部110は、操作対象のウィンドウを判別する(ステップS204)。具体的には、ウィンドウ管理部110は、操作を検知した操作検知部102から得られるウィンドウに対する操作情報に基づいて、操作が行われたウィンドウの判別を行う。例えば、ウィンドウ管理部110は、操作検知部102から操作内容および操作が行われた画面上の位置を取得し、メモリ104に記憶されているウィンドウの表示情報に含まれる表示位置と取得した画面上の位置とに基づいて操作が行われたウィンドウを特定し得る。
次に、操作検知部102は、操作を検知した時刻を記録する(ステップS206)。具体的には、操作検知部102は、ステップS204にて判別されたウィンドウに対する操作を検知した時刻を取得し、当該時刻をメモリ104に記憶させる。
次に、情報処理装置100−1は、操作に対応する処理を実行する(ステップS208)。具体的には、ウィンドウ管理部110は、操作内容の判別を行い、検知された操作がウィンドウの表示の変更に関する操作であると判別された場合、ウィンドウ管理部110は、操作検知部102から得られる操作内容に基づいて、ウィンドウの表示を変更させる。また、検知された操作がアプリケーションの処理の実行に関する操作である場合、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112に操作内容を通知し、アプリケーション管理部112は、通知された操作内容に基づいて、アプリケーションの処理を実行する。
次に、ウィンドウ管理部110は、操作が行われたウィンドウが終了待機状態であるかの判定を行う(ステップS210)。具体的には、ウィンドウ管理部110は、メモリ104のウィンドウの状態情報を参照して、操作が行われたウィンドウが終了待機状態であるかの判定を行う。
ステップS210にて、操作が行われたウィンドウが終了待機状態であると判定された場合、ウィンドウ管理部110は、操作が行われたウィンドウを通常状態に戻す(ステップS212)。具体的には、ウィンドウ管理部110は、当該ウィンドウの表示を終了待機状態の表示から通常状態の表示に変更する。さらに、ウィンドウ管理部110は、メモリ104に記憶されている当該ウィンドウの状態情報を終了待機状態から通常状態に変更する。
次に、ウィンドウ管理部110は、通常状態に戻された回数をインクリメントする(ステップS214)。具体的には、ウィンドウ管理部110は、メモリ104に記憶されている当該ウィンドウの終了待機状態において行われた操作回数をインクリメントする。
なお、ステップS210にて、操作が行われたウィンドウが終了待機状態でないと判定された場合、処理は終了される。
次に、図6を参照して、情報処理装置100−1が定期的に行う処理について説明する。図6は、本開示の第1の実施形態における情報処理装置100−1により定期的に行われる処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の情報処理装置100−1の構成の説明と重複する説明は省略する。
まず、判定部106は、ウィンドウが通常状態であるかの判定を行う(ステップS302)。具体的には、判定部106は、メモリ104に記憶されている当該ウィンドウの状態情報を参照して、通常状態であるかの判定を行う。
ステップS302にて、ウィンドウが通常状態であると判定された場合、判定部106は、第1の時間を算出する(ステップS304)。
次に、判定部106は、最後に操作されてから第1の時間が経過しているかの判定を行う(ステップS306)。判定部106は、メモリ104に記憶されている当該ウィンドウの操作を検知した時刻を取得し、取得した時刻に算出された第1の時間を加算した時刻が現在時刻を経過しているかの判定を行う。
ステップS306にて、最後に操作されてから第1の時間が経過していると判定された場合、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウを終了待機状態にする(ステップS308)。
次に、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウを終了待機状態にした時刻を記録する(ステップS310)。
ステップS302にて、ウィンドウが通常状態でないと判定された場合、判定部106は、第2の時間を算出する(ステップS312)。
次に、判定部106は、終了待機状態にされてから第2の時間が経過しているかの判定を行う(ステップS314)。
ステップS314にて、終了待機状態にされてから第2の時間が経過していると判定された場合、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウを削除する(ステップS316)。具体的には、制御部108は、ウィンドウ管理部110に、上記判定に係るウィンドウの削除を指示する。そして、ウィンドウ管理部110は、制御部108の指示に基づいて、ウィンドウの削除を行う。
次に、アプリケーション管理部112は、アプリケーションプロセスを終了する(ステップS318)。具体的には、制御部108は、ウィンドウ管理部110へ削除指示を行ったウィンドウに係るアプリケーションの削除をアプリケーション管理部112に指示する。そして、アプリケーション管理部112は、制御部108の指示に基づいて、当該アプリケーションに係るアプリケーションプロセスを終了し、当該アプリケーションプロセスに関する情報をメモリ104から削除する。
なお、ステップS306にて、最後に操作されてから第1の時間が経過していないと判定された場合、およびステップS314にて、終了待機状態にされてから第2の時間が経過していないと判定された場合、処理は終了される。また、上記フローチャートの処理は、ウィンドウ毎に行われ、ウィンドウ数分繰り返される。
このように、本開示の第1の実施形態によれば、情報処理装置100−1は、ウィンドウに対する最後の操作から第1の時間を経過したウィンドウを終了待機状態にし、終了待機状態とされてから第2の時間を経過したウィンドウのアプリケーションを終了させる。このため、第2の時間を経過したウィンドウのアプリケーションが終了されることにより、操作されなくなったアプリケーションに割当てられた計算資源を有効活用することが可能となる。また、アプリケーションが終了される前に、ウィンドウが終了待機状態にされることにより、アプリケーションが終了されることをユーザが事前に知ることができ、アプリケーションの終了によってユーザに不利益が発生することを抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、定期的にウィンドウの状態遷移の判定処理が行われる例を説明したが、情報処理装置100−1は、発生したイベント等に基づいてウィンドウの状態遷移の判定処理を行ってもよい。例えば、情報処理装置100−1は、追加的にアプリケーションが立ち上げられたことを契機にウィンドウの状態遷移の判定処理を行い得る。このため、発生するイベント等に合わせてウィンドウが終了待機状態に遷移されたりウィンドウのアプリケーションが終了されたりすることにより、情報処理装置100−1の状況に合わせて画面の表示領域および計算資源を有効活用することが可能となる。
[2−3.本開示の第1の実施形態の変形例]
以上、本開示の第1の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の第1〜第5の変形例について説明する。
(第1の変形例)
本実施形態の第1の変形例として、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態の表示として、ウィンドウを当該ウィンドウに対して相対的に小さいオブジェクトに変更してもよい。具体的には、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを当該ウィンドウよりも小さいアイコンに変更する。例えば、図7を参照して説明する。図7は、本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置100−1の表示するウィンドウのアイコン化の例を示す図である。
まず、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112からの指示に基づいてウィンドウの生成を行い、生成されたウィンドウを表示部114に表示させる。例えば、図7の左図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAを生成し、ウィンドウAを表示部114に表示させ得る。
次に、ウィンドウ管理部110は、判定部106によりウィンドウに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定されたウィンドウをアイコンに変更する。例えば、図7の右図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAが判定部106によりウィンドウAに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定された場合、ウィンドウAをアイコン化する。なお、アイコンに対して操作が行われると、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウを終了待機状態から通常状態に戻し、アイコンを元のウィンドウに戻す。また、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション毎に異なるアイコンを表示させてもよい。また、図7においては、アイコンの識別名は、アイコン化前のウィンドウのタイトルである例が示されているが、アイコンの識別名は、アプリケーション名、URL等であってもよい。
このように、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを当該ウィンドウよりも小さいアイコンに変更する。このため、表示領域が縮小されることにより、画面の視認性を向上させることが可能となる。
また、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを当該ウィンドウよりも小さいサムネイルに変更してもよい。例えば、図8を参照して説明する。図8は、本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置100−1の表示するウィンドウのサムネイル化の例を示す図である。
まず、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112からの指示に基づいてウィンドウの生成を行い、生成されたウィンドウを表示部114に表示させる。例えば、図8の左図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAを生成し、ウィンドウAを表示部114に表示させ得る。
次に、ウィンドウ管理部110は、判定部106によりウィンドウに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定されたウィンドウをサムネイルに変更する。例えば、図8の右図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAが判定部106によりウィンドウAに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定された場合、ウィンドウAをサムネイル化する。なお、サムネイルに対して操作が行われると、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウを終了待機状態から通常状態に戻し、サムネイルを元のウィンドウに戻す。また、図8においては、サムネイルの識別名は、サムネイル化前のウィンドウのタイトルである例が示されているが、サムネイルの識別名は、アプリケーション名、URL等であってもよい。
このように、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを当該ウィンドウよりも小さいサムネイルに変更する。このため、ウィンドウが表示された状態で表示領域が縮小されることにより、オブジェクトの中身をユーザが直観的に理解することが可能となる。
また、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを削除し、当該ウィンドウの情報を所定のアイコンのリンク先に保管させてもよい。例えば、図9を参照して説明する。図9は、本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置100−1の表示するウィンドウが削除されゴミ箱アイコンの表示が変化する例を示す図である。
まず、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112からの指示に基づいてウィンドウの生成を行い、リンク先にウィンドウを管理する所定のアイコンの生成を行う。そして、ウィンドウ管理部110は、生成されたウィンドウおよび所定のアイコンを表示部114に表示させる。例えば、図9の左図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAおよびゴミ箱アイコンを生成し得る。なお、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されてから、ゴミ箱アイコンを生成し、表示させてもよい。これにより、ウィンドウが終了待機状態になるまで間の画面の表示領域を有効活用することが可能となる。
次に、ウィンドウ管理部110は、判定部106によりウィンドウに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを削除し、当該ウィンドウの情報を所定のアイコンのリンク先に保管させる。そして、ウィンドウ管理部110は、所定のアイコンに終了待機状態のウィンドウが存在する旨を示す画像を付与する。例えば、図9の右図に示したように、ウィンドウ管理部110は、判定部106によりウィンドウAに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定されたウィンドウAを削除し得る。そして、ゴミ箱アイコンに終了待機状態のウィンドウが1つ存在していることを示す数字の「1」を表示させ得る。なお、ウィンドウ管理部110は、ゴミ箱アイコンが選択されると、ゴミ箱アイコンのリンク先に保管されている終了待機状態のウィンドウの情報を表示するウィンドウ等を生成し得る。そして、当該ウィンドウに表示される終了待機状態のウィンドウの情報を選択する操作等が行われると、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態のウィンドウを通常状態に戻し、ウィンドウを表示させる。
このように、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを削除し、当該ウィンドウの情報を所定のアイコンのリンク先に保管させる。このため、終了待機状態のウィンドウが表示されないことにより、終了待機状態のウィンドウが増加しても画面の表示領域に対する終了待機状態のウィンドウに係る表示が増加することがなく、画面の視認性を向上させることが可能となる。
(第2の変形例)
本実施形態の第2の変形例として、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態にされてからの経過時間に応じてウィンドウの終了待機状態の表示をさらに変更してもよい。具体的には、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを終了待機状態の表示に変更した後、経過時間に応じてウィンドウの表示を徐々に変化させる。例えば、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態の表示としてウィンドウを半透明化させた後、経過時間に応じて当該ウィンドウの透明度を高く変更し得る。なお、上記では、ウィンドウの半透明化の例を説明したが、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態の表示として色または模様等のフィルタ加工をウィンドウに施す場合、経過時間に応じて色または模様等を薄くなるよう変更してもよい。また、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態の表示としてウィンドウの形状を変化させるフィルタ加工をウィンドウに施す場合、経過時間に応じてウィンドウの形状を変化させてもよい。
また、ウィンドウ管理部110は、判定部106により第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを終了待機状態の表示に変更した後、所定の時間が経過するとウィンドウの表示を変化させる。例えば、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態の表示としてウィンドウを半透明化させた後、第2の時間の半分を経過すると当該ウィンドウをアイコンに変更し得る。なお、上記では、ウィンドウがアイコン化される例を説明したが、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウをサムネイル化してもよい。また、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウを削除して所定のアイコンのリンク先に当該ウィンドウの情報を保管させてもよい。
このように、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態にされてからの経過時間に応じてウィンドウの終了待機状態の表示をさらに変更する。このため、終了待機状態にされてからさらに表示が変更されることにより、アプリケーションが終了される時刻が近づいていることをユーザが直観的に理解することが可能となる。
(第3の変形例)
本実施形態の第3の変形例として、判定部106は、所定の条件に該当するアプリケーションのウィンドウについては、第1および第2の時間を経過したかの判定を行わなくてもよい。具体的には、判定部106は、ウィンドウ毎に当該ウィンドウのアプリケーションがメモリ104に記憶されている所定の条件に該当するかの判定を行い、所定の条件に該当すると判定されたアプリケーションのウィンドウについては、第1および第2の時間を経過したかの判定を行わない。例えば、メモリ104に「常時表示を行うアプリケーション」という条件が記憶されている場合、判定部106は、例えば、時刻を表示するアプリケーションのウィンドウが条件に該当すると判定し、当該ウィンドウについては判定処理を行わない。
なお、メモリ104には、判定対象外のアプリケーションが直接的に記憶されてもよい。また、上記の所定の条件および判定対象外のアプリケーションは、ユーザにより追加、変更、および削除等されてもよい。例えば、ユーザのウィンドウに対する所定の操作、例えば、ウィンドウの端部に表示された虫ピン等のアイコンを押下する等の操作が行われると、ウィンドウ管理部110は、操作が行われたウィンドウを判別する。そして、ウィンドウ管理部110は、操作が行われたと判別されたウィンドウのアプリケーションを判定処理の対象外のアプリケーションとしてメモリ104に記憶させ得る。このため、ユーザのウィンドウに対する操作によって判定対象外のアプリケーションが記憶されることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
このように、判定部106は、メモリ104に記憶される所定の条件に該当するアプリケーションのウィンドウについては、判定処理を行わない。このため、所定の条件に該当するアプリケーションのウィンドウが削除されることがなく、所定の条件に該当するウィンドウを表示させ続けることが可能となる。
(第4の変形例)
本実施形態の第4の変形例として、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112により終了されたアプリケーションのウィンドウのアプリケーション終了時の表示を画像として表示させる。そして、アプリケーション管理部112は、当該画像に対してユーザ操作が行われた場合、当該画像に係るウィンドウのアプリケーションを起動してもよい。
具体的には、ウィンドウ管理部110は、制御部108からウィンドウの削除指示を受けた場合、当該指示を受けた時点でのウィンドウの表示を画像として保存する。そして、ウィンドウ管理部110は、当該削除指示に係るウィンドウを削除し、アプリケーション管理部112に削除されたウィンドウの情報を通知する。そして、アプリケーション管理部112は、ウィンドウ管理部110からの通知に係るウィンドウのアプリケーションと一致する制御部108からの終了指示に係るアプリケーションのアプリケーションプロセスを終了させる。ここで、アプリケーション管理部112は、終了されたアプリケーションの終了前の状態をメモリ104に記憶させておく。そして、ウィンドウ管理部110は、保存した画像を表示部114に表示させる。
次に、当該画像に対するユーザ操作が行われると、ウィンドウ管理部110は、操作が行われたウィンドウの情報をアプリケーション管理部112に通知する。通知を受けたアプリケーション管理部112は、通知されたウィンドウに係るアプリケーションの終了前の状態をメモリ104から取得する。そして、アプリケーション管理部112は、取得したアプリケーションの終了前の状態に基づいてアプリケーションを立ち上げ、当該アプリケーションに係るウィンドウの表示指示をウィンドウ管理部110に通知する。通知を受けたウィンドウ管理部110は、表示させている画像を削除し、通知されたウィンドウの表示指示に基づいて、ウィンドウを生成して表示部114に表示させる。
このように、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112により終了されたアプリケーションのウィンドウのアプリケーション終了時の表示を画像として表示させる。そして、アプリケーション管理部112は、当該画像に対してユーザ操作が行われた場合、当該画像に係るウィンドウのアプリケーションを起動する。このため、ユーザにアプリケーションの終了を意識させることなく計算資源の有効活用が可能となる。
なお、本変形例では、ウィンドウ管理部110は、表示された終了待機状態のウィンドウの画像をユーザの操作に基づいて削除してもよい。例えば、ウィンドウ管理部110は、マウスの右クリック操作等が行われた当該画像を削除し得る。このため、当該画像が削除されることにより、画面の視認性を確保することが可能となる。また、ウィンドウ管理部110は、表示された終了待機状態のウィンドウの画像を自動的に削除してもよい。例えば、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態のウィンドウの画像の表示から所定の時間が経過した当該画像を削除し得る。このため、当該画像が自動的に削除されることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、本変形例では、ウィンドウ管理部110は、終了待機状態の表示としてウィンドウをアイコンおよびサムネイル等の通常状態のウィンドウよりも表示領域が小さくなる表示変更を行う。このため、終了待機状態のウィンドウの画像の表示領域が通常状態のウィンドウよりも小さくなることにより、画面の視認性の悪化を抑制することが可能となる。
(第5の変形例)
本実施形態の第5の変形例として、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの表示領域が減少した場合、当該ウィンドウ以外の他のウィンドウの表示領域を広げてもよい。具体的には、ウィンドウ管理部110は、通常状態よりも表示領域が小さくなる終了待機状態の表示にウィンドウを変更した場合、当該ウィンドウの他の通常状態のウィンドウを表示領域が増加するように変更する。例えば、図10を参照して説明する。図10は、本開示の第1の実施形態の第5の変形例における情報処理装置100−1の表示するウィンドウの表示領域の変化の例を示す図である。
まず、ウィンドウ管理部110は、アプリケーション管理部112の指示に基づいてウィンドウを生成し、生成されたウィンドウを表示部114に表示させる。例えば、図10の左図に示したように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウAおよびウィンドウBを表示部114に表示させ得る。
次に、ウィンドウ管理部110は、判定部106によりウィンドウに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを終了待機状態にする。例えば、図10に右図に示したように、ウィンドウ管理部110は、判定部106によりウィンドウに対する最後の操作から第1の時間を経過していると判定されたウィンドウBをサムネイル化し得る。
次に、ウィンドウ管理部110は、通常状態のウィンドウの表示領域を増加させる。例えば、図10の右図に示したように、ウィンドウ管理部110は、通常状態のウィンドウAを垂直方向は維持した状態で水平方向に長く変更し、ウィンドウAの表示領域を増加させ得る。なお、複数の通常状態のウィンドウが存在する場合は、ウィンドウ管理部110は、複数の通常状態のウィンドウの各々のうちの最後に操作されたウィンドウの表示領域を増加させてもよい。このため、この時点でユーザが操作しているウィンドウの表示領域を増加させることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
このように、ウィンドウ管理部110は、ウィンドウの表示領域が減少した場合、当該ウィンドウ以外の他のウィンドウの表示領域を広げる。このため、自動的にウィンドウの表示領域が広げられることにより、ユーザに操作を行わせることなく画面の視認性を向上させることが可能となる。
<3.本開示の第2の実施形態>
以上、本開示の第1の実施形態について説明した。次に、本開示の第2の実施形態について説明する。本開示の第2の実施形態では、情報処理装置100−2は、第1の時間を決定する方法を機械学習により動的に改善する。
[3−1.本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置の構成]
まず、図11を参照して、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の構成について説明する。図11は、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の概略的な機能構成を示すブロック図である。なお、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成と実質的に同一である構成については説明を省略する。
図11に示したように、情報処理装置100−2は、操作検知部102、メモリ104、判定部106、制御部108、ウィンドウ管理部110、アプリケーション管理部112、および表示部114に加えて、情報取得部120を備える。
情報取得部120は、第1の時間を決定するための情報を取得する。例えば、情報取得部120は、計算資源の利用率、生成されているウィンドウに対する操作履歴、ウィンドウのアプリケーションの生成から終了までの時間の統計情報、現在時刻、天候情報、アプリケーションプロセスの計算資源の使用に関する特徴、およびウィンドウのアプリケーションに関連のある他のアプリケーションの情報等を取得し得る。アプリケーションプロセスの計算資源の使用に関する特徴は、例えば、アプリケーションプロセスによる計算資源の占有率または占有時間等であり得る。また、ウィンドウのアプリケーションに関連のある他のアプリケーションの情報は、例えば、アプリケーション間の同期情報または通信情報等であり得る。なお、情報取得部120は、情報処理装置100−2の外部から通信を介して情報を取得し得る。
判定部106は、ウィンドウ毎に、情報取得部120から得られる情報を、機械学習を行う第1の時間を決定する関数に入力し、第1の時間を算出する。具体的には、判定部106は、情報取得部120から得られる情報を第1の時間を決定する関数に入力して算出した第1の時間に基づいて判定処理を行う。そして、当該判定処理により終了待機状態となったウィンドウのアプリケーションが終了された場合、判定部106は、第1の時間を決定する関数に、当該判定処理に係る第1の時間および第1の時間の算出の際に入力とした情報を正例の教師入力とする機械学習を行わせる。なお、機械学習については、一般的な教師あり学習の手法が用いられ得る。
[3−2.本開示の第2の実施形態における情報処理装置の処理]
次に、図12を参照して、本開示の第2の実施形態における情報処理装置100−2が定期的に行うウィンドウの状態遷移の判定処理について説明する。図12は、本開示の第2の実施形態における情報処理装置により定期的に行われる処理を概念的に示すフローチャートである。なお、本開示の第1の実施形態と実質的に同一である処理についての詳細な説明は省略する。
ステップS302にて、ウィンドウが通常状態であると判定された場合、情報取得部120は、第1の時間を決定するための情報を取得する。(ステップS402)。
次に、判定部106は、取得された情報に基づいて第1の時間を算出する(ステップS404)。具体的には、判定部106は、情報取得部120により取得された情報を第1の時間を決定するための関数に入力し、当該関数から第1の時間が出力される。
このように、本開示の第2の実施形態によれば、情報処理装置100−2は、第1の時間を決定する関数を、第1の時間および情報取得部120により取得される情報を教師入力とする機械学習により改善する。このため、第1の時間が適正値に近づけられることにより、終了待機状態から通常状態に戻すユーザ操作の頻度を低減することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態では、第1の時間を決定する方法を機械学習により改善する例を説明したが、情報処理装置100−2は、第2の時間を決定する方法も機械学習により改善するようにしてもよい。例えば、判定部106は、第2の時間を決定する関数に、終了待機状態において第2の時間を経過することによりアプリケーションが終了された後、当該アプリケーションが所定の時間内に再起動されなかった場合における、第2の時間および第2の時間の算出の際に入力とした情報を入力とする教師あり学習を行わせ得る。このため、第2の時間が適正値に近づけられることにより、ユーザの意図に反してアプリケーションが削除される頻度を低減することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
[3−3.本開示の第2の実施形態の変形例]
以上、本開示の第2の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態の変形例として、判定部106は、終了待機状態のウィンドウに対する操作が行われた場合、第1の時間を機械学習の負例の教師入力としてもよい。具体的には、判定部106は、情報取得部120から得られる情報を第1の時間を決定する関数に入力して算出した第1の時間に基づいて判定処理を行う。そして、当該判定処理により終了待機状態とされたウィンドウがユーザ操作により通常状態に戻された場合、判定部106は、第1の時間を決定する関数に、当該判定処理に係る第1の時間および第1の時間の算出の際に入力とした情報を負例の教師入力とする機械学習を行わせる。
このように、判定部106は、終了待機状態のウィンドウに対して操作が行われた場合、第1の時間を機械学習の負例の教師入力とする。このため、正例および負例の両方の入力を第1の時間を決定する関数の機械学習に用いることにより、効率的に機械学習を行わせることができ、出力される第1の時間を正例の入力のみの場合に比べて早期に適正値に近づけることが可能となる。
<4.本開示の一実施形態に係るハードウェア構成>
以上、本発明の実施形態を説明した。上述した情報処理装置100の処理は、ソフトウェアと、以下に説明する情報処理装置100のハードウェアとの協働により実現される。
図13は、本開示に係る情報処理装置100のハードウェア構成を示した説明図である。図13に示したように、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)132と、ROM(Read Only Memory)134と、RAM(Random Access Memory)136と、ブリッジ138と、バス140と、インターフェース142と、入力装置144と、出力装置146と、ストレージ装置148と、ドライブ150と、接続ポート152と、通信装置154とを備える。
CPU132は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムと協働して情報処理装置100内の操作検知部102、判定部106、制御部108、ウィンドウ管理部110、アプリケーション管理部112、および情報取得部120の動作を実現する。また、CPU132は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM134は、CPU132が使用するプログラムまたは演算パラメータ等を記憶する。RAM136は、CPU132の実行にいて使用するプログラムまたは実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。ROM134およびRAM136により、情報処理装置100内のメモリ104の一部を実現する。CPU132、ROM134およびRAM136は、CPUバスなどから構成される内部バスにより相互に接続されている。
入力装置144は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段、およびユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU132に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置100のユーザは、入力装置144を操作することにより、情報処理装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置146は、情報処理装置100の表示部114の一例として、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプなどの装置への出力を行う。さらに、出力装置146は、スピーカおよびヘッドフォンなどの音声出力を行ってもよい。
ストレージ装置148は、データ格納用の装置である。ストレージ装置148は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。ストレージ装置148は、CPU132が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ150は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ150は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に記録されている情報を読み出して、RAM134に出力する。また、ドライブ150は、リムーバブル記憶媒体に情報を書込むこともできる。
接続ポート152は、例えば、情報処理装置100の外部の情報処理装置または周辺機器と接続するためのバスである。また、接続ポート152は、USB(Universal Serial Bus)であってもよい。
通信装置154は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイスで構成された通信インターフェースである。また、通信装置154は、赤外線通信対応装置であっても、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<5.むすび>
本開示の第1の実施形態によれば、第2の時間を経過したウィンドウのアプリケーションを終了させることにより、操作が行われていないアプリケーションの計算資源を有効活用することが可能となる。また、アプリケーションを終了させる前に終了待機状態にすることにより、アプリケーションが終了されることをユーザが事前に知ることができ、アプリケーションの終了によってユーザに不利益が発生することを抑制することが可能となる。また、本開示の第2の実施形態によれば、第1の時間が適正値に近づけられることにより、終了待機状態から通常状態に戻すユーザ操作の回数を低減することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、アプリケーション管理部112は、アプリケーションプロセスを終了するとしたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、アプリケーション管理部112は、アプリケーションプロセスを終了させる前に、アプリケーションプロセスの状態、および関係するメモリ上のデータを補助記憶装置等に退避させてもよい。このため、補助記憶装置等から終了されたアプリケーションプロセスの情報を読み出すことにより、アプリケーションプロセスを終了前の状態で再開させることが可能となる。なお、上記の処理については、処理の実行有無が選択されてもよい。例えば、アプリケーション毎に上記の処理の実行有無が選択され得る。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行う判定部と、前記判定部により前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置。
(2)前記最後の操作から前記時間の経過までの間にウィンドウの状態を前記ウィンドウの表示が変更された変更状態にする表示制御部をさらに備える、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記所定の方法は、前記最後の操作から前記変更状態化までの第1の時間を決定する第1の方法と、前記変更状態化から前記アプリケーションの終了までの第2の時間を決定する第2の方法からなり、前記表示制御部は、前記判定部により前記第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを前記変更状態にし、前記変更状態のウィンドウに対する操作が行われると前記ウィンドウを前記変更状態から元の表示に戻し、前記制御部は、前記判定部により前記第2の時間を経過していると判定された前記変更状態のウィンドウのアプリケーションを終了させる、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記第1の方法は、前記変更状態のウィンドウ毎におけるウィンドウに対する操作が行われた回数に基づいて前記第1の時間を決定する方法である、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記判定部は、前記第1の方法を機械学習により改める、前記(3)または(4)に記載の情報処理装置。
(6)前記判定部は、前記変更状態のウィンドウに対する操作が行われた場合、前記第1の時間を前記機械学習の負例の教師入力とする、前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)前記第2の方法は、前記第1の方法と同一である、前記(3)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)前記表示制御部は、前記判定部により前記第1の時間を経過していると判定されたウィンドウの表示にフィルタ効果を付与する、前記(3)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)前記表示制御部は、前記判定部により前記第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを前記ウィンドウに対して相対的に小さいオブジェクトに変更する、前記(3)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)前記表示制御部は、表示変更からの経過時間に応じてウィンドウの表示変更後の表示をさらに変更する、前記(3)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)前記判定部は、所定の条件に該当するアプリケーションのウィンドウについては、ウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定を行わない、前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(12)前記表示制御部は、前記制御部により終了されたアプリケーションのウィンドウのアプリケーション終了時の表示を画像として表示させ、前記制御部は、前記画像に対して操作が行われた場合、前記画像に係るウィンドウのアプリケーションを起動する、前記(2)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)前記表示制御部は、ウィンドウの表示領域が減少した場合、前記ウィンドウ以外の他のウィンドウの表示領域を広げる、前記(2)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(14)前記制御部は、終了させるアプリケーションのメモリ上のデータを補助記憶装置に退避させる、前記(1)〜(13)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(15)表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行うことと、前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させることと、を含む情報処理方法。
(16)コンピュータを、表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行う判定部と、前記判定部により前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、として機能させるためのプログラムが記憶された記憶媒体。
100 情報処理装置
102 操作検知部
104 メモリ
106 判定部
108 制御部
110 ウィンドウ管理部
112 アプリケーション管理部
114 表示部

Claims (16)

  1. 表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行う判定部と、
    前記判定部により前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記最後の操作から前記時間の経過までの間にウィンドウの状態を前記ウィンドウの表示が変更された変更状態にする表示制御部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の方法は、前記最後の操作から前記変更状態化までの第1の時間を決定する第1の方法と、前記変更状態化から前記アプリケーションの終了までの第2の時間を決定する第2の方法からなり、
    前記表示制御部は、前記判定部により前記第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを前記変更状態にし、前記変更状態のウィンドウに対する操作が行われると前記ウィンドウを前記変更状態から元の表示に戻し、
    前記制御部は、前記判定部により前記第2の時間を経過していると判定された前記変更状態のウィンドウのアプリケーションを終了させる、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の方法は、前記変更状態のウィンドウ毎におけるウィンドウに対する操作が行われた回数に基づいて前記第1の時間を決定する方法である、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部は、前記第1の方法を機械学習により改める、請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、前記変更状態のウィンドウに対する操作が行われた場合、前記第1の時間を前記機械学習の負例の教師入力とする、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の方法は、前記第1の方法と同一である、請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御部は、前記判定部により前記第1の時間を経過していると判定されたウィンドウの表示にフィルタ効果を付与する、請求項3に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示制御部は、前記判定部により前記第1の時間を経過していると判定されたウィンドウを前記ウィンドウに対して相対的に小さいオブジェクトに変更する、請求項3に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示制御部は、表示変更からの経過時間に応じてウィンドウの表示変更後の表示をさらに変更する、請求項3に記載の情報処理装置。
  11. 前記判定部は、所定の条件に該当するアプリケーションのウィンドウについては、ウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定を行わない、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御部は、前記制御部により終了されたアプリケーションのウィンドウのアプリケーション終了時の表示を画像として表示させ、
    前記制御部は、前記画像に対して操作が行われた場合、前記画像に係るウィンドウのアプリケーションを起動する、請求項2に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示制御部は、ウィンドウの表示領域が減少した場合、前記ウィンドウ以外の他のウィンドウの表示領域を広げる、請求項2に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御部は、終了させるアプリケーションのメモリ上のデータを補助記憶装置に退避させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定の方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行うことと、
    前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させることと、
    を含む情報処理方法。
  16. コンピュータを、
    表示画面上のウィンドウに対する最後の操作から所定方法で決定される時間を経過したかの判定をウィンドウ毎に行う判定部と、
    前記判定部により前記時間を経過していると判定されたウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、
    として機能させるためのプログラムが記憶された記憶媒体。
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