JP2000187475A - プログラマブル表示器の表示制御方法及び表示制御装置 - Google Patents

プログラマブル表示器の表示制御方法及び表示制御装置

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JP2000187475A
JP2000187475A JP10366483A JP36648398A JP2000187475A JP 2000187475 A JP2000187475 A JP 2000187475A JP 10366483 A JP10366483 A JP 10366483A JP 36648398 A JP36648398 A JP 36648398A JP 2000187475 A JP2000187475 A JP 2000187475A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラマブル表示器の操作性の向上を提供
する 【解決手段】 操作者の存在を検知し、表示画面への情
報表示を制御するプログラマブル表示器の表示制御方法
において、操作者の存在を検知するための第1のセンサ
検知から第2のセンサ検知までの検出感度を設定する工
程と、第1のセンサ検知後カウントアップするカウント
値と、検出感度とを比較し、一致した際に第2のセンサ
検知を行う工程と、第2のセンサ検知により操作者の存
在が検知された際には、表示画面への情報表示を制御す
る工程と、第2のセンサ検知により操作者の存在が検知
されなかった際には、カウンタ値を所定時間の間隔で減
少させ、再度第1のセンサ検知をすると、減少後のカウ
ント値からカウントアップする工程と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
表示器の表示制御方法に関わり、特に、操作者の動作を
焦電型センサを使用して、バックライト液晶表示部を制
御するプログラマブル表示器の表示制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】まず、焦電型センサの構成、動作につい
て説明する図7は、焦電型センサの内部構造を示す図で
あり、図において、20は熱を感知する感熱センサであ
り、素子内に複数配列されている。21は異なる角度で
焦点距離を結ぶように配置された、発光部が無いレンズ
である。図8は、センサの出力信号を示す図であり、感
熱センサにより温度変化を検出した際に、出力信号をO
Nする動作を示している。
【0003】次に、焦電型センサの動作について説明す
る。一般に焦電型と呼ばれるセンサは、素子内に熱を感
知する感熱センサ20が複数配置されており、複数の感
熱センサ20それぞれに対し、複数のレンズ21が異な
る角度で焦点距離を結ぶよう配置されている。そして、
ある一つの感熱センサ20が温度変化を検出した時のみ
出力信号を出力する。
【0004】例えば、センサに人が近づく場合、まず、
ある一つの感熱センサ20が人の体温による温度変化を
検出し出力信号をONする。しかし、時間が経過する
と、温度変化がなくなるため出力信号がOFFする。こ
こで、一つの感熱センサ20に対し、レンズ21が複数
個異なる角度で配置されたているため、通常、人がセン
サに近づく場合、常にどれかの感熱センサ20が温度変
化を検出する。従って、センサの出力はそのたびにO
N、OFFを繰り返し、図8で示すような出力となる。
【0005】つぎに、従来のプログラマブル表示器の構
成と動作について以下に説明する。図9は、従来のプロ
グラマブル表示器の構成を示すブロック図であり、図に
おいて、1は操作者の手が触れて入力されるタッチキ
ー、2は情報を表示すべく設けられた表示手段であり、
例えば液晶表示デバイス2a及びバックライト照明2b
から構成されている。3Aはこれらタッチキー1、表示
手段2を制御する制御部、5は人の動作を検知する赤外
線センサであり、一般に発光部と受光部から構成される
反射型センサである。なお、赤外線センサ5は、人を検
出している間は出力を出したままである。図10は、従
来のプログラマブル表示器の制御部3Aが行う表示制御
のフローチャートでる。
【0006】次に、従来のプログラマブル表示器の表示
制御について説明する。操作者がプログラマブル表示器
の前に来ると、赤外線センサ5等のセンサで検知され、
制御部3Aがプログラマブル表示器のバックライト2b
と液晶表示デバイス2aをオンさせ、タッチキー1の誤
動作防止を解除していた。
【0007】具体的には、まず、ステップS40で初回
のセンサ入力(ステップS42)から操作者判別を行う
べく2回目のセンサ入力(ステップS46)までの設定
時間を設定値として設定する。なお、本設定値は、初回
のセンサ入力後、所定時間経過した後に再度センサ検出
されることにより操作者がプログラマブル表示器の前に
いることを検出するための設定値である。そして、ステ
ップS41にて上述した設定時間と比較するべく、初回
のセンサ入力から2回目の操作者判別センサ入力までの
時間をカウントする所定のカウンタに「0」をセットす
る。
【0008】ステップS42では、赤外線センサ5のセ
ンサ入力を監視し、入力があるとステップS43に移行
する。ステップS43では、カウンタと設定値を比較
し、カウンタが設定値以下であれば、ステップS44で
カウンタを+1し、ステップS45で一定時間待ち、ス
テップS43に戻り再度カウンタと設定値を比較する。
【0009】ステップS43にて、カウンタが設定値以
上であれば、ステップS46で操作者判別センサ入力の
チェックを行い、センサ入力有りであれば、ステップS
47でバックライト2bと液晶表示デバイス2aをオン
させ、タッチキー1の誤動作防止を解除する。一方、ス
テップS46でセンサ入力がない場合には、ステップS
41に戻り、センサ入力チェックを行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、焦電型センサ
は発光部が無いため、赤外線センサよりも安価である
が、焦電型センサを使用する場合、人の接近に対し、図
8のような出力となるため、センサの前を通過する人に
対し、動作しないようにするためにはセンサの出力を監
視し、単純な時限要素のみでは実現できない。また、上
記のような従来のプログラマブル表示器の表示制御方法
では、操作者の停止或いはセンサの検出感度として操作
者の判別のセンサ入力を取りこぼしてしまった場合、次
の瞬間にセンサ入力があっても、カウンタの値が一定で
あるため、すぐに画面が操作可能状態にならないという
煩わしさがあった。
【0011】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたもので、焦電型センサを用いたプログラマブル
表示器の表示制御方法で操作性の向上を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるプログラ
マブル表示器の表示制御方法は、操作者の存在を検知
し、表示画面への情報表示を制御するプログラマブル表
示器の表示制御方法において、操作者の存在を検知する
ための第1のセンサ検知から第2のセンサ検知までの検
出感度を設定する工程と、第1のセンサ検知後カウント
アップするカウント値と、検出感度とを比較し、一致し
た際に第2のセンサ検知を行う工程と、第2のセンサ検
知により操作者の存在が検知された際には、表示画面へ
の情報表示を制御する工程と、第2のセンサ検知により
操作者の存在が検知されなかった際には、カウンタ値を
所定時間の間隔で減少させ、再度第1のセンサ検知をす
ると、減少後のカウント値からカウントアップする工程
と、を備えたものである。
【0013】また、操作者の存在を検知するセンサとし
て、焦電型センサを用いたものである。
【0014】また、表示画面への情報表示の制御とし
て、省電力モードからの解除を行うものである。
【0015】さらに、第2のセンサ検知を所定時間継続
して行うものである。
【0016】また、本発明にかかるプログラマブル表示
器の表示制御装置は、操作者の存在を検知し、表示画面
への情報表示を制御するプログラマブル表示器の表示制
御装置において、操作者の存在を検知するための第1の
センサ検知から第2のセンサ検知までの検出感度を設定
する設定手段と、第1のセンサ検知後カウントアップす
るカウント値と、検出感度とを比較する比較手段と、こ
の比較手段により、一致した際に第2のセンサ検知を行
い、第2のセンサ検知により操作者の存在が検知された
際には、表示画面への情報表示を制御する表示画面制御
手段と、第2のセンサ検知により操作者の存在が検知さ
れなかった際には、カウンタ値を所定時間の間隔で減少
させ、再度第1のセンサ検知をすると、減少後のカウン
ト値からカウントアップするカウンタ手段と、を備えた
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形
態1におけるプログラマブル表示器の構成を示すブロッ
ク図であり、図において、1は操作者の手が触れて入力
されるタッチキー、2は情報を表示すべく設けられた表
示手段であり、例えば液晶表示デバイス2a及びバック
ライト照明2bから構成されている。3はタッチキー
1、表示手段2を制御する制御部、4は人の動作を検知
する焦電型の人感検出センサである。なお、本実施の形
態では、タッチキー1及び液晶表示デバイス2a並びに
バックライト照明2bに置いて説明するが、タッチキー
1の代わりにキーボード、マウス等の入力デバイス、液
晶表示デバイス2a並びにバックライト照明2bの変わ
りにCRT等の表示手段なら同様である。
【0018】図2は、プログラマブル表示器における制
御部3が行う表示制御のフローチャートであり、プログ
ラマブル表示器が実行するバックライト液晶表示等の制
御について説明する。ここでは、操作者がプログラマブ
ル表示器の電源をONにしており、液晶表示デバイス装
置2aとバックライト照明2bが省電力制御中である場
合を前提として説明する。
【0019】まず、プログラマブル表示器の電源をON
することで、図2に示すフローチャートが起動され、ス
テップS1にて、設定値A及び設定値Bがセットされ
る。ここで、設定値Aは、第1のセンサ検知(ステップ
S6)から第2のセンサ検知(ステップS10)を行う
までの時間を設定しており、プログラマブル表示器の操
作者か、単なる通過者の判断をすべく所定時間の間隔を
あけ、連続してセンサ検知した場合に操作者と判断する
ための設定値である。なお、本実施の形態では、該時間
を検出感度と定義する。
【0020】一方、設定値Bは、第2のセンサ検知(ス
テップS10)を行う際の予備時間を設定したものであ
り、設定は0.1秒単位で行い、設定値Bで設定される
時間分第2のセンサ検知(ステップS10)を継続して
行う。なお、本実施の形態1では、設定値A、Bそれぞ
れに、2秒待ち分の「20」を入れた場合について説明
する。
【0021】ステップS2では、第1のセンサ検知(ス
テップS6)から第2のセンサ検知(ステップS10)
までの時間を設定値AまでカウントするカウンタA、第
2のセンサ検知(ステップS10)を継続して行うため
の時間を設定値BまでカウントするカウンタBにそれぞ
れ「0」を入れる。
【0022】ステップS3では、カウンタAのチェック
を行い、「0」より大きければ、ステップS4でカウン
タAを「−1」し、「0」以下であれば、ステップS5
で内部のクロックを使用して0.1秒の待ちを行い、ス
テップS6に移行して人感検出センサ4の検出を行う。
なお、ステップS5において、内部クロックを使用して
0.1秒の待ちを行ったが、0.1秒の待ちは、ステッ
プS4以降のみにおいて実行してもよい。
【0023】ステップS6では、人感検出センサ4が温
度の変化検知したら、センサONとなり、ステップS7
に移行し、制御部3は、カウンタAと設定値Aの比較を
比較手段として行い、設定値AまでカウンタAが到達し
ているかチェックを行う。ここで、カウンタAが設定値
Aに到達していた場合はステップS10に移行し、到達
していない場合には、実操作者か通過者かの判別のタイ
ミングではないので、ステップS8にてカウンタAを
「+1」カウントアップした後、ステップS9にて一定
時間(0.1秒)待ちを行い、ステップS7に戻る。一
方、ステップS6にて、人感検出センサ4が温度の変化
を検出しない場合は、ステップS3に戻る。
【0024】ステップS7の比較の結果、カウンタAが
設定値Aに到達していたら、実操作者か通過者かの判別
を行うため、ステップS10で人感検出センサ4の二回
目の検知を行う。
【0025】ステップS10において、人感検出センサ
4が温度の変化を検知した場合は、操作者ありと判断
し、ステップS11でバックライト照明3、液晶表示デ
バイス2のオン、タッチキー1の誤動作防止を表示画面
制御手段が解除し、プログラマブル表示器を作業可能状
態する。一方、ステップS10において、人感検出セン
サ4が温度の変化を検知せず、操作者を検知しなけれ
ば、ステップS12でカウンタBと設定値Bを比較し、
設定値BまでカウンタBが到達しているかチェックを行
う。
【0026】ステップS12にて、カウンタBが設定値
Bに到達していない場合には、ステップS13にてカウ
ンタBを「+1」カウントアップした後、ステップS1
4にて一定時間(0.1秒)待ちを行い、ステップS1
0に戻り、再度人感検出センサ4で2回目の操作者の検
知を行い、操作者を検知したならば上述したようにステ
ップS11に移行する。一方、カウンタBが設定値Bに
到達していた場合は、通過者と判断し、ステップS15
に移行し、カウンタBの値を「0」にセットしステップ
S3に戻る。
【0027】ここで、一度人感センサ4により検出され
た後に、通過者と判断されステップS3に戻ってきた場
合には、カウンタAの値が「20」となっている。その
ため、ステップS3の後、ステップS4のカウンタ手段
ででカウンタAを「−1」し、上述したステップS4以
降の処理を行う。
【0028】本実施の形態では、設定値Aに「20」を
設定しているため、ステップS12にて通過者と判断を
してから、2秒以内に再度ステップS6で人感検出セン
サ4が温度の変化を検知した場合は、カウントダウン中
のカウンタAの値が通常時の0より大きいため、ステッ
プS7、8、9の処理が少なく、ステップS10で人感
検出センサ5による2回目の操作者の検知が通常時より
も早く実行される。
【0029】例えば、従来技術において、図7で説明し
た焦電型センサを用いて本実施の形態を構成した場合、
操作者がプログラマブル表示器に近づいてくると、ステ
ップS6で人感検出センサ4の温度変化により、操作者
が検知され出力信号がONする。その後2秒間は、ステ
ップS8のカウンタAをカウントアップすると共に、第
2のセンサ検出を待ち、カウントアップが完了するとス
テップS10で人感検出センサ5により、操作者と通過
者の判断をすべく検知を行う。しかし、操作者が、そこ
で動きを停止していると、人感検出センサ4は、温度変
化がなくなる(操作者の動作がない)ため、出力信号を
OFFとなり、人感検出センサ4からの人体検出が行わ
れない。
【0030】その状態で、操作者を検知してから4秒が
経過すると、今回の検知(第1のセンサ検知)は、通過
者として判断される。しかし、この4秒経過直後に操作
者が動き、ステップS6で再度人感検出センサ4が温度
の変化を検知すると、カウンタAは、ステップS4で
「−1」されているため、例えば「19」となっている
が、ステップS7において設定値Aになるまでの処理が
短縮され、通常の如く、「2秒」の一定時間待ち発生す
ることなく、直ちに第2のセンサ検知(ステップS1
0)に移り、直ちに操作者か通過者の判断ができる。
【0031】そのため、比較的安価な焦電型センサを用
いて操作者の検出を確実に行えると共に、操作者がプロ
グラマブル表示器で操作を行いに来たのか、通りかかっ
ただけなのかを判断でき、無駄なバックライト/液晶表
示デバイスのON、タッチキー誤動作防止解除(ステッ
プS11)を行わなくて済み、きめ細やかな省電力制御
を行うことができる。また、ステップS10のセンサ入
力の取りこぼしの後の処理や、通過者と判断した直後の
ステップS6のセンサ入力では、通常時ほど時間をかけ
ずにステップS10のセンサ入力のチェックを行う為、
操作者にプログラマブル表示器の表示オン待ち時間を与
えなくてすむので、操作性の向上の効果がある。
【0032】実施の形態2.実施の形態1において、ス
テップS6の第1のセンサ検知からステップS10の第
2のセンサ検知までの検出感度は、ステップS1で設定
する設定値で決まるが、検出感度の時間は、設置場所な
どにより、それぞれであり、使用者で自由に設定できる
ようにしなければならない。その設定をプログラマブル
表示器で行う場合について、本実施の形態で以下に説明
する。本実施の形態では、設定手段として、タッチキー
1及び制御部3内の設定プログラムにより構成される、
【0033】図3は、検出感度設定画面の設定画面を示
した図であり、図において、10はタッチキー1により
所定の位置に移動するカーソル、11はカーソルを上方
向に移動させる上矢印キー、12はカーソルを下方向に
移動させる下矢印キー、13はカーソルの位置する部分
の設定値を変更するための左矢印キー、14はカーソル
の位置する部分の設定値を変更するための右矢印キー、
15は設定値の確定を行う確定キー、16は設定表示画
面、17はセットアップを終了するセットアップ終了キ
ーである。
【0034】次に、図4の検出感度設定操作のフローチ
ャートを用いて、検出感度セットアップについて説明す
る。検出感度を変更したい場合にはまず、ステップS2
0において、プログラマブル表示器のタッチキー1を操
作することで液晶表示デバイス上に設定表示画面16を
開く。そして、ステップS21で設定表示画面16の上
矢印キー11もしくは下矢印キー12を押し、「人感セ
ンサ検出感度」にカーソル10をあわせる。
【0035】ステップS22では、感度調整の判断を
し、感度を下げたいときは、ステップS23で左矢印キ
ー14を押し感度を下げる。一方、感度を上げたいとき
は、ステップS24で右矢印キー15を押し感度を上げ
る。
【0036】そして、ステップS25で設定内容が決ま
ったら、ステップS26で確定キー16を押し検出感度
の変更が実行される。最後にステップS27で左上のセ
ットアップ終了キー18を押しプログラマブル表示器を
通常状態に戻し操作を再開する。
【0037】次に、図4で示した操作方法を行うと、制
御部3ではどのように処理がなされるかについて、図5
で示す検出感度の時間設定値テーブルと、図6で示され
るフローチャートを参照して説明する。この処理は、カ
ーソル10が「人感センサ検出感度」にある時に起動さ
れる。また、図5の検出感度の時間設定値テーブルは、
プログラマブル表示器の電源オン時に制御部3のメモリ
中に予め設定されるものであり、一例として、検出願度
が「20」〜「70」迄各番地に対応して設定されてい
る。また、制御部3内で常時書き込み、参照ができる内
部ワークを設けている。
【0038】ステップS30では、現在の図5に示され
る検出感度の時間設定値テーブルに対応するポインタを
内部ワークに格納する。そして、ステップS31では、
各キーの入力待ちを行い、キーの入力により各処理を行
う。
【0039】ステップS31で左矢印キー13が入力さ
れた場合(検出感度の減少)には、ステップS32の内
部ワークの値をチェックし、「4」以下であれば、ステ
ップS33で内部ワークの値を「+1」し、ステップS
31のキー入力待ちに戻る。一方、内部ワークの値が
「5」以上であれば、それ以上の検出感度の増加は行え
ないので、何も処理を行わず、ステップS31のキー入
力待ちに戻る。
【0040】ステップS31で右矢印キー14が入力
(検出感度の増加)された場合には、ステップS34の
内部ワークの値をチェックし、「1」以上であれば、ス
テップS35で内部ワークの値を「−1」し、ステップ
S31のキー入力待ちに戻る。一方、内部ワークの値が
「0」であれば、それ以上の検出感度の減少は行えない
ので、何も処理を行わず、ステップS31のキー入力待
ちに戻る。
【0041】また、ステップS31で確定キー15が入
力された場合には、ステップS36で内部ワークの値を
設定時間テーブル先頭からのポインタにセットし、ステ
ップS37で図5に示す検出感度の時間設定値テーブル
の先頭から内部ワークで指定された番地の指し示す値を
設定値に書き込み、ステップS31のキー入力待ちに戻
る。例えば、内部ワークの値が「3」であれば、「5
0」を設定値にセットする。
【0042】ステップS31で上矢印キー11か、下矢
印キー12か、セットアップ終了キー17が入力された
場合には、終了する。
【0043】例えば、現在の図5に示す検出感度の時間
設定値テーブルのポインタを「2」とした場合、左矢印
キー13を押し感度を1つ下げた場合には、内部ワーク
の値を「+1」し、「3」にする。この時確定キー16
を押すと、図5に示す検出感度の時間設定値テーブルの
ポインタ「3」に示す値、「50」を設定値にセットす
ることで、検出感度の変更が実行される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
操作者、通過者の判定を確実に行えると共に、操作者判
別のセンサ入力を取りこぼしてしまった場合でも、直ち
に操作可能状態とすることができ、プログラマブル表示
器の操作性が向上する。また、上記効果に加え、比較的
安価な焦電型センサを用いたシステム構築を容易に行
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるプログラマブル表示器の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態における表示オン制御のフロー
チャートである。
【図3】 検出感度設定画面の設定画面を示した図であ
る。
【図4】 検出感度設定操作のフローチャートである。
【図5】 検出感度の設定時間テーブルである。
【図6】 設定値変更制御のフローチャートである。
【図7】 焦電型センサの内部構造を示す図である。
【図8】 焦電型センサの出力信号を示す信号波形図で
ある。
【図9】 従来のプログラマブル表示器の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】 従来の表示オン制御のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 タッチキー、2 表示手段、2a 装置液晶表示デ
バイス、2b バックライト照明、3 制御部、4 人
感検出センサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者の存在を検知し、表示画面への情
    報表示を制御するプログラマブル表示器の表示制御方法
    において、 上記操作者の存在を検知するための第1のセンサ検知か
    ら第2のセンサ検知までの検出感度を設定する工程と、 第1のセンサ検知後カウントアップするカウント値と、
    上記検出感度とを比較し、一致した際に第2のセンサ検
    知を行う工程と、 第2のセンサ検知により操作者の存在が検知された際に
    は、表示画面への情報表示を制御する工程と、 第2のセンサ検知により操作者の存在が検知されなかっ
    た際には、上記カウンタ値を所定時間の間隔で減少さ
    せ、再度第1のセンサ検知をすると、減少後のカウント
    値からカウントアップする工程と、を備えたプログラマ
    ブル表示器の表示制御方法。
  2. 【請求項2】 操作者の存在を検知するセンサとして、
    焦電型センサを用いることを特徴とする請求項1に記載
    のプログラマブル表示器の表示制御方法。
  3. 【請求項3】 表示画面への情報表示の制御として、省
    電力モードからの解除を行うことを特徴とする請求項1
    または2に記載のプログラマブル表示器の表示制御方
    法。
  4. 【請求項4】 第2のセンサ検知を所定時間継続して行
    うことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載のプロ
    グラマブル表示器の表示制御方法。
  5. 【請求項5】 操作者の存在を検知し、表示画面への情
    報表示を制御するプログラマブル表示器の表示制御装置
    において、 上記操作者の存在を検知するための第1のセンサ検知か
    ら第2のセンサ検知までの検出感度を設定する設定手段
    と、 第1のセンサ検知後カウントアップするカウント値と、
    上記検出感度とを比較する比較手段と、 この比較手段により、一致した際に第2のセンサ検知を
    行い、第2のセンサ検知により操作者の存在が検知され
    た際には、表示画面への情報表示を制御する表示画面制
    御手段と、 第2のセンサ検知により操作者の存在が検知されなかっ
    た際には、上記カウンタ値を所定時間の間隔で減少さ
    せ、再度第1のセンサ検知をすると、減少後のカウント
    値からカウントアップするカウンタ手段と、を備えたプ
    ログラマブル表示器の表示制御装置。
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