JP2013171416A - 電子機器、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Hideomi Watanabe
英臣 渡辺
Shinji Hara
慎二 原
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Abstract

【課題】画面ロック機能に関する操作を直感的に行えるようにする。
【解決手段】画像を表示する表示部を備える電子機器であって、表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、接触操作検出部が、第2の領域に対する第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、第1の領域に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、第1の領域に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに電子機器の動作モードを設定するモード遷移部と、通常モードから画面ロックモードに遷移する際に、接触操作検出部が、第2の領域に対する第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、通常モードから画面ロックモードへの遷移を中断させるモード遷移中断部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。特に、タッチパネルを備える電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、スマートフォンに代表されるように、タッチパネルを備える電子機器が急速に普及している。しかし、タッチパネルが常に動作可能な状態とすると、ユーザの意図しない接触により誤動作する恐れがある。そこで、スマートフォン等の携帯する機会の多い電子機器は、画面ロック機能を備えることが多い。画面ロック機能とは、タッチパネルに対する操作を受け付けない機能である。
ここで、特許文献1において、タッチパネルとは別に電源スイッチを設け、ホールド状態とする電子機器が開示されている。なお、特許文献1では、画面ロック機能が有効になっている状態をホールド状態と表記している。即ち、ホールド状態時には、タッチパネルに対する操作を受け付けない。
また、特許文献2において、指紋認証により、セキュリティ状態の設定、及びその解除をする携帯端末装置が開示されている。なお、特許文献2におけるセキュリティ状態とは、ユーザによる操作を制限する状態である。
特開2006−107194号公報 特開2007−310638号公報
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上記のとおり、タッチパネルを備える電子機器では、ユーザが意図しない接触による誤動作が起きる可能性がある。そのため、タッチパネルを備える電子機器は、画面ロック機能を備えていることが多い。しかし、画面ロック機能の設定、及びその解除を簡易な操作で行うことができない場合がある。
初めに、特許文献1が開示する電源スイッチを用いた画面ロック機能について説明する。通常、タッチパネルを備える電子機器では、ユーザは、タッチパネルを用いてほとんどの操作を行う。そのため、ユーザの電源スイッチに対する意識は低い。従って、電源スイッチを使った画面ロック機能に対して、ユーザの認知度は低くなりやすい。さらに、スマートフォンなど小型の電子機器においては、電源スイッチを用いた画面ロック機能の有効・無効を設定する操作は、簡易でない場合が多い。なぜなら、小型の電子機器においては、ユーザの指の表面面積(大きさ)に対し、電源スイッチが小さいことが多いためである。以上により、電源スイッチを用いた画面ロック機能に関する操作は、タッチパネルを備える電子機器の利便性を損なうことになる。
次に、特許文献2が開示する指紋認証機能による画面ロック機能について説明する。特許文献2が開示する技術によれば、ユーザは指紋センサ部に接触するだけで、セキュリティ状態の設定、及びその解除ができる。しかし、電源スイッチと同様に、指紋センサ部も、ユーザが通常の操作において意識するデバイスではない。さらに、指紋認証に基づく画面ロック機能は、ユーザが直感的に操作できる機能とはいえない。
従って、画面ロック機能に関する操作を直感的に行うことができる電子機器、その制御方法及びプログラム、が望まれる。
本発明の第1の視点によれば、画像を表示する表示部を備える電子機器であって、前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、前記接触操作検出部が、前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の領域に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の領域に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定するモード遷移部と、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記接触操作検出部が、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させるモード遷移中断部と、を備える電子機器が提供される。
本発明の第2の視点によれば、画像を表示する表示部と、前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、を備える電子機器の制御方法であって、前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定する工程と、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる中断工程と、を含む電子機器の制御方法が提供される。
本発明の第3の視点によれば、画像を表示する表示部と、前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定する処理と、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる中断処理と、を実行するプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。記憶媒体は、非トランジェント(non−transient)なものとすることができる。
本発明の各視点によれば、画面ロック機能に関する操作を直感的に行うことができる電子機器、その制御方法及びプログラムが、提供される。
本発明の一実施形態を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器1の全体構成の一例を示す平面図である。 電子機器1の内部構成の一例を示す図である。 電子機器1の動作の一例を示す図である。 動作モードの遷移処理のフローチャートである。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図したものではない。
上記のとおり、タッチパネルを備える電子機器では、ユーザが意図しない接触による誤操作が起きる可能性がある。そのため、タッチパネルを備える電子機器は、画面ロック機能を備えていることが多い。しかし、画面ロック機能の設定、及び解除を簡易な操作で行うことができない場合がある。そのため、画面ロック機能に関する操作を直感的に行うことができる電子機器が、望まれる。
そこで、一例として図1に示す電子機器100を提供する。図1に示す電子機器100は、画像を表示する表示部101を備える電子機器であって、表示部101が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域102と、第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域103と、を含む接触操作検出部104と、接触操作検出部104が、第2の領域103に対する第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、第1の領域102に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、第1の領域102に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに電子機器の動作モードを設定するモード遷移部105と、通常モードから画面ロックモードに遷移する際に、接触操作検出部が、第2の領域103に対する第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、通常モードから画面ロックモードへの遷移を中断させるモード遷移中断部106と、を備える。
まず、電子機器100の通常モードでは、ユーザは第1の領域102、及び第2の領域103を用いて、電子機器100を操作できる。さらに、第2の領域103は、第1の領域102とは、独立しているものとする。
また、接触操作検出部104は、ユーザによる接触操作を検出する。接触操作検出部104は、たとえば静電容量方式のタッチセンサにより構成され、第1の領域102、及び第2の領域103に対するユーザの接触操作に応じた信号を出力する。
ここで、第1の領域102は、表示部101が表示する画像(アイコンなど)に対する第1の操作を受け付ける。例えば、スマートフォンの場合には、ディスプレイと一体化したタッチパネル部分が第1の領域102である。従って、電子機器100においては、ユーザはほとんどの処理を第1の領域に対して行うとする。
そして、接触操作検出部104は、第2の領域103に対する第2の操作を検出し、電子機器100の内部状態を他の状態に遷移させる。例えば、スマートフォンにおいて、アイコン(第1の領域)に対応するプログラムを実行したとする(第1の操作に対応する処理)。その後、ユーザが、メニュー画面に戻すためのキー(第2の領域)を操作してプログラムを終了するとする(第2の操作に対応する処理)。この場合、第2の領域103は、ユーザの使用頻度の高い領域である。
そして、第2の領域103が第3の操作を検出した場合、電子機器100は、第1の領域102に対するユーザの操作が無効となる画面ロックモードに遷移する。
ここで、第1の領域102が、電子機器100の表面面積の大半の部分を占める場合を考える。かつ、第2の領域103の表面面積が、第1の領域102の表面面積より小さいとする。
その場合には、第1の領域102に対するユーザの操作が無効となれば、ユーザの意図しない操作による誤動作が起きる可能性を低くできる。
ここで、第1の領域102に対するユーザの操作が無効の状態でも、第2の領域103に対するユーザの操作は有効である。しかし、上記の例のように、第2の領域103の表面面積が小さければ、ユーザの意図しない操作による誤動作が起きる可能性は低い。
さらに、第2の領域103は、電子機器100の内部状態を他の状態に遷移するために、ユーザが操作する領域である。つまり、第2の領域103は、ユーザの使用頻度の高い領域である。そのため、第2の領域103を用いた操作は、ユーザにとって馴染みやすい操作となる。
さらに、第3の操作、及び第4の操作は、ユーザが直感的に行える操作であることが好ましい。例えば、ユーザが意図しない操作によって、第1の領域102に対するユーザの操作が無効となる動作モードへの遷移が開始されたとする。その場合に、電子機器100においては、第4の操作(簡易な操作)によって、容易に電子機器1を通常モードに戻すことができる。
以上より、電子機器100では、画面ロック機能に関する操作を直感的に行うことができる。
以下に、具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
[第1の実施形態]
本発明を第1の実施形態について、図面を用いてさらに詳しく説明する。
図2は、本実施形態に係る電子機器1の全体構成の一例を示す平面図である。
電子機器1は、液晶パネル11(上記の第1の領域102に相当)、タッチパネル12(上記の接触操作検出部104に相当)、電源キー20、ホームキー21(上記の第2の領域103に相当)を備える。なお、液晶パネル11はタッチパネルの一部と一体化しているとする。そして、ホームキー21とは、液晶パネル11と独立した操作キーを示すものとする。
例えば、ホームキー21は、アプリケーションの終了、メニュー画面の表示などを行う操作キーである。つまり、ホームキー21は、ユーザの使用頻度の高いキーである。従って、ホームキー21を用いて、第3の操作、及び第4の操作を行うことが好ましい。なぜなら、使用頻度の高いホームキー21を用いることによって、ユーザは画面ロック機能に関する操作を直感的に行うことができるからである。
ここで、電子機器1は、図2に示すデバイスを備える電子機器であれば、その形態は問わない。例えば、スマートフォン、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPCなどが本実施形態の電子機器1に該当する。
なお、液晶パネル11は、有機EL(Electro Luminescence)パネル等の他の表示デバイスであってもよいものとする。また、表示デバイスにおいて、各種の色の階調が存在するが、本実施形態に係る電子機器1は、その方式は問わない。
また、タッチパネル12は平板上のセンサによりユーザの接触操作を検出するタッチパネルである。ここで、タッチパネルの方式には、静電容量方式を初めとして各種存在するがその方式は問わない。
さらに、電子機器1は、電源キー20を備える。電子機器1は、電源キー20を用いてタッチパネル12に対するユーザの操作を無効にできてもよい。なお、多くのタッチパネルを備える電子機器1は電源キー20を備えている。ここで、タッチパネルを備える電子機器1では、ユーザは、タッチパネルを用いてほとんどの操作を行う。そのため、ユーザの電源キー20に対する意識は低い。従って、電源キー20での画面ロック機能に対して、ユーザの認知度は低くなりやすい。
図3は、電子機器1の内部構成の一例を示す図である。電子機器1は、制御部10、液晶パネル11、タッチパネル12、タッチキー13(上記、ホームキー21に相当)、ROM(Read Only Memory)14、RAM(Random Access Memory)15、タイマ部16を備える。ここで、制御部10は、バス17を介して電子機器1の装置内の各部と接続されている。図3には、簡単のため、本実施形態に係る電子機器1に関係するモジュールのみを記載する。ここで、液晶パネル11、タッチパネル12は上記のとおりであるので、さらなる説明を省略する。
制御部10は、電子機器1が実行する機能の制御用プログラムを実行する。従って、制御部10において、上記のモード遷移部105、及びモード遷移中断部106の処理が行われる。さらに、制御部10は、タッチパネル12、及びタッチキー13の出力を受付け、行われた操作を判断する。
タッチキー13は、ユーザによる接触を検出する。タッチキー13は、たとえば静電容量方式のタッチセンサにより構成され、キーに対するユーザの接触操作に応じた信号を出力する。ここで、タッチキーの方式には、静電容量方式を初めとして各種存在するがその方式は問わない。なお、以下では、タッチキー13は、液晶パネル11とは独立した操作領域を示すものとする。
ユーザがタッチキー13に対して行う操作には、シングルタップ操作、ダブルタップ操作などがある。ここで、シングルタップ操作とは、ユーザがタッチキー13の表面に触れた直後に、表面に触れた指を離す操作である。また、ダブルタップ操作とは、シングルタップ操作を連続して2回行う操作である。さらに、ユーザがタッチキー13に対して行う操作には、いわゆる長押し操作、フリック操作もある。長押し操作とは、ユーザがタッチキー13に対して、所定の時間以上の接触を持続する操作である。フリック操作とは、ユーザがタッチキー13の表面で、指を弾く操作である。ここで、上記の第3の操作、第4の操作には、シングルタップ操作、ダブルタップ操作、長押し操作、フリック操作のように簡易な操作が好ましい。
また、ROM14は、読み込み専用の記憶媒体である。ROM14は、電子機器1が実行する機能の制御用プログラム等の固定的なデータを格納する。
また、RAM15は、格納されたデータに任意の順序でアクセスできる記憶媒体である。そして、RAM15は、電子機器1が実行する機能の制御用プログラムにおいて、一時的に必要となるデータを格納する。
また、タイマ部16は、画面ロックモードへの遷移開始からの時間を計測する。そして、画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間以内に、制御部10が第4の操作を検出した場合、制御部10は電子機器1の動作モードを通常モードに戻す。
そして、画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間経過後に、制御部10は、電子機器1の動作モードを画面ロックモードへ遷移する。画面ロックモードへの遷移後に、タッチキー13が所定の操作を検出した場合に、電子機器1の動作モードを通常モードへ遷移する。ここで、画面ロックモードから通常モードへ遷移する操作は、ユーザが意図して行う操作であることが好ましい。なぜなら、ユーザが意図して行う操作に基づき、画面ロックモードを解除することで、ユーザが意図しない操作による誤動作を防止できるからである。
つまり、電子機器1は、画面ロックモードへの遷移開始から画面ロックモード遷移完了までに、所定の猶予時間を有する。この所定の猶予時間以内に制御部10が第4の操作を検出した場合には、電子機器1は、画面ロックモードへの遷移を中断する。
次に、電子機器1の動作について説明する。なお、以下の説明では、第3の操作をダブルタップ操作とする。かつ、以下の説明では、第4の操作をシングルタップ操作とする。
まず、図4は電子機器1の動作の一例を示す図である。
図4の(a)図は、電子機器1の通常モードでの一例を示す図である。また、図4の(b)図は、電子機器1の通常モードで、ユーザがホームキー21を操作する一例を示す図である。また、図4の(c)図は電子機器1の画面ロックモードの一例を示す図である。なお、上記のとおり、液晶パネル11はタッチパネル12の一部と一体化している。
図4の(a)図、及び(b)図に示すように、通常モードでは、電子機器1は、液晶パネル11にアイコン22を表示するものとする。ここで、アイコン22は、電子機器1が実行する機能を表す。そして、電子機器1は、液晶パネル11と一体化したタッチパネル12の領域に対してユーザの操作を検出した場合に、アイコン22に対応する機能を実行する。
さらに、図4の(c)図に示すように、画面ロックモードでは、電子機器1は液晶パネル11のバックライトを消灯することが好ましい。液晶パネル11が消灯されることによって、ユーザは、液晶パネル11と一体化したタッチパネル12への操作が無効である動作モードに遷移したことを認識できる。また、液晶パネル11を消灯することによって、電子機器1は画面ロックモードでは省電力となる。
図4の(a)図、又は図4の(b)図に示すように、通常モードでは、ホームキー21、又は液晶パネル11と一体化したタッチパネル12をユーザは操作する。その場合に、通常モードにおいて、電子機器1がホームキー21に対するダブルタップ操作を検出したとする。その場合には、電子機器1は画面ロックモードに遷移する。つまり、図4の(b)図の状態から、図4の(c)図の状態に遷移する。その後、所定の時間以内に、電子機器1がホームキー21に対するシングルタップ操作を検出したとする。その場合には、電子機器1は画面ロックモードから通常モードへ戻る。つまり、図4の(c)図の状態から、図4の(b)図の状態へ戻る。
このように、電子機器1においては、ユーザは、通常モードから液晶パネルと一体化したタッチパネル12への操作を無効とする動作モードへの遷移を直感的に行うことができる。かつ、所定の時間以内であれば、ユーザは、タッチパネル12への操作が無効な動作モードから通常モードへの遷移も直感的に行うことができる。
次に、図5のフローチャートを用いて、動作モードの遷移処理について説明する。
まず、電子機器1が通常モードであるとする(ステップS1)。その場合に、ホームキー21に対してダブルタップ操作が行われたか否かを、制御部10は判断する(ステップS2)。ホームキー21に対するダブルタップ操作が行われていないと判断した場合、制御部10は通常モードを継続する(ステップS2のNo分岐)。
一方、ホームキー21に対するダブルタップ操作が行われたと判断した場合(ステップS2のYes分岐)、モード遷移部105は画面ロックモードへの遷移を開始する(ステップS3)。
次に、画面ロックモードへの遷移開始後に、ホームキー21に対する第2の操作が行われたか否かを、制御部10は判断する(ステップS4)。ホームキー21に対する第2の操作が行われたと判断した場合(ステップS4のYes分岐)、モード遷移中断部106は画面ロックモードへの遷移を中断する。そしてモード遷移部105は電子機器1を通常モードへ遷移させる(ステップS5)。
一方、ホームキー21に対する第2の操作が行われていないと判断した場合(ステップS4のNo分岐)、画面ロックモードへの遷移開始から一定時間が経過したか否かを、制御部10は判断する(ステップS6)。
画面ロックモードへの遷移開始から一定時間が経過していないと判断した場合、再度、ホームキー21に対する第2の操作を行われたか否かを、制御部10は判断する(ステップS6のNo分岐)。
一方、画面ロックモードへの遷移開始から一定時間が経過したと判断した場合(ステップS6のYes分岐)、モード遷移部105は画面ロックモードへの遷移を完了する(ステップS7)。なお、画面ロックモードへの遷移完了後には、画面ロックモードは簡易な操作で解除できないことが好ましい。なぜなら、画面ロックモードを簡易な操作で解除できないことによって、ユーザが意図しない操作による誤動作を防止できるからである。
以上より、本実施形態に係る電子機器1の効果は、画面ロック機能に関する操作を直感的に行えることである。なぜなら、本実施形態に係る電子機器1では、使用頻度の高いタッチキーに対する簡易な操作により、画面ロック機能に関する操作を行えるからである。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、上記した実施形態では、第3の操作にダブルタップ操作、及び第4の操作にシングルタップ操作を例示して説明した。しかし、電子機器1は、他の操作を第3の操作、及び第4の操作に割り当ててもよい。例えば、第3の操作、及び第4の操作として、長押し操作、又はフリック操作などを設定してもよい。また、電子機器1は、第3の操作、及び第4の操作をユーザに指定させる機能を備えてもよい。
また、上記した実施形態では、所定の時間以内に、タッチキー13に対する第4の操作を制御部10が検出した場合、画面ロックモードへの遷移を中断する実施形態について説明した。ここで、電子機器1は、画面ロックモードへの遷移中断のための所定時間を、ユーザに設定させる機能を備えてもよい。
また、上記した実施形態では、液晶パネル11は、タッチパネル12の一部と一体化した形態として説明した。しかし、液晶パネル11とタッチパネル12と、が離れた位置に設置された形態でもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)画像を表示する表示部を備える電子機器であって、前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、前記接触操作検出部が、前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の領域に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の領域に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定するモード遷移部と、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記接触操作検出部が、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させるモード遷移中断部と、を備える電子機器。
(付記2)前記モード遷移中断部は、前記接触操作検出部が、前記画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間以内に、前記第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる電子機器。
(付記3)前記接触操作検出部が、前記画面ロックモードへの遷移を中断できる所定の時間を経過した後、前記第4の操作を検出した場合には、前記モード遷移中断部は、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断しない電子機器。
(付記4)前記モード遷移部は、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記表示部を消灯させる電子機器。
(付記5)前記第3の操作は、タップ操作、長押し操作、又はフリック操作のいずれかである電子機器。
(付記6)前記第4の操作は、タップ操作、長押し操作、又はフリック操作のいずれかである電子機器。
(付記7)画像を表示する表示部と、前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、を備える電子機器の制御方法であって、前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定する工程と、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる中断工程と、を含む電子機器の制御方法。
(付記8)前記中断工程は、前記画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間以内に、前記第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる電子機器の制御方法。
(付記9)前記画面ロックモードへの遷移を中断できる所定の時間を経過した後、前記第4の操作を検出した場合には、前記中断工程は、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断しない電子機器の制御方法。
(付記10)画像を表示する表示部と、前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定する処理と、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる中断処理と、を実行するプログラム。
(付記11)前記中断処理は、前記画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間以内に、前記第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させるプログラム。
(付記12)前記画面ロックモードへの遷移を中断できる所定の時間を経過した後、前記第4の操作を検出した場合には、前記中断処理は、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断しないプログラム。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1、100 電子機器
10 制御部
11 液晶パネル
12 タッチパネル
13 タッチキー
14 ROM
15 RAM
16 タイマ部
17 バス
20 電源キー
21 ホームキー
22 アイコン
101 表示部
102 第1の領域
103 第2の領域
104 接触操作検出部
105 モード遷移部
106 モード遷移中断部

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示部を備える電子機器であって、
    前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、
    前記接触操作検出部が、前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の領域に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の領域に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定するモード遷移部と、
    前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記接触操作検出部が、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させるモード遷移中断部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記モード遷移中断部は、前記接触操作検出部が、前記画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間以内に、前記第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記接触操作検出部が、前記画面ロックモードへの遷移を中断できる所定の時間を経過した後、前記第4の操作を検出した場合には、前記モード遷移中断部は、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断しない請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記モード遷移部は、前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記表示部を消灯する請求項1乃至3のいずれか一に記載の電子機器。
  5. 前記第3の操作は、タップ操作、長押し操作、又はフリック操作のいずれかである請求項1乃至4のいずれか一に記載の電子機器。
  6. 前記第4の操作は、タップ操作、長押し操作、又はフリック操作のいずれかである請求項1乃至5のいずれか一に記載の電子機器。
  7. 画像を表示する表示部と、
    前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、を備える電子機器の制御方法であって、
    前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定する工程と、
    前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる中断工程と、
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  8. 前記中断工程は、前記画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間以内に、前記第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる請求項7に記載の電子機器の制御方法。
  9. 画像を表示する表示部と、
    前記表示部が表示する画像に対する第1の操作を受け付ける第1の領域と、前記第1の領域に対してなされた操作に応じた内部状態を他の状態に遷移させる第2の操作を受け付ける第2の領域と、を含む接触操作検出部と、を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記第2の領域に対する前記第2の操作とは異なる第3の操作を検出した場合には、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を有効とする通常モードから、前記第1の操作検出部に対するユーザの操作を無効とする画面ロックモードに前記電子機器の動作モードを設定する処理と、
    前記通常モードから前記画面ロックモードに遷移する際に、前記第2の領域に対する前記第3の操作とは異なる第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる中断処理と、
    を実行するプログラム。
  10. 前記中断処理は、前記画面ロックモードへの遷移開始から所定の時間以内に、前記第4の操作を検出した場合には、前記通常モードから前記画面ロックモードへの遷移を中断させる請求項9に記載のプログラム。
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