JP2014016743A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および情報処理装置の制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および情報処理装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タッチ入力可能なタッチ操作領域を筐体いっぱいに広げることができ、しかも、筐体を片手でしっかりと持ちながら、この持ち手による誤動作を簡単な構成で回避しつつ、もう一方の手で仮想キーボードに対するタッチ入力を操作性良く行う。
【解決手段】情報処理装置において、タッチパネル表示部100に表示された仮想キーボードがタッチ操作面504a上で占有する占有領域を示す占有領域情報を仮想キーボード毎に格納したキーボード情報記憶手段540を備え、仮想キーボードが表示されたとき、表示された仮想キーボードの占有領域情報に基づいて、タッチ操作面504aにおけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域の範囲を表示中の仮想キーボードの占有領域にのみ制限して、仮想キーボードの占有領域外でのタッチが無効となるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および情報処理装置の制御プログラムに関し、特に、タッチパネルによる入力操作が可能な情報処理装置、このような情報処理装置の制御方法、およびこのような情報処理装置の制御方法をコンピュータにより行うための情報処理装置の制御プログラムに関するものである。
近年、タッチパネルを備え、指またはペン状器具でタッチパネルに触れることにより操作が可能な情報処理装置が、ネットワーク上の端末(以下、情報処理端末ともいう。)としてノートPC、スレートPC、スマートフォン、および、タブレット等の名称で実用化されている。タッチパネルは液晶パネルなどの表示装置に透明な位置入力装置が重ねられて構成されている。位置入力装置には、例えば、静電容量方式と呼ばれるものがあり、これは、透明基板に形成されたマトリクス状の電極構造、つまり複数の帯状行電極と複数の帯状列電極とを立体交差するように配置してなる電極構造における交差部での静電容量の変化に基づいて、タッチ位置を検出する装置である。
そのような情報処理端末では、文字入力のために、数字用、英字用、および、日本語用など目的に応じてキー配列を切り替えできるキーボードの画像をタッチパネルに表示するようにして、仮想キーボードやソフトウェアキーボードと呼ばれる入力機能を実現している。
ところで、タッチパネルは、携帯性のために小型であることが望ましいが、一方、視認性および操作性のためには大型であることが要求されるものであり、このため、情報処理端末には、タッチパネルが筐体の外形いっぱいにまで広がるように大型化されている情報処理端末がある。その場合、情報処理端末が人の手のひら程度に十分小型であれば、筐体を手のひらに載せその両側から親指と他の指で挟むようにして持つことによって、情報処理装置を片手でしっかりと持つことができる。
しかし、大型タッチパネルを備えた情報処理端末の場合、例えば10インチのタッチパネルを備えたものであれば、筐体を表裏から挟むように持つ必要が生じるが、このように筐体を持つときにタッチパネルに親指などが触れると誤動作するので注意が必要であった。
なお、特許文献1〜3には、このようなタッチパネルを持つときの誤動作に対する対策を施したものが開示されている。
例えば、特許文献1には、情報処理端末の姿勢が水平でないときに情報処理端末が手で保持されていると判断し、タッチパネルにおける指が触れる可能性のある領域のタッチを無効にするようにした情報処理端末が開示されているが、この特許文献1に開示のものでは、情報処理端末を手で水平に保持する場合の誤動作は考慮されていない。
特許文献2には、タッチパネルにおける指が触れてよい場所に案内画像を表示し、その案内画像が示す領域のタッチを無効にする携帯端末が開示されているが、この特許文献1に開示のものでは、その案内画像の表示処理として複雑な処理が必要である。
特許文献3に開示の情報処理装置では、図16に示すように、情報処理装置200の筐体Tpにタッチパネルが装着されており、タッチパネルのタッチ検出領域Rを内側の通常検出領域Rvとその周囲を囲む拡張検出領域Rsとで構成し、これらの領域の境界Bより外側でタッチを検出した場合、具体的には、情報処理装置200を持つ保持手Hの親指が境界Bの両側の領域RvおよびRsに跨って位置する場合、通常検出領域Rvの一部の領域Rnでのタッチ位置の検出を無効とするようにしている。これにより操作者の意図しない誤入力を回避することはできるが、タッチ検出領域Rは、タッチ入力を行うための通常検出領域Rvの外側に拡張検出領域Rsを確保するために大きく広がっており、タッチ入力に必要な本来の領域よりも大きな領域でタッチ検出を可能するタッチパネルが必要である。
特開2011−180943号公報 特開2012−073721号公報 特開2012−008923号公報
以上説明したように、従来の大型タッチパネルを備える携帯型の情報処理端末では、この情報処理端末を片手(保持手)で保持しながら、もう一方の手でタッチ入力する場合、保持手Hの親指がタッチパネルに触れ、他方の手によるタッチ入力が妨げられる場合があり、このため、タッチパネルの筐体をその表裏から指で支えて片手でしっかりと持つことができないという問題がある。
特に、仮想キーボードを表示して文字をタッチ入力する場合、キーを連続して複数回タッチするため、筐体をしっかりと支えることができないと、筐体が揺れ動いて、隣接して配置されたキーを正確にタッチすることができないという問題があった。
また、特許文献1〜3には、タッチパネルを片方の手で保持した状態でもう一方の手でタッチ入力する場合の保持手による誤動作に対する対策を施したものが開示されているが、それぞれ上述したように、特許文献1では、情報処理端末を手で水平に保持する場合が考慮されておらず、水平な姿勢では保持手による誤動作のおそれがあり、また、特許文献2では、タッチパネルにおける指が触れてよい場所を示す案内画像の表示処理として複雑な処理が必要となり、また、特許文献3では、保持手によるタッチを判定するためのタッチ検出領域を、本来のタッチ入力のためのタッチ検出領域の周囲に設ける必要があるといった問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、タッチ入力可能なタッチ操作領域を筐体いっぱいに広げることができ、しかも、表示処理の複雑化を招くことなく、筐体を保持する保持手による誤動作を回避しつつもう一方の手で仮想キーボードなどの入力画面に対するタッチ入力を操作性よく行うことができる大型タッチパネルを備えた情報処理装置、このような情報処理装置を制御する制御方法、およびこの情報処理装置の制御方法をコンピュータにより行うための情報処理装置の制御プログラムを得ることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、画像を表示する画像表示面を有する表示部、および該表示部の画像表示面に重ねて配置され、操作者がタッチ操作を行うためのタッチ操作面を有するタッチパネル部を含み、所定のキー配列を有する1以上の種類の仮想キーボードを該画像表示面に表示するタッチパネル表示装置と、該画像表示面に表示された仮想キーボードが該タッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報を該仮想キーボード毎に格納したキーボード情報記憶手段と、該仮想キーボードが表示されたとき、表示された仮想キーボードの占有領域情報に基づいて、該タッチ操作面におけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域が表示中の仮想キーボードの占有領域にのみ制限されて該占有領域外でのタッチが無効となるように該タッチパネル表示装置を制御する制御部と備えたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記情報処理装置において、前記タッチパネル表示装置は、前記タッチ操作面で操作者がタッチしたタッチ位置が検出されるように前記タッチパネル部を駆動制御するタッチパネル制御回路を有し、該タッチパネル制御回路は、前記制御部からの制御信号に基づいて前記タッチ有効領域が該タッチ操作面の一部の領域に制限されるように該タッチパネル部を制御することが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、前記キーボード情報記憶手段は、複数の仮想キーボードに対応するキーボード情報を記憶したものであり、前記複数の仮想キーボードの各々に対応するキーボード情報は、前記占有領域情報に加えて、該仮想キーボードを表示するための画像情報および該仮想キーボードにおけるキー配置を示すキー配置情報を含んでいることが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、前記制御部は、前記複数の仮想キーボードのうちの表示要求がなされた仮想キーボードが前記表示部に表示されるように、前記キーボード情報読出部により読み出された仮想キーボードの画像情報を該表示制御部に供給することが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、前記制御部は、操作者からの仮想キーボードの表示要求に基づいて、前記複数の仮想キーボードから該操作者の表示要求がなされた仮想キーボードを選択してそのキーボード情報を前記キーボード情報記憶手段から読出すキーボード情報読出部と、該キーボード情報読出部により読み出されたキーボード情報である占有領域情報に基づいて、前記タッチ有効領域を、該選択された仮想キーボードの占有領域に制限されるように設定する有効領域設定部とを有し、前記制御部は、前記制御情報として、該タッチ有効領域が、選択された仮想キーボードの占有領域に制限されていることを示す情報を前記タッチパネル制御回路に供給することが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、前記キーボード情報読出部は、前記画像表示面から前記仮想キーボードの表示が消されたとき、前記複数の仮想キーボードのいずれも選択されていないことを示す非選択信号を出力し、前記有効領域設定部は、該非選択信号に基づいて前記タッチ有効領域を前記タッチ操作面の全領域に設定し、前記制御部は、前記制御情報として、該タッチ有効領域が該タッチ操作面の全領域に設定されていることを示す情報を前記タッチパネル制御回路に供給することが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、前記キーボード情報記憶手段は、前記占有領域情報に加えて、前記仮想キーボードを表示するための画像情報および該仮想キーボードにおけるキー配置を示すキー配置情報を、それぞれの仮想キーボードに対応するキーボード情報として記憶しており、前記制御部は、前記タッチパネル駆動回路から出力されるタッチ位置情報と、該キー配置情報とに基づいて、表示されている仮想キーボードに対するキー操作に応じた処理を実行することが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、該情報処理装置の姿勢を検出して姿勢検出信号を出力する姿勢センサを備え、前記制御部は、該姿勢センサからの姿勢検出信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードを前記画像表示面上で表示する領域を設定することが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、該情報処理装置の姿勢を検出して姿勢検出信号を出力する姿勢センサを備え、前記キーボード情報読出部は、該姿勢センサからの姿勢検出信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードのキーボード情報に代えて他の仮想キーボードのキーボード情報を前記キーボード情報記憶手段から読み出すことが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、前記仮想キーボードは、前記画像表示面上で該仮想キーボードを移動させるための移動キーを含み、前記タッチパネル表示装置は、前記表示部での画像表示を制御する表示制御部を有し、前記制御部は、前記タッチパネル制御回路から操作者による該移動キーに対するタッチおよびスライド操作を示す操作信号を受けたとき、該仮想キーボードの表示位置が該タッチおよびスライド操作に応じて移動するように該表示制御部を制御することが好ましい。
本発明は、上記情報処理装置において、前記有効領域設定部は、前記仮想キーボードの表示位置の移動中は、前記タッチ有効領域を前記移動キーの表示領域にのみ制限して設定し、前記仮想キーボードの表示位置の移動が完了した後は、該タッチ有効領域を、移動後の仮想キーボードの占有領域の全体に設定することが好ましい。
本発明に係る情報処理装置の制御方法は、画像を表示する画像表示面を有する表示部、および該表示部の画像表示面に重ねて配置され、操作者がタッチ操作を行うためのタッチ操作面を有するタッチパネル部を含み、所定のキー配列を有する1以上の種類の仮想キーボードを該画像表示面に表示するタッチパネル表示装置を有する情報処理装置を制御する方法であって、該画像表示面に表示された仮想キーボードが該タッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報を該仮想キーボード毎にキーボード情報記憶手段に記憶し、該仮想キーボードが表示されたとき、表示された仮想キーボードの占有領域情報に基づいて、該タッチ操作面におけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域が表示中の仮想キーボードの占有領域にのみ制限されて該占有領域外でのタッチが無効となるように該タッチパネル表示装置を制御するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明に係る情報処理装置の制御プログラムは、上述した本発明に係る情報処理装置の制御方法をコンピュータにより行うための情報処理装置の制御プログラムであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明に係る情報処理装置は、画像を表示する画像表示面を有する表示部、および該表示部の画像表示面に重ねて配置され、操作者がタッチ操作を行うためのタッチ操作面を有するタッチパネル部を含み、手書き入力を行うための手書き入力領域を該画像表示面に表示するタッチパネル表示装置と、該画像表示面に表示された手書き入力画面が該タッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報を該仮想キーボード毎に格納した手書き入力画面情報記憶手段と、該手書き入力画面が表示されたとき、表示された手書き入力画面の占有領域情報に基づいて、該タッチ操作面におけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域が表示中の手書き入力画面の占有領域にのみ制限されて該占有領域外でのタッチが無効となるように該タッチパネル表示装置を制御する制御部と備えており、そのことにより上記目的が達成される。
次に作用について説明する。
本発明においては、所定のキー配列を有する1以上の種類の仮想キーボードを画像表示面に表示するタッチパネル表示装置と、画像表示面に表示された仮想キーボードがタッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報を仮想キーボード毎に格納したキーボード情報記憶手段とを備え、仮想キーボードが表示されたとき、表示された仮想キーボードの占有領域情報に基づいて、タッチ操作面におけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域が表示中の仮想キーボードの占有領域にのみ制限されてこの占有領域外でのタッチが無効となるようにしたので、タッチ入力可能なタッチ操作領域を筐体いっぱいに広げることができ、しかも、表示処理の複雑化を招くことなく、筐体を保持する保持手による誤動作を回避しつつもう一方の手で仮想キーボードなどの入力画面に対するタッチ入力を操作性よく行うことができる。
また、本発明においては、情報処理装置の姿勢を検出して姿勢検出信号を出力する姿勢センサを備え、制御部は、該姿勢センサからの姿勢検出信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードを画像表示面上で表示する領域を設定するので、姿勢センサからの姿勢信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードを、情報処理装置を保持する姿勢(横向きか縦向き)に拘わらず、タッチパネル表示部の所定位置、例えば下側に位置する部分に表示することができる。つまり、情報処理装置の姿勢に拘わらず、保持手の親指を情報処理装置の重心付近に置くことができ、情報処理装置を片手でしっかり保持しやすくなる。
また、本発明においては、姿勢センサからの姿勢信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードとは異なる仮想キーボードを表示するので、例えば、縦向きに情報処理装置を保持した状態では、横長の仮想キーボードをタッチパネル表示部に表示できないような状況で、縦向きで情報処理装置のタッチパネル表示部の画像表示面に収まる仮想キーボードを、横長の仮想キーボードに代えて表示することができる。
また、本発明においては、仮想キーボードを、画像表示面上で仮想キーボードを移動させるための移動を含むものとし、システム制御部を、タッチパネル表示装置から操作者による移動キーに対するタッチおよびスライド操作を示す操作信号を受けたとき、仮想キーボードの表示位置がタッチおよびスライド操作に応じて移動させるようにしたので、利用者が保持手で掴みたい位置から仮想キーボードを排除することが可能である。さらに、操作者の操作により仮想キーボードの表示領域をタッチパネル表示部上の任意の位置に移動させることができるので、保持手の左右の違いなどのさまざまな操作者の特性に対応できる。
以上のように本発明によれば、タッチ入力可能なタッチ操作領域を筐体いっぱいに広げることができ、しかも、表示処理の複雑化を招くことなく、筐体を保持する保持手による誤動作を回避しつつもう一方の手で仮想キーボードなどの入力画面に対するタッチ入力を操作性よく行うことができる大型タッチパネルを備えた情報処理装置、このような情報処理装置を制御する制御方法、およびこの情報処理装置の制御方法をコンピュータにより行うための情報処理装置の制御プログラムを実現することができる。
図1は、本発明の実施形態1による情報処理装置を説明する図であり、図1(a)は、この情報処理装置の外観を示し、図1(b)は、この情報処理装置の信号処理システムとしての構成を示し、図1(c)は、この情報処理装置のシステム制御部の構成を示し、図1(d)は、この情報処理装置のタッチパネル表示部の構造を概念的に示している。 図2は、本発明の実施形態1による情報処理装置を説明する図であり、この情報処理装置を構成するタッチパネル表示装置(図2(a))、キーボード情報記憶手段(図2(b))、およびメモリ(図2(c))の構成を示している。 図3は、本発明の実施形態1による情報処理装置を説明する図であり、この情報処理装置を構成する周辺機器を具体的に示している。 図4は、本発明の実施形態1による情報処理装置を説明する図であり、そのキーボード情報記憶手段に記憶されているキーボード情報を具体的に示している。 図5は、本発明の実施形態1による情報処理装置を説明する図であり、この情報処理装置で表示する仮想キーボードの例(図5(a)〜図5(e))を具体的に示している。 図6は、本発明の実施形態1による情報処理装置の動作を説明する図であり、この情報処理装置にてタッチ有効領域を制限する処理をフローチャートで示している。 図7は、本発明の実施形態1による情報処理装置の動作を説明する図であり、表示する仮想キーボードを選択するメニュー画面を示している。 図8は、本発明の実施形態1による情報処理装置の動作を説明する図であり、この情報処理装置のタッチパネル表示部に仮想キーボードを表示した状態を示している。 図9は、本発明の実施形態2による情報処理装置を説明する図であり、図9(a)は、この情報処理装置の外観を示し、図9(b)は、この情報処理装置の信号処理システムとしての構成を示し、図9(c)は、この情報処理装置のシステム制御部の構成を示し、図9(d)は、この情報処理装置のタッチパネル表示部の構造を概念的に示している。 図10は、本発明の実施形態2による情報処理装置を説明する図であり、この情報処理装置を構成する周辺機器を具体的に示している。 図11は、本発明の実施形態2による情報処理装置の動作を説明する図であり、この情報処理装置にてタッチ有効領域を制限する処理をフローチャートで示している。 図12は、本発明の実施形態2による情報処理装置の動作を説明する図であり、図12(a)および図12(b)は、この情報処理装置を縦向きおよび横向きにして仮想キーボードを表示した状態を示している。 図13は、本発明の実施形態3による情報処理装置を説明する図であり、図13(a)は、この情報処理装置の外観を示し、図13(b)は、この情報処理装置の信号処理システムとしての構成を示し、図13(c)は、この情報処理装置のシステム制御部の構成を示し、図13(d)は、この情報処理装置のタッチパネル表示部の構造を概念的に示している。 図14は、本発明の実施形態3による情報処理装置の動作を説明する図であり、この情報処理装置にてタッチ有効領域を制限する処理をフローチャートで示している。 図15は、本発明の実施形態3による情報処理装置の動作を説明する図であり、この情報処理装置に仮想キーボードを表示した状態(図15(a))、表示した仮想キーボードを移動させている状態(図15(b))、表示した仮想キーボードの移動が完了した状態(図15(c))を示している。 図16は、特許文献3に開示の情報処理端末における誤動作の防止方法を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による情報処理装置を説明する図であり、図1(a)は、この情報処理装置の外観を示し、図1(b)は、この情報処理装置の信号処理システムとしての構成を示し、図1(c)は、この情報処理装置のシステム制御部の構成を示し、図1(d)は、この情報処理装置のタッチパネル表示部の構造を概念的に示している。また、図2は、この実施形態1による情報処理装置を構成するタッチパネル表示装置(図2(a))、キーボード情報記憶手段(図2(b))、およびメモリ(図2(c))の構成を示している。図3は、この情報処理装置を構成する周辺機器を具体的に示している。また、図8は、この情報処理装置のタッチパネル表示部に仮想キーボードを表示した状態を示している。
まず、本実施形態1の情報処理装置1000の基本構成について説明する。
この情報処理装置1000は、操作者が片手で保持して操作可能な携帯型のものであって、タブレットなどネットワーク上の情報処理端末として機能するものである(図8参照)。ただし、この情報処理装置1000は、ネットワークには繋がっていない電子辞書などの携帯用の電子情報機器などでもよい。図1(a)に示すようにこの情報処理装置1000の筐体100aにはタッチパネル表示部100が装着されており、また、筐体100aの側面には、電源スイッチおよび操作スイッチとして機能する押しボタンスイッチ202が設けられている。
このタッチパネル表示部100は、図1(d)および図2(a)に示すように、画像を表示する画像表示面505aを有する表示部505と、操作者がタッチ操作を行うためのタッチ操作面504aを有するタッチパネル部504とを組み合わせたものであり、表示部505の画像表示面505aにタッチパネル部504のタッチ操作面504aが重ねて配置されている。
この情報処理装置1000は、例えば、図8に示すように、操作者が片手(保持手)Hでこの情報処理装置1000を支持し、表示部の画像表示面505aに仮想キーボードVk1を表示させた状態で、他方の手でキー入力を行うことができるように構成されている。なお、以下では、説明の簡略化のため、表示部505の画像表示面505aおよびタッチパネル部504のタッチ操作面504aをそれぞれ、単にタッチパネル表示部100の画像表示面およびタッチ操作面ともいう。
また、この情報処理装置1000の信号処理システムは、コンピュータシステムとして構成されており、この情報処理装置1000は、図1(d)および図2(a)に示すように表示部505とタッチパネル部504とを組み合わせたタッチパネル表示部100を含み、所定のキー配列を有する1以上の種類の仮想キーボードをタッチパネル表示部100に表示するタッチパネル表示装置500を有している。また、この情報処理装置1000は、タッチパネル表示部100の画像表示面に表示された仮想キーボードVk1がタッチ操作面504a上で占有する占有領域を示す占有領域情報を仮想キーボード毎に格納したキーボード情報記憶手段540と、仮想キーボードVk1が表示されたとき、その表示位置とその占有領域情報とに基づいて、タッチ操作面504aにおけるタッチ操作の有効な領域(タッチ有効領域)Taが仮想キーボードの占有領域にのみ制限されてこの占有領域外でのタッチが無効となるようにタッチパネル表示装置500を制御するシステム制御部521とを有している。
ここで、仮想キーボードに対応する占有領域情報は、仮想キーボードの輪郭を定義する複数の点(例えば長方形の場合は4隅の点)の位置を示す情報であり、具体的には、タッチ操作面504aおよび画像表示面505aに設定されている共通のXY座標系において、仮想キーボードの基準点(例えば、左下隅の位置)を原点として、上記仮想キーボードの輪郭を定義する複数の点の座標を示す座標データである。
また、仮想キーボードの表示位置は、仮想キーボードを表示したときにその基準点(左下隅の位置)が上記XY座標系(つまり画像表示面505a上)で位置する座標(表示座標)で表されており、この情報処理装置1000に予め準備されている仮想キーボード毎にこのXY座標系における既定の座標に設定されている。
従って、システム制御部521bは、仮想キーボードの表示位置を示す座標と占有領域情報とから、仮想キーボードが画像表示面505aに表示されたときに、タッチ操作面504a上で占有する占有領域を求めることができる。
なお、このシステム制御部521bは、仮想キーボード(キーボードの画像)を表示する際、上記表示座標に基づいて仮想キーボードを画像表示面505aの背景画像の所定位置に嵌め込んで表示画像を作成する。
さらに、この情報処理装置1000は、上記キーボード情報以外の情報として各種データを記憶するメモリ529を有している。ここでは、説明の都合上、キーボード情報を記憶するキーボード情報記憶手段540と、キーボード情報以外の各種データを記憶するメモリ529とは別々の記憶装置で構成した場合を示しているが、キーボード情報とこれ以外の各種データとは同一の記憶装置に記憶するようにしてもよい。
この情報処理装置1000では、システム制御部521は、これらのタッチパネル表示装置500、キーボード設定手段540、およびメモリ529にデータバス503を介して接続されており、また、このシステム制御部521にはデータバス503を介してボタンスイッチ回路508および周辺機器530が接続されている。
以下、この情報処理装置1000の信号処理システムを構成する各部の構成についてより詳しく説明する。
〔タッチパネル表示装置500〕
図2(a)は、タッチパネル表示装置500の構成を示している。
このタッチパネル表示装置500は、図2(a)に示すように、タッチ操作を行うためのタッチ操作面504aを有するタッチパネル部504と、このタッチ操作面504aと重なるようその下側に配置された画像表示面505aを有する表示部505と、タッチパネル部504を駆動制御するタッチパネル制御回路506と、表示部505にて画像表示が行われるよう表示部505を制御する表示制御部507とを備え、この画像表示面505aに表示した仮想キーボードに対する情報入力をタッチ操作面504a上でのタッチ操作により行うよう構成したものであり、タッチパネル表示装置500のタッチパネル部504と表示部505とが上記筐体100aに取り付けられて上記タッチパネル表示部100を形成している。
(タッチパネル部504)
ここで、タッチパネル部504は、そのタッチ操作面504aを構成する部分が光透過性を有するものであり、タッチ操作面504aが表示部505の画像表示面505a上に重なって位置し、表示部505の画像表示面505aの、タッチ操作による接触点の座標が静電容量方式によってタッチ位置として検出されるように構成されている。このタッチパネル部504は複数のタッチ位置を同時に検知可能なものが望ましいが、複数タッチに対応していなくてもよい。タッチパネル部504で生成されたセンス信号はタッチパネル制御回路506で処理されてタッチ位置を示すタッチ位置情報として出力される。
つまり、タッチパネル部504およびタッチパネル制御回路506は静電容量方式の位置入力装置を構成しており、透明基板に形成されたマトリクス状電極構造、例えば複数の行電極と複数の列電極とを立体的に交差させた構造における交差部での静電容量の変化を検出するものであり、また、表示部505の画像表示面505a上にはタッチパネル部540のタッチ操作面504aが重ねられており、従って、画像表示面505aに表示された仮想キーボード(キーボードの画像)のキーの画像上をタッチすることで、仮想キーボードに対するキー入力操作を行うことができる。
(表示部505)
表示部505は、表示制御部507より送られてくる表示信号に基づいて画像を画像表示面505aに表示するものである。
(タッチパネル制御回路506)
タッチパネル制御回路506は、タッチパネル部504にそのドライブ信号を供給するとともに、タッチパネル部504で検出されたセンス信号を受け取り、このセンス信号に基づいてタッチ位置を示すタッチ位置情報、タッチの強さ、タッチの大きさを含むタッチ情報を出力するものであり、このタッチパネル制御回路506からのタッチ位置情報はデータバス503を介してシステム制御部521に供給される。
また、ここでは、タッチパネル制御回路506は、システム制御部521からの制御信号に基づいてタッチ有効領域Taがタッチ操作面504aの一部の領域に制限されるようにタッチパネル部504を制御する構成となっている。つまり、タッチパネル部504は、タッチパネル制御回路506によりタッチ有効領域Taの範囲においてのみスキャンされて、タッチパネル部504で生じたセンス信号は、タッチパネル制御回路506により、上記XY座標系におけるX座標とY座標とからなるタッチ座標を示すタッチ位置情報として検出される。従って、タッチ有効領域Taの外側はスキャンされずにタッチが無効となる。
(表示制御部507)
表示制御部507は、表示部505の画像表示面505aに画像が表示されるよう表示部505に表示信号を供給するものであり、例えば、システム制御部521が、仮想キーボードの画像とその他の画像(背景画像)とを合成して得られる合成画像の画像データを表示制御部507に供給すると、この表示制御部507が、画像データに基づいて合成画像を表示するための表示信号を表示部505に供給するようになっている。
〔キーボード情報記憶手段540〕
図2(b)は、キーボード情報記憶手段540を説明する図である。
このキーボード情報記憶手段540には、複数種類の仮想キーボードの各々に対応するキーボード属性情報(キーボード情報)Dkbとして、上述した仮想キーボードの占有領域情報C、仮想キーボードを表示するための画像情報Vd、および仮想キーボードにおけるキー配置を示すキー配置情報Aが格納されている。
なお、ここでキーボード情報記憶手段に記憶される画像情報、占有領域情報、およびキー配置情報は、タッチパネル表示部に表示される仮想キーボードの基準位置座標を原点とした相対位置情報であることが望ましい。
図4は、このキーボード情報記憶手段に記憶されているキーボード情報Dkbを具体的に示し、図5は、この情報処理装置で表示可能な仮想キーボードの例(図5(a)〜図5(d))および手書き入力パッド(図5(e))を具体的に示している。
ここでは、キーボード情報記憶手段540には、n個の仮想キーボードVk1〜Vkn(n:自然数)に対応するキーボード情報が格納されており、従って、この情報処理装置1000では種類の異なるn個の仮想キーボードが準備されており、これらの仮想キーボードを表示可能となっている。
例えば、仮想キーボードVk1は、図5(a)に示すように、フルキーボードに相当する最もキーの個数の多い汎用キーボード101aとして機能するもの、仮想キーボードVk2は、図5(b)に示すかな入力キーボード101bとして機能するものであり、この情報処理装置1000では、仮想キーボードVk1に対応する画像データVd1が背景画像と合成されて表示制御部507に供給されると、タッチパネル表示部100の画像表示面505aの一部に仮想キーボードVk1として汎用キーボード101aの画像が表示され、仮想キーボードVk2に対応する画像データVd2が背景画像と合成されて表示制御部507に供給されると、タッチパネル表示部100の画像表示面505aの一部には仮想キーボードVk2としてかな入力キーボード101bの画像が表示されるようになっている。なお、これらの仮想キーボードが表示される位置は、システム制御部521で、仮想キーボードの画像とその他の画像とを合成して合成画像を形成する際に、各キーボードに対応する所定位置(仮想キーボードVk1の場合は)、ここでは、筐体の下側短辺に沿った位置に決まるようになっている。
また、仮想キーボードVk1、Vk2に対応する座標データC1、C2は、上述したように、これらの仮想キーボードが画像表示面505a上に表示されたときに、対応するタッチ操作面504aでこれらの仮想キーボードが占める占有領域を、上記基準位置を原点としてXY座標系で定義するものであり、システム制御部521はこの座標データに従って、タッチ有効領域Taを仮想キーボードの占有領域のみに設定するように構成されている。
また、仮想キーボードVk1、Vk2に対応する配列データA1、A2は、これらの仮想キーボードが画像表示面505a上に表示されたときの、それぞれ仮想キーボードにおけるキーの位置を、上記基準位置を原点として示すものであり、システム制御部521は、これらの配列データA1、A2と、タッチパネル制御回路506からのタッチ位置情報とに基づいて、表示されている仮想キーボードに対するタッチ操作に応じたキー入力処理を実行するように構成されている。
ここでは、キーボード情報記憶手段540には、n個の仮想キーボードVk1〜Vknに対応するキーボード情報が格納されており、これらの仮想キーボードには、例えば、図5(c)に示すように、左手あるいは右手のいずれでもかな入力をしやすくした両手かな入力キーボード101cが含まれており、この両手かな入力キーボード101cは、左側かな入力キーボード部101c1と、右側かな入力キーボード部101c2とを有している。さらに、n個の仮想キーボードVk1〜Vknには、図5(d)に示すように仮想キーボードとしてテンキー101dも含まれている。
なお、情報入力は上記仮想キーボードに限定されるものではなく、図5(e)に示すように手書き入力パッド101eなどの入力画像を表示するようにしてもよい。
〔メモリ529〕
図2(c)は、この実施形態1の情報処理装置1000を構成するメモリ529の構成を示している。
このメモリ529は、上記キーボード情報以外のデータを格納するものであり、このメモリ529には、揮発性メモリおよび不揮発性メモリが含まれる。このメモリ529は、図2(c)に示すように、この情報処理装置1000における信号処理を制御する制御プログラムを記憶している制御プログラム記憶部529aと、この情報処理装置1000に対する正規の操作者であるか否かを判定するための認証情報などのセキュリティー情報を記憶するセキュリティー情報記憶部529bと、この情報処理装置1000で処理される種々の情報を一時的に記憶する一時情報記憶部529cとを有している。
ここで、制御プログラムは、システム制御部521がメモリ529、タッチパネル制御回路506、表示制御部507、キーボード情報記憶手段540、および周辺機器を制御するプログラムを含んでいる。また、このメモリ529には、仮想キーボードの表示あるいは非表示といった動作を制御する仮想キーボード表示アプリケーションプログラムが格納されており、さらにこの情報処理装置1000で実行する他のアプリケーション(アプリケーションプログラム)が格納されている。
〔ボタンスイッチ回路508〕
上記情報処理装置1000を構成するボタンスイッチ回路508は、データバス503に接続されたインターフェース回路であり、携帯型情報処理装置の筐体100aの側面に取り付けられているボタンスイッチ202からの操作信号を受け、この操作信号をこれがシステム制御部521に供給されるようデータバス503に出力するものである。
〔周辺機器530〕
図3は、この実施形態1の情報処理装置1000を構成する周辺機器530の構成を示している。
この周辺機器530は、図3に示すように、種々のデータを含む信号を無線で送受信する無線送受信部522と、この無線送受信部522に接続されたアンテナ523と、種々のデータを含む信号を有線で送受信する有線送受信部524と、被写体の撮影を行う画像撮影用カメラ525と、音声信号の処理を行う音声処理部526と、音声信号あるいは音声を出力する音声出力部5271と、受信した音声信号、あるいは集音により得られた音声信号を出力する集音部5272と、経時動作を行うタイマ528とを有している。
〔システム制御部521〕
図1(c)は、システム制御部521の構成を示している。
この実施形態1の情報処理装置1000を構成するシステム制御部(CPU)521は、メモリ529に格納されている制御プログラムをプログラム領域に展開して情報処理装置1000内の各部を制御する処理を実行するものであり、メモリ529、タッチパネル表示装置500、周辺機器530、およびキーボード情報記憶手段540とデータバス503により相互にデータの受け渡しが可能となるよう接続されている。またシステム制御部521は、ボタンスイッチ回路508からの信号を受け取るようデータバス503を介してこのボタンスイッチ回路508に接続されている。
また、このシステム制御部521は、図1(c)に示すように、操作者からの仮想キーボードの表示要求に基づいて、複数の仮想キーボードから操作者の表示要求がなされた仮想キーボードを選択してそのキーボード情報をキーボード情報記憶手段540から読出すキーボード情報読出部521cと、このキーボード情報読出部521cにより読み出されたキーボード情報である占有領域情報Cと、予め設定されている仮想キーボードが表示される位置情報とに基づいて、タッチ有効領域Taを、該選択された仮想キーボードのタッチ操作面504aでの占有領域に設定して、タッチ有効領域Taの範囲を示す有効領域情報を出力する有効領域設定部521aとを有している。ここで、予め設定されている仮想キーボードが表示される位置情報は、仮想キーボードの基準位置が位置すべき画像表示面505aにおける位置を示すものである。
また、システム制御部521は、有効領域設定部521a、キーボード情報読出部521c、メモリ529、タッチパネル表示装置500、周辺機器530、およびキーボード情報記憶手段540を制御する動作制御部521bを有している。このシステム制御部521では、動作制御部521bが、タッチ有効領域Taが仮想キーボードの占有領域に設定されていることを示す有効領域情報を有効領域設定部521aから受けてタッチパネル制御回路506にその制御情報として供給するようになっている。
なお、動作制御部521bは、タッチパネル制御回路506からのタッチ位置情報に基づいて、タッチ位置座標、複数タッチ情報、フリックなどのジェスチャー情報を解析する。具体的には、動作制御部521bは、タッチ位置情報に基づいて、仮想キーボードの操作されたキーを解析する処理を行い、表示されている仮想キーボードに対するキー操作に応じた処理を実行するようになっている。
次に、動作について説明する。
図6は、本発明の実施形態1による情報処理装置の動作を説明する図であり、この情報処理装置にてタッチ有効領域を制限する処理をフローチャートで示している。図7は、この情報処理装置で用いる仮想キーボードを選択するメニュー画面を示している。
操作者が、携帯型の情報処理装置1000における信号処理システム(以下、単にシステムともいう。)の電源をONにすると、システム制御部(CPU)521が、制御プログラムおよび仮想キーボード表示アプリケーションプログラムを自動実行する。仮想キーボード表示アプリケーションは常駐プログラムであることが望ましい。
システム制御部521がこれらのプログラムを実行することにより、上述した、有効領域設定部521a、キーボード情報読出部521c、および動作制御部521bがシステム制御部(CPU)521内に構築される。
ここでは、仮想キーボードとしてフルキーボードに対応する汎用キーボード101a(図5(a))の画像を表示させ、タッチ有効領域Taを、この仮想キーボードがタッチ操作面504a上で占める占有領域に制限して、この占有領域外でのタッチを無効とする処理手順について、図6を用いて説明する。
まず、電源をONした後に、動作制御部521bは、この情報処理装置1000に対して操作者による仮想キーボードの表示要求がなされたか否かの判定を行う(ステップS1)。仮想キーボードの表示要求がなされていない場合は、このステップS1の処理を繰り返す。
一方、操作者が情報処理装置1000に取り付けられているボタンスイッチ202の操作(例えば長押し)により仮想キーボードの表示要求を行うと、動作制御部521bは、ボタンスイッチ回路508からの操作信号に基づいて、仮想キーボードの表示要求がなされたと判断し、メモリ529から仮想キーボードの選択メニュー画面の表示データを読み出して表示制御部507に供給する。表示制御部507は選択メニュー画面の表示データを受けると、タッチパネル表示部(画像表示面)100に選択メニュー画面が表示されるように表示部505を制御する。これにより、タッチパネル表示部100には、図7に示すように選択メニュー画面(仮想キーボード選択画面)1053が表示される(ステップS2)。
この選択メニュー画面1053には、仮想キーボードVk1〜Vk3を選択するためのタッチ釦S11〜S13としてボタン表示106〜108が表示されている。ここでは、説明の都合上、選択の対象となる仮想キーボードは、仮想キーボードVk1〜Vk3とし、それぞれ汎用キーボード101a、かな入力キーボード101b、テンキー101dとしている。ただし、実際は、この情報処理装置に表示可能に準備されているすべての仮想キーボードや手書き入力パッドを選択するためのタッチ釦が仮想キーボード選択画面1053に表示される。
なお、仮想キーボードの表示要求は、ボタンスイッチ202の長押しなどの操作に限定されるものではなく、タッチパネル表示部100に仮想キーボードの表示要求のためのアイコンボタンを表示し、このアイコンボタンをタッチするようにしてもよい。
続いて、動作制御部521bは、仮想キーボード選択画面1053で仮想キーボードが選択されたか否かを判定し(ステップS3)、仮想キーボードの選択がなされていない場合は、このステップS3の処理を繰り返す。
一方、仮想キーボード選択画面1053で1つの仮想キーボードが選択されたときは、動作制御部521bは、選択された仮想キーボードのキーボード情報をキーボード情報記憶手段540から取得するようにキーボード情報読出部521cに指令する(ステップS4)。例えば、仮想キーボード選択画面1053には、図7に示すように、仮想キーボードVk1〜Vk3を選択するためのタッチ釦S11〜S13が表示されており、操作者が仮想キーボードVk1を選択するためのタッチ釦S11を押したとすると、動作制御部521bはキーボード情報読出部521cが仮想キーボードVk1に対応するキーボード情報をキーボード情報記憶手段540から読み出すようにキーボード情報読出部521cを制御する。
これによりキーボード情報読出部521cは、キーボード情報Dkbを格納しているキーボード情報記憶手段540から仮想キーボードVk1のキーボード画像情報Vd、キーボード占有領域情報C、キー配列情報Aとして、それぞれ具体的な画像データVd1、座標データC1、および配列データA1を取得する(ステップS4)。
動作制御部521bは、キーボード情報読出部521cが取得した各データを受け、画像データVd1を表示制御部507に供給し、座標データC1を有効領域設定部521aに供給し、配列データA1を保持する。
このとき、表示制御部507は、動作制御部521bからの画像データに基づいて、仮想キーボードVk1として汎用キーボード101aの画像をタッチパネル表示部100における所定の領域に表示する(ステップS5)。この仮想キーボードを表示する所定の領域は、予め、略長方形形状の筐体100aの、ボタンスイッチ202が位置する側の短辺に沿った領域に設定されている。
さらに、有効領域設定部521aは、仮想キーボードに設定されている表示座標に基づいて座標データC1を用いて、タッチ有効領域Taが制限されるようにタッチ有効領域Taを仮想キーボードVk1がタッチ操作面504a上で占める占有領域に設定して、タッチ操作面上でのタッチ有効領域Taの範囲を示す有効領域情報を出力する(ステップS6)。
このとき動作制御部521bは、有効領域設定部521aからの有効領域情報をタッチパネル制御回路506に供給する。これによりタッチパネル制御回路506は、タッチ有効領域Taが仮想キーボードVkbのタッチパネル表示部100(つまりタッチ操作面504a)上での占有領域に制限されて占有領域外でのタッチが無効となるように、タッチパネル部504を駆動制御する。
具体的には、タッチパネル部504の行電極および列電極は、タッチパネル制御回路506によりタッチ有効領域Taの範囲内においてのみスキャンされ、これによりタッチパネル部504ではセンス信号が生成され、タッチパネル制御回路506からはタッチ位置を示すX座標とY座標とからなるタッチ座標(タッチ位置情報)が動作制御部521bに出力される。つまり、タッチ有効領域Taの外側はスキャンされずにタッチが無効となる。
次に、動作制御部521bは、仮想キーボードの表示を消す操作が行われたか否かを判定し(ステップS7)、仮想キーボードVk1の表示中は、このステップS7の処理を繰り返す。
また、このように仮想キーボードVk1の表示中に、この仮想キーボードに対するタッチ操作が行われると、動作制御部521bは、タッチパネル部504でのタッチ位置を示すタッチ位置情報をタッチパネル制御回路506を介して受け取り、このタッチ位置情報と、仮想キーボードVk1のキー配置情報Aである配列データA1と、仮想キーボードの表示位置を示す座標とに基づいて、タッチ操作がなされたキーを判別し、仮想キーボードに対するキー操作に応じた処理を実行する。
また、動作制御部521bは、操作信号などから仮想キーボードの表示が消されたと判定したときは、この判定結果を有効領域設定部521aに通知する。有効領域設定部521aは、この判定結果を受けて、タッチ有効領域Taの制限を解除してタッチ有効領域Taをタッチ操作面の全領域に設定し、このタッチ有効領域の範囲を示す有効領域情報を出力すると、動作制御部521bは、この有効領域情報をタッチパネル制御回路506に供給する。これにより、タッチパネル部504は、タッチパネル制御回路506によりタッチ操作面504aの全体に渡ってスキャンされ、タッチパネル部504のタッチ操作面504aの全範囲でのタッチ位置情報がタッチパネル制御回路506から検出される状態に戻る。つまり、タッチ操作面504aでタッチが無効となる領域はなくなる。
次に作用効果について説明する。
本実施形態1の情報処理装置1000では、タッチパネル表示装置500を備えた情報処理装置1000を片手で保持しながらタッチ入力する場合、保持手Hの親指がタッチパネル表示部100に触れてタッチ入力が妨げられるのを回避できる。
つまり、タッチ有効領域Taの範囲が、タッチパネル表示部100の画像表示面下部に表示されている仮想キーボードVk1の占有領域を囲む範囲に設定されるので、仮想キーボードVk1の外側のタッチは無効となる。このため、情報処理装置1000を片手で保持した場合、図8に示すように、保持手Hの親指がタッチパネル外縁100bより内側に触れていても、タッチパネル表示部100に対する保持手Hによる誤動作を防止することができる。このため、片手でしっかりと情報処理装置1000を保持することができる。
また、キーボード情報記憶手段540には、複数種類の仮想キーボードのキーボード情報として、キーボード画像情報Vd、キーボード占有領域情報C、キー配列情報Aを記憶しているので、情報処理装置の用途に応じて、表示する仮想キーボードの種類、つまりキーボードのキー配置やサイズなどを切り替えることが容易である。
また、仮想キーボードによる入力が不要な時には、仮想キーボードの表示を消すことで、タッチ有効領域Taの範囲をタッチパネル表示部100の全体に設定することができ、タッチパネル表示部100の全面に渡って配置されているアイコンなどに対するタッチ操作が可能となる。
このように本実施形態1による情報処理装置1000では、複数の種類の仮想キーボードに関するキーボード情報として、タッチパネル表示部100に表示された仮想キーボードがそのタッチ操作面504a上で占有する占有領域を示す占有領域情報を仮想キーボード毎に格納したキーボード情報記憶手段540を備え、仮想キーボードが表示されたとき、表示された仮想キーボードの占有領域情報に基づいて、タッチ操作面504aにおけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域の範囲が表示中の仮想キーボードの占有領域にのみ制限され、仮想キーボードの占有領域外でのタッチが無効となるようにしたので、タッチ入力可能なタッチ操作領域を筐体いっぱいに広げることができ、しかも、表示処理の複雑化を招くことなく、筐体を保持する保持手による誤動作を回避しつつもう一方の手で仮想キーボードなどの入力画面に対するタッチ入力を操作性よく行うことができる。
(実施形態2)
図9は、本発明の実施形態2による情報処理装置を説明する図であり、図9(a)は、この情報処理装置の外観を示し、図9(b)は、この情報処理装置の信号処理システムとしての構成を示し、図9(c)は、この情報処理装置のシステム制御部の構成を示し、図9(d)は、この情報処理装置のタッチパネル表示部の構造を概念的に示している。図10は、この情報処理装置を構成する周辺機器を具体的に示している。図12は、この実施形態2による情報処理装置の動作を説明する図であり、図12(a)および図12(b)は、この情報処理装置を縦向きおよび横向きに保持して仮想キーボードを表示した状態を示している。
本実施形態2による情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置1000における周辺機器530に代えて、この情報処理装置2000の姿勢を検出して姿勢信号を出力する姿勢センサ539を含む周辺機器503aを備え、さらに、実施形態1におけるシステム制御部521に代えて、この姿勢センサ539からの姿勢信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードをタッチパネル表示部100の画像表示面505a上で表示する位置を決定するシステム制御部2521を備えたものであり、この実施形態2の情報処理装置2000におけるその他の構成は実施形態1の情報処理装置1000におけるものと同一である。
以下、具体的に説明する。
この実施形態2の情報処理装置2000の周辺機器530aは、実施形態1の情報処理装置1000における周辺機器530を構成する無線送受信部522、アンテナ523、有線送受信部524、画像撮影用カメラ525、音声処理部526、音声出力部5271、集音部5272、およびタイマ528に加えて、情報処理装置2000の姿勢が、横向きか縦向きかを検出して姿勢信号を出力する姿勢センサ539を有している。
また、この実施形態2の情報処理装置2000におけるシステム制御部2521は、実施形態1の情報処理装置1000におけるシステム制御部521の機能に加えて、姿勢センサ539からの姿勢信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードをタッチパネル表示部100(つまり、表示部の画像表示面505a)上で表示する領域を、情報処理装置2000の縦向き姿勢あるいは横向き姿勢に適した領域に設定するように構成されている。
つまり、この実施形態2では、システム制御部2521を構成するキーボード情報読出部521cは、実施形態1におけるものと同一である。また、システム制御部2521の動作制御部2521bは、実施形態1の動作制御部521aの機能に加えて、表示要求に基づいて選択した仮想キーボードに対応するキーボード情報を取得した後に、姿勢センサ539からの姿勢信号に基づいてこの情報処理装置2000の姿勢が縦向きか横向きかを判定し、その判定結果に基づいて、選択された仮想キーボードを表示する位置を、情報処理装置2000の縦向き姿勢あるいは横向き姿勢に適した位置に設定するように構成されており、この姿勢判定処理を行う点以外は実施形態1の動作制御部521bと同一である。
さらに、システム制御部2521の有効領域設定部2521aは、上記姿勢判定の結果に基づいて設定された仮想キーボードの表示位置と、仮想キーボードがタッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報(座標データ)とに基づいて、タッチ有効領域Taの範囲を、情報処理装置の姿勢に応じて仮想キーボードが配置されるタッチ操作面504a上での領域に設定する構成となっている。
なお、キーボード情報記憶手段に格納されている仮想キーボードの占有領域情報(座標データ)は、上述したとおり、仮想キーボードの基準点(例えば、左下隅の位置)を原点として上記仮想キーボードの輪郭を定義する複数の点の座標を示す座標データであり、仮想キーボードをタッチパネル表示部で表示する表示位置が決まれば、つまり、仮想キーボードの基準点のタッチ操作面504a上での位置が決まれば、この占有領域情報(座標データ)に基づいて、画像表示面に表示された仮想キーボードがタッチ操作面を占有する占有領域を決定することができるものである。
次に動作について説明する。
この実施形態2では、操作者による仮想キーボードの表示要求に応じて、上記実施形態1と同様にステップS1〜S4の処理が実行され、キーボード情報読出部521cは、キーボード情報Dkbを格納しているキーボード情報記憶手段540から、表示要求のあった仮想キーボードVk1のキーボード画像情報Vd、キーボード占有領域情報C、キー配列情報Aとして、画像データVd1、座標データC1、および配列データA1を取得する(ステップS4)。
その後、動作制御部2521bは、周辺機器530aの姿勢センサ539の姿勢信号に基づいて、情報処理装置の姿勢は縦向きか横向きかを判定する(ステップS4a)。続いて、動作制御部2521bは、その判定結果に基づいて、表示要求を受けた仮想キーボードの表示位置として姿勢の向きに適した位置を決定し、この姿勢の向きに適した表示位置に仮想キーボードが表示されるように、仮想キーボードの画像を背景画像と合成して合成画像の画像データを表示制御部507に供給する。これにより表示部505では、表示制御部507からの表示信号に基づいて仮想キーボードが、情報処理装置2000の姿勢に適した適切な位置に表示される(ステップS5)。このとき、動作制御部2521bは、姿勢の向きに適した表示位置の情報を内部のレジスタに保持する。
次に、有効領域設定部2521aは、動作制御部2521bからの仮想キーボードの表示位置の情報と、仮想キーボードの座標データC1とに基づいてタッチ有効領域Taの範囲を、仮想キーボードVk1のタッチ操作面504a上での占有領域に制限されるように設定して、このタッチ有効領域Taの範囲を示す有効領域情報を出力する(ステップS6)。
このとき、動作制御部2521bは、有効領域設定部2521aからの有効領域情報をタッチパネル制御回路506に供給する。これによりタッチパネル制御回路506は、タッチ有効領域Taが仮想キーボードVkbのタッチパネル表示部100(つまりタッチ操作面504a)上での占有領域に制限されて占有領域外でのタッチが無効となるように、タッチパネル部504を駆動制御する。
その後は、動作制御部2521bは、実施形態1におけるステップS7〜S8の処理と同じ処理を行う。
つまり、動作制御部3521bは、仮想キーボードの表示を消す操作が行われたか否かを判定し(ステップS7)、仮想キーボードの表示が消されたとき、タッチ操作面504aでタッチが無効となる領域はなくなる。
以下、仮想キーボードが、情報処理装置2000の姿勢に適した適切な位置に表示されるステップS5について具体的に説明する。
この実施形態2では、図12(a)に示すように、情報処理装置2000が縦向きに、つまり縦長にして保持されている場合、仮想キーボードVk1はタッチパネル表示部100の下側に位置するボタンスイッチ側短辺に沿って表示され、このとき、タッチ有効領域Taの範囲は、タッチパネル表示部100下側のボタンスイッチ側短辺に沿って配置された仮想キーボードVk1を囲む範囲となり、仮想キーボードVk1の表示領域以外ではタッチ操作が無効となる。
一方、図12(b)に示すように、情報処理装置2000が横向きに、つまり横長にして保持されている場合、仮想キーボードVk1はタッチパネル表示部100の、下側に位置するボタンスイッチ側長辺に沿って表示され、このとき、タッチ有効領域Ta1の範囲は、タッチパネル表示部100下側のボタンスイッチ側長辺に沿って配置された仮想キーボードVk1を囲む範囲となり、仮想キーボードVk1の表示領域以外ではタッチ操作が無効となる。
従って、情報処理装置2000を縦向きに保持する場合でも横向きに保持する場合でも、表示要求された仮想キーボードKv1は常に、操作者が情報処理装置2000を保持する姿勢でタッチパネル表示部100の下側縁部に沿った部分に表示されることとなる。
言い換えると、情報処理装置2000を保持する姿勢に拘わらず、情報処理装置2000の上下方向における中央付近ではその左右両端部分には仮想キーボードVk1が表示されることはなく、これらの部分はタッチ無効領域となっており、これにより保持手Hの親指を、誤動作を招くことなく情報処理装置の重心付近に置くことができ、情報処理装置を片手でしっかり保持しやすくなる。
このように本実施形態2による情報処理装置2000では、情報処理装置の姿勢を検出して姿勢検出信号を出力する姿勢センサ539を備え、システム制御部2521bは、姿勢センサ539からの姿勢信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードVk1を、情報処理装置2000を保持する姿勢(横向きか縦向き)に拘わらず、タッチパネル表示部100の下側に位置する部分に表示するので、仮想キーボードの表示領域以外をタッチ無効領域とすることでタッチパネル表示部100に対する保持手による誤動作を防止することができるという効果に加えて、情報処理装置の姿勢に拘わらず、保持手Hの親指を情報処理装置の重心付近に置くことができ、情報処理装置を片手でしっかり保持しやすくなるという効果がある。
なお、上記実施形態2では、姿勢センサからの姿勢信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードをタッチパネル表示部の画像表示面上で表示する領域を設定するようにしているが、姿勢センサからの姿勢信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードとは異なる仮想キーボードを表示するようにしてもよい。
この場合、動作制御部は姿勢センサからの姿勢信号に基づいて情報処理装置の姿勢を判定し、キーボード情報読出部は、その判定結果に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードのキーボード情報に代えて他の仮想キーボードのキーボード情報をキーボード情報記憶手段から読み出し、動作制御部は、このようにキーボード情報が読み出された仮想キーボードの画像を背景画像に合成して表示制御部に供給する。これにより、タッチパネル表示部では、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードとは別の仮想キーボードが表示される。
これにより、具体的には、縦向きに情報処理装置を保持した状態では、横長の仮想キーボードをタッチパネル表示部に表示できないような状況で、縦向きで情報処理装置のタッチパネル表示部の画像表示面に収まる仮想キーボードを、横長の仮想キーボードに代えて表示することができる。
(実施形態3)
図13は、本発明の実施形態3による情報処理装置を説明する図であり、図13(a)は、この情報処理装置の外観を示し、図13(b)は、この情報処理装置の信号処理システムとしての構成を示し、図13(c)は、この情報処理装置のシステム制御部の構成を示し、図13(d)は、この情報処理装置のタッチパネル表示部の構造を概念的に示している。図15は、この実施形態3の情報処理装置の動作を説明する図であり、この情報処理装置に仮想キーボードを表示した状態(図15(a))、表示した仮想キーボードを移動させている状態(図15(b))、表示した仮想キーボードの移動が完了した状態(図15(c))を示している。
本実施形態3による情報処理装置3000は、実施形態1の情報処理装置1000における準備されている複数種類の仮想キーボードをすべて、タッチパネル表示部の画像表示面505a上でこれらの仮想キーボードを移動させるための移動キーKmを含むものとし、実施形態1の情報処理装置1000におけるシステム制御部521に代わるシステム制御部3521を備えたものである。
ここで、システム制御部3521bは、上記実施形態の情報処理装置1000におけるシステム制御部521の機能に加えて、タッチパネル制御装置500から操作者による移動キーKmに対するタッチおよびスライド操作を示す操作信号を受けたとき、図15(b)に示すように、仮想キーボードKv1の表示位置が該タッチおよびスライド操作に応じて移動するように仮想キーボードの画像と、画像表示面505aの背景画像との合成を行うように構成されている。
また、有効領域設定部3521aは、操作者が移動キーKmにタッチしている状態では、タッチ有効領域Ta2、Ta3の範囲を移動キーKmの表示領域にのみ制限して設定し、仮想キーボードの表示位置の移動が完了して移動キーKmのタッチが解消された後は、該タッチ有効領域Ta4の範囲を、移動後の仮想キーボードKv1の占有領域の全体に設定するように構成されている。
従って、タッチパネル表示装置500のタッチパネル制御回路では、操作者が移動キーにタッチしている状態では、有効領域設定部3521aからのタッチ有効領域の範囲を示す有効領域情報に基づいて、移動キーKmの占有領域でのみタッチ位置の検出が可能となるようにタッチパネル部504(図2参照)を制御するようになっている。
なお、図15(a)では、仮想キーボードVk1が初期位置に表示されている状態でのタッチ有効領域Taの範囲を示している。図15(b)では、移動キーKmに操作者がタッチしたときに、移動キーの占有領域に対応するよう縮小されたタッチ有効領域Ta2の範囲、および仮想キーボードをタッチパネル表示部の下端位置から上端位置まで移動させたときに、その移動に伴って移動したタッチ有効領域Ta3の範囲を示している。図15(c)では、操作者が移動キーKmから指を離したときに、仮想キーボードの占有領域に対応するよう拡張したタッチ有効領域Ta4の範囲を示している。
この実施形態3の情報処理装置3000におけるその他の構成は、実施形態1の情報処理装置におけるものと同一である。
次に動作について説明する。
この実施形態3の情報処理装置3000では、操作者による仮想キーボードの表示要求に従って、上記実施形態1と同様にステップS1〜S6の処理が実行され、操作者の表示要求に従って仮想キーボードKv1がタッチパネル表示部100に表示され、その際、有効領域設定部3521aは、仮想キーボードKv1の表示位置と、占有領域を示す座標データC1とに基づいてタッチ有効領域Taの範囲を初期位置の仮想キーボードVk1のタッチ操作面504a上での占有領域に設定して、このタッチ有効領域Taの範囲を示す有効領域情報を出力する(ステップS6)。
その後は、動作制御部3521bは、タッチパネル表示装置からのタッチ検出信号に基づいて、移動キーKmにタッチされているか否かの判定を行う(ステップS6a)。この判定の結果、移動キーKmにタッチされていない場合は、動作制御部3521bはこのステップS6aの処理を繰り返し行う。
一方、動作制御部3521bが移動キーKmにタッチされていると判定した場合は、有効領域設定部3521aは、この判定結果に基づいてタッチ有効領域Taの範囲を仮想キーボードVk1の移動キーKmがタッチ操作面504a上で占める占有領域に設定する(ステップS6b)。なお、図15(b)中、Ta2は、移動キーKmの占有領域に設定されたタッチ有効領域である。
その後、動作制御部3521bは、タッチパネル表示装置500からのタッチ検出信号に基づいて、移動キーKmに対するタッチが解除されたか否かの判定を行う(ステップS6c)。この判定の結果、移動キーのタッチが解除されていない場合は、動作制御部3521bはこのステップS6cの処理を繰り返し行う。
この移動キーKmのタッチが解除されていない状態で、操作者が移動キーKmにタッチした状態でスライド操作を行うと、動作制御部3521bでは、仮想キーボードの表示位置を示す位置座標が、初期設定の位置座標からタッチパネル表示装置500からのタッチ検出信号から得られたタッチ座標に基づいて更新されることとなり、動作制御部3521bは、仮想キーボードと背景画像との合成画像における仮想キーボードの位置を変更した画像データをタッチパネル表示装置500に送る。これによりタッチパネル表示装置500の画像表示面505aでは、表示されている仮想キーボードVk1の表示位置がスライド操作に伴って移動することとなる。
その後、動作制御部3521bはタッチパネル表示装置からのタッチ検出信号に基づいて、移動キーKmに対するタッチが解除されていると判定した場合は、有効領域設定部3521aは、動作制御部3521bの判定結果を受けて、タッチ有効領域Ta3の範囲を仮想キーボードVk1の移動キーがタッチ操作面504a上で占める占有領域から、仮想キーボードVk1の全体がタッチ操作面504a上で占める占有領域に戻す(ステップS6d)。
その後は、実施形態1と同様にステップS7〜S8の処理を行う。
つまり、動作制御部3521bは、仮想キーボードの表示を消す操作が行われたか否かを判定し(ステップS7)、仮想キーボードの表示が消されたとき、タッチ操作面504aでタッチが無効となる領域はなくなる。
このような構成の実施形態3の情報処理装置3000では、使用者の操作により仮想キーボードの位置座標を移動できる。
つまり、仮想キーボードの画像の右上角には移動キーが配置されている。移動キーを指でタッチしながらスライドさせると、仮想キーボードの位置座標がタッチ座標を参照して更新されることによって、仮想キーボードの表示画像が指を追尾して移動する。このとき、タッチ有効領域Taを移動キー付近のタッチ位置周辺に狭めているので、キーボード表示が保持手の親指の下に移動してきた場合でも誤動作しない。
そして、希望位置まで仮想キーボードを移動してから移動キーから指を離すと、タッチ有効領域がキーボード表示の全体を囲むように戻る。
このように本実施形態3では、仮想キーボードを、表示面上で該仮想キーボードを移動させるための移動キーKmを含むものとし、システム制御部3521bを、タッチパネル表示装置500から操作者による該移動キーKmに対するタッチおよびスライド操作を示す操作信号を受けたとき、仮想キーボードの表示位置が該タッチおよびスライド操作に応じて移動させるようにしたので、上記実施形態1の効果に加えて、利用者が保持手で掴みたい位置から仮想キーボードを排除することが可能である。さらに、操作者の操作により仮想キーボードの表示領域をタッチパネル表示部上の任意の位置に移動させることができるので、保持手の左右の違いなどのさまざまな操作者の特性に対応できる効果がある。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および情報処理装置の制御プログラムの分野において、タッチ入力可能なタッチ操作領域を筐体いっぱいに広げることができ、しかも、構成の複雑化を招くことなく、筐体を保持する保持手による誤動作を回避しつつもう一方の手で仮想キーボードなどの入力画面に対するタッチ入力を操作性よく行うことができる大型タッチパネルを備えた情報処理装置、このような情報処理装置を制御する制御方法、およびこの情報処理装置の制御方法をコンピュータにより行うための情報処理装置の制御プログラムを実現することができる。
100 タッチパネル表示部
100a 筐体
100b タッチパネル外縁
101a〜101d 仮想キーボード
101e 手書き入力パッド
106〜108 ボタン表示
202 ボタンスイッチ
500 タッチパネル表示装置
503 バス
504 タッチパネル部
505 表示部
506 タッチパネル制御回路
507 表示制御部
508 ボタンスイッチ回路
521、2521、3521 システム制御部
521a、2521a、3521a 有効領域設定部
521b、2521b、3521b 動作制御部
522 無線送受信部
523 アンテナ
524 有線送受信部
525 画像撮像用カメラ
526 音声処理部
528 タイマ
529 メモリ
529a 制御プログラム記憶部
529b セキュリティー情報記憶部
529c 一時情報記憶部
530、530a 周辺回路
539 姿勢センサ
540 仮想キーボード情報記憶手段
540a 表示形態設定手段
1000、2000、3000 情報処理装置
1053 選択メニュー画面
5271 音声処理部
5272 集音部
A キー配列情報
A1〜An 配列データ
C キーボード占有領域情報
C1〜Cn 座標データ
Dkb キーボード情報
Ta、Ta1〜Ta4 タッチ有効領域
Vd キーボード画像情報
Vd1〜Vdn 画像データ
Vk1〜Vkn 仮想キーボード

Claims (14)

  1. 画像を表示する画像表示面を有する表示部、および該表示部の画像表示面に重ねて配置され、操作者がタッチ操作を行うためのタッチ操作面を有するタッチパネル部を含み、所定のキー配列を有する1以上の種類の仮想キーボードを該画像表示面に表示するタッチパネル表示装置と、
    該画像表示面に表示された仮想キーボードが該タッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報を該仮想キーボード毎に格納したキーボード情報記憶手段と、
    該仮想キーボードが表示されたとき、表示された仮想キーボードの占有領域情報に基づいて、該タッチ操作面におけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域が表示中の仮想キーボードの占有領域にのみ制限されて該占有領域外でのタッチが無効となるように該タッチパネル表示装置を制御する制御部と
    備えた、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記タッチパネル表示装置は、前記タッチ操作面で操作者がタッチしたタッチ位置が検出されるように前記タッチパネル部を駆動制御するタッチパネル制御回路を有し、
    該タッチパネル制御回路は、前記制御部からの制御信号に基づいて前記タッチ有効領域が該タッチ操作面の一部の領域に制限されるように該タッチパネル部を制御する、情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記キーボード情報記憶手段は、複数の仮想キーボードに対応するキーボード情報を記憶したものであり、
    前記複数の仮想キーボードの各々に対応するキーボード情報は、前記占有領域情報に加えて、該仮想キーボードを表示するための画像情報および該仮想キーボードにおけるキー配置を示すキー配置情報を含んでいる、情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記複数の仮想キーボードのうちの表示要求がなされた仮想キーボードが前記表示部に表示されるように、前記キーボード情報読出部により読み出された仮想キーボードの画像情報を該表示制御部に供給する、情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、
    操作者からの仮想キーボードの表示要求に基づいて、前記複数の仮想キーボードから該操作者の表示要求がなされた仮想キーボードを選択してそのキーボード情報を前記キーボード情報記憶手段から読出すキーボード情報読出部と、
    該キーボード情報読出部により読み出されたキーボード情報である占有領域情報に基づいて、前記タッチ有効領域を、該選択された仮想キーボードの占有領域に制限されるように設定する有効領域設定部と
    を有し、
    前記制御部は、前記制御情報として、該タッチ有効領域が、選択された仮想キーボードの占有領域に制限されていることを示す情報を前記タッチパネル制御回路に供給する、情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記キーボード情報読出部は、前記画像表示面から前記仮想キーボードの表示が消されたとき、前記複数の仮想キーボードのいずれも選択されていないことを示す非選択信号を出力し、
    前記有効領域設定部は、該非選択信号に基づいて前記タッチ有効領域を前記タッチ操作面の全領域に設定し、
    前記制御部は、前記制御情報として、該タッチ有効領域が該タッチ操作面の全領域に設定されていることを示す情報を前記タッチパネル制御回路に供給する、情報処理装置。
  7. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記キーボード情報記憶手段は、
    前記占有領域情報に加えて、前記仮想キーボードを表示するための画像情報および該仮想キーボードにおけるキー配置を示すキー配置情報を、それぞれの仮想キーボードに対応するキーボード情報として記憶しており、
    前記制御部は、前記タッチパネル駆動回路から出力されるタッチ位置情報と、該キー配置情報とに基づいて、表示されている仮想キーボードに対するキー操作に応じた処理を実行する、情報処理装置。
  8. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    該情報処理装置の姿勢を検出して姿勢検出信号を出力する姿勢センサを備え、
    前記制御部は、該姿勢センサからの姿勢検出信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードを前記画像表示面上で表示する領域を設定する、情報処理装置。
  9. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    該情報処理装置の姿勢を検出して姿勢検出信号を出力する姿勢センサを備え、
    前記キーボード情報読出部は、該姿勢センサからの姿勢検出信号に基づいて、操作者による表示要求がなされた仮想キーボードのキーボード情報に代えて他の仮想キーボードのキーボード情報を前記キーボード情報記憶手段から読み出す、情報処理装置。
  10. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記仮想キーボードは、前記画像表示面上で該仮想キーボードを移動させるための移動キーを含み、
    前記タッチパネル表示装置は、前記表示部での画像表示を制御する表示制御部を有し、
    前記制御部は、前記タッチパネル制御回路から操作者による該移動キーに対するタッチおよびスライド操作を示す操作信号を受けたとき、該仮想キーボードの表示位置が該タッチおよびスライド操作に応じて移動するように該表示制御部を制御する、情報処理装置。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記有効領域設定部は、
    前記仮想キーボードの表示位置の移動中は、前記タッチ有効領域を前記移動キーの表示領域にのみ制限して設定し、
    前記仮想キーボードの表示位置の移動が完了した後は、該タッチ有効領域を、移動後の仮想キーボードの占有領域の全体に設定する、情報処理装置。
  12. 画像を表示する画像表示面を有する表示部、および該表示部の画像表示面に重ねて配置され、操作者がタッチ操作を行うためのタッチ操作面を有するタッチパネル部を含み、所定のキー配列を有する1以上の種類の仮想キーボードを該画像表示面に表示するタッチパネル表示装置を有する情報処理装置を制御する方法であって、
    該画像表示面に表示された仮想キーボードが該タッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報を該仮想キーボード毎にキーボード情報記憶手段に記憶し、
    該仮想キーボードが表示されたとき、表示された仮想キーボードの占有領域情報に基づいて、該タッチ操作面におけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域が表示中の仮想キーボードの占有領域にのみ制限されて該占有領域外でのタッチが無効となるように該タッチパネル表示装置を制御する、情報処理装置の制御方法。
  13. 請求項12に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータにより行うための情報処理装置の制御プログラム。
  14. 画像を表示する画像表示面を有する表示部、および該表示部の画像表示面に重ねて配置され、操作者がタッチ操作を行うためのタッチ操作面を有するタッチパネル部を含み、手書き入力を行うための手書き入力領域を該画像表示面に表示するタッチパネル表示装置と、
    該画像表示面に表示された手書き入力画面が該タッチ操作面上で占有する占有領域を示す占有領域情報を該仮想キーボード毎に格納した手書き入力画面情報記憶手段と、
    該手書き入力画面が表示されたとき、表示された手書き入力画面の占有領域情報に基づいて、該タッチ操作面におけるタッチ操作の有効なタッチ有効領域が表示中の手書き入力画面の占有領域にのみ制限されて該占有領域外でのタッチが無効となるように該タッチパネル表示装置を制御する制御部と
    備えた、情報処理装置。
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