JP2017001157A - 操作レバーのロック構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック及びロック解除が容易であり、且つ、ロック状態において操作レバーに不要な外力が加わった場合であっても安定してロック状態を維持できる操作レバーのロック構造を提供する。【解決手段】歯車6と係脱切換部8とによりロック構造4が構成されている。歯車6は操作レバー103の回動中心103aと同心に配置されている。係脱切換部8には、歯車6に対して進退動可能に係止爪12が設けられている。係止爪12は係脱切換部8の本体部10に軸支された切換レバー16と略T字形に連結されており、切換レバー16の揺動操作により操作レバー103のロック状態と解除状態とが切り換えられる。係合状態において、歯車6の歯溝7と係止爪12との間には、操作レバー103が弛む側に開き角αの間隙が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、架線工事において、高電圧が印加されている架線その他の部品を遠隔操作で安全に把持する遠隔操作用ヤットコの操作レバーのロック構造に関するものである。
一般に、架線工事では、作業者の安全を考慮して、遠隔操作工具が用いられる。特に、対象物を把持する場合には、先端工具としてヤットコが取付けられた遠隔操作用ヤットコが用いられる。
ところで、ヤットコ等の把持具は、一定の作業状態を保持するために把持状態を維持しなければならない状況が多い。しかし、遠隔操作用ヤットコの場合、ヤットコが遠隔操作棒の先端に取り付けられているので、取り回すだけでも作業者の負担が大きい上に、把持状態を維持しなければならないとなると、作業者の疲労が大きくなる。また、作業者の負担が大きいと、安全性や作業効率の低下が問題となる。
そこで、従来では、把持状態をロックできる間接活線把持工具(例えば、遠隔操作用ヤットコ)が考えられている。図6に、従来の遠隔操作用ヤットコ100の一例を示す。
図6に示した遠隔操作用ヤットコ100では、絶縁材料で形成された主軸101aと、この主軸101aに略平行に付設された操作軸101bとからなる遠隔操作棒101の先端に、把持具のヤットコ102が取り付けられている。主軸101aの手元側には、操作レバー103が軸支(回動中心103b)されており、この操作レバー103の作用点103aに一端が連結された操作軸101bを介してヤットコ102を開閉操作することができる。そして、操作レバー103の近傍には、把持対象を把持した状態をロックできるロック構造104が備わっている。この操作レバー103の周辺構造の拡大図を図7に示す。
図7に示すように、遠隔操作用ヤットコ100(図6参照)は、操作レバー103の軸支位置の周辺にロック構造104を備えている。このロック構造104は、操作レバー103と一体に設けられたラチェット歯車105aと、このラチェット歯車105aに係合可能に設けられたラチェット爪105bとからなる一方向回転機構105を備えている。
このように構成されているので、把持対象を把持した状態にある操作レバー103と一体に設けられているラチェット歯車105aにラチェット爪105bを係合させると、作業者が操作レバー103から手を離しても把持状態が維持される。これにより、架線工事において作業効率の向上が図られる。この遠隔操作用ヤットコ100のような間接活線把持工具は、特許文献1に開示されている。
特開平11−205929号公報
上述のような遠隔操作棒101には、可撓性を有するFRP材等の絶縁部材が用いられることが多い。また、作業負担を軽減するために、可能な限り径の小さい主軸101a及び操作軸101bが用いられる傾向にある。
ところが、図6の遠隔操作用ヤットコ100のように、操作レバー103を絞り込んで操作軸101bを引寄せることによりヤットコ102を閉じる構成では、弓に弦を張るような力が生じる。すなわち、主軸101aに曲げ方向の力が生じる。
したがって、上記のように、径が細く、可撓性を有する部材により構成された遠隔操作棒101では、僅かではあるが、主軸101aに撓りが生じてしまう。
ロック構造104の一方向回転機構105は、この主軸101aの撓りに基づく復元力が手元に伝達されて、ラチェット歯車105aとラチェット爪105bとの間で釣り合うことにより把持状態をロックするものである。
しかし、例えば、ロック状態にある操作レバー103から作業者が手を離して遠隔操作用ヤットコ100を取り回す際、操作レバー103が何かにぶつけられて、瞬間的に操作レバー103の閉方向へ外力が加わる可能性がある。
このとき、衝撃により操作レバー103を閉方向へ回動させる外力が、作用点103aを先端側へ引き寄せる逆向きの力(主軸101aの復元力に基づく力)を上回ると、一方向回転機構105の働きによってラチェット爪105bは、回動が許容された閉側の歯へ移るために浮き上がる。
ただし、実際には、このような動きは瞬間的に為される。すなわち、係合していたラチェット爪105bが隣接する閉側の歯に移ろうとして一瞬浮き上がった際、着地するよりも早くラチェット歯車105aが戻ってしまうと、ラチェット爪105bは元の係合位置よりも弛んだ位置に係合位置が変わってしまう。この弛みの程度は、たとえ、歯1つ分であっても、ヤットコ102による把持力は低下するので、把持状態が不安定になる虞がある。また、このような事象は瞬間的に起こるため、作業者が自覚できないまま作業を続ける場合もあり危険でもある。
ここで、上記のようなロック状態の弛みの発生を防止するために、容易にロック爪が外れないように構成すると、作業効率が著しく低下してしまう例を図8に示す。
図8は、ロック状態の係止爪112と歯車106との関係を模式的に示している。歯車106は図6に示したような操作レバー103と一体に構成されているものとし、図7のラチェット爪105bは係止爪112に置き換えて説明する。図8(a)〜(c)に示す状態は、何れもロック状態に含まれるが、係合の深さがそれぞれ異なっている。この図8に示したロック構造においては、歯車106から係止爪112が浮き上がり難くなるように、歯溝の幅と係止爪112の周方向の幅とが略同じ寸法になるように構成されている。このように構成されていると、上述のように、撓んだ主軸101aの復元力に基づき歯車106を開側へ戻そうとする回転力120が、係止爪112を周方向(開側の方向)へ押す力として働く。
具体的には、歯溝を構成する歯面のうち、ヤットコ102(図6を参照)を開く操作レバー103の回動方向に面した開方向歯面107aから係止爪112に回転力120が加わる。また、この回転力120により係止爪112の先端が開側へ振られるので、略同じ寸法に形成された歯溝内では、係止爪112が開方向歯面107a及び閉方向歯面107bの両面に押し付けるような圧力が生じる。これにより、閉方向歯面107bから係止爪112へ反力122が発生する。このため、係止爪112には、開方向歯面107a及び閉方向歯面107bの両歯面との間に大きな摩擦が発生する。
次に、図8(a)のロック状態から係止爪112を引き抜いて図8(b)の状態に移行させる場合を考える。
図8(b)に示した状態では、係止爪112が歯溝の歯底107cから僅かに離間している。このため、開方向歯面107a及び閉方向歯面107bと係止爪112との接触面積は図8(a)の状態よりも小さくなっている。しかし、歯溝内で係止爪112を開側の方向へ振るように働く力は依然として生じているので、回転力120と反力122との作用により、同様に摩擦力が大きく影響する。
さらに図8(c)の状態まで係止爪112が引き抜かれたとしても、開方向歯面107a及び閉方向歯面107bの両面から係止爪112が摩擦力を受ける状況は変わらない。
以上のように、図8のような構成を採用すると、ロック状態は極めて安定した状態を維持できるが、係止爪112の引き抜き時に摩擦力が大きく働くので、ロックの解除は困難である。特に、図8(a)の状態においては、噛み込みが著しいので、図8(b)の状態に移行させることでさえも困難であり、作業効率は低下する。
そこで、本発明は、上述のような問題に鑑み、ロック及びロック解除が容易であり、且つ、ロック状態において操作レバーに不要な外力が加わった場合であっても安定してロック状態を維持できる操作レバーのロック構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の操作レバーのロック構造は、手元側に操作レバーが軸支された主軸と、前記主軸に付設され一端が前記操作レバーの作用点に連結された操作軸と、により先端側に設けたヤットコを遠隔操作する遠隔操作用ヤットコの操作レバーのロック構造であって、前記操作レバーの回動中心周りに円弧状に歯列が形成されており、前記歯列を構成する各歯溝には、周方向に面して対をなす歯面同士の間に歯底が形成されている被係合部と、前記円弧の拡径側から前記歯溝へ係脱可能に配置され、前記操作レバーが前記ヤットコを開く方向に面した開方向歯面と、閉じる方向に面した閉方向歯面及び前記歯底との境界のすみ肉部と、に対して係合状態において当接可能な係止爪と、を備え、前記閉方向歯面と前記歯底とのなす角の方が、前記開方向歯面と前記歯底とのなす角よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明の操作レバーのロック構造は、上記構成に加えて、前記閉方向歯面は、前記すみ肉部を中心として拡径側が傾くように、前記歯底の法線を基準として、前記ヤットコを開く方向へ所定の角度で傾斜しており、前記係止爪の前記すみ肉部に当接する側の側面は、前記歯底の法線と平行に延びるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明の操作レバーのロック構造は、上記構成に加えて、前記閉方向歯面は、前記すみ肉部を中心として拡径側が傾くように、前記歯底の法線を基準として、前記ヤットコを開く方向へ所定の角度で傾斜しており、前記係止爪の前記すみ肉部に当接する側の側面は、前記閉方向歯面と同じ側に、前記歯底の法線を基準として前記所定の角度で傾斜していることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、歯車(歯溝)との係合状態において、係止爪は、ヤットコを開く方向に面した開方向歯面と、閉じる方向に面した閉方向歯面側のすみ肉部とに当接する。これにより、ヤットコを開こうとする力が働く際に、開方向歯面から係止爪に圧力が加わる。このとき、係止爪の先端はヤットコの開方向(周方向)へ回転力を受けるが、当接したすみ肉部からは閉方向への反力が生じるので、両方向への力は釣り合う。このように係合状態における係止爪に歯車から周方向への力(特に、ヤットコを開こうとする方向への回転力)が加わった場合であっても、係止爪には歯溝から離脱する拡径方向へ
の力は発生しないので、ロック状態が安定する。
また、本発明によれば、上記効果に加えて、歯溝を構成する面のうち閉方向歯面と係止爪との間には、係合状態において拡径側へ拡がる隙間が形成される。これにより、係止爪を拡径方向へ僅かに移動させるだけで、閉じる側から係止爪に働く力が即座に解除される。したがって、ロック解除操作が容易になる。また、ロック操作においては、歯溝の拡径側が、歯面の面積よりも大きく拡がっているので、係合操作も容易になり、作業効率の向上が図られる。
また、本発明によれば、上記効果に加えて、歯溝を構成する面のうち閉方向歯面は、係止爪の側面と同じ所定の角度になるよう、歯底の法線に対して開方向へ傾斜している。これにより、係合状態において、歯溝の閉方向歯面と係止爪の閉方向側の側面とは面接触状態となる。したがって、係合状態において、例えば、操作レバーに衝撃が加わるなどして、被係合部から係止爪側に周方向に沿った力が大きく変化した場合であっても、係止爪は歯溝の閉方向歯面から受ける力を面に分散できるので、係合が外れ難く、ロック状態が安定する。
本発明の第1の実施の形態に係る遠隔操作用ヤットコの操作レバーのロック構造において、(a)はロック状態を示し、(b)はロック解除状態を示した拡大図である。 図1のロック構造について(a)は係止爪を、(b)は歯車を示した拡大図である。 図1のロック構造の作用を示し、(a)はロック状態を、(b)は係止爪が歯溝の歯底から離間した状態を、(c)は係止爪が歯底からさらに離間した状態を示した模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る遠隔操作用ヤットコのロック構造について(a)は係止爪を、(b)は歯車を示した拡大図である。 図4のロック構造の作用を示し、(a)はロック状態を、(b)は係止爪が歯溝の歯底から離間した状態を、(c)は係止爪が歯底からさらに離間した状態を示した模式図である。 従来の遠隔操作用ヤットコの全体図である。 図6の遠隔操作用ヤットコの操作レバー周辺を拡大した図である。 従来のロック構造の作用を示し、(a)はロック状態を、(b)は係止爪が歯溝の歯底から離間した状態を、(c)は係止爪が歯溝からさらに離間した状態を示した模式図である。
本発明の実施の形態に係る遠隔操作用ヤットコの操作レバーのロック構造について図を用いて説明する。なお、ロック構造以外の構成については、図6に示した遠隔操作用ヤットコ100と同様であるので、同一構成に対しては同一符号を付し、全体構成については、適宜図6を参照することとする。
(第1の実施の形態)
先ず、図1を用いて本発明の第1の実施の形態に係る操作レバー103のロック構造4の各構成について説明する。図1には、遠隔操作用ヤットコの手元側に軸支された操作レバー103の回動中心103b及びその周辺に設けられたロック構造4を拡大して示している。図1(a)には操作レバー103のロック状態を、図1(b)には操作レバー103のロック解除状態を示している。
ここで一旦図6を参照して、全体構成を確認する。本実施の形態に係る遠隔操作用ヤッ
トコでは、遠隔操作棒101が、主軸101aと、この主軸101aに付設された操作軸101bとから構成されている。この遠隔操作棒101の先端側には、ヤットコ102が取り付けられている。そして、操作軸101bの手元側の一端は、操作レバー103の作用点103aに連結されている。このような構成により、操作レバー103を回動させると、操作軸101bを介してヤットコ102を開閉操作できる。
図1(a)に戻って、操作レバー103には、回動中心103bと同心配置で歯車6(被係合部)が設けられている。このように、操作レバー103の回動中心103b周りに円状に歯列6aを構成する歯車6の各歯溝7には、周方向に面して対となる歯面同士の間に歯底7c(後に図2を用いて説明する。)が形成されている。すなわち、本実施の形態に係る歯車6の歯溝7は、いわゆるV字形ではなく、矩形に近い形状に形成されている。
なお、ここでは、それぞれの歯溝7において歯車6の周方向に面して対となる歯面については、操作レバー103の回動中心103bのうちヤットコ102を開く方向に面した歯面を開方向歯面7aと呼び、逆に閉じる方向に面した歯面を閉方向歯面7bと呼ぶことにする。歯溝7の形状については、後に図2を用いて詳しく述べる。
一方、上記歯車6とは別に、歯車6の円形に並ぶ歯列6aの拡径側には、歯溝7に対して係脱可能となるように係止爪12が設けられている。この係止爪12は、係脱切換部8内に設けられている。係脱切換部8については、説明の便宜上、内部の構成が分かるように本体部10が一部破断した状態で表わされている。
係止爪12は自身の外周に設けられたバネ14により歯車6へ向けて付勢されている。これにより係止爪12はバネ14の力で押し出されて歯車6の歯溝7の一つに係合可能となる。係止爪12の後端側(歯車6から見て拡径側)は、切換レバー16に対して相対回動可能に略T字形に連結されている。
切換レバー16は、略中央部分が係脱切換部8の本体部10に対して、回転軸16cによって軸支されている。これにより、切換レバー16の摘み部16aを回動操作すると、梃子の作用により、係止爪12が歯車6に向かって進退動を行う。
切換レバー16において回動軸16cを跨いで摘み部16aと反対側に位置する端部16bには、本体部10に設けられた保持部18が当接可能となっている。この保持部18は、バネ14の付勢に抗して係止爪12を歯車6から退避させた、ロック解除状態にある切換レバー16を保持するために設けられている。
保持部18は本体部10に対して約90度の範囲で回転可能に設けられている。図1(a)の配置では、保持部18は切換レバー16から離れており、係止爪12が歯車6に係合状態となっている。これに対して、図1(b)の配置では、切換レバー16の摘み部16aと反対側の端部をバネ14の付勢に抗して保持部18が持上げた配置となっており、係止爪12が歯車6から離間している。これにより、図1(b)に示した状態においては、操作レバー103は自由回転可能である。
続いて、図2に係止爪12及び歯車6(ロック構造4)の形状を示す。図2(a)は係止爪12の先端の形状を示した拡大図であり、図2(b)は歯車6の全体図である。
図2(a)に示すように、本実施の形態に係るロック構造4の係止爪12の先端は、矩形に形成されている。すなわち、歯車6との係合状態において、上述の開方向歯面7a及び閉方向歯面7bとそれぞれ対向する両側面12aと12bとは略平行に形成されており、先端面12cはこれら両側面12a、12bに対して略直角に形成されている。
図2(b)では、操作レバー103がヤットコ102を閉じる側に回動する方向を閉側とし、逆に開く側に回動する方向を開側として示している。図2(b)から分かるように、本実施の形態に係る歯車6では、開側と閉側とで歯6bの形状が非対称に形成されている。
具体的には、本実施の形態に係るロック構造4においては、歯溝7を形成する開方向歯面7aと歯底7cとのなす角は90度に形成されている。これに対して、閉方向歯面7bと歯底7cとのなす角は99度に形成されている。このように、本実施の形態に係る歯車6では、歯溝7は閉側よりも開側へ僅かに大きく開いている。図2(b)では、歯底7cの法線7dに対して閉方向歯面7bが開側に傾いた所定の角度を開き角α(α=9°)として示している。
次に、ロック構造4の作用について、図3を用いて説明する。
図3は、歯車6の歯列6aを形成する歯溝7の一つと、係止爪12の先端部分のみを拡大して模式的に表わしている(図1を参照)。図3(a)〜(c)に示した状態は何れもロック状態であって、それぞれには係合深さの異なった状態が示されている。図3(a)は係止爪12が歯溝7の歯底7cに当接する位置まで嵌合された状態を示している。これに対して図3(b)は、係止爪12の先端が歯底7cから僅かに離間した状態を示している。図3(c)は、係止爪12と歯底7cとの間隔が、図3(b)よりもさらに拡がった状態を示している。なお、図3では、時計回り方向を、ヤットコ102が閉じられる側の操作レバー103の回動方向として表わしている。
図3(a)に示すように、操作レバー103のロック状態においては、係止爪12の先端部分は、歯溝7の開方向歯面7aと歯底7cとに接しており、閉方向歯面7bとの間は、拡径側へ向かって間隙Gが拡がるように形成されている。すなわち、係止爪12は、閉側に対しては、閉方向歯面7bと歯底7cとの間のすみ肉部7eにのみ当接している。このため、ロック状態においては、主軸101aの撓りに基づく復元力は、歯車6を開側に回転させる力として働くので、開方向歯面7aが係止爪12の側方を押圧する。
ここで、係止爪12の先端は閉方向歯面7bのすみ肉部7eに当接しているので、このすみ肉部7eからは矢印で示した反力22が働くと共に、開方向歯面7aからは逆向きの矢印で示した回転力20が働く。このように、ロック状態において、係止爪12には、歯車6の周方向に対して両側から力が加わっているので、ロック状態が安定する。
次に図3(b)を参照する。図3(a)のロック状態から、図1に示した切換レバー16を操作して係止爪12を歯溝7から離脱させるように力を加えると、図3(b)のように、係止爪12と歯底7cとの間が離間した状態になる。このとき、図3(b)から分かるように、係止爪12の先端は、閉方向歯面7bのすみ肉部7eから離間している。したがって、係止爪12に働く周方向の力は、開方向歯面7aから受ける回転力20のみとなる。
すなわち、本実施の形態に係るロック構造4においては、係止爪12が歯底7cに当接する状態で歯車6と係合している場合、歯溝7と対向する歯面(開方向歯面7a及び閉方向歯面7b)から係止爪12の両側面12a、12bを押圧する力が生じてロック状態が安定する。これに対し、係止爪12の退避方向(歯車6の拡径方向)へ力が加わった場合には、閉方向歯面7b及びすみ肉部7eから受ける反力22は直ちに消失し、開方向歯面7aからの回転力20のみが残るので、引き抜きの抵抗が低減されて容易にロックを解除することができる。言い換えれば、一方の反力22が消失することにより噛み込み状態が
解消されるので、ロック解除作業が容易になる。
続いて、図3(c)を参照する。図3(c)ではさらに係止爪12と歯底7cとの間隔が拡がっている。しかし、開方向歯面7aから係止爪12に対して周方向へ加わる回転力20は図3(b)の状態から殆ど一定である。これにより、切換レバー16を操作して係止爪12を歯溝7から引き抜く場合、挙動が安定するので、熟練者でなくとも作業が容易になる。
なお、図3のモデルでは、係脱切換部8内における係止爪12のガタつきについては考慮されていない。仮に、係脱切換部8内で係止爪12のガタつきがある場合、開方向歯面7aから回転力20を受けることにより、係止爪12の先端側は開側に僅かに振れる。この場合、係止爪12が歯底7cから離間した状態であっても、係止爪12の先端側が開側へ傾いて、閉方向歯面7bに摺接する可能性がある。しかし、上述のように、閉方向歯面7bは、拡径側へ向かうに連れて開側へ所定の角度で傾斜するように形成されている。すなわち、開方向歯面7aから係止爪12を押圧する回転力20が開側へ逃げ易い構造となっている。したがって、係脱切換部8内の係止爪12に多少のガタつきがあったとしても、本実施の形態に係るロック構造4によれば、噛み込みの作用を効果的に低減することが可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係る操作レバー103のロック構造54について、図4、5を用いて説明する。なお、第1の実施の形態に示したのと同様の構成については同一の符号を付して説明し、遠隔操作用ヤットコの全体構成については、第1の実施の形態と同様に、適宜図6を参照することとする。
図4を参照して、図4(a)は係止爪62の先端の形状を示した拡大図であり、図4(b)は歯車6の全体図を示している。図4(a)に示すように、本実施の形態に係るロック構造54における係止爪62の先端は、第1の実施の形態とは異なり、矩形ではない。これに対し、図4(b)に示すように、歯車6の形状については、第1の実施の形態と同じである。
本実施の形態に係る係止爪62は、係合状態において歯溝7の開方向歯面7a側に面する側面62aと先端面62cとのなす角が略直角に形成されているのに対し、歯溝7の閉方向歯面7b側に面する側面62bと先端面62cとのなす角は直角よりも僅かに大きくなるように形成されている。この僅かに大きくなるように形成された角度は図中に傾斜角β(所定の角度)で示されている。
具体的には、本実施の形態に係るロック構造54においては、β=αとなるように構成されている。これにより、係止爪62が歯溝7に嵌合した状態において、側面62aは開方向側面7aに、先端面62cは歯底7cに、また、側面62bはすみ肉部7eのみならず、閉方向歯面7bにも当接する。
次に、本実施の形態に係るロック構造54の作用について、図5を用いて説明する。
図5は、歯車6の歯列6aを形成する歯溝7の一つと、係止爪62の先端部分のみを拡大して模式的に表わしている(図1を参照)。図5(a)〜(c)に示した状態は何れもロック状態であって、それぞれには係合深さの異なった状態が示されている。図5(a)は係止爪62が歯溝7の歯底7cに当接する位置まで嵌合された状態を示している。これに対して、図5(b)は、係止爪62の先端が歯底7cから僅かに離間した状態を示している。図5(c)は、係止爪62と歯底7cとの間隔が、図5(b)よりもさらに拡がっ
た状態を示している。なお、図5では、時計回り方向を、ヤットコ102が閉じられる側の操作レバー103の回動方向として表わしている。
図5(a)に示すように、操作レバー103のロック状態においては、係止爪62の先端部分のうち、側面62aと先端面62cとは、それぞれ歯溝7の開方向歯面7aと歯底7cとに接している。また、上述のように、本実施の形態に係るロック構造54では、閉方向歯面7bの開き角α(図4(b)参照)と係止爪62の傾斜角βとが等しくなるように形成されているので、閉方向歯面7bは、開側に傾斜角βだけ傾斜した係止爪62の側面62bと領域Rの範囲で当接している。この点において、係止爪62と閉方向歯面7bとの間に間隙が形成されていた第1の実施の形態の構成とは異なっている。
第1の実施の形態において説明したように、把持対象を把持することにより撓みの生じた主軸101aの復元力が、歯車6の開方向歯面7aから係止爪12を開側へ押圧する力として作用する。この力は図5において回転力70として示されている。
また、回転力70が加わることにより、係止爪62には後端側を中心として先端側を開側へ傾けるような力が働く。これにより、係止爪62の側面62bは係合した歯溝7の閉方向歯面7bに押し付けられるので、係止爪62の側面62bには閉方向歯面7bから領域Rに反力72が生じる。
すなわち、係止爪62に歯車6の周方向に沿った力が作用した場合、係止爪62の両側面62a、62bには歯溝7の開方向歯面7a及び閉方向歯面7bから回転力70及び反力72が働くので、接触面に摩擦力が生じる。これにより、係止爪62が歯溝7から脱落することなく、ロック状態を安定して保持することが可能となる。したがって、把持対象をヤットコ102により把持した状態が操作レバー103のロック構造54によりロックされた状態において、遠隔操作用ヤットコを取り回している際に、周辺の装備との干渉により、操作レバー103に衝撃が加わった場合であっても、周方向に加わる力に対しては係合が外れ難い構造となっているのでロック状態は保持され、作業の安全性は確保される。
次に図5(b)を参照する。図5(a)のロック状態から、図1に示した切換レバー16(図1を参照)を操作して係止爪62を歯溝7から離脱させるように力を加えると、係止爪62と歯底7cとの間が離間した状態になる。このとき、図5(b)から分かるように、係止爪62の先端は、閉方向歯面7bの領域Rの部分から離間する。したがって、係止爪62に働く力は、開方向歯面7aから受ける回転力70のみとなる。
すなわち、第1の実施の形態において図3(b)を用いてロック構造4について説明したのと同様に、本実施の形態に係るロック構造54においても、引き抜き操作等において、係止爪62の進退方向(歯車の径方向)へ力が加わった場合には、閉方向歯面7bから受ける力は直ちに消失し、開方向歯面7aからのみの回転力70が残る。これにより、係止爪62の引き抜きの抵抗が低減されて容易にロックを解除することができる。言い換えれば、一方の反力72が早期に消失することにより噛み込み状態が解消されるので、ロック解除作業が容易になる。
続いて、図5(c)を参照する。図5(c)ではさらに係止爪62と歯底7cとの間隔が拡がっている。しかし、開方向歯面7aから係止爪62に対して周方向へ加わる回転力70は、図5(b)の状態から殆ど一定である。これにより、切換レバー16を操作して係止爪62を歯溝7から引き抜く場合、挙動が安定するので、熟練者でなくとも作業が容易になる。
なお、図5においても、図3と同様に、係脱切換部8内における係止爪62のガタつきについては考慮されていない。しかし、第1の実施の形態と同様に、本実施の形態に係るロック構造54においても、歯車6の閉方向歯面7bが開側に所定の角度で傾斜していることにより、開方向歯面7aから加わる回転力70が開側へ逃げ易い構造となっている。このため、係脱切換部8内の係止爪62に多少のガタつきがあったとしても、噛み込みの作用を効果的に低減することが可能である。
なお、上記の各実施の形態では、歯車6の歯溝7を形成する歯面7a、7bのうち、操作レバー103を開く側に面した開方向歯面7aと歯底7cとのなす角は90度であるのに対して、閉じる側に面した閉方向歯面7bと歯底7cとのなす角は99度である構成を例として示した。しかし、これに限らず、閉方向歯面7bと歯底7cとのなす角の方を、開方向歯面7aと歯底7cとのなす角よりも大きく設定されていれば、別の角度であっても構わない。
また、上記の各実施の形態では、操作レバー103の回動中心103a周り(図6参照)に円状に歯列6aが設けられた、いわゆる歯車6が配置された構成を例として示した。しかし、ロックが必要となる回動範囲にのみ円弧状に歯列6aを設ける構成であっても構わない。
本発明の操作レバーのロック構造は、操作レバーの回動方向に衝撃が加わった場合であっても安定してロック状態を保持でき、かつ、ロック構造を構成する係止爪と歯車との間の噛み込みが生じ難いので、プライヤ型の把持工具を先端に取り付けた遠隔操作用把持工具の分野において有用である。
4、54 ロック構造
6 歯車(被係合部)
6a 歯列
6b 歯
7 歯溝
7a 開方向歯面
7b 閉方向歯面
7c 歯底
7d (歯底の)法線
7e すみ肉部
8 係脱切換部
10 本体部
12、62 係止爪
12a、12b、62a、62b 側面
12c、62c 先端面
12d 開側角部
14 バネ
16 切換レバー
16a 摘み部
16b 端部
16c 回転軸
18 保持部
20、70 回転力
22、72 反力
100 遠隔操作用ヤットコ
101 遠隔操作棒
101a 主軸
101b 操作軸
102 ヤットコ
103 操作レバー
103a 作用点
103b 回動中心
104 ロック構造
105 一方向回転機構
105a ラチェット歯車
105b ラチェット爪
106 歯車
107a 開方向歯面
107b 閉方向歯面
107c 歯底
112 係止爪
120 回転力
122 反力
G 間隙
R 領域
α 開き角
β 傾斜角

Claims (3)

  1. 手元側に操作レバーが軸支された主軸と、前記主軸に付設され一端が前記操作レバーの作用点に連結された操作軸と、により先端側に設けたヤットコを遠隔操作する遠隔操作用ヤットコの操作レバーのロック構造であって、
    前記操作レバーの回動中心周りに円弧状に歯列が形成されており、前記歯列を構成する各歯溝には、周方向に面して対をなす歯面同士の間に歯底が形成されている被係合部と、
    前記円弧の拡径側から前記歯溝へ係脱可能に配置され、前記操作レバーが前記ヤットコを開く方向に面した開方向歯面と、閉じる方向に面した閉方向歯面及び前記歯底との境界のすみ肉部と、に対して係合状態において当接可能な係止爪と、
    を備え、前記閉方向歯面と前記歯底とのなす角の方が、前記開方向歯面と前記歯底とのなす角よりも大きいことを特徴とする操作レバーのロック構造。
  2. 前記閉方向歯面は、前記すみ肉部を中心として拡径側が傾くように、前記歯底の法線を基準として、前記ヤットコを開く方向へ所定の角度で傾斜しており、
    前記係止爪の前記すみ肉部に当接する側の側面は、前記歯底の法線と平行に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の操作レバーのロック構造。
  3. 前記閉方向歯面は、前記すみ肉部を中心として拡径側が傾くように、前記歯底の法線を基準として、前記ヤットコを開く方向へ所定の角度で傾斜しており、
    前記係止爪の前記すみ肉部に当接する側の側面は、前記閉方向歯面と同じ側に、前記歯底の法線を基準として前記所定の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の操作レバーのロック構造。
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