JP2016531681A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 転倒検出システムにおいて：
   ユーザによって装着又は携行されるように構成されるユーザデバイスであって、当該ユーザデバイスが：
   地面又は床に対する前記ユーザデバイスの近接性を測定する複数の近接センサと；
   前記ユーザの動きを測定する動きセンサと；
   前記動きセンサからの測定値を処理して、前記ユーザが転倒している可能性があるかどうかを検出し、
   前記ユーザが転倒している可能性があることが検出される場合、前記複数の近接センサをアクティブにし、
   前記複数の近接センサを動作させて、前記複数の近接センサによって形成されるビームの方向を変えるか操作することを可能にし、
   前記複数の近接センサからの測定値を処理して、前記ユーザが転倒しているかどうかを判断する、
   ように構成される処理ユニットと；
   を具備する、転倒検出システム。
2. 前記処理ユニットは、前記動きセンサの測定値を処理して高さの変化及び／又は衝撃の規模を決定することにより、前記動きセンサの測定値を処理して前記ユーザが転倒している可能性があるかどうかを検出するように構成され、前記高さの変化が第１の閾値より大きい場合及び／又は前記衝撃の規模が第２の閾値より大きい場合に、前記ユーザが転倒している可能性があることが検出される、
   請求項１に記載の転倒検出システム。
3. 前記処理ユニットは、前記複数の近接センサからの測定値及び前記動きセンサからの測定値を処理して、前記ユーザが転倒しているかどうかを判断するように構成される、
   請求項１又は２のいずれか１項に記載の転倒検出システム。
4. 前記複数の近接センサは、前記ユーザデバイスの周囲に異なる向きで分散される、
   請求項１乃至３のいずれか１項に記載の転倒検出システム。
5. 前記処理ユニットは、前記ユーザが転倒している可能性があることが検出される場合、前記複数のセンサの各々をアクティブにするように構成される、
   請求項４に記載の転倒検出システム。
6. 前記処理ユニットは、前記ユーザが転倒している可能性があるという検出があると、前記動きセンサからの測定値を処理して前記ユーザデバイスの向きを決定し、前記複数の近接センサのうちのいずれの近接センサが、前記決定された向きから、下を向いているかを決定し、下を向いていると決定された近接センサをアクティブにするように構成される、
   請求項４に記載の転倒検出システム。
7. 各近接センサは、当該近接センサの向きを決定するための関連する指向センサを有し、前記処理ユニットは、前記指向センサを使用して各近接センサの向きを測定し、該測定された向きから各近接センサが向いている方向を決定するように構成される、
   請求項４、５又は６のいずれか１項に記載の転倒検出システム。
8. 前記複数の近接センサは、同じ方向を向いてアレイを形成し、前記処理ユニットは、近接センサの前記アレイを一緒に動作させて、前記アレイの視野方向の幅を変更することを可能にするように構成される、
   請求項１乃至７のいずれか１項に記載の転倒検出システム。
9. 前記処理ユニットは、前記アレイによって形成されるビームの向きを操作するように前記アレイを動作させるよう構成される、
   請求項８に記載の転倒検出システム。
10. 前記処理ユニットは、物体までの距離を異なる方向で測定するように前記アレイを制御し、異なる方向における距離の測定値を処理して、前記物体の範囲又は拡張性を決定するように構成される、
    請求項８又は９のいずれか１項に記載の転倒検出システム。
11. 前記処理ユニットは、物体までの距離を異なる方向で測定するように前記アレイを制御し、受信されるエコーの強度から、前記ビームの相対位相に応じて、前記物体の範囲又は拡張性を決定するように構成される、
    請求項８、９又は１０のいずれか１項に記載の転倒検出システム。
12. 前記処理ユニットは、近接センサの前記アレイによって測定される距離が、地面、床又は別の物体までの距離であるかどうかを、前記物体の前記決定された範囲又は拡張性から判断するように構成される、
    請求項１０又は１１のいずれか１項に記載の転倒検出システム。
13. 前記処理ユニットは、前記物体により測定される距離が、地面、床又は別の物体までの距離であるかどうかを判断する処理の結果を、前記近接センサからの測定値及び前記動きセンサからの測定値を処理して前記ユーザが転倒しているかどうかを判断する際に使用するように構成される、
    請求項１２に記載の転倒検出システム。
14. 転倒を検出する方法であって、当該方法は：
    動きセンサを使用して、ユーザの動きを測定するステップと；
    前記動きセンサからの測定値を処理して、前記ユーザが転倒している可能性があるかどうかを検出するステップと；
    前記ユーザが転倒している可能性があることが検出される場合、地面又は床に対するユーザデバイスの近接性を測定する複数の近接センサをアクティブにするステップと；
    前記複数の近接センサを動作させて、アレイの視野方向の幅を変更することを可能にするステップと；
    
    前記近接センサからの測定値を処理して、前記ユーザが転倒しているかどうかを判断するステップと；
    を備える、方法。
15. コンピュータ実行可能命令を符号化した非一時的なコンピュータ読取可能媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、プロセッサによって実行させると、該プロセッサに：
    動きセンサを使用して、ユーザの動きを測定させ；
    前記動きセンサからの測定値を処理して、前記ユーザが転倒している可能性があるかどうかを検出させ；
    前記ユーザが転倒している可能性があることが検出される場合、地面又は床に対するユーザデバイスの近接性を測定する複数の近接センサをアクティブにさせ；
    前記複数の近接センサを動作させて、前記複数の近接センサによって形成されるビームの方向を変えるか操作することを可能にさせ；
    
    前記近接センサからの測定値を処理して、前記ユーザが転倒しているかどうかを判断させる；
    非一時的なコンピュータ読取可能媒体。