JP2016522342A - 第2のレールがある案内レールと交差するように設計されたレールクロッシング - Google Patents

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Abstract

本発明は、路面(4)に埋め込まれた第1のレール(5)の、路面(4)に埋め込まれた案内レール(21)とのクロッシングのために設計されたレール交差装置(1)を検討している。レール交差装置(1)は、案内レール(21)に設けられた少なくとも1つの延長可能部(32)と、少なくとも1つの操縦手段(33)とを備えている。この操縦手段(33)は、長さ方向において延長可能部(32)を延長および収縮するために設計されており、案内レール(21)の一端(28)が、車両または任意の他の移動可能装置をこのレールに沿って走行させることができるように、第1のレール(5)から分離される収縮位置と、案内レール(21)の前記一端(28)が、車両を案内レール(21)において案内するために、第1のレール(5)に向かって移動される延長位置とを定める。

Description

本発明は、例えば、案内レールのある鉄道レールといった、第1のレールの交差が必然的に意図される交差装置を検討している。
大きな都市では、現在の傾向は、タイヤで走行する路面電車など、都市公共輸送ネットワークの使用を増加させる方向への変化である。現在使用されているタイヤで走行する車両の中には、道路表面に埋め込まれた中心レールによって案内されるものがある。この案内レールは、交差システムが必要である場合、別のレールと交差することがある。
従来の鉄道クロッシング、つまり、2つの鉄道軌道の交差のために設計されたものでは、レールは、フランジまたはリムとして知られる鉄道車輪の中心の突出部の通過を可能にするだけの十分な空間で、クロッシングにおいて途切れさせられる。通常、空間は数センチメートルである。これは、先行の実施形態を示す図1において見ることができる。
交差するレールのうちの一本が案内レールである場合、任意のかなりの長さにわたってこのレールを途切れさせることは、必然的に、信頼できる案内の理由のため、常に許容可能であると考えられるわけではない。実際、特に中心レールによって道路を走る車両の案内について、公道における通行の承認のため、レールは、数ミリメートルの長さより大きい隙間を一切含んではならない。
したがって、従来の鉄道クロッシングは、それが案内レールであれ、従来の鉄道レールであれ、または任意の他の種類のレールであれ、案内レールの別のレールとの交差には適していない。そのため、第1のレールの案内レールとの交差のために設計された特定の交差装置に対する要求がある。
また、中心レールによってタイヤで走行する公共輸送車両の案内は、都市環境において通常使用されるため、案内レールおよび他のレールは、特には車といった、路面において道路を走る他の車両の通過を可能にするために、路面と同一平面の上面を有する路面へとすべて埋め込まれている。レールの路面へのこの埋め込みは、所望の特定の交差装置が、この要件を満たすだけでなく、それ自体が路面に埋め込まれ、車両の通行を妨げないようにしなければならないことを意味している。
有利には、この種類の装置は、通行のあらゆる混乱が回避される必要がある市街地の通りで使用されるように設計されているため、信頼性があって耐久性があり、また、故障があった場合に手動操作に適していなければならない。
同じように、都市環境で使用されるとき、このような交差装置は、特に操作されているとき、歩行者に危険を与えることがあってはならない。
装置は、市街地の通りに既にある他の機器がしばしば非常に密集しているため、小形でもあり、路面のできるだけ最小の領域を占めるようにしなければならない。
本発明の目的は、レールのうちの少なくとも一本によるものである案内機能に影響を与えない新規のレール交差装置を供給することである。
本発明の別の目的は、第2のレールを備える案内レールの交差のために設計され、先に言及した他の基準を満たす交差装置を供給することである。
本発明に課された目標は、路面に埋め込まれた第1のレールシステムの、路面に埋め込まれた第2のレールシステムとの交差のために設計されたレール交差装置を用いて達成され、その装置は、
- 車両または任意の他の移動可能装置の移動または案内のために設計された第1のレールシステムであって、
・上面が路面とおおよそ同一平面であるレールヘッド、第1の側面、および、第1の側面と反対の第2の側面を有する少なくとも1つの第1のレール、ならびに、
・レールヘッドの第1の側面の少なくとも一方の側で走行または案内の手段の除去構造のための通過空間を構築するように設計された少なくとも1つの空間装置
を備える第1のレールシステムと、
- 少なくとも1つの案内レールを備える、車両の案内のために設計された第2のレールシステムであって、案内レールが、
・路面とおおよそ同一平面である上面を備え、第1のレールと交差するレールヘッドを有し、
・第1の端、および、第1の端を延ばす第2の端をそれぞれ有する2つの部分を形成するために、第1のレールとのクロッシングにおいて途切れさせられる
第2のレールシステムと、
- 少なくとも第1または第2の部分に一体にされた少なくとも1つの延長可能部品と、
- 延長可能部品の長さ方向の延長および収縮のために設計され、第1のレールの上で車両または任意の他の移動可能装置の通過を可能にするために、第1の端が第1のレールから離れるように移動される収縮位置、および、案内レールに沿って車両を案内するために、第1の端が第1のレールのより近くに移動される延長位置を定める少なくとも1つの操縦手段とを備える。
一実施形態によれば、第1の部分は、第1のレールの第1の側面の側に位置付けされ、第1のレールの第1の側面の側に配置された第1の端を有し、一方、第2の部分は、第1のレールの第2の側面の側に配置され、第1のレールの第2の側面のすぐ隣に配置されて第1の端への延長を形成する第2の端を有する。この実施形態によれば、延長可能部品が収縮位置にあるとき、第1の端は第1のレールの第1の側面から離れるように移動され、一方、延長可能部品が延長位置にあるとき、第1の端は第1のレールの第1の側面のより近くに移動される。
別の実施形態によれば、レール交差装置は、規定された経路における案内レールの延長可能部品の長さ方向の延長および収縮において、延長可能部品を案内するために、延長可能部品のための経路案内手段を備える。
別の実施形態によれば、空間手段は、第1のレールの第1の側面の側のレールヘッド内において提供される溝から成り、この溝は、フランジによって横方向で縁取りされてよく、クロッシングにおいて、平面ストリップが、延長可能部品の延長の間、案内レールの第1の端を第1のレールの空間手段の上で滑らせることができる切欠きを含む。
別の実施形態によれば、空間手段は、レールヘッドの第1の側面と路面との間に設けられる自由体積から成る。
他の実施形態によれば、案内レールの延長可能部品はレールへの代替の機械加工、または、横断板バネのアセンブリから成る。
同様に、別の実施形態によれば、案内レールの延長可能部品は、伸縮入れ子によって、少なくとも1つの共有縦案内構造において滑ることで、一体に連結される横断板バネのアセンブリから成る。
別の実施形態によれば、案内レールの延長可能部品は、蛇腹のように、上部および下部において交互に溶接された積み重ねの可撓性板バネから成る。
最後に、弾性材料が各々の横断板バネ同士の間に介在される。
追加の実施形態によれば、延長可能部品について、収縮位置は、操縦手段に関する中間行程位置において平衡位置に対応する。
別の実施形態によれば、クロッシングにおいて、第1のレールは連続的であって一体品である。第1のレールは、レールに案内される車両の案内手段のための通過を無事に通すために、レールヘッドにおいて切欠きを有し、その切欠きは、横断してもよく、案内レールの2つの部分の軸線と平行とされ得る。
別の実施形態によれば、クロッシングにおいて、案内レールの第1の端は、延長可能部が延長されるときに第1の端を第1のレールの空間手段の上で滑らせることができる中空部を、レールヘッドの上面の下に有する。
また、別の実施形態によれば、第1のレールシステムの上を通行するように設計された車両または他の移動可能装置は、少なくとも1つの第1のレール上を走行するように設計された車輪を、これらの車輪がこの第1のレールだけに圧し掛かる状態で有する。
最後に、他の実施形態の例では、操縦手段は、少なくとも1つの油圧、空気圧、もしくは電動のアクチュエータ、または、少なくとも1つのウォームスクリューを備える。レール交差装置は、故障の事象において操縦手段を手動で操作するための少なくとも1つの手動緊急操縦装置を備えてもよい。
本発明の交差装置は、多くの利点を提供する。案内レールの延長可能な設計は、交差位置におけるこのレールの十分な連続性を維持する方法であり、一方、案内レールが交差するレールの上を車両が移動できるように、案内レールが交差するレールから後退させることができる。
大まかに言えば、本発明の交差装置は、以下の条件を満たすことを目的としている。
1)第1のレールシステムの上を走行するように設計された車両の重量は、前記車両が装置のあらゆる移動部品の上を移動するときにその移動部品の悪化のあらゆる危険性を最小限にするために、その移動部品に載ってはならない。
2)車両が第1のレールシステムの上を移動するとき、第2のレールシステムは、従来の切り替えの場合のように、横方向で偏移されることはなく、引き込まれるだけで同じ直線上に留まり、一方、第2のレールシステムの移動部品は、第1のレールシステムにおけるいずれの溝も塞ぐことはない。したがって、案内される車両が装置の可動部の上を移動するとき、装置の可動部品が不正確に位置付けられる事象において、それは、特に第2のレールシステムの延長可能部が真っ直ぐである場合、前記レールに案内される車両の脱線を必ずしも引き起こすことにはならない。実際、延長可能部の引き込みを伴う装置の作動は、案内レールに隙間だけを作り出し、案内レールの偏移または途切れを作り出すことがない。
3)本発明の交差装置は、本発明の交差装置が満たすいくつかの技術的ポイントを明らかに必要とする路面へと埋め込まれる必要がある。
本発明の交差装置は特に小形である。案内レールが第1のレールから離れるように移動することは、延長可能部の並進によるものであり、例えば、回転するシステムまたはターンテーブルシステムと異なり、路面に追加の空間をまったく必要としない。同様に、延長可能部の案内システムは、路面に対して無視できる寸法を有し、延長可能部の長さ方向の延長および収縮のために設計された操縦手段は、レールの下に好ましくは収容される小形の長さ方向の機構から成ることができ、そのため路面の最小体積を占める。
本発明の別の利点は、本発明による装置を、好ましくは自動システムによって、遠隔で、または、その場所で手作業でのいずれかで作動する可能性である。
また、装置は、特に脆弱または繊細な部品をまったく含んでおらず、移動する部品が少ないため、本発明の手段は、特に堅牢であり、ほとんど故障するようなことがなく、定期的な保守を必要としない。手動緊急操縦装置と操縦手段のための潤滑装置とは、本発明の手段の信頼できる持続的な性質をさらに高める。
本発明によって検討される装置が操作されるとき、延長可能部だけが路面に対して移動する。また、移動は小さい大きさであり、特に通行人が挟まれ得る隙間をまったく含まないとき、延長可能部が通行人を傷つける可能性はほとんどなく、都市環境における安全の視点から特に有利である。
クロッシングにおける第1のレールシステムが、車両の走行重量を担う支持溝を含み、不連続性をまったく有していないとき、この車両の車輪は、切欠きを含むレールヘッドに、または、とりわけ第2のレールシステムの延長可能部品に、圧し掛からない。したがって、本発明によるクロッシングの存在は、車両が第1のレールシステムの上を移動するとき、負荷的な騒音を発生することはない。
最後に、本発明の装置を既存の第1のレールシステムに適合させることが望ましいと考えられる場合、本発明の装置は、既存のレールの全部または一部を置き換える必要なく、適合させることができる。実際、既存のレールのヘッドに、例えば研削工具を用いて、横断する切断を行うことと、必要がある場合、例えば適切な材料を鋳込むことで、既存のレールの溝を部分的および局所的に埋めることとが、他の変更をする必要なく、必要なだけである。
本発明の他の特性および利点は、以下に続く詳細な説明を、非限定的な例として提供されている添付の図を参照しつつ読むことで、明らかになる。
先行技術を示す従来の鉄道クロッシングの概略的な斜視図である。 レールヘッドの側面と路面との間に設けられた溝の形態で横方向の通過空間がある従来の鉄道レール上を走行する鉄道車輪の概略的な断面図である。 溝がフランジによって側方で縁取りされたレールヘッドの側部に設けられた溝の形態で横方向の通過空間がある従来の鉄道レール上を走行する鉄道車輪の概略的な断面図である。 従来の鉄道レールと、第1の端が従来の鉄道レールから離れるように移動している案内レールとの間の交差の位置における、本発明のレール交差装置の詳細図である。 案内レールの第1の端が従来の鉄道レールのすぐ隣へとより近くに移動している、図4の詳細図に対応する詳細図である。 一方の側のみにおいて延長可能部品の移動がある代替手段による、案内レールと従来の鉄道案内部との間のクロッシングのために設計された本発明のレール交差装置の上からの大まかな斜視図である。 案内レールと2本の平行な鉄道レールとの間のクロッシングが、両方の側において延長可能部品の移動がある代替手段に従うように設計された本発明のレール交差装置の上からの大まかな斜視図である。 操縦手段が延長可能部品の側部に配置され、制御ウォームスクリューを備える、一方の側のみにおいて延長可能部品の移動がある代替手段における本発明のレール交差装置の上方からの大まかな斜視図である。 図8に対応する下からの図である。 操縦手段が延長可能部品の側部に据え付けられ、制御ウォームスクリューを備える、両方の側において延長可能部品の移動がある代替手段における本発明のレール交差装置の下方からの大まかな斜視図である。 操縦手段が延長可能部品の下に据え付けられ、油圧、空気圧、または電動のアクチュエータを備える、2つの側において延長可能部品の移動がある代替手段における本発明のレール交差装置の上方からの大まかな斜視図である。 操縦手段が延長可能部品の下に据え付けられ、油圧、空気圧、または電動のアクチュエータを備える、2つの側において延長可能部品の移動がある代替手段における本発明のレール交差装置の下方からの大まかな斜視図である。 案内レールにおける本発明のレール交差装置の断面図である。 案内レールのための担持溝の原理を用いる代替手段における、案内レールにおける本発明のレール交差装置の断面図である。 案内レールへの代替の機械加工から成る延長可能部の斜視図である。 案内レールへの代替の機械加工から成る延長可能部の輪郭図である。 横断板バネのアセンブリから成る延長可能部の斜視図である。 横断板バネのアセンブリから成る延長可能部の輪郭図である。 蛇腹状の手法で上部および下部において交互に溶接された積み重ねの可撓性板バネから成る延長可能部の斜視図である。 蛇腹状の手法で上部および下部において交互に溶接された積み重ねの可撓性板バネから成る延長可能部の輪郭図である。
本発明の交差装置1は、第1のレールシステム2の第2のレールシステム3とのクロッシングのために設計されており、前記レールシステム2、3は、走行する路面4に埋め込まれている。
第1のレールシステム2は、車両、または、例えば、レールに搭載される滑動構造体、レール上での走行を取り扱う手段、天井走行クレーン、ガントリなど、任意の他の移動可能装置の循環または案内のために設計され得る。
第1のレールシステム2は、キノコ形として概して指定される、レールヘッド6を有する第1のレール5を備えている。第1のレール5は、案内レール、従来の鉄道レール、または、任意の他の種類のレールであり得る。第1のレール5は、溝がないか、1つまたは2つの溝を有し得る。
第1のレールシステム2は、特には車両といった、循環を妨げないために、第1のレール5のヘッド6の上面7が路面4と多かれ少なかれ同一平面である状態で、通行を支える路面4へと埋め込まれている。
第1のレール5は、第1の側面8と、第1の側面8と反対の第2の側面9とをも有する。
図2および図3に示され得るように、従来の鉄道車輪10は、レールヘッド6の上面7と接触している走行面とも称される踏面11と、レールヘッド6の第1の側面8に圧し掛かることによって案内を確保するフランジ12またはリムとを概して有している。
標準化された形状において、フランジ12は通常30mmの高さで32mmの幅である。
第1のレールシステム2が、通行を支える路面4に埋め込まれているため、フランジ12の通過を可能にするために、路面4に、または、レールヘッド6に残された空間13がなければならない。
従来の鉄道車輪10の循環のために設計されていない車輪5の場合、このような空間は、回転または案内の手段15における任意の他の種類の凸構造14の通過のために必要でもあり得る。
この空間13は、レールヘッド6の一方の側だけで、または、例えば、2つのフランジのある鉄道車輪の循環のためにか、凸構造14を有する任意の他の回転もしくは案内手段15のために、両方の側で、必要であり得る。
したがって、第1のレールシステム2では、空間手段は、レールヘッド6の少なくとも第1の側面8に通過空間13を定めるために含まれている。
空間16のこの手段は、第1のレール5の第1の側面8の側においてレールヘッド6に作られた溝17の形態である従来の手法に含まれ得る。「Broca」レールとしても知られる、溝18を有する従来のレールの場合にあるように、前記溝17は、側面フランジ19によって縁取りされる場合がある。
空間手段16は、通過空間13をレールヘッド6の少なくとも一方の側に形成されることが可能な任意の他の空間にあってもよい。空間手段16は、レールヘッド6の第1の側面8と路面4との間に設けられた自由体積20として現れることもできる。
第2のレールシステム3は、優先的に、車両の案内のために設計されている。少なくとも1つの第1のレール21はレールヘッド22を有し、その上面23が路面4とほとんど同一平面である。
案内レール21は、好ましくは、排他的でなく、例えば、レールヘッド22の側面24、25を担持面によって担持する傾斜したローラによって中心レールにより案内される、タイヤの備え付けられた路面電車のための案内レール21である。
この案内レール21は、第1のレール5と交差し、レールの2つの部分26、27を形成するために、第1のレール5との交差の位置において途切れさせられており、すなわち、第1の部分26は、例えば、第1のレール5の第1の側面8の側に配置され、第2の部分27は、例えば、第1のレール5の第2の側面9の側に据え付けられている。
これらの2つの部分26、27は、クロッシングにおいて第1のレール5の各々の側において互いに向き合う端28、29を有し、すなわち、第1の端28は、例えば、第1のレール5の第1の側面8の側に配置され、第2の端29は、例えば、第1のレール5の第2の側面9の側に配置されている。
案内を可能にするために、2つの部分26、27は、第1のレール5のすぐ隣になければならず、一方、第1のレール5のヘッド6は、レールによって案内される車両の案内の手段のための通過を無事に通すために、優先的に横断切欠き30を有しており、切欠きは、横断30とされ、2つの案内レール21の部分26、27の軸線と平行な方向に作られ得る。これらの横断切欠き30は、図4から図8において非常にはっきりと現れている。
用語「すぐ隣に」は、案内の信頼性および品質に影響を与えないために、不連続性または大きすぎる距離を表さないように十分に小さい距離に言及している。その距離は、1cm未満、好ましくは1mmから5mmの間である。
横断切欠き30は、本発明の交差装置が設置されるとき、第1のレール5に行われる必要があり得る唯一の変更である。したがって、クロッシングにおいて、第1のレール5は、切断または途切れさせる必要がなく、一体品で有利に残され得る。
図において、クロッシングでは、フランジ12の通過を可能にするための空間の手段16、または、担持または案内の手段15による他の種類の凸構造14は、走行または案内の手段15が、レールの担持面を介さずに、しかし、そのフランジ12または同等の凸構造14によって、第1のレール5の上に載るように、符号31で徐々に部分的に埋めていくことを描写している。クロッシングの高さに限定されたフランジ12または同等の凸構造14への回転力のこの伝達は、「フランジウェイ」の原理の名称において専門家には知られている。具体的には、これは、非常に大きな騒音を発生し、レールと回転または案内の手段15との両方にかなりの摩耗を引き起こすことになる、回転または案内の手段15が横断切欠き30に落ちることを回避する方法である。
第1のレールシステムの上を走行するように設計された車両の車輪は、第1のレールシステムにおけるレール5だけに載っており、装置の移動部品には載っていないことも、特筆すべきことである。そのため、第1のレールシステムの上を走行するように設計された車両の重量は、第2のレールシステムの第1の部分26または第2の部分27にも、延長可能部分32にも、鉄道車輪10のフランジ12もしくは同等の凸構造14のフランジ、または、第1のレール5における回転もしくは案内の任意の他の手段15の操縦手段33にも載っておらず、2つの部分26、27の端28、29の少なくとも一方は、第1のレール5から離れるように移動される能力を有していなければならない。
この分離は、第1のレール5に設けられた空間の手段16において、1つもしくは複数のフランジ12または同等の凸構造14の通過を可能にするのに十分でなければならない。この距離は、1cmより大きく、好ましくは3cmから5cmまでの範囲にある。
回転または案内の手段15が、その性質および形に依存して、必ずしも第1のレール5において回転するように設計されるわけではなく、第1のレール5の上を滑ってもよく、または、案内のために第1のレール5と一時的に接触してもよいことは、特筆すべきことである。
2つの部分26、27の端28、29を第1のレール5から離すように移動することができるようにするために、本発明の装置1は、少なくとも第1の部分26または第2の部分27において備えられる少なくとも1つの延長可能部品32を備えている。
図または図示においては、延長可能部品32が、優先的には第1の部分26において、常に表示されているが、延長可能部品32を第2の部分27に配置させることを妨げるものは何もない。
第1のレール5が溝17を含むとき、溝の側に延長可能部品32があるという条件が行われる。
必然的に、延長可能部品32が、案内手段15がこのレール5において走行または滑動するために設けられた案内手段15の第1の部分26、第2の部分27、または両方の部分26、27において設けられてもよい。
第1のレールシステム2が一対のレール5および5bを備え、第2のレールシステム3の延長可能部品32がそれらの間に据え付けられる場合(図7参照)、これらのレールの間の隙間および/または第1のレールシステム2と第2のレールシステム3との間の傾斜の角度は、前述で定めた最大の分離を可能にするだけの十分な延長可能部品32の延長の大きさおよび収縮の大きさでなければならない。
この延長可能部品32は、レールの熱膨張現象を吸収するように通例設計される延長可能部品32の形態で現れ得る。延長可能部品32は、案内レール21の長さの縮小または延長を可能にする任意の他の形態で現れてもよい。
図15および図16に示された延長可能部品32の第1の変形によれば、延長可能部品32は、案内レール21への代替の機械加工から成る。
図17および図18に示した第2の変形によれば、延長可能部品32は横断板バネのアセンブリから成る。
これらの横断板バネは、伸縮入れ子によって、または、少なくとも1つの共有縦案内構造において滑ることで、一体に連結され得る。
したがって、図17および図18では、横断板バネは、すべての横断板バネに共通して2つの案内棒(図示せず)の挿入を可能にする下方部分へと穿孔された孔43を有することで、これらの案内棒に従う収縮および延長の間に、横断板バネを保持し、横断板バネを案内する。
図18に示した第3の変形によれば、延長可能部品32は、蛇腹状の手法で上部および下部において交互に溶接された積み重ねの可撓性板バネを備えている。本発明の装置は路面に埋め込まれるため、この第4の変形によれば、可撓性板バネは、延長可能部32の延長および収縮についてのより大きな振幅を提供するために、比較的高さがあって下方へと延び得るように、可撓性板バネのための利用可能な下へ向かう空間がある。
弾性材料が、横断板バネ同士の間のレールの延長可能部品32のより良い連続性を確保するために、各々の横断板バネの間に介在され得る。この弾性材料は、具体的には、都市の様々な埃およびゴミによって板バネ同士の間のあらゆる隙間の汚れを回避し、また、延長可能部品32の収縮の間に、2つの板バネの間に歩行者が挟まれる可能性も回避し、この方法で、装置の追加的な安全度を保証している。延長可能部品32は、優先的には、ゴム/金属の挟持体の形態である。
本発明の装置1は、案内レール21の延長可能部品32の長さを延長および収縮するように設計された操縦手段33も備えている。この操縦手段33は、温度変化によって引き起こされる単なる熱膨張の場合に直面する場合よりはるかに大きい振幅によって、延長可能部品32を延長または収縮させるために使用される。
この操縦手段33は、2つの部分26、27の端28、29の少なくとも一方を、例えば、第1の端28が、レール5上の車両または任意の他の移動可能装置の循環を可能にするだけの距離が第1のレール5からある位置におかれるといった、収縮位置と、例えば、第1の端28が、案内レール21上の車両の案内を確保するだけのすぐそばの近接性のある状態で第1のレール5のより近くに配置されるといった、延長位置との間で移動する方法である。
図11および図12に示した本発明の変形によれば、操縦手段33は、少なくとも1つの油圧、空気圧34、または電動のアクチュエータを備えている。
図8および図10に示した本発明の別の変形によれば、操縦手段33は、少なくとも1つのウォームスクリュー35を備えている。
操縦手段33は、優先的には、具体的には制御システムといった、故障の事象において操縦手段33の手動運転を可能にするように設計された少なくとも1つの手動緊急操縦装置を備えている。
操縦手段33が少なくとも1つのウォームスクリュー35を備える場合、この手動緊急操縦装置は、ウォームスクリューまたはネジ35を操作するために、クランクハンドルと角度駆動部とを備え得る。
有利には、操縦手段33は、最適な安全性を確保するために延長可能部品32の延長位置または収縮位置で必然的に固定されるように、動力供給が遮断される事象においても、固定されたままであることを意味する不可逆的なシステムである。
操縦手段33の延長可能な安全位置は、好ましくは、この位置が車両を第1のレールシステム2の上を通過させることができ、特に真っ直ぐな線である場合、車両が第2のレールシステム3へと通過する最適な機会も提供するため、延長可能部品32の収縮の位置に対応する。
第1の部分26の延長可能部品32が圧し掛かるように多くを求めさせないために、本発明のレール交差装置1は、優先的に、中間行程位置において平衡位置を取るために自由な状態で構築されている。したがって、案内レール21の延長可能部品32のついての収縮位置は、操縦手段33の中間の行程において平衡位置に対応している。
本発明の装置1は、優先的には、規定された経路に沿って延長可能部品32の長さ方向の延長および収縮を案内するために、案内レール21の延長可能部品32のための経路を案内する手段36も備える。
案内のこのシステムがないと、延長可能部品32の長さ方向の延長および収縮は望ましくない経路に沿って起こり、これは、第1の部分26の延長可能部品32の延長の間、例えば部分26、27の端28、29の一方において、第1のレール5のすぐ隣に来させることができない。
図が、第1のレールシステム2および第2のレールシステム3に関して真っ直ぐで水平なレールだけを描写しているが、本発明の装置は、曲がったレールで作動するように完璧に適合される。延長可能部品32が第2のレールシステム3について曲げられる場合、経路案内手段36は、延長可能部品32の長さ方向の延長および収縮が、例えば円のうちの円弧といった、レールの概して湾曲した経路で起こることも確保している。
延長可能部品32の長さ方向の延長の間、案内レール21の第1の端28が第1のレール5の近くへと移動できることは重要である。このレールの空間手段16、または、第1のレールの下に配置された任意の他の要素は、例えば、この移動を妨げる。
したがって、案内レール21の第1の端28は、優先的には、第1の部分26の延長可能部品32の長さ方向の延長の間、第1のレール5の空間の手段16の上で滑ることができるように、レールヘッド22の上面23の上に中空部37を備えている。
空間手段16が符号31において徐々に部分的に埋められているとき、レールヘッド22の上面23の下の中空部37は、案内レール21の第1の端28を、延長可能部品32の延長の間、徐々に部分的に埋まっている場所31の上で滑らせることができるように十分な大きさでなければならない。
同様に、空間手段16は、フランジ19によって縁取りされた溝17から成るとき、案内レール21の第1の端28が、第1の部分26の延長可能部品32の長さ方向の延長の間、第1のレール5の空間手段16の上で滑ることができるように、切欠き38を優先的に備えることになる。
図4および図5で具体的に見ることができる本発明の一変形によれば、フランジウェイの原理は、クロッシングにおける案内レール21にも用いることができ、具体的には、このレールに圧し掛かるように設計された車両の案内手段を持ち上げるために用いることができる。
本発明の案内レール21を通じてフランジウェイの原理を用いる手段は、案内レール21で支持されるように設計された、車両についての案内手段の種類および形に明らかに依存する。
フランジ40を備えた傾斜ローラ39を備えている案内の手段のために設計された案内レール21の例を描画している図示では、これらの傾斜ローラ39は、それらの担持面41を介して、案内レール21のレールヘッド22の側面24、25上で走行するように設計されている。
本発明の前述の変形によれば、クロッシングにおいて、案内レール21は、例えば、レールで案内される車両の案内手段の傾斜ローラ39のフランジ40と係合するように設計された、レールヘッド22の下に配置された側傾斜部42を備えている。これらの側傾斜部42は、第1のレール5に向かって持ち上がっており、そのため、側傾斜部42は、このレール5において、傾斜ローラ39が、それらの担持面41によって、レールヘッド22の側面24、25において案内レール21に圧し掛かることはもはやなく、フランジ40によって側傾斜部42において圧し掛かるように、交差する。これらのフランジが側傾斜部42の最上部に圧し掛かるとき、レールで案内される車両の案内手段は、第1のレール5を横切っての通過を容易にするために持ち上げられ、具体的には、おそらく含み得る徐々に部分的に埋まっている場所31の上方に持ち上げられる。
案内レールフランジウェイの適用の原理の例は、図13および図14の図示として与えられている。そのため、図に示した変形は、簡単な図示であり、使用される案内システムに必然的に依存している。これは、限定的な形で解釈されてはならない。
図に示されていないが、本発明の交差装置1は、車両がクロッシングの一方または他方のレール5、21に現れるかどうかに依存して、案内レール21の延長可能部品32の長さ方向の延長または収縮を引き起こすために操縦手段33を操作するための制御システムを優先的に備えている。
クロッシングの最も簡単な場合は、図6に示しているように、第1のレール5と案内レール21との間のクロッシングのものである。
この場合では、延長可能部品32の移動は、一方の側におけるもの、つまり、第1のレール5に最も近い配置とされた側におけるものであり得る。
第1のレール5は、車両の循環のために設計された鉄道レールであるとき、図7に示しているように、第2のレール5bと対でしばしば設置される。したがって、第1のレールシステム2は、この場合、第1のレール5および第2のレール5bと、第1のレール5および第2のレール5bの両方と交差することになる案内レール21とを備える。
この場合、本発明による交差装置1を2つ、つまり、第1のレール5と案内レール21との間での交差のための装置1と、第2のレール5bと案内レール21との間での交差のための、本発明による別の交差装置とを、両方の装置が操縦手段33によって共通で操作できる状態で、使用することを検討できる。
第1のレール5と第2のレール5bとの間に設置された、本発明による単一の交差装置1の使用を、したがって単一の操縦手段33と単一の延長可能部品とを備えて考えることも可能である。この場合、延長可能部品32の延長移動および収縮移動が、両側で、つまり、第1のレール5に向かう側と、第2のレール5bに向かう側とで、概して単一のレール5と交差する場合に必要とされるのと比較して2倍の振幅で起こる。
本発明による交差装置1は、本発明の発明概念から逸脱することなく、他の状況に適合させることもできる。
したがって、最も頻繁に直面する状況は、1つだけの側に凸構造14を有する走行または案内の手段15のために設計された第1のレール5であり、概して内側に、フランジ式12の凸構造14のある鉄道車輪10のために設計された従来の一対の鉄道レールがあるとき、本発明による装置1は、他方の側または両方の側において凸構造14を有する走行または案内の手段15のために設計された第1のレール5に向けて適合できる。
この場合、第1の車輪5の第2の側面9の側に据え付けられた部分26、27の第2の端29は、第1の端28の延長において、第1のレール5の第2の側面9のすぐ隣には配置されない。実際、この具体的な場合では、第2の端29は、第1の端28と同じ方法で、つまり、離れた位置と近づいた位置との間で、移動されるのに適していなければならない。
この技術的な問題に対処するために、本発明による2つの交差装置1は、延長可能部品32が第1のレール5のいずれかの側の案内レール21内に備えられた状態で、第1のレール5のいずれかの側で1つの交差装置によって使用される必要がある。これは、この場合、使用される2つの交差装置1が同じクロッシングで同じレール5、21に関わるため、それにもかかわらず本発明の手段のいくつかの重複を控えることが可能なためである。したがって、例えば、2つの装置1の各々の延長可能部品32を長さ方向に延長および収縮するために、2つの装置1によって共有される単一の操縦手段33を用いることが可能であり得る。
本発明は、先に記載して様々な図で示した優先的な実施形態に限定されないことは、専門家が、特許請求の範囲によって規定されるような本発明の構想の範囲から出ていくことなく、その実施形態に多くの改良を行うことができ、他の代替を考えることができるため、明らかである。
1 交差装置
2 第1のレールシステム
3 第2のレールシステム
4 路面
5 第1のレール、車輪
5b 第2のレール
6 レールヘッド
7 上面
8 第1の側面
9 第2の側面
10 鉄道車輪
11 踏面
12 フランジ
13 通過空間
14 凸構造
15 回転または案内の手段、担持または案内の手段、走行または案内の手段
16 空間手段
17 溝
18 溝
19 側面フランジ
20 自由体積
21 第1のレール、案内レール
22 レールヘッド
23 上面
24 側面
25 側面
26 第1の部分
27 第2の部分
28 第1の端
29 第2の端
30 横断切欠き、横断
31 徐々に部分的に埋めること
32 延長可能部品
33 操縦手段
34 空気圧アクチュエータ
35 ウォームスクリュー
36 経路案内手段
37 中空部
38 切欠き
39 傾斜ローラ
40 フランジ
41 担持面
42 側傾斜部
43 孔

Claims (20)

  1. 路面(4)に埋め込まれた第1のレールシステム(2)の、路面(4)に埋め込まれた第2のレールシステム(3)との交差のために設計されたレール交差装置(1)であって、
    車両または任意の他の移動可能装置の移動または案内のために設計された第1のレールシステム(2)であって、
    上面(7)が路面(4)とおおよそ同一平面であるレールヘッド(6)、第1の側面(8)、および、前記第1の側面と反対の第2の側面(9)を有する少なくとも1つの第1のレール(5)、ならびに、
    前記レールヘッド(6)の前記第1の側面(8)の少なくとも一方の側で走行または案内の手段(15)の凸構造(14)のための通過空間(13)を構築するように設計された少なくとも1つの空間装置(16)
    を備える第1のレールシステム(2)と、
    少なくとも1つの案内レール(21)を備える、車両の案内のために設計された第2のレールシステム(3)であって、前記案内レール(21)が、
    路面(4)とおおよそ同一平面である上面(23)を備え、前記第1のレール(5)と交差するレールヘッド(22)を有し、
    第1の端(28)、および、前記第1の端(28)を延ばす第2の端(29)をそれぞれ有する2つの部分(26、27)を形成するために、前記第1のレール(5)とのクロッシングにおいて途切れさせられる
    第2のレールシステム(3)と、
    少なくとも前記第1または第2の部分(26、27)に一体にされた少なくとも1つの延長可能部品(32)と、
    前記延長可能部品(32)の長さ方向の延長および収縮のために設計され、前記第1のレール(5)の上で車両または任意の他の移動可能装置の通過を可能にするために、前記第1の端(28)が前記第1のレール(5)から離れるように移動される収縮位置、および、前記案内レール(21)に沿って車両を案内するために、前記第1の端(28)が前記第1のレール(5)のより近くに移動される延長位置を定める少なくとも1つの操縦手段(33)と
    を備えるレール交差装置(1)。
  2. 前記第1の部分(26)が、前記第1のレール(5)の前記第1の側面(8)の側に配置され、前記第1のレール(5)の前記第1の側面(8)の側に配置された第1の端(28)を有することと、
    前記第2の部分(27)が、前記第1のレール(5)の前記第2の側面(9)の側に配置され、前記第1のレール(5)の前記第2の側面(9)のすぐ隣に配置されて前記第1の端(28)への延長を形成する第2の端を有することと、
    前記延長可能部品(32)が前記収縮位置にあるとき、前記第1の端(28)が前記第1のレール(5)の前記第1の側面(8)から離れるように移動されることと、
    前記延長可能部品(32)が前記延長位置にあるとき、前記第1の端(28)が前記第1のレール(5)の前記第1の側面(8)のより近くに移動されることと
    を特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  3. 規定された経路における前記案内レール(21)の前記延長可能部品(32)の長さ方向の延長および収縮において、前記延長可能部品(32)を案内するために、前記延長可能部品(32)のための経路案内手段(36)も備えることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  4. 空間手段(16)が、前記第1のレール(5)の前記第1の側面(8)の側において前記レールヘッド(6)に作られた溝(17)の形態であることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  5. 溝(17)がフランジ(19)によって横方向で縁取りされることと、このフランジ(19)のクロッシングにおいて、前記延長可能部品(32)の延長の間、前記案内レール(21)の前記第1の端(28)を前記第1のレール(5)の前記空間手段(16)の上で滑らせることができる切欠き(38)があることを特徴とする、請求項4に記載のレール交差装置(1)。
  6. 空間手段(16)が、前記レールヘッド(6)の前記第1の側面(8)と路面(4)との間に設けられる自由体積(20)から成ることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  7. 案内レール(21)の前記延長可能部品(32)が前記レール(21)への代替の機械加工から成ることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  8. 案内レール(21)の前記延長可能部品(32)が横断板バネのアセンブリから成ることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  9. 弾性材料が各々の横断板バネの間に介在されることを特徴とする、請求項8に記載のレール交差装置(1)。
  10. 案内レール(21)の延長可能部品(32)が、伸縮入れ子によって、または、少なくとも1つの共有縦案内構造において滑ることで、一体に連結される横断板バネのアセンブリから成ることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  11. 案内レール(21)の前記延長可能部品(32)が、蛇腹のように、上部および下部において交互に溶接された積み重ねの可撓性板バネから成ることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  12. 前記延長可能部品(32)について、前記収縮位置が、前記操縦手段(33)に関する中間行程位置において平衡位置に対応することを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  13. クロッシングにおいて、前記第1のレール(5)が、前記レールに案内される車両の案内手段のための通過を無事に通すために、前記レールヘッド(6)において切欠き(30)を有することを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  14. 前記切欠きが、横断しており、前記案内レール(21)の前記2つの部分(26、27)の軸線と平行とされることを特徴とする、請求項13に記載のレール交差装置(1)。
  15. 前記第1のレール(5)が連続的であって一体品であることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  16. クロッシングにおいて、案内レール(21)の前記第1の端(28)が、前記延長可能部品(32)が延長されるときに前記第1の端(28)を前記第1のレール(5)の前記空間手段(16)の上で滑らせることができる中空部(37)を、前記レールヘッド(22)の前記上面(23)の下に有することを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  17. 操縦手段(33)が、少なくとも1つの油圧、空気圧、または電動のアクチュエータ(34)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  18. 操縦手段(33)が、少なくとも1つのウォームスクリュー(35)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  19. 故障の場合に前記操縦手段(33)を手動で操作するための少なくとも1つの手動緊急操縦装置を備えることを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
  20. 前記第1のレールシステム(2)の上を通行するように設計された前記車両または他の移動可能装置が、少なくとも1つの第1のレール(5)上を走行するように設計された車輪を有することと、これらの車輪がこの第1のレール(5)だけに圧し掛かることとを特徴とする、請求項1に記載のレール交差装置(1)。
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