JP2016518785A - 保持電圧を低減したフリップフロップ - Google Patents

保持電圧を低減したフリップフロップ Download PDF

Info

Publication number
JP2016518785A
JP2016518785A JP2016507576A JP2016507576A JP2016518785A JP 2016518785 A JP2016518785 A JP 2016518785A JP 2016507576 A JP2016507576 A JP 2016507576A JP 2016507576 A JP2016507576 A JP 2016507576A JP 2016518785 A JP2016518785 A JP 2016518785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
flop
flip
output
master stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016507576A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016518785A5 (ja
Inventor
ラソウリ、セッド・ハディ
ダッタ、アニメシュ
シャー、ジャイ・マドゥカー
サン−ローレン、マーチン
パーカー、ピーユシュ・クマー
バパット、サチン
ビラングディピチャイ、ラマプラサス
アブ−ラーマ、モハメド・ハサン
パテル、プラヤグ・バーヌブハイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2016518785A publication Critical patent/JP2016518785A/ja
Publication of JP2016518785A5 publication Critical patent/JP2016518785A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356008Bistable circuits ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied; storing the actual state when the supply voltage fails
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/3562Bistable circuits of the master-slave type
    • H03K3/35625Bistable circuits of the master-slave type using complementary field-effect transistors

Abstract

クロック信号におよび制御信号に応答する論理ゲートを含む回路。回路は、フリップフロップのマスタ段をさらに含む。回路は、マスタ段に応答するフリップフロップのスレーブ段をさらに含む。回路には、論理ゲートに応答し、クロック信号の遅延バージョンを出力するように構成されたインバータがさらに含まれる。論理ゲートの出力およびクロック信号の遅延バージョンは、フリップフロップのマスタ段におよびスレーブ段に供給される。マスタ段は、スレーブ段を制御するために制御信号に応答する。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2013年4月12日に出願された米国非仮特許出願第13/862,015号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]本開示は、一般に、フリップフロップに関する。
[0003]技術の進歩は、より小さくより強力なコンピューティングデバイスをもたらしている。たとえば、現在、小さく、軽く、およびユーザの携行が容易である、ポータブルワイヤレス電話、携帯情報端末(PDA)、およびページングデバイスなどのワイヤレスコンピューティングデバイスを含む、様々なポータブルパーソナルコンピューティングデバイスが存在する。より詳細には、携帯電話およびインターネットプロトコル(IP)電話などのポータブルワイヤレス電話は、ワイヤレスネットワークを介して音声およびデータパケットを通信することができる。さらに、多くのそのようなワイヤレス電話は、そこに組み込まれている他のタイプのデバイスを含む。たとえば、ワイヤレス電話は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、およびオーディオファイルプレーヤをさらに含むことができる。さらに、そのようなワイヤレス電話は、インターネットにアクセスするために使用され得るウェブブラウザアプリケーションなどのソフトウェアアプリケーションを含む実行可能命令を処理することができる。そのため、これらのワイヤレス電話は、かなりのコンピューティング能力を含むことができる。
[0004]モバイルデバイスにおいて、バッテリ寿命は、あるブランドを他のブランドと区別することができる特徴である。モバイルデバイスにおいて、エネルギー消費の原因の1つは待機電力(すなわち、モバイルデバイスが待機モードにあるときに、またはデバイスのいくつかの構成要素がバックグラウンドで機能停止されているときに消費されるエネルギー)である。モバイルデバイスが待機モードにあるとき、モバイルデバイスは、バッテリ寿命を保存するためにモバイルデバイスの特定の回路をオフにする。しかしながら、特定の回路のいくつかの論理状態(たとえば、制御情報)は、モバイルデバイスが待機モードから出るときにモバイルデバイスが適切に機能するように待機モードの間保持されなければならない。待機モードの間論理状態を保持するために、フリップフロップ回路が一般に使用される。フリップフロップ回路は、待機モードの間電力を消費する。
[0005]フリップフロップ回路の電力を減少させるために、既存のシステムは一般に特別なタイプのフリップフロップ(すなわち、リテンションフリップフロップ)を使用することによって、保持電圧(たとえば、待機モードの間フリップフロップ回路に供給される電圧)を減少させる。リテンションフリップフロップは、より低い電圧で動作することができるが、リテンションフリップフロップは一般に面積オーバヘッドを増加させ、そのため、リテンションフリップフロップの用途は制限される。
[0006]リテンションフリップフロップは、保持動作モードの間電力を消費する。したがって、モバイルデバイス内のリテンションフリップフロップは、モバイルデバイスのバッテリ寿命に影響を及ぼす。本明細書で説明される方法およびシステムは、有利にリテンションフリップフロップが電力消費を減少させることを可能にし得る。
[0007]たとえば、従来のリセットフリップフロップ(たとえば、リテンションフリップフロップ)は、一般に、マスタ段と、スレーブ段とを含む。スレーブ段は、パスゲートと、インバータと、複数のnMOSトランジスタと、複数のpMOSトランジスタとを含むことがある。保持動作モードの間、リセットフリップフロップへの供給電圧は、リセットフリップフロップのトランジスタが状態を切り替えないために下げられる(したがって、保持動作モードに入る前のトランジスタの状態を保持する)。しかしながら、各リセットトランジスタは、保持動作モードの間、リセットトランジスタに関連する漏洩電流に起因して電力を消費する。供給電圧が、保持動作モードの間、リセットトランジスタによって消費される漏洩電流よりも少ないレベルまで下げられると、リセットトランジスタは状態を失うことがある。トランジスタ状態の喪失は、データ破壊を引き起こすことがある。
[0008]特定の実施形態では、リセットフリップフロップは、クロック信号の遅延バージョンおよびクロック信号の反転遅延バージョンを使用してマスタ段およびスレーブ段を制御することができる。クロック信号の遅延バージョンおよびクロック信号の反転遅延バージョンは、NOR論理ゲートおよびインバータを介して生成され得る。スレーブ段からのリセットトランジスタの使用を避ける(およびリセットトランジスタからの漏洩電流を避ける)ことによって、リセットフリップフロップは、保持動作モードの間、電力消費を減少させることができる。
[0009]別の特定の実施形態では、リセットフリップフロップは、マスタ段と、マスタ段に結合されたスレーブ段と、リセット信号入力に結合されたインバータとを含む。スレーブ段はNAND論理ゲートを含み、NAND論理ゲートはインバータに結合される。
[0010]別の特定の実施形態では、リセットフリップフロップは、クロック信号の遅延バージョンおよびクロック信号の反転遅延バージョンを使用してマスタ段およびスレーブ段を制御することができる。クロック信号の遅延バージョンおよびクロック信号の反転遅延バージョンは、NOR論理ゲートおよびインバータを介して生成され得る。リセットフリップフロップは、インバータに結合されたセット信号入力に応答することができる。リセットフリップフロップは、マスタ段にNAND論理ゲートをさらに有することができる。
[0011]特定の実施形態では、回路は、クロック信号におよび制御信号に応答するNOR論理ゲートを含む。回路は、フリップフロップのマスタ段をさらに含む。回路は、マスタ段に応答するフリップフロップのスレーブ段をさらに含む。回路には、NOR論理ゲートに応答し、クロック信号の遅延バージョンを出力するように構成されたインバータがさらに含まれる。NOR論理ゲートの出力およびクロック信号の遅延バージョンは、フリップフロップのマスタ段におよびスレーブ段に供給される。マスタ段は、スレーブ段を制御するために制御信号に応答する。
[0012]別の特定の実施形態では、回路は、フリップフロップのマスタ段を含む。回路は、マスタ段に応答するフリップフロップのスレーブ段をさらに含む。フリップフロップは単一の電力ドメインにある。マスタ段は、保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力をスレーブ段の入力部に供給するように構成される。
[0013]特定の実施形態では、方法は、クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンをNOR論理ゲートの出力部で生成するために、NOR論理ゲートの第1の入力部のクロック信号を、NOR論理ゲートの第2の入力部の制御信号で選択的にゲート制御することを含む。この方法は、クロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを生成することをさらに含む。この方法は、クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンおよびクロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを、フリップフロップのマスタ段におよびフリップフロップのスレーブ段に供給することをさらに含む。
[0014]別の特定の実施形態では、方法は、通常動作モードの間、フリップフロップのマスタ段の出力をフリップフロップのスレーブ段の入力部に供給することを含む。フリップフロップは単一の電力ドメインにある。この方法は、保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力をスレーブ段の入力部に供給することをさらに含む。
[0015]開示される実施形態のうちの少なくとも1つによって与えられる1つの特定の利点は、リセットフリップフロップの保持電圧を減少させ、したがって、エネルギーを節約し、バッテリ寿命を延ばすことができることである。本開示の他の態様、利点、および特徴は、以下の節:図面の簡単な説明、詳細な説明、および請求の範囲、を含む本出願全体の調査の後明白になるであろう。
[0016]非同期リセットフリップフロップの特定の実施形態を示す論理図。 [0017]非同期リセットフリップフロップの別の特定の実施形態を示す論理図。 [0018]非同期リセットフリップフロップの別の特定の実施形態を示す論理図。 [0019]保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力をフリップフロップのスレーブ段の入力部に供給するように動作可能なフリップフロップの一実施形態を示す論理図。 [0020]非同期リセットフリップフロップの動作の方法の特定の実施形態を示す流れ図。 [0021]非同期リセットフリップフロップの動作の方法の別の特定の実施形態を示す流れ図。 [0022]図1〜4の非同期リセットフリップフロップのうちの1つまたは複数を含む通信デバイスのブロック図。
[0023]図1は、非同期リセットフリップフロップ100を示す。非同期リセットフリップフロップ100は、マスタ段101と、スレーブ段102とを含むことができる。非同期リセットフリップフロップ100は、クロック信号103、制御信号104、および制御信号105〜107を受信するように構成され得る。非同期リセットフリップフロップ100は、トランジスタ111〜118と、インバータ109、110、および120と、NAND論理ゲート119と、信号出力部135、136と、NOR論理ゲート133とをさらに含むことができる。トランジスタ111〜114は第1のトランジスタスタックを形成することができ、トランジスタ115〜118は第2のトランジスタスタックを形成することができる。2つの4トランジスタスタック(four-transistor stack)111〜118は、出力をマスタ段101に供給するために制御信号105〜107に応答することができる。
[0024]マスタ段101は、パスゲート121と、NOR論理ゲート122と、2つのnチャネル金属酸化物半導体(nMOS)トランジスタ123および124と、2つのpチャネル金属酸化物半導体(pMOS)トランジスタ125および126とを含むことができる。パスゲート121の入力部は、2つの4トランジスタスタック111〜118の出力部に結合され得て、パスゲート121の出力部は、トランジスタ126および123とNOR論理ゲート122とによって形成されたラッチの入力部に結合され得る。nMOSトランジスタ124およびpMOSトランジスタ125は、パスゲート121を介して受信したデータのラッチングの間競合を減少させるために分離デバイスとして動作することができる。NOR論理ゲート122は、パスゲート121の出力部に結合された第1の入力部と、制御信号104に結合された第2の入力部とを有することができる。NOR論理ゲート122の出力部は、マスタ段101の出力信号を、スレーブ段102のパスゲート127(たとえば、トランスミッションゲート)に、およびnMOSトランジスタ123に、およびpMOSトランジスタ126に供給することができる。NOR論理ゲート122およびトランジスタ123〜126は、制御信号104が論理0であるときにマスタ段101の出力部でデータ値をラッチし、制御信号104が論理1であるときに論理0値を出力するように動作することができる。
[0025]スレーブ段102は、パスゲート127と、インバータ128と、nMOSトランジスタ129、130と、pMOSトランジスタ131、132とを含むことができる。パスゲート127は、マスタ段101のNORゲート122の出力に応答する入力部を有することができ、インバータ128と、nMOSトランジスタ129と、pMOSトランジスタ132とから形成されたラッチの入力部に結合された出力部を有することができる。nMOSトランジスタ130およびpMOSトランジスタ131は、パスゲート127を介して受信したデータのラッチングの間競合を減少させるために分離デバイスとして動作することができる。
[0026]インバータ128の出力部は、NAND論理ゲート119の1つの入力部に結合され得て、制御信号105は、NAND論理ゲート119の第2の入力部に結合され得る。NAND論理ゲート119の出力部は、信号出力部135に結合され得る。インバータ128の出力部は、インバータ120の入力部に結合され得て、インバータ120の出力部は、信号出力部136に結合され得る。
[0027]マスタ段101は、第1のトランジスタスタック、第2のトランジスタスタック、およびインバータ110によって制御信号105〜107に結合され得る。スレーブ段102は、NOR論理ゲート122の出力部でマスタ段101に結合され得る。スレーブ段102は、NAND論理ゲート119およびインバータ120を通して信号出力部135および136に結合され得る。マスタ段101のパスゲート121およびスレーブ段102のパスゲート127は、NOR論理ゲート133およびインバータ109を介してクロック信号入力部103に結合され得る。
[0028]NOR論理ゲート133は、クロック信号103の選択的にゲート制御された反転遅延バージョンを生成するためにクロック信号103におよび制御信号104に応答することができる。NOR論理ゲート133は、NOR論理ゲート133の出力がクロック信号103と制御信号104の両方に依存するために、制御信号104を介してクロック信号103のクロックゲーティングを行うことができる。インバータ109は、NOR論理ゲート133に応答することができ、クロック信号103(信号は制御信号104によってゲート制御され得る)の遅延バージョンを出力するように構成され得る。NOR論理ゲート133の出力(たとえば、クロック信号103の選択的にゲート制御された反転バージョン)およびクロック信号103の遅延バージョンは、非同期リセットフリップフロップ100のマスタ段101におよびスレーブ段102に供給され得る。制御信号104がリセット信号であるとき、マスタ段101は、マスタ段101をリセットモードの間リセットするためにリセット入力に応答する(NOR論理ゲート122を介して)ことができる。マスタ段101は、スレーブ段102をリセットモードの間リセットするように構成される。スレーブ段102は、制御信号104から分離され得る(たとえば、スレーブ段102は制御信号104に接続されない)。特定の実施形態では、非同期リセットフリップフロップ100は、わずか2つのトランスミッションゲートしか含まない。
[0029]動作の間、制御信号104が論理0であるとき、制御信号106は、制御信号入力105〜107に(および制御信号105の反転バージョンを供給するインバータ110の出力に)応答する第1のトランジスタスタックを介しておよび第2のトランジスタスタックを介してマスタ段101で受信される。制御信号106は、クロック信号103が論理0である間マスタ段101中にラッチされ、制御信号106の反転バージョンは、クロック信号が論理1である間マスタ段101の出力部で保持される。マスタ段101の出力は、クロック信号103が論理1である間スレーブ段102中にラッチされ得て、マスタ段101の出力の反転バージョンは、クロック信号103が論理0であるときスレーブ段102の出力部138で保持され得る。
[0030]制御信号104が論理1であるとき、マスタ段101のNOR論理ゲート122は、制御信号105〜107と無関係であり、クロック信号103と無関係である論理的低値(たとえば、論理0)を出力することができる。NOR論理ゲート133は、NOR論理ゲート133の出力を論理0に保持し、それにより、スレーブ段102のパスゲート127は、パススルー状態(a pass though state)にとどまり、トランジスタ130および131を介してインバータ128の入力部を供給電圧および接地から分離することができる。マスタ段101の出力部は、制御信号104が論理1であるとき論理低値にとどまることができるため、スレーブ段102の出力部138は、リセット動作の間論理1にリセットされ得る。
[0031]特定の実施形態では、NOR論理ゲート133の出力は、マルチプル(multiple)のフリップフロップ回路に供給されるように構成される。たとえば、クロック経路のNOR論理ゲート133およびインバータ109は、マルチプルのリセットフリップフロップ(すなわち、多数対のマスタ部分およびスレーブ部分)に結合され得る。
[0032]リセットモードの間パスゲート127をパススルー状態に保持することによりインバータ128への入力を制御するようにNOR論理ゲート133を利用することによって、非同期リセットフリップフロップ100は、インバータ128への入力を制御するのにスレーブ段102でリセットトランジスタを使用する(従来の非同期リセットフリップフロップにおけるように)ことがない。リセットトランジスタの使用を避けることによって、リセットトランジスタに関連する電流も避けられる。したがって、非同期リセットフリップフロップ100は、リテンションフリップフロップ(たとえば、リセットフリップフロップ)が漏洩電流を減少させるのを可能にし得る。漏洩電流の減少は、リテンションフリップフロップの全体的な電力消費を減少させる。
[0033]図2は、非同期リセット非同期リセットフリップフロップ200の別の特定の実施形態を示す。図1の非同期リセットフリップフロップ100と比較して、非同期リセットフリップフロップ200は、図1のインバータ128をスレーブ段202のNAND論理ゲート204と取り替え、NOR論理ゲート133をインバータ210と取り替えている。非同期リセットフリップフロップ200は、図1のマスタ段101と、マスタ段101に応答するスレーブ段202とを含むみ得る。スレーブ段202は、マスタ段101の出力に、およびリセット信号(制御信号104とインバータ206とを含むことができるリセット経路208を介する)に応答することができるNAND論理ゲート204を含むことができる。NAND論理ゲート204は、リセット経路208のインバータ206に応答し得る。インバータ210は、クロック信号103に応答し得る。
[0034]制御信号104がリセット信号であるとき、NAND論理ゲート204は、通常動作モードの間インバータとして機能する(すなわち、スレーブ段202はマスタ段101によってリセットされない)ように、およびリセット動作モードの間リセット機能を実行する(たとえば、スレーブ段202はリセット経路208を介する制御信号104によってリセットされる)ように構成され得る。制御信号104が論理0であるとき、非同期リセットフリップフロップ200は通常動作モードにあることができる。NAND論理ゲート204は、スレーブ段202でマスタ段101から受信した入力信号の反転バージョンを出力することができる。制御信号104が論理1であるとき、非同期リセットフリップフロップ200はリセットモードにあることができ、NAND論理ゲート204は論理1を出力することができる。
[0035]インバータ206がリセット経路208に付加されているが、面積オーバヘッドは、特に、インバータ206の出力がいくつかのフリップフロップに供給され得るフリップトレーでは、従来の非同期リセットフリップフロップと比較して、減少される。非同期リセットフリップフロップ200において、キーパーフィードバック(keeper feedback)(トランジスタ131、132の)は、キーパートランジスタとして2つを超えるトランジスタを利用する従来の非同期リセットフリップフロップと比較して、より強力となり得る。
[0036]リセットモードの間スレーブ段202の出力212を制御するためにNAND論理ゲート204を利用することによって、非同期リセットフリップフロップ200は、スレーブ段202の出力212を制御するのにスレーブ段202でリセットトランジスタを使用する(従来の非同期リセットフリップフロップにおけるように)ことがない。リセットトランジスタに関連する漏洩電流は避けられる。
[0037]非同期リセットフリップフロップ200の電力消費をさらに減少させるために、pMOSトランジスタ131および132の幅は増加され得る。たとえば、パスゲート127の出力部は、2つの直列結合されたプルダウントランジスタ129および130に結合され得て、2つの直列結合されたプルアップトランジスタ131および132の幅は、2つの直列結合されたプルダウントランジスタ129および130の幅よりも大きくすることができる。この技法によって、非同期リセットフリップフロップ200の全回路面積は、たとえpMOSトランジスタ131および132の面積が増加されても、実質的に変わらないままとすることができる。特定の実施形態において、非同期リセットフリップフロップ200の保持電圧は、トランジスタ131および132の幅が30ナノメートル(nm)だけ110nmから140nmまで増加された場合、約20mVだけ減少される。別の特定の実施形態では、トランジスタ131および132のサイズが30%だけ増加された場合、非同期リセットフリップフロップ200の保持電圧は追加の30mVだけ減少される。非同期リセットフリップフロップ200の電力消費をさらに減少させるために、nMOSトランジスタ129および130の幅は、製作技法によって達成可能な最小幅などまで減少され得る。たとえば、2つの直列結合されたトランジスタ129および130の幅は、製作ルール(fabrication rule)によって許容される最小幅にほぼ等しくすることができる。
[0038]2つの前出の実施形態(図1の非同期リセットフリップフロップ100、および非同期リセットフリップフロップ200)、またはそのような実施形態の態様は、他の設計および/またはプロセス技法と組み合わされ得ることを理解されたい。特定の実施形態では、高閾値電圧リセットトランジスタがスレーブ段202で使用される。別の特定の実施形態では、プルダウンnMOSトランジスタ129および130は高閾値電圧トランジスタと取り替えられる。
[0039]特定の実施形態では、非同期リセットフリップフロップ200の電力消費をさらに減少させるために、マスタ段101のトランスミッションゲート121はトリ−ステートインバータによって取り替えられる。代替として、追加の入力信号(図示せず)が、保持モードの間、マスタ段101に論理1を強制的に出力させるように、追加の入力信号がマスタ段101に付け加えられ得る。トリ−ステートインバータまたは追加の入力信号を付け加えると、非同期リセットフリップフロップ200の保持電圧が約15mVだけ減少され得る。
[0040]特定の実施形態では、2つのリセットトランジスタ(図示せず)が、漏洩電流を減少させるためにスレーブ段202で使用されるが、その理由は、ファストコーナーにおける2つの直列結合されたリセットトランジスタの漏洩(プロセス変動に起因する)の確率が、従来の非同期リセットフリップフロップで一般に使用されるような単一のリセットトランジスタでの確率よりも低いからである。単一のリセットトランジスタの代わりに2つの直列結合されたリセットトランジスタを付け加えると、非同期リセットフリップフロップの保持電圧が約20mVだけ減少され得る。
[0041]図3は、非同期リセットフリップフロップ300の別の特定の実施形態を示す。非同期リセットフリップフロップ300は、マスタ段302と、図1のスレーブ段102とを含み得る。図1の非同期リセットフリップフロップ100と比較して、マスタ段302ではNOR論理ゲート122の代わりに、マスタ段302はNAND論理ゲート304を含む。さらに、制御信号104はリセット信号の代わりにセット信号である。それに応じて、非同期リセットフリップフロップ300は、マスタ段302を使用してスレーブ段102の出力138をセットするためにセットモードで動作し得る。インバータ306は制御信号104に結合され得る。制御信号104が論理0であるとき、非同期リセットフリップフロップ300は、通常動作モードで動作し得る。制御信号104が論理1であるとき、NAND論理ゲート304の出力は論理1であり得る。セットモードの間、スレーブ段はマスタ段によってセットされる。スレーブ段102は、図1のスレーブ段102のリセッティングに関して説明されたものと同様の方法でマスタ段302によって(パスゲート127を介して)セットされ得る。
[0042]図4は、動作の保持モードの間、ハイインピーダンス出力をスレーブ段404の入力部に与えるように動作可能な回路400の特定の実施形態を示す。図1の非同期リセットフリップフロップ100、図2の非同期リセットフリップフロップ200、図3の非同期リセットフリップフロップ300、またはそれらの組合せは、回路400を使用して実装され得る。
[0043]回路400は、マスタ段402と、スレーブ段404とを含む。回路400は、単一の電力ドメインであり得る。たとえば、回路400は、単一の電源(たとえば、単一の電圧源または単一の電流源)によって電力を供給され得る。マスタ段402には、データ入力406に応答し、入力をトランスミッションゲート414に供給するインバータ412が含まれ得る。トランスミッションゲート414は、交差結合インバータ417、418から形成されたラッチ416に結合され得る。インバータ418の出力は、マスタ段402の状態ノード420において電圧を駆動し得、通常動作モードの間スレーブ段404に入力として供給される。スレーブ段404は、インバータ436に結合されたトランスミッションゲート430を含むことができる。インバータ436は、回路400の出力410として供給される出力を生成することができる。キーパー回路434は、入力をインバータ436に供給するノード432で電圧を保持することができる。キーパー回路434は、1対の交差結合インバータを含むことができる。
[0044]マスタ段402は、保持動作モードの間、状態ノード420を電源からおよび接地から電気的に分離することによってハイインピーダンス出力を供給するように構成され得る。たとえば、ハイインピーダンス出力は、保持動作モード制御信号408に応答するマスタ段402のトリ−ステート要素(たとえば、トリ−ステートインバータ418)を介して生成され得る。したがって、接地への経路、インバータ436への入力部、キーパー回路434のインバータ(CMOSゲートインピーダンスによる)、およびマスタ段402のトリ−ステートインバータ418の出力部(トランスミッションゲート430を介する)は、保持動作モードの間ハイインピーダンス値を経験し得る。それゆえに、ノード432の電流漏洩は、従来の同期リセットフリップフロップと比較して、減少され得る。したがって、スレーブ段404を動作させるのに必要とされる保持電圧は、保持動作モードの間減少され得る。
[0045]特定の実施形態では、スレーブ段450は、スタックプルダウントランジスタ456、458を含み得る。トランジスタ456はリセット信号454に応答し得、トランジスタ458は保持動作モード制御信号408に応答し得る。キーパー回路434は、トランジスタ456、458との競合を減少させるようにリセット動作の間ノード432を駆動するキーパー回路434のインバータをトリ−ステートにするためにリセット信号454に応答し得る。トランジスタ456、458の両方は、保持動作モードの間電力供給をオフにされ得る。したがって、ノード432に関連する漏洩電流は、従来の非同期リセットフリップフロップと比較して、減少され得る。漏洩電流を減少させると、回路400の保持電圧は、保持動作モードの間、減少され得る。図1および図3のスレーブ段102、図2のスレーブ段202、またはそれらの組合せは、スレーブ段450を使用して実装され得る。
[0046]図5は、非同期リセットフリップフロップの動作の方法500の特定の実施形態を示す。方法500は、502において、クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンをNOR論理ゲートの出力部で生成するために、NOR論理ゲートの第1の入力部のクロック信号を、NOR論理ゲートの第2の入力部の制御信号で選択的にゲート制御することを含む。たとえば、図1を参照して、NOR論理ゲート133は、クロック信号103におよび制御信号104に応答することができる。NOR論理ゲート133の出力部は、クロック信号103の反転バージョンを供給することができる。
[0047]方法500は、504において、クロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを生成することをさらに含む。たとえば、図1を参照して、インバータ109は、NOR論理ゲート133に応答することができ、クロック信号103(それは制御信号104によってゲート制御されるかまたは有効にされ得る)の遅延バージョンを出力するように構成され得る。方法500は、506において、クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンおよびクロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを、フリップフロップのマスタ段およびフリップフロップのスレーブ段に供給することをさらに含む。マスタ段は、スレーブ段を制御するために制御信号に応答する。たとえば、図1を参照して、NOR論理ゲート133の出力(たとえば、クロック信号103の反転バージョン)およびクロック信号103の遅延バージョンは、非同期リセットフリップフロップ100のマスタ段101におよびスレーブ段102に供給され得る。したがって、方法500は、従来の非同期リセットフリップフロップと比較して、非同期リセットフリップフロップが漏洩電流を減少させるのを可能にし得る。漏洩電流の減少は、非同期リセットフリップフロップの電力消費を減少させる。
[0048]図6は、非同期リセットフリップフロップの動作の方法600の特定の実施形態を示す。方法600は、602において、通常動作モードの間、フリップフロップのマスタ段の出力をフリップフロップのスレーブ段の入力部に供給することを含む。フリップフロップは、単一の電力ドメインにある。たとえば、図4を参照して、インバータ418の出力は、通常動作モードの間、マスタ段402の状態ノード420において電圧を駆動し得、スレーブ段404への入力として供給される。方法600は、保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力をスレーブ段の入力部に供給することをさらに含む。たとえば、図4を参照して、マスタ段402は、保持動作モードの間、トリ−ステート要素を介して状態ノード420を電源からおよび接地から電気的に分離することによってハイインピーダンス出力を供給するように構成され得る。したがって、方法600は、従来の非同期リセットフリップフロップと比較して、非同期リセットフリップフロップが漏洩電流を減少させるのを可能にし得る。
[0049]図7は、通信デバイス700のブロック図であり、非同期リセットフリップフロップ(たとえば、図1〜3の非同期リセットフリップフロップおよび図4の回路400のうちの1つまたは複数)を含む。図5〜6で説明された方法、またはそのいくつかの部分は、通信デバイス700においてまたは通信デバイス700によって(またはその構成要素によって)実行され得る。
[0050]通信デバイス700は、メモリ732に結合されているデジタル信号プロセッサ(DSP)などのプロセッサ710を含む。メモリ732は、命令746を記憶する非一時的有形コンピュータ可読および/またはプロセッサ可読記憶デバイスとされ得る。命令746は、図5〜6を参照して説明された方法などの本明細書で説明された1つまたは複数の機能または方法を実行するためにプロセッサ710によって実行可能とすることができる。
[0051]図7は、通信デバイス700が、プロセッサ710におよびディスプレイデバイス728に結合されているディスプレイコントローラ726をさらに含み得ることを示す。符号器/復号器(CODEC)734もプロセッサ710に結合され得る。スピーカ736およびマイクロホン738がCODEC734に結合され得る。図7は、プロセッサ710に結合されたワイヤレスコントローラ740をさらに示す。ワイヤレスコントローラ740は、トランシーバ750を介してアンテナ742と通信する。ワイヤレスコントローラ740、トランシーバ750、およびアンテナ742は、通信デバイス700によるワイヤレス通信を可能にするワイヤレスインターフェースを意味し得る。通信デバイス700は、多数のワイヤレスインターフェースを含み得、異なるワイヤレスネットワークは、異なるネットワーキング技術またはネットワーキング技術の組合せ(たとえば、ブルートゥース(登録商標)ローエナジー、近距離無線通信、Wi−Fi(登録商標)、セルラなど)をサポートするように構成される。
[0052]特定の実施形態では、プロセッサ710、ディスプレイコントローラ726、メモリ732、CODEC734、ワイヤレスコントローラ740、およびトランシーバ750は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス722中に含まれる。特定の実施形態では、入力デバイス730および電源744は、システムオンチップデバイス722に結合される。その上、特定の実施形態では、図7に示されるように、ディスプレイデバイス728、入力デバイス730、スピーカ736、マイクロホン738、アンテナ742、および電源744は、システムオンチップデバイス722の外部にある。しかしながら、ディスプレイデバイス728、入力デバイス730、スピーカ736、マイクロホン738、アンテナ742、および電源744の各々は、インターフェースまたはコントローラなどのシステムオンチップデバイス722の構成要素に結合され得る。
[0053]プロセッサ710は、例示的な非同期リセットフリップフロップ748などの非同期フリップフロップを使用して少なくとも部分的に実装され得る。非同期リセットフリップフロップ748は、図1の非同期リセットフリップフロップ100、図2の非同期リセットフリップフロップ200、図3の非同期リセットフリップフロップ300、図4の回路400、またはそれらの任意の組合せとされ得る。非同期リセットフリップフロップ748は、非同期リセットフリップフロップ748の状態を保持しながら保持動作モード中の電力消費の減少を可能にするために、通信デバイス700の1つまたは複数の構成要素の回路で使用され得る。
[0054]プロセッサ710は、非同期リセットフリップフロップ748を使用して少なくとも部分的に実装されるように説明されているが、ディスプレイコントローラ726、メモリ732、CODEC734、およびワイヤレスコントローラ740のうちの1つまたは複数は、例示的な非同期リセットフリップフロップ748などの非同期フリップフロップを使用して少なくとも部分的に実装され得ることを理解されたい。
[0055]説明された実施形態に関連して、クロック信号に応答し、制御信号に応答するNOR論理演算を実行するための手段を、装置は含み得る。たとえば、図1を参照して、NOR論理ゲート133は、クロック信号103におよび制御信号104に応答し得る。装置は、データを記憶するための第1の手段をさらに含み得る。たとえば、図1を参照して、非同期リセットフリップフロップ100は、マスタ段101を含み得る。装置は、データを記憶するための第1の手段に応答するデータを記憶するための第2の手段をさらに含み得る。たとえば、図1を参照して、非同期リセットフリップフロップ100は、マスタ段101に応答することができるスレーブ段102を含み得る。
[0056]装置は、NOR論理演算を実行するための手段に応答する反転させるための手段をさらに含み得る。たとえば、図1を参照して、インバータ109は、NOR論理ゲート133に応答し得る。反転させるための手段は、クロック信号の遅延バージョンを出力するように構成される。NOR論理演算を実行するための手段の出力およびクロック信号の遅延バージョンは、データを記憶するための第1の手段におよびデータを記憶するための第2の手段に供給される。データを記憶するための第1の手段は、データを記憶するための第2の手段を制御するために制御信号に応答する。
[0057]特定の実施形態では、データを記憶するための第1の手段は、マスタ段402を含み得る。データを記憶するための第1の手段に応答するデータを記憶するための第2の手段は、マスタ段402に応答することができるスレーブ段404を含み得る。データを記憶するための第1の手段およびデータを記憶するための第2の手段は、単一の電力ドメインにある。たとえば、図4を参照して、マスタ段402とスレーブ段404とを含む回路400は、単一の電源(たとえば、単一の電圧源または単一の電流源)によって電力を供給され得る。データを記憶するための第1の手段は、保持動作モードの間、高インピーダンス出力を、データを記憶するための第2の手段の入力部に供給するように構成される。たとえば、図4を参照して、マスタ段402は、保持動作モードの間、状態ノード420を電源からおよび接地から電気的に分離することによって、高インピーダンス出力を供給するように構成され得る。
[0058]開示された実施形態の1つまたは複数は、ポータブル音楽プレーヤ、携帯情報端末(PDA)、モバイル位置データユニット、モバイル電話、セルラ電話、コンピュータ、タブレット、ポータブルデジタルビデオプレーヤ、またはポータブルコンピュータを含むシステムまたは装置に実装され得る。追加として、システムまたは装置は、通信デバイス、固定位置データユニット、セットトップボックス、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、モニタ、コンピュータモニタ、テレビジョン、チューナー、ラジオ、衛星ラジオ、音楽プレーヤ、デジタル音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、デスクトップコンピュータ、データもしくはコンピュータ命令を記憶もしくは読み出す何か他のデバイス、またはそれらの組合せを含むことができる。別の例示的で非限定の例として、システムまたは装置は、全地球測位(GPS)対応デバイスなどのリモートユニット、ナビゲーションデバイス、検針装置などの固定位置データユニット、または何か他の電子デバイスを含むことができる。図1〜5のうちの1つまたは複数は、本開示の教示によるシステム、装置および/または方法を示しているが、本開示は、これらの例証されたシステム、装置、および/または方法に限定されない。本開示の実施形態は、回路を含む任意のデバイスで利用され得る。
[0059]「第1の」、「第2の」などの呼称を使用している本明細書の要素へのいかなる参照も、全体的に、それらの要素の量または順序を限定しないことを理解されたい。むしろ、これらの呼称は、2つ以上の要素の間、または要素の例の間を区別する都合のよい方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみが利用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。さらに、特に明記しない限り、1組の要素は、1つまたは複数の要素を含むことができる。
[0060]本明細書で使用される「決定すること」という用語は多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、検索すること(たとえば、表、データベース、または別のデータ構造を検索すること)、確認することなどを含むことができる。さらに、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含むことができる。さらに、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含むことができる。
[0061]本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を参照する句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを参照する。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a〜b、a〜c、b〜c、およびa〜b〜cを包含することが意図される。
[0062]様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップは、それらの機能に関して概して上述で説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、またはプロセッサ実行可能命令として実装されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられた設計制約によって決まる。追加として、上述で説明された方法の様々な動作は(たとえば、図5〜6に示されたいかなる動作も)、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/またはモジュールなどの動作を実行することができる任意の好適な手段によって実行され得る。当業者は、説明された機能を特定用途ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきでない。
[0063]本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素(たとえば、電子ハードウェア)、プロセッサによって実行されるコンピュータソフトウェア、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行され得ることを当業者はさらに諒解されよう。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替では、プロセッサは任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、さらに、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0064]1つまたは複数の態様では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体に1つまたは複数の命令またはコードとして記憶され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムデータをある場所から別の場所に移送しやすくする任意の媒体を含む、コンピュータ可読記憶媒体および通信媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体とすることができる。例として、限定ではなく、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出専用メモリ(ROM)、プログラマブル読出専用メモリ(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読出専用メモリ(CD−ROM)、他の光ディスクス記憶装置、磁気ディスク記憶装置、磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ形態のプログラムコードを記憶するために使用され得て、コンピュータによってアクセスされ得る他の媒体を含むことができる。代替では、コンピュータ可読媒体(たとえば、記憶媒体)はプロセッサと一体とし得る。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)に存在することができる。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末に存在することができる。代替では、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末に個別の構成要素として存在することができる。
[0065]さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスク(disk)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含むことができる。上述の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0066]本明細書で開示された方法は、1つまたは複数のステップまたはアクションを含む。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特別な順序が指定されない限り、特別なステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は本開示の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[0067]いくつかの態様は、本明細書で提示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を含むことができる。たとえば、コンピュータプログラム製品は、命令を記憶(および/または符号化)させたコンピュータ可読媒体を含むことができ、命令は、本明細書で説明された動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。コンピュータプログラム製品は梱包材料を含むことができる。
[0068]さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。代替として、本明細書で説明された様々な方法は、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、またはコンパクトディスク(CD)などの物理的な記憶媒体)を介して提供され得る。その上、本明細書で説明された方法および技法を提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。本開示の範囲は、上記に示された厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。
[0069]開示された実施形態の上記の説明は、開示された実施形態を当業者が作成または使用することができるように行ったものである。前述は本開示の態様に関するが、本開示の他の態様が、本発明の基本範囲から逸脱することなく、考案されてもよく、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。本開示または特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明された実施形態の配列、動作、および詳細において、様々な改変、変更、および変形が行われ得る。したがって、本開示は、本明細書の実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される原理および新規の特徴と一致することが可能な最も広い範囲が与えられるべきものである。
[0069]開示された実施形態の上記の説明は、開示された実施形態を当業者が作成または使用することができるように行ったものである。前述は本開示の態様に関するが、本開示の他の態様が、本発明の基本範囲から逸脱することなく、考案されてもよく、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。本開示または特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明された実施形態の配列、動作、および詳細において、様々な改変、変更、および変形が行われ得る。したがって、本開示は、本明細書の実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される原理および新規の特徴と一致することが可能な最も広い範囲が与えられるべきものである。
以下に、出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1]
クロック信号におよび制御信号に応答するNOR論理ゲートと、
フリップフロップのマスタ段と、
前記フリップフロップのスレーブ段と、前記スレーブ段は前記マスタ段に応答し、
前記NOR論理ゲートに応答し、前記クロック信号の遅延バージョンを出力するように構成されたインバータと
を備える回路であって、
ここにおいて、前記NOR論理ゲートの出力および前記クロック信号の前記遅延バージョンは、前記フリップフロップの前記マスタ段におよび前記スレーブ段に供給され、
ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を制御するために前記制御信号に応答する、回路。
[C2]
前記制御信号はリセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をリセットモードの間リセットするために前記リセット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記リセットモードの間リセットするように構成される、C1に記載の回路。
[C3]
前記マスタ段は前記制御信号に応答し、ここにおいて、前記スレーブ段は前記制御信号から分離されている、C1に記載の回路。
[C4]
前記NOR論理ゲートの前記出力は、マルチプルのフリップフロップ回路に供給されるように構成される、C1に記載の回路。
[C5]
前記スレーブ段がインバータを備え、ここにおいて、前記インバータの入力部は、2つの直列結合されたプルアップトランジスタに結合される、C1に記載の回路。
[C6]
前記インバータの前記入力部は、2つの直列結合されたプルダウントランジスタにさらに結合され、ここにおいて、前記2つの直列結合されたプルアップトランジスタの幅は、前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの幅よりも大きい、C5に記載の回路。
[C7]
前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの前記幅は、製作ルールによって許容される最小幅にほぼ等しい、C6に記載の回路。
[C8]
前記制御信号はセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をセットモードの間セットするために前記セット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記セットモードの間セットするように構成される、C1に記載の回路。
[C9]
フリップフロップのマスタ段と、
前記フリップフロップのスレーブ段と、前記フリップフロップは前記マスタ段に応答し、
を備える回路であって、
ここにおいて、前記フリップフロップは単一の電力ドメインにあり、ここにおいて、前記マスタ段は、保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力を前記スレーブ段の入力部に供給するように構成される、回路。
[C10]
前記マスタ段は、前記マスタ段の状態ノードを電源からおよび接地から電気的に分離することによって、前記ハイインピーダンス出力を供給するように構成される、C9に記載の回路。
[C11]
前記ハイインピーダンス出力は、前記マスタ段のトリ−ステート要素を介して生成され、ここにおいて、前記トリ−ステート要素は、保持動作モード制御信号に応答する、C10に記載の回路。
[C12]
前記フリップフロップは、通常動作モードの間、前記単一の電力ドメインの供給電圧によって電力を供給され、ここにおいて、前記供給電圧は、前記保持動作モードの間、前記単一の電力ドメインの保持電圧まで下げられる、C10に記載の回路。
[C13]
前記フリップフロップは、わずか2つのトランスミッションゲートしか備えない、C10に記載の回路。
[C14]
クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンをNOR論理ゲートの出力部で生成するために、前記NOR論理ゲートの第1の入力部のクロック信号を、前記NOR論理ゲートの第2の入力部の制御信号で選択的にゲート制御することと、
前記クロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを生成することと、
前記クロック信号の前記選択的にゲート制御された反転バージョンおよび前記クロック信号の前記選択的にゲート制御されたバージョンを、フリップフロップのマスタ段におよび前記フリップフロップのスレーブ段に供給することと、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を制御するために前記制御信号に応答する、
を備える方法。
[C15]
前記制御信号はリセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をリセットモードの間リセットするために前記リセット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記リセットモードの間リセットするように構成される、C14に記載の方法。
[C16]
前記スレーブ段は、前記リセット信号から分離されている、C15に記載の方法。
[C17]
前記NOR論理ゲートの前記出力は、マルチプルのフリップフロップ回路に供給されるように構成される、C14に記載の方法。
[C18]
前記スレーブ段は、インバータを備え、ここにおいて、前記インバータの入力部は、2つの直列結合されたプルアップトランジスタに結合される、C14に記載の方法。
[C19]
前記インバータは、前記スレーブ段の出力を生成するように構成される、C18に記載の方法。
[C20]
前記インバータは、2つの直列結合されたプルダウントランジスタにさらに結合され、前記2つの直列結合されたプルアップトランジスタの幅は、前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの幅よりも大きい、C18に記載の方法。
[C21]
前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの幅は、製作ルールによって許容される最小幅にほぼ等しい、C20に記載の方法。
[C22]
前記スレーブ段で、前記マスタ段の出力を受信することと、
前記マスタ段の前記出力に応答し、およびリセット信号に応答して、前記スレーブ段の前記出力を、NAND論理ゲートを介して、選択的にリセットすることと
をさらに含む、C14に記載の方法。
[C23]
前記NAND論理ゲートは、動作モードの間インバータとして機能するように、およびリセットモードの間リセット機能を実行するように構成される、C22に記載の方法。
[C24]
前記制御信号はセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をセットモードの間セットするために前記セット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記セットモードの間セットするように構成される、C14に記載の方法。
[C25]
動作モードの間、フリップフロップのマスタ段の出力を前記フリップフロップのスレーブ段の入力部に供給することと、ここにおいて、前記フリップフロップが単一の電力ドメインであり、
保持モードの間、ハイインピーダンス出力を前記スレーブ段の前記入力部に供給することと
を備える方法。
[C26]
前記マスタ段は、前記マスタ段の状態ノードを電源からおよび接地から電気的に分離することによって、前記ハイインピーダンス出力を供給するように構成される、C25に記載の方法。
[C27]
前記ハイインピーダンス出力は、前記マスタ段のトリ−ステート要素を介して生成され、前記トリ−ステート要素は、保持動作モード制御信号に応答する、C25に記載の方法。
[C28]
前記フリップフロップは、通常動作モードの間、前記単一の電力ドメインの供給電圧によって電力を供給されるように構成され、ここにおいて、前記供給電圧は、前記保持動作モードの間、保持電圧まで下げられる、C25に記載の方法。
[C29]
前記フリップフロップは、わずか2つのトランスミッションゲートしか備えない、C25に記載の方法。
[C30]
クロック信号および制御信号に応答して論理演算を実行するための手段と、
データを記憶するための第1の手段と、
前記データを記憶するための第1の手段に応答してデータを記憶するための第2の手段と、
前記論理演算を実行するための手段に応答して反転させるための手段と、ここにおいて、前記反転させるための手段は、前記クロック信号の遅延バージョンを出力するように構成される、
を備える回路であって、
ここにおいて、前記論理演算を実行するための手段の出力および前記クロック信号の前記遅延バージョンは、前記データを記憶するための第1の手段におよび前記データを記憶するための第2の手段に供給され、
ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第2の手段を制御するために前記制御信号に応答する、回路。
[C31]
前記制御信号はリセット信号を含み、ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第1の手段をリセットモードの間リセットするために前記リセット信号に応答し、ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第2の手段を前記リセットモードの間リセットするように構成される、C30に記載の回路。
[C32]
データを記憶するための第1の手段と、
前記データを記憶するための第1の手段に応答してデータを記憶するための第2の手段と
を備える回路であって、
ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段および前記データを記憶するための第2の手段は、単一の電力ドメインにあり、ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、保持動作モードの間、前記データを記憶するための第2の手段の入力部に高インピーダンス出力を供給するように構成される、回路。
[C33]
前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第1の手段の状態ノードを電源からおよび接地から電気的に分離することによって、前記ハイインピーダンス出力を供給するように構成される、C32に記載の回路。
[C34]
クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンをNOR論理ゲートの出力部で生成するために、前記NOR論理ゲートの第1の入力部のクロック信号を、前記NOR論理ゲートの第2の入力部の制御信号で選択的にゲート制御することと、
前記クロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを前記クロック信号の前記選択的にゲート制御された反転バージョンからインバータを介して生成することと、
前記クロック信号の前記選択的にゲート制御された反転バージョンおよび前記クロック信号の前記選択的にゲート制御されたバージョンを、フリップフロップのマスタ段におよび前記フリップフロップのスレーブ段に供給することと、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を制御するために前記制御信号に応答する、
を備える動作を実行するためにコンピュータによって実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C35]
通常モードの間、フリップフロップのマスタ段の出力を前記フリップフロップのスレーブ段の入力部に供給することと、ここにおいて、前記フリップフロップが単一の電力ドメインであり、
保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力を前記スレーブ段の前記入力部に供給することと
を備える動作を実行するためにコンピュータによって実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。

Claims (35)

  1. クロック信号におよび制御信号に応答するNOR論理ゲートと、
    フリップフロップのマスタ段と、
    前記フリップフロップのスレーブ段と、前記スレーブ段は前記マスタ段に応答し、
    前記NOR論理ゲートに応答し、前記クロック信号の遅延バージョンを出力するように構成されたインバータと
    を備える回路であって、
    ここにおいて、前記NOR論理ゲートの出力および前記クロック信号の前記遅延バージョンは、前記フリップフロップの前記マスタ段におよび前記スレーブ段に供給され、
    ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を制御するために前記制御信号に応答する、回路。
  2. 前記制御信号はリセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をリセットモードの間リセットするために前記リセット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記リセットモードの間リセットするように構成される、請求項1に記載の回路。
  3. 前記マスタ段は前記制御信号に応答し、ここにおいて、前記スレーブ段は前記制御信号から分離されている、請求項1に記載の回路。
  4. 前記NOR論理ゲートの前記出力は、マルチプルのフリップフロップ回路に供給されるように構成される、請求項1に記載の回路。
  5. 前記スレーブ段がインバータを備え、ここにおいて、前記インバータの入力部は、2つの直列結合されたプルアップトランジスタに結合される、請求項1に記載の回路。
  6. 前記インバータの前記入力部は、2つの直列結合されたプルダウントランジスタにさらに結合され、ここにおいて、前記2つの直列結合されたプルアップトランジスタの幅は、前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの幅よりも大きい、請求項5に記載の回路。
  7. 前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの前記幅は、製作ルールによって許容される最小幅にほぼ等しい、請求項6に記載の回路。
  8. 前記制御信号はセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をセットモードの間セットするために前記セット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記セットモードの間セットするように構成される、請求項1に記載の回路。
  9. フリップフロップのマスタ段と、
    前記フリップフロップのスレーブ段と、前記フリップフロップは前記マスタ段に応答し、
    を備える回路であって、
    ここにおいて、前記フリップフロップは単一の電力ドメインにあり、ここにおいて、前記マスタ段は、保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力を前記スレーブ段の入力部に供給するように構成される、回路。
  10. 前記マスタ段は、前記マスタ段の状態ノードを電源からおよび接地から電気的に分離することによって、前記ハイインピーダンス出力を供給するように構成される、請求項9に記載の回路。
  11. 前記ハイインピーダンス出力は、前記マスタ段のトリ−ステート要素を介して生成され、ここにおいて、前記トリ−ステート要素は、保持動作モード制御信号に応答する、請求項10に記載の回路。
  12. 前記フリップフロップは、通常動作モードの間、前記単一の電力ドメインの供給電圧によって電力を供給され、ここにおいて、前記供給電圧は、前記保持動作モードの間、前記単一の電力ドメインの保持電圧まで下げられる、請求項10に記載の回路。
  13. 前記フリップフロップは、わずか2つのトランスミッションゲートしか備えない、請求項10に記載の回路。
  14. クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンをNOR論理ゲートの出力部で生成するために、前記NOR論理ゲートの第1の入力部のクロック信号を、前記NOR論理ゲートの第2の入力部の制御信号で選択的にゲート制御することと、
    前記クロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを生成することと、
    前記クロック信号の前記選択的にゲート制御された反転バージョンおよび前記クロック信号の前記選択的にゲート制御されたバージョンを、フリップフロップのマスタ段におよび前記フリップフロップのスレーブ段に供給することと、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を制御するために前記制御信号に応答する、
    を備える方法。
  15. 前記制御信号はリセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をリセットモードの間リセットするために前記リセット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記リセットモードの間リセットするように構成される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記スレーブ段は、前記リセット信号から分離されている、請求項15に記載の方法。
  17. 前記NOR論理ゲートの前記出力は、マルチプルのフリップフロップ回路に供給されるように構成される、請求項14に記載の方法。
  18. 前記スレーブ段は、インバータを備え、ここにおいて、前記インバータの入力部は、2つの直列結合されたプルアップトランジスタに結合される、請求項14に記載の方法。
  19. 前記インバータは、前記スレーブ段の出力を生成するように構成される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記インバータは、2つの直列結合されたプルダウントランジスタにさらに結合され、前記2つの直列結合されたプルアップトランジスタの幅は、前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの幅よりも大きい、請求項18に記載の方法。
  21. 前記2つの直列結合されたプルダウントランジスタの幅は、製作ルールによって許容される最小幅にほぼ等しい、請求項20に記載の方法。
  22. 前記スレーブ段で、前記マスタ段の出力を受信することと、
    前記マスタ段の前記出力に応答し、およびリセット信号に応答して、前記スレーブ段の前記出力を、NAND論理ゲートを介して、選択的にリセットすることと
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  23. 前記NAND論理ゲートは、動作モードの間インバータとして機能するように、およびリセットモードの間リセット機能を実行するように構成される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記制御信号はセット信号を含み、ここにおいて、前記マスタ段は、前記マスタ段をセットモードの間セットするために前記セット信号に応答し、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を前記セットモードの間セットするように構成される、請求項14に記載の方法。
  25. 動作モードの間、フリップフロップのマスタ段の出力を前記フリップフロップのスレーブ段の入力部に供給することと、ここにおいて、前記フリップフロップが単一の電力ドメインであり、
    保持モードの間、ハイインピーダンス出力を前記スレーブ段の前記入力部に供給することと
    を備える方法。
  26. 前記マスタ段は、前記マスタ段の状態ノードを電源からおよび接地から電気的に分離することによって、前記ハイインピーダンス出力を供給するように構成される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記ハイインピーダンス出力は、前記マスタ段のトリ−ステート要素を介して生成され、前記トリ−ステート要素は、保持動作モード制御信号に応答する、請求項25に記載の方法。
  28. 前記フリップフロップは、通常動作モードの間、前記単一の電力ドメインの供給電圧によって電力を供給されるように構成され、ここにおいて、前記供給電圧は、前記保持動作モードの間、保持電圧まで下げられる、請求項25に記載の方法。
  29. 前記フリップフロップは、わずか2つのトランスミッションゲートしか備えない、請求項25に記載の方法。
  30. クロック信号および制御信号に応答して論理演算を実行するための手段と、
    データを記憶するための第1の手段と、
    前記データを記憶するための第1の手段に応答してデータを記憶するための第2の手段と、
    前記論理演算を実行するための手段に応答して反転させるための手段と、ここにおいて、前記反転させるための手段は、前記クロック信号の遅延バージョンを出力するように構成される、
    を備える回路であって、
    ここにおいて、前記論理演算を実行するための手段の出力および前記クロック信号の前記遅延バージョンは、前記データを記憶するための第1の手段におよび前記データを記憶するための第2の手段に供給され、
    ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第2の手段を制御するために前記制御信号に応答する、回路。
  31. 前記制御信号はリセット信号を含み、ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第1の手段をリセットモードの間リセットするために前記リセット信号に応答し、ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第2の手段を前記リセットモードの間リセットするように構成される、請求項30に記載の回路。
  32. データを記憶するための第1の手段と、
    前記データを記憶するための第1の手段に応答してデータを記憶するための第2の手段と
    を備える回路であって、
    ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段および前記データを記憶するための第2の手段は、単一の電力ドメインにあり、ここにおいて、前記データを記憶するための第1の手段は、保持動作モードの間、前記データを記憶するための第2の手段の入力部に高インピーダンス出力を供給するように構成される、回路。
  33. 前記データを記憶するための第1の手段は、前記データを記憶するための第1の手段の状態ノードを電源からおよび接地から電気的に分離することによって、前記ハイインピーダンス出力を供給するように構成される、請求項32に記載の回路。
  34. クロック信号の選択的にゲート制御された反転バージョンをNOR論理ゲートの出力部で生成するために、前記NOR論理ゲートの第1の入力部のクロック信号を、前記NOR論理ゲートの第2の入力部の制御信号で選択的にゲート制御することと、
    前記クロック信号の選択的にゲート制御されたバージョンを前記クロック信号の前記選択的にゲート制御された反転バージョンからインバータを介して生成することと、
    前記クロック信号の前記選択的にゲート制御された反転バージョンおよび前記クロック信号の前記選択的にゲート制御されたバージョンを、フリップフロップのマスタ段におよび前記フリップフロップのスレーブ段に供給することと、ここにおいて、前記マスタ段は、前記スレーブ段を制御するために前記制御信号に応答する、
    を備える動作を実行するためにコンピュータによって実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  35. 通常モードの間、フリップフロップのマスタ段の出力を前記フリップフロップのスレーブ段の入力部に供給することと、ここにおいて、前記フリップフロップが単一の電力ドメインであり、
    保持動作モードの間、ハイインピーダンス出力を前記スレーブ段の前記入力部に供給することと
    を備える動作を実行するためにコンピュータによって実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
JP2016507576A 2013-04-12 2014-04-04 保持電圧を低減したフリップフロップ Pending JP2016518785A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/862,015 2013-04-12
US13/862,015 US9673786B2 (en) 2013-04-12 2013-04-12 Flip-flop with reduced retention voltage
PCT/US2014/033051 WO2014168838A2 (en) 2013-04-12 2014-04-04 A flip-flop with reduced retention voltage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016518785A true JP2016518785A (ja) 2016-06-23
JP2016518785A5 JP2016518785A5 (ja) 2017-08-31

Family

ID=50631117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016507576A Pending JP2016518785A (ja) 2013-04-12 2014-04-04 保持電圧を低減したフリップフロップ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9673786B2 (ja)
EP (1) EP2984756A2 (ja)
JP (1) JP2016518785A (ja)
KR (1) KR20150143603A (ja)
CN (1) CN105122646B (ja)
WO (1) WO2014168838A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516397A (ja) * 2014-05-02 2017-06-15 クアルコム,インコーポレイテッド 分散型ワイヤレスローカルエリアネットワークドライバモデルを使用してワイヤレス通信を管理するための技法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9270257B2 (en) * 2013-08-13 2016-02-23 Texas Instruments Incorporated Dual-port positive level sensitive reset data retention latch
KR102280526B1 (ko) * 2014-12-08 2021-07-21 삼성전자주식회사 저전력 작은-면적 고속 마스터-슬레이브 플립-플롭 회로와, 이를 포함하는 장치들
US9641160B2 (en) * 2015-03-02 2017-05-02 Intel Corporation Common N-well state retention flip-flop
KR102216807B1 (ko) * 2015-03-25 2021-02-19 삼성전자주식회사 반도체 회로
WO2017147895A1 (en) * 2016-03-04 2017-09-08 Qualcomm Incorporated Low-area low clock-power flip-flop
US10394471B2 (en) 2016-08-24 2019-08-27 Qualcomm Incorporated Adaptive power regulation methods and systems
US9990984B1 (en) * 2016-12-06 2018-06-05 Qualcomm Incorporated Pulse-stretcher clock generator circuit for high speed memory subsystems
US10262723B2 (en) 2017-05-25 2019-04-16 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for improving scan hold-time violation and low voltage operation in sequential circuit
US11152347B2 (en) 2018-04-13 2021-10-19 Qualcomm Incorporated Cell circuits formed in circuit cells employing offset gate cut areas in a non-active area for routing transistor gate cross-connections
CN112385145A (zh) * 2019-06-04 2021-02-19 小龙知识产权控股有限责任公司 低功率触发器电路
US11171659B1 (en) * 2021-01-05 2021-11-09 Micron Technology, Inc. Techniques for reliable clock speed change and associated circuits and methods

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711526A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Nec Corp Latch circuit
JPS6179318A (ja) * 1984-09-27 1986-04-22 Fujitsu Ltd フリツプフロツプ回路
JPS61144121A (ja) * 1984-12-18 1986-07-01 Nec Corp 分周回路
JPS6318814A (ja) * 1986-07-11 1988-01-26 Nec Corp フリツプフロツプ回路
JPH06104701A (ja) * 1992-09-24 1994-04-15 Nec Ic Microcomput Syst Ltd フリップフロップ回路
JPH06140885A (ja) * 1992-10-24 1994-05-20 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路
JPH1188140A (ja) * 1997-09-10 1999-03-30 Nec Corp 低消費電力半導体集積回路
JP2002185309A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Hitachi Ltd データ保持回路および半導体装置並びに半導体装置の設計方法
JP2005167184A (ja) * 2003-11-13 2005-06-23 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
US20090058484A1 (en) * 2007-08-27 2009-03-05 Texas Instruments Incorporated Slave latch controlled retention flop with lower leakage and higher performance
JP2010226083A (ja) * 2009-02-27 2010-10-07 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP2012257209A (ja) * 2011-05-13 2012-12-27 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58210715A (ja) 1982-05-31 1983-12-08 Matsushita Electric Works Ltd フリツプフロツプ回路
US4807266A (en) * 1987-09-28 1989-02-21 Compaq Computer Corporation Circuit and method for performing equal duty cycle odd value clock division and clock synchronization
US5015875A (en) 1989-12-01 1991-05-14 Motorola, Inc. Toggle-free scan flip-flop
US5719878A (en) * 1995-12-04 1998-02-17 Motorola Inc. Scannable storage cell and method of operation
US6573775B2 (en) * 2001-10-30 2003-06-03 Integrated Device Technology, Inc. Integrated circuit flip-flops that utilize master and slave latched sense amplifiers
US6794914B2 (en) * 2002-05-24 2004-09-21 Qualcomm Incorporated Non-volatile multi-threshold CMOS latch with leakage control
KR101045295B1 (ko) * 2004-04-29 2011-06-29 삼성전자주식회사 Mtcmos 플립-플롭, 그를 포함하는 mtcmos회로, 및 그 생성 방법
US7138842B2 (en) * 2005-04-01 2006-11-21 Freescale Semiconductor, Inc. Flip-flop circuit having low power data retention
US7123068B1 (en) * 2005-04-01 2006-10-17 Freescale Semiconductor, Inc. Flip-flop circuit having low power data retention
JP2006339948A (ja) 2005-06-01 2006-12-14 Renesas Technology Corp パルスラッチ回路及び半導体集積回路
US7375567B2 (en) * 2005-06-30 2008-05-20 Texas Instruments Incorporated Digital storage element architecture comprising dual scan clocks and preset functionality
US20070085585A1 (en) * 2005-10-13 2007-04-19 Arm Limited Data retention in operational and sleep modes
US7868677B2 (en) * 2006-12-28 2011-01-11 Stmicroelectronics Pvt. Ltd. Low power flip-flop circuit
US7768331B1 (en) 2007-01-30 2010-08-03 Marvell International Ltd. State-retentive master-slave flip flop to reduce standby leakage current
JP2008219491A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nec Electronics Corp マスタスレーブ型フリップフロップ回路およびラッチ回路
US7804669B2 (en) * 2007-04-19 2010-09-28 Qualcomm Incorporated Stacked ESD protection circuit having reduced trigger voltage
US7583121B2 (en) * 2007-08-30 2009-09-01 Freescale Semiconductor, Inc. Flip-flop having logic state retention during a power down mode and method therefor
US8427214B2 (en) 2010-06-03 2013-04-23 Arm Limited Clock state independent retention master-slave flip-flop

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711526A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Nec Corp Latch circuit
JPS6179318A (ja) * 1984-09-27 1986-04-22 Fujitsu Ltd フリツプフロツプ回路
JPS61144121A (ja) * 1984-12-18 1986-07-01 Nec Corp 分周回路
JPS6318814A (ja) * 1986-07-11 1988-01-26 Nec Corp フリツプフロツプ回路
JPH06104701A (ja) * 1992-09-24 1994-04-15 Nec Ic Microcomput Syst Ltd フリップフロップ回路
JPH06140885A (ja) * 1992-10-24 1994-05-20 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路
JPH1188140A (ja) * 1997-09-10 1999-03-30 Nec Corp 低消費電力半導体集積回路
JP2002185309A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Hitachi Ltd データ保持回路および半導体装置並びに半導体装置の設計方法
JP2005167184A (ja) * 2003-11-13 2005-06-23 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
US20090058484A1 (en) * 2007-08-27 2009-03-05 Texas Instruments Incorporated Slave latch controlled retention flop with lower leakage and higher performance
JP2010226083A (ja) * 2009-02-27 2010-10-07 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP2012257209A (ja) * 2011-05-13 2012-12-27 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
湯山俊夫著, 「ディジタルIC回路の設計」, vol. 第2版, JPN6009010660, 10 January 1987 (1987-01-10), JP, pages 41 - 47, ISSN: 0003756421 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516397A (ja) * 2014-05-02 2017-06-15 クアルコム,インコーポレイテッド 分散型ワイヤレスローカルエリアネットワークドライバモデルを使用してワイヤレス通信を管理するための技法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014168838A2 (en) 2014-10-16
CN105122646B (zh) 2018-09-07
CN105122646A (zh) 2015-12-02
US9673786B2 (en) 2017-06-06
US20140306735A1 (en) 2014-10-16
EP2984756A2 (en) 2016-02-17
KR20150143603A (ko) 2015-12-23
WO2014168838A3 (en) 2014-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016518785A (ja) 保持電圧を低減したフリップフロップ
US9336864B2 (en) Silicon germanium read port for a static random access memory register file
US7902878B2 (en) Clock gating system and method
US9785601B2 (en) System and method for reducing cross coupling effects
KR101802882B1 (ko) 저항성 메모리를 사용하는 기억을 갖는 메모리 셀
JP6096991B2 (ja) 感知遅延が低減され感知マージンが改善されたsramリードバッファ
US8760208B2 (en) Latch with a feedback circuit
US10133285B2 (en) Voltage droop control
US8928354B2 (en) Clock-delayed domino logic circuit and devices including the same
JP2015149706A (ja) 半導体回路及びその動作方法
JP2016510201A (ja) 信号比較電圧範囲を拡大するための回路および方法
KR101773307B1 (ko) 쿼드러처 분할기
US10291211B2 (en) Adaptive pulse generation circuits for clocking pulse latches with minimum hold time
KR20200077398A (ko) 도미노 인에이블 선택을 구비한 저 전력 통합 클럭 게이팅 셀
Razmdideh et al. Two novel low power and very high speed pulse triggered flip‐flops
CN103617036B (zh) 一种显示插件的方法、装置及终端设备
US9276575B2 (en) Low leakage state retention synchronizer
US10762953B2 (en) Memory array with reduced circuitry
TW201519550A (zh) 電源整合裝置及其電源控制方法
US10109345B2 (en) Write assist for memories with resistive bit lines
Kumar et al. Analysis of Higher Stable 9T SRAM Cell for Ultra Low Power Devices
Manisha et al. Design and Analysis of Modified Sense Amplifier-Based 6/3T SRAM Using CMOS 45 nm Technology
KR20190031824A (ko) 메모리 장치 및 판독 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170306

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170724

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170724

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190305