JP2006339948A - パルスラッチ回路及び半導体集積回路 - Google Patents

パルスラッチ回路及び半導体集積回路 Download PDF

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    • H03K3/356156Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit using pass gates with synchronous operation

Abstract

【課題】 パルスラッチ回路の消費電力の低減化を図る。
【解決手段】 テストパターンのスキャンシフトが行われる第1動作モードと、上記テストパターンのスキャンシフトが行われない第2動作モードとを含み、パルス状のクロック信号に同期動作されるパルスラッチ回路において以下の回路を設ける。すなわち、入力されたデータを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第1ラッチ回路(10)と、上記第1ラッチ回路に結合され、上記スキャンシフトされるテストパターンを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第2ラッチ回路(11)と、上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する制御回路(13)とを設ける。上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止することにより、消費電力の低減化を達成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パルスラッチ回路、さらにはそれにおける低電力化技術に関し、例えばマイクロコンピュータなどの半導体集積回路に適用して有効な技術に関する。
半導体集積回路の高性能化、低電力化において重要な要素回路は、フリップフロップ(以下「FF」と略記する)回路あるいはラッチ回路に代表される記憶素子である。ここで、「FF回路」とは、クロックの立ち上がりエッジで入力信号をキャプチャする記憶素子を指し、「ラッチ回路」とは、クロックが“H”(ハイレベル)の期間において入力信号を出力端子へ伝達し、クロックが“L”(ローレベル)の期間において出力信号を保持する、いわゆるレベルセンス型回路を指す。FF回路あるいはラッチ回路の高速化、低電力化を目的として、様々な回路、クロックシステムが提案されている。また、半導体集積回路の大規模化により、FF回路のテスト容易化設計(design−for−test、DFT)技法への対応が、テストコストの面から必須となってきている。
FF回路をパルスラッチ回路に置き換えることにより、高速化を図った技術が知られている。例えば特許文献1に記載された技術によれば、パルス状のクロック信号を発生するクロックパルス発生器と、所定の組み合わせ論理回路と、上記組み合わせ論理回路の前段又は後段に配置され、上記パルス状のクロック信号に入力データをラッチ可能なパルスラッチ回路とを含む半導体集積回路において、所定の条件が成立するように、上記パルス状のクロック信号のパルス幅を設定することにより、クロックエッジの不確定性の影響を排除している。
国際公開第WO2004/038917A1号パンフレット
上記のように半導体集積回路の大規模化により、フリップフロップ回路のテスト容易化設計(design−for−test、DFT)技法への対応が、テストコストの面から必須となってきている。しかし、この技法は、FF回路のテスト容易化のための回路が増える分、半導体集積回路のチップ増大や、消費電力の増大を余儀なくされる。
一般的にFF回路は、マスターラッチとスレーブラッチの組み合わせであり、パルスラッチ回路2個分に相当する。そこで、消費電力を低減し、占有面積を小面積化するには、上記特許文献1に示されるように、FF回路に代えてパルスラッチ回路を用いれば良いと考えられる。
しかしながら、携帯電話機に搭載される半導体集積回路のようにバッテリからの電源供給によって動作することを考えると、消費電力の更なる低減が必要とされることが本願発明者によって見出された。
本発明の目的は、パルスラッチ回路における消費電力を低減するための技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
〔1〕テストパターンのスキャンシフトが行われる第1動作モードと、上記テストパターンのスキャンシフトが行われない第2動作モードとを含み、パルス状のクロック信号に同期動作されるパルスラッチ回路において、入力されたデータを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第1ラッチ回路と、上記第1ラッチ回路に結合され、上記スキャンシフトされるテストパターンを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第2ラッチ回路と、上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する制御回路とを設ける。
上記の手段によれば、制御回路は、上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する。このことが、消費電力の低減化を達成する。
〔2〕上記〔1〕において、上記1ラッチ回路の前段に上記第2ラッチ回路を配置し、上記第1ラッチ回路の出力信号を選択的に上記第2ラッチ回路に供給可能なセレクタを設けることができる。
〔3〕テストパターンのスキャンシフトが行われる第1動作モードと、上記テストパターンのスキャンシフトが行われない第2動作モードと、電源電圧の供給が部分的に遮断されるスタンバイモードと、を含み、パルス状のクロック信号に同期動作されるパルスラッチ回路において、入力されたデータを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第1ラッチ回路と、上記第1ラッチ回路に結合され、上記スキャンシフトされるテストパターンを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第2ラッチ回路と、上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する制御回路と、上記スタンバイモード時に上記第1ラッチ回路のラッチデータが破壊されるのを防止するための保持制御回路とを設ける。
上記の手段によれば、制御回路は、上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する。このことが、消費電力の低減化を達成する。また、保持制御回路は、上記スタンバイモード時に上記第1ラッチ回路のラッチデータが破壊されるのを防止する。このことが、パルスラッチ回路の信頼性の向上を達成する。
〔4〕上記〔3〕において、上記1ラッチ回路の前段に上記第2ラッチ回路を配置し、上記第1ラッチ回路の出力信号を選択的に上記第2ラッチ回路に供給可能なセレクタを設けることができる。
〔5〕テストパターンのスキャンシフトが行われる第1動作モードと、上記テストパターンのスキャンシフトが行われない第2動作モードとを含み、パルス状のクロック信号に同期動作されるパルスラッチ回路において、入力されたデータを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第1ラッチ回路と、上記第1ラッチ回路に結合され、上記スキャンシフトされるテストパターンを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第2ラッチ回路と、上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する制御回路と、上記第1ラッチ回路に入力されるデータと、上記第1ラッチ回路のラッチデータとの比較を行い、その比較結果に基づいて上記第1ラッチ回路へのクロック信号の供給を制御するためのクロック制御回路とを設ける。
上記の手段によれば、制御回路は、上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する。このことが、消費電力の低減化を達成する。また、クロック制御回路は、上記第1ラッチ回路に入力されるデータと、上記第1ラッチ回路のラッチデータとの比較を行い、その比較結果に基づいて上記第1ラッチ回路へのクロック信号の供給を制御する。このことが、消費電力の更なる低減化を達成する。
〔6〕上記〔5〕において、上記クロック制御回路は、上記第1ラッチ回路に入力されるデータと、上記第1ラッチ回路のラッチデータとが一致する場合には、上記第1ラッチ回路へのクロック信号の供給を停止することができる。
〔7〕上記〔5〕又は〔6〕において、上記1ラッチ回路の前段に上記第2ラッチ回路を配置し、上記第1ラッチ回路の出力信号を選択的に上記第2ラッチ回路に供給可能なセレクタを設けることができる。
〔8〕上記〔1〕乃至〔7〕の何れかのパルスラッチ回路が複数個結合されて成るスキャンチェーンを含んで半導体集積回路を形成することができる。
〔9〕上記〔1〕乃至〔7〕の何れかのパルスラッチ回路が複数個結合されて成るスキャンチェーンを含んで一つの半導体基板に形成された半導体集積回路において、上記パルスラッチ回路のセルと、上記半導体集積回路を形成するその他の回路のセルとの電源ラインのレイアウトを共通化することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、パルスラッチ回路における消費電力を低減することができる。
図1には、本発明にかかるパルスラッチ回路の構成例が示される。
図1に示されるパルスラッチ回路1は、特に制限されないが、ラッチ回路(LATCH)10,11、セレクタ(SEL)12、制御回路(CONT)13を含み、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技術により単結晶シリコン基板に形成された半導体集積回路に含まれる。
上記セレクタ12は、スキャンイネーブル信号SEの論理に応じて、入力データDとスキャンシフトのためのスキャン入力データSIとを選択的に後段のラッチ回路10に伝達する。ラッチ回路10は、セレクタ12の後段に配置され、パルス状のクロック信号(「パルスクロック信号」という)PCLKがハイレベル期間にスルー状態となる。ラッチ回路11は、上記ラッチ回路10の後段に配置され、パルスクロック信号PCLKがローレベル期間にスルー状態となる。上記ラッチ回路11の動作は、ラッチ制御回路13によって制御される。具体的には、スキャンイネーブル信号SEがハイレベルにアサートされた期間はパルスクロック信号PCLKがラッチ回路11に供給されることによってラッチ回路11が動作され、スキャンイネーブル信号SEがローレベルにネゲートされた期間はパルスクロック信号PCLKがラッチ回路11に供給されないため、ラッチ回路11の動作が停止される。
図2には、図1に示されるパルスラッチ回路1における各部の詳細な構成例が示される。
パルスクロック信号PCLKを論理反転するためのインバータ501が設けられ、このインバータ501の出力論理を反転するためのインバータ502が設けられる。インバータ501からパルスクロック信号ck0bが得られ、インバータ502からパルスクロック信号ck0が得られる。また、スキャンイネーブル信号SEを論理反転するためのインバータ503が設けられる。
制御回路13は、ノアゲート504、及びインバータ505を含む。ノアゲート504は、上記インバータ502の出力信号と、インバータ503の出力信号とのノア論理を得る。このノアゲート504によりクロック信号ck1が形成され、それが後段のインバータ505で論理反転されることでクロック信号ck1が得られる。
ラッチ回路10は、pチャネル型MOSトランジスタ508、nチャネル型MOSトランジスタ509、インバータ510,512、及びクロックドインバータ511とを含んで成る。pチャネル型MOSトランジスタ508とnチャネル型MOSトランジスタ509とが並列接続されることでトランスミッションゲートが形成される。インバータ510とトライステートバッファ511とがループ状に接続されることで記憶部が形成される。トライステートバッファ511は、クロック信号ck0,ck0bに同期動作される。上記記憶部のデータを出力するためのインバータ512が設けられ、このインバータ512を介して出力データQが得られる。
ラッチ回路11は、nチャネル型MOSトランジスタ513、pチャネル型MOSトランジスタ514、インバータ515,517、クロックドインバータ516を含む。nチャネル型MOSトランジスタ513とpチャネル型MOSトランジスタ514とが並列接続されてトランスミッションゲートが形成される。インバータ515とトライステートバッファ516とがループ状に接続されることで記憶部が形成される。トライステートバッファ516は、クロック信号ck1,ck1bに同期動作される。上記記憶部のデータを出力するためのインバータ517が設けられ、このインバータ517を介してスキャン出力データSOが得られる。
セレクタ12は、トライステートバッファ506,507を含んで成る。トライステートバッファ506,507は、スキャンイネーブル信号SEと、インバータ503の出力信号とによって相補的に導通されるようになっている。
図3には、図1及び図2に示されるパルスラッチ回路1における主要部の動作タイミングが示される。
サイクルCYCLE2では、スキャンイネーブル信号SE=L(ローレベル)により、通常動作が指示されている。この場合、セレクタ12により選択された入力データD(DATA0)は、ラッチ回路10を介して後段回路に伝達される。スキャンイネーブル信号SE=Lのとき、クロック信号ck1b、ck1は変化しない。従って、この期間においてラッチ11は非動作状態とされる。
次に、サイクルCYCLE3では、スキャンイネーブル信号SE=H(ハイレベル)とされることで、スキャンシフトが指示されている。スキャンイネーブル信号SE=Hにより、セレクタ12は、入力データD(DATA1)に代えてスキャン入力データSI(DATA2)を選択的にラッチ回路10に伝達する。ラッチ回路10は、スキャン入力データSI(DATA2)をクロック信号ck0b,ck0に同期してラッチする。そして、スキャンイネーブル信号SE=Hにより、コントローラ13においてクロック信号ck1b、ck1が生成され、この場合、クロック信号ck1b、ck1に同期してラッチ11が動作されることでスキャンシフト動作が実現される。つまり、上記ラッチ回路10のラッチデータ(DATA2)がデータ出力Qとして出力されるとともに、クロック信号ck1b、ck1に同期してラッチ11が動作されることで、上記ラッチ回路10のラッチデータ(DATA2)が、上記ラッチ11を介してスキャン出力(SO)される。
上記の例によれば、以下の作用効果を得ることができる。
スキャンイネーブル信号SE=Lの場合、スキャンシフト動作のためのラッチ回路13の動作が停止されるため、電力消費はスキャンシフト時の約半分になる。今、論理回路全体の動作電力のうちの30%をFF回路のクロック信号による電力消費と仮定すると、本例のパルスラッチ回路1を適用することで、これが半分に削減されることから、論理回路全体の動作電力を約15%削減できることになる。
図4には、本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例が示される。
図4に示されるパルスラッチ回路1が図1に示されるのと大きく相違するのは、ラッチ回路11をセレクタ12の前段に配置した点である。すなわち、図4に示される構成によれば、コントローラ13の出力信号に基づいてスキャン入力データSIがラッチ回路11にラッチされ、このラッチ回路11の出力データが、セレクタ12により選択的に後段のラッチ回路10に伝達されるようになっている。
図5には、図4に示されるパルスラッチ回路1における各部の詳細な構成例が示される。
基本的には、図2に示されるのと同様とされるが、ラッチ回路11がセレクタ12の前段に配置されているため、図5に示される構成では、ラッチ回路11においてインバータ517(図2参照)が省略される代わりに、入力初段にインバータ529が設けられ、ラッチ回路10においてスキャン出力のためのインバータ521,522が設けられている。かかる構成においても、図1に示されるのと同様の作用効果を得ることができる。
図6には、本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例が示される。
図6に示されるパルスラッチ回路が図1に示されるのと大きく相違するのは、電源ラインが、スタンバイ時にも通電される低電位側電源VSSラインと、スタンバイ時には遮断される低電位側電源VSSMラインとに分かれている点、及びスタンバイ時にラッチ回路10のラッチデータが破壊されないように制御するための保持制御回路(L−CNT)74が設けられている点である。ラッチ回路11、セレクタ12、制御回路13は、低電位側電源VSSMラインに結合され、ラッチ回路10、保持制御回路74は、低電位側電源VSSラインと低電位側電源VSSMラインとに結合される。低電位側電源VSSと低電位側電源VSSMは、図示されない電源スイッチによりオンオフ制御が可能とされる。通常動作においては低電位側電源VSSと低電位側電源VSSMとは互いに同電位とされる。しかし、スタンバイ時において低電位側電源VSSMラインはハイインピーダンス状態とされる。
図7には、図6に示されるパルスラッチ回路における各部の詳細な構成例が示される。
上記保持制御回路74は、スタンバイ信号STBYSとパルスクロック信号PCLKとのナンド論理を得るためのナンドゲート541と、このナンドゲート541の出力を論理反転するためのインバータ542とを含む。上記ナンドゲート541によってクロック信号ck0bが得られ、上記インバータ542によってクロック信号ck0が得られる。このクロック信号ck0b,ck0によってラッチ回路10内のpチャネル型MOSトランジスタ508、nチャネル型MOSトランジスタ509、及びトライステートバッファ511の動作が制御される。ラッチ回路10の出力はノードN1とされる。また、インバータ510,511,542は、低電位側電源VSSラインを介して低電位側電源が供給され、その他のデバイスには、低電位側電源VSSMラインを介して低電位側電源が供給される。尚、図示されないが、半導体基板(n−well、p−well)は通常動作時、スタンバイ時ともにそれぞれ高電位側電源VDD、低電位側電源VSSに結合されている。
図8には、図6及び図7に示されるパルスラッチ回路1における主要部の動作タイミングが示される。
説明の便宜上、スキャンイネーブル信号SE=Lの場合について説明する。
サイクルCYCLE1は、スタンバイ信号STBYB=Hとされることで通常動作指示される。このとき、パルスクロック信号PCLK=Hとなると、入力データDATA0がラッチ回路10に取り込まれ、それがデータ出力(Q)される。
サイクルCYCLE2では、スタンバイ信号STBYB=Lとされることでスタンバイモードが指示される。スタンバイ信号STBYB以外の入力信号はハイインピーダンス状態(Hi−Z)になっている。スタンバイ信号STBYB=Lにより、クロック信号ck0b=Hに固定され、クロック信号ck0=Lに固定されている。これにより、ラッチ回路10のトランスミッションゲートはオフに制御される。ラッチ回路10のインバータループが常時通電されている低電位側電源VSSラインに接続されているため、サイクルCYCLE1でラッチされたデータDATA0はスタンバイモード中も失われない。
サイクルCYCLE3の後半でスタンバイ信号STBYB=Hとなり通常動作モードに戻ると、出力データQにはDATA0が現れ、次のサイクルCYCLE4では通常通り新たなデータDATA1の取り込み動作が行われる。ここで、データ保持のために常時通電とされるトランジスタ数は8個であるため、パルスラッチ全体のトランジスタ数40個のうちの20%に過ぎない。今、半導体集積回路全体に占めるパルスラッチの割合を30%と仮定すると、スタンバイ時に通電されているトランジスタは全体の6%になる。従って、スタンバイ時に流れるリーク電流の程度としては、電源遮断を行なわない場合に比べて94%削減できることになる。更に、スタンバイ時においてラッチ回路10のラッチデータが保持されるため、特にデータのリストア動作等が必要なく、スタンバイモードからの復帰時間も短縮される。
図9には、本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例が示される。
図9に示されるパルスラッチ回路が図6に示されるのと大きく相違するのは、セレクタ12の前段にラッチ回路11を配置した点である。
図10には、図9に示されるパルスラッチ回路1における各部の詳細な構成例が示される。
基本的には、図7に示されるのと同様とされるが、ラッチ回路11がセレクタ12の前段に配置されているため、図10に示される構成では、ラッチ回路11においてインバータ532,533(図7参照)が省略される代わりに、入力初段にインバータ529が設けられ、ラッチ回路10においてスキャン出力のためのインバータ521,522が設けられている。
かかる構成においても、図6に示されるのと同様の作用効果を得ることができる。
図11には、本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例が示される。
図11に示されるパルスラッチ回路1が図1に示されるのと大きく相違するのは、クロック制御回路540を設けた点である。このクロック制御回路540は、ラッチ回路10の入力データとラッチ回路10のラッチデータとの比較を行い、その比較結果に基づいてラッチ回路10へのクロック信号の供給を制御する。すなわち、クロック制御回路540は、入力データとラッチ回路10のラッチデータとが不一致の場合にのみラッチ回路10へクロック信号を供給し、入力データとラッチ回路10のラッチデータとが一致する場合には、ラッチ回路10のラッチデータを更新する必要が無いため、ラッチ回路10へのクロック信号の供給を停止する。このように、入力データとラッチ回路10のラッチデータとが一致する場合にラッチ回路10へのクロック信号の供給を停止することによって消費電力の低減を図ることができる。
図12には、図11に示されるパルスラッチ回路1における各部の詳細な構成例が示される。
上記クロック制御回路540は次のように構成される。
pチャネル型MOSトランジスタ562と、nチャネル型MOSトランジスタ563,564,565とが直列接続される。nチャネル型MOSトランジスタ563,564の直列接続回路に、nチャネル型MOSトランジスタ566,567の直列接続回路が並列接続される。pチャネル型MOSトランジスタ562のソース電極は高電位側電源VDDに結合され、nチャネル型MOSトランジスタ565のソース電極は低電位側電源VSSに結合される。pチャネル型MOSトランジスタ562のゲート電極と、nチャネル型MOSトランジスタ565のゲート電極には、パルスクロック信号PCLKが供給される。nチャネル型MOSトランジスタ563のゲート電極には、セレクタ12の出力データdatabが供給される。上記セレクタ12の出力データdatabの論理を反転するためのインバータ561が設けられ、このインバータ561の出力データdataが助行きnチャネル型MOSトランジスタ566のゲート電極に伝達される。nチャネル型MOSトランジスタ567のゲート電極には、ラッチ回路10における記憶部の一方のノードnode0の出力信号が供給され、nチャネル型MOSトランジスタ564には、ラッチ回路10における記憶部の他方のノードnode1の出力信号が供給される。pチャネル型MOSトランジスタ562とnチャネル型MOSトランジスタ563,566との直列接続ノードからクロックck0bが得られる。上記クロック信号ck0bの論理を反転するためのインバータ570が設けられ、このインバータ570によってクロック信号ck0が得られる。pチャネル型MOSトランジスタ568とnチャネル型MOSトランジスタ569とが直列接続される。pチャネル型MOSトランジスタ568のソース電極は高電位側電源VDDに結合され、nチャネル型MOSトランジスタ569のソース電極はnチャネル型MOSトランジスタ564,567と、nチャネル型MOSトランジスタ565との直列接続ノードに結合される。pチャネル型MOSトランジスタ568のゲート電極と、nチャネル型MOSトランジスタ569のゲート電極とに、上記インバータ570の出力クロック信号ck0が伝達される。かかる構成により、入力データと、ラッチ回路10のラッチデータとが不一致の場合にのみラッチ回路10へクロック信号ck0b,ck0が供給され、入力データとラッチ回路10のラッチデータとが一致する場合には、ラッチ回路10へのクロック信号ck0b,ck0の供給が停止される。
その他の回路については、図2に示されるのと同様とされる。尚、ラッチ回路10において、インバータ512の後段にインバータ550が設けられ、このインバータ550を介して出力データQが得られる。そして、ラッチ回路11において、インバータ517の後段にインバータ551が設けられ、このインバータ551を介してスキャン出力データSOが得られる。
図14には、本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例が示される。
図14に示されるパルスラッチ回路1が図11に示されるのと大きく相違するのは、ラッチ回路11をセレクタ12の前段に配置した点である。すなわち、図14に示される構成によれば、コントローラ13の出力信号に基づいてスキャン入力データSIがラッチ回路11にラッチされ、このラッチ回路11の出力データが、セレクタ12により選択的に後段のラッチ回路10に伝達されるようになっている。
図15には、図14に示されるパルスラッチ回路1における各部の詳細な構成例が示される。
基本的には、図12に示されるのと同様とされるが、ラッチ回路11をセレクタ12の前段に配置した関係で、図15に示される構成では、ラッチ回路11においてインバータ517,551(図12参照)が省略されて、入力初段にインバータ529が設けられ、ラッチ回路10においてインバータ550(図12参照)が省略されて、スキャン出力のためのインバータ521,522が設けられている。かかる構成においても、図11に示されるのと同様の作用効果を得ることができる。
図16には、上記パルスクロック信号PCLKを生成するためのパルスジェネレータが示される。
図16に示されるパルスジェネレータ194は、特に制限されないが、遅延回路(DELAY)190、インバータ191、ナンドゲート192,インバータ193を含んで成る。上記遅延回路190は、デューティ50%程度の基準クロック信号CLKを遅延させる。この遅延回路190の出力信号は、後段のインバータ191を介してナンドゲート192に伝達される。このナンドゲート192により、上記基準クロック信号CLKと、上記インバータ191の出力信号とのナンド論理が得られ、それが後段のインバータ193で論理反転されることによりパルスクロック信号PCLKが得られる。
図17には、図16に示されるパルスジェネレータ194における動作タイミングが示される。
パルスクロック信号PCLKの立ち上がりタイミング、及び立ち下がりタイミングは、基準クロック信号CLKの立ち上がりタイミングに同期される。パルスクロック信号PCLKのパルス幅は、遅延回路190での遅延量によって調整することができる。尚、遅延回路190での遅延量を外部制御可能に構成することができる。
図18には、上記パルスジェネレータ194の別の構成例が示される。
図18に示されるパルスジェネレータ194が図16に示されるのと相違するのは、イネーブル信号ENによって、パルスジェネレータ194の動作を制御可能に構成された点である。外部からのイネーブル信号ENの論理を反転するためのインバータ195と、このインバータ195の出力信号と、遅延回路210の出力信号とのノア論理を得るノアゲート196が設けられ、このノアゲート196の出力信号が後段のナンドゲート192に伝達されるようになっている。
図19には、図18に示されるパルスジェネレータ194における動作波形が示される。
サイクルCYCLE1,CYCLE2では、イネーブル信号ENがハイレベルにアサートされていることから、ノアゲート196が活性化されて、パルスクロック信号PCLKが生成される。これに対してサイクルCYCLE2では、イネーブル信号ENがローレベルにネゲートされ、ノアゲート196が非活性状態とされるため、パルスクロック信号PCLKはローレベルに固定される。
図20には、クロック信号を分配するためのクロックツリーが示される。
図20に示されるクロックツリー234は、パルスジェネレータ194、複数のバッファ(BUF)231,232、パルスラッチ回路(PL)233を含んで成る。パルスジェネレータ194は、図16又は図18に示される構成によりパルスクロック信号PCLKを生成する。生成されたパルスクロック信号PCLKは、複数のバッファ231,232、及びパルスラッチ回路233に供給される。複数のバッファ231,232は、供給されたパルスクロック信号PCLKをバッファリングして、図示されない後段回路に供給する機能を有する。パルスラッチ回路233は、図1、図4、図6、図9、図11、又は図14に示される構成が採用される。このようにクロックツリー234によりパルスクロック信号PCLKを分配することにより、パルスジェネレータ194の個数を低減することができる。
図21には、クロック信号を分配するための別のクロックツリーが示される。
図21に示されるように、クロックツリー234の末端にパルスラッチ回路243とFF回路244とが混在される場合もある。パルスラッチ回路243は、図1、図4、図6、図9、図11、又は図14に示される構成が採用される。FF回路244は、マスターラッチとスレーブラッチの組み合わせであり、パルスラッチ回路2個分に相当する。
図22には、本発明にかかる半導体集積回路の一例とされるマイクロコンピュータが示される。
図22に示されるマイクロコンピュータ250は、特に制限されないが、複数の機能モジュールを含み、公知の半導体集積回路製造技術により単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板に形成される。上記複数の機能モジュールには、CPU(中央処理装置)251、メモリ(MEM)252、バスステートコントローラ(BSC)253、IPモジュール(IP1)254、IPモジュール(IP2)255、入出力回路(IO)256を含み、それらはバス257によって結合される。メモリ252には、上記CPU251で実行されるプログラムが格納されたROM(リード・オンリー・メモリ)や、上記CPU251での演算処理の作用業域などに利用されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を含む。バスステートコントローラ253は、物理アドレス空間の分割、各種のメモリ及びバスステートインターフェイス仕様に応じた制御信号の出力などを行う。IP(Intellectual Property)モジュール254,255は、それぞれ所定の機能を有する機能モジュール、例えばバスインタフェースやDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)コントローラなどとされる。入出力回路256は、このマイクロコンピュータ250の外部との間で各種データのやり取りを可能とする。
上記複数の機能モジュールの全て又は一部には上記パルスラッチ回路1が組み込まれる。つまり、各機能モジュールのレジスタとして複数のパルスラッチを配置するとともに、それらをスキャンチェーン接続して、各部の動作テストのためのテストパターンの伝達を可能とする。かかる構成によれば、上記パルスラッチ回路1の消費電力が抑えられていることから、マイクロコンピュータ全体の消費電力の低減を図ることができる。
図23には、上記パルスラッチ回路1のセルレイアウトイメージが示される。
セルの最上位配線層を利用して電源ラインが形成される。上記電源ラインには、図23(A)に示されるように、上記パルスラッチ回路1のセル260の一方の縁辺部に形成された高電位側電源VDDラインと、それに並行するように、セル260の他方の縁辺部に形成された低電位側電源VSSライン及び低電位側電源VSSMラインとが含まれる。図23(B)には、上記電源ラインが省略された状態で上記パルスラッチ回路1のセルレイアウトイメージが示される。電源ラインの下側には、上記電源ラインを介して動作用電源が供給されるMOSトランジスタの組み合わせ回路が形成される。
図24には、図23に示されるレイアウト構成のパルスラッチ回路1を含むセルの配置例が示される。
パルスラッチ回路のセル260はセル内で低電位側電源VSSライン、低電位側電源VSSMラインの双方を必要とする。それに対して組み合わせ回路のセル261は、セル内で低電位側電源VSSMは使用されるが、低電位側電源VSSラインは使用されない。しかしながら、上記パルスラッチ回路のセル260として、図23に示されるように、セル内に低電位側電源VSSライン及び低電位側電源VSSMラインの双方を有し、しかもそれらが共通のレイアウト構造とされることにより、パルスラッチ回路のセル260と組み合わせ回路のセル261とを任意に配置することが可能となるため、レイアウトの自由度の向上を図ることができる。また、パルスラッチ回路のセル260のセル配置配線工程に何ら特別な作業が入らないで済む。
図25には、上記パルスラッチ回路1を用いたスキャンチェーンが示される。
図25に示されるスキャンチェーンは、パルスクロック信号PCLK1に同期動作される第1パルスラッチ回路270と、パルスクロック信号PCLK2に同期動作される第2パルスラッチ回路280とが結合されて成る。第1パルスラッチ回路270にはスキャン入力データSIN1が入力され、第2パルスラッチ回路280には、上記第1パルスラッチ回路270からのスキャンデータSCAN1が入力される。第2パルスラッチ回路280によってスキャン出力データSO1が得られる。第1パルスラッチ回路270や第2パルスラッチ回路280には、図1、図6、図11に示されるパルスラッチ回路が適用される。ただし、図25においては、第1パルスラッチ回路260や第2パルスラッチ回路280内のラッチ回路10,11のみを示し、他の回路例えばセレクタ12やコントローラ13などは省略されている。第1パルスラッチ回路270においてラッチ回路10の出力ノードはND1とされ、第2パルスラッチ回路280においてラッチ回路10の出力ノードはND2とされる。
図26には、図25に示されるスキャンチェーンにおける主要部の動作タイミングが示される。
パルスクロック信号PCLK1がハイレベルになると、ラッチ回路10がスルー状態とされ、ノードND1にスキャン入力データSIN1が出力される。その後、パルスクロック信号PCLK1がローレベルに変化すると、ラッチ回路11がスルー状態とされ、ノードND1のデータがラッチ回路11を介して第2パルスラッチ回路280に伝達される。ここで、パルスクロック信号PCLK2がパルスクロック信号PCLK1に対してTskewだけ遅れて立ち上がる状況を考える。これは両者の信号にクロックスキューTskewが存在することに対応する。サイクルCYCLE1では、スキャンデータSCAN1にDATA0が現れたとき、パルスクロック信号PCLK2は未だハイレベルのままである。このため、DATA0はノードND2まで伝達される。その後パルスクロック信号PCLK2がローレベルになると、スキャン出力データSO1にDATA0が現れる。つまり、パルスクロック信号PCLK1とPCLK2とのスキューTskewの存在により、サイクルCYCLE1の間に、DATA0が二つのパルスラッチを通過するおそれがあり、それは誤動作に繋がる。
図30には、上記パルスラッチ回路1を用いた別のスキャンチェーンが示される。
図30に示されるスキャンチェーンは、パルスクロック信号PCLK1に同期動作される第1パルスラッチ回路290と、パルスクロック信号PCLK2に同期動作される第2パルスラッチ回路300とが結合されて成る。第1パルスラッチ回路290にはスキャン入力データSIN2が入力され、第2パルスラッチ回路300には、上記第1パルスラッチ回路290からのスキャンデータSCAN2が入力される。第2パルスラッチ回路300によってスキャン出力データSO2が得られる。第1パルスラッチ回路290や第2パルスラッチ回路300には、図4、図9、図14に示されるパルスラッチ回路が適用される。ただし、図27においては、第1パルスラッチ回路290や第2パルスラッチ回路300内のラッチ回路10,11のみを示し、他の回路例えばセレクタ12やコントローラ13などは省略されている。第1パルスラッチ回路290においてラッチ回路11の出力ノードはND3とされ、第2パルスラッチ回路300においてラッチ回路11の出力ノードはND4とされる。
図28には、図27に示されるスキャンチェーンにおける主要部の動作タイミングが示される。
図28におけるサイクルCYCLE1に着目して説明する。パルスクロック信号PCLK1がハイレベルになると、スキャンデータSCAN2にDATA0が出力される。パルスクロック信号PCLK2はパルスクロック信号PCLK1に対してTskewだけ遅れて立ち上がっている。パルスクロック信号PCLK2がハイレベルになると、第2パルスラッチ回路300におけるラッチ回路11が直ちにラッチ状態になるため、スキャンデータSCAN2がノードND4に伝送することはない。パルスクロック信号PCLK2がローレベルになると、スキャンデータSCAN2の値であるDATA0がノードND4に伝達され、それはサイクルCYCLE2におけるパルスクロック信号PCLK2の立ち上がりタイミングで、スキャン出力データSO2に伝達される。従って、図27に示される構成では、サイクルCYCLE1の間にDATA0が二つのパルスラッチを通過するおそれは無い。ただし、クロックスキューTskewが非常に大きいと、例え図27の構成であっても誤動作のおそれがあるので注意を要する。それは普通のFF回路を用いた場合の設計と同様である。通常考えられるスキューに関しては、図25に示される構成よりも、図27に示される構成のほうが、パルスクロック信号PCLK1とPCLK2とのスキューに対して強いといえる。換言すれば、通常考えられるスキューに関しては、第1パルスラッチ回路290や第2パルスラッチ回路300に、図1、図6、図11に示されるパルスラッチ回路を適用するよりも、図4、図9、図14に示されるパルスラッチ回路を適用したほうが有利とされる。
以上本発明者によってなされた発明を具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるマイクロコンピュータに適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、各種半導体集積回路に広く適用することができる。
本発明は、テストパターンのスキャンシフトが行われることを条件に適用することができる。
本発明にかかるパルスラッチ回路の構成例ブロック図である。 図1に示されるパルスラッチ回路における各部の詳細な構成例回路図である。 図1及び図2に示されるパルスラッチ回路における主要部の動作タイミング図である。 本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例ブロック図である。 図4に示されるパルスラッチ回路における各部の詳細な構成例回路図である。 本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例ブロック図である。 図6に示されるパルスラッチ回路における各部の詳細な構成例回路図である。 図6及び図7に示されるパルスラッチ回路における主要部の動作タイミング図である。 本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例ブロック図である。 図9に示されるパルスラッチ回路における各部の詳細な構成例回路図である。 本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例ブロック図である。 図11に示されるパルスラッチ回路における各部の詳細な構成例回路図である。 図11及び図12に示されるパルスラッチ回路における主要部の動作タイミング図である。 本発明にかかるパルスラッチ回路の別の構成例ブロック図である。 図14に示されるパルスラッチ回路における各部の詳細な構成例回路図である。 上記パルスラッチ回路に供給されるパルスクロック信号を生成するためのパルスジェネレータの構成例回路図である。 図16に示されるパルスジェネレータにおける主要部の動作タイミング図である。 上記パルスラッチ回路に供給されるパルスクロック信号を生成するためのパルスジェネレータの別の構成例回路図である。 図18に示されるパルスジェネレータにおける主要部の動作タイミング図である。 上記パルスジェネレータを含むクロックツリーの構成例ブロック図である。 上記パルスジェネレータを含むクロックツリーの別の構成例ブロック図である。 本発明にかかる半導体集積回路の一例とされるマイクロコンピュータの構成例ブロック図である。 上記パルスラッチ回路のセルレイアウトの説明図である。 図23に示されるパルスラッチ回路を含むセルの配置例説明図である。 上記パルスラッチ回路を用いたスキャンチェーンの構成例ブロック図である。 図25に示されるスキャンチェーンにおける主要部の動作タイミング図である。 上記パルスラッチ回路を用いたスキャンチェーンの別の構成例ブロック図である。 図27に示されるスキャンチェーンにおける主要部の動作タイミング図である。
符号の説明
1 パルスラッチ回路
10,11 ラッチ回路
12 セレクタ
13 コントローラ
74 保持制御回路
250 マイクロコンピュータ
251 CPU
252 メモリ
253 バスステートコントローラ
254,255 IPモジュール
256 入出力回路
540 クロック制御回路
260 パルスラッチ回路のセル
261 組み合わせ回路のセル

Claims (9)

  1. テストパターンのスキャンシフトが行われる第1動作モードと、上記テストパターンのスキャンシフトが行われない第2動作モードとを含み、パルス状のクロック信号に同期動作されるパルスラッチ回路であって、
    入力されたデータを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第1ラッチ回路と、
    上記第1ラッチ回路に結合され、上記スキャンシフトされるテストパターンを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第2ラッチ回路と、
    上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する制御回路と、を含むことを特徴とするパルスラッチ回路。
  2. 上記1ラッチ回路の前段に上記第2ラッチ回路が配置され、且つ、
    上記第1ラッチ回路の出力信号を選択的に上記第2ラッチ回路に供給可能なセレクタを含んで成る請求項1記載のパルスラッチ回路。
  3. テストパターンのスキャンシフトが行われる第1動作モードと、上記テストパターンのスキャンシフトが行われない第2動作モードと、電源電圧の供給が部分的に遮断されるスタンバイモードと、を含み、パルス状のクロック信号に同期動作されるパルスラッチ回路であって、
    入力されたデータを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第1ラッチ回路と、
    上記第1ラッチ回路に結合され、上記スキャンシフトされるテストパターンを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第2ラッチ回路と、
    上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する制御回路と、
    上記スタンバイモード時に上記第1ラッチ回路のラッチデータが破壊されるのを防止するための保持制御回路と、を含むことを特徴とするパルスラッチ回路。
  4. 上記1ラッチ回路の前段に上記第2ラッチ回路が配置され、且つ、
    上記第1ラッチ回路の出力信号を選択的に上記第2ラッチ回路に供給可能なセレクタを含んで成る請求項3記載のパルスラッチ回路。
  5. テストパターンのスキャンシフトが行われる第1動作モードと、上記テストパターンのスキャンシフトが行われない第2動作モードとを含み、パルス状のクロック信号に同期動作されるパルスラッチ回路であって、
    入力されたデータを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第1ラッチ回路と、
    上記第1ラッチ回路に結合され、上記スキャンシフトされるテストパターンを上記クロック信号に同期してラッチ可能な第2ラッチ回路と、
    上記第2動作モード時に、上記第2ラッチ回路への上記クロック信号の供給を停止する制御回路と、
    上記第1ラッチ回路に入力されるデータと、上記第1ラッチ回路のラッチデータとの比較を行い、その比較結果に基づいて上記第1ラッチ回路へのクロック信号の供給を制御するためのクロック制御回路と、を含むことを特徴とするパルスラッチ回路。
  6. 上記クロック制御回路は、上記第1ラッチ回路に入力されるデータと、上記第1ラッチ回路のラッチデータとが一致する場合には、上記第1ラッチ回路へのクロック信号の供給を停止する請求項5記載のパルスラッチ回路。
  7. 上記1ラッチ回路の前段に上記第2ラッチ回路が配置され、且つ、
    上記第1ラッチ回路の出力信号を選択的に上記第2ラッチ回路に供給可能なセレクタを含んで成る請求項5又は6記載のパルスラッチ回路。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項記載のパルスラッチ回路が複数個結合されて成るスキャンチェーンを含んで一つの半導体基板に形成された半導体集積回路。
  9. 請求項1乃至7の何れか1項記載のパルスラッチ回路が複数個結合されて成るスキャンチェーンを含んで一つの半導体基板に形成された半導体集積回路であって、
    上記パルスラッチ回路のセルと、上記半導体集積回路を形成するその他の回路のセルとは、電源ラインのレイアウトが共通化されたことを特徴とする半導体集積回路。
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