JPH06140885A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH06140885A
JPH06140885A JP4309429A JP30942992A JPH06140885A JP H06140885 A JPH06140885 A JP H06140885A JP 4309429 A JP4309429 A JP 4309429A JP 30942992 A JP30942992 A JP 30942992A JP H06140885 A JPH06140885 A JP H06140885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
latch
pull
signal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4309429A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuro Taniyoshi
逸朗 谷吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4309429A priority Critical patent/JPH06140885A/ja
Publication of JPH06140885A publication Critical patent/JPH06140885A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shift Register Type Memory (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスターラッチとスレーブラッチを縦続接続
したフリップフロップ回路に電源を投入した際に、その
出力信号レベルが自動的に確定する回路を得る。 【構成】 クロック入力端子2に入力されるクロック信
号の立ち上り、又は立ち下りに同期して出力端子5及び
反転出力端子6の各出力信号が変化されるように、マス
ターラッチ3とスレーブラッチ4を縦続接続してなるフ
リップフロップ回路において、マスターラッチ3又はス
レーブラッチ4の一方の入力端にプルアップ又はプルダ
ウン機能の付加回路7を接続し、電源投入時にこの付加
回路7のプルアップ或いはプルダウン機能によりラッチ
3又は4の入力レベルを設定し、出力信号レベルを自動
的に確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特にクロックの立ち上がり、又は立ち下り時に同期して
動作するフリップフロップ回路を含む半導体集積回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路に用いられるフリ
ップフロップ回路(以下、F/F回路と略称する)は、
図5に示すようにデータ入力端子1に入力されるデータ
信号を取り込むマスターラッチ3と、このマスターラッ
チ3のデータを読み出すように次段に接続されたスレー
ブラッチ4とを備えており、このスレーブラッチ4に設
けた出力端子5と反転出力端子6からそれぞれ出力信号
と反転出力信号を出力するようになっている。前記マス
ターラッチ3は、互いに逆向きに接続したインバータ1
0,11と、インバータ10の入力端に接続したトラン
スファゲート8と、インバータ11の出力端に接続した
トランスファゲート9とを備え、コクロック入力端子2
に入力されるクロック信号2によりオン,オフされる。
即ち、クロック入力端子2にはインバータ20,21が
直列接続され、各インバータ20,21からの信号によ
り前記トランスファゲート8,9を駆動する。ここで
は、クロック信号2がロウレベル時にはトランスファゲ
ート8がオンし、かつトランスファゲート9がオフされ
る。また、前記スレーブラッチ4もインバータ14,1
5とトランスファゲート12,13とで構成されてい
る。但し、各トランスファゲート12,13のオン,オ
フはマスターラッチ3とは逆方向に動作する。
【0003】この構成において、クロック信号がロウレ
ベルの時には、トランスファゲート8がオンしてデータ
入力端子1に入力されるデータを取り込むが、スレーブ
ラッチ4のトランスファゲート12はオフするので、マ
スターラッチ3が取り込んだデータは入力されず、トラ
ンスファゲート13がオンしてデータを保持する。一
方、クロック入力信号2がハイレベルの時には、マスタ
ーラッチ3のデータを取り込むためのトランスファゲー
ト8はオフし、取り込んだデータはトランスファゲート
9がオンして保持され、スレーブラッチ4はクロック信
号がハイレベルになったとき、トランスファゲート12
がオンしてマスターラッチ3が保持しているデータをク
ロック入力信号2の立ち上がりに同期して出力端子5及
び反転出力端子6に出力し、出力信号及び反転出力信号
がそれぞれ変化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のF/
F回路は、クロック信号の立ち上がり、又は立ち下り信
号に同期して出力信号が変化するため、電源を投入して
クロック信号の立ち上り、又は立ち下り信号が入力され
るまで、F/F回路の出力信号はロウかハイのどちらの
レベルになるか不明なため、例えばF/F回路の出力信
号をロウレベルに初期設定が必要な回路にはクロック信
号とは非同期で入力できる初期設定入力信号を用いて初
期設定を行う必要がある。しかしながら、初期設定入力
信号を用いるF/F回路を構成すると、新たに初期設定
入力信号を入力させるための外部端子を設ける必要があ
り、回路構成が複雑化する上に初期設定動作が面倒にな
るという問題がある。本発明の目的は、電源を投入した
際の出力信号を自動的に確定することが可能な半導体集
積回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦続接続した
マスターラッチ又はスレーブラッチの一方の入力端にプ
ルアップ又はプルダウン機能の付加回路を接続してい
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1実施例の回路図である。データ
入力端子1から入力されるデータ信号を取り込むマスタ
ーラッチ3と、マスターラッチ3からの出力を取り込
み、出力信号端子5と反転出力端子6にそれぞれデータ
信号を出力するスレーブラッチ4と、プルアップ機能を
持った付加回路7とを備えている。前記マスターラッチ
3は互いに逆方向に接続されたインバータ10,11
と、インバータ10の入力端に設けたトランスファゲー
ト8と、インバータ11の出力端に設けたトランスファ
ゲート9とで構成される。前記トランスファゲート8,
9は、クロック入力端子2に入力されるクロック信号に
基づいてオン,オフされ、ここではクロック入力端子2
のクロック信号がロウレベルのときにトランスファゲー
ト8がオンし、かつトランスファゲート9がオフするよ
うに構成されている。
【0007】また、前記スレーブラッチ4も同様にイン
バータ14,15と、トランスファゲート12,13で
構成される。更に、前記付加回路7は、PチャネルMO
Sトランジスタ16,19と、コンデンサ18とで構成
され、前記スレーブラッチ4内のトランスファゲート1
2とインバータ14の接続点にワイヤード接続されてい
る。なお、前記トランジスタ16,19はVDD電源1
7に接続される。また、コンデンサ18の一方の端子は
GND電源22に接続される。
【0008】この構成によれば、電源が投入された直後
には、付加回路7内のコンデンサ18の他方の端子25
はロウレベルになっているため、PチャネルMOSトラ
ンジスタ19がオンし、VDD電源17よりハイレベル
の信号がスレーブラッチ4に供給され、出力端子5から
の出力信号がロウレベルに、反転出力端子6からの反転
出力信号はハイレベルになる。つまり、電源投入と同時
に出力信号はロウレベルに、反転出力信号はハイレベル
に確定されることになる。また、PチャネルMOSトラ
ンジスタ16はクロック入力端子2のクロック信号がハ
イレベルになるとオンして抵抗の役割を果たし、コンデ
ンサ18が充電されて他方の端子25はロウレベルから
ハイレベルになり、PチャネルMOSトランジスタ19
がオフし、スレーブラッチ4に信号は供給されなくな
る。
【0009】ここで、図2に示すように、付加回路7の
PチャネルMOSトランジスタ16のドレインをゲート
に接続することで、PチャネルMOSトランジスタ16
がクロック信号に制御されず、プルアップ抵抗の役割を
果たしてスレーブラッチ4にハイレベルの信号を供給す
るように構成してもよい。この構成では、クロック信号
を付加回路7へ供給することなしに動作する。
【0010】図3は本発明の第2実施例の回路図であ
り、付加回路7Aをプルダウン回路として構成してい
る。即ち、PチャネルMOSトランジスタ16と、イン
バータ23と、NチャネルMOSトランジスタ24と、
コンデンサ18とで構成している。この構成では、電源
が投入された直後、付加回路7内のコンデンサ18の他
方の端子25はロウレベルであり、インバータ23によ
って反転し、ハイレベルになってNチャネルMOSトラ
ンジスタ24はオンし、GND電源22よりロウレベル
の信号がスレーブラッチ4に供給され、出力端子5の出
力信号がハイレベルに、反転出力端子6の反転出力信号
がロウレベルになる。また、PチャネルMOSトランジ
スタ16はクロック入力端子2のクロック信号がハイレ
ベルになるとオンして抵抗の役割を果たし、コンデンサ
18が充電され、他方の端子25はロウレベルからハイ
レベルになり、NチャネルMOSトランジスタ24はオ
フし、スレーブラッチ4に信号は供給されなくなる。
【0011】図4は本発明の第3実施例の回路図であ
り、ここではマスターラッチ3内のトランスファゲート
8とスレーブラッチ4に接続されるインバータ10の間
にプルアップ機能を持った付加回路7がワイヤード接続
される構成となっている。この構成では、電源が投入さ
れると付加回路7内のコンデンサ18の他方の端子25
がロウレベルになるため、PチャネルMOSトランジス
タ19がオンし、VDD電源17よりハイレベルの信号
が供給される。この場合には、クロック信号がハイレベ
ルになるときにスレーブラッチ4を経て出力端子5に出
力信号が出力される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マスター
ラッチ、又はスレーブラッチの一方の入力端にプルアッ
プ或いはプルダウン機能を有する付加回路を接続してい
るので、電源投入と同時にマスターラッチ或いはスレー
ブラッチの入力端のレベルが決定され、クロック信号の
立ち上りエッジが入力されなくても出力信号が確定する
ことができる。これにより、初期設定用の外部端子を設
ける必要がなく、回路の簡略化を図るととにも、初期設
定走査が不要になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の第1実施例の回路図
である。
【図2】第1実施例の変形例を示す回路図である。
【図3】本発明の半導体集積回路の第2実施例の回路図
である。
【図4】本発明の半導体集積回路の第3実施例の回路図
である。
【図5】従来の半導体集積回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
1 データ入力端子 2 クロック入力端子 3 マスターラッチ 4 スレーブラッチ 5 出力端子 6 反転出力端子 7 付加回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号の立ち上り、又は立ち下り
    に同期して出力信号が変化されるマスターラッチとスレ
    ーブラッチを縦続接続してなるフリップフロップ回路を
    備える半導体集積回路において、前記マスターラッチ又
    はスレーブラッチの一方の入力端にプルアップ又はプル
    ダウン機能の付加回路を接続したことを特徴とする半導
    体集積回路。
JP4309429A 1992-10-24 1992-10-24 半導体集積回路 Pending JPH06140885A (ja)

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JP4309429A JPH06140885A (ja) 1992-10-24 1992-10-24 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

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JPH06140885A true JPH06140885A (ja) 1994-05-20

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JP4309429A Pending JPH06140885A (ja) 1992-10-24 1992-10-24 半導体集積回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052847A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ラッチ回路及びこれを備えた半導体集積回路、sram、フリップフロップ回路、情報機器、通信機器、av機器及び移動体
JP2009111634A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置
JP2016518785A (ja) * 2013-04-12 2016-06-23 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 保持電圧を低減したフリップフロップ

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JP2009111634A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置
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