JPH05152905A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH05152905A
JPH05152905A JP3312301A JP31230191A JPH05152905A JP H05152905 A JPH05152905 A JP H05152905A JP 3312301 A JP3312301 A JP 3312301A JP 31230191 A JP31230191 A JP 31230191A JP H05152905 A JPH05152905 A JP H05152905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
terminal
reset
signal
changes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3312301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3147955B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Nakajima
和広 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP31230191A priority Critical patent/JP3147955B2/ja
Publication of JPH05152905A publication Critical patent/JPH05152905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3147955B2 publication Critical patent/JP3147955B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置で、リセットまたはセット端子を
有するデータ保持回路で、リセットまたセットの信号に
より出力変化時に、電源グランドに発生するノイズを小
さくする。 【構成】 リセット端子3に“1”を入力し、nMOS
トランジスタn1が導通状態となり、出力端子6が
“1”→“0”に変化する。このトランジスタn1の駆
動能力を、クロック端子2からの信号により、導通状態
となるnMOSトランジスタn2の駆動能力より小さく
する。 【効果】 複数のデータ保持回路の保持データ、出力値
を初期化するために、同時にセットまたはリセット端子
に入力信号を与え、出力が変化する時に、電源とグラン
ドに発生するノイズの大きさを小さくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に、データ保持回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置は、図3で示すよう
に、リセット端子3またはセット端子を有するデータ保
持回路において、リセット端子3またはセット端子の入
力信号により出力端子6の出力が変化する時の出力イン
ピーダンスは、リセット3またはセット以外の入力信号
により出力端子6の出力が変化する時の出力インピーダ
ンスと同じかより小さい回路構成を備えている。
【0003】図3においてリセット端子3に入力“1”
を入力し、nMOSトランジスタn7が導通状態、pM
OSトランジスタp3が遮断状態となり出力端子6が
“0”に変化する時の出力インピーダンスはnMOSト
ランジスタn7の駆動能力によって決まる。リセット端
子3に“0”、データ端子“0”、クロック端子に
“0”から“1”に変化する信号を入力し、nMOSト
ランジスタn8が導通状態、pMOSトランジスタp4
が遮断状態となり、出力端子6が“0”に変化する時の
出力インピーダンスはnMOSトランジスタn8の駆動
能力によって決まる。
【0004】従来の半導体装置はnMOSトランジスタ
n7とnMOSトランジスタn8の駆動能力が等しいの
で、リセット信号による出力の変化時の出力インピーダ
ンスとリセット信号以外の入力信号による出力変化時の
出力インピーダンスは等しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
において、リセットまたはセットの入力端子を有するデ
ータ保持回路では、リセットまたはセットの入力信号に
より出力が変化する時の出力インピーダンスは、リセッ
トまたはセット以外の入力信号より出力が変化する時の
出力インピーダンスと比べて同等か小さいために、デー
タ保持回路にリセットまたはセット信号を与えて保持デ
ータ及び出力信号を初期化する時の出力の遷移時間は、
リセットまたはセット信号以外の入力信号より出力が変
化する時の遷移時間と同等かより短くなる。したがっ
て、複数のデータ保持回路を有する半導体装置おいて、
複数のデータ保持回路を同時に初期化する時に、データ
保持回路の出力の変化によって電源、GNDに発生する
ノイズが大きくなるという欠点がある。
【0006】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規な半導体
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る半導体装置は、リセットまたはセット
の入力端子を有するデータ保持回路において、リセット
またはセットの入力信号による出力信号変化時の出力イ
ンピーダンスが、リセットまたはセット信号以外の入力
信号による出力信号変化時の出力インピーダンスより大
きい回路構成を備えている。
【0008】
【実施例】次に本発明をその好ましい各実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
【0009】図1は本発明による第1の実施例を示す回
路構成図である。
【0010】図1を参照するに、本発明による第1の実
施例は、リセット端子付D型フリップフロップのCMO
S構成の回路で、データ端子1、クロック端子2、リセ
ット端子3と出力端子6とを備え、nMOSトランジス
タn1の駆動能力はnMOSトランジスタn2の駆動能
力より小さくなっている。
【0011】次にリセット端子3からの信号による出力
端子6の変化を示す。pMOSトランジスタp1、p2
とも導通状態でn−chトランジスタn1、n2とも遮
断状態から、リセット端子3に“0”から“1”に変化
する信号を入力すると、pMOSトランジスタp1が遮
断状態、nMOSトランジスタn2が導通状態となり、
出力端子6は“1”から“0”に変化する。クロック端
子2からの信号による出力端子6の変化を示すと、デー
タ端子1に“0”、リセット端子3に“0”、クロック
端子に“0”から“1”に変化する信号を入力すると、
nMOSトランジスタn1、n2が遮断状態でpMOS
トランジスタp1、p2が導通状態により、pMOSト
ランジスタp2が遮断状態、nMOSトランジスタn1
が導通状態となり、出力端子6は“1”から“0”に変
化する。したがって、リセット端子3の入力信号による
出力端子6変化時の出力インピーダンスは、nMOSト
ランジスタn2の駆動能力できまり、クロック端子2の
入力信号による出力端子6変化時の出力インピーダンス
はnMOSトランジスタn1の駆動能力できまる。
【0012】nMOSトランジスタn1の駆動能力はn
MOSトランジスタn2の駆動能力より小さいために、
リセット端子3の入力信号により出力端子6変化時の出
力インピーダンスは、クロック端子2の入力信号により
出力端子6変化時の出力インピーダンスより大きくな
る。よって、複数のデータ保持回路に同時にリセット端
子3に信号が入力され、出力端子6が同時に変化して
も、電源、GNDに発生するノイズは小さくなる。
【0013】図2は本発明による第2の実施例を示す回
路構成図である。
【0014】図2を参照するに、本発明による第2の実
施例は、図示の如く回路構成され、nMOSトランジス
タn5、n4、n3は同じ駆動能力のトランジスタであ
る。リセット端子3に“1”を入力すると、nMOSト
ランジスタn3、n4が導通状態となり、出力端子が
“1”から“0”に変化する。
【0015】本第2の実施例では、リセット端子3に
“1”入力時に導通状態となるnMOSトランジスタn
3、n4を出力端子6とグランド5に直列に接続するこ
とにより、クロック端子2からの入力信号による出力変
化時の出力インピーダンスより、リセット端子3からの
入力信号による出力変化時の出力インピーダンスを大き
くしている。本実施例ではデータ保持回路を構成する同
じタイプのトランジスタは全て同じ駆動能力で構成する
ことが可能であるという利点がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば半
導体装置において、リセットまたはセット端子を有する
データ保持回路でリセットまたはセット端子の入力信号
よる出力変化時の出力インピーダンスは、リセットまた
はセット端子以外の入力信号に出力変化時の出力インピ
ーダンスより大きいという構成にしたので、リセット端
子またはセット端子にデータ保持回路の保持データ、出
力値を初期化するために信号を入力し、出力が変化する
時に、出力遷移時間が大きくなり、電源、GNDに発生
するノイズが小さくなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図2】本発明による第2の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図3】従来の半導体装置の回路図である。
【符号の説明】
1…データ端子 2…クロック端子 3…リセット端子 4…高位側電位 5…グランド 6…出力端子 7…pMOSトランジスタ 8…nMOSトランジスタ 9…インバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリップフロップ回路、ラッチ回路など
    のデータ保持回路で、保持データ及び出力値を初期化す
    るためのリセットまたはセットの入力端子を有する半導
    体装置において、リセットまたはセットの入力端子に信
    号を与え、出力信号が変化する時の出力インピーダンス
    が、リセットまたはセット以外の入力信号により出力信
    号が変化するときの出力インピーダンスより大きい回路
    構成を備えることを特徴とする半導体装置。
JP31230191A 1991-11-27 1991-11-27 半導体装置 Expired - Fee Related JP3147955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31230191A JP3147955B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31230191A JP3147955B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05152905A true JPH05152905A (ja) 1993-06-18
JP3147955B2 JP3147955B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=18027607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31230191A Expired - Fee Related JP3147955B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3147955B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5854565A (en) * 1995-10-06 1998-12-29 Qualcomm Incorporated Low power latch requiring reduced circuit area
JP2008228132A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nec Corp 差動型ラッチ、差動型フリップフロップ、lsi、差動型ラッチ構成方法、および、差動型フリップフロップ構成方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010035431A1 (de) * 2010-08-26 2012-03-01 Entwicklungsgesellschaft für Akustik (EfA) mit beschränkter Haftung Breitbandiger Schallabsorber

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5854565A (en) * 1995-10-06 1998-12-29 Qualcomm Incorporated Low power latch requiring reduced circuit area
JP2008228132A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nec Corp 差動型ラッチ、差動型フリップフロップ、lsi、差動型ラッチ構成方法、および、差動型フリップフロップ構成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3147955B2 (ja) 2001-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3031313B2 (ja) 半導体回路
JPH0338873A (ja) 集積回路
US5880617A (en) Level conversion circuit and semiconductor integrated circuit
JPH0389624A (ja) 半導体集積回路
JPH10209848A (ja) Icチップの出力回路
JP3120492B2 (ja) 半導体集積回路
JPH05152905A (ja) 半導体装置
JP3053062B2 (ja) 電圧オンリセット回路
JPH0677804A (ja) 出力回路
JP3165751B2 (ja) 半導体集積回路装置
US5296753A (en) Comparator circuit
US6445224B1 (en) Reduced short current circuit
JP2936474B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH06326592A (ja) ドライバ回路を具える電子回路
JP2798510B2 (ja) 半導体集積回路
JPH0555905A (ja) Cmos論理ゲート
JP3000950B2 (ja) 半導体メモリ装置のワード線駆動回路
JP2845665B2 (ja) 出力バッファ回路
JPH0983338A (ja) 半導体装置
JP2697444B2 (ja) 出力バッファ回路
US6225828B1 (en) Decoder for saving power consumption in semiconductor device
JPH0777344B2 (ja) 出力バッファ回路
JPH05191258A (ja) Cmos出力回路
KR200296045Y1 (ko) 링오실레이터
JPH05199099A (ja) 出力バッファ回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees