JP3147955B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP3147955B2 JP3147955B2 JP31230191A JP31230191A JP3147955B2 JP 3147955 B2 JP3147955 B2 JP 3147955B2 JP 31230191 A JP31230191 A JP 31230191A JP 31230191 A JP31230191 A JP 31230191A JP 3147955 B2 JP3147955 B2 JP 3147955B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に、データ保持回路に関する。
に、データ保持回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置は、図3で示すよう
に、リセット端子3またはセット端子を有するデータ保
持回路において、リセット端子3またはセット端子の入
力信号により出力端子6の出力が変化する時の出力イン
ピーダンスは、リセット3またはセット以外の入力信号
により出力端子6の出力が変化する時の出力インピーダ
ンスと同じかより小さい回路構成を備えている。
に、リセット端子3またはセット端子を有するデータ保
持回路において、リセット端子3またはセット端子の入
力信号により出力端子6の出力が変化する時の出力イン
ピーダンスは、リセット3またはセット以外の入力信号
により出力端子6の出力が変化する時の出力インピーダ
ンスと同じかより小さい回路構成を備えている。
【0003】図3においてリセット端子3に入力“1”
を入力し、nMOSトランジスタn7が導通状態、pM
OSトランジスタp3が遮断状態となり出力端子6が
“0”に変化する時の出力インピーダンスはnMOSト
ランジスタn7の駆動能力によって決まる。リセット端
子3に“0”、データ端子“0”、クロック端子に
“0”から“1”に変化する信号を入力し、nMOSト
ランジスタn8が導通状態、pMOSトランジスタp4
が遮断状態となり、出力端子6が“0”に変化する時の
出力インピーダンスはnMOSトランジスタn8の駆動
能力によって決まる。
を入力し、nMOSトランジスタn7が導通状態、pM
OSトランジスタp3が遮断状態となり出力端子6が
“0”に変化する時の出力インピーダンスはnMOSト
ランジスタn7の駆動能力によって決まる。リセット端
子3に“0”、データ端子“0”、クロック端子に
“0”から“1”に変化する信号を入力し、nMOSト
ランジスタn8が導通状態、pMOSトランジスタp4
が遮断状態となり、出力端子6が“0”に変化する時の
出力インピーダンスはnMOSトランジスタn8の駆動
能力によって決まる。
【0004】従来の半導体装置はnMOSトランジスタ
n7とnMOSトランジスタn8の駆動能力が等しいの
で、リセット信号による出力の変化時の出力インピーダ
ンスとリセット信号以外の入力信号による出力変化時の
出力インピーダンスは等しい。
n7とnMOSトランジスタn8の駆動能力が等しいの
で、リセット信号による出力の変化時の出力インピーダ
ンスとリセット信号以外の入力信号による出力変化時の
出力インピーダンスは等しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
において、リセットまたはセットの入力端子を有するデ
ータ保持回路では、リセットまたはセットの入力信号に
より出力が変化する時の出力インピーダンスは、リセッ
トまたはセット以外の入力信号より出力が変化する時の
出力インピーダンスと比べて同等か小さいために、デー
タ保持回路にリセットまたはセット信号を与えて保持デ
ータ及び出力信号を初期化する時の出力の遷移時間は、
リセットまたはセット信号以外の入力信号より出力が変
化する時の遷移時間と同等かより短くなる。したがっ
て、複数のデータ保持回路を有する半導体装置おいて、
複数のデータ保持回路を同時に初期化する時に、データ
保持回路の出力の変化によって電源、GNDに発生する
ノイズが大きくなるという欠点がある。
において、リセットまたはセットの入力端子を有するデ
ータ保持回路では、リセットまたはセットの入力信号に
より出力が変化する時の出力インピーダンスは、リセッ
トまたはセット以外の入力信号より出力が変化する時の
出力インピーダンスと比べて同等か小さいために、デー
タ保持回路にリセットまたはセット信号を与えて保持デ
ータ及び出力信号を初期化する時の出力の遷移時間は、
リセットまたはセット信号以外の入力信号より出力が変
化する時の遷移時間と同等かより短くなる。したがっ
て、複数のデータ保持回路を有する半導体装置おいて、
複数のデータ保持回路を同時に初期化する時に、データ
保持回路の出力の変化によって電源、GNDに発生する
ノイズが大きくなるという欠点がある。
【0006】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規な半導体
装置を提供することにある。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規な半導体
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る半導体装置は、リセットまたはセット
の入力端子を有するデータ保持回路において、リセット
またはセットの入力信号による出力信号変化時の出力イ
ンピーダンスが、リセットまたはセット信号以外の入力
信号による出力信号変化時の出力インピーダンスより大
きい回路構成を備えている。
に、本発明に係る半導体装置は、リセットまたはセット
の入力端子を有するデータ保持回路において、リセット
またはセットの入力信号による出力信号変化時の出力イ
ンピーダンスが、リセットまたはセット信号以外の入力
信号による出力信号変化時の出力インピーダンスより大
きい回路構成を備えている。
【0008】
【実施例】次に本発明をその好ましい各実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
図面を参照して具体的に説明する。
【0009】図1は本発明による第1の実施例を示す回
路構成図である。
路構成図である。
【0010】図1を参照するに、本発明による第1の実
施例は、リセット端子付D型フリップフロップのCMO
S構成の回路で、データ端子1、クロック端子2、リセ
ット端子3と出力端子6とを備え、nMOSトランジス
タn1の駆動能力はnMOSトランジスタn2の駆動能
力より小さくなっている。
施例は、リセット端子付D型フリップフロップのCMO
S構成の回路で、データ端子1、クロック端子2、リセ
ット端子3と出力端子6とを備え、nMOSトランジス
タn1の駆動能力はnMOSトランジスタn2の駆動能
力より小さくなっている。
【0011】 次にリセット端子3からの信号による出
力端子6の変化を示す。pMOSトランジスタp1、p
2とも導通状態でnMOSトランジスタn1、n2とも
遮断状態から、リセット端子3に“0”から“1”に変
化する信号を入力すると、pMOSトランジスタp1が
遮断状態、nMOSトランジスタn1が導通状態とな
り、出力端子6は“1”から“0”に変化する。クロッ
ク端子2からの信号による出力端子6の変化を示すと、
データ端子1に“0”、リセット端子3に“0”、クロ
ック端子に“0”から“1”に変化する信号を入力する
と、nMOSトランジスタn1、n2が遮断状態でpM
OSトランジスタp1、p2が導通状態から、pMOS
トランジスタp2が遮断状態、nMOSトランジスタn
2が導通状態となり、出力端子6は“1”から“0”に
変化する。したがって、リセット端子3の入力信号によ
る出力端子6の変化時の出力インピーダンスは、nMO
Sトランジスタn1の駆動能力できまり、クロック端子
2の入力信号による出力端子6の変化時の出力インピー
ダンスはnMOSトランジスタn2の駆動能力できま
る。
力端子6の変化を示す。pMOSトランジスタp1、p
2とも導通状態でnMOSトランジスタn1、n2とも
遮断状態から、リセット端子3に“0”から“1”に変
化する信号を入力すると、pMOSトランジスタp1が
遮断状態、nMOSトランジスタn1が導通状態とな
り、出力端子6は“1”から“0”に変化する。クロッ
ク端子2からの信号による出力端子6の変化を示すと、
データ端子1に“0”、リセット端子3に“0”、クロ
ック端子に“0”から“1”に変化する信号を入力する
と、nMOSトランジスタn1、n2が遮断状態でpM
OSトランジスタp1、p2が導通状態から、pMOS
トランジスタp2が遮断状態、nMOSトランジスタn
2が導通状態となり、出力端子6は“1”から“0”に
変化する。したがって、リセット端子3の入力信号によ
る出力端子6の変化時の出力インピーダンスは、nMO
Sトランジスタn1の駆動能力できまり、クロック端子
2の入力信号による出力端子6の変化時の出力インピー
ダンスはnMOSトランジスタn2の駆動能力できま
る。
【0012】nMOSトランジスタn1の駆動能力はn
MOSトランジスタn2の駆動能力より小さいために、
リセット端子3の入力信号により出力端子6変化時の出
力インピーダンスは、クロック端子2の入力信号により
出力端子6変化時の出力インピーダンスより大きくな
る。よって、複数のデータ保持回路に同時にリセット端
子3に信号が入力され、出力端子6が同時に変化して
も、電源、GNDに発生するノイズは小さくなる。
MOSトランジスタn2の駆動能力より小さいために、
リセット端子3の入力信号により出力端子6変化時の出
力インピーダンスは、クロック端子2の入力信号により
出力端子6変化時の出力インピーダンスより大きくな
る。よって、複数のデータ保持回路に同時にリセット端
子3に信号が入力され、出力端子6が同時に変化して
も、電源、GNDに発生するノイズは小さくなる。
【0013】図2は本発明による第2の実施例を示す回
路構成図である。
路構成図である。
【0014】図2を参照するに、本発明による第2の実
施例は、図示の如く回路構成され、nMOSトランジス
タn5、n4、n3は同じ駆動能力のトランジスタであ
る。リセット端子3に“1”を入力すると、nMOSト
ランジスタn3、n4が導通状態となり、出力端子が
“1”から“0”に変化する。
施例は、図示の如く回路構成され、nMOSトランジス
タn5、n4、n3は同じ駆動能力のトランジスタであ
る。リセット端子3に“1”を入力すると、nMOSト
ランジスタn3、n4が導通状態となり、出力端子が
“1”から“0”に変化する。
【0015】本第2の実施例では、リセット端子3に
“1”入力時に導通状態となるnMOSトランジスタn
3、n4を出力端子6とグランド5に直列に接続するこ
とにより、クロック端子2からの入力信号による出力変
化時の出力インピーダンスより、リセット端子3からの
入力信号による出力変化時の出力インピーダンスを大き
くしている。本実施例ではデータ保持回路を構成する同
じタイプのトランジスタは全て同じ駆動能力で構成する
ことが可能であるという利点がある。
“1”入力時に導通状態となるnMOSトランジスタn
3、n4を出力端子6とグランド5に直列に接続するこ
とにより、クロック端子2からの入力信号による出力変
化時の出力インピーダンスより、リセット端子3からの
入力信号による出力変化時の出力インピーダンスを大き
くしている。本実施例ではデータ保持回路を構成する同
じタイプのトランジスタは全て同じ駆動能力で構成する
ことが可能であるという利点がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば半
導体装置において、リセットまたはセット端子を有する
データ保持回路でリセットまたはセット端子の入力信号
よる出力変化時の出力インピーダンスは、リセットまた
はセット端子以外の入力信号に出力変化時の出力インピ
ーダンスより大きいという構成にしたので、リセット端
子またはセット端子にデータ保持回路の保持データ、出
力値を初期化するために信号を入力し、出力が変化する
時に、出力遷移時間が大きくなり、電源、GNDに発生
するノイズが小さくなるという効果が得られる。
導体装置において、リセットまたはセット端子を有する
データ保持回路でリセットまたはセット端子の入力信号
よる出力変化時の出力インピーダンスは、リセットまた
はセット端子以外の入力信号に出力変化時の出力インピ
ーダンスより大きいという構成にしたので、リセット端
子またはセット端子にデータ保持回路の保持データ、出
力値を初期化するために信号を入力し、出力が変化する
時に、出力遷移時間が大きくなり、電源、GNDに発生
するノイズが小さくなるという効果が得られる。
【図1】本発明による第1の実施例を示す回路構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明による第2の実施例を示す回路構成図で
ある。
ある。
【図3】従来の半導体装置の回路図である。
1…データ端子 2…クロック端子 3…リセット端子 4…高位側電位 5…グランド 6…出力端子 7…pMOSトランジスタ 8…nMOSトランジスタ 9…インバータ
Claims (1)
- 【請求項1】 リセット端子またはセット端子を備えた
データ保持回路を有する半導体装置において、該データ
保持回路の出力端子と電源の間に接続され前記リセット
またはセット端子からの入力信号により導通が制御され
る第1のトランジスタと、該第1のトランジスタに並列
に接続され前記リセットおよびセット端子以外の入力端
子からの入力信号により導通が制御される第2のトラン
ジスタとを備え、前記第1のトランジスタの駆動能力を
前記第2のトランジスタの駆動能力よりも小さくするこ
とにより、前記リセットまたはセット端子に信号を与
え、前記出力端子から出力される信号が第1の論理レベ
ルから第2の論理レベルへ変化する時の出力インピーダ
ンスを、前記リセットおよびセット端子以外の入力端子
からの入力信号により前記出力端子から出力される信号
が第1の論理レベルから第2の論理レベルへ変化する時
の出力インピーダンスより大きくしたことを特徴とする
半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31230191A JP3147955B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31230191A JP3147955B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05152905A JPH05152905A (ja) | 1993-06-18 |
JP3147955B2 true JP3147955B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=18027607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31230191A Expired - Fee Related JP3147955B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147955B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101848747B1 (ko) * | 2010-08-25 | 2018-04-16 | 에이치피 펠저 홀딩 게엠베하 | 광대역 흡음제 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5854565A (en) * | 1995-10-06 | 1998-12-29 | Qualcomm Incorporated | Low power latch requiring reduced circuit area |
JP4893393B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2012-03-07 | 日本電気株式会社 | 差動型ラッチ、差動型フリップフロップ、lsi、差動型ラッチ構成方法、および、差動型フリップフロップ構成方法 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31230191A patent/JP3147955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101848747B1 (ko) * | 2010-08-25 | 2018-04-16 | 에이치피 펠저 홀딩 게엠베하 | 광대역 흡음제 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05152905A (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |