JP2016513349A - 走査型電子顕微鏡 - Google Patents

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ピッチョット、ラフィ デ
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Abstract

非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、真空下において維持される筐体内に配置された電子源、真空下で維持される筐体の内側環境と、真空下において維持されない筐体の外側環境とを区切る筐体の開口部に配置された電子透過膜であって、電気的に接地されていない電子透過膜、及び、電子検出器として作動している少なくとも1つの非接地電極を含む、走査型電子顕微鏡。【選択図】図1A

Description

関連出願への言及
「走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope)」と表題を付与された2013年2月20日に提出された米国仮特許出願シリアル番号61/766,766について参照が本明細書によってなされ、該特許出願の開示が、参照することによって本明細書に組み込まれ、該特許出願の優先権が、37CFR1.78(a)(4)及び(5)(i)に従って本明細書で要求される。
参照が、以下の特許出願公開及び係属中の特許出願についてもなされ、該特許出願公開及び特許出願の内容が、本明細書で参照することによって本明細書中に組み込まれる:
「非真空環境内の物体を観察するためのインターフェース、方法、及び走査型電子顕微鏡(An Interface, A Method For Observing An Object Within A Non-Vacuum Environment and A Scanning Electron Microscope)」と表題を付与され、2007年10月23日に提出された公開PCT特許出願番号WO2008/050321;
「走査型電子顕微鏡、非真空環境内の物体を観察するためのインターフェース及び方法(A Scanning Electron Microscope, An Interface and A Method For Observing An Object Within A Non-Vacuum Environment)」と表題を付与され、2009年7月2日に提出された公開PCT特許出願番号WO2010/001399;
「真空装置及び走査型電子顕微鏡(A Vacuumed Device and A Scanning Electron Microscope)」と表題を付与され、2009年9月24日に提出された、公開PCT特許出願番号WO2012/007941;
「電子顕微鏡撮像システム及び方法(Electron Microscope Imaging System and Method)」と表題を付与され、2012年8月21日に提出された、中国特許出願番号201210299149.5
;及び
「方位分解能を改善するための方法(Method For Improving Lateral Resolution)」と表題を付与され、2012年6月5日に提出された、米国仮特許出願シリアル番号61/655,567。
本発明の分野
本発明は、一般的に走査型電子顕微鏡に関する。
本発明の背景
様々な異なるタイプの走査型電子顕微鏡が知られている。
本発明の概要
本発明は、改善された走査型電子顕微鏡を提供することを試みる。
それゆえに、本発明の好ましい実施の態様に従って、非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、真空下で維持される筐体(enclosure)内に配置される電子源、真空下において維持される筐体の内側環境と、真空下において維持されない筐体の外側環境とを区切る筐体の開口部に配置された電子透過膜であって、電気的に接地されていない電子透過膜、及び電子検出器として作用している少なくとも一つの非接地電極を含む、走査型電子顕微鏡が提供される。
本発明の別の好ましい実施態様に従って、非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、真空下において維持される筐体内に配置された電子源、真空下において維持される筐体の内側環境と、真空下において維持されていない筐体の外側環境とを区切る筐体の開口部に配置された電子透過膜、及び電子透過膜のための支持物として作用しており、かつ、電子検出器の一部として機能する、少なくとも1つの非接地電極を含む、走査型電子顕微鏡も提供される。
本発明の更にもう一つの好ましい実施態様に従って、非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、真空下において維持される筐体内に配置された電子源、真空下において維持される筐体の内側環境と、真空下において維持されない筐体の外側環境とを区切る筐体の開口部に配置された電子透過膜、電子透過膜のための支持物として作用しており、かつ、電子検出器の一部として機能している第1の非接地電極、及びサンプル支持物に結合されて作用しており、かつ、電子検出器の一部として機能する第2の非接地電極を含み、概して第1及び第2の電極の間の容積が、概して2気圧より小さい陽圧において維持される、走査型電子顕微鏡が更に提供される。
本発明の更にもう1つの好ましい実施の態様に従って、非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、真空下において維持される筐体の内側に配置された電子源、真空下において維持される筐体の内側環境と、真空下において維持されない筐体の外側環境とを区切る筐体の開口部に配置される電子透過膜、筐体の外側環境においてイオン化気体を提供するために作用しているイオン化気体発生器、及び電子検出器として作用している少なくとも1つの非接地電極を含む、走査型電子顕微鏡が更にまた提供される。
好ましくは、非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡は、筐体の外側環境においてイオン化気体を提供するために作用しているイオン化気体発生器も含む。
本発明の好ましい実施態様に従って、イオン化気体がプラズマを形成する。
本発明の好ましい実施態様に従って、イオン化気体発生器がRFコイル及びイオン化光源のうちの少なくとも1つを含む。更に、または代替的に、イオン化気体発生器が加湿器を含む。
好ましくは、イオン化気体が、加湿ヘリウムガスを含む。更に、加湿ヘリウムガスが、20℃において少なくとも30%の相対湿度を有する。より好ましくは、加湿ヘリウムガスが20℃において少なくとも50%の相対湿度を有する。最も好ましくは、加湿ヘリウムガスが、20℃において少なくとも90%の相対湿度を有する。
好ましくは、少なくとも1つの非接地電極が、電子透過膜のための支持物の一部を形成する。
本発明の好ましい実施態様に従って、少なくとも1つの非接地電極がサンプル支持物に結合される。
本発明の好ましい実施態様に従って、少なくとも1つの非接地電極が電流源及び電圧源のうちの少なくとも1つに連結される。
好ましくは、電子検出器が、電流増幅器及び少なくとも1つのソース測定ユニット(SMU)のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の好ましい実施態様に従って、非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡が、サンプル支持物に結合され、かつ、電子検出器の一部として機能する少なくとも1つの追加的な非接地電極も含む。更に、少なくとも1つの非接地電極と少なくとも1つの追加的な非接地電極との少なくとも1つが、電流源及び電圧源のうちの少なくとも1つに連結される。
好ましくは、第1の非接地電極及び第2の非接地電極のうちの少なくとも1つが、電流源及び電圧源のうちの少なくとも1つに連結される。
図面の簡単な説明
本発明は、図面と併用される以下の詳細な説明からより十分に理解され、認識されるだろう。
図1Aは、本発明の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の簡略図である; 図1Bは、本発明の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の簡略図である; 図1Cは、本発明の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の簡略図である; 図1Dは、本発明の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の簡略図である; 図1Eは、本発明の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の簡略図である; 図1Fは、本発明の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の簡略図である; 図2Aは、図1A〜1Fのいずれかの走査型電子顕微鏡において役立つ5つの代替的電極構造の簡略図である; 図2Bは、図1A〜1Fのいずれかの走査型電子顕微鏡において役立つ5つの代替的電極構造の簡略図である; 図2Cは、図1A〜1Fのいずれかの走査型電子顕微鏡において役立つ5つの代替的電極構造の簡略図である; 図2Dは、図1A〜1Fのいずれかの走査型電子顕微鏡において役立つ5つの代替的電極構造の簡略図である; 図2Eは、図1A〜1Fのいずれかの走査型電子顕微鏡において役立つ5つの代替的電極構造の簡略図である; 図3Aは、図1A〜2Eのいずれかの走査型電子顕微鏡において有用な2つの代替的なサンプルホルダー電極構造の簡略図である; 図3Bは、図1A〜2Eのいずれかの走査型電子顕微鏡において有用な2つの代替的なサンプルホルダー電極構造の簡略図である;ならびに 図4A及び4Bは、上に示すタイプの走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の様々な異なる電気的接続の簡略図である。 図4C及び4Dは、上に示すタイプの走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の様々な異なる電気的接続の簡略図である。 図4E及び4Fは、上に示すタイプの走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の様々な異なる電気的接続の簡略図である。 図4G及び4Hは、上に示すタイプの走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の様々な異なる電気的接続の簡略図である。
好ましい実施態様の詳細な説明
図1Aについてこれから参照がなされ、該図1Aは、本発明の好ましい実施態様に従って構成され、かつ、作動している走査型電子顕微鏡100を示す。本発明の好ましい実施態様に従って、走査型電子顕微鏡100は、従来の走査型電子顕微鏡(SEM)カラム(column)102を含み、該カラム102の例は、ジェミニ(登録商標)カラムを基礎にしたSEMの一部を形成するSEMカラムであり、該ジェミニ(登録商標)カラムは、ドイツ国オーバーコッヘンのカールツァイスSMT有限会社から市販されている。SEMカラム102は、SEMカラム102の光軸106に沿って配置されたビーム開口部104を有する。SEMカラム102は、通常、真空下において維持される。
真空インターフェース108は、通常、管(conduit)109を経由して真空ポンプ(図示せず)に連結された真空筐体の形態において、ビーム開口部104におけるSEMカラム102の内側と周囲環境との間をインターフェースで接続し、真空を保持するビーム透過膜110を有して形成され、該膜110は、ビーム開口部104とともに光軸106に沿って一直線に並べられる。
膜110は、好ましくは、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されているモデル4104SN―BA膜である。本発明の好ましい実施態様に従って、膜110は電気的に接地されない。膜110の厚さは、ナノメートルの範囲内であり、縮尺通りには示されないことが留意される。
本発明の好ましい実施態様に従って、膜110が、膜ホルダー112によって真空インターフェース108上に支持され、該膜ホルダー112は、通常、ステンレス鋼等の電気的導体からなる開口を備えたディスクの形態である。膜ホルダー112は、密閉されて電気絶縁体114の下にあり、該電気的絶縁体114も、通常、開口を備えたディスクの形態である。電気絶縁体114は、真空インターフェース108の内面基底フランジ部116に密閉されて取り付けられる。
ここでは参照符号120によって指定されたサンプルが、膜110の下側に配置され、通常、最大500ミクロンの距離だけ膜110から距離をあけられ、光軸106に沿う向きを有する電子ビームが、これに作用するように位置を合わせられる。サンプル120は、好ましくはサンプルホルダー122によって支持される。サンプルホルダー122は、好ましくはステンレス鋼又はアルミニウム等の電気的導体からなり、接地されない。サンプルホルダー122は、好ましくは電気絶縁体124を介してサンプルマウント(sample mount)126上に支持され、該サンプルマウント126が、サンプルマニピュレータ128の一部を構成し得る。
好ましくは、ヘリウムまたは窒素等の気体が、通常、1以上の供給管130によって膜110及びサンプル120の間のスペースに投入される。
加湿ヘリウムガスが1以上の供給管130を介して投入されることが、本発明の実施の態様の特有の特徴である。好ましくは、米国ミシガン州アナーバーのMedArray社からのPDMSXA−2500等の加湿器140に少なくとも99%純粋なヘリウムガスを通過させることによって、加湿ヘリウムガスがもたらされる。好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも30%であり、より好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも50%であり、最も好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも90%である。
本発明の好ましい実施の態様に従って、第1電極として作動している膜ホルダー112と、第2電極として作動しているサンプルホルダー122との間に形成された容積が、2気圧より小さい陽圧において維持される。
図1Bについての参照がこれからなされ、該図1Bは、本発明の別の好ましい実施の態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡200を示す。本発明の好ましい実施態様に従って、走査型電子顕微鏡200は、従来のSEMカラム202を含み、該SEMカラム202の例は、ジェミニ(登録商標)カラムを基礎にしたSEMの一部を形成するSEMカラムであり、該ジェミニ(登録商標)カラムは、ドイツ国オーバーコッヘンのカールツァイスSMT有限会社から市販されている。SEMカラム202は、SEMカラム202の光軸206に沿って配置されたビーム開口部204を有する。SEMカラム202は、通常、真空下において維持される。
真空インターフェース208は、通常、管209を介して真空ポンプ(図示せず)に連結される真空筐体の形態において、ビーム開口部204のSEMカラム202の内側と周囲環境との間をインターフェースで接続し、真空を保持するビーム透過膜210を有して形成され、該膜210は、光軸206に沿ってビーム開口部204とともに一直線に並べられる。
膜210は、好ましくは、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されているモデル4104SN―BA膜である。本発明の好ましい実施態様に従って、膜210は、電気的に接地されない。膜210の厚さは、ナノメートルの範囲であり、縮尺通りには示されないことが留意される。
本発明の好ましい実施の態様に従って、膜210は、膜ホルダー212によって真空インターフェース208上に支持され、該膜ホルダー212は、通常、ステンレス鋼等の電気的導体からなる開口部を備えたディスクの形態である。膜ホルダー212は、密閉されて電気絶縁体214の下にあり、該電気絶縁体214も、通常、開口部を備えたディスクの形態である。電気絶縁体214は、真空インターフェース208の内面基底フランジ部216上に密閉されて取り付けられる。
サンプルは、ここでは参照符号220によって指定され、膜210の下側に配置され、通常、最大500ミクロンの距離だけ膜210から間隔を空け、光軸206に沿う向きを有する電子ビームがこれに作用するように、位置を合わせられる。サンプル220は、好ましくはサンプルホルダー222によって支持される。サンプルホルダー222は、好ましくはステンレス鋼またはアルミニウム等の電気的導体からなり、応用法に応じて、接地されてもよく、接地されなくてもよい。サンプルホルダー222は、電気絶縁体224を介してサンプルマウント226上に支持され得、該サンプルマウント226は、サンプルマニピュレータ228の一部を形成し得る。
好ましくは、ヘリウムまたは窒素等の気体は、通常、1以上の供給管230によって膜210及びサンプル220の間のスペースに投入される。本発明の好ましい実施態様に従って、RFコイル232が、好ましくは管230を取り囲んで提供されて、この中を通過する気体をイオン化させ、ひいては膜210及びサンプル220の間のスペースにプラズマを生成する。
加湿ヘリウムガスが1以上の供給管230を介して投入されることが、本発明の実施の態様の特有の特徴である。好ましくは、加湿ヘリウムガスが、少なくとも99%純粋なヘリウムガスを、米国ミシガン州アナーバーのMedArray社からのPDMSXA―2500等の加湿器240に通過させることによってもたらされる。好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度が、20℃において少なくとも30%であり、より好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度が、20℃において少なくとも50%であり、また、最も好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度が、20℃において少なくとも90%である。
本発明の好ましい実施態様に従って、第1電極として作用している膜ホルダー212と、第2電極として作用しているサンプルホルダー222との間に形成された容積が、2気圧より小さい陽圧において維持される。
図1Cに対してこれから参照がなされ、該図1Cは、本発明の別の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡300を示す。本発明の好ましい実施態様に従って、走査型電子顕微鏡300が従来のSEMカラム302を含み、該SEMカラム302の例は、ジェミニ(登録商標)カラムを基礎にしたSEMの一部を形成するSEMカラムであり、該ジェミニ(登録商標)カラムは、ドイツ国オーバーコッヘンのカールツァイスSMT有限会社から市販され、SEMカラム302は、SEMカラム302の光軸306に沿って配置されたビーム開口部304を有する。SEMカラム302は、通常、真空下において維持される。
真空インターフェース308は、通常、管309を介して真空ポンプ(図示しない)に連結された真空筐体の形態において、ビーム開口部304においてSEMカラム302の内側と、周辺環境とをインターフェースで接続し、真空インターフェース308は、真空を保持するビーム透過膜310を有して形成され、該膜310は、光軸306に沿ってビーム開口部304とともに一直線に並べられる。
膜310は、好ましくは、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターSPIサプライから市販されているモデル4104SN―BA膜である。本発明の好ましい実施態様に従って、膜310は、電気的に接地されない。膜310の厚さは、ナノメートルの範囲内であり、縮尺通りには示されないことが留意される。
本発明の好ましい実施態様に従って、膜310が、膜ホルダー312によって真空インターフェース308上に支持され、該膜ホルダー312は、通常、ステンレス鋼等の電気的導体からなる開口部を有するディスクの形態である。膜ホルダー312は、密閉されて電気絶縁体314の下にあり、該電気絶縁体314も、通常、開口を有するディスクの形態である。電気絶縁体314は、真空インターフェース308の内面基底フランジ部316上に密閉されて取り付けられる。
ここでは参照符号320によって指定されたサンプルが、膜310の下に配置され、通常、最大500ミクロンの距離だけ膜310から間隔を空けられ、光軸306に沿って向けられる電子ビームがこれに作用するように位置合わせされる。サンプル320は、好ましくはサンプルホルダー322によって支持される。サンプルホルダー322は、好ましくはステンレス鋼またはアルミニウム等の電気的導体からなり、応用法に応じて、接地されてもよく、接地されなくてもよい。サンプルホルダー322は、電気絶縁体324を介してサンプルマウント326上に支持され得、該サンプルマウント326が、サンプルマニピュレータ328の一部を形成し得る。
好ましくは、ヘリウムまたは窒素等の気体が、通常、1以上の供給管330によって膜310及びサンプル320の間のスペースに投入される。本発明の好ましい実施の態様に従って、膜310及びサンプル320の間のスペースの横に、RFコイル332がもたらされて、この内部に位置する気体をイオン化し、ひいては膜310及びサンプル320の間のスペースにおいてプラズマを生成する。
加湿ヘリウムガスが1以上の供給管330を介して投入されることが、本発明の実施の態様の特有の特徴である。好ましくは、加湿ヘリウムガスが、少なくとも99%純粋なヘリウムガスを、米国ミシガン州アナーバーのMedArray社からのPDMSXA−2500等の加湿器340に通過させることによってもたらされる。好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも30%であり、より好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度が、20℃において少なくとも50%であり、最も好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度が、20℃において少なくとも90%である。
本発明の好ましい実施の態様に従って、第1電極として作用している膜ホルダー312と、第2電極として作用しているサンプルホルダー322との間に形成された容積が、2気圧より小さい陽圧において維持される。
これから図1Dに対する参照がなされ、該図1Dは、本発明の別の好ましい実施の態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡400を示す。本発明の好ましい実施態様に従って、走査型電子顕微鏡400は、従来のSEMカラム402を含み、SEMカラム402の例は、ジェミニ(登録商標)カラムを基礎にしたSEMの一部を形成するSEMカラムであり、該ジェミニ(登録商標)カラムは、ドイツ国オーバーコッヘンのカールツァイスSMT有限会社から市販され、SEMカラム402は、SEMカラム402の光軸406に沿って配置されるビーム開口部404を有する。SEMカラム402は、真空下において通常、維持される。
真空インターフェース408は、通常、管409を介して真空ポンプ(図示せず)に連結された真空筐体の形態において、ビーム開口部404におけるSEMカラム402の内側と周辺環境との間をインターフェースで接続し、真空を保持するビーム透過膜410を有して形成され、該膜410が、光軸406に沿ってビーム開口部404とともに一直線に並べられる。
膜410は、好ましくは、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA膜である。本発明の好ましい実施態様に従って、膜410が電気的に接地されない。膜410の厚さは、ナノメートルの範囲内であり、縮尺通りには示されないことが留意される。
本発明の好ましい実施態様に従って、膜410が、膜ホルダー412によって真空インターフェース408上に支持され、該膜ホルダー412は、通常、ステンレス鋼等の電気的導体からなる開口部を有するディスクの形態である。膜ホルダー412は、密閉されて電気絶縁体414の下にあり、該電気絶縁体414も、通常、開口を有するディスクの形態である。電気絶縁体414は、真空インターフェース408の内面基底フランジ部416上に密閉されて取り付けられる。
ここでは参照符号420によって指定されるサンプルが、膜410の下側に配置され、通常、最大500ミクロンの距離だけ膜410から間隔を空け、光軸406に沿って向けられる電子ビームがこれに作用するように位置を合わせられる。サンプル420は、好ましくはサンプルホルダー422によって支持される。サンプルホルダー422は、好ましくはステンレス鋼またはアルミニウム等の電気的導体からなり、応用法に応じて、接地されてもよく、接地されなくてもよい。サンプルホルダー422は、電気絶縁体424を介してサンプルマウント426上に支持され得、該サンプルマウント426が、サンプルマニピュレータ428の一部を形成し得る。
好ましくは、ヘリウムまたは窒素等の気体が、膜410及びサンプル420の間のスペースに通常、1以上の供給管430によって投入される。本発明の好ましい実施態様に従って、レーザまたは水銀ランプ等のイオン化光源434が、膜410及びサンプル420の間のスペースの横に提供されて、この内部に配置された気体をイオン化し、ひいては、膜410及びサンプル420の間のスペースにおいてプラズマを生成する。
加湿ヘリウムガスが1以上の供給管430を介して投入されるということが、本発明の実施態様の特有の特徴である。好ましくは、少なくとも99%純粋なヘリウムガスを、米国ミシガン州アナーバーのMedArray社からのPDMSXA−2500等の加湿器440に通過させることによって、加湿ヘリウムガスがもたらされる。好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも30%、より好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも50%、最も好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも90%である。
本発明の好ましい実施態様に従って、第1電極として作用している膜ホルダー412と、第2電極として作用しているサンプルホルダー422との間に形成される容積が、2気圧よりも小さい陽圧において維持される。
これから図1Eに対する参照がなされ、該図1Eは、本発明の別の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡500を示す。本発明の好ましい実施態様に従って、走査型電子顕微鏡500は、従来のSEMカラム502を含み、該SEMカラム502の例は、ジェミニ(登録商標)カラムを基礎にしたSEMの一部を形成するSEMカラムであり、該ジェミニ(登録商標)カラムは、ドイツ国オーバーコッヘンのカールツァイスSMT有限会社から市販され、該SEMカラムが、SEMカラム502の光軸506に沿って配置されたビーム開口部504を有する。SEMカラム502は、通常、真空下において維持される。
真空インターフェース508は、通常、管509を介して真空ポンプ(図示せず)に連結された真空筐体の形態において、ビーム開口部504におけるSEMカラム502の内側と周辺環境との間をインターフェースで接続し、真空インターフェース508は、真空を保持するビーム透過膜510とともに形成され、該膜510が、光軸506に沿ってビーム開口部504とともに一直線に並べられる。
膜510は、好ましくは米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA膜である。本発明の好ましい実施態様に従って、膜510は、電気的に接地されない。膜510の厚さは、ナノメートルの範囲であり、縮尺通りには示されないことが留意される。
本発明の好ましい実施態様に従って、膜510が、膜ホルダー512によって真空インターフェース508上に支持され、該膜ホルダー512は、通常、ステンレス鋼等の電気的導体からなる開口部を有するディスクの形態である。膜ホルダー512が、密閉されて電気絶縁体514の下にあり、該電気絶縁体514も、通常、開口部を有するディスクの形態である。電気絶縁体514は、真空インターフェース508の内面基底フランジ部516上に密閉されて取り付けられる。
ここでは、参照符号520によって指定されたサンプルが、膜510の下側に配置され、通常最大500ミクロンの距離だけ膜510から間隔を空けて、光軸506に沿って向けられる電子ビームがこれに作用するように位置を合わせられる。サンプル520は、好ましくはサンプルホルダー522によって支持される。サンプルホルダー522は、好ましくはステンレス鋼またはアルミニウム等の電気的導体からなり、応用法に応じて、接地されていてもよく、接地されなくてもよい。サンプルホルダー522は、電気絶縁体524を介してサンプルマウント526上に支持され得、該サンプルマウント526が、サンプルマニピュレータ528の一部を形成し得る。
好ましくは、ヘリウムまたは窒素等の気体が、通常、1以上の供給管530によって膜510及びサンプル520の間のスペースに投入される。本発明の好ましい実施の態様に従って、レーザまたは水銀ランプ等のイオン化光源534が、真空インターフェース508及び膜510を通ってイオン化光線を案内して、膜510及びサンプル520の間のスペースに配置された気体をイオン化し、ひいては膜510及びサンプル520の間の空間においてプラズマを生成する。
加湿ヘリウムガスが1以上の供給管530を介して投入されることが、本発明の実施の態様に特有の特徴である。好ましくは、加湿ヘリウムガスは、少なくとも99%純粋なヘリウムガスを、米国ペンシルベニア州アナーバーのMedArray社からのPDMSXA−2500等の加湿器540に通過させることによってもたらされる。好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも30%であり、より好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも50%であり、最も好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも90%である。
本発明の好ましい実施の態様に従って、第1電極として作用している膜ホルダー512と、第2電極として作用しているサンプルホルダー522との間に形成される容積が、2気圧より小さい陽圧において維持される。
これから図1Fについての参照がなされ、該図1Fは、本発明の別の好ましい実施態様に従って構成され、作動している走査型電子顕微鏡600を示す。本発明の好ましい実施態様に従って、走査型電子顕微鏡600が、従来のSEMカラム602を含み、該SEMカラム602の例は、ジェミニ(登録商標)カラムを基礎にしたSEMの一部を形成するSEMカラムであり、該ジェミニ(登録商標)カラムは、ドイツ国オーバーコッヘンのカールツァイスSMT有限会社から市販され、SEMカラム602は、SEMカラム602の光軸606に沿って配置されたビーム開口部604を有する。SEMカラム602は、通常、真空下において維持される。
真空インターフェース608は、通常、管609を介して真空ポンプ(図示せず)に連結された真空筐体の形態において、ビーム開口部604におけるSEMカラム602の内側と周辺環境とをインターフェースで接続し、真空を保持するビーム透過膜610を有して形成され、該膜610が、光軸606に沿ってビーム開口部604とともに一直線に並べられる。
膜610は、好ましくは米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA膜である。本発明の好ましい実施の態様に従って、膜610は、電気的に接地されない。膜610の厚さは、ナノメートルの範囲であり、縮尺通りには示されないことが留意される。
本発明の好ましい実施の態様に従って、膜610が、膜ホルダー612を用いて、真空インターフェース608上に支持され、該膜ホルダーは、通常、ステンレス鋼等の電気的導体からなる開口部を有するディスクの形態である。膜ホルダー612が、密閉されて電気絶縁体614の下にあり、該電気絶縁体614も、通常、開口部を有するディスクの形態である。電気絶縁体614は、真空インターフェース608の内面基底フランジ部616上に密閉されて取り付けられる。
ここでは参照符号620によって指定されるサンプルは、膜610の下側に配置され、通常、最大500ミクロンの距離だけ膜610から間隔を空けられ、光軸606に沿って向けられる電子ビームがこれに作用するように位置を合わせられる。サンプル620は、好ましくはサンプルホルダー622によって支持される。サンプルホルダー622は、好ましくはステンレス鋼またはアルミニウム等の電気的導体からなり、応用法に応じて、接地されてもよく、接地されなくてもよい。サンプルホルダー622は、電気絶縁体624を介してサンプルマウント626上に支持され得、該サンプルマウント626が、サンプルマニピュレータ628の一部を構成し得る。
好ましくは、ヘリウムまたは窒素等のガスが、通常、1以上の供給管630によって膜610及びサンプル620の間のスペースに投入される。本発明の好ましい実施の態様に従って、電子ビーム源634が、好ましくは1〜10KeVのエネルギーを有する電子ビームを、真空インターフェース608及び膜610を通って案内して、膜610及びサンプル620の間のスペースに配置される気体をイオン化し、ひいては膜610及びサンプル620の間のスペースにおいてプラズマを生成する。
加湿ヘリウムガスが1以上の供給管630を介して投入されるということが、本発明の実施態様の特有の特徴である。好ましくは、加湿ヘリウムガスは、少なくとも99%純粋なヘリウムガスを米国ミシガン州アナーバーのMedArray社からのPDMSXA−2500等の加湿器640に通過させることによってもたらされる。好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも30%であり、より好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも50%であり、最も好ましくは、加湿ヘリウムガスの相対湿度は、20℃において少なくとも90%である。
本発明の好ましい実施態様に従って、第1電極として作用している膜ホルダー612と、第2電極として作用しているサンプルホルダー622との間に形成される容積は、2気圧より小さい陽圧において維持される。
これから図2A〜2Eに対する言及がなされ、該図2A〜2Eは、図1A〜1Fのいずれかの走査型電子顕微鏡において有用な5つの代替的電極構造の簡略図である。
図2Aを見ると、ここでは、真空を保持するビーム透過膜は、電導性周辺膜支持フレーム700を含むことがわかり、該支持フレーム700は、通常、シリコンまたはステンレス鋼からなり、該支持フレーム700には、相対的な薄膜部702が取り付けられ、該薄膜部702は、好ましくは100nmより薄い厚さ、より好ましくは2〜50nmの間の、好ましくはシリコン窒化物、シリコン、炭素、またはポリマーからなる。かかる膜支持フレーム700及び薄膜部702の一例は、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA30nm窒化ケイ素膜である。
膜支持フレーム700は、電導性膜支持物704に密閉されて接着される。該電導性膜支持物704は、今度は電気絶縁用ディスク706の下に密閉されて取り付けられる。絶縁用ディスク706は、真空インターフェース710のフランジ部708の底面に密閉されて取り付けられる。該真空インターフェース710は、好ましくはフランジ部708及び絶縁用ディスク706の間の密閉を強化するためのシーリングリング712を有して形成される。
これから図2Bを見ると、ここでは、真空を保持するビーム透過膜が、電導性周辺膜支持フレーム720を含むことが分かり、該膜支持フレーム720は、通常、シリコンまたはステンレス鋼からなり、該膜支持フレーム720上には、相対的な薄膜部722が取り付けられ、該薄膜部722は、好ましくは100nmより薄い厚さ、より好ましくは2〜50nmの間の厚さの、好ましくは窒化ケイ素、シリコン、炭素、またはポリマーからなる。かかる膜支持フレーム720及び薄膜部722の一例は、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA30nm窒化ケイ素膜である。
膜支持フレーム720は、電気絶縁用ディスク726の下に密閉されて取り付けられる。絶縁用ディスク726は、真空インターフェース730のフランジ部728の底面に密閉されて取り付けられ、該真空インターフェース730は、好ましくはフランジ部728及び絶縁用ディスク726の間の密閉を強化するためのシーリングリング732を有して形成される。
これから図2Cを見れば、ここでは、真空を保持するビーム透過膜が周辺膜支持フレーム740を含むことが分かり、該支持フレーム740が、通常、シリコンまたはステンレス鋼からなり、該支持フレーム740上に取り付けられるのは、相対的な薄膜部742であり、該薄膜部742は、好ましくは100nmより薄い厚さ、より好ましくは2〜50nmの間の厚さの好ましくは窒化ケイ素、シリコン、炭素、またはポリマーからなる。かかる膜支持フレーム740及び薄膜部742の一例は、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA30nm窒化ケイ素膜である。
膜支持フレーム740は、電導性膜支持物744に密閉されて接着され、該膜支持物744が、今度は電気絶縁用ディスク746の下に密閉されて取り付けられる。絶縁用ディスク746は、真空インターフェース750のフランジ部748の底面に密閉されて接着され、該真空インターフェース750が、好ましくはフランジ部748及び絶縁用ディスク746の間の密閉を強化するためのシーリングリング752を有して形成される。
図2Aの実施態様と区別されるように、絶縁用ディスク756に接着され、かつ、絶縁用ディスク756の下にある導電性ディスク754が更にもたらされ、該絶縁用ディスク756が今度は導電性膜支持物744に接着され、導電性膜支持物744の下にある。
これから図2Dを見ると、ここでは、真空を保持するビーム透過膜が、周辺膜支持フレーム760を含むことが分かり、該膜支持フレーム760が、通常、シリコンまたはステンレス鋼からなり、膜支持フレーム760上に取り付けられるのは、相対的な薄膜部762であり、該薄膜部762は、好ましくは100nmより薄い厚さ、より好ましくは2〜50nmの間の厚さの、好ましくは窒化ケイ素、シリコン、炭素、またはポリマーである。かかる膜支持フレーム760及び薄膜部762の一例は、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターのSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA30nm窒化ケイ素膜である。
膜支持フレーム760は、膜支持物764に密閉されて接着され、該膜支持物764が、今度は電気絶縁用ディスク766の下に密閉して取り付けられる。絶縁用ディスク766は、真空インターフェース770のフランジ部768の底面に密閉されて接着され、該真空インターフェース770は好ましくはフランジ部768及び絶縁用ディスク766の間の密閉を強化するためのシーリングリング772を有して形成される。
図2Aの実施の態様から区別されるように、ここでは、膜支持フレーム760及び膜支持物764は、導電性であってもなくてもよく、膜支持フレーム760及び膜支持物764に接着されてこれらの下にある導電層774が更にもたらされる。
これから図2Eを見ると、ここでは、真空を保持するビーム透過膜が、周辺膜支持フレーム780を含むことが分かり、該周辺膜支持フレーム780は、通常、シリコンまたはステンレス鋼からなり、該周辺膜支持フレーム780に取り付けられるのは、相対的な薄膜部782であり、該薄膜部782は、好ましくは100nmよりも薄い厚さ、より好ましくは2〜50nmの間の厚さの、好ましくは窒化ケイ素、シリコン、炭素、またはポリマーである。かかる膜支持フレーム780及び薄膜部782の一例は、米国ペンシルベニア州ウェストチェスターSPIサプライから市販されるモデル4104SN―BA30nm窒化ケイ素膜である。
膜支持フレーム780は、膜支持物784に密閉されて接着され、該膜支持物784が今度は電気絶縁用ディスク786の下に密閉されて取り付けられる。絶縁用ディスク786は、真空インターフェース790のフランジ部788の底面に密閉されて取り付けられ、該真空インターフェース790は、好ましくはフランジ部788及び絶縁用ディスク786の間の密閉を強化するためのシーリングリング792を有して形成される。
図2Dの実施の態様と区別されるように、ここでは、膜支持フレーム780及び膜支持物784は導電性であり、絶縁層794は、導電層795及び膜支持フレーム780及び膜支持物784の間に入れられる。この構造において、導電層795は、連続している必要はなく、例えば、図示するように互いに電気絶縁された四分円(electrically insulated quadrants)796,797,798及び799に配置されてもよい。絶縁層794は、ここでは、概してディスク状の形状を有することが分かる。
これから図3A及び3Bに対して言及がなされ、図1A〜2Eのいずれかの走査型電子顕微鏡において有用な2つの代替的なサンプルホルダー電極構造の簡略図である。
図3Aを見ると、サンプルホルダーは、サンプルホルダーベースエレメント800を含むことが分かり、該ベースエレメント800は、通常、環状ベース部802及び円周シリンダー側壁804を含み、これらとともに一体的に形成される。ベースエレメント800は、好ましくはアルミニウムまたはステンレス鋼等の電導体からなり、好ましくはサンプルマニピュレータ806上に取り付けられる。
好ましくは、環状ベース802上に配置された電気絶縁用ディスク808がもたらされ、該電気絶縁用ディスク808上には、好ましくはディスク810が配置され、該ディスク810は、電導性材料、通常、アルミニウムまたはステンレス鋼からなる。サンプル812は、少なくとも1つの電子ビームによって作用されるように、ディスク810上に取り付けられ得る。
図3Bを見ると、ここでは、サンプルホルダーが、図3Aの実施態様と同様に、サンプルホルダーベースエレメント820を含むことが分かり、該ベースエレメント820は、通常、環状ベース部822及び円周シリンダー側壁824を含み、これらと一体的に形成される。ベースエレメント820は、好ましくはアルミニウムまたはステンレス鋼等の電導体からなり、好ましくはサンプルマニピュレータ826に取り付けられる。
好ましくは、環状ベース822に配置された電気絶縁用ディスク828がもたらされ、該電気絶縁用ディスク828上に配置されるのは、好ましくはディスク830であり、該ディスク830は、電導性材料、通常、アルミニウムまたはステンレス鋼からなる。サンプル832は、少なくとも1の電子ビームによって作用されるように、ディスク830上に取り付けられ得る。
図3Aの実施態様と区別されるように、図3Bの実施態様において更なる電導性の開口部を有するディスク834がもたらされ、該ディスク834はベースエレメント820上に取り付けられ、電気絶縁性リング836によってこれから電気的に絶縁される。
これから図4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G及び4Hに対して参照がなされ、該図4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G及び4Hは、本明細書中に先に示されたタイプの走査型電子顕微鏡の様々な実施態様の様々な異なる電気的接続の簡略図である。
図4Aを見ると、膜ホルダー900の構造は、図2Cに示すものと同様であり、サンプルホルダー902の構造は、図3Aに示すものと同様であることが分かる。導電性ディスク810(図3A)が電極として動作し、電圧源904に連結されることが分かる。開口部を有するディスク754(図2C)は、グランドに連結されたときに追加的な電極として動作し、開口部を有するディスク744は、出力電極として動作し、電流増幅器906を介して検出回路(図示せず)に連結されることが分かる。
図4Bを見ると、膜ホルダー910の構造は、図2Cに示されたものと同様であり、サンプルホルダー912の構造は、図3Aに示されたものと同様であることが分かる。導電性ディスク810(図3A)は、電極として動作し、電流源914に連結されることが分かる。開口部を有するディスク754(図2C)は、グランドに連結されたときに追加的な電極として動作し、開口部を有するディスク744は、出力電極として動作し、電流増幅器916を介して検出回路(図示せず)に連結されることも分かった。
図4Cを見ると、膜ホルダー920の構造は、図2Cに示されるものと同様であり、サンプルホルダー922の構造は、図3Aに示すものと同様である。導電性ディスク810(図3A)は、浮遊しており、グランドとも電圧源または電流源とも連結されていないことが分かる。開口部を有するディスク754(図2C)は、グランドに連結されたときに電極として動作し、開口部を有するディスク744は、出力電極として動作し、電流増幅器924を介して検出回路(図示せず)に連結されることも分かる。
図4Dを見ると、膜ホルダー930の構造は、図2Cに示すものと同様であり、サンプルホルダー932の構造は、図3Aに示すものと同様であることが分かる。開口部を有するディスク744(図2C)は、電極として動作し、電圧源934に連結されることが分かる。開口部を有するディスク754(図2C)は、グランドに連結されるときに追加的な電極として動作し、導電性ディスク810(図3A)は、出力電極として動作し、電流増幅器936を介して検出回路(図示せず)に連結されることも分かる。
図4Eを見ると、膜ホルダー940の構造は、図2Cに示すものと同様であり、サンプルホルダー942の構造は、図3Aに示すものと同様であることが分かる。開口部を有するディスク744(図2C)は、電極として動作し、電流源944に連結されることが分かる。開口部を有するディスク754(図2C)は、グランドに連結されるときに追加的な電極として動作し、導電性ディスク810(図3A)が、出力電極として動作し、電流増幅器946を介して検出回路(図示せず)に連結されることも分かる。
図4Fを見ると、膜ホルダー950の構造は、図2Cに示すものと同様であり、サンプルホルダー952の構造は、図3Aに示すものと同様であることが分かる。開口部を有するディスク744(図2C)は、浮遊しており、グランドとも電圧源または電流源とも連結されないことが分かる。開口部を有するディスク754(図2C)は、グランドに連結されたときに電極として動作し、導電性ディスク810(図3A)が出力電極として動作し、電流増幅器956を介して検出回路(図示せず)に連結されることも分かる。
図4Gを見ると、膜ホルダー960の構造は、図2Cに示すものと同様であり、サンプルホルダー962の構造は、図3Aに示すものと同様であることが分かる。導電性ディスク810(図3A)は、浮遊しており、グランドとも電圧または電流源とも連結されないことが分かる。開口部を有するディスク754(図2C)は、グランドに接続されたときに電極として動作し、開口部を有するディスク744は、出力電極として動作し、ソース測定ユニット(SMU)964を介して検出回路(図示せず)に連結されることも分かる。
図4Hを見ると、膜ホルダー970の構造は、図2Eに示すものと同様であり、サンプルホルダー972の構造は、図3Bに示すものと同様であることが分かる。導電性ディスク830(図3B)は、電極として動作し、SMU974を介して検出回路(図示せず)に連結されることが分かる。開口部を有するディスク834も、電極として動作し、SMU976を介して検出回路(図示せず)に連結されることも分かる。それぞれの四分円796,797,798及び799(図2E)は、追加的な電極として動作し、それぞれが、別個のSMUを介して検出回路(図示せず)に連結されることが更に分かる。図4Hにみられるように、四分円796は、SMU978に連結され、四分円797は、SMU980に連結される。四分円798及び799は、それぞれ異なるSMU(図示せず)に連結される。
本明細書中に先に具体的に示され、記述されたものに本発明が限定されないことが、当業者によって理解されるだろう。むしろ、発明の範囲は、本明細書中に先に記述された様々な特徴の組み合わせ及び部分的組み合わせと、先の記載を当業者が読んだ時に思い付き、かつ、先行技術でないこれらの変更及び変形例との両方を含む。

Claims (19)

  1. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記走査型電子顕微鏡が、
    真空下において維持される筐体内に配置された電子源;
    真空下において維持される前記筐体の内側環境と、真空下において維持されない前記筐体の外側環境とを区切る前記筐体の開口部に配置された電子透過膜であって、電気的に接地されていない前記電子透過膜;及び
    電子検出器として作動する少なくとも1の非接地電極、
    を含む、走査型電子顕微鏡。
  2. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、該走査型電子顕微鏡が、
    真空下において維持された筐体内に配置された電子源;
    真空下において維持される前記筐体の内側環境と、真空下において維持されない前記筐体の外側環境とを区切る前記筐体の開口部に配置された電子透過膜;及び
    前記電子透過膜のための支持物として作用しており、かつ、電子検出器の一部として機能する、少なくとも1つの非接地電極、
    を含む、走査型電子顕微鏡。
  3. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記走査型電子顕微鏡が、
    真空下において維持された筐体内に配置された電子源;
    真空下において維持される前記筐体の内側環境と、真空下において維持されない前記筐体の外側環境とを区切る前記筐体の開口部に配置された電子透過膜;
    前記電子透過膜のための支持物として作用しており、かつ、電子検出器の一部として機能する、第1の非接地電極;及び
    サンプル支持物に結合されて作用しており、かつ、電子検出器の一部として機能する、第2の非接地電極を含み、
    概して前記第1及び第2の電極の間の容積が、概して2気圧よりも小さい陽圧で維持される、走査型電子顕微鏡。
  4. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記走査型電子顕微鏡が、
    真空下において維持された筐体内に配置された電子源;
    真空下において維持される前記筐体の内側環境と、真空下において維持されない前記筐体の外側環境とを区切る前記筐体の開口部において配置される電子透過膜;
    前記筐体の前記外側環境においてイオン化気体を提供するために作動しているイオン化気体発生器;及び
    電子検出器として作動している少なくとも1つの非接地電極、
    を含む、走査型電子顕微鏡。
  5. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、かつ、前記筐体の前記外側環境においてイオン化気体を提供するために作動しているイオン化気体発生器を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の走査型電子顕微鏡。
  6. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記イオン化気体がプラズマを形成する、請求項4または請求項5に記載の走査型電子顕微鏡。
  7. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記イオン化気体発生器が、RFコイル及びイオン化光源のうちの少なくとも1つを含む、請求項4または請求項5に記載の走査型電子顕微鏡。
  8. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記イオン化気体発生器が加湿器を含む、請求項4または請求項5に記載の走査型電子顕微鏡。
  9. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記イオン化気体が加湿ヘリウムガスを含む、請求項4または請求項5に記載の走査型電子顕微鏡。
  10. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記加湿ヘリウムガスが、20℃において少なくとも30%の相対湿度を有する、請求項9に記載の走査型電子顕微鏡。
  11. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記加湿ヘリウムガスが、20℃において少なくとも50%の相対湿度を有する、請求項9に記載の走査型電子顕微鏡。
  12. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記加湿ヘリウムガスが、20℃において少なくとも90%の相対湿度を有する、請求項9に記載の走査型電子顕微鏡。
  13. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記少なくとも1つの非接地電極が、前記電子透過膜のための支持物の一部を形成する、請求項1に記載の走査型電子顕微鏡。
  14. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記少なくとも1つの非接地電極がサンプル支持物に結合される、請求項1に記載の走査型電子顕微鏡。
  15. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記少なくとも1つの非接地電極が、電流源及び電圧源のうちの少なくとも1つに連結される、請求項1または請求項4に記載の走査型電子顕微鏡。
  16. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記電子検出器が、電流増幅器及び少なくとも1つのソース測定ユニット(SMU)のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の走査型電子顕微鏡。
  17. 非真空においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、サンプル支持物に結合され、かつ、電子検出器の一部として機能する少なくとも1つの追加的な非接地電極を含む、請求項2に記載の走査型電子顕微鏡。
  18. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、
    前記少なくとも1つの非接地電極及び前記少なくとも1つの追加的な非接地電極のうちの少なくとも1つが、電流源及び電圧源のうちの少なくとも1つに連結される、請求項17に記載の走査型電子顕微鏡。
  19. 非真空環境においてサンプルを撮像するために適した走査型電子顕微鏡であって、前記第1の非接地電極及び前記第2の非接地電極のうちの少なくとも1つが、電流源及び電圧源のうちの少なくとも1つに連結される、請求項3に記載の走査型電子顕微鏡。

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