JP2016511184A - 気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置 - Google Patents

気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置を公開し、特に、アクチュエータに設けられた定軸点式の偏心カムにより管体を変位させ、空気圧縮機によりタイヤに対して気体を注入するか、破損したタイヤに対してパンク修理剤を注入する。該装置は、内部に設置された空気圧縮機と、パンク修理用の化学接着剤を中に有するシール・ポンプアップ装置の筐体と、を含み、空気圧縮機によりタイヤに対して気体を注入するか、破損したタイヤに対してパンク修理剤を注入するとともに気体を注入してタイヤを修理する。

Description

本発明は、気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置に関し、特に、アクチュエータに設けられた定軸点式の偏心カムにより管体を変位させ、空気圧縮機によりタイヤに対して気体を注入するか、又は破損したタイヤに対してパンク修理剤を注入する、気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置に関する。
従来のシール・ポンプアップ装置は、基本的に蓋体、缶体及び管体から構成される。缶体内には、パンク修理用の化学接着剤が充填される。蓋体は、2つのマニホールドを有し、そのうち一方のマニホールドは、空気圧縮機により発生された高圧空気を受けるのに用い、他方のマニホールドは、化学接着剤の出力に用いる。管体は、蓋体に接続され、蓋体が缶体に結合された後、管体が缶体内に収容される。現段階で提供されている破損したタイヤを補修する装置としては、空気圧縮機を内部に有する筐体と、分離式のシール・ポンプアップ装置との組み合わせが採用され、必要に応じてユーザはシール・ポンプアップ装置の吸気マニホールドに取り付けた第1のホースを筐体の排気コネクタに接続させ、シール・ポンプアップ装置の接着剤排出マニホールドに取り付けた第2のホースを、破損したタイヤのノズルへ接続させ、筐体内の空気圧縮機をオンし、シール・ポンプアップ装置の缶内の化学接着剤を押出して破損したタイヤ内へ進入させることにより、タイヤを修理する目的を達成することができる。しかし、このような筐体及びシール・ポンプアップ装置の設計は、使用上、シール・ポンプアップ装置によりタイヤを修理することしかできず、単独でタイヤに気体を注入させることはできなかった。
従来の装置に存在していた欠点に鑑み、本発明者は、アクチュエータに設けられた定軸点式の偏心カムにより管体を変位させ、空気圧縮機によりタイヤに対して気体を注入するか、破損したタイヤにパンク修理剤を注入することができる、気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置を開発した。
(発明の内容)
本発明が解決する技術的問題は、空気圧縮機によりタイヤに対して気体注入を行うか、破損したタイヤに対してパンク修理剤の注入及び気体注入を行う、気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置を提供することにある。
上述の技術的問題を解決するために、本発明の技術的解決手段は、気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置であり:
高圧空気を発生させる空気圧縮機及びシール・ポンプアップ装置が内設され、該シール・ポンプアップ装置には2つのマニホールドが設けられ、空気圧縮機が発生させた高圧空気を第1のマニホールドにより受け取り、シール・ポンプアップ装置内の化学接着剤を第1のマニホールドにより出力する筐体を含む。
上述のシール・ポンプアップ装置は、缶体及び蓋体を有し、該缶体は、内空状であり、かつ、開口端及び底端を有し、チャンバには、シール・ポンプアップ用の化学接着剤が充填され;蓋体は、缶体と螺合され、蓋体の上下端には、互いに連通した下円連通管及び上円連通管が延設され、下円連通管の管体周壁上には、複数の貫通溝が間隔をおいて形成され、下円連通管の底端には、略内径に向かって延びた平面円環状の底ショルダが設けられ、該環状の底ショルダには、下円連通管内の内流通室と連通した円孔が形成され、上円連通管の頂端は開口状を呈して開口を有し、上円連通管上には、内流通室と連通した第1のマニホールド及び第2のマニホールドが設けられ;ばねは、上円連通管の開口に挿入され、下円連通管の内流通室底端の底ショルダ上に位置し;適宜な長さで内空部を有する管体は、管外径が大きめの頂端部を有し、頂面に封止面が形成され、該頂端部は、シールリングを有し、該管体の底端部末端は、開放式の開口を呈し、該管体の頂端部下方には、管外径が大きめで、僅かに互いに離間された2つの上環状ショルダと2つの下環状ショルダとが設けられ、頂端部と上環状ショルダとの間には、管体外径が小さめの第1のネック環溝が形成され、第1のネック環溝には、管体の内外を連通させる挿入孔が形成され、上環状ショルダと下環状ショルダとの間には、管外径が小さめの第2のネック環溝が形成され、2つの上環状ショルダと1つの下環状ショルダとの間には、シールリングがそれぞれ設けられ、管体の底端部は、上円連通管の開口から挿入され、底フランジの円孔から延ばされると、管体の下環状ショルダがばねの頂端に当接され、蓋体の上円連通管及び下円連通管内に当接されると、第1のネック環溝及び第2のネック環溝と、上円連通管及び下円連通管の内管壁間に変位可能な環状空隙が形成され;アクチュエータは、前述の上円連通管上の軸孔に枢着され、前述の管体頂端の封止面に当接され、該アクチュエータの動作により管体が変位する。
上述の上円連通管の開口端には、頂端が開放式で、底端に封止面を有する互いに対向した1対の貫通溝が形成され、前述の軸孔は、該1対の貫通溝間に位置し;前述のアクチュエータの一端には、偏心カムが設けられ、偏心カムの両側には1対の軸柱が設けられ、アクチュエータの他端には、プレート部が設けられ、アクチュエータが軸柱により前述の上円連通管上の軸孔に枢着され、アクチュエータの偏心カムは、上円連通管の開口端に位置して前述の管体頂端の封止面に当接され、プレート部は、軸柱を揺動中心として、上円連通管の互いに対向した2つの貫通溝により該アクチュエータが半円周の軸点揺動を行う。
上述の筐体は、第1の筐体、第2の筐体及び第3の筐体の組み合わせにより構成され、筐体内には、複数の分離プレートが設けられ、それは空気圧縮機、シール・ポンプアップ装置及び圧力計を分離して筐体内の分離プレート間に安定的に収容し、第1のホースは、一端が前述の蓋体の第1のマニホールドに接続され、第1のマニホールドは、空気圧縮機が生成した高圧空気を受け取り、第2のホースは、前述の蓋体の第2のマニホールドに接続され、第2のマニホールドから出力された化学接着剤が第2のホースを介し、破損したタイヤ内に流入され、第3のホースは、圧力計に接続され、筐体からホースが1本だけ露出される。
上述の構造を採用した後、本発明に係る気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置は、内部に設置された空気圧縮機と、パンク修理用の化学接着剤を中に有するシール・ポンプアップ装置の筐体と、を含むため、タイヤに対して気体を注入するか、破損したタイヤに対してパンク修理剤を注入するとともに気体を注入してタイヤ修理の目的を達成する。
(実施方式)
本発明の技術手段を開示するために、具体的な実施例により本発明を詳細に説明する。
まず、図1及び図2を参照する。本発明に係る気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置は、空気圧縮機14、筐体、シール・ポンプアップ装置9及び圧力計18を含む。筐体は、第1の筐体11、第2の筐体12及び第3の筐体13の組み合わせにより構成される。第1の筐体11内には、複数の分離プレート110が設けられ、それは空気圧縮機14及び圧力計18を分離して第1の筐体11内の分離プレート110間に安定的に収容され、第1の筐体11の外面には、空気圧縮機14をオン・オフするスイッチ111が設けられる。第1の筐体11内には、位置決め孔113を有する複数の位置決めピン112が設けられ、第2の筐体12の外面には、開口状で湾曲式の内凹部121と、第1の筐体11の位置決め孔113に対応した複数の穿孔122とが設けられ、複数の螺着部材7を第2の筐体12の穿孔122と、第1の筐体11の位置決め孔113とに順次挿設し、組み合わされた第1の筐体11及び第2の筐体12の上側面の接合箇所には貫通孔123が形成され、ユーザが見易いように、貫通孔123から圧力計18が露出され、第1の筐体11及び第2の筐体12のサイドパネル114,124の接合箇所には、貫通孔125が形成される。サイドパネル114,124の縁部には、凸板115,126が垂直に延設され、内周空間130(図5を参照する)を有する第3の筐体13の上側面の縁部には、切欠溝133が凹設される。第3の筐体13の外側板の略上端の箇所には、完全に貫通した貫通孔132が形成される。貫通孔132の一側には、内凹部131が形成される。内凹部131は、第3の筐体130と第1の筐体11,第2の筐体12とが接続された側辺板に至るまで延びて第2の筐体12の内凹部121に対応するとともに、第1の筐体11,第2の筐体12と接続された側辺板の縁部に係合部134が設けられ、第1の筐体11及び第2の筐体12の凸板115,126に係合される。上述のシール・ポンプアップ装置9は、第3の筐体13の内周空間130に設置されて第1の筐体11及び第2の筐体12のサイドパネル114,124に当接され、安定的に位置決めされるため、傾いたり倒れたりすることがない。図5を併せて参照する。第1のホース15は、一端が空気圧縮機14の排気マニホールド141に接続され、他端がシール・ポンプアップ装置9の第1のマニホールド37と接続される。第2のホース16は、一端がシール・ポンプアップ装置9の第2のマニホールド38と接続され、他端がタイヤバルブ(図示せず)に接続される。第3のホース17は、一端が空気圧縮機14の排気マニホールド142と接続され、他端が圧力計18に接続される。スイッチ111がオンされると、空気圧縮機14により発生された高圧空気が第1のホース15、シール・ポンプアップ装置9の内部、第2のホース16を介してタイヤ内に進入し、気体を注入するか、化学接着剤23を注入してタイヤを修理して気体を注入する。本発明では1本のホースだけが筐体の外側に露出され、ホースは前述の第2のホース16である。
図3〜図6を併せて参照する。上述のシール・ポンプアップ装置9は、基本的に缶体2、蓋体3及び管体5を有する。缶体2は、中空状である上、開口端21及び底端24を有する。缶体2のチャンバ22には、タイヤ修理用の化学接着剤23が充填される(図5及び図6を参照する)。蓋体3は、螺着方式又は熱溶着方式により缶体2と結合され、本実施例では、蓋体3が接続部31により缶体2の開口端21に螺着される。蓋体3の上下端には、互いに連通した下円連通管32及び上円連通管36が延設され、下円連通管32の周囲と蓋体3の接続部31との間の蓋体3の底壁には、フランジ311が延設され、フランジ311と接続部31との間に設置したワッシャ312により、缶体2の開口端21に蓋体3を安定的かつ密閉的に螺着し、下円連通管32の管体周壁上には、複数の貫通溝34が間隔をおいて形成され、かつ、下円連通管32の底端には、略径方向へ延びた平面円環形状の底フランジ33が設けられる。環状底フランジ33には、下円連通管32内の内流通室35と連通する円孔331が形成される(図4を参照する)。上円連通管36の頂端は開口状を呈して開口39を有し、開口39の端部には、互いに対向した1対の頂端が開放式となっており、底端に封止面の貫通溝392が形成され、貫通溝392間には依然として互いに対向した軸孔391が形成されている(図1を併せて参照する)。上円連通管36には、内流連通室と連通する第1のマニホールド37及び第2のマニホールド38が設けられる。
ばね6は、上円連通管36の開口39を介して挿入されて下円連通管32の内流通室35底端の底フランジ33上に位置する。
上述の管体5は、適宜な長さで、内空部50を有し、それは大きめの管外径の頂端部51を有し、頂面が封止面510を呈する。頂端部51は、シールリング511を有する。管体5の底端部59末端は、開放式の開口590を呈する。上述した管体5の頂端部51下方には、管外径が大きめで、僅かに互いに離間された2つの上環状ショルダ52と2つの下環状ショルダ56とが設けられる。頂端部51と上環状ショルダ52との間には、管体外径が小さめの第1のネック環溝55が形成される。第1のネック環溝55には、管体5の内外を連通させる挿入孔550が形成される。上環状ショルダ52と下環状ショルダ56との間には、管外径が小さめの第2のネック環溝58が形成され、2つの上環状ショルダ52と2つの下環状ショルダ56との間には、シールリング53,57がそれぞれ設けられる。管体5の底端部59は、上円連通管36の開口39から挿入され、底フランジ33の円孔331から延ばされると、管体5の下環状ショルダ56がばね6の頂端に当接され、蓋体3の上円連通管36及び下円連通管32内に当接されると、第1のネック環溝55及び第2のネック環溝58と、上円連通管36及び下円連通管32の内管壁間に変位可能な環状空隙301,302が形成される。アクチュエータ4は、その一端に偏心カム41が設けられ、偏心カム41の両側には1対の軸柱411が設けられ(図2を併せて参照する)、アクチュエータ4の他端には、プレート部42が設けられる。アクチュエータ4は、軸柱411を介して前述した上円連通管36の軸孔391に枢着され、アクチュエータ4の偏心カム41が上円連通管36の開口39端に位置し、前述の管体5の頂端の封止面510に当接され、プレート部42は軸柱411を揺動中心として用い、上円連通管36の互いに対向した2つの貫通溝392により、ユーザが操作し、アクチュエータ4を略半円周の軸点揺動させることができる。
ばね6、管体5、アクチュエータ4を蓋体3と組合せ、蓋体3が前述の缶体2に接続された後、蓋体3の下円連通管32及び大部分の管体5は、例えば、下環状ショルダ56から底端部59へ至るまで、図3に示すように缶体2のチャンバ22中に内設される。
図1及び図5は、空気圧縮機14、圧力計18及びシール・ポンプアップ装置9が筐体に内設された組立図である。空気圧縮機14の排気マニホールド142は、第3のホース17を介して圧力計18に接続される。空気圧縮機14の排気マニホールド141は、第1のホース15の一端を介して接続され、第1のホース15の他端が貫通孔125に挿通され、第3の筐体13内に設置されたシール・ポンプアップ装置9の第1のマニホールド37に接続され、シール・ポンプアップ装置9の上円連通管36が第3の筐体13上の切欠溝133に係合され、シール・ポンプアップ装置9の第2のマニホールド38には、第2のホース16が接続され、第2のホース16が貫通孔132に挿通され、一側の内凹部131及び内凹部121に至るまで折り曲げられて収納される。
図5及び図6は、シール・ポンプアップ装置9が筐体内に内設されたときの気体注入及び接着剤注入の動作図であり、アクチュエータ4が偏心カム41の短距端413により管体5の封止面510上に当接される(図3を併せて参照する)際、ばね6が圧縮されずに、空気圧縮機14により発生される高圧気体が第1のホース15、第1のマニホールド37の経路を介して蓋体3の上円連通管36内に進入し、管体5の第2のネック環溝58内の環状空隙302に位置し、第1のマニホールド37と第2のマニホールド38とが互いに連通され、図5に示すように、第2のマニホールド38から高圧空気が出力されてタイヤに気体注入を行う。タイヤが破損した際、パンクを修理して気体注入を行う場合、ユーザがアクチュエータ4を揺動させて偏心カム41と管体5の封止面510とが接触される状態を短距端413から長距端412の接触状態へ変え、図6に示すように、この段階のばね6が圧縮されて管体5を下降変位させると、管体5の上環状ショルダ52により第1のマニホールド37と第2のマニホールド38との連通関係が遮られ、第1のマニホールド37を介して上円連通管36へ高圧空気が進入すると、第2のマニホールド38から直接出力されなくなり、反対に、第2のネック環溝58と上円連通管36との間の空隙302を介して下円連通管32の複数の貫通溝34を直接通過して缶体2のチャンバ22に進入すると、高圧空気が缶体2内の化学接着剤23を押圧して管体5の底端部59の開口590から管体5内に進入し、第1のネック環溝55を介して挿入孔550から空隙301内に流出して第2のマニホールド38に沿ってパンク修理用の化学接着剤23が出力されるまで、速やかに浮上する。化学接着剤23は、筐体から露出された第2のホース16を介して注入され、パンク修理を行う。図5及び図6で開示された技術により、シール・ポンプアップ装置9が筐体内に位置決めされる際、本発明は、気体注入を行う以外に、タイヤが破損された際、アクチュエータ4を制御してパンク修理剤によりタイヤを修理する。
前述したことから分かるように、本発明のアクチュエータ4に定軸点式の偏心カム41を設けて管体5を変位させ、空気圧縮機14により容易にタイヤに対して気体注入を行うか、破損したタイヤに対してパンク修理剤注入及び気体注入を行うことができる。
図1は、本発明の気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置の斜視図である。 図2は、本発明の気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置の分解斜視図である。 図3は、本発明のシール・ポンプアップ装置の断面図である。 図4は、図2の線A−Aに沿った平面図である。 図5は、本発明の断面図である。 図6は、図4の動作図である。
2 缶体
3 蓋体
4 アクチュエータ
5 管体
6 ばね
7 螺着部材
9 シール・ポンプアップ装置
11 第1の筐体
12 第2の筐体
13 第3の筐体
14 空気圧縮機
15 第1のホース
16 第2のホース
17 第3のホース
18 圧力計
21 開口端
22 チャンバ
23 化学接着剤
24 底端
31 接続部
32 下円連通管
33 底フランジ
34 貫通溝
35 内流通室
36 上円連通管
37 第1のマニホールド
38 第2のマニホールド
39 開口
41 偏心カム
42 プレート部
50 内空部
51 頂端部
52 上環状ショルダ
53 シールリング
55 第1のネック環溝
56 下環状ショルダ
57 シールリング
58 第2のネック環溝
59 底端部
110 分離プレート
111 スイッチ
112 位置決めピン
113 位置決め孔
114 サイドパネル
115 凸板
121 内凹部
122 穿孔
123 貫通孔
124 サイドパネル
125 貫通孔
126 凸板
130 内周空間
131 内凹部
132 貫通孔
133 切欠溝
134 係合部
141 排気マニホールド
142 排気マニホールド
301 空隙
302 空隙
311 フランジ
312 ワッシャ
331 円孔
391 軸孔
392 貫通溝
411 軸柱
412 長距端
413 短距端
510 封止面
511 シールリング
550 挿入孔
590 開口

Claims (6)

  1. 高圧空気を発生させる空気圧縮機とシール・ポンプアップ装置が内設され、前記シール・ポンプアップ装置の上円連通管には2つのマニホールドが設けられ、前記空気圧縮機が発生させた高圧空気を第1のマニホールドにより受け取り、前記シール・ポンプアップ装置内の化学接着剤を第2のマニホールドにより出力する筐体と、
    一端が偏心カムを有し、他端がプレート部を有し、前記上円連通管に枢着されてユーザが制御して略半円周の軸点揺動を行うアクチュエータと、を含み、
    前記アクチュエータを制御し、前記空気圧縮機によりタイヤに対して気体注入を行うか、又は破損したタイヤに対して接着剤注入を行うことを特徴とする気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置。
  2. 前記筐体は、第1の筐体、第2の筐体及び第3の筐体の組み合わせにより構成され、前記第1の筐体内には、複数の分離プレートが設けられ、それは前記空気圧縮機及び圧力計を分離して前記第1の筐体内の前記分離プレート間に安定的に収容し、前記第1の筐体の外面には、前記空気圧縮機をオン・オフするスイッチが設けられ、前記第1の筐体内には、位置決め孔を有する複数の位置決めピンが設けられ、前記第2の筐体の外面には、開口状で湾曲式の内凹部と、前記第1の筐体の前記位置決め孔に対応した複数の穿孔とが設けられ、これは複数の螺着部材を前記第2の筐体の前記穿孔と、前記第1の筐体の前記位置決め孔と、に順次挿設し、組み合わされた前記第1の筐体及び前記第2の筐体の上側面の接合箇所には貫通孔が形成され、ユーザが見易いように、前記貫通孔から前記圧力計が露出され、前記第1の筐体及び前記第2の筐体のサイドパネルの接合箇所には、前記貫通孔が形成され、両者の前記サイドパネルの縁部には、凸板が垂直に延設され、内周空間を有する前記第3の筐体の上側面の縁部には、切欠溝が凹設され、前記第3の筐体の外側板の略上端には、完全に貫通した貫通孔が形成され、前記貫通孔の一側には、前記内凹部が形成され、前記内凹部は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体が接続された側辺板に至るまで延びて前記第2の筐体の前記内凹部に対応するとともに、前記第1の筐体及び前記第2の筐体と接続された前記側辺板の縁部に係合部が設けられ、それは前記第1の筐体及び前記第2の筐体の前記凸板と係合されることを特徴とする請求項1に記載の気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置。
  3. 前記シール・ポンプアップ装置は、前記第3の筐体の内周空間に設置されて前記第1の筐体及び前記第2の筐体の前記サイドパネルに当接され、安定的に位置決めされるため、傾いたり倒れたりすることがないことを特徴とする請求項2に記載の気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置。
  4. 前記シール・ポンプアップ装置は、缶体及び蓋体を有し、前記缶体は、内空状であり、かつ、開口端及び底端を有し、前記缶体のチャンバには、シール・ポンプアップ用の化学接着剤が充填され、
    前記蓋体は、前記缶体と結合され、前記蓋体の上下端には、互いに連通した下円連通管及び上円連通管が延設され、前記下円連通管の周辺と前記蓋体の接続部との間の前記蓋体の底壁には、フランジが延設されるとともに、前記フランジと前記接続部との間に設置したワッシャにより、前記蓋体と前記缶体の開口端とが結合されると、安定性及び密閉性が高まり、前記下円連通管の前記管体周壁上には、複数の貫通溝が間隔をおいて形成され、前記下円連通管の底端には、略内径に向かって延びた平面円環状の底ショルダが設けられ、前記環状の底ショルダには、前記下円連通管内の内流通室と連通した円孔が形成され、前記上円連通管の頂端は開口状を呈して開口を有し、
    前記開口端には、頂端が開放式で、底端に封止面を有する互いに対向した1対の貫通溝が形成され、
    前記1対の貫通溝間には、対向した軸孔が設けられ、
    前記上円連通管上には、前記内流通室と連通した第1のマニホールド及び第2のマニホールドが設けられ、
    第1のホースは、一端が前記蓋体の前記第1のマニホールドに接続され、前記第1のマニホールドは、前記空気圧縮機が発生させた高圧空気を受け取り、
    第2のホースは、前記蓋体の前記第2のマニホールドに接続され、前記第2のマニホールドから出力された化学接着剤が前記第2のホースを介して破損したタイヤ内に流入され、
    第3のホースは、一端が前記空気圧縮機により発生された高圧空気を受け取り、他端が前記圧力計に接続され、
    前記ばねは、前記上円連通管の開口に挿設され、前記下円連通管の前記内流通室底端の前記底ショルダ上に位置し、
    前記適宜な長さで内空部を有する管体は、管外径が大きめの頂端部を有し、頂面に封止面が形成され、
    前記頂端部は、シールリングを有し、前記管体の底端部末端は、開放式の開口を呈し、前記管体の頂端部下方には、管外径が大きめで、僅かに互いに離間された2つの上環状ショルダと2つの下環状ショルダとが設けられ、前記頂端部と前記上環状ショルダとの間には、前記管体外径が小さめの第1のネック環溝が形成され、前記第1のネック環溝には、前記管体の内外を連通させる挿入孔が形成され、
    前記上環状ショルダと前記下環状ショルダとの間には、管外径が小さめの第2のネック環溝が形成され、2つの前記上環状ショルダと2つの前記下環状ショルダとの間には、シールリングがそれぞれ設けられ、前記管体の底端部は、前記上円連通管の開口から挿入され、底フランジの円孔から延ばされると、前記管体の前記下環状ショルダがばねの頂端に当接され、前記蓋体の前記上円連通管及び前記下円連通管内に当接されると、前記第1のネック環溝及び前記第2のネック環溝と、前記上円連通管及び前記下円連通管の内管壁間に変位可能な環状空隙が形成されることを特徴とする請求項1又は3に記載の気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置。
  5. 前記筐体の外側には、ホースが1本だけ露出され、
    前記ホースは前記第2のホースであることを特徴とする請求項4に記載の気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置。
  6. 前記アクチュエータの前記偏心カムの両側には、1対の軸柱が設けられ、それは前記上円連通管の前記軸孔に枢着され、前記アクチュエータの前記偏心カムが前記上円連通管の開口端に位置し、前記管体頂端の前記封止面に当接され、前記プレート部は前記軸柱を揺動中心として用い、前記上円連通管の互いに対向した2つの前記貫通溝を介してユーザが操作し、前記アクチュエータを略半円周の軸点揺動させることを特徴とする請求項4に記載の気体注入及びパンク修理の空気圧縮機装置。
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