JP2016508649A - 封筒と内容物との分離装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、慶弔金としての紙幣などのような内容物が入っている封筒から内容物を分離して自動に受け付けることができる封筒と内容物との分離装置に関するものである。本発明の一実施形態に係る封筒と内容物との分離装置は、内容物が入っている封筒を受け入れる封筒投入口と、前記封筒投入口から入ってきた前記封筒を固定する固定部材を備える内容物分離部と、前記内容物分離部が地面と第1角度、第2角度、及び第3角度をなすことができるように、回転軸を中心として前記内容物分離部を回転させる回転部とを備え、前記第1角度は、前記封筒投入口から前記内容物分離部が前記封筒を受け入れることができる角度であり、前記第2角度は、前記固定部材で前記封筒を固定した状態で前記封筒中の内容物を自重により落とすことができる角度であり、前記第3角度は、前記固定部材の固定を解除したまま前記封筒を落とすことができる角度であることを特徴とする。
Description
本発明は、封筒と内容物との分離装置に関し、より詳細には、慶弔金としての紙幣などのような内容物が入っている封筒から内容物を分離して自動に受け付けることができる封筒と内容物との分離装置に関する。
一般に、韓国、中国、日本などのような東洋圏国家では、伝統的な行事である結婚と葬礼などの手続きにおいて、訪問する賀客や弔問客が慶弔金を伝達する文化がある。この場合、慶弔金の受付は、一々手作業で行われるのが一般的である。すなわち、賀客や弔問客が慶弔金が含まれた封筒を受付者に伝達してから、芳名録に署名し、行事に参加する。一般的に、慶弔金が含まれた封筒の表面には、賀客や弔問客の氏名が書いてある。受付者は、慶弔金封筒に入った慶弔金の金額と訪問した人の名前を確認した後、別の帳簿に情報を記録することにより、慶弔金に対する受付処理をするのが一般的である。
ところが、上述したように手作業で処理する慶弔金受付処理は、面倒くさいだけでなく、慶弔金の紛失や横領などの問題を生じさせることがある。
近年は、電子技術の発達につれて、信用カードで慶弔金を支払うことができるシステムとか、ユーザが直接自分の名前などの情報を入力した後、現金を機械に受け付けるシステムが開発された。例えば、韓国公開特許第2010−0037388のような発明がある。
しかし、公知の慶弔金自動受付処理システムは、賀客や弔問客が直接自分の情報を入力しなければならない不便があり、慶弔金が入った封筒から慶弔金を分離して受け付けなければならないので、煩わしいという問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するために案出されたものであって、本発明において解決しようとする課題は、慶弔金としての紙幣などのような内容物が入っている封筒から内容物を分離して自動に受け付けることができる封筒と内容物との分離装置を提供することにある。
本発明の課題は、以上で言及した課題等に制限されず、言及されていないさらに他の課題等は、下記の記載から当業者に明確に理解され得るであろう。
上記の課題を解決するための本発明の一実施形態に係る封筒と内容物との分離装置は、内容物が入っている封筒を受け入れる封筒投入口と、前記封筒投入口から入ってきた前記封筒を固定する固定部材を備える内容物分離部と、前記内容物分離部が地面と第1角度、第2角度、及び第3角度をなすことができるように、回転軸を中心として前記内容物分離部を回転させる回転部とを備え、前記第1角度は、前記封筒投入口から前記内容物分離部が前記封筒を受け入れることができる角度であり、前記第2角度は、前記固定部材で前記封筒を固定した状態で前記封筒中の内容物を自重により落とすことができる角度であり、前記第3角度は、前記固定部材の固定を解除したまま前記封筒を落とすことができる角度であることを特徴とする。
また、前記内容物分離部が前記回転部により前記第2角度をなすことにより、前記封筒から分離された内容物を受けて保持する保持部と、前記保持部の内容物を計数する内容物計数部と、前記保持部に保持される内容物を振動させて、前記内容物の整列を導く振動部とをさらに備えることを特徴とする。
また、前記振動部は、前記保持部に回転可能なように設けられる回転棒であり、前記回転棒の回転により前記内容物が打撃されることによって整列されることを特徴とする。
また、前記振動部は、前記保持部に空気を噴射するエアノズルであることを特徴とする。
また、前記内容物計数部は、内容物の表面をスキャンする内容物用スキャナ装置であることを特徴とする。
また、前記内容物分離部が前記第2角度をなすようにした後、前記内容物分離部を一定時間の間、振動させることを特徴とする。
また、前記内容物計数部を通過した内容物を収納する内容物収納部と、前記内容物分離部から落ちる封筒を収納する封筒収納部とをさらに備え、前記内容物収納部は、内容物が一定の高さを落下した後に積まれるように高さ調節が可能であることを特徴とする。
また、前記固定部材は、前記封筒の側部を前記封筒の内側に加圧することにより、前記封筒の入口を開ける部材からなることを特徴とする。
また、前記固定部材により前記封筒の入口を開け、前記封筒の内側に向かって空気を噴射する空気ノズルをさらに備えることを特徴とする。
また、前記内容物は紙幣であり、前記封筒投入口と前記内容物分離部との間に位置して、投入された封筒の表面をスキャンする封筒用スキャナ装置と、前記内容物計数部から得られた慶弔金情報と前記封筒用スキャナ装置から得られた人名情報とを保存するメモリ部と、前記メモリ部に保存された前記慶弔金情報と前記人名情報とを加工処理する制御部とをさらに備えることを特徴とする。
また、前記内容物計数部は、紙幣の表面をスキャンする紙幣用スキャナ装置であり、前記制御部は、前記紙幣用スキャナ装置から得られた紙幣のイメージに基づいて前記封筒に入っている紙幣の総額を算出し、該紙幣が入っていた封筒の人名情報と対応付けて、前記メモリ部に保存することを特徴とする。
本発明に係る封筒と紙幣との分離装置は、自動に紙幣と封筒を分離できるので、受付者が個別的に封筒と慶弔金を確認する必要がなく、慶弔金の受付効率を顕著に向上させるという効果を提供する。
また、本発明に係る封筒と内容物との分離装置は、封筒に記載された人名情報を文字で認識して保存し、分離された慶弔金を計数してデータを保存及び処理できるので、慶弔金の受付処理の効率性及びデータの後加工などが顕著に向上される。
本発明の利点及び特徴、そして、それらを達成する方法は、添付される図面とともに詳細に後述されている実施形態を参照すれば、明確になるはずである。しかし、本発明は、以下において開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる様々な形で実現されることができ、単に本実施形態は、本発明の開示が完全なようにし、本発明の属する技術分野における通常の知識を有した者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、請求項の範疇により定義されるだけである。
例えば、第1、第2などが種々の構成要素を叙述するために使用されるが、これらの構成要素は、これらの用語により制限されないことはもちろんである。これらの用語らは、単に1つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用するものである。したがって、以下において言及される第1構成要素は、本発明の技術的思想内で第2構成要素でありうることはもちろんである。
明細書の全体にわたって同一参照符号は、同一構成要素を表す。
図面において示された各構成の大きさ及び厚さは、説明の便宜のために図示されたものであり、本発明が、図示された構成の大きさ及び厚さに必ずしも限定されるものではない。
本発明の種々の実施形態のそれぞれの特徴が部分的にまたは全体的に互いに結合または組み合わせ可能であり、当業者が十分理解できるように技術的に様々な連動及び駆動が可能であり、各実施形態が相互に対して独立的に実施可能でありうるし、連関関係として共に実施可能でありうる。
以下、添付された図面を参考して本発明に係る封筒と内容物との分離装置について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る封筒と内容物との分離装置の概略図であり、図2a及び図2bは、図1の内容物分離部の概略的な斜視図であり、図3は、図1の保持部の概略的な斜視図である。
参考までに、本発明の封筒と内容物との分離装置の分離対象は、封筒内に入っている内容物であって、内容物には、紙幣などのような貨幣、情報が記載された文書などがありうる。以下では、説明の便宜上、内容物として紙幣を例に挙げて説明するが、内容物は紙幣に限定されるものではない。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態に係る封筒と内容物との分離装置100は、封筒投入部110と、内容物分離部120と、保持部130と、内容物計数部140と、メモリ部150と、制御部160と、表示部170とを備えて構成される。
封筒投入部110は、分離装置100の外側からユーザが内容物である紙幣2が入った封筒1を分離装置100内に投入する部分をいう。封筒投入部110は、封筒1が機器内に入れるように封筒投入口111を備える。一方、封筒投入部110には、封筒1の挿入方向が一定に導かれ得るように、案内表示されているのが好ましい。
封筒投入部110に封筒が投入されれば、ローラ装置などを用いた移送装置により封筒1は、内容物分離部120に移送される。移送途中に封筒1の表面をスキャンできるように封筒用スキャナ装置180を備えてもよい。封筒用スキャナ装置180は、公知のスキャナ装置で構成されることができ、封筒1のいずれか一面または両面をスキャンすることにより、封筒1に記載されている慶弔金提供者に対する氏名などの人名情報を得ることができる。スキャンされたデータは、後述するメモリ部150に保存され得る。一方、封筒用スキャナ装置180は、図1のように、封筒投入部110と内容物分離部120との間に配置されることもできるが、これに局限されるものではなく、封筒1が内容物分離部120から分離されて封筒収納部191へ移動する経路上に配置されることもできる。
内容物分離部120は、封筒投入口111から入ってきた封筒1を固定する固定部材121を備え、紙幣2を封筒1から分離させる役割を果たす。
図2aは、封筒1が封筒投入口111から内容物分離部120に導入されて封筒1の入口が開けられなかった場合を示し、図2bは、固定部材121を用いて封筒1の入口を開けて封筒1を固定した場合を示す。
図2aに示すように、封筒1は、内容物分離部120のガイド122間に導入される。封筒1は、ガイド122により据えられて位置するようになり、固定部材121は、ガイド122とほぼ一面するように位置して封筒1に対して加圧を行わない。
固定部材121は、封筒1をその側面から内側に加圧できるようにスライド可能に構成される。参考までに、本実施形態では、固定部材121を一側面にのみ設けられるように例示しているが、これに局限されるものではなく、両側面に一対が設けられても関係ない。また、固定部材121が封筒1と接触する部位は、弾性変形が可能なゴムのような素材で形成されるのが封筒1の損傷防止のために好ましい。
固定部材121が封筒1をその側面から内側に加圧することにより、図2bのように、封筒1の入口が開けられる。これとともに、封筒1は、固定部材121とガイド122とによって内容物分離部120に固定されることができる。このとき、図2bのように、内容物分離部120の底面には開放口をおいて、封筒1の入口が下側にも開けられ得るようにすれば、効果的に封筒1の入口が開放され得る。
一方、固定部材121は、上述した構成の他に、種々の他の構成で多様に設定され得る。例えば、固定部材として、封筒1の上下方向に真空圧チューブを位置させて封筒1を固定する構成が採択され得るし、かつ、封筒1の入口にピンを挿入する方式で固定部材を設定することができる。その他にも、内容物である紙幣2を固定しないながら、封筒1を固定できるあらゆる構成が採択され得る。
また、封筒1がしわになるか、毀損されることにより開けられないことを防止するために、固定部材121で加圧する前に、または固定部材121で加圧すると同時に空気(または圧縮空気)を封筒1の入口の方へ噴射して封筒1の入口がさらに容易に開けられ得るようにするのが好ましい。このような空気の噴射を利用すれば、封筒1の入口が開けられない場合を顕著に減らすことができる。
内容物分離部120は、図1のように、一端部に形成された回転軸123を中心として回転できるように構成される。本実施形態では、導入された封筒1の入口が回転軸123とは反対方向に向かうように設定される。すなわち、図1の本実施形態において、封筒1の入口が右側に向かうように封筒投入口111に投入されなければならず、封筒1は、内容物分離部120に導入されて、その入口が回転軸123と反対方向に向かうように位置されなければならない。
一方、回転軸123は、ギヤのような動力伝達手段によってモータのような図示しなかった駆動源に接続されることができる。モータは、一般的なモータを使用することができ、例えば、ステップモータを使用することもできる。
内容物分離部120は、回転軸123を中心として回転して、地面と第1角度、第2角度、及び第3角度をなすことができる。ここで、第1角度は、封筒投入口111から内容物分離部120が封筒1を受け入れることができる角度であり、第2角度は、固定部材121で封筒1を固定した状態で封筒1中の紙幣2を自重により落とすことができる角度であり、第3角度は、固定部材121の固定を解除したまま封筒1を落とすことができる角度を意味する。
まず、第1角度は、図1では実線で図示された内容物分離部120が取る位置を表す。第1角度の位置の内容物分離部120は、封筒1を図2aのように導入することができる。
第1角度で内容物分離部120が封筒1を受けた後には、図2bのように、固定部材121で封筒1の側面を押して封筒1の入口を開ける。その後、θ1の分だけ内容物分離部120を回転させると、封筒1内の紙幣2が自重により保持部130に落ちるようになる。
一方、紙幣2が封筒1の内側に付着されるなどの理由のため、保持部130に落下されない異常現象を防止するために、固定部材121で封筒1の入口を開けた後、圧縮空気を封筒1の入口に一定時間の間、注入させることが好ましい。これにより、紙幣2が封筒1の内側から分離されない可能性を最大限低めることができる。
また、内容物分離部120が第2角度をなすようにした後、内容物分離部120を一定時間の間、振動させることにより、紙幣2を封筒1から確実に分離させることが好ましい。
紙幣2を封筒1から分離させて内容物分離部120に封筒1のみ残るようになった後には、内容物分離部120をθ2の分だけさらに回転させ、開放部材121を後退させて封筒1に対する加圧を解除する。これにより、封筒1は、内容物分離部120から解除されて落下することになり、落下後には封筒収納部191に積まれるようになる。
一方、内容物分離部120が第2角度を取ることにより、紙幣2は、図3のような保持部130に導入される。保持部130は、紙幣2が一定時間保持されながら内容物計数部140に導入され得るように一定角度で傾斜しており、内容物計数部140に紙幣2が整列されて投入され得るように紙幣2を振動させる振動部を備える。
ここで、振動部とは、紙幣を振動できる全ての構成を意味する。例えば、振動部は、内容物計数部140の全体を振動させることができる振動装置でありうるし、かつ、保持部130に位置した紙幣2間に空気を噴射するエアノズルでありうる。
図3では、振動部として、保持部130の底面側に回転可能なように設けられた回転棒131を例示している。回転棒131は、両端が回転できるようにその中心部が保持部130に回転可能に接続されている。紙幣2が保持部130に導入されたまま回転棒131が回転される場合、回転棒131の端部が紙幣2の中心部を打撃することになるので、複数枚の紙幣2が振動されながら整列され得る。また、保持部130に紙幣2が導入されるときには、導入が容易なように、回転棒131は保持部130の底面と一直線になるように位置して設定することが好ましい。回転棒131の回転方向は、紙幣2が内容物計数部140の方向へ移動され得るように、図3のような方向を取ることが好ましい。
一方、回転棒131は、上述した実施形態に局限されるものではなく、様々な変形実施が可能である。例えば、回転棒131は、保持部130に底面と向かい合う天井面が備えられた場合に、この天井面にも備えられることができる。また、例えば、回転棒131は、図3でのように、一字形であって、2つの端部を有するように形成することができるが、1つの端部または3つ以上の端部を有するように形成することもできる。端部の個数が増えると、単位時間当たりの打撃数が増えるようになるので、回転棒の回転数を減らすことができる。
上述した振動部により紙幣2が整列された後には、内容物計数部140により紙幣2が計数される。内容物計数部140としては、現金自動預け払い機(ATM)などに使用される公知の計数装置が使用され得るし、かつ、紙幣2の表面をスキャンするスキャナ装置が使用されることもできる。
特に、結婚式、葬式などの慶弔金の場合、1万ウォン券、5万ウォン券のような現金の代わりに、各銀行で発行した小切手を出す場合がたくさんあり、小切手の識別のためには、スキャナ装置が使用されるのが好ましい。
計数された紙幣2は、内容物計数部140から排出されて内容物収納部192に積まれる。内容物収納部192には、多量の紙幣2が積まれるようになるが、落下距離が一定でなければ、紙幣2が不規則的に混雑に積まれる可能性が高くなる。したがって、内容物収納部192の高低を調節できる装置(図示せず)をさらに備え、紙幣2が一定の高さを落下した後に積まれるようにすることが好ましい。
このように、内容物分離部120により封筒1と紙幣2とが分離されて、それぞれ封筒収納部191及び内容物収納部192に収納されることができる。以下では、封筒用スキャナ装置180と内容物計数部140とにより得られた情報を処理する装置について詳しく説明する。
封筒用スキャナ装置180では、封筒1の表面に記載された人名情報がイメージの形で得られてメモリ部150に送られ、かつ、内容物計数部140では、封筒1に入っていた慶弔金と関連した情報がメモリ部150に送られる。
ここで、内容物計数部140から得られる情報は、内容物計数部140が公知の計数装置である場合には、金額情報でありうるし、内容物計数部140がスキャナ装置である場合には、紙幣2の表面のイメージ情報でありうる。
制御部160では、投入イベント毎に一連番号を付与し、一連番号別に対応する慶弔金情報と人名情報とをメモリ部150に保存しておく。例えば、10番目の投入イベントに投入された慶弔金の人名情報として、「people_image10.jpg」であるイメージファイルを保存し、慶弔金情報として、「money_image10.jpg」であるイメージファイル(内容物計数部140としてスキャナ装置が使用された場合)を保存することができる。
また、制御部160では、メモリ部150に保存された人名情報と慶弔金情報に対するデータ処理などを行う。例えば、制御部160は、文字認識を行い、人名情報に対するイメージファイルをテキストファイルに変換することができ、慶弔金情報がイメージファイルの形で保存されている場合、画面認識を行って金額を算出することもできる。
表示部170は、分離装置100の外側に視認可能なように装着されて、ユーザに情報を提供できる装置である。表示部170は、一種の表示装置(display device)であって、例えば、液晶ディスプレイ装置(LCD)、有機発光ダイオード装置(OLED)などの平板ディスプレイ装置(TFT display device)などが使用され得る。
表示部170には、慶弔金の管理者が見られるように人名情報と慶弔金情報とを対応させて表示されることができ、慶弔金の総計が表示され得る。また、賀客達のためには、封筒1の投入方向を案内するか、行事の広報画面などが表示されることもできる。
図4は、本発明の他の実施形態に係る封筒と内容物との分離装置の概略図である。図4に示すように、分離装置200は、図1の分離装置100とは異なり、封筒1の入口を先に封筒投入口211に投入するように設定したものであって、内容物分離部220の方向を図1の分離装置100と異ならせる。その他の構成は、図1の分離装置100と同様であるため、相違点を中心として説明する。
内容物分離部220の回転軸223は、封筒投入口211側に位置し、封筒1は、その入口が回転軸223の反対側に向かうように、入口を先に封筒投入口211に投入する。
内容物分離部220は、回転軸223として第1角度、第2角度、及び第3角度を形成することができ、第2角度で紙幣2を封筒1から分離し、第3角度で封筒1を紙幣分離部220から解除するようになり、具体的な内容は、図1の実施形態と同様である。
図1の分離装置100と図4の分離装置200とは、回転軸123、223の位置をそれぞれ異ならせて、装置内部の空間利用を異ならせる。したがって、装置内部の部品や構造の配置によって回転軸の位置を決定し、適宜適用することができる。
図5は、本発明のさらに他の実施形態に係る封筒と内容物との分離装置の概略図である。図5に示すように、分離装置300は、図1の分離装置100と同様な構成を有し、第3角度を図1の分離装置100と異なるように設定することにより、封筒収納部191を除去したことにおいて、図1の分離装置100の構成と相違がある。
封筒1が分離装置300の内部に投入されて、内容物分離部320が第1角度を形成することにより封筒1を受け入れ、第2角度を形成することにより紙幣2を封筒1から分離することは、図1の分離装置100と同様である。
その後、図5のように、第1角度において第2角度で設定した方向と反対方向に第3角度を形成することにより、紙幣2は、分離装置300の外部に放出されることができ、別の封筒収納部を備えなくてもよい。勿論、別の封筒収納部を便宜上備えることを排除するものではない。
上述したような本発明に係る封筒と紙幣との分離装置100、200、300は、自動に内容物である紙幣2と封筒1とを分離することができるので、受付者が個別的に封筒1と慶弔金を確認する必要がなく、慶弔金の受付効率を顕著に向上させる効果を提供する。
また、本発明に係る封筒と紙幣との分離装置100、200、300は、封筒1に記載された人名情報を文字として認識して保存し、分離された慶弔金を計数してデータを保存及び処理できるので、慶弔金の受付処理の効率性及びデータの後加工などが顕著に向上される。
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有した者は、本発明のその技術的思想や必須的な特徴を変更せずに、他の具体的な形態で実施され得るということが理解できるであろう。それ故に、以上で記述した実施形態は、あらゆる面において例示的なものであり、限定的でないものと理解すべきである。
Claims (11)
- 内容物が入っている封筒を受け入れる封筒投入口と、
前記封筒投入口から入ってきた前記封筒を固定する固定部材を備える内容物分離部と、
前記内容物分離部が地面と第1角度、第2角度、及び第3角度をなすことができるように、回転軸を中心として前記内容物分離部を回転させる回転部と、
を備え、
前記第1角度は、前記封筒投入口から前記内容物分離部が前記封筒を受け入れることができる角度であり、前記第2角度は、前記固定部材で前記封筒を固定した状態で前記封筒中の内容物を自重により落とすことができる角度であり、前記第3角度は、前記固定部材の固定を解除したまま前記封筒を落とすことができる角度であることを特徴とする封筒と内容物との分離装置。 - 前記内容物分離部が前記回転部により前記第2角度をなすことにより、前記封筒から分離された内容物を受けて保持する保持部と、
前記保持部の内容物を計数する内容物計数部と、
前記保持部に保持される内容物を振動させて、前記内容物の整列を導く振動部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の封筒と内容物との分離装置。 - 前記振動部は、前記保持部に回転可能なように設けられる回転棒であり、
前記回転棒の回転により前記内容物が打撃されることによって整列されることを特徴とする請求項2に記載の封筒と内容物との分離装置。 - 前記振動部は、前記保持部に空気を噴射するエアノズルであることを特徴とする請求項2に記載の封筒と内容物との分離装置。
- 前記内容物計数部は、内容物の表面をスキャンする内容物用スキャナ装置であることを特徴とする請求項2に記載の封筒と内容物との分離装置。
- 前記内容物分離部が前記第2角度をなすようにした後、前記内容物分離部を一定時間の間、振動させることを特徴とする請求項1に記載の封筒と内容物との分離装置。
- 前記内容物計数部を通過した内容物を収納する内容物収納部と、
前記内容物分離部から落ちる封筒を収納する封筒収納部と、
をさらに備え、
前記内容物収納部は、内容物が一定の高さを落下した後に積まれるように高さ調節が可能であることを特徴とする請求項2に記載の封筒と内容物との分離装置。 - 前記固定部材は、前記封筒の側部を前記封筒の内側に加圧することにより、前記封筒の入口を開ける部材からなることを特徴とする請求項1に記載の封筒と内容物との分離装置。
- 前記固定部材により前記封筒の入口を開け、前記封筒の内側に向かって空気を噴射する空気ノズルをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の封筒と内容物との分離装置。
- 前記内容物は紙幣であり、
前記封筒投入口と前記内容物分離部との間に位置して、投入された封筒の表面をスキャンする封筒用スキャナ装置と、
前記内容物計数部から得られた慶弔金情報と前記封筒用スキャナ装置から得られた人名情報とを保存するメモリ部と、
前記メモリ部に保存された前記慶弔金情報と前記人名情報とを加工処理する制御部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の封筒と内容物との分離装置。 - 前記内容物計数部は、紙幣の表面をスキャンする紙幣用スキャナ装置であり、
前記制御部は、前記紙幣用スキャナ装置から得られた紙幣のイメージに基づいて前記封筒に入っている紙幣の総額を算出し、該紙幣が入っていた封筒の人名情報と対応付けて、前記メモリ部に保存することを特徴とする請求項10に記載の封筒と内容物との分離装置。
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