JP2003281603A - 紙幣取扱装置 - Google Patents

紙幣取扱装置

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JP2003281603A JP2002086418A JP2002086418A JP2003281603A JP 2003281603 A JP2003281603 A JP 2003281603A JP 2002086418 A JP2002086418 A JP 2002086418A JP 2002086418 A JP2002086418 A JP 2002086418A JP 2003281603 A JP2003281603 A JP 2003281603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣取扱装置の利便性を極端に損ねることな
く、紙幣の真偽鑑別の精度を向上する。 【解決手段】 紙幣取扱装置は、入出金口から入金され
た紙幣を、搬送しつつ真偽の鑑別を行う。鑑別済みの紙
幣は、ユーザによる入金指示がされるまで一時保管庫に
保管される。入金された紙幣中のリジェクト券の比率が
高い場合、取引対象となる口座が予め設定された要注意
口座に該当する場合など、所定の再鑑別条件を満たす場
合には、紙幣をユーザに返却することなく、鑑別条件を
変えて紙幣の再鑑別を実行する。一定条件下で、ユーザ
の手を介さずに再鑑別を行うことにより、利便性を損ね
ることなく、真偽鑑別の精度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣の入出金を行
う紙幣取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等でユーザに対する入出金に現
金自動取引装置(以下、ATMという)が使用されてい
る。ATMは、紙幣の繰り出し、集積、放出を行うため
の紙幣取扱装置を内蔵している。入金時には、紙幣取扱
装置は、入金口から繰り出された紙幣の金種・真偽を鑑
別して、真券と判断された紙幣を一次保管庫に保管し、
その他の紙幣を入出金口に返却する。鑑別は、紙幣の光
学特性、電磁気特性、紙厚などに基づいて行われる。そ
の後、ユーザが入金金額を確認すると、紙幣取扱装置
は、一次保管庫に保管されていた紙幣を、金種ごとに保
管庫に収納する。これと併せて、ATMは、入金金額、
口座情報などを、ホストコンピュータに通知する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、偽券の精度が向
上しており、従来の鑑別では、偽券を誤って真券と誤判
定する可能性が高まってきた。かかる誤判定を抑制する
ための対策として、真偽鑑別の判断基準を厳しくする方
法、鑑別に使用される画像情報等をより細かくする方法
が考えられる。
【0004】しかし、前者の方法では、判断基準を厳し
くすることにより、使用により損傷した真券が、偽券と
誤判断されるおそれがある。後者の方法では、多量の情
報を用いて鑑別を行うため、鑑別に要する時間が長くな
るおそれがある。いずれの場合にも、自動取引装置の利
便性を損ねてしまう。
【0005】本発明は、自動取引装置の利便性を極端に
損ねることなく、紙幣の真偽鑑別の精度を向上すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも一
部を解決するために、本発明では、紙幣取扱装置におい
て、所定の条件(以下、再鑑別条件と呼ぶ)を満たす場
合に、入金された紙幣の再鑑別を行うものとした。本発
明の紙幣取扱装置は、入出金口から繰り出された紙幣
を、搬送しつつ金種・真偽の鑑別を行う。鑑別済みの紙
幣は、別途、入金指示がされるまで保管部に一時的に保
管される。保管部は、一時的な保管専用に設けられたも
のであってもよいし、入出金口を兼用してもよい。上述
の再鑑別は、この状態において、予め設定された再鑑別
条件を満たす場合に行われる。通常、入金時に真券と判
断できない紙幣が存在した場合、紙幣取扱装置は、これ
らの紙幣を入出金口からユーザに返却し、ユーザが再挿
入した紙幣について改めて鑑別を行う。これに対し、本
発明では、紙幣取扱装置は、入金された紙幣を入出金口
からユーザに返却することなく、この再鑑別を行う。
【0007】本発明の紙幣取扱装置によれば、再鑑別を
行うことにより、紙幣の真偽鑑別の精度を向上すること
ができる。再鑑別は、常に行われるものではなく、再鑑
別条件を満足する場合に行われるため、鑑別の所要時間
が長くなることを回避でき、装置の利便性低下を抑制す
ることができる。紙幣をユーザに返却することなく、再
鑑別を行うため、ユーザに煩雑な操作を強いることもな
い。
【0008】本発明において、再鑑別条件は、種々の設
定が可能である。例えば、予め設定された要注意口座を
対象とし、紙幣の入金を伴う取扱が行われた時に再鑑別
を実行するものとしてもよい。要注意口座とは、偽券の
入金が行われる可能性があると推測される口座であり、
過去の取引経緯などに応じて予め設定しておくことがで
きる。要注意口座は、紙幣取扱装置自体に予め記憶させ
ておくものとしてもよいし、通信回線で接続されたホス
トコンピュータに記憶させておくものとしてもよい。後
者の態様によれば、多数の紙幣取扱装置の再鑑別条件
を、比較的容易に同期して更新させることができる利点
がある。後者の態様では、要注意口座に該当するか否か
の判断を、紙幣取扱装置で行うものとしてもよいし、ホ
ストコンピュータ側で行うものとしてもよい。ホストコ
ンピュータ側で行う場合には、要注意口座に該当する旨
を示す情報を受信した場合に、再鑑別条件を満足したも
のと紙幣取扱装置が判断して再鑑別を実行するよう構成
すればよい。
【0009】別の例として、従前の鑑別によって、真券
以外の券が所定の枚数以上、検出されている時に、再鑑
別を実行するものとしてもよい。判断基準となる枚数
は、予め固定された値であってもよいし、入金された紙
幣枚数に応じて定まる値であってもよい。こうすること
により、真券以外の券とは、真偽鑑別によって偽券と判
断された紙幣、および真偽が十分に判断つかない疑問券
と判断された紙幣の双方を含む。
【0010】本発明では、従前の鑑別と同じ鑑別条件で
再鑑別を行うものとしてもよいが、鑑別条件を変更する
ことが好ましい。多様な条件で真偽鑑別することによ
り、鑑別精度の向上を図ることができる。
【0011】鑑別条件の変更は、種々の態様を採ること
ができる。第1の態様として、紙幣取扱装置が実行する
鑑別項目に、紙幣をスキャンした画像データに基づく鑑
別が含まれる場合、再鑑別時には、画像データの解像度
を高めることが好ましい。解像度を高めることにより、
鑑別精度の向上を図ることができる。
【0012】この場合、当初の鑑別時には低解像度でス
キャンし、再鑑別時に改めて高解像度でスキャンするも
のとしてもよい。また、最初から高解像度でスキャンし
た画像を保持しておき、当初の鑑別時にはその解像度を
低減した画像データを用いるものとしてもよい。後者の
態様によれば、再鑑別時に紙幣を再搬送する必要がない
ため、処理の簡素化を図ることができる利点がある。高
解像度でスキャンする場合には、画像データを取得可能
な速度に応じて、紙幣の搬送速度を低下させることが好
ましい。
【0013】第2の態様として、再鑑別の実行時には、
従前とは異なる種類の鑑別を含めてもよい。真偽鑑別
は、画像データの解析、所定波長の光に対する光学特
性、磁気特性、紙面の凹凸パターン、偽券の画像上の特
徴を記録した偽券パターンとの比較など種々の方法によ
って行うことができる。再鑑別時に、これらのうち、従
前の鑑別で行われていない種類の鑑別を含めることによ
り精度向上を図ることができる。再鑑別時には、従前の
鑑別を省略して新たな種類の鑑別に変更してもよいし、
従前の鑑別は行った上で新たな種類の鑑別を追加しても
よい。
【0014】第3の態様として、再鑑別時には、紙幣の
搬送状態を変更してもよい。光学特性による鑑別など、
紙幣の一部の領域から得られる情報に基づいて鑑別を行
う場合には、搬送状態を変更することにより、鑑別に利
用される領域を変更することができ、鑑別の精度を向上
することができる。搬送状態の変更は、例えば、搬送方
向に交差する方向に紙幣の位置をシフトしたり、搬送方
向に対して紙幣を傾けたり、紙幣の表裏を反転させたり
することで実現できる。
【0015】本発明の紙幣取扱装置では、従前の鑑別に
よって真券ではないと判断された紙幣についてのみ再鑑
別を行うものとしてもよい。また、従前の鑑別結果に関
わらず、保管されている全紙幣について再鑑別を行って
もよい。後者の態様では、従前の鑑別で真券と誤判断さ
れた紙幣を、再鑑別で発見することができ、鑑別精度を
より向上することができる。複数回の鑑別で、真偽の鑑
別結果が分かれた紙幣については、更に再鑑別を行うも
のとしてもよいし、後に行った鑑別を優先的に採用する
ものとしてもよい。
【0016】本発明は、上述した紙幣取扱装置に限らず
種々の態様で構成することが可能である。例えば、紙幣
取扱装置において紙幣の鑑別を制御する制御方法として
構成してもよい。コンピュータによりこの制御を実現す
るためのコンピュータプログラムおよびこれを記録した
記憶媒体として構成してもよい。ここで、記憶媒体とし
ては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD、
光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パ
ンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷
物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなど
のメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読取
り可能な種々の媒体を利用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、以下の項目に分けて説明する。 A.全体構成: B.紙幣取扱装置: C.機能ブロック: D.入金処理: E.変形例:
【0018】A.全体構成:図1は実施例としての現金
自動取引装置の概略構成を示す説明図である。現金自動
取引装置は、銀行などに設置され、ユーザの操作に応じ
て入出金処理を行うための装置である。
【0019】本実施例の現金自動取引装置(以下、AT
Mという)には、次のユニットが図示する配置で備えら
れている。カード取扱機構205は、いわゆるキャッシ
ュカードなど磁気ストライプカードに記録された情報を
読みとる。カードに記録された情報には、例えば、金融
機関番号、科目、ユーザの口座番号などが含まれる。
【0020】操作部203は、入出金取引のための情報
表示および入出金のための操作入力を行うためのユーザ
とのインタフェースである。本実施例では、タッチパネ
ルを用いるものとしたが、ディスプレイと押しボタンス
イッチなどの組み合わせで構成してもよい。
【0021】ユーザとの紙幣の授受は、紙幣入出金口2
07を通じて行われる。入金時には、ユーザが紙幣入出
金口207に入れた紙幣は、内蔵された紙幣取扱装置1
0によって、鑑別され、金種ごとに分類されて保管され
る。出金時には、紙幣取扱装置10は、ユーザの指示し
た金額分の紙幣を繰り出し、紙幣入出金口207からユ
ーザに受け渡す。明細票発行機構206は、これらの取
引の内容を記録した明細票を発行する。
【0022】ATMの各ユニットの動作は、制御ユニッ
ト202によって制御される。制御ユニット202は、
内部にCPU、メモリを備えたマイクロコンピュータと
して構成されている。制御ユニット202は、図中に矢
印で示す通り、各ユニットと情報の授受を行い、ATM
全体の動作を制御する。制御ユニット202は、ホスト
コンピュータ300と通信回線で接続されている。制御
ユニット202が、取引に関する情報をホストコンピュ
ータ300に送信することにより、ユーザの口座への入
出金などの処理がホストコンピュータ300側で行われ
る。
【0023】本実施例では、後述する通り、予め設定さ
れた要注意口座を対象とした取引がおこなわれた場合な
ど、一定の条件下で、ATMは入金された紙幣の再鑑別
を実行する。ホストコンピュータ300には、要注意口
座データベース310が備えられており、ATMは、ホ
ストコンピュータ300との通信によって、取引対象と
なっている口座が、要注意口座であるか否かを判断する
ことができる。
【0024】B.紙幣取扱装置:図2は紙幣取扱装置1
0の概略構成を示す側断面図である。入出金部1は、ユ
ーザへの紙幣の授受を行うための空隙である。入出金部
1の入り口には、シャッタ6が設けられている。このシ
ャッタ6は先に説明したATMの紙幣入出金口207と
連動して自動的に開閉する。
【0025】紙幣取扱装置10の内部には、出金に使用
できる正常な紙幣(以下、「真券」と呼ぶ)を保管する
ための保管庫12〜14、異常があると判定された紙幣
(以下、「リジェクト券」と呼ぶ)を保管するリジェク
トボックス11、装置内での搬送過程において一時的に
保管する一時保管庫4が備えられている。
【0026】保管庫に保管される金種は、保管庫単位で
予め決められている。保管庫12には、庫内での紙幣の
配列順序が混乱しないように、紙幣を整然と保持するた
めの可動式の押板12Aが設けられている。他の保管庫
13、14にも同様の押板が設けられている。
【0027】入出金部1および各保管庫間の紙幣の搬送
は、搬送部2によって行われる。搬送部2は、ローラ、
ベルトなどの搬送機構を利用して、紙幣を搬送するため
の機構である。搬送部2の経路には、紙幣の搬送先を切
り換えるためのゲートが設けられている。ゲート5は、
一時保管庫4と入出金部1との切り換えを行う。ゲート
7は、搬送先をリジェクトボックス11に切り換える。
ゲート8およびゲート9は、搬送先を各保管庫12〜1
4に切り換える。
【0028】搬送部2の経路上には、鑑別部30が設け
られている。鑑別部30は光学センサその他のセンサに
よって、通過する紙幣を一枚ずつ鑑別し、その結果を出
力する。鑑別結果には、紙幣の金種、真偽などが含まれ
る。
【0029】図3は鑑別部30の概略構成を示す説明図
である。鑑別部30を上方から見た平面図である。紙幣
鑑別装置は、回転軸33に取付られたローラ34によっ
て、紙幣Bを図中の矢印で示す方向に搬送速度Vpで搬
送する。イメージセンサ31は、搬送過程で、紙幣Bの
全面を光学的にスキャンする。スキャンされた画像デー
タは、外形寸法のチェックや金種・真偽の鑑別に利用さ
れる。イメージセンサ31は、低解像度モード、高解像
度モードの二つのモードでスキャンすることができる。
高解像度モードにおける搬送速度Vpは低解像度モード
の場合よりも低くなるよう、モードの選択とともに搬送
速度Vpも制御される。本実施例では、高解像度モード
では、低解像度モードの約1/2の搬送速度に設定し
た。
【0030】磁気センサ35は、紙幣Bの磁気特性を検
出する。光学センサ32は、紙幣Bに紫外線を照射した
場合の分光特性を検出する。磁気特性、分光特性は、各
センサ直下の紙幣Bを搬送方向に読み取るため、紙幣B
のシフトが鑑別結果に影響を与える場合もある。本実施
例では、光学および磁気パターンの画像データ、外形寸
法、特定波長の光に対する分光特性を用いて紙幣の真偽
を鑑別するものとしたが、これとは異なる鑑別方法を用
いるものとしてもよい。また、各センサの個数、配置
は、図示した例に限定されず、任意に設定可能である。
【0031】鑑別は、入金計数時、入金収納時、出金時
にそれぞれ行われる。入金計数とは、入出金部1から紙
幣を計数しながら一時保管庫4に紙幣を搬送する処理で
ある。入金収納とは、計数された金額をユーザが確認
し、入金指示を出した後に行われる処理であり、一時保
管庫4の紙幣を金種ごとに各保管庫12〜14に収納す
る処理である。出金とは、各保管庫12〜14からの出
金処理である。鑑別部30によって、繰り出しに異常が
あったと判定された紙幣、汚損が激しいと判定された紙
幣などは、リジェクト券として扱われる。入金収納時お
よび出金時にリジェクト券と判定された紙幣は、リジェ
クトボックス11に収納される。入金計数時にリジェク
ト券と判定された紙幣は、入出金部1に戻される。
【0032】図示を省略したが、紙幣取扱装置10の内
部には制御ユニットが備えられている。制御ユニット
は、内部にCPU、メモリを備えるマイクロコンピュー
タとして構成されており、予め用意されたプログラムに
従って、鑑別部30での鑑別も含め、紙幣取扱装置10
の動作を制御する。
【0033】C.機能ブロック:図4はATMおよび紙
幣取扱装置10の機能ブロックを示す説明図である。図
中の各機能ブロックは、ATMの制御ユニット202お
よび紙幣取扱装置10の制御ユニット内にそれぞれソフ
トウェア的に構築されている。これらの機能ブロック
は、ハードウェア的に構成することも可能である。
【0034】ATM側の機能ブロックは、主制御部21
0の制御下でそれぞれ以下の機能を奏する。コマンド入
力部212は、ユーザからのコマンドを入力する。例え
ば、取引内容の選択、入金時の金額の確認、出金すべき
金額の指定などが含まれる。また、併せてキャッシュカ
ード等から入出金の対象となる口座情報を取得する。金
種、枚数設定部214は、指定された金額に基づいて金
種ごとの出金枚数を設定する。ホスト通信部216は、
取引に関する種々の情報をホストコンピュータ300と
通信する。ATMからホストコンピュータ300に送信
する情報としては、取引対象となる口座、入出金される
金額、暗証番号などが挙げられる。ホストコンピュータ
300からATMに送信される情報としては、要注意口
座フラグが挙げられる。要注意フラグとは、取引対象の
口座が、要注意口座に相当するか否かを示すフラグであ
る。こうして取得等された種々の情報は、指示部218
を介して紙幣取扱装置10に送信される。
【0035】紙幣取扱装置10側の各機能ブロックは、
主制御部105の制御下でそれぞれ以下の機能を奏す
る。
【0036】ATM通信部102は、指示部218との
間で情報の授受を行う。例えば、ATM側の制御ユニッ
ト202からの指示内容を主制御部105に伝達した
り、紙幣取扱装置10での処理結果を制御ユニット20
2に送信したりする。入出金制御部104は、入金計
数、入金収納、出金などの処理を実行する。
【0037】鑑別実行部106は、鑑別部30を制御し
て紙幣の鑑別を行う。イメージセンサ31でスキャンさ
れた紙幣の画像データ108を保持するとともに、これ
を用いて鑑別を行う。本実施例では、後述する通り、鑑
別済みの紙幣の再鑑別を行う場合がある。再鑑別は、鑑
別条件を変更して実行される。鑑別条件は、鑑別項目リ
スト107に予め設定されている。図中に鑑別条件を例
示した。この例では、紙幣の画像データ108を用いた
鑑別について、通常時には低解像度のイメージを用い、
再鑑別時には高解像度のイメージを用いるよう設定され
ている。また、偽券パターンとのマッチングについて、
通常時には行わず、再鑑別時に行うよう設定されてい
る。偽券パターンとのマッチングとは、予め登録された
偽券パターンデータ109、即ち、偽券の特徴を抽出し
た画像データと画像データ108との比較による真偽鑑
別である。鑑別実行部106は、この鑑別項目リスト1
07を参照し、通常鑑別と再鑑別とで鑑別条件の切り換
えを実行する。
【0038】D.入金処理:図5は入金処理のフローチ
ャートである。紙幣取扱装置10の制御ユニットが実行
する処理である。この処理は、ユーザがATMで「預け
入れ」、「現金での振込」など入金を伴う取引を選択し
た後、入出金部1に紙幣が挿入されたことをトリガとし
て開始される。
【0039】処理が開始されると、制御ユニットは、入
出金部1から紙幣を繰り出し(ステップS10)、鑑別
処理を行う(ステップS11)。この時点では、先に説
明した鑑別項目リスト107における通常時の条件に基
づいて鑑別を実行する。真券と鑑別された紙幣は、一時
保管庫4に保管され、リジェクト券と鑑別された紙幣は
入出金部1に戻される。
【0040】制御ユニットは、全紙幣の鑑別が完了する
と、予め設定された再鑑別条件が満たされているか否か
の判定を行う(ステップS12)。図中に再鑑別条件を
例示した。本実施例では、リジェクト率が所定値Th
(%)よりも大きいこと(条件1)、取引の対象となる
口座が要注意口座であること(条件2)の少なくとも一
方を満足するときに再鑑別条件を満足するものとした。
リジェクト率とは、鑑別を行った全紙幣のうち、リジェ
クト券と判定された紙幣の割合をいう。所定値Thは、
0も含めて任意に設定可能であり、例えば、真券のみを
使用する場合に統計的に得られるリジェクト率の最大値
よりも大きい範囲に設定することができる。再鑑別条件
は、ここに例示したリジェクト率に限らず、リジェクト
券の枚数で設定してもよい。
【0041】要注意口座であるか否かの判定は、本実施
例ではホストコンピュータ300で行うものとした。ホ
ストコンピュータ300は、ATMから取引対象の口座
番号を受信し、要注意口座データベース310に登録さ
れて要注意口座か否かの照合を行い、結果を要注意フラ
グの形式でATMに返信する。制御ユニットは、このフ
ラグによって、要注意口座であるか否かの判断をするこ
とができる。要注意口座データベース310を、制御ユ
ニット内に保持しておき、これを参照することで、制御
ユニット自身が上記判断を行うものとしてもよい。
【0042】上述の条件を満足する場合、即ち、再鑑別
が必要と判断される場合には(ステップS13)、制御
ユニットは、再鑑別を実行する。この際、先に説明した
鑑別項目リスト107によって鑑別条件を再鑑別モード
に切り換える(ステップS14)。本実施例では、イメ
ージセンサ31を高解像度モードにし、新たな鑑別項目
として偽券パターンマッチングを追加する。これと併せ
て紙幣の搬送位置をシフトするものとした。
【0043】こうして制御ユニットは、ステップS10
〜S13までの処理を再度実行する。再鑑別は、入出金
部1に戻されている紙幣、即ち最初の鑑別でリジェクト
券と判断された紙幣のみを対象として行ってもよいが、
本実施例では、一時保管庫4の紙幣も含めて全紙幣を対
象とする。つまり、制御ユニットは、一時保管庫4の紙
幣を一旦、全て入出金部1に戻し、その後、全紙幣を入
出金部1から鑑別部30を通して搬送しなおすことで、
再鑑別を実行する。この再鑑別は、入出金部1のシャッ
タ6は閉じたまま、ユーザにリジェクト券を返却するこ
となく行われる。
【0044】再鑑別時には、制御ユニットは、鑑別処理
(ステップS11)において、高解像度で画像のスキャ
ンを行い、これに基づいて真偽鑑別する。高解像度で画
像をスキャンすることにより、より精細な真偽鑑別が可
能となり精度を向上することができる。また、取得され
た画像データと真券との整合性を比較するだけでなく、
偽券パターンデータとの比較も行う。鑑別項目を増やす
ことにより、鑑別精度の向上を図ることができる。更
に、紙幣の搬送位置がシフトされているため、磁気特
性、分光特性による鑑別は、最初の鑑別と異なる領域で
行う。このように領域を変えて鑑別を行うことにより、
再鑑別時における真偽鑑別の精度を向上することができ
る。本実施例では、再鑑別時にも磁気特性、分光特性に
よる鑑別を行うものとしたが、これらを省略してもよ
い。
【0045】鑑別処理(ステップS11)の後、制御ユ
ニットは、再び再鑑別条件の判定を実行する(ステップ
S12)。最初の判断時と同じ条件で再鑑別の要否を判
断するものとしてもよいし、条件を変更してもよい。再
鑑別の回数に上限を設けるものとしてもよい。本実施例
では、再鑑別は1回に制限するものとし、ステップS1
2およびS13では無条件に再鑑別不要と判断するよう
設定した。
【0046】ステップS13において、再鑑別不要と判
断されると、制御ユニットは、ユーザに、リジェクト券
を返却し、真券と判断された紙幣の計数結果を提示する
(ステップS15)。ユーザが、この結果を確認して入
金の指示を行うと(ステップS16)、制御ユニット
は、一時保管庫4に保管された紙幣を各保管庫に収納す
る(ステップS17)。これと併せて、ホストコンピュ
ータ300との通信が行われ、取引処理が完了する。ユ
ーザが、入金以外の指示、例えば、入金の追加などを行
った場合には、改めてステップS10から処理を再開す
る。この場合には、鑑別も通常モードから再開される。
【0047】以上で説明した本実施例のATMおよび紙
幣取扱装置によれば、再鑑別条件を満足する場合に、紙
幣の再鑑別を行うことにより真偽の鑑別精度を向上する
ことができる。再鑑別は、常に行われる訳ではないか
ら、鑑別処理に要する時間が増大するなどの弊害を回避
できる。
【0048】E.変形例:本実施例では、通常鑑別時に
低解像度モードでスキャンし、再鑑別時に高解像度モー
ドで改めてスキャンするものとした。最初の鑑別時に高
解像度モードでスキャンし、その画像データを保存して
おいてもよい。通常の鑑別時には、画像データの解像度
を低減して真偽鑑別を行い、再鑑別時には保存されてい
る原データで真偽鑑別を行えばよい。こうすることによ
り、紙幣を再搬送するまでなく再鑑別を行うことができ
る。
【0049】実施例では、再鑑別によって偽券と判断さ
れた紙幣のうち、偽券パターンデータに未登録の紙幣が
存在する場合には、制御ユニットが、その画像データを
ホストコンピュータ300に送信する処理を追加しても
よい。こうすることにより、偽券パターンデータの充実
化を図ることができる。
【0050】実施例では、鑑別条件を通常時と再鑑別時
で切り換えるものとした(図5のステップS14)。鑑
別条件の切り換えは、図5中に例示した項目に限られな
い。これらの一部のみを切り換えても構わないし、例示
した項目以外の条件を切り換えるものとしてもよい。鑑
別条件の切り換え自体を省略し、通常時と同じ鑑別条件
で再鑑別を行うものとしてもよい。
【0051】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフト
ウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものと
してもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、再鑑別を行うことによ
り、紙幣の真偽鑑別の精度を向上することができる。再
鑑別は、常に行われるものではなく、再鑑別条件を満足
する場合に行われるため、鑑別の所要時間が長くなるこ
とを回避でき、装置の利便性低下を抑制することができ
る。紙幣をユーザに返却することなく、再鑑別を行うた
め、ユーザに煩雑な操作を強いることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としての現金自動取引装置の概略構成を
示す説明図である。
【図2】紙幣取扱装置10の概略構成を示す側断面図で
ある。
【図3】鑑別部30の概略構成を示す説明図である。
【図4】ATMおよび紙幣取扱装置10の機能ブロック
を示す説明図である。
【図5】入金処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…入出金部 2…搬送部 4…一時保管庫 5、7、8、9…ゲート 6…シャッタ 10…紙幣取扱装置 11…リジェクトボックス 12、13、14…保管庫 12A…押板 31…イメージセンサ 32…光学センサ 33…回転軸 34…ローラ 35…磁気センサ 102…ATM通信部 104…入出金制御部 105…主制御部 106…鑑別実行部 107…鑑別項目リスト 108…画像データ 109…偽券パターンデータ 202…制御ユニット 203…操作部 205…カード取扱機構 206…明細票発行機構 207…紙幣入出金口 210…主制御部 212…コマンド入力部 214…枚数設定部 216…ホスト通信部 218…指示部 300…ホストコンピュータ 310…要注意口座データベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣取扱装置であって、 紙幣の入金、および該入金された紙幣の返却をするため
    の入出金口と、 紙幣の真偽を鑑別する鑑別部と、 該鑑別部に紙幣を搬送する搬送部と、 鑑別された紙幣を一時的に保管する保管部と、 再鑑別を実行するための所定の条件を満たす場合に、前
    記返却を経ずに、前記保管されている紙幣を再鑑別する
    よう前記鑑別部および搬送部を制御する再鑑別制御部と
    を備える紙幣取扱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 前記再鑑別制御部は、予め設定された要注意口座を対象
    として紙幣の入金を伴う取引が行われた時に、前記再鑑
    別を実行する紙幣取扱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 前記再鑑別制御部は、従前の鑑別によって、真券以外の
    券が所定の枚数以上、検出されている時に、前記再鑑別
    を実行する紙幣取扱装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 前記再鑑別制御部は、前記再鑑別の実行時には、前記鑑
    別部における鑑別条件を変更させる紙幣取扱装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の紙幣取扱装置であって、 前記鑑別部は、前記紙幣の画像データに基づく鑑別を実
    行し、 前記再鑑別制御部は、前記再鑑別の実行時には、前記鑑
    別部に、該画像データの解像度を高めた鑑別を行わせる
    紙幣取扱装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の紙幣取扱装置であって、 前記鑑別部は、 前記紙幣の画像データを取得し、保持する画像保持部
    と、 該画像データの解像度を低減して鑑別を行う低解像度鑑
    別部と、 前記再鑑別の実行時に、前記画像データを用いて鑑別を
    行う高解像度鑑別部とを備える紙幣取扱装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の紙幣取扱装置であって、 前記鑑別部は、複数種類の鑑別方法による鑑別が可能で
    あり、 前記再鑑別制御部は、前記再鑑別の実行時には、前記鑑
    別部に、従前の鑑別と異なる種類の鑑別を含めた鑑別を
    行わせる紙幣取扱装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の紙幣取扱装置であって、 前記鑑別部は、前記紙幣の一部の領域から得られる情報
    に基づいて鑑別を行い、 前記再鑑別制御部は、前記再鑑別の実行時には、前記紙
    幣の搬送状態が従前とは異なるよう前記搬送部を制御す
    ることにより、前記領域を変更した鑑別を行わせる紙幣
    取扱装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 前記再鑑別制御部は、従前の鑑別結果に関わらず、保管
    されている全紙幣について前記再鑑別を行わせる紙幣取
    扱装置。
  10. 【請求項10】 紙幣取扱装置の制御方法であって、 紙幣の入金、および該入金された紙幣の返却をするため
    の入出金口から紙幣を搬送する工程と、 該搬送された紙幣の真偽を鑑別する工程と、 該鑑別された紙幣を一時的に保管する工程と、 再鑑別を実行するための所定の条件を満たす場合に、前
    記返却を経ずに、前記保管されている紙幣の再鑑別を行
    う工程とを備える紙幣取扱装置の制御方法。
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