JP2007148721A - リムーバブルメディア装置、リムーバブルメディア装置制御プログラムおよびリムーバブルメディア装置制御方法 - Google Patents

リムーバブルメディア装置、リムーバブルメディア装置制御プログラムおよびリムーバブルメディア装置制御方法 Download PDF

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    • G06F21/78Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure storage of data

Abstract

【課題】ネットワークに接続されたリムーバブルメディア装置に装着されたリムーバブルメディアに記憶された情報の漏洩を防止することができるリムーバブルメディア装置を提供する。
【解決手段】使用者は、メモリカード40をメモリカード部8に装着する前に、複数のユーザのうちのいずれかのユーザを指定するユーザ番号を入力する。MFP1のメモリカード部8にメモリカード40が装着されると、ユーザ番号により指定された識別情報が有効な識別情報として設定される。次に、PC20において、メモリカード40から情報を取得するアプリケーションが、ユーザの操作により起動されると、PC20にインストールされているブラウザは、MFP1に対してログインを要求する。MFP1は、このユーザ名とデフォルトのパスワードを受信すると、有効なユーザ名とパスワードとがそれぞれ一致するか否かの認証を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、リムーバブルメディア装置、リムーバブルメディア装置制御方法およびリムーバブルメディア装置制御プログラムに関し、特にリムーバブルメディアに記憶された情報がネットワークを介して漏洩することを防止することができるリムーバブルメディア装置、リムーバブルメディア装置制御プログラムおよびリムーバブル装置制御方法に関する。
デジタルカメラにより撮影された画像データや、コンピュータにより作成された文書などの情報は、着脱自在なメモリカード(リムーバブルメディア)に記憶される。そのメモリカードは、ネットワークに接続されたカードリーダ(リムーバブルメディア装置)に装着され、メモリカードに記憶される情報が読み取られ、その情報は、ネットワークに接続されたコンピュータに入力される。
一方、ネットワークを用いた情報の送受において、セキュリティを高めるために、ユーザ名やパスワードの入力を要求し、正しいユーザ名およびパスワードを入力した場合に限りアクセスを許諾することが行われている。したがって、ユーザは、アクセスを行う毎にユーザ名とパスワードとを正確に入力しなければならない。特開2003−196241号公報(特許文献1)には、ユーザ名やパスワードの入力作業の利便性を高めるために、一度ユーザ名とパスワードを入力すると、それらの情報がICカードに記憶され、それ以降は、そのICカードにより自動的にそれら設定が行われる装置が開示されている。
特開2003−196241号公報
しかしながら、会社などのネットワークに、複数のコンピュータと、カードリーダとが接続され、複数のコンピュータを使用する者が、カードリーダにアクセスすることができる場合には、メモリカードに記憶される情報を読み出すことができる。カードリーダには、パスワードを設定することができ、そのパスワードを知っている者だけが、そのカードリーダにアクセスすることができるが、カードリーダのパスワードを知っている者と、メモリカードに記憶されている情報を取得してもよい者とは、必ずしも一致しない。
したがって、情報の種類には、例えば人事に関する情報や、個人情報もあり、カードリーダのパスワードを知っている者全てがカードリーダに装着されたメモリカードに記憶された情報を取得できるということでは機密情報が漏洩する恐れがあるという問題点がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ネットワークに接続されたリムーバブルメディア装置に装着されたリムーバブルメディアに記憶された情報の漏洩を防止することができるリムーバブルメディア装置、リムーバブルメディア装置制御プログラムおよびリムーバブルメディア装置制御方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、本発明の請求項1記載のリムーバブルメディア装置は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるものであって、複数の識別情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段が記憶している複数の識別情報のいずれかを指定する指定手段と、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証手段と、その認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御手段とを備えている。
請求項2記載のリムーバブルメディア装置は、請求項1記載のリムーバブルメディア装置において、前記認証手段は、前記指定手段により前記記憶手段が記憶している複数の識別情報のいずれかが指定されない場合、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれかに一致するか否かを判定し、前記制御手段は、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれかに一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれにも一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する。
請求項3記載のリムーバブルメディア装置は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるものであり、前記リムーバブルメディアが記憶している複数の識別情報のいずれかを指定する指定手段と、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証手段と、その認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御手段とを備えている。
請求項4記載のリムーバブルメディア装置は、請求項3記載のリムーバブルメディア装置において、前記認証手段は、前記指定手段により前記リムーバブルメディアが記憶している複数の識別情報のいずれかが指定されない場合、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記リムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれかに一致するか否かを判定し、前記制御手段は、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記リムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれかに一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記リムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれにも一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する。
請求項5記載のリムーバブルメディア装置は、請求項1から4のいずれかに記載のリムーバブルメディア装置において、前記指定手段は、リムーバブルメディアが装着される前に前記複数の識別情報のいずれかを指定する。
請求項6記載のリムーバブルメディア装置は、請求項1から5のいずれかに記載のリムーバブルメディア装置において、前記指定手段は、前記複数の識別情報のいずれかに対応する文字または符号を入力する入力手段を備え、その入力手段により入力された文字または符号によりいずれかの識別情報を指定する。
請求項7記載のリムーバブルメディア装置制御プログラムは、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるリムーバブルメディア装置により実行されるものであり、前記リムーバブルメディア装置は、複数の識別情報を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段が記憶する複数の識別情報のいずれかを指定する指定ステップと、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証ステップと、その認証ステップにより前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御ステップとを備えている。
請求項8記載のリムーバブルメディア装置制御方法は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるリムーバブルメディア装置により実行されるものであり、前記リムーバブルメディア装置は、複数の識別情報を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段が記憶する複数の識別情報のいずれかを指定する指定ステップと、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証ステップと、その認証ステップにより前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御ステップとを備えている。
請求項1記載のリムーバブルメディア装置によれば、複数の識別情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段が記憶している複数の識別情報のいずれかを指定する指定手段と、ネットワークを介して入力した識別情報が指定手段により指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証手段と、その認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報が指定手段により指定された識別情報に一致すると判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報が指定手段により指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力しないように制御する制御手段とを備えているので、リムーバブルメディアが記憶する情報をリムーバブルメディア装置に記憶されている複数の識別情報の中の指定された識別情報を入力した機器にだけネットワークを介して送信する。よって、リムーバブルメディアが記憶する情報が特定の者以外に漏洩することを防止することができるという効果がある。
請求項2記載のリムーバブルメディア装置によれば、請求項1記載のリムーバブルメディア装置の奏する効果に加え、認証手段は、指定手段により記憶手段が記憶している複数の識別情報のいずれかが指定されない場合、ネットワークを介して入力した識別情報が記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれかに一致するか否かを判定し、制御手段は、認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報が記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれかに一致すると判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力し、認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報が記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれにも一致しないと判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力しないように制御するので、リムーバブルメディアに記憶される情報に応じて、リムーバブルメディア装置に登録されたユーザの中の指定されたユーザだけがその情報を取得できる場合と、リムーバブルメディア装置に登録されたユーザであればその情報を取得できる場合とを設定することができる。よって、リムーバブルメディアに記憶する内容に応じた情報の開示または情報の漏洩防止を行うことができるという効果がある。
請求項3記載のリムーバブルメディア装置によれば、リムーバブルメディアが記憶している複数の識別情報のいずれかを指定する指定手段と、ネットワークを介して入力した識別情報が指定手段により指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証手段と、その認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報が指定手段により指定された識別情報に一致すると判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力し、認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報が指定手段により指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力しないように制御する制御手段とを備えているので、リムーバブルメディアが記憶する複数の識別情報のうち、指定された識別情報を入力した機器だけがリムーバブルメディアに記憶された情報を取得することができ、情報の漏洩を防止することができるという効果がある。
請求項4記載のリムーバブルメディア装置によれば、請求項3記載のリムーバブルメディア装置の奏する効果に加え、認証手段は、指定手段によりリムーバブルメディアが記憶している複数の識別情報のいずれかが指定されない場合、ネットワークを介して入力した識別情報が記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれかに一致するか否かを判定し、制御手段は、認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報がリムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれかに一致すると判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力し、認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報がリムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれにも一致しないと判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力しないように制御するので、リムーバブルメディアに記憶される情報に応じて、リムーバブルメディア装置に登録されたユーザの中の指定されたユーザだけがその情報を取得できる場合と、リムーバブルメディア装置に登録されたユーザであればその情報を取得できる場合とを設定することができる。よって、リムーバブルメディアに記憶する内容に応じた情報の開示または情報の漏洩防止を行うことができるという効果がある。
請求項5記載のリムーバブルメディア装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載のリムーバブルメディア装置の奏する効果に加え、指定手段は、リムーバブルメディアが装着される前に前記複数の識別情報のいずれかを指定するので確実にリムーバブルメディアが記憶する情報が漏洩することを防止することができるという効果がある。リムーバブルメディアが装着された後に識別情報のいずれかを指定すると、リムバブルメディアを装着した後、識別情報の指定を行う前にリムーバブルメディアが記憶する情報が漏洩する場合がある。
請求項6記載のリムーバブルメディア装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載のリムーバブルメディア装置の奏する効果に加え、指定手段は、複数の識別情報のいずれかに対応する文字または符号を入力する入力手段を備え、その入力手段により入力された文字または符号によりいずれかの識別情報を指定するので、複数の識別情報のいずれかを簡単な操作で指定することができるという効果がある。
請求項7記載のリムーバブルメディア装置制御プログラムおよび請求項8記載のリムーバブル装置制御方法によれば、リムーバブルメディア装置は、複数の識別情報を記憶する記憶手段を備え、記憶手段が記憶する複数の識別情報のいずれかを指定する指定ステップと、ネットワークを介して入力した識別情報が指定ステップにより指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証ステップと、その認証ステップによりネットワークを介して入力した識別情報が指定ステップにより指定された識別情報に一致すると判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、認証手段によりネットワークを介して入力した識別情報が指定ステップにより指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力しないように制御する制御ステップとを備えているので、リムーバブルメディアが記憶する情報をリムーバブルメディア装置に記憶されている複数の識別情報の中の指定された識別情報を入力した機器にだけネットワークを介して送信する。よって、リムーバブルメディアが記憶する情報が特定の者以外に漏洩することを防止することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態における多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function
Peripheral)」と略す)1と、LAN(Local Area Network)50を介して接続されるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略す)20とからなる通信システムの構成を示すブロック図である。
MFP1は、フォトメディアキャプチャ機能、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などの各種の機能を1台に備えている。図1に示すように、MFP1は、MFP1全体の動作を制御するCPU2と、そのCPU2により実行される各種処理に必要なデータ等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM3と、CPU2により実行される各種制御プログラムや固定値データを記憶するROM4と、LANインターフェース(以下、「LANI/F」と称する)5と、プリンタ部6と、スキャナ部7と、メモリカード部8と、MFP1で各種機能を実行させるための複数の操作入力キー(ボタンやスイッチなど)から構成される操作部9と、フラッシュメモリ10と、電話回線(図示なし)を介して画像情報を送受信するファクシミリ部11とを主に備えている。
CPU2は、ROM4に記憶された各種プログラムを実行するプロセッサであり、RAM3は、CPU2が各種プログラムを実行する際、変数などを一時記憶するワークエリア等を有するランダムにアクセスできるメモリである。変数の一つとしてユーザにより指定されるユーザ番号を記憶するユーザ番号メモリ3aが備えられている。ユーザ番号は、後述するように、複数のユーザに対応してフラッシュメモリ10に記憶される識別情報のいずれかを指定する番号であり、ユーザにより指定されるものである。
操作部9は、操作パネルに複数のスイッチや表示器を備えるものであり、ユーザがスイッチを操作することによりMFP1に指示を行うことができる。スイッチとしては、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などの各種の機能を選択するモード選択キー9h〜9k(図2参照)や、数値や文字を入力することができるテンキーなどが備えられている。モードスイッチを操作することにより、フォトメディアキャプチャ機能を実行するフォトメディアキャプチャモード、コピー機能を実行するコピーモード、スキャナ機能を実行するスキャナモード、ファクシミリ機能を実行するファクシミリモードなどに設定することができる。また、テンキーを操作することにより、ファクシミリ送信番号を入力したり、識別情報を指定するユーザ番号を入力することができる。表示器は、設定された種々の値などを示す設定画面などを表示するものである(図2参照)。
フラッシュメモリ10は、種々のデータの書き込みおよび読み出しを行うことができる不揮発性のメモリで、複数のユーザに対応して、ユーザ名とパスワードとによりなる識別情報を記憶する識別情報メモリ10aを備えている。ユーザ名は、例えば、「user03」などのように数字により表されるユーザ番号を含み、そのユーザ番号を操作部9において入力することによりいずれかの識別情報を指定することができる。
いずれかの識別情報が指定された場合は、RAM3のユーザ番号メモリ3aに記憶され、そのユーザ番号に対応する識別情報が、LAN50を介して入力されて認証を受けた場合に限り、その識別情報を送信した機器にメモリカード40が記憶するデータを送信する。
この実施形態では、メモリカード40がメモリカード部8に装着される前に識別情報を指定するものとする。その理由は、メモリカード40が装着された後に、複数の識別情報のうちのいずれかが指定されるように構成すると、メモリカード40が装着された後、いずれかの識別情報が指定されるまでの間にメモリカード40に記憶された情報が漏洩する恐れがあるからである。
LANI/F5は、ネットワークであるLAN50のインターフェースである。なお、この実施形態では、ファイル転送のプロトコルとしてFTP(File Transfer
Protocol)を使用して通信を行うものとする。フォトメディアキャプチャモードに設定されている場合には、メモリカード部8に装着されたメモリカード40に記憶されているデータを、このLANI/F5を介してLAN50に接続されたPC20に送信することができる。
プリンタ部6は、CPU2からの指示に基づいて、所定の給紙位置(非図示)にセットされた記録紙への印刷を行うためのインクジェット方式のプリンタで構成され、記録紙を搬送する記録紙搬送用モータ(非図示)と、記録紙へインクを吐出する印字ヘッド(非図示)と、その印字ヘッドを搭載したキャリッジ(非図示)を移動させるキャリッジモータ(非図示)とを備えている。フォトメディアキャプチャモードに設定されている場合には、メモリカード部8に装着されたメモリカード40に記憶されている画像や文書などのデータを、このプリンタ部6により印刷することができる。
スキャナ部7は、CPU2からの指示に基づいて、所定の読取位置(非図示)にセットされた原稿から画像の読み取りを行うと共に、この画像のイメージデータを生成するものである。このスキャナ部7により読み取られたイメージデータは、LAN50を介してPC20に送信される。
また、MFP1が、コピーモードに設定されている場合には、このスキャナ部7によって生成されたイメージデータは、プリンタ部6により記録紙に印刷される。さらに、MFP1が、MFP1におけるスキャナ機能を機能させるスキャナモードに設定されている場合には、このスキャナ部7によって生成されたイメージデータは、RAM3における所定の記憶領域に格納される。
メモリカード部8は、各種メモリカード40を着脱自在に装着可能なスロットを備え、そのスロットに装着されたメモリカード40に記憶されているデータを読み出したり、書き込むことができるものである。MFP1がフォトメディアキャプチャモードに設定されている場合には、メモリカード部8に装着されているメモリカード40に記憶されているデータを読み出してプリンタ部6により印刷を行うことができるとともに、メモリカード40から読み出されたデータは、LAN50を介してPC20に送信することができる。また、MFC1を操作することにより、メモリカード40の識別情報メモリ40aに識別情報を書き込むことや、LAN50を介してPC20から所定の情報をデータメモリ40bに書き込む機能を備えている。
メモリカード40は、書き換えができると共に電源が遮断された場合でも記憶を保持するフラッシュメモリにより構成され、各社から種々のタイプのもの(例えば、SDカードやxDカード)が提供されている。このメモリカード40は、デジタルカメラなどにより撮影された画像データや、コンピュータなどにより作成されたテキストデータなどのデータを記憶する。
PC20からネットワーク50を介してデータメモリ40bに記憶しているデータを取得する場合は、PC20において識別情報を入力し、MFP1がその識別情報を受信して、その識別情報とRAM3の所定の領域に記憶された識別情報とが一致するか否かを判定する認証を行う。認証が行われた結果、ユーザ名およびパスワードがそれぞれ一致する場合は、データメモリ40bに記憶しているデータのPC20への送信を許可し、ユーザ名またはパスワードが一致しない場合は、そのデータをPC20へ送信しないように構成されている。なお、識別情報メモリ40aに識別情報が記憶されていない場合には、規制されずにデータメモリ40bに記憶されているデータを取得することができる。
ファクシミリ部11は、スキャナ部7により読み取られたイメージデータや、LAN50を介して受信したデータなどを電話回線を介して送信し、電話回線を介して受信したデータをプリンタ部6で印刷したり、LAN50を介してPC20へ送信したりすることができる。
次に、PC20について説明する。PC20は、CPU21と、そのCPU21により実行される各種処理に必要なデータやプログラム等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM22と、CPU21により実行される各種の制御プログラムや固定値データを記憶するROM23と、各種設定を記憶し書き換え可能で不揮発性のメモリであるハードディスク24と、各種機能を設定するための複数の操作入力キーを有するキーボードとマウスから構成される操作部27と、各種情報を表示する液晶ディスプレイにより構成される表示器25と、LAN50に接続するためのLANインターフェースであるLANI/F26とを備えている。
ハードディスク24には、OS(Operating System)などの他に、各種アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと略す)がインストールされている。そのアプリケーションプログラムとして、MFP1に備えられているメモリカード部8に装着されているメモリカード40にLAN50を介してアクセスし、メモリカード40が記憶するデータの取得処理などを行うプログラムや、インターネットを介してHTMLファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析して表示、再生するブラウザが記憶されている。
次に、図2を参照して、MFP1の操作部9である操作パネル部分について説明する。図2は、MFP1における操作部9の平面図である。図2に示すように、この操作部9は、LCD9aと各種操作入力キー9b〜9kとから構成されている。
LCD9aは、MFP1における各種情報を表示する液晶ディスプレイ(LCD)である。このLCD9aでは、上記したような機能設定時における機能又は設定値等を設定させるための設定表示等が表示される。
操作入力キー9bは、電源ボタンであり、MFP1が電源遮断の状態で押下すると、MFP1に電源が投入され、一方で、MFP1に電源が投入されている状態において、操作入力キー9bが押下されるとMFP1は電源遮断される。
操作入力キー9cは、MFP1で実行させる機能又は設定値などを、LCD9aに表示される選択肢の中から設定させるための十字キー及びメニューセットキーである。この操作入力キー9cの上下左右の端部を押下することにより、LCD9aに表示されるカーソルが上下左右に移動される。そして、カーソルが所望の機能又は設定値に対応する選択肢に配置された場合に、操作入力キー9cの中央部を押下することにより、カーソルが配置されていた機能又は設定値が設定される。
メニューの一つに、識別情報メモリ10aに新たな識別情報を設定するまたは、識別情報メモリ10aに記憶されたいずれかの識別情報を変更する処理である識別情報設定処理を選択することができる。
操作入力キー9dは、テンキーであり、MFP1がフォトメディアキャプチャモードに設定されている場合は、フラッシュメモリ10の識別情報メモリ10aに記憶されている識別情報のいずれかに対応する2桁のユーザ番号を入力することにより、識別情報を指定することができる。また、FAXモードである場合は、ファクシミリデータを送信する相手側装置の電話番号の入力や設定値の入力等に用いられ、コピーモードである場合は、コピーを行う枚数などの入力に用いられる。
また、操作入力キー9eは、設定ボタンであり、各種モードにおける特定の機能(例えば、ファクシミリモードにおけるオンフックダイヤル機能)を実行指示するものである。また、操作入力キー9fは、ストップボタンであり、各種機能を実行している場合に、停止を指示するものであり、操作入力キー9gは、スタートボタンであり、ファクシミリモードやコピーモードにおいて、それらの機能の実行の開始を指示するものである。
操作入力キー9h〜9kは、モード選択キーであり、MFP1においてフォトメディアキャプチャ機能を機能させるPCCモードキー9hと、コピー機能を機能させるコピーモードキー9iと、ファクシミリ機能を機能させるファクシミリモードキー9jと、スキャナ機能を機能させるスキャンモードキー9kとを備えている。これらのモード選択キー9h〜9kのいずれかが押下されると、MFP1は、押下された選択キーに応じた機能を実行するように設定される。
次に、図3を参照して、MFP1とPC20とにより行われる処理の概要についてに説明する。図3は、MFP1とPC20において実行される処理の概要を示す模式図である。
まず、使用者は、メモリカード40をメモリカード部8に装着する前に、複数のユーザのうちのいずれかのユーザを指定するユーザ番号を入力する(図示なし)。MFP1のメモリカード部8にメモリカード40が装着されると、ユーザ番号により指定された識別情報が有効な識別情報として設定される。次に、PC20にインストールされているブラウザが、ユーザの操作により起動され、MFP1に対してログインを要求する[1]。この時指定されるアドレスは、「ftp://abc@def」などとしてされる。「ftp」は、ftpサーバとして機能するMFP1を示し、「abc」は、ユーザ名であり、@以下の「def」は、ノード名である。ブラウザは、ログインを行う時、デフォルトのパスワードをMFP1に送信する[2]。なお、ブラウザでは、最初のログイン時に、予め設定されたデフォルトのパスワードを送信するように設定されている。
MFP1は、このユーザ名とデフォルトのパスワードを受信すると、有効なユーザ名とパスワードとがそれぞれ一致するか否かの認証を行う。デフォルトのパスワードは、有効なパスワードとは一致しないので、MFP1は、パスワードが正しくないという情報(NG)を、PC20に返す[3]。
ブラウザは、NGを受信するとユーザ名とパスワードを入力する画面(図6参照)を表示するように構成されている。この画面において、ユーザがユーザ名とパスワードを入力すると、再度ログイン要求を行い[4]、設定されたユーザ名とパスワードがMFP1に対して送信される[5]。
MFP1は、この再度入力されたユーザ名とパスワードとが、有効なユーザ名とパスワードとそれぞれ一致するか否かの認証を行い、一致している場合には、認証が成功したことをPC20に通知し、それ以降のPC20の要求に応じてメモリカード40が記憶している情報の送信などを行う。
次に、図4と図5とを参照して、MFP1で行われる処理について説明する。図4は、MFP1において行われるメイン処理を示すフローチャートである。このメイン処理は、MFP1の電源が投入された時に起動され、電源が遮断されるまで実行されるものである。
この処理では、まず、初期設定を行う(S1)。この初期設定としては、有効な識別情報は、指定されていないものとする。具体的には、識別情報メモリ10aに記憶されている複数の識別情報のいずれかを指定するユーザ番号が設定されていないという情報をRAM3に設けられたユーザ番号メモリ3aに設定する。次に、識別情報メモリ10aに新たな識別情報を設定する処理、または、識別情報メモリ10aに記憶されたいずれかの識別情報を変更する処理である識別情報設定処理を行うように選択されたか否かを判断する(S2)。
識別情報設定処理が選択された場合は(S2:Yes)、識別情報設定処理を実行する(S3)。この識別情報設定処理については、図5に示すフローチャートを参照して後述する。識別情報設定処理が選択されたのではない場合(S2:No)、またはS3の識別情報設定処理を終了した場合は、フォトメディアキャプチャモードに設定されたか否かを判断する(S4)。なお、図4においては、「フォトキャプチャ」と略して示す。
フォトメディアキャプチャモードに設定されたのではない場合は(S4:No)、その他の処理を実行する(S5)。その他の処理としては、他のモードを設定するスイッチが操作されたか否かを判断し、その操作されたスイッチに対応する処理を実行する。
フォトメディアキャプチャモードに設定された場合は(S4:Yes)、識別番号に対応するユーザ番号が入力されたか否かを判断し(S6)、ユーザ番号が入力された場合は(S6:Yes)、その入力されたユーザ番号が、識別情報メモリ10aに記憶された複数の識別情報のいずれかに一致するか否かを判断する(S7)。一致する識別情報がある場合には(S7:Yes)、そのユーザ番号をユーザ番号メモリ3aに記憶する(S8)。
S6の判断処理において、ユーザ番号が入力されていない場合(S6:No)、またはS7の判断処理で入力されたユーザ番号が、識別情報メモリ10aに記憶された複数の識別情報のいずれにも一致しない場合(S7:No)、またはS8の処理が終了いた場合は、次に、メモリカード40が、メモリカード部8に装着されたか否かを判断する(S9)。
メモリカード40が装着された場合は(S9:Yes)、LAN50を介してログイン要求を受信したか否かを判断する(S12)。ログイン要求を受信した場合は(S12:Yes)、複数の識別情報のいずれかが指定されているか否かを判断する(S13)。この判断は、上述の通りRAM3のユーザ番号メモリ3aにユーザ番号が記憶されていれば、指定されていると判断し、ユーザ番号が記憶されていなければ指定されていないと判断される。
識別情報が指定されている場合は(S13:Yes)、ログイン要求に付与されているユーザ名とパスワードとが、指定されている識別情報のユーザ名とパスワードとそれぞれ一致するか否かを判断する(S14)。ログイン要求に付与されているユーザ名とパスワードとが、指定されている識別情報のユーザ名とパスワードとがそれぞれ一致する場合は(S14:Yes)、ログインが成功した旨をログインを要求した機器に通知し(S15)、それ以降にその機器からメモリカード40に記憶されたデータの送信要求があれば、そのデータを送信する(S18)。
一方、S14の処理において、ログイン要求に付与されているユーザ名とパスワードとが、指定されている識別情報のユーザ名とパスワードとのいずれかが一致しない場合は(S14:No)、ログインに失敗した旨をログインを要求した機器に通知する(S17)。S13の判断処理において、識別情報が指定されていない場合は(S13:No)、ログイン要求に付与されているユーザ名とパスワードとが、識別情報メモリ10aに記憶されている複数の識別情報のいずれかのユーザ名とパスワードとそれぞれ一致するか否かを判断する(S16)。ログイン要求に付与されているユーザ名とパスワードとが、識別情報メモリ10aに記憶されている複数の識別情報のユーザ名とパスワードのいずれかとそれぞれ一致する場合は(S16:Yes)、ログインが成功した旨をログインを要求した機器に通知し(S15)、それ以降にその機器からメモリカード40に記憶されたデータの送信要求があれば、そのデータを送信する(S18)。ログイン要求に付与されているユーザ名とパスワードとが、識別情報メモリ10aに記憶されている複数の識別情報のいずれにも一致しない場合は(S16:No)、ログインに失敗した旨をログインを要求した機器に通知する(S17)。
S9の判断処理において、メモリカード40がメモリカード部8に装着されたのではない場合(S9:No)、またはS12の判断処理において、ログイン要求を受信していいない場合(S12:No)、またはS17またはS18の処理を終了した場合は、S2の処理へ戻る。
以上、図4に示すフローチャートに基づいて説明したように、複数のユーザに対応する識別情報を記憶し、その識別情報のいずれかが指定された場合は、その識別情報によりLAN50を介してログイン要求が行われた場合に限りその要求を受け入れ、その識別情報とは異なる識別情報によりログイン要求が行われた場合は、要求を受け付けない。一方、識別情報が指定されない場合は、複数の識別情報のいずれかによりLAN50を介してログイン要求が行われた場合は、その要求を受け入れ、複数の識別情報のいずれの識別情報とは異なる識別情報によりログイン要求が行われた場合は、要求を受け付けない。
よって、メモリカードに記憶された情報が、識別情報を記憶した複数のユーザ全てにより取得されては困る場合に、識別情報のいずれかを指定して、指定したユーザにだけメモリカードに記憶された情報を取得することができるようにすることができる。
次に、図5を参照して図4に示すフローチャートのS3の処理である識別情報設定処理について説明する。この識別情報設定処理は、MPF1において、フラッシュメモリ10の識別情報メモリ10aに識別情報を書込む、または識別情報を変更する処理である。図5は、識別情報設定処理を示すフローチャートである。
まず、識別情報メモリ10aに有効な識別情報が既に記憶されているか否かを判断する(S21)。識別情報が記憶されていない場合は(S21:No)、ユーザに識別情報を入力するための画面を表示し、ユーザによる入力を待機する。ユーザがユーザ名とパスワードとを入力した場合は、入力したユーザ名とパスワードを入力し(S22)、さらに確認のために再度パスワードの入力を要求する。ユーザが、再度パスワードを入力すると、そのパスワードを入力する(S23)。次に、S22の処理により入力したパスワードとS23の処理により再入力したパスワードとが一致するか否かを判断する(S24)。
これらのパスワードが一致する場合は(S24:Yes)、正しくパスワードが入力されたものとして、そのパスワードとユーザ名とを識別情報メモリ10aに書込み(S25)、このパスワード入力処理を終了する。これらのパスワードが一致しない場合は(S24:No)、S22の処理に戻る。一方、S21の判断処理において、識別情報メモリ40aに有効なユーザ名およびパスワードが既に記憶されている場合(S21:Yes)は、そのパスワードを変更するか否かをユーザが選択する画面(図示なし)を表示し、ユーザが変更を指示するか否かを判断する(S26)。
変更が指示された場合は(S26:Yes)、S22の処理へ進む。変更が指示されない場合は(S26:No)、このパスワード入力処理を終了する。なお、S26の判断処理において、ユーザによりユーザ名およびパスワードの変更が指示された場合は、現在のユーザ名およびパスワードを入力する画面を表示し、ユーザが正しいユーザ名およびパスワードを入力した場合は、S22の処理へ進み、ユーザが正しいユーザ名およびパスワードを入力しない場合は、パスワードの変更を行わないようにしてもよい。
以上のように、ユーザは、識別情報メモリ10aにユーザ名とパスワードとが記憶されていない場合は、ユーザ名とパスワードとを設定することができ、既にユーザ名とパスワードとが記憶されている場合は、そのユーザ名とパスワードとを変更することができる。ユーザ名またはパスワードを変更する場合は、現在のユーザ名およびパスワードが正しく入力された場合は、変更を行えるものとし、現在のユーザ名およびパスワードが正しく入力されない場合は、ユーザ名またはパスワードを変更できないものとすれば、不正にユーザ名およびパスワードが変更されることを防止することができる。
次に、図6および図7を参照してPC20でのログイン処理について説明する。図6は、PC20での処理を示すフローチャートであり、図7は、PC20の表示器25に表示されるログイン入力画面図である。
PC20において、MFP1のメモリカード部8に装着されているメモリカード40にアクセスする場合は、まず、ブラウザを起動し、MFP1にログインする(S31)。ログインが行われると、PC20に既に設定されているユーザ名と、デフォルトのパスワードが、MFP1に送信される。
デフォルトのパスワードと有効なパスワードとは一致しないので、ログインに失敗したという情報が、MPF1からPC20へ送信される。
PC20は、このログインに失敗したという情報を受信すると、図7に示すユーザ名とパスワードとを入力するログイン入力画面を表示する(S32)。通常、PC20には、ユーザ名が登録されているので、ユーザ名が自動的に表示され、ユーザはパスワードだけを入力する。
PC20は、そのパスワードを入力し(S33)、MPF1に、ログイン要求と、ユーザ名とパスワードとを送信する。そのパスワードが正しいパスワードであれば、MPF1から、ログインに成功した旨の情報が送信され、PC20は、その情報に応じて、メモリカードにアクセスするためのウインドウを表示し(S34)、ユーザの指示を待つ。
図7は、ログイン入力画面61を示す画面図であって、上述の通りPCからログインに失敗したという情報を受信した場合に表示される。このログイン入力画面61は、ユーザ名を入力するボックス61aと、パスワードを入力するボックス61bと、ログイン処理を指示するログインボタン61cが表示される。
ユーザ名を入力するボックス61aには、通常予め設定されているユーザ名が自動的に設定され、必要があれば、マウスを操作してこのボックスにカーソルを合わせ、変更することができる。パスワードを入力するボックス61bには、カーソルを合わせ、キーボードなどを使用してパスワードを入力する。ここでは、例として数字とアルファベットの組み合わせである「123xyz」としたが、ボックス61bに表示される文字は、他人が判別できないように「******」などと表示される。以上のようにして、ユーザ名とパスワードとが入力され、ログインボタン61cがクリックされると、PC20からMFP1に対してログイン要求が実行される。
以上、実施形態を参照して説明したように、MFP1において、複数のユーザに対応する識別情報のいずれかが指定された場合は、その指定された識別情報のみが有効な識別情報となり、識別情報のいずれもが指定されない場合は、複数の識別情報が有効な識別情報となる。
なお、請求項に記載の認証手段および認証ステップは、図4に記載のフローチャートのS14およびS16の処理が該当し、制御手段および制御ステップは、図4に記載のフローチャートのS15、S17およびS18の処理が該当する。
以上実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、MFP1が備えているフラッシュメモリに複数のユーザに対応する識別情報を記憶し、その複数のうちのいずれかの識別情報が指定されるものとしたが、複数のユーザに対応する識別情報をメモリカード40に記憶し、そのメモリカード40に記憶された複数の識別情報のいずれかを指定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、識別情報に対応するユーザ番号を入力することにより、複数の識別情報の中のいずれかを指定するものとしたが、識別情報メモリ10aに記憶される複数の識別情報に対応するユーザ番号を表示器に表示し、カーソルを合わせるなどの操作によりユーザ番号を指定してもよい。また、この指定操作は、MFP1の操作部9において行うものとしたが、PC20において、行うようにしてもよい。すなわち、PC20において、操作部27を操作することによりユーザ番号を入力したり、複数の識別情報に対応するユーザ番号を表示器に表示し、カーソルを合わせるなどの操作によりユーザ番号を指定してもよい。
また、上記実施形態では、識別情報に対応するユーザ番号を入力することにより、複数の識別情報の中のいずれかを指定するものとしたが、ユーザ番号に代えてユーザに対応し、アルファベットなどの文字や記号などにより指定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザが、メモリカード部8にメモリカード40を装着する前にユーザ番号を入力した場合に、ユーザを指定できるものとしたが、メモリカードを装着した後に、ユーザ番号を入力したり、あるいは表示画面9aに複数の識別情報を表示し、その識別情報の中のいずれかを指定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、カードリーダ(メモリカード部8)は、MFP1に組み込まれているものとしたが、カードリーダまたはカードリーダライタ単独の機能を有するものでもよい。
また、上記実施形態では、カードリーダは、MFP1の構成であるCPUにより制御されるものとしたが、カードリーダが、コンピュータと例えばUSBなどののインターフェースを介して接続され、そのコンピュータは、他のコンピュータとネットワークを介して接続されるようにしてもよい。
本発明の実施形態における多機能周辺装置を含む通信システムの電気的構成を示すブロック図である。 多機能周辺装置における操作パネル部分の平面図である MFPとPCにおいて実行される処理の概要を示す模式図である MFPでの処理を示すフローチャートである。 MFPにおける識別情報を設定または変更する処理を示すフローチャートである。 PCにおける処理を示すテーブルである。 PCにおけるログイン入力画面を示す画面図である。
符号の説明
1 多機能周辺装置(MFP)
2 CPU
3 RAM
4 ROM
8 メモリカード部(リムーバブルメディア装置)
9 操作部(指定手段)
9d テンキー(入力手段)
10 フラッシュメモリ
10a 識別情報メモリ(記憶手段)
20 パーソナルコンピュータ
40 メモリカード(リムーバブルメディア)
40a 識別情報メモリ
50 LAN(ネットワーク)

Claims (8)

  1. リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるリムーバブルメディア装置において、
    複数の識別情報を記憶する記憶手段と、
    その記憶手段が記憶している複数の識別情報のいずれかを指定する指定手段と、
    前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証手段と、
    その認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御手段とを備えていることを特徴とするリムーバブルメディア装置。
  2. 前記認証手段は、前記指定手段により前記記憶手段が記憶している複数の識別情報のいずれかが指定されない場合、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれかに一致するか否かを判定し、
    前記制御手段は、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれかに一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記記憶手段に記憶された複数の識別情報のいずれにも一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御することを特徴とする請求項1記載のリムーバブルメディア装置。
  3. リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるリムーバブルメディア装置において、
    前記リムーバブルメディアが記憶している複数の識別情報のいずれかを指定する指定手段と、
    前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証手段と、
    その認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定手段により指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御手段とを備えていることを特徴とするリムーバブルメディア装置。
  4. 前記認証手段は、前記指定手段により前記リムーバブルメディアが記憶している複数の識別情報のいずれかが指定されない場合、前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記リムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれかに一致するか否かを判定し、
    前記制御手段は、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記リムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれかに一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記リムーバブルメディアに記憶された複数の識別情報のいずれにも一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御することを特徴とする請求項3記載のリムーバブルメディア装置。
  5. 前記指定手段は、リムーバブルメディアが装着される前に複数の識別情報のいずれかを
    指定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のリムーバブルメディア装置。
  6. 前記指定手段は、前記複数の識別情報のいずれかに対応する文字または符号を入力する入力手段を備え、その入力手段により入力された文字または符号によりいずれかの識別情報を指定することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のリムーバブルメディア装置。
  7. リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるリムーバブルメディア装置により実行されるリムーバブルメディア装置制御プログラムにおいて、
    前記リムーバブルメディア装置は、複数の識別情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記記憶手段が記憶する複数の識別情報のいずれかを指定する指定ステップと、
    前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証ステップと、
    その認証ステップにより前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御ステップとを備えていることを特徴とするリムーバブルメディア装置制御プログラム。
  8. リムーバブルメディアが記憶する情報をネットワークを介して出力することができるリムーバブルメディア装置により実行されるリムーバブルメディア装置制御方法において、
    前記リムーバブルメディア装置は、複数の識別情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記記憶手段が記憶する複数の識別情報のいずれかを指定する指定ステップと、
    前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致するか否かを判定する認証ステップと、
    その認証ステップにより前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致すると判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力し、前記認証手段により前記ネットワークを介して入力した識別情報が前記指定ステップにより指定された識別情報に一致しないと判定した場合は、前記リムーバブルメディアが記憶する情報を前記ネットワークを介して出力しないように制御する制御ステップとを備えていることを特徴とするリムーバブルメディア装置制御方法。
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