JP2007140939A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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JP2007140939A JP2005334358A JP2005334358A JP2007140939A JP 2007140939 A JP2007140939 A JP 2007140939A JP 2005334358 A JP2005334358 A JP 2005334358A JP 2005334358 A JP2005334358 A JP 2005334358A JP 2007140939 A JP2007140939 A JP 2007140939A
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毅 青木
Yoshitaka Sakoguchi
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Abstract

【課題】リジェクト庫の開閉扉の開放時には、セット部からの紙葉類の取り出しを停止した状態とし、リジェクト券をリジェクト庫内に良好に集積できるようにする。
【解決手段】セット部にセットされたヘッダーカード及び券を取り込む取込部8と、この取込部8によって取り込まれたヘッダーカード及び券を搬送する搬送路と、この搬送路によって搬送される券がリジェクトすべきものであるか否かを判別する判別部と、この判別部を通過したヘッダーカードのバーコードを読み取るバーコードリーダと、このバーコードリーダによってバーコードが読み取られたヘッダーカード41及びリジェクトすべきであると判別された券を順次集積させるリジェクト庫16と、このリジェクト庫16を開閉する開閉扉60と、この開閉扉60の開閉を検出する検知センサ65と、この検知センサ65が開閉扉60の開放を検出するのに基づいて取込部8の取込動作を停止するように制御する制御部67とを具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、紙幣などの紙葉類を計数するとともに、その種類に応じて区分集積する紙幣整理機として適用される紙葉類処理装置に関する。
この種の紙幣整理機では、袋や封筒に入れられて送られてくる紙幣をオペレータが袋や封筒から取り出して取込部にセットすると、このセットされた紙幣を1枚ずつ取り出して判別部に送り、ここで、その券種を判定するとともに、判定結果を集計することによって合計金額を得るようになっている。
計数する紙幣は例えばスーパーマーケット等の銀行顧客から銀行に対する入金現金であり、入金伝票が添付されるか、あるいは袋や封筒に口座番号や金額といった情報が記入されている。紙幣整理機では、袋または封筒の単位で紙幣の計数結果と入金伝票の金額を比較確認する。
従来、計数を入金毎(バッチ毎)に行う方法としては、1入金毎に袋や封筒を開封して紙幣を取り出し、この取り出した紙幣を取込部にセットして入金伝票の内容をインプットし、計数処理を行う方法がある。
しかしながら、この方法では、装置のオペレータが袋や封筒を開封し、紙幣をセットする間は計数装置が停止した状態となるため、スループットが低くなるという問題があった。
そこで、予め入金伝票の内容との関係を登録した番号をバーコード等にて印刷したヘッダーカードを各入金間に挟んだ状態で取込部にセットし、このセットした紙幣を連続的に取込んで計数している。即ち、ヘッダーカードを入金の区切りとして認識し、かつ表面のバーコードを読み取って計数と対応させることで、個別の計数を得る方法が考えられている。
ところで、上記したヘッダーカード、及びリジェクトすべきものであると判別された紙幣は、それぞれリジェクト庫に集積されるようになっている。なお、リジェクト庫に集積されたヘッダカード及び紙幣をリジェクト券と称する(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−30835号公報
しかしながら、従来においては、リジェクト庫の開閉扉を開放した状態でも、取出部の動作を継続させていたため、開閉扉を開放したタイミングでリジェクト券がリジェクト庫に進入してくると、リジェクト券が飛散したり、集積が悪くなって余計に入り繰りの発生する可能性が高くなる。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、リジェクト庫の開閉扉の開放時には、セット部からの紙葉類の取り出しを停止した状態とし、リジェクト庫内にリジェクト券を良好に集積できるようにした紙葉類処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載のものは、紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類と、これら複数の紙葉類の先頭にそれぞれ重ね合わされ、前記紙葉類の情報を表示する表示部を有するヘッダーカードをセットするセット部と、このセット部にセットされた前記ヘッダーカード及び紙葉類を取り込む取込手段と、この取込手段によって取り込まれた前記ヘッダーカード及び紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される前記紙葉類がリジェクトすべきものであるか否かを判別する判別手段と、この判別手段を通過した前記ヘッダーカードの表示部を読み取る読取手段と、この読取手段によって表示部が読み取られた前記ヘッダーカード及び前記リジェクトすべきであると判別された紙葉類を順次集積させるリジェクト庫と、このリジェクト庫を開閉する開閉扉と、この開閉扉の開閉を検出する検出手段と、この検出手段が前記開閉扉の開放を検出するのに基づいて前記取込手段の取込動作を停止するように制御する制御手段とを具備する。
請求項2記載のものは、紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類と、これら複数の紙葉類の先頭にそれぞれ重ね合わされ、前記紙葉類の情報を表示する表示部を有するヘッダーカードをセットするセット部と、このセット部にセットされた前記ヘッダーカード及び紙葉類を取り込む取込手段と、この取込手段によって取り込まれた前記ヘッダーカード及び紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される前記紙葉類がリジェクトすべきものであるか否かを判別する判別部と、この判別部を通過した前記ヘッダーカードの表示部を読み取る読取手段と、この読取手段によって表示部が読み取られた前記ヘッダーカード及び前記リジェクトすべきであると判別された紙葉類を順次集積させるリジェクト庫と、このリジェクト庫を開閉する開閉扉と、前記開閉扉の外側近傍に設けられ、前記開閉扉に近接する近接体を検出する検出手段と、この検出手段が前記近接体を検出するのに基づいて前記取込手段の取込動作を停止するように制御する制御手段とを具備する。
本発明によればリジェクト庫の開閉扉の開放時にはリジェクト庫への紙葉類の進入を防止でき、バッチ間の紙葉類の混入を未然に防止することができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1による紙葉類処理装置としての紙幣整理機1の内部構成を概略的に示すものである。
紙幣整理機1は装置本体1aを有し、この装置本体1aの一側部側には紙葉類としての紙幣(以下、券と称することもある)を投入する投入部2が設けられている。この投入部2には投入される複数枚の重合紙幣Paを立位状態で載置するセット部としての載置トレイ3が設けられている。この載置トレイ3には重合紙幣Paを押出す押出プレート5が設けられ、この押出プレート5はバネ材6によって弾性的に付勢されている。重合紙幣Paの押出方向には紙幣を取り込むための取込手段としての取込部8が設けられている。取込部8はピックアップローラ9、取出ローラ10、及び分離ローラ7を有して構成されている。
取出ローラ10によって取り出される紙幣は第1の搬送経路(搬送手段)11に沿って搬送される。この第1の搬送経路11は複数個のローラ12と、これらローラ12に掛け渡された搬送ベルト13,13とによって構成されている。この第1の搬送経路11の券搬出側には、紙幣Pの金種、表裏、真偽等を識別する判別手段としての処理部15が設けられている。処理部15の搬出側には正券を第1の方向、リジェクト券を第2の方向に切り替える第1の切替ゲートG1が設けられている。第2の方向に送られるリジェクト券は、リジェクト庫16に回収されるようになっている。第1の切替ゲートG1によって切り替えられる第1の方向には第2の切替ゲートG2が設けられている。この第2の切替ゲートG2によって券の搬送方向が第3及び第4の方向に切り替えられる。第3の方向には表向きの券を搬送する第2の搬送経路18が設けられ、第4の方向には裏向きの券を搬送して反転部19で反転させる第3の搬送経路21が設けられている。
第2の搬送経路18と第3の搬送経路21とは合流部23で合流され、合流部23の券搬出側には第3の切替ゲートG3が設けられている。第3の切替ゲートG3は券の搬送方向を結束部25側及び集積部26側へ切り替えるものである。集積部26には複数個の集積庫28a〜33aが水平方向に配設されている。複数個の集積庫28a〜33aの下部側には集積紙幣を収納させるカセット28b〜33bが配設されている。また、複数個の集積庫28a〜33aの上部側には券をその券種毎に集積庫28a〜33aへ案内する第5乃至第9の切替ゲートG5〜G9が配設されている。
結束部25には券の搬送方向を第5及び第6の方向に切り替える第4の切替ゲートG4が設けられている。第5の方向には第1の集積庫35が設けられ、第6の方向には第2の集積庫36が設けられている。第1及び第2の集積庫35,36の下部側には第1及び第2の集積庫35,36に集積された券を結束位置37へ搬送する搬送機構39が設けられている。結束位置37の近傍には結束テープを供給する供給リール38が設けられている。
次に、上記した紙幣整理機の処理動作について説明する。
まず、紙幣整理機の操作部(図示しない)によって計数分類処理モード或いは、結束処理モードを設定する。
この状態から取込部8のピックアップローラ9、取出ローラ10、及び分離ローラ7を回転駆動する。これにより、図2に示すように紙幣Pが一枚づつ取込まれて供給される。この紙幣Pは第1の搬送経路11を介して処理部15へ送られて識別される。処理部15でリジェクトすべきものであると識別された紙幣は第1の切替ゲートG1を介してリジェクト庫16へリジェクトされる。処理部15で正券と識別され、かつ反転する必要ないと識別された紙幣は第2の切替ゲートG2を介して第2の搬送経路18へ送られて搬送される。処理部15で正券と識別され、かつ反転する必要があると識別された紙幣は第2の切替ゲートG2を介して第3の搬送経路21へ送られて反転されて搬送される。これら紙幣は合流部23を通過して第3の切替ゲートG3へ向かって搬送される。
上記した操作部によって、例えば、計数分類処理モードが設定された場合には、第3の切替ゲートG3の切替動作によって紙幣は集積部26の方向に搬送され、切替ゲートG5〜G9の切替動作によりその券種に応じた集積庫28a(〜33a)に区分集積される。集積庫28a(〜33a)に紙幣が所定枚数集積されると、図示しない押込機構によって集積紙幣はカッセト28b(〜33b)内に押し込まれて収納される。
また、操作部によって、結束処理モードが設定された場合には、第3の切替ゲートG3の切替動作によって紙幣は結束部25の第4の切替ゲートG4の方向に搬送され、切替ゲートG4の切替動作によりその第1或いは第2の集積庫35,36に集積される。第1或いは第2の集積庫35,36に紙幣が所定枚数集積されると、搬送機構39により結束位置37に搬送されて結束テープ38aにより結束される。
図3は、上記した投入部2の載置トレイ3上に立位状態でセットされる重合紙幣Paを示すものである。
重合紙幣Paは複数の紙葉類としての第1及び第2の紙幣群P1,P2とからなる。第1の紙幣群P1と第2の紙幣群P2との間はヘッダーカード41とトレーラーカード42とによって仕切られている。ヘッダーカード41には紙幣群P1,P2の識別情報番号を表示する表示部としてのバーコード41aが印刷されている。
一方、上記した処理部15の券排出側には図4に示すようにヘッダーカード41の識別情報としてのバーコード41aを読み取るための読取手段としてのバーコードリーダ45が設けられている。バーコードリーダ45及び処理部15は制御回路50を介して後述するデータベースサーバー53に接続されている。
バーコード41aが読み取られたヘッダーカード41は、第1の切替ゲートG1を介してリジェクト庫16に送られる。また、ヘッダーカード41に続いて取り込まれた紙幣Pが処理部15でリジェクトすべきものと判別された場合には、リジェクト庫16にリジェクトされ、この紙幣は対応するヘッダーカード41の上に集積されることになる。
処理部15で処理された第1の紙幣群P1の金額、枚数等のデータはヘッダーカード番号と対応して後述するデータベースサーバー53に書き込まれる。
図5はヘッダーカード41の処理システムを示す構成図である。
この処理システムは準備ステーション51を有し、この準備ステーション51は信号回路を介してデータベースサーバー53に接続されている。また、データベースサーバー53には上記した紙幣整理機1が接続されているとともに、リジェクト処理ステーション54が接続されている。
準備ステーション51は、ヘッダーカード41の番号をバーコードリーダ51aで読取り、口座番号(バーコード使用の場合有り)、伝票金額、入金紙幣の枚数を入力(オプショナル)し、このデータをデータベースサーバー53へ送信するとともに、オペレータ番号を入力するものである。
紙幣整理機1は、上記したように紙幣計数、券種分け、方向合わせ、結束、ヘッダーカード41の読取(搬送中に実施)、データのデータベースサーバー53への送信を行うものである。
リジェクト手入力ステーション54は、ヘッダーカード番号の読取および手入力、紙幣枚数の入力、偽券情報の入力(券が偽券の場合に、その旨を登録)を行うものである。
データベースサーバー53はデータベース機能、合算照合機能、及び印刷機能を有する。
データベース機能は、ヘッダーカード番号をキーとして下記データを保持する。
すなわち、カウント番号、伝票金額、機械計数紙幣枚数(複数回登録可能)、手入力紙幣枚数(複数回登録可能)、偽券枚数、コメント文言を保持する。
合算、照合機能は、複数回の機械計数枚数および手入力枚数を合算し、伝票金額との照合を行う。
印刷機能は、合算、照合結果を印刷する。
次に、上記したヘッダーカード41の処理作業手順について説明する。
まず、オペレータは準備ステーション51において、カード収納部から1枚目のヘッダーカード41を取り出し、このヘッダーカード41の番号をバーコードリーダ51aで読み取る。こののち、顧客から送られてきた入金袋を開封して紙幣群を取り出し、この紙幣群の先頭に上記した1枚目のヘッダーカード41を重ね合わせて紙幣整理機1の投入部2の載置トレイ3上に立位状態で載置する。
ついで、入金袋の伝票に記載されている口座番号(または封筒番号)および金額を準備ステーション51で入力する。上記した動作を載置トレイ3が満杯になるまで繰り返す。準備ステーション51で入力されたデータはデータベースサーバー53に送信されて登録される。
このようにして準備ステーション51での準備が終了したのち、上記した紙幣整理機1を動作させる。この紙幣整理機1の動作は上記した通りであり、その計数データ及びヘッダーカード番号などはデータベースサーバー53に送信されて登録される。
一方、リジェクト庫16にリジェクトされたリジェクト券はヘッダーカード41との順番が狂わないように注意して別途用意した図示しないトレイに順次収納する。そして、このトレイ内に収納されたリジェクト券を再度、紙幣整理機の載置トレイ3上にセットして取り込み処理する。この処理によって得られた計数データ及びヘッダーカード番号はデータベースサーバー53に送信されて登録される。
また、上記したリジェクト券の処理動作時に再度リジェクトされた券はリジェクト手入力ステーション54で手計数によって入力される。このとき、同時にヘッダーカードの番号をバーコードリーダ54aで読み込む。
このようにして全てのリジェクト券の処理を終えたら、データベースサーバー53で計数合算開始操作を行う。これにより、データベースサーバー53に登録されたデータがヘッダーカード番号をキーとして口座番号毎に合算され、計数値が計算される。
ところで、上記したリジェクト庫16は図6に示すように開閉扉60によって開閉されるようになっている。開閉扉60はスプリングヒンジ等を介して支軸61に開閉自在に取り付けられ、券の取込中または取込停止中等、任意のタイミングで開放されてリジェクト庫16内から集積券を取り出すことが出来るように構成されている。この開閉扉60はリジェクト庫16内の券の集積状態が外部から目視できるように透明なアクリル等の材質で作成されている。
リジェクト庫16の集積枚数(厳密には重送等があるので集積回数)は、リジェクト庫16の入口に設けられた通過検知用の検出手段としての検知センサ62によってカウントされるようになっている。検知センサ62が所定数をカウントして券の集積枚数が任意のしきい値を超えたときは、集積不良を未然に防ぐために取込みを止めてブザー鳴動やパイロットランプ点灯等でオペレータに対してリジェクト庫16内の集積券の抜き取りを促すようになっている。
開閉扉60の基端部には被検出片64が設けられ、また、開閉扉60の基端部の近傍には被検出片64を検知するフォトインタラプタ等の検出手段としての検知センサ65が設けられている。開閉扉60が開放されてると、被検出片64が検知センサ65から外れて開放が検知されるようになっている。
検知センサ65は信号回路を介して制御手段としての制御部67に接続され、この制御部67には制御回路を介して駆動モータ68が接続されている。駆動モータ68は取込部8の送出ローラ9を回転駆動するものである。制御部67は検知センサ65からの開放検知信号に基づいて駆動モータ68の駆動を停止させて券の取り込みを停止させるように制御する。
リジェクト庫16にリジェクトされたリジェクト券Pは、口座情報と関連付けられた通番を持つヘッダーカード41によって仕切られており、これによってリジェクト手入力ステーション54での通番ごとのリジェクト枚数手入力を正確に行えるようになっている。
しかしながら、リジェクト庫16内のリジェクト券Pの集積状態が悪いとヘッダーカード41で区切られたリジェクト券Pにバッチ(通番)を跨った入り繰りが発生し、バッチ単位のリジェクト枚数を誤入力してしまう。この場合には、バッチ単位の入金金額が合わなくなり、入金処理システムとしての信頼性を損なうこととなる。
そこで、リジェクト庫16内のリジェクト券Pの集積状態が悪い場合には、オペレータがリジェクト庫16の開閉扉60を開放してリジェクト庫16内のリジェクト券Pの集積状態を修正したり、集積券Pを抜き取ったりしている。
しかしながら、開閉扉60を開放したタイミングでリジェクト券がリジェクト庫16に進入してくると、リジェクト券が飛散したり、集積状態が悪くなったりして余計に入り繰りの発生してしまう恐れがある。
そこで、この実施の形態では、リジェクト庫16の開閉扉60が開放された場合には、上記したように検知センサ65によってその開放を検知し、この検知情報に基づいて制御部67によって駆動モータ68の駆動を停止させる。これにより、取込部8の送出ローラ9の回転が停止されて券の取り込みが停止される。
従って、開閉扉60の開放時におけるリジェクト庫16へのリジェクト券の進入を少なくでき、リジェクト券の飛散や集積不良の発生によるバッチ間のリジェクト券入り繰りを極力に防止することが可能となる。
図7は本発明の実施例2による取込部の駆動制御系を示すものである。
上記した実施例1では、開閉扉60を開放してから券の取り込みを停止させるため、タイミング的に搬送路中の数枚のリジェクト券がリジェクト庫16に進入してくる恐れがある。
そこで、この実施例2では、近赤外線の反射センサ等の検出手段としての人感センサ70を開閉扉60の近傍に配置している。人感センサ70には信号回路を介して制御部67が接続され、この制御部67には制御回路を介して取出ローラ9の駆動モータ68が接続されている。
人感センサ70によってオペレータの手等の接近が検出されると、この検知情報に基づいて駆動モータ68の駆動が停止されて取出ローラ10の回転が停止される。
この実施例2によれば、開閉扉60の開放時には、券の取込み動作が停止された状態にあり、タイミング的により一層確実にリジェクト券の飛散や集積不良の発生を防止でき、バッチ間のリジェクト券の入り繰りを未然に防止することが出来る。
図8は本発明の実施例3による取込部の駆動制御系を示すものである。
この実施例3は、上記した実施例2で示したものに電磁ロック73を付加したものである。
電磁ロック73はプランジャ型の電磁ソレノイド等で構成され、リジェクト庫16の下部側近傍に設けられている。開閉扉60の回動端側には係止部74が設けられ、開閉扉60が閉じられたとき、その係止部74にロック手段としての電磁ロック73のロックピン73aが係止されてロックされるようになっている。
この実施例3では、人感センサ70でオペレータの手等の接近が検出されるのに基づいて取出ローラ10の回転が停止され、また、取込み中の券のうち最後尾のリジェクト券が検知センサ62を通過してリジェクト庫16に入りきったことが検出されるのに基づいて制御部67により電磁ロック73のロックが解除されてオペレータによる開閉扉60の開放を許可する。
従って、この実施例3によれば、リジェクト庫16へのリジェクト券の集積が完全に終了してから開閉扉60を開放することになり、リジェクト券の飛散や集積不良の発生によるバッチ間のリジェクト券入り繰りをより一層確実に防ぐことが出来る。
図9は本発明の実施例4による取込部の駆動制御系を示すものである。
この実施例4は、上記した実施例3で示したものに解除手段としての取込み停止ボタン77或いはテラーPC76を付加したものである。
上記した実施例3では、リジェクト券がリジェクト通過センサ62を通過してリジェクト庫16に入りきったことが検出されるのに基づいて電磁ロック73のロックを解除するが、この実施例4では取込み停止ボタン77或いはテラーPC画面上のタッチパネルを押圧操作することにより電磁ロック73のロックを解除する。
この実施例4によれば、上記実施例3と同様の作用効果を得ることができる。
図10は本発明の実施例5による取込部の駆動制御系を示すものである。
この実施例5は、上記した実施例4に開閉扉60を開閉させるための駆動手段としての駆動モータ80を付加したものである。駆動モータ80は開閉扉60の支点とタイミングベルト等の駆動ベルト81を介して接続されている。
この実施例5では、上記した実施例4と同様に人感センサ70や取込み停止ボタン77からの信号によって電磁ロック73のロックを解除するが、この解除時に駆動モータ68を駆動させて開閉扉60を自動的に開放させる。
この実施例5によれば、上記したと同様の作用効果を得ることができる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の実施例1による紙幣整理装置を示す構成図。 図1の紙幣整理装置の紙幣取込動作を示す図。 図1の紙幣整理装置の投入部に投入される重合紙幣群を示す斜視図。 図1の紙幣整理装置のヘッダーカードのバーコードリーダの配置構成を示す図。 図1の紙幣整理装置で用いられるヘッダーカードの処理システムを示す図。 図1の紙幣整理装置の取込部の駆動制御系を示す図。 本発明の実施例2による取込部の駆動制御系を示す図。 本発明の実施例3による取込部の駆動制御系を示す図。 本発明の実施例4による取込部の駆動制御系を示す図。 本発明の実施例5による取込部の駆動制御系を示す図。
符号の説明
P…紙幣/券(紙葉類)、P1,P2…紙葉類群、3…載置トレイ(セット部)、8…取込部(取込手段)、11…第1の搬送経路(搬送手段)、15…処理部(判別手段)、16…リジェクト庫、41a…バーコード(表示部)、41…ヘッダーカード、45…バーコードリーダ(読取手段)、60…開閉扉、62…検知センサ(検出手段)、65…検知センサ(検出手段)、67…制御部(制御手段)、70…人感センサ(検出手段)、73…電磁ロック(ロック手段)、77…取込み停止ボタン(解除手段)、80…駆動モータ(駆動手段)。

Claims (5)

  1. 紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類と、これら複数の紙葉類の先頭にそれぞれ重ね合わされ、前記紙葉類の情報を表示する表示部を有するヘッダーカードをセットするセット部と、
    このセット部にセットされた前記ヘッダーカード及び紙葉類を取り込む取込手段と、
    この取込手段によって取り込まれた前記ヘッダーカード及び紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送される前記紙葉類がリジェクトすべきものであるか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段を通過した前記ヘッダーカードの表示部を読み取る読取手段と、
    この読取手段によって表示部が読み取られた前記ヘッダーカード及び前記リジェクトすべきであると判別された紙葉類を順次集積させるリジェクト庫と、
    このリジェクト庫を開閉する開閉扉と、
    この開閉扉の開閉を検出する検出手段と、
    この検出手段が前記開閉扉の開放を検出するのに基づいて前記取込手段の取込動作を停止するように制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類と、これら複数の紙葉類の先頭にそれぞれ重ね合わされ、前記紙葉類の情報を表示する表示部を有するヘッダーカードをセットするセット部と、
    このセット部にセットされた前記ヘッダーカード及び紙葉類を取り込む取込手段と、
    この取込手段によって取り込まれた前記ヘッダーカード及び紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送される前記紙葉類がリジェクトすべきものであるか否かを判別する判別部と、
    この判別部を通過した前記ヘッダーカードの表示部を読み取る読取手段と、
    この読取手段によって表示部が読み取られた前記ヘッダーカード及び前記リジェクトすべきであると判別された紙葉類を順次集積させるリジェクト庫と、
    このリジェクト庫を開閉する開閉扉と、
    前記開閉扉の外側近傍に設けられ、前記開閉扉に近接する近接体を検出する検出手段と、
    この検出手段が前記近接体を検出するのに基づいて前記取込手段の取込動作を停止するように制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 前記開閉扉をロックするロック手段と、
    前記取込手段の取込動作停止後、前記搬送手段によって搬送される紙葉類のうちリジェクトすべきものと判別された最後の紙葉類が前記リジェクト庫に入りきったことを検出する検出手段とを具備し、
    前記制御手段は前記検出手段が前記最後の紙葉類を検出するのに基づいて前記ロック手段のロックを解除するように制御することを特徴とする請求項2記載の紙葉類処理装置。
  4. 前記開閉扉をロックするロック手段と、
    前記取込手段の取込動作停止後、前記ロック手段のロックを解除させる解除手段と
    を具備することを特徴とする請求項2記載の紙葉類処理装置。
  5. 前記開閉扉を開閉させる駆動手段を備え、
    前記解除手段による前記ロック手段のロック解除後、前記駆動手段を動作させて前記開閉扉を開放させることを特徴とする請求項4記載の紙葉類処理装置。
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WO2014133355A1 (ko) * 2013-02-28 2014-09-04 Yun Sang Joon 봉투와 내용물의 분리 장치

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