JP2007140940A - ヘッダーカード - Google Patents

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Abstract

【課題】 セットの向きにかかわらず、認識用の表示部を確実に読み取ることができるようにする。
【解決手段】 紙葉類処理装置に用いられ、紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類の先頭にそれぞれ重ね合わされてセットされもので、ヘッダーカードであることを表示し読取認識される標識部60を有するとともに、複数の紙葉類の情報を表示し標識部60が読取認識されるのに基づいて読み取られるバーコード41a有するヘッダーカードにおいて、標識部60及びバーコード41aは両面にそれぞれ記録され、かつ、標識部60はセットの方向性にかかわらず、読取り認識が可能な部位に記録される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば、紙幣などの紙葉類を計数するとともに、その種類に応じて区分集積する紙幣整理機に用いられるヘッダーカードに関する。
この種の紙幣整理機では、袋や封筒に入れられて送られてくる紙幣を袋や封筒から取り出して取込部にセットし、このセットされた紙幣を1枚ずつ取り出して判別部に送り、ここで、その券種を判定するとともに、判定結果を集計することによって合計金額を得るようになっている。
計数する紙幣は例えばスーパーマーケット等の銀行顧客から銀行に対する入金現金であり、入金伝票が添付されるか、あるいは袋や封筒に口座番号や金額といった情報が記入されている。紙幣整理機では、袋または封筒の単位で紙幣の計数結果と入金伝票の金額を比較確認する。
従来、計数を入金毎に行う方法としては、1入金毎に袋や封筒を開封して紙幣を取り出し、この取り出した紙幣を取込部にセットして入金伝票の内容をインプットし、計数処理を行う方法がある。
しかしながら、この方法では、装置のオペレータが袋や封筒を開封し、紙幣をセットする間は計数装置が停止した状態となるため、スループットが低くなるという問題があった。
そこで、予め入金伝票の内容との関係を登録した番号をバーコード等にて印刷したヘッダーカードを各入金間に挟んだ状態で取込部にセットし、このセットした紙幣を連続的に取込んで計数している。即ち、ヘッダーカードを入金の区切りとして認識し、かつ表面のバーコードを読み取って計数と対応させることで、個別の計数を得る方法が考えられている。
ところで、ヘッダーカードにはバーコードとともに、ヘッダーカードであることを認識させるための認識用の表示部が記録されている。この認識用の表示部が鑑査部で読み取られてヘッダーカードであることが認識された媒体のバーコードのみがバーコードリーダによって読み取られて上位のデータベースサーバに送信されるようになっている。
即ち、認識用の表示部はヘッダーカード上のバーコード認識の精度を上げるためのものである(例えば、特許文献1参照。)。
なお、ヘッダーカードはバーコードリーダでバーコードが読み取られたのちは、リジェクト庫にリジェクトされる。また、ヘッダーカードに後続する紙幣のうち鑑査部でリジェクトすべきものであると判別された紙幣は、ヘッダーカードに続いてリジェクト庫にリジェクトされる。このリジェクトされた紙幣の入金処理はリジェクト処理ステーションにおいて手入力作業で行なわれる。
特開2002−334362号公報
しかしながら、従来においては上記したバーコードや、カード認識用の表示部がヘッダーカードの片面側にしか記録されていなかったため、ヘッダーカードの向きが間違えてセットされると、カード認識用の表示部を読み取れなくなる。これにより、バーコードがバーコードリーダによって読み取られなくなり、ヘッダーカードによって区切られる口座単位がなくなってしまう。このため、なくなった口座分の入金処理が全てリジェクト処理ステーションでの手入力作業となり、処理効率が大きく低下してしまうという問題があった。
また、ヘッダーカードの外形寸法や剛性や触感などの物理的特性が紙幣と同様であったため、紙幣との分別が困難で、リジェクト手入金処理ステーションでの手入力処理時に入金金額を間違える恐れがある。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、セットの向きにかかわらず、認識用の表示部を確実に読み取ることができ、また、紙葉類との分別が容易なヘッダーカードを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載のものは、紙葉類処理装置に用いられ、紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類毎の先頭にそれぞれ重ね合わされてセットされるもので、ヘッダーカードであることを表示し読取認識される第1の表示部を有するとともに、前記複数の紙葉類の情報を表示し前記第1の表示部が読取認識されるのに基づいて読み取られる第2の表示部を有するヘッダーカードにおいて、前記第1及び第2の表示部は両面にそれぞれ記録され、かつ、前記第1の表示部はセットの方向性にかかわらず、読取り認識が可能な部位に記録される。
請求項5記載のものは、紙葉類処理装置に用いられ、紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類毎の先頭にそれぞれ重ね合わされてセットされるもので、ヘッダーカードであることを表示し読取認識される第1の表示部を有するとともに、前記複数の紙葉類の情報を表示し前記第1の表示部が読取認識されるのに基づいて読み取られる第2の表示部を有するヘッダーカードにおいて、前記複数の紙葉類群の紙葉類と物理的特性を異にする。
本発明によれば、ヘッダーカードによって区切られる口座単位がなくなることがなく、リジェクト処理ステーションでの手入力作業が容易となり処理効率を向上できる。
また、ヘッダーカードと紙葉類との分別が容易となり、リジェクト処理ステーションでの手入力処理時における入力ミスを減少できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1による紙葉類処理装置としての紙幣整理機1の内部構成を概略的に示すものである。
紙幣整理機1は装置本体1aを有し、この装置本体1aの一側部側には紙葉類としての紙幣(以下、券と称することもある)を投入する投入部2が設けられている。この投入部2には投入される複数枚の重合紙幣Paを立位状態で載置するセット部としての載置トレイ3が設けられている。この載置トレイ3には重合紙幣Paを押出す押出プレート5が設けられ、この押出プレート5はバネ材6によって弾性的に付勢されている。重合紙幣Paの押出方向には紙幣を取り込むための取込部8が設けられている。取込部8はピックアップローラ9、取出ローラ10、及び分離ローラ7を有して構成されている。
取出ローラ10によって取り出される紙幣は第1の搬送経路(搬送手段)11に沿って搬送される。この第1の搬送経路11は複数個のローラ12と、これらローラ12に掛け渡された搬送ベルト13,13とによって構成されている。この第1の搬送経路11の券搬出側には、紙幣Pの金種、表裏、真偽等を識別するとともに、後述するヘッダーカード41の第1の表示部としての標識部60を読み取って認識する処理手段としての処理部15が設けられている。処理部15の搬出側には正券を第1の方向、リジェクト券を第2の方向に切り替える第1の切替ゲートG1が設けられている。第2の方向に送られるリジェクト券はリジェクト庫16に回収されるようになっている。第1の切替ゲートG1によって切り替えられる第1の方向には第2の切替ゲートG2が設けられている。この第2の切替ゲートG2によって券の搬送方向が第3及び第4の方向に切り替えられる。第3の方向には表向きの券を搬送する第2の搬送経路18が設けられ、第4の方向には裏向きの券を搬送して反転部19で反転させる第3の搬送経路21が設けられている。
第2の搬送経路18と第3の搬送経路21とは合流部23で合流され、合流部23の券搬出側には第3の切替ゲートG3が設けられている。第3の切替ゲートG3は券の搬送方向を結束部25側及び集積部26側へ切り替えるものである。集積部26には複数個の集積庫28a〜33aが水平方向に配設されている。複数個の集積庫28a〜33aの下部側には集積紙幣を収納させるカセット28b〜33bが配設されている。また、複数個の集積庫28a〜33aの上部側には券をその券種毎に集積庫28a〜33aへ案内する第5乃至第9の切替ゲートG5〜G9が配設されている。
結束部25には券の搬送方向を第5及び第6の方向に切り替える第4の切替ゲートG4が設けられている。第5の方向には第1の集積庫35が設けられ、第6の方向には第2の集積庫36が設けられている。第1及び第2の集積庫36の下部側には第1及び第2の集積庫35,36に集積された券を結束位置37へ搬送する搬送機構39が設けられている。結束位置37の近傍には結束テープを供給する供給リール38が設けられている。
次に、上記した紙幣整理機の処理動作について説明する。
まず、紙幣整理機の操作部(図示しない)によって計数分類処理モード或いは、結束処理モードを設定する。
この状態から取込部8のピックアップローラ9、取出ローラ10、及び分離ローラ7を回転駆動する。これにより、図2に示すように紙幣Pが一枚づつ取込まれて供給される。この紙幣Pは第1の搬送経路11を介して処理部15へ送られて識別される。処理部15でリジェクトすべきものであると識別された紙幣は第1の切替ゲートG1を介してリジェクト庫16へリジェクトされる。処理部15で正券と識別され、かつ反転する必要ないと識別された紙幣は第2の切替ゲートG2を介して第2の搬送経路18へ送られて搬送される。処理部15で正券と識別され、かつ反転する必要があると識別された紙幣は第2の切替ゲートG2を介して第3の搬送経路21へ送られて反転されて搬送される。これら紙幣は合流部23を通過して第3の切替ゲートG3へ向かって搬送される。
上記した操作部によって、例えば、計数分類処理モードが設定された場合には、第3の切替ゲートG3の切替動作によって紙幣は集積部26の方向に搬送され、切替ゲートG5〜G9の切替動作によりその券種に応じた集積庫28a(〜33a)に区分集積される。集積庫28a(〜33a)に紙幣が所定枚数集積されると、図示しない押込機構によって集積紙幣はカッセト28b(〜33b)内に押し込まれて収納される。
また、操作部によって、結束処理モードが設定された場合には、第3の切替ゲートG3の切替動作によって紙幣は結束部25の第4の切替ゲートG4の方向に搬送され、切替ゲートG4の切替動作によりその第1或いは第2の集積庫35,36に集積される。第1或いは第2の集積庫35,36に紙幣が所定枚数集積されると、搬送機構39により結束位置37に搬送されて結束テープ38aにより結束される。
図3は上記した投入部2の載置トレイ3上に立位状態でセットされる重合紙幣Paを示すものである。
重合紙幣Paは第1の紙幣群P1と第2の紙幣群P2とからなる。第1の紙幣群P1と第2の紙幣群P2の先頭にはヘッダーカード41が重ね合わされている。ヘッダーカード41の中央部には通番情報となる第2の表示部としてのバーコード41aが印刷されている。
一方、上記した処理部15の券排出側には図4に示すようにヘッダーカード41のバーコード41aを読み取るための読取手段としてのバーコードリーダ45が設けられている。バーコードリーダ45及び処理部15は、制御部50を介してデータベースサーバー53に接続されている。
ヘッダーカード41は、紙幣の取り込みに先立って取り込まれ、処理部15を通過後、バーコードリーダ45によってその識別情報としてのバーコード番号が読み取られる。このヘッダーカード41は、第1の切替ゲートG1を介してリジェクト庫16に送られる。また、ヘッダーカード41に続いて取り込まれた紙幣が処理部15でリジェクトすべきものと判別された場合には、リジェクト庫16にリジェクトされ、この紙幣は対応するヘッダーカード41の上に集積される。
また、処理部15で処理された紙幣群P1,P2の金額、枚数等のデータはヘッダーカード番号と対応して後述するデータベースサーバー53に書き込まれる。
図5はヘッダーカードの処理システムを示す構成図である。
この処理システムは準備ステーション51を有し、これら準備ステーション51は信号回路を介してデータベースサーバー53に接続されている。また、データベースサーバー53には上記した紙幣整理機1が接続されているとともに、リジェクト処理ステーション54が接続されている。
準備ステーション51は、ヘッダーカードの番号をバーコードリーダ51aで読取り、口座番号(バーコード使用の場合有り)、伝票金額、入金紙幣の枚数を入力(オプショナル)し、このデータをデータベースサーバー53へ送信するとともに、オペレータ番号を入力するものである。
紙幣処理機1は、上記したように紙幣計数、券種分け、方向合わせ、結束、ヘッダーカードの読取(搬送中に実施)、データのデータベースサーバー53への送信を行うものである。
リジェクト手入力ステーション54は、ヘッダーカード番号の読取および手入力、紙幣枚数の入力、偽券情報の入力(券が偽券の場合に、その旨を登録)を行うものである。
データベースサーバー53はデータベース機能、合算照合機能、及び印刷機能を有する。
データベース機能は、ヘッダーカード番号をキーとして下記データを保持する。
すなわち、カウント番号、伝票金額、機械計数紙幣枚数(複数回登録可能)、手入力紙幣枚数(複数回登録可能)、偽券枚数、コメント文言を保持する。
合算、照合機能は、複数回の機械計数枚数および手入力枚数を合算し、伝票金額との照合を行う。
印刷機能は、合算、照合結果を印刷する。
次に、上記したヘッダーカードの処理作業手順について説明する。
まず、オペレータは準備ステーション51において、カード収納部から1枚目のヘッダーカード41を取り出し、このヘッダーカード41の番号をバーコードリーダ51aで読み取る。こののち、顧客から送られてきた入金袋を開封して紙幣群を取り出し、この紙幣群の先頭に上記した1枚目のヘッダーカード41を重ね合わせて紙幣整理機1の投入部2の載置トレイ3上に立位状態で載置する。
ついで、入金袋の伝票に記載されている口座番号(または封筒番号)および金額を準備ステーション51で入力する。上記した動作を載置トレイ3が満杯になるまで繰り返す。準備ステーション51で入力されたデータはデータベースサーバー53に送信されて登録される。
このようにして準備ステーション51での準備が終了したのち、上記した紙幣整理機1を動作させる。この紙幣整理機1の動作は上記した通りであり、その計数データ及びヘッダーカード番号などはデータベースサーバー53に送信されて登録される。
一方、リジェクト庫16にリジェクトされたリジェクト券はヘッダーカード41との順番が狂わないように注意して別途用意した図示しないトレイに順次収納する。そして、このトレイ内に収納されたリジェクト券を再度、紙幣整理機の載置トレイ3上にセットして取り込み処理する。この処理によって得られた計数データ及びヘッダーカード番号はデータベースサーバー53に送信されて登録される。
また、上記したリジェクト券の処理動作時に再度リジェクトされた券はリジェクト手入力ステーション54で手計数によって入力される。このとき、同時にヘッダーカードの番号をバーコードリーダ54aで読み込む。
このようにして全てのリジェクト券の処理を終えたら、データベースサーバー53で計数合算開始操作を行う。これにより、データベースサーバー53に登録されたデータがヘッダーカード番号をキーとして口座番号毎に合算され、計数値が計算される。
ところで、ヘッダーカード41には上記したように通番情報となる第2の表示部としてのバーコード41aが印刷されているとともに、図6に示すように第1の表示部としての標識部60が印刷されている。この標識部60はヘッダーカード41を「ヘッダーカード」と認識させるためのものである。標識部60が処理部15で読み取られてヘッダーカードであると認識されたときのみバーコードリーダ45によってヘッダーカード41のバーコード41aが読み取られるようになっている。
ヘッダーカード41のバーコード41a及び標識部60は、ヘッダーカード41の両面部にそれぞれ印刷されている。バーコード41aはヘッダーカード41の中央部に印刷され、標識部60はヘッダーカード41の重心に対して点対称に配置されている。
これにより、ヘッダーカード41がその表裏を逆向きの状態でセットされても、或いは、天地が逆向きの状態でセットされても、標識部60を処理部15で読み取ることができ、また、バーコード41aをバーコードリーダ45で読み取ることができるようになっている。標識部60はバーコードで、光学的に特徴を持った反射率を有し、或いは、磁気的な特徴を持った磁気量を有する。
標識部60は処理部15の光学的なセンサあるいは磁気センサで読み取られ、処理部15でヘッダーカード41の標識部60が読み取られて「ヘッダーカード」と認識された媒体のみが装置内のバーコードリーダ45で読み取られたバーコード情報を上位のデータベースサーバ53に上げるシステムとなっている。即ち、標識部60はヘッダーカード上のバーコード認識の精度を上げるためのものである。
前述したように、準備ステーション51では、図3に示すように口座情報毎の入金紙幣群42とその口座情報とが関連付けられたヘッダーカード41を並べる作業が行われる。
例えば、従来のようにバーコード41aや標識部60がヘッダーカード41の片面にしか無かったり、ヘッダーカード41の重心に対し点対称の位置に無い場合、準備ステーション51での作業時にヘッダーカード41の向きを間違えると紙幣整理機1においてヘッダーカード41上の標識部60を処理部15で読み取れなくなる。
この場合には、ヘッダーカード41によって区切られる口座単位が無くなってしまい、次のヘッダーカード41の標識部60が認識されてバーコード情報が読み取られるまでの入金処理は、全てリジェクト手入金処理ステーション54での手入力作業となり処理効率が大きく低下する。
しかしながら、この実施の形態では上記したように、ヘッダーカード41の両面にバーコード41a及び標識部60を配置するとともに、標識部60をカード重心に対し点対称に配置するため、ヘッダーカード41がその表裏、及び天地が逆向きの状態でセットされたとしても、処理部15でヘッダーカード41の標識部60を読み取り認識できるとともに、バーコードリーダ45によってヘッダーカード41のバーコード情報が読み取ることができる。
従って、リジェクト手入金処理ステーション54での手入力作業が軽減できるとともに、準備ステーション51においてもカードの方向を全くに気にすることなく準備作業ができ、処理効率を大幅に向上することができる。
図7は、本発明の実施例2によるヘッダーカード65を示す斜視図である。
この実施例2では、ヘッダーカード65の外形寸法が紙葉類の外形寸法よりも大きく形成されている。即ち、ヘッダーカード65の矢印で示す搬送方向の寸法が紙葉類の搬送方向の寸法より大きく形成されている。
リジェクト庫16にリジェクトされた券はヘッダーカード65とともにリジェクト庫16から取り出されてリジェクト手入力ステーション54で各バッチ毎にリジェクト券を分別し、その枚数を手入力する。
紙幣整理機1で取り込まれたヘッダーカード65はリジェクトされた券Pと共にリジェクト庫16に順次搬送、集積される。従って、各バッチ(口座単位)毎のリジェクト券Pは図7に示すように各バッチのヘッダーカード61によって区切られることとなり、リジェクト手入力ステーション54で各バッチ毎のリジェクト券を分別し枚数を手入力することが出来る。
しかしながら、ヘッダーカード41とリジェクト券Pの物理的特長が類似していると、各バッチ毎のリジェクト券を正確に分別することが困難となり、リジェクト枚数の誤入力による処理効率の大幅低下の原因となる恐れがある。
この実施例2によれば、上記したようにヘッダーカード65の外形寸法を紙幣あるいはカジノチケット等の入金処理媒体の外形寸法と大きく変えるため、容易にバッチの区切りを認識できることになり、リジェクト枚数手入力の信頼性を上げることが出来る。
また、ヘッダーカード65の外形寸法の内、搬送方向の寸法を入金媒体よりも大きくするため、取込部8の幅を大きくする必要が無く、搬送方向と直交する方向の位置ズレ量を低減することができ、信頼性を保ちつつ入金処理効率を上げることができる。
図8は本発明の実施例3によるヘッダーカード70を示すものである。
このヘッダーカード70は、その剛性(厚さ、密度など)が紙幣あるいはカジノチケット等の入金処理媒体の剛性よりも1.5倍程度大きくされている。
この実施例3によれば、リジェクト処理媒体であるヘッダーカード70及びリジェクト券Pを手に持った際に媒体の変形量が異なり、容易にバッチ毎のリジェクト媒体を認識でき、リジェクト枚数手入力の信頼性を向上することが出来る。
図9は本発明の実施例4によるヘッダーカード75を示すものである。
この実施例4のヘッダーカード75は上記した実施例2のヘッダーカード65と同様に外形寸法がリジェクト券Pの外形寸法よりも大きくされるとともに、その標識部60が図10に示すように触覚識別用の凹版印刷あるいは押出エンボス状の突起60aを設けることにより形成されている。
この実施例4によれば、ヘッダーカード75とリジェクト券との分別が容易となるとともに、触覚的特長を持つため、オペレータが弱視者でも取り扱いが容易となる利点がある。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の実施例1による紙幣整理装置を示す構成図。 図1の紙幣整理装置の紙幣取込動作を示す図。 図1の紙幣整理装置の投入部に投入される重合紙幣群を示す斜視図。 図1の紙幣整理装置の紙幣取込部からリジェクト庫までの構成を示す図。 図1の紙幣整理装置で用いられるヘッダーカードの処理システムを示す図。 図1の紙幣整理装置で用いられるヘッダーカードを示す正面図。 本発明の実施例2によるヘッダーカードを示す斜視図。 本発明の実施例3によるヘッダーカードを示す側面図。 本発明の実施例4によるヘッダーカードを示す斜視図。 図9のヘッダーカードの標識部を示す側面図。
符号の説明
3…載置トレイ(セット部)、P…紙幣/券(紙葉類)、P1,P2…紙葉類、15…処理部(処理手段)、16…リジェクト庫、41a…バーコード番号(第2の表示部)、41…ヘッダーカード、45…バーコードリーダ(読取手段)、60…標識部(第1の表示部)。

Claims (9)

  1. 紙葉類処理装置に用いられ、紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類毎の先頭にそれぞれ重ね合わされてセットされるもので、ヘッダーカードであることを表示し読取認識される第1の表示部を有するとともに、前記複数の紙葉類の情報を表示し前記第1の表示部が読取認識されるのに基づいて読み取られる第2の表示部を有するヘッダーカードにおいて、
    前記第1及び第2の表示部は両面にそれぞれ記録され、かつ、前記第1の表示部はセットの方向性にかかわらず、読取り認識が可能な部位に記録されたことを特徴とするヘッダーカード。
  2. 前記第1の表示部は、重心に対し点対称に配置されたことを特徴とする請求項1記載のヘッダーカード。
  3. 前記第1の表示部は前記紙葉類の反射率とは異なる反射率を有し、光学的に読み取られることを特徴とする請求項1記載のヘッダーカード。
  4. 前記第1の表示部は特有の磁気量を有し、磁気的に読み取られることを特徴とする請求項1記載のヘッダーカード。
  5. 紙葉類処理装置に用いられ、紙葉類を複数枚重ね合わせた複数の紙葉類毎の先頭にそれぞれ重ね合わされてセットされるもので、ヘッダーカードであることを表示し読取認識される第1の表示部を有するとともに、前記複数の紙葉類の情報を表示し前記第1の表示部が読取認識されるのに基づいて読み取られる第2の表示部を有するヘッダーカードにおいて、
    前記紙葉類と物理的特性を異にすることを特徴とするヘッダーカード。
  6. 前記複数の紙葉類の外形寸法よりも外形寸法を大とすることを特徴とする請求項5記載のヘッダーカード。
  7. 前記紙葉類の搬送方向の寸法よりも搬送方向の寸法を大とすることを特徴とする請求項6記載のヘッダーカード。
  8. 前記複数の紙葉類の剛性よりも剛性を大とすることを特とする請求項5記載のヘッダーカード。
  9. 表面に識別用の凹部或いは凸部を有したことを特徴とする請求項5記載のヘッダーカード。
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