JP2016204747A - 耐カール銅箔 - Google Patents
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Abstract
【課題】本開示は、改善された耐カールと耐シワ特性を表す銅箔、およびその銅箔の製造方法に関する。
【解決手段】典型的に、本開示は、(a)光沢面と、(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面とを含み、(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下の銅箔である。
【選択図】図1
【解決手段】典型的に、本開示は、(a)光沢面と、(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面とを含み、(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下の銅箔である。
【選択図】図1
Description
本開示は、改善された耐カールと耐シワ特性を表す銅箔、およびその銅箔の製造方法に関する。
電解銅箔は、硫酸及び硫酸銅からなる水溶液を電解液とし、イリジウムまたはその酸化物で被覆されたチタン板を寸法安定陽極(dimensionally stable anode、DSA)とし、チタンドラム(drum)を陰極として使用し、両極の間に直流電流を印加することで、電解液中の銅イオンをチタンドラムに電解析出させ、次に、電解銅箔をチタンドラムの表面から剥離して、続いて巻き取ることにより製造される。
その際、電解銅箔のチタンドラムの表面に接する面を「光沢面(S面)」と称し、その電解銅箔の裏面を「粗面(M面)」と称する。通常、電解銅箔のS面の粗度はチタンドラムの表面の粗度によって決まるため、電解銅箔のS面の粗度は比較的に一定であるが、M面の粗度は硫酸銅電解液の条件を調整することにより制御することができる。
現在、リチウムイオン二次電池用電解銅箔の製造のための硫酸銅電解液は、主に二つの主要種類に分類されることができる。
その一つは、いわゆる添加剤含有システム、すなわち、硫酸銅電解液に、銅イオンの電解析出が抑制できるゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース(hydroxyethyl cellulose、HEC)またはポリエチレングリコール(polyethylene glycol、PEG)などの有機添加剤を加えるもの、また、結晶粒子の微細化ができる3−メルカプト−1−プロパンスルホン酸ナトリウム(sodium 3−mercaptopropane sulphonate、MPS)とビス(3−ナトリウムスルホプロピルジスルフィド)(bis(3−sodiumsulfopropyl disulfide、SPS)などの硫黄含有化合物を添加するものである。これにより、電解銅箔のM面の粗度が低減されるため、両面グロスであって、微細な結晶粒子を含む構造を有する電解銅箔が得られる。
もう一つの種類は、いわゆる添加剤非含有システム、すなわち、硫酸銅電解液にはいずれの有機添加剤も添加しないものである。この類型の添加剤非含有システムは添加剤含有システムとは異なる。
硫酸銅電解液中の有機物の総含有量が少ないほど、M面の低い粗度及び異常な突出粒子がない表面を有する光沢電解銅箔が得られる可能性が高い。添加剤非含有システムから得られた硫酸銅電解液には有機添加物が添加されていないにもかかわらず、硫酸銅電解液に使用される銅原料は、主に市販のリサイクル銅線から作られている。銅線の表面には油脂または他の有機物質が含有されると、銅線が硫酸に溶解されたとき、電解銅箔の製造用の電解液は油脂または有機不純物のような不純物を有する可能性がある。硫酸銅電解液中の有機不純物の含有量が多いほど、M面に異常な突出粒子を数多く含む電解銅箔ができる可能性が高い。ゆえに、両面グロスを有する電解銅箔を得ることはできない。
また、電解銅箔のM面に異常な突出粒子が数多くある場合、通常、電解銅箔製造における後続の応用に問題が発生する。たとえば、銅粗化処理において、M面の異常な突出粒子は先端放電を誘発しやすく、銅粗化粒子の異常集中を引き起こす。さらに、電解銅箔を絶縁基板に積層して銅張積層板を形成するとき、不完全なエッチングによって形成された残部銅は短絡を引き起こしやすい。結局、下流生成物(downstream product)の歩留まりが悪い。
環境に関する意識の高まりにより、使い捨て電池(一次電池)は、消費用電気製品や、エネルギー貯蔵システムや、他の産業に広く使用されている高性能の二次電池に次第に替えられてきている。
自動化工業の発展に続き、リチウムイオン二次電池の需要もますます増加している。望ましい充電―放電性能の要求のみならず、リチウムイオン二次電池の安全性及び電池寿命も考慮しなければならない。リチウムイオン二次電池はエネルギー貯蔵システム用の電力貯蔵電池へ発展する傾向が見られる。システム−規模要求を満たし、エネルギー貯蔵技術の発展傾向に合わせるようなリチウムイオン二次電池を開発するために、リチウムイオン二次電池の電池容量をMW/MWh規模まで到達させ、携帯電話に用いられるリチウムイオン二次電池の循環寿命を2000回超え、エネルギー貯蔵システムに用いられるリチウムイオン二次電池の循環寿命を6000回超えなければならない。
リチウムイオン二次電池は、負極板、セパレータ及び正極板を巻きつけ、容器に入れ、電解液を注入して、密封することにより製造される。そのうち、負極板は、銅箔によって構成される負極集電体と、その負極集電体の表面に塗布された負極活物質(たとえば、炭素系材料)とを含む。銅箔は、圧延銅箔でも電解銅箔でもよい。
本開示は、驚異的な耐変形特性(たとえば、カールとシワに対する耐性)を示す銅箔に関する。従来の銅箔は、熱や圧力の変化により変形する傾向があり、特に辺縁(辺縁におけるカール)である。望まれないカールは、銅箔を巻くときに問題を起こす。
たとえば、銅箔がガイドロールを通過するとき、カールした辺縁は機械に挟まれ、銅箔にシワが発生する可能性がある。本発明者らは、従来の銅箔より少ない変形(たとえば、より少ないカール及びシワ)を表す銅箔(及びその塗布された銅箔の製造方法)を研究した。
本発明者らは、グロス、粗度、及び引張強度などの要素は、銅箔の変形特性に影響を及ぼすことを発見した。実施形態において、本発明者らは、次の三つの要素は、耐変形特性が改善された銅箔の製造に有用であることを発見した。
(1)銅箔の粗面のグロス、
(2)銅箔の光沢面と粗面の表面粗度(Rz)の差、
(3)銅箔の幅方向(TD)における引張強度の差。
(1)銅箔の粗面のグロス、
(2)銅箔の光沢面と粗面の表面粗度(Rz)の差、
(3)銅箔の幅方向(TD)における引張強度の差。
本開示によれば、銅箔の耐カール及び耐シワ特性を改善する効果がある。
以下、添付の図面及び実施例により、本技術の実施方法を説明する。
当業者は、本開示は図面に示された配置及び手段に限定されるものではないことを理解する。
典型的に、本開示の銅箔は、
(a)光沢面と、
(b)機械方向(MD)グロスが330〜620の範囲にある粗面とを含み、
(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下である。
(a)光沢面と、
(b)機械方向(MD)グロスが330〜620の範囲にある粗面とを含み、
(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下である。
前記粗面は、400〜600、または、450〜500の範囲にあるグロスを有してもよい。銅箔の厚さは、たとえば、1〜50μm、4〜35μm、4〜25μm、または6〜20μmでもよい。
本開示における銅箔はユニークで、従来の銅箔のようにカールしない。たとえば、ある実施形態において、圧延及び加熱処理を施した後のカール度は5mm以下である。その(圧延及び加熱処理を施した後の)カール度は2mm以下、または1mm以下であることも可能である。
カール度は、室温で、銅箔に二つの長さが10cmであるスリットが十字形(または“X”型)になるように切って、(“X”切りからできた)銅箔の隅にあるカールまたは変形量を測量する。その測量は銅箔を切った直後に行う。
本開示における銅箔は、前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、粗面の粗度が0.5〜0.8μmの範囲にあってもよい。また、前記銅箔は、幅方向における引張強度の差は、0.9kgf/mm2、0.7kgf/mm2、0.5kgf/mm2、または0.4kgf/mm2以下であってもよい。
本開示は、銅箔の片面または両面に炭素質層を有する銅箔にも関する。片面に炭素質層を有する場合、M面またはS面に有してもよい。片面または両面に炭素質層を有する銅箔は、二次電池、たとえばリチウムイオン電池に含まれていてもよい。
したがって、本開示は、上述の銅箔を含む二次電池にも関する。前記二次電池、たとえばリチウムイオン二次電池は、正極板、セパレータ、及び負極板を共に巻き取り、容器に入れ、電解液を注入して、密封することにより、電池を形成することで得られる。そのうち、負極ポールピースは、銅箔でできた負極集電体と、その表面に塗布され、かつ炭素材料等でできた負極活物質で構成される。
本開示は、上述の銅箔の製造方法にも関する。その方法は以下の工程を含む。
硫酸銅電解液を添加する工程、
前記硫酸銅電解液に電気化学反応を行い、(a)光沢面と、(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面とを含み、(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下である、電解銅箔を得る工程。
前記硫酸銅電解液に電気化学反応を行い、(a)光沢面と、(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面とを含み、(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下である、電解銅箔を得る工程。
さらに、前記製造方法は、銅箔を巻き取る工程、を含んでもよい。
本開示は、さらに、
(a)粗度(Rz)が1.0〜1.5μmの範囲にある光沢面と、
(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面を含み、
(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下である、耐カール性を有する銅箔に関する。
(a)粗度(Rz)が1.0〜1.5μmの範囲にある光沢面と、
(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面を含み、
(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下である、耐カール性を有する銅箔に関する。
ある実施形態において、前記銅箔は、粗度(Rz)が1.08〜1.12μmの範囲にある光沢面を有する。さらに、前記銅箔は、厚さが6μmである場合の延伸率が4〜8%であり、厚さが8μmである場合の延伸率が5〜10%であり、厚さが10μmある場合の延伸率が7〜12%であり、厚さが20μmである場合の延伸率が14〜18%であってもよい。また、前記銅箔の幅方向グロスが300〜650、または329〜610の範囲にあってもよい。
ある実施形態において、前記銅箔は、
(a)粗度(Rz)が1.08〜1.12μmの範囲にある光沢面と、
(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面を含み、
(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下であり、銅箔の厚さが6〜20μmである。
(a)粗度(Rz)が1.08〜1.12μmの範囲にある光沢面と、
(b)MDグロスが330〜620の範囲にある粗面を含み、
(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(d)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下であり、銅箔の厚さが6〜20μmである。
本開示における銅箔は、電池、電池を含む電子装置、および/または(電池の中でない)電子装置自身に有用である。
たとえば、銅箔は、電動工具、自動車、電気自動車を含む電気車両、携帯電話、タブレット、他の携帯電子機器などのような電子装置に使用されてもよい。
最後、本開示は、上述の銅箔を形成すること、銅箔に炭素質層を提供すること、必要に応じて塗布された銅箔を圧延すること、および銅箔を巻き取ることを含む、銅箔のカールまたはシワによる不良品を減少する方法に関する。
グロスは、光線を固定の強度と角度で表面へ投射させ、同等であって反対方向の角度で反射された光の量を測量することで決定される。グロスメーター(グロス−メーターとも称する)は、表面の鏡面反射グロスを測量する装置である。グロスメーターは光線を特定の角度で試験表面へ導くと同時にその反射量を測量する。
粗度は表面組織(texture)の要素である。粗度は、理想な形から実際の表面の法線ベクトルの方向における偏差によって定量される。この偏差が大きければ、表面は粗く、偏差が小さければ、表面は平坦である。粗度はよくRaまたはRz値で表現される。
Raは測量する長さにおいて、中心線から粗度プロファイルのすべての絶対距離の算術平均値として定義される。Rzは測量する長さにおいて、連続した5つのサンプリング長さにおける最大ピークから最大谷の高さの平均値として定義される。この数値は、マイクロセクション法から求めたプロファイルの値とほぼ同等である。高周波電気性能に関して最も適切とされている測量はRq値である。走査範囲内の山から谷までの測量の二乗平均平方根(RMS)とも考えられている。
歴史的に、銅の表面粗度は物理探針法で測量されていた。それはよく知られている方法であるが、探針先端が到達できる谷の深度に制限があるため、なめらかなプロファイルを報告する可能性がある。一般的により正確だとされているレーザープロファイルメーター測量法があるが、いくつの異なる技術とテクニックを考慮することができる。
好ましい実施様態において、前記光沢面と前記粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.51μmの範囲にある。
引張強度は、材料が延伸され、または引っ張られるときに破損(failing)または断裂する前に耐えられる最大応力である。引張強度は圧縮強度と違い、それらの数値は大きく異なることもあり得る。延伸率、引張強度、及び粗度はIPC−TM−650で測量される。
従来は、硫酸銅電解液に、有機添加剤(たとえば、低分子量ゲル(例えば、ゼラチン)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)またはポリエチレングリコール(PEG))や、結晶微細化の効果を有する硫黄含有化合物(例えば、3−メルカプト−1−プロパンスルホン酸ナトリウム(MPS)、ビス(3−ナトリウムスルホプロピルジスルフィド)(SPS))を添加することにより、電解銅箔の結晶相を変更させていた。
[実施例1]
電解銅箔の製造
銅線を50wt%の硫酸水溶液に溶解させ、320g/Lの硫酸銅(CuSO4・5H2O)と100g/Lの硫酸とを含む硫酸銅電解液を製造した。
電解銅箔の製造
銅線を50wt%の硫酸水溶液に溶解させ、320g/Lの硫酸銅(CuSO4・5H2O)と100g/Lの硫酸とを含む硫酸銅電解液を製造した。
さらに、硫酸銅電解液1リットル当たり、5.31mgのゼラチン(2CP: Koei Chemical Co.、Ltd.)、2.89mgの3−メルカプト−1−プロパンスルホン酸ナトリウム(MPS: HOPAX社)、0.21mgのチオ尿素(Chem−Lab)及び25mgの塩素イオンを添加した。
そして、液温45℃及び電流密度34A/dm2で、厚さが6μmである電解銅箔を用意した。
下記の表2の本開示の銅箔#1(未塗布)を参照されたい。未塗布の電解銅箔の粗度、引張強度、延伸率、グロス及びカールは下記実施例4のように測量された。
[実施例2]
電解銅箔の塗布
負極スラリーは、溶媒として水を用いて、下記の表1に記載の負極材料を固液比73%(100gの負極材料と、73gの水)で調製した。
電解銅箔の塗布
負極スラリーは、溶媒として水を用いて、下記の表1に記載の負極材料を固液比73%(100gの負極材料と、73gの水)で調製した。
負極材料製剤の組成を混合した後、銅箔の表面に1分間あたり5メートルのスピードで炭素材料スラリーを厚さが200μmになるように塗布してから、120℃のオーブンで乾燥した。
下記の表2の本開示の銅箔#1(塗布された)を参照されたい。塗布された電解銅箔の粗度、引張強度、延伸率、グロス及びカールは下記実施例4のように測量された。
[実施例3]
電解銅箔の圧延
実施例1の未塗布の電解銅箔(表2における本開示の未塗布の銅箔#1)及び実施例2の塗布された電解銅箔(表2における本開示の塗布された銅箔#1)を圧延した。
電解銅箔の圧延
実施例1の未塗布の電解銅箔(表2における本開示の未塗布の銅箔#1)及び実施例2の塗布された電解銅箔(表2における本開示の塗布された銅箔#1)を圧延した。
圧延機のローラーの寸法はφ250mm×250mmであり、ローラーの硬さは62〜65°HRCであり、ローラー材料は高炭素クロム軸受鋼(SUJ2)である。実施例1の銅箔(表2における本開示の未塗布の銅箔#1)を1M/minの圧延スピードで5000kgの圧力で厚さが少なくとも0.3%減少されるまで圧延した。
実施例2の銅箔(表2における本開示の塗布された銅箔#1)を1M/minの圧延スピードで5000kgの圧力で炭素質層の密度が1.5g/cm3になるまで圧延した。図1は、両ロール55間に銅箔58を提供して圧延する略図である。
[実施例4]
測量
カール:
実施例1及び実施例2における圧延された銅箔の薄片を銅箔のM面が上向きになるように固体プラスチック板に置いた。10cm×10cmの十字が描いてある紙を銅箔のM面上に置いた。鋭いボックスナイフを使用して、紙に描かれた10cm×10cmの十字の線に沿って前記紙及びその下の銅箔を切断した。切断がストレートになるように、切る工程中に定規を使用してナイフを安定させた。
測量
カール:
実施例1及び実施例2における圧延された銅箔の薄片を銅箔のM面が上向きになるように固体プラスチック板に置いた。10cm×10cmの十字が描いてある紙を銅箔のM面上に置いた。鋭いボックスナイフを使用して、紙に描かれた10cm×10cmの十字の線に沿って前記紙及びその下の銅箔を切断した。切断がストレートになるように、切る工程中に定規を使用してナイフを安定させた。
そして、銅箔から紙を持ち上げ、切断でできた銅箔の角が自然に上方へカールするようにさせた。定規を使用してカールの最大高さを測量した。
図2は、銅箔58に十字形スリット103で形成された開口に定規107を配置する概略図である。定規107を使用して角105のカールの最大高さを測量した。カール量が約1〜2mm(またはそれ以下)である場合、銅箔は耐カールが著しくよく、優れた結果を示す。カール量が2mmを超え、3mm未満である場合、銅箔は極度のカールに対して高い耐性を維持し、良い結果を示す。カール量が約3から5mmとの間である場合、中等の結果とされる。カール量が5mmを超える場合は劣った結果とされる。
引張強度:
引張強度はIPC−TM−650に準じて測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
引張強度はIPC−TM−650に準じて測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
幅方向の△T/Sの測量:銅箔から幅方向において10cm×10cmの寸法を有するサンプルを三つ切断した。二つのサンプルは銅箔の両辺縁から取って、三つ目のサンプルは中心部から取った。△T/Sは、最大T/Sから最小T/Sを減算することで計算した。図3は、銅箔58の幅方向から三つの正方形サンプル1、2、及び3(それぞれ10cm×10cmのサイズを有する)を切断する図である。
延伸率:
延伸率はIPC−TM−650に準じて測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
延伸率はIPC−TM−650に準じて測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
グロス:
グロスはグロスメーター(BYK社製、型番micro−gloss60°型)を使用し、JIS Z8741に準じて測量した。すなわち、光線入射角60°でM面の機械方向(MD)と幅方向(TD)のグロスを測量した。
グロスはグロスメーター(BYK社製、型番micro−gloss60°型)を使用し、JIS Z8741に準じて測量した。すなわち、光線入射角60°でM面の機械方向(MD)と幅方向(TD)のグロスを測量した。
下記の表2に記載の本開示の銅箔#2〜14及び下記の表3に記載の比較銅箔#1〜11を用意し、上記の実験の方法で特性を測量した。
前記表2と表3で示した資料から、下記パラメータを有する銅箔は予期できない耐カール性を表すことを示した:
(1)粗面のMDグロスは330〜620の範囲にあり、
(2)光沢面と粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(3)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下。
(1)粗面のMDグロスは330〜620の範囲にあり、
(2)光沢面と粗面の表面粗度(Rz)の差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(3)幅方向における引張強度の差が1.2kgf/mm2以下。
上記の実施例は例示的に本開示の原理と効果を述べたものに過ぎず、本開示を限定するものではない。当業者は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱しない限り、上記の実施例に各種変更と修正を施すことができる。従って、本開示の主張する権利範囲は、特許請求の範囲に記載される。本開示の効果及び目的を損なわない限り、いずれも本開示の範囲に入る。
55 ローラー
58 銅箔
103 スリット
105 角
107 定規
58 銅箔
103 スリット
105 角
107 定規
引張強度:
引張強度はIPC−TM−650に準じて未圧延の電解銅箔を測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel
AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
引張強度はIPC−TM−650に準じて未圧延の電解銅箔を測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel
AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
幅方向の△T/Sの測量:未圧延の電解銅箔から幅方向において10cm×10cmの寸法を有するサンプルを三つ切断した。二つのサンプルは銅箔の両辺縁から取って、三つ目のサンプルは中心部から取った。△T/Sは、最大T/Sから最小T/Sを減算することで計算した。図3は、銅箔58の幅方向から三つの正方形サンプル1、2、及び3(それぞれ10cm×10cmのサイズを有する)を切断する図である。
延伸率:
延伸率はIPC−TM−650に準じて未圧延の電解銅箔を測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
延伸率はIPC−TM−650に準じて未圧延の電解銅箔を測量した。電解銅箔を切断して寸法が100mm×12.7mm(長さx幅)である試験サンプルを得た。島津製作所のModel AG−I試験機で、室温(約25℃)で、チャック距離50mm及びクロスヘッド速度50mm/minの条件で試験サンプルを測量した。
グロス:
グロスはグロスメーター(BYK社製、型番micro−gloss60°型)を使用し、JIS Z8741に準じて未圧延の電解銅箔を測量した。すなわち、光線入射角60°でM面の機械方向(MD)と幅方向(TD)のグロスを測量した。
グロスはグロスメーター(BYK社製、型番micro−gloss60°型)を使用し、JIS Z8741に準じて未圧延の電解銅箔を測量した。すなわち、光線入射角60°でM面の機械方向(MD)と幅方向(TD)のグロスを測量した。
Claims (24)
- 機械方向MDの寸法と、幅方向TDの寸法と、厚さとを有する銅箔であって、
(a)光沢面と、
(b)光線入射角60°で測量された機械方向MDグロスが330〜620の範囲にある粗面とを含み、
(c)前記光沢面と前記粗面の表面粗度Rzの差が0.3〜0.59μmの範囲にあり、
(d)前記銅箔の幅方向TDにおける少なくとも2つのサンプルから取得された引張強度の差が1.2kgf/mm2以下であり、
耐カール性を有する銅箔。 - 粗面の光線入射角60°で測量された機械方向MDグロスが400〜600の範囲にある、請求項1に記載された銅箔。
- 粗面の光線入射角60°で測量された機械方向MDグロスが450〜550の範囲にある、請求項1に記載された銅箔。
- 前記銅箔の厚さが1〜50μmである、請求項1に記載された銅箔。
- 前記銅箔の厚さが4〜25μmである、請求項1に記載された銅箔。
- 前記銅箔の厚さが6〜20μmである、請求項1に記載された銅箔。
- 前記銅箔の前記光沢面と前記粗面の少なくとも片面に炭素質層をさらに有する、請求項1に記載された銅箔。
- 圧延及び加熱を施した後の前記銅箔の耐カール性が5mm未満である、請求項7に記載された銅箔。
- 圧延及び加熱を施した後の前記銅箔の耐カール性が2mm未満である、請求項7に記載された銅箔。
- 圧延及び加熱を施した後の前記銅箔の耐カール性が1mm未満である、請求項7に記載された銅箔。
- 前記銅箔の前記光沢面と前記粗面の両面にさらに炭素質層を有する、請求項1に記載された銅箔。
- 前記光沢面と前記粗面の表面粗度Rzの差が0.3〜0.51μmの範囲にある、請求項1に記載された銅箔。
- 前記粗面の表面粗度Rzが0.5〜0.8μmの範囲にある、請求項1に記載された銅箔。
- 前記銅箔の幅方向TDにおける少なくとも2つのサンプルから取得された引張強度の差が0.9kgf/mm2以下である、請求項1に記載された銅箔。
- 請求項1に記載された銅箔と、電解液と、セパレータと、炭素質材料とを含む、二次電池。
- 前記光沢面の表面粗度Rzが1.08〜1.12μmの範囲にある、請求項1に記載された銅箔。
- 厚さが6μmである場合の延伸率が4〜8%であり、厚さが8μmである場合の延伸率が5〜10%であり、厚さが10μmである場合の延伸率が7〜12%であり、厚さが20μmである場合の延伸率が14〜18%であり、光線入射角60°で測量された幅方向TDグロスは300〜650の範囲にある、請求項1に記載された銅箔。
- 電動工具、電気自動車、携帯電話、タブレット、携帯電子機器からなる群から選択され、請求項15に記載された二次電池を有する電子装置。
- 圧延を施した後の耐カール性が3mm未満である、請求項1に記載された銅箔。
- 圧延を施した後の耐カール性が2mm未満である、請求項1に記載された銅箔。
- 圧延を施した後の耐カール性が1mm未満である、請求項1に記載された銅箔。
- 圧延及び加熱を施した後の耐カール性が3mmを超え、5mm未満である、請求項1に記載された銅箔。
- 圧延及び加熱を施した後の耐カール性が5mm未満である、請求項1に記載された銅箔。
- 圧延及び加熱を施した後の耐カール性が3mm未満である、請求項7に記載された銅箔。
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