JP2016203813A - 電動補助自転車 - Google Patents

電動補助自転車 Download PDF

Info

Publication number
JP2016203813A
JP2016203813A JP2015088408A JP2015088408A JP2016203813A JP 2016203813 A JP2016203813 A JP 2016203813A JP 2015088408 A JP2015088408 A JP 2015088408A JP 2015088408 A JP2015088408 A JP 2015088408A JP 2016203813 A JP2016203813 A JP 2016203813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push
walking
control unit
walk
child seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015088408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6479553B2 (ja
Inventor
悠貴 金原
Yuki Kanehara
悠貴 金原
雅之 赤坂
Masayuki Akasaka
雅之 赤坂
岡本 郁夫
Ikuo Okamoto
郁夫 岡本
紀博 両角
Norihiro Morozumi
紀博 両角
雅彦 平野
Masahiko Hirano
雅彦 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2015088408A priority Critical patent/JP6479553B2/ja
Publication of JP2016203813A publication Critical patent/JP2016203813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6479553B2 publication Critical patent/JP6479553B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】子供が乗っているときの押し歩き労力を軽減しつつバッテリの消費が抑えられた電動補助自転車を提供する。【解決手段】押し歩きの際に後輪22に押し歩き補助トルクを付与可能な電動モータ60を有する電動補助自転車1であって、電動モータ60に押し歩き補助トルクを出力させる押し歩き指令値を出力する指令値演算部96と、少なくともチャイルドシート71が車両に装着された状態で、指令値演算部96を押し歩き指令値を出力可能な状態にする押し歩き制御部96と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、電動補助自転車に関する。
特許文献1などにより、押し歩き機能が搭載された電動補助自転車が知られている。急な上り坂などで自転車を降りて押し歩く際に電動モータに補助トルクを出力させることにより、車両の押し歩き労力が軽減される。
特開2000−95180号公報
このような押し歩き機能が搭載された電動補助自転車に、チャイルドシートを装着することが考えられる。チャイルドシートは重量物であるため、チャイルドシートが装着された電動補助自転車に押し歩き機能を搭載すると、重たい車重を押す労力を軽減でき、ユーザの負担を軽減できる。
ところで、チャイルドシートは電動補助自転車に着脱可能であるため、チャイルドシートを取り外した状態で電動補助自転車が使用されることもある。この場合、重量物のチャイルドシートが取り外された状態では、子供が車両に乗らないため車重が軽くなり、押し歩き機能が不要となることがある。むしろ、押し歩き機能によってバッテリの消費量が増えてしまうため、子供が乗っていない場合には押し歩き機能が不要になることが考えられる。
そこで本発明は、子供が乗っているときの押し歩き労力を軽減しつつバッテリの消費が抑えられた電動補助自転車を提供することを目的とする。
本発明にかかる電動補助自転車は、
押し歩きの際に車輪に押し歩き補助トルクを付与可能な電動モータを有する電動補助自転車であって、
前記電動モータに押し歩き補助トルクを出力させる押し歩き指令値を出力するモータ制御部と、
少なくともチャイルドシートが前記車両に装着された状態で、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にする押し歩き制御部と、を有する。
上記構成の電動補助自転車によれば、チャイルドシートが装着されているときはチャイルドシート分だけ重量は増え、また、子供が車両に乗り得る状態であり、このとき押し歩きの際に補助トルクを付与するので、運転者の労力が軽減される。また、チャイルドシートが装着されていないときは、チャイルドシート分の重量は低減され、また、子供が車両に乗らないので、運転者は押し歩きの際の補助トルクを必要とせず、このときに電動モータを駆動しないので、バッテリの消費が抑えられる。
本発明の電動補助自転車において、
前記チャイルドシートが前記車両に装着された状態を検出するチャイルドシート検出部を有し、
前記押し歩き制御部は、前記チャイルドシート検出部が前記チャイルドシートの前記車両への装着を検出したとき、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にするものでもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、チャイルドシートの車両への装着をチャイルドシート検出部が検出すると、押し歩き指令値を出力可能な状態となるので、チャイルドシートが装着されているときに補助トルクを確実に付与することができる。
本発明の電動補助自転車において、
人が前記チャイルドシートに着座したことを判定する着座判定部を有し、
前記押し歩き制御部は、前記チャイルドシート検出部が前記チャイルドシートの前記車両への装着を検出し、かつ、前記着座判定部が人が前記チャイルドシートに着座したと判定したとき、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にするものでもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、チャイルドシートの車両への装着をチャイルドシート検出部が検出し、チャイルドシートへの人の着座を着座判定部が判定すると、押し歩き指令値を出力可能な状態となるので、チャイルドシートが装着されて人が着座したときに補助トルクを確実に付与することができる。
本発明の電動補助自転車において、
前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させるON状態と、前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させないOFF状態と、を運転者が切り替え可能な押し歩き操作部を有し、
前記押し歩き操作部から前記押し歩き制御部までの信号線の少なくとも一部が、前記チャイルドシートに設けられ、前記チャイルドシートとともに着脱可能とされていてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、運転者が押し歩き操作部を操作することで、押し歩き時に容易に補助トルクを付与させることができる。また、チャイルドシートが装着されている場合にのみ、信号線が押し歩き操作部から押し歩き制御部まで信号を伝達する。このため、チャイルドシートが装着されている場合にのみ、押し歩き補助をすることができる。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き操作部が前記チャイルドシートに設けられていてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、子供が座るチャイルドシート自体に押し歩き操作部を設けたので、荷重を支えやすく押し歩きしやすい。また、チャイルドシート着脱時に、信号線の接続部が一か所だけでよいため、チャイルドシートの着脱操作がしやすい。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き操作部がハンドルに設けられていてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、押し歩きする運転者が手をかけるハンドルに押し歩き操作部が設けられているので、容易に補助トルクを付与させることができる。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き制御部からの報知信号を受けて報知する押し歩き報知部を有していてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば押し歩き制御部が押し歩き報知部へ報知信号を送信することで、押し歩き報知部による報知が行われる。これにより、運転者や周囲の人は、車両の押し歩きの状況を報知によって把握することができる。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の開始前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信するものでもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、押し歩き補助の開始前に押し歩き報知部から報知されるので、周囲の人に注意を促せる。あるいは、意図しない押し歩き開始時に運転者へ誤操作したことを気付かせることができる。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の停止前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信するものでもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、例えば、運転者の誤操作、故障や保護機能などによって、運転者の意図しないときに押し歩き補助が停止する際に、運転者に報知して備えさせることができる。
本発明にかかる電動補助自転車は、
押し歩きの際に車輪に押し歩き補助トルクを付与可能な電動モータを有する電動補助自転車であって、
前記電動モータに押し歩き補助トルクを出力させる押し歩き指令値を出力するモータ制御部と、
人が前記チャイルドシートに着座したことを判定する着座判定部と、
前記着座判定部が人が前記チャイルドシートへ着座したと判定したときに、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にする押し歩き制御部と、を有する。
上記構成の電動補助自転車によれば、子供が車両に乗っている場合に、押し歩きの際に補助トルクを付与するので、運転者の労力が軽減される。また、子供が車両に乗っていない場合には、運転者は押し歩きの際の補助トルクを必要とせず、このときに電動モータを駆動しないので、バッテリの消費が抑えられる。
本発明の電動補助自転車において、
前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させるON状態と、前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させないOFF状態と、を運転者が切り替え可能な押し歩き操作部を有し、
前記押し歩き操作部から前記押し歩き制御部までの信号線の少なくとも一部が、前記チャイルドシートに設けられ、前記チャイルドシートとともに着脱可能とされていてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、運転者が押し歩き操作部を操作することで、押し歩き時に容易に補助トルクを付与させることができる。また、チャイルドシートが装着されている場合にのみ、信号線が押し歩き操作部から押し歩き制御部まで信号を伝達する。このため、チャイルドシートが装着されている場合にのみ、押し歩き補助をすることができる。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き操作部が前記チャイルドシートに設けられていてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、子供が座るチャイルドシート自体に押し歩き操作部を設けたので、荷重を支えやすく押し歩きしやすい。また、チャイルドシート着脱時の信号線の接続部が一か所で済むため、チャイルドシートの着脱操作がしやすい。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き操作部がハンドルに設けられていてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、押し歩きする運転者が手をかけているハンドルに押し歩き操作部が設けられているので、押し歩き時に容易に補助トルクを付与させることができる。
本発明の電動補助自転車において、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態とした前記押し歩き制御部からの報知信号を受けて報知する押し歩き報知部を有していてもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、モータ制御部を押し歩き指令値を出力可能な状態とした押し歩き制御部が、押し歩き報知部へ報知信号を送信することで、押し歩き報知部による報知が行われる。したがって、運転者や周囲の人は、車両の押し歩きの状況を報知によって把握することができる。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の開始前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信するものでもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、押し歩き補助の開始前に押し歩き報知部から報知されるので、周囲の人に注意を促せる。あるいは、意図しない押し歩き開始時に運転者へ誤操作したことを気付かせることができる。
本発明の電動補助自転車において、前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の停止前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信するものでもよい。
上記構成の電動補助自転車によれば、例えば運転者の誤操作、故障や保護機能などによって、運転者の意図しないときに押し歩き補助が停止する際に、運転者に報知して備えさせることができる。
本発明によれば、子供が乗っているときの押し歩き労力を軽減しつつバッテリの消費が抑えられた電動補助自転車を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。 図1に示した電動補助自転車の前部の上面図である。 本発明の第一実施形態に係る電動補助自転車の機能を説明するブロック図である。 押し歩き時の制御を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。 本発明の第二実施形態に係る電動補助自転車の機能を説明するブロック図である。 押し歩き時における制御を示すフローチャートである。 本発明の第三実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。 本発明の第三実施形態に係る電動補助自転車の機能を説明するブロック図である。 押し歩き時の制御を示すフローチャートである。 本発明の第四実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。 本発明の第四実施形態に係る電動補助自転車の機能を説明するブロック図である。 押し歩き時の制御を示すフローチャートである。 本発明の第五実施形態に係る電動補助自転車の機能を説明するブロック図である。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン1を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン2を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン3を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン4を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン5を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン6を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン7を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン8を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン9を示すタイミングチャートである。 押し歩き報知部からの報知タイミングのパターン10を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の第一実施形態について、図1から図4を参照しながら説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものとは限らない。
以下の説明において、前方、後方、左方及び右方は、ハンドル23を握りつつ電動補助自転車のシート24に着座した運転者から見た前方、後方、左方及び右方を意味する。
(第一実施形態)
まず、第一実施形態に係る電動補助自転車について説明する。
<電動補助自転車の全体構成>
図1に示すように、電動補助自転車1は、ペダル33,34と電動モータ60とを有している。この電動補助自転車1は、運転者がペダル33,34を踏み込むことにより生じるペダルトルクと、電動モータ60から出力されるモータトルクとを合計した駆動トルクによって駆動される。電動モータ60のモータトルクが、運転者のペダル33,34の踏み込み動作をアシストする補助トルクとなる。また、この電動補助自転車1は、運転者がハンドル23を把持して押し歩きする際に、後輪22に電動モータ60が押し歩き補助トルクを付与可能である。
電動補助自転車1は、前後方向に延びる車体フレーム11を有する。また、電動補助自転車1は、前輪21、後輪22、ハンドル23、シート24及びパワーユニット40を有する。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12、ダウンフレーム13、シートフレーム14、一対のチェーンステイ16及び一対のシートステイ17を有する。ヘッドパイプ12は、電動補助自転車1の前部に配置される。ヘッドパイプ12には、後方に延びるダウンフレーム13の前部が接続されている。シートフレーム14は、ダウンフレーム13の後部に接続されている。シートフレーム14は、ダウンフレーム13の後端部から上方且つ斜め後方に向かって延びている。
ヘッドパイプ12には、ハンドルステム25が回転自在に挿入されている。ハンドルステム25の上端部には、ハンドル23が固定されている。ハンドルステム25の下端部には、フロントフォーク26が固定されている。フロントフォーク26の下端部には、前輪21が車軸27によって回転可能に支持されている。フロントフォーク26の下端部には、前輪21の回転から車速を検出する前輪車速センサ37が設けられている。
円筒状のシートフレーム14の内方には、シートパイプ28が挿入されている。シートパイプ28の上端部には、シート24が設けられている。
一対のチェーンステイ16は、後輪22を左右から挟むように設けられている。一対のチェーンステイ16は、ダウンフレーム13の後部から後輪22の回転中心に向かって延びている。一対のシートステイ17は、シートフレーム14の上部から後輪22の回転中心に向かって延びている。チェーンステイ16およびシートステイ17の後端部には、後輪22が回転可能に支持されている。シートステイ17には、荷台となるリヤキャリア38が支持されている。リヤキャリア38は、後輪22の上方に配置されている。
シートフレーム14の後方には、パワーユニット40の電動モータ60に電力を供給するバッテリ35が配置されている。バッテリ35は、図示しない充放電可能な充電池及び電池制御部を有する。電池制御部は、充電池の充放電を制御するとともに、その出力電流及び残容量等を監視する。
パワーユニット40は、ユニットケース50に、クランク軸41、クランク出力軸(不図示)、駆動スプロケット42、ペダルトルク検出部57、クランク回転検出部58、電動モータ60および補助スプロケット44を組み込み、ユニット化したものである。パワーユニット40は、車体フレーム11にボルトで結合されている。
クランク軸41は、シートフレーム14の下方に回転可能に設けられている。クランク軸41はユニットケース50に左右方向に貫通して支持されている。クランク軸41の両端部にはクランクアーム31,32が取り付けられている。クランクアーム31,32の先端には、ペダル33,34が回転可能に取り付けられている。ペダルトルク検出部57は、運転者がペダル33,34を介してクランク軸41に入力したペダルトルクを検出する。クランク回転検出部58は、運転者がペダル33,34を回転させたときのクランク軸41の回転を検出する。
駆動スプロケット42は、クランク軸41と同軸円筒状のクランク出力軸(不図示)の右端に図示せぬ一方向クラッチを介して取り付けられている。この駆動スプロケット42はクランク軸41とともに回転する。従動スプロケット45は、後輪22の駆動軸29と同軸に設けられている。従動スプロケット45は、図示せぬ一方向クラッチを介して後輪22に連結される。
無端状のチェーン46は、駆動スプロケット42と従動スプロケット45とに掛け渡されている。これにより、運転者がペダル33,34を踏み込むと、駆動スプロケット42が回転する。さらに駆動スプロケット42の回転はチェーン46を介して従動スプロケット45に伝達され、後輪22が駆動される。
電動モータ60は、ユニットケース50内であって、クランク軸41の後方に配置されている。電動モータ60の出力軸には補助スプロケット44が設けられている。電動モータ60にはバッテリ35から電力が供給される。電動モータ60に電力を供給すると電動モータ60が回転する。電動モータ60の回転は、補助スプロケット44を介してチェーン46に伝達される。このように、電動モータ60に電力を供給すると、電動モータ60にモータトルクが生じる。このモータトルクはチェーン46を介して後輪22に伝達される。
図2に示すように、ハンドル23の右部に右ハンドルバー61が設けられ、ハンドル23の左部に左ハンドルバー62が設けられている。右ハンドルバー61および左ハンドルバー62は略前後方向に延びている。右ハンドルバー61の後端部に右グリップ部63が設けられている。左ハンドルバー62の後端部に左グリップ64が設けられている。運転者は、これらの右グリップ63および左グリップ64を把持可能である。
右グリップ部63の近傍に、前輪ブレーキレバー65が設けられている。左グリップ部64の近傍に後輪ブレーキレバー66が設けられている。右手によって右グリップ部63とともに前輪ブレーキレバー65が握られると、前輪21に制動力が付与される。左手によって左グリップ部64とともに後輪ブレーキレバー66が握られると、後輪22に制動力が付与される。
電動補助自転車1には、子供が着座可能なチャイルドシート71が装着されている。このチャイルドシート71は、ハンドル23に支持されている。チャイルドシート71は、右ハンドルバー61および左ハンドルバー62の間に配置されている。
チャイルドシート71は、例えば、硬質樹脂から成形することができる。チャイルドシート71は、上方が開放された凹状に形成されている。チャイルドシート71は、その底面に子供が着座可能な着座部72を有しており、その前部に子供の脚を通す挿通孔73が形成されている。挿通孔73の下方には、挿通孔73から離れた位置に足載せ75が設けられている。また、このチャイルドシート71には、着座した子供を保持するシートベルト74が設けられている。シートベルト74は、バックル74aを備えている。さらに、着座部72の前方かつ上方には、子供が把持可能なバー76が設けられている。
電動補助自転車1のハンドル23には、押し歩き操作部86が設けられている。この押し歩き操作部86は、押し歩きの際に運転者が操作するもので、運転者が左グリップ部64を握った状態で操作できるように、ハンドル23の左グリップ部64の近傍に設けられている。この押し歩き操作部86は、運転者が電動補助自転車1から降りた状態で操作可能とされている。
この押し歩き操作部86には、信号線87が接続されている。押し歩き操作部86から引き出されている信号線87は、その一部がチャイルドシート71に設けられている。この信号線87は、チャイルドシート71の側面における上端から底面の中央部分にわたって埋め込まれている。図1に示したように、信号線87は、チャイルドシート71の底面からダウンフレーム13に沿って配線され、パワーユニット40に引き込まれている。パワーユニット40は、モータ制御部95、押し歩き制御部96を含む制御装置100を有しており、信号線87は、制御装置100に接続されている。なお、車両の電源のON/OFF等を切り替えるスイッチに接続された信号線は、信号線87と異なり、チャイルドシート71を介さずに直接、制御装置100に接続されている。
このような電動補助自転車1は、制御装置100によって電動モータ60を制御し、後輪22にモータトルクを作用させる。
図3に示すように、制御装置100は、ペダルトルク算出部101、モータ制御部95、押し歩き制御部96、モータ駆動部105、変速段推定部97及びメモリ98を備えている。
<動力の伝達経路>
次に、動力の伝達経路について説明する。
運転者がペダル33,34を踏み込んでクランク軸41を回転させると、そのクランク軸41の回転が一方向クラッチ55を介してチェーン46に伝達される。一方向クラッチ55は、クランク軸41の順回転のみをチェーン46に伝達し、クランク軸41の逆回転はチェーン46に伝達させない。
チェーン46の回転は後輪22側の駆動軸29に伝達される。駆動軸29の回転は、変速機構91および一方向クラッチ92を介して後輪22に伝達される。
変速機構91は運転者によって操作される変速操作器93に応じて変速段を変更できる機構である。一方向クラッチ92は、駆動軸29の回転速度が後輪22の回転速度よりも速い場合にのみ、駆動軸29の回転を後輪22に伝える。駆動軸29の回転速度が後輪22の回転速度よりも遅い場合には、一方向クラッチ92は駆動軸29の回転を後輪22に伝えない。
電動モータ60の回転は、減速機82を介して一方向クラッチ85に伝達される。一方向クラッチ85は、減速機82がチェーン46を順回転させる方向の回転のみをチェーン46に伝達し、減速機82がチェーン46を逆回転させる方向の回転はチェーン46に伝達させない。
このように本実施形態に係る電動補助自転車1においては、クランク軸41に入力されるペダルトルクと電動モータ60のモータトルクは、チェーン46で合成される。
<信号の経路>
次に、信号の経路を説明する。
運転者がクランク軸41を回転させると、車両に設けられたペダルトルク検出部57が、クランク軸41に入力されたペダルトルクに応じた信号を発生させる。ペダルトルク検出部57は、その信号をペダルトルク算出部101に入力する。
ペダルトルク算出部101は、ペダルトルク検出部57からの信号を運転者がペダル33,34に与えたペダルトルクに換算する。ペダルトルク算出部101は、そのペダルトルクの値をモータ制御部95に入力する。
クランク回転検出部58は、クランク軸の位相を検出するセンサである。クランク回転検出部58は、クランク軸41の位相に応じた信号を発生させる。クランク回転検出部58は、その信号をモータ制御部95に入力する。
前輪車速センサ37は、変速段推定部97に前輪21の回転速度の信号を送信する。変速段推定部97は、前輪21の回転速度から変速段を推定し、その情報をモータ制御部95へ送信する。
電動モータ60には、エンコーダからなるモータ回転センサ99が設けられている。このモータ回転センサ99は、電動モータ60の回転数を検知し、変速段推定部97及びモータ駆動部105へ送信する。
<走行アシスト>
モータ制御部95は、ペダルトルク算出部101、クランク回転検出部58及び変速段推定部97からの出力や、メモリ98に格納されている情報などから、適切なアシスト力を付与するための指令値を算出し、モータ駆動部105へ送信する。
モータ制御部95は指令値を、例えば、運転者がペダル33,34に与えたクランク回転速度やペダルトルクに基づいて算出したり、メモリ98に格納されたクランク回転速度とペダルトルクとモータトルクなどの関係に基づいて作成されたマップを参照することにより算出する。
モータ駆動部105は、モータ制御部95からの指令値に基づいて、その指令値に応じた電力をバッテリ35から電動モータ60に供給する。これにより、電力が供給された電動モータ60が駆動し、所定のモータトルクを発生させる。
このように、モータ制御部95は、走行時の運転者のペダル33,34を漕ぐ動作をアシストするように、電動モータ60にモータトルクを発生させることができる。
<押し歩きアシスト>
モータ制御部95は、上記のように走行時の運転者のペダルトルクをアシストするほかに、押し歩き時に運転者の押し歩き動作を補助する押し歩き補助トルクを電動モータ60に出力させることもできる。モータ制御部95は、押し歩き時に、押し歩き指令値をモータ駆動部105に出力し、電動モータ60にモータトルクを生じさせることができる。
運転者は押し歩き補助トルクを得たい場合に押し歩き操作部86を操作する。運転者により操作され押し歩き操作部86がON状態になると、押し歩き操作部86は押し歩き信号を押し歩き制御部96に送信する。押し歩き制御部96は、押し歩き信号が入力されると、モータ制御部95に押し歩き指令値を出力させる。
図2で示したように、押し歩き操作部86と制御装置100とを接続する信号線の一部は、チャイルドシート71に設けられている。つまり、チャイルドシート71が車両に装着された場合にのみ、押し歩き操作部86と制御装置100とが電気的に接続される。チャイルドシート71が車両に装着されている場合にのみ、押し歩き制御部96は押し歩き操作部86から押し歩き信号を受信する。つまり、本実施形態においては、押し歩き制御部96は、チャイルドシート71が車両に装着されたことを条件として、モータ制御部95を押し歩き指令値を出力可能な状態にしている。
次に、押し歩きアシストを実現する際の一連の処理を、図4を参照しながら説明する。図4は、押し歩き時における制御を示すフローチャートである。図4に示すように、押し歩き制御部96は、押し歩き操作部86が操作されて押し歩き信号が送信されたか否かを判定する(ステップS01)。
運転者が押し歩き操作部86を操作してON状態とすることで、押し歩き操作部86から押し歩き制御部96へ押し歩き信号が送信されると(ステップS01:あり)、押し歩き制御部96はモータ制御部95に押し歩き指令値を出力させる。この押し歩き指令値に基づき、モータ駆動部105はその押し歩き指令値に応じた電力をバッテリ35から電動モータ60に供給し、電動モータ60から所定の押し歩き補助トルクを出力させる。これにより運転者は電動補助自転車1を所定速度、例えば一般的な歩行速度(6km/h)位で楽に押し歩くことができる。
押し歩き制御部96が押し歩き操作部86から押し歩き信号を受信していない場合には(ステップS01:なし)、押し歩き制御部96はモータ制御部95に押し歩き指令値を出力させない。
なお、制御装置100は、上記の判定(ステップS01)に加えて、運転者が電動補助自転車1から降りた状態であるかを判定する降車判定を行い、降車状態であると判定した際に、押し歩き指令値を出力してもよい。この降車判定は、例えば、シート24における重量やペダル33,34への踏力などによって判定することができる。
なお、モータ制御部95は、例えば、そのときの車速や坂道の勾配の角度、車重、操舵トルク等のパラメータに応じて押し歩き指令値を算出することができる。
モータ駆動部105は、モータ制御部95からの押し歩き指令値に基づいて、その押し歩き指令値に応じた電力をバッテリ35から電動モータ60に供給する。これにより、電動モータ60が駆動され、所定のモータトルクを発生させる。したがって、運転者によって押し歩きされる電動補助自転車1の後輪22に押し歩き補助トルクが付与される。
このように、上記第一実施形態に係る電動補助自転車1によれば、チャイルドシート71が装着されているときは子供が車両に乗っている状態であり、このとき押し歩きの際に補助トルクを付与するので、運転者の労力が軽減される。また、チャイルドシート71が装着されていないときは、子供が車両に乗らないので、運転者は押し歩きの際の補助トルクを必要とせず、このときに電動モータ60を駆動しないので、バッテリ35の消費が抑えられる。
また、押し歩き制御部96がモータ制御部95に押し歩き指令値を出力させるON状態と、押し歩き制御部96がモータ制御部95に押し歩き指令値を出力させないOFF状態と、を運転者が切り替え可能な押し歩き操作部86が設けられている。このため、運転者が押し歩き操作部86を操作することで、押し歩き時に容易に補助トルクを付与させることができる。
また、押し歩き操作部86が、押し歩きする運転者が手をかけているハンドル23に設けられているので、運転者が押し歩き操作部86を操作しやすく、押し歩き時に容易に補助トルクを付与させることができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態に係る電動補助自転車1Aについて説明する。
なお、上記第二実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、第二実施形態においても、押し歩き操作部86が左ハンドルバー62に設けられている。押し歩き操作部86から引き出されて制御装置100の押し歩き制御部96へ導かれる信号線87は、チャイルドシート71の外を通りハンドル23に沿って配線されている。
また、第二実施形態では、電動補助自転車1Aはチャイルドシート検出部111を備えている。チャイルドシート検出部111は、チャイルドシート71の取付部であるハンドルステム25に設けられている。このチャイルドシート検出部111は、ハンドル23にチャイルドシート71が装着された状態を検出するセンサである。チャイルドシート検出部111に繋がる信号線は、押し歩き操作部86に繋がる信号線87とともにダウンフレーム13に沿って配線され、パワーユニット40に引き込まれている。
図6は、第二実施形態に係る電動補助自転車1Aの機能を説明するブロック図である。図6に示すように、チャイルドシート検出部111は押し歩き制御部96に接続されている。チャイルドシート検出部111から出力される信号は、押し歩き制御部96へ送信される。このチャイルドシート検出部111がチャイルドシート71の車両への装着を検出したとき、即ち、チャイルドシート検出部111がON状態となったとき、押し歩き制御部96は、モータ制御部95を、押し歩き指令値を出力可能な状態にする。押し歩き操作部86は、押し歩き制御部96に接続されている。押し歩き操作部86をON状態にすると、押し歩き制御部96は、モータ制御部95に押し歩き指令値を出力させる。
図7は、第二実施形態における、押し歩きの制御を示すフローチャートである。図7に示すように、押し歩き制御部96は、チャイルドシート検出部111からの信号に基づいて、チャイルドシート71が車両に装着されているか否かを判定する(ステップS11)。そして、押し歩き制御部96が、チャイルドシート71が装着されていると判定すると(ステップS11:あり)、押し歩き制御部96はモータ制御部95を押し歩き指令値を出力可能な状態とする。
この状態において、運転者が押し歩き操作部86をON状態に操作すると、押し歩き操作部86から押し歩き制御部96へ信号が送信される。押し歩き操作部86からの信号が押し歩き制御部96に入力されると(ステップS12:あり)、押し歩き制御部96はモータ制御部95に押し歩き指令値を出力させる。
モータ駆動部105は、モータ制御部95からの押し歩き指令値に基づいて、電力をバッテリ35から電動モータ60に供給する。すると、電動モータ60が駆動されて、所定のモータトルクが発生する。これにより、運転者によって押し歩きされる電動補助自転車1Aの後輪22に押し歩き補助トルクが付与される。
なお、チャイルドシート71が車両に装着されておらず、押し歩き制御部96にチャイルドシート検出部111からのチャイルドシート装着信号が入力されていない状態では(ステップS11:なし)、押し歩き制御部96はモータ制御部95を押し歩き指令値を出力不可能な状態とする。したがって、この状態において、運転者が押し歩き操作部86をON状態に操作しても、押し歩き補助トルクは得られない。
このように、第二実施形態にかかる電動補助自転車1Aの場合も、子供が車両に乗っている状態における押し歩きの際に補助トルクを付与するので、運転者の労力が軽減される。また、子供が車両に乗らないため押し歩きの際の補助トルクが不要のときに電動モータ60を駆動しないことでバッテリ35の消費が抑えられる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態に係る電動補助自転車1Bについて説明する。
なお、上記第一、第二実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第三実施形態に係る電動補助自転車1Bの側面図である。図8に示すように、第三実施形態においても、押し歩き操作部86が左ハンドルバー62に設けられている。押し歩き操作部86から引き出されて制御部100の押し歩き制御部96へ導かれる信号線87は、チャイルドシート71の外を通りハンドル23に沿って配線されている。また、第三実施形態においても、ハンドル23にチャイルドシート71が装着された状態を検出するチャイルドシート検出部111が設けられている。
さらに、第三実施形態では、チャイルドシート71に、着座センサ112が設けられている。この着座センサ112は、チャイルドシート71のシートベルト74に設けられている。着座センサ112は、シートベルト74の締結を検出することにより、子供がチャイルドシート71に着座したことを検出する。着座センサ112に繋がる信号線は、押し歩き操作部86に繋がる信号線87とともにダウンフレーム13に沿って配線され、パワーユニット40に引き込まれている。
図9は、第三実施形態に係る電動補助自転車1Bの機能を説明するブロック図である。図9に示すように、チャイルドシート検出部111は、押し歩き制御部96と接続されている。着座センサ112も、押し歩き制御部96と接続されている。
図10は押し歩き時の制御を示すフローチャートである。図10に示すように、押し歩き制御部96は、チャイルドシート検出部111から出力された信号に基づき、チャイルドシート71が車両に装着されているか否かを判定する(ステップS21)。押し歩き制御部96がチャイルドシート検出部111からチャイルドシート71が車両に装着されていることを示す信号を受信すると、押し歩き制御部96は、チャイルドシート71が車両に装着されていると判定する(ステップS21:あり)。
さらも押し歩き制御部96は、着座センサ112から出力された信号に基づき、子供がチャイルドシート71に着座しているか否かを判定する(ステップS22)。押し歩き制御部96が着座センサ112から子供がチャイルドシート71に着座していることを示す信号を受け取ると、押し歩き制御部96は、子供がチャイルドシート71に着座していると判定する(ステップS22:あり)。
本実施形態においては、押し歩き制御部96が、チャイルドシート71が車両に装着され、かつ、子供がチャイルドシート71に着座したと判定した場合(ステップS21:あり、かつ、ステップS22:あり)に、押し歩き制御部96はモータ制御部95を押し歩き指令値を出力可能な状態にする。
この状態において、運転者が押し歩き操作部86をON状態に操作すると、押し歩き操作部86から押し歩き制御部96へ信号が送信される。押し歩き操作部86からの信号が押し歩き制御部96に入力されると、押し歩き制御部96はモータ制御部95に押し歩き指令値を出力させる。
モータ駆動部105は、モータ制御部95からの押し歩き指令値に基づいて、その押し歩き指令値に応じた電力をバッテリ35から電動モータ60に供給する。これにより、電動モータ60が駆動され、所定のモータトルクが生じる。
本実施形態においては、上記のように、ステップS21およびステップS22が肯定的でない場合には、押し歩き制御部96は、モータ制御部95を押し歩き指令値を出力不可能な状態とする。
すなわち、押し歩き制御部96は、チャイルドシート71が車両に装着されたと判定されず(ステップS21:なし)、子供がチャイルドシート71に着座していないと判定すると(ステップS22:なし)、モータ制御部95を押し歩き指令値を出力不可能な状態とする。
あるいは、押し歩き制御部96は、チャイルドシート71が車両に装着されたと判定しても(ステップS21:あり)、子供がチャイルドシート71に着座していないと判定すると(ステップS22:なし)、モータ制御部95を押し歩き指令値を出力不可能な状態とする。
また、押し歩き制御部96は、チャイルドシート71が車両に装着されたと判定されず(ステップS21:なし)、子供がチャイルドシート71に着座していたと判定しても(ステップS22:あり)、モータ制御部95を押し歩き指令値を出力不可能な状態とする。
このように、第三実施形態にかかる電動補助自転車1Bの場合も、子供が車両に乗っている状態における押し歩きの際に補助トルクを付与するので、運転者の労力が軽減される。また、子供が車両に乗らないため押し歩きの際の補助トルクが不要のときに電動モータ60を駆動しないことでバッテリ35の消費が抑えられる。
(第四実施形態)
次に、第四実施形態に係る電動補助自転車1Cについて説明する。
なお、上記第一から第三実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図11及び図12に示すように、第四実施形態においても、押し歩き操作部86が左ハンドルバー62に設けられている。押し歩き操作部86から引き出されて制御部100の押し歩き制御部96へ導かれる信号線87は、チャイルドシート71の外を通るように配線されている。
この第四実施形態では、ハンドル23にチャイルドシート71が装着された状態を検出するチャイルドシート検出部111を備えず、シートベルト74が締結されたことを検知する着座センサ112を備えている。
図13に示すように、押し歩き制御部96は、着座センサ112からの信号に基づいて、子供がチャイルドシート71に着座しているか否かを判定する(ステップS31)。押し歩き制御部96が、子供がチャイルドシート71に着座していると判定すると(ステップS31:あり)、押し歩き制御部96は、モータ制御部95を、押し歩き指令値を出力可能な状態にする。
この状態において、運転者が押し歩き操作部86をON状態に操作すると、押し歩き操作部86から押し歩き制御部96へ信号が送信される。押し歩き操作部86からの信号が押し歩き制御部96に入力されると、押し歩き制御部96はモータ制御部95に押し歩き指令値を出力させる。
モータ駆動部105は、モータ制御部95からの押し歩き指令値に基づいて、その押し歩き指令値に応じた電力をバッテリ35から電動モータ60に供給する。これにより、電動モータ60が駆動され、所定のモータトルクが発生する。
なお、押し歩き制御部96は、子供がチャイルドシート71に着座していないと判定すると(ステップS31:なし)、モータ制御部95を押し歩き指令値を出力不可能な状態にする。したがって、この状態において、運転者が押し歩き操作部86をON状態に操作しても、電動補助自転車1Cの後輪22に押し歩き補助トルクが付与されることはない。
このように、第四実施形態にかかる電動補助自転車1Cの場合も、子供が車両に乗っている状態における押し歩きの際に補助トルクを付与するので、運転者の労力が軽減される。また、子供が車両に乗らないため押し歩きの際の補助トルクが不要のときに電動モータ60を駆動しないことでバッテリ35の消費が抑えられる。
なお、第三、第四実施形態において設けられた着座センサ112は、子供がチャイルドシート71に着座したことを、重量の変化や、赤外線で検出するセンサ、あるいはチャイルドシート71に着座した子供の手が掛けられる部位に設けられた静電容量センサや導通センサであっても良い。
また、上記第一から第四実施形態では、押し歩き操作部86をハンドル23に設けたが、押し歩き操作部86は、チャイルドシート71に設けても良い。このように、子供が座るチャイルドシート71自体に押し歩き操作部86を設けたので、荷重を支えやすく押し歩きしやすい。また、チャイルドシート71の着脱時に、信号線の接続部が一か所だけで済むので、チャイルドシート71の着脱操作がしやすい。
また、チャイルドシート71の配置は、上記の例に限らず、例えば、ハンドル23の周囲や、車両のリヤキャリア38に設けても良い。
また、購入したチャイルドシート71を所定の登録先へ登録することで取得した認証コードを押し歩き操作部86等から入力することで、このチャイルドシート71を装着した電動補助自転車1Cにおける押し歩き機能が利用可能となるように制御部100が構成されていても良い。
(第五実施形態)
次に、第五実施形態に係る電動補助自転車1Dについて説明する。
なお、上記第一から第四実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、この第五実施形態では、押し歩き報知部120が設けられている。この押し歩き報知部120は、音を出力して報知するスピーカや光を出力するランプ、あるいは、振動を発するバイブレータなどの報知手段である。押し歩き報知部120は、押し歩き制御部96に接続されている。
モータ制御部95を押し歩き指令値を出力可能な状態にする押し歩き制御部96は、押し歩き報知部120へ報知信号を所定のタイミングで出力する。押し歩き報知部120は、押し歩き制御部96から報知信号を受信することで音声を出力して報知する。例えば、押し歩き報知部120は、押し歩き補助開始前、押し歩き補助継続中、押し歩き補助停止前などの所定のタイミングで報知する。これにより、運転者や周囲の人が、押し歩き報知部120からの音や光によって電動補助自転車1Dにおける押し歩きの状況を把握することができる。以下の説明では、押し歩き報知部120は、音声を発するものとして説明する。
次に、押し歩き報知部120による報知のタイミングの例を、図15から図23を用いて説明する。図15から図23は、それぞれ、電動補助自転車1Dが実行可能な押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン1〜9を示している。
(パターン1)
図15は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン1を示すタイミングチャートである。図15に示すように、パターン1においては、押し歩き操作部86がON状態になると同時もしくは直後に、押し歩き報知部120から音声が出力される(T1)。所定時間経過後に押し歩き報知部120からの音声出力が停止される(T2)。時刻T2の後、電動モータ60が駆動されて押し歩き補助が開始される(T3)。
(パターン2)
図16は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン2を示すタイミングチャートである。図16に示すように、押し歩き操作部86がON状態になると同時に、押し歩き報知部120から音声が出力される(T1)。所定時間経過後に押し歩き報知部120からの音声出力が停止されると同時に電動モータ60が駆動されて押し歩き補助が開始される(T2)。
(パターン3)
図17は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン3を示すタイミングチャートである。図17に示すように、押し歩き操作部86がON状態になると同時に、押し歩き報知部120から音声が出力される(T1)。押し歩き報知部120から音声が出力されている間でかつ所定時間経過後に電動モータ60が駆動されて押し歩き補助が開始される(T2)。押し歩き補助の開始(T2)から所定時間経過後に押し歩き報知部120からの音声出力が停止される(T3)。
(パターン4)
図18は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン4を示すタイミングチャートである。図18に示すように、押し歩き操作部86がON状態になると同時に、押し歩き報知部120から音声が出力される(T1)。所定時間経過後に電動モータ60が駆動されて押し歩き補助が開始される(T2)。その後、押し歩き補助継続中は、押し歩き報知部120から継続して音声が出力され、押し歩き操作部86がOFFとなると、押し歩き報知部120からの音声出力が停止されるとともに電動モータ60が停止されて押し歩き補助が終了される(T3)。
(パターン5)
図19は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン5を示すタイミングチャートである。図19に示すように、押し歩き操作部86がON状態になると同時に、押し歩き報知部120から音声が出力されるとともに電動モータ60が駆動されて押し歩き補助が開始される(T1)。その後、押し歩き補助継続中は、押し歩き報知部120から継続して音声が出力され、押し歩き操作部86がOFFとなると、押し歩き報知部120からの音声出力が停止されるとともに電動モータ60が停止されて押し歩き補助が終了される(T2)。
(パターン6)
図20は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン6を示すタイミングチャートである。図20に示すように、押し歩き補助の状態から押し歩き操作部86がOFF状態になると同時にもしくは直後に、音声出力が停止していた押し歩き報知部120から音声が出力される(T1)。所定時間経過後に押し歩き報知部120からの音声出力が停止されるとともに電動モータ60が停止されて押し歩き補助が終了される(T2)。
(パターン7)
図21は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン7を示すタイミングチャートである。図21に示すように、押し歩き補助の状態から押し歩き操作部86がOFF状態になると同時に、音声出力が停止していた押し歩き報知部120から音声が出力される(T1)。所定時間経過後に押し歩き報知部120からの音声出力が停止される(T2)。その後、電動モータ60が停止されて押し歩き補助が終了される(T3)。
(パターン8)
図22は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン8を示すタイミングチャートである。図22に示すように、押し歩き補助の状態から押し歩き操作部86がOFF状態になると同時に、押し歩き補助中に継続して出力されていた押し歩き報知部120からの報知Aの音声出力が停止されるとともに、報知Aと音程やリズムが異なる報知Bの音声が押し歩き報知部120から出力される(T1)。所定時間経過後に押し歩き報知部120からの報知Bの音声出力が停止される(T2)。その後、電動モータ60が停止されて押し歩き補助が終了される(T3)。
(パターン9)
図23は、押し歩き報知部120の報知タイミングのパターン9を示すタイミングチャートである。図23に示すように、押し歩き補助の状態において、故障や保護機能などによって押し歩き補助を停止させる必要がある事象Pが発生すると、音声出力が停止していた押し歩き報知部120から音声が出力される(T1)。所定時間経過後に押し歩き報知部120からの音声出力が停止されるとともに電動モータ60が停止されて押し歩き補助が終了される(T2)。なお、これに代えて、音声出力中、音声出力後に、電動モータ60を停止して押し歩き補助を終了してもよい。
このように、第五実施形態に係る電動補助自転車1Dによれば、モータ制御部95を押し歩き指令値を出力可能な状態とした押し歩き制御部96が、押し歩き報知部120へ所定タイミングで報知信号を送信することで、押し歩き報知部120による報知が行われる。したがって、運転者や周囲の人は、車両の押し歩き補助の状況を報知によって把握することができる。
例えば、押し歩き補助の開始前に押し歩き報知部120から報知させることで(パターン1〜4)、車両の押し歩き補助が開始されることを報知することができ、運転者、あるいは周囲の人からの関心を集めることができる。また、意図しない押し歩き開始時に運転者へ誤操作したことを気付かせることができる。
また、押し歩き補助の停止前に押し歩き報知部120から報知させることで(パターン6〜9)、押し歩き補助が終わることを報知することができる。例えば、故障や保護機能などによって押し歩き補助が停止する前に、運転者に押し歩き補助が停止することを知らせることができる。これにより、運転者の意図しないときに押し歩き補助が停止する際に(パターン9)、運転者に報知して備えさせることができる。
また、押し歩き補助継続中に押し歩き報知部120から報知を継続して報知させることで(パターン4,5)、周囲の人に自車両が押し歩き補助が継続している状態である旨を伝えることができる。
さらに、押し歩き報知部120から音程やリズムが異なる複数種の音声を所定のタイミングで出力して報知することで(パターン8)、押し歩き補助の状況を細かく伝えることができる。
なお、押し歩き報知部120による報知は、音声によるものに限らず、メータなどへの表示、左右のグリップ部63,64への振動の付与等であっても良い。図24は、電動モータ60自体を押し歩き報知部120として利用する場合の報知タイミングのパターン10を示すタイミングチャートである。例えば、図24に示したように、押し歩き操作部86がON状態になると同時に、押し歩き補助が開始されることを報知する目的で電動モータ60に通電して車両に振動を与える(T1)。車両に振動を与えるために電動モータ60に通電する時間は一瞬である(T1とT2の間)。一瞬電動モータ60へ通電した後、電動モータ60への通電を一旦停止する(T2)。電動モータ60への通電を停止した後、押し歩き制御部96は所定時間経過後に再び電動モータ60に通電して押し歩き補助を開始する(T3)。なお、時刻T1からT2の間に車両を振動させるために電動モータ60へ供給する電力と、時刻T3より後に押し歩きを補助するために電動モータ60へ供給する電力とは、互いに異なる値に設定してもよいし、等しく設定してもよい。
なお、上述したように音によりユーザまたは周囲へ注意を喚起する手法や、電動モータ60により車両へ振動を与えてユーザに注意を喚起する手法の他に、車両に指示灯を設け、この指示灯を点灯させて報知させても良い。この場合、良好に周囲へ知らせることができる。
なお、上記実施形態では、押し歩き操作部86を設け、この押し歩き操作部86がON状態とされることで押し歩き補助を可能としたが、運転者が電動補助自転車1Dから降りて押し歩き状態であるかを判定する押し歩き判定部を設け、この押し歩き判定部で押し歩き状態と判定することにより自動で押し歩き補助を行うようにしても良い。
1,1A,1B,1C,1D:電動補助自転車、22:後輪(車輪)、23:ハンドル、60:電動モータ、71:チャイルドシート、86:押し歩き操作部、87:信号線、95:モータ制御部、96:押し歩き制御部、111:チャイルドシート検出部、112:着座判定部、120:押し歩き報知部

Claims (16)

  1. 押し歩きの際に車輪に押し歩き補助トルクを付与可能な電動モータを有する電動補助自転車であって、
    前記電動モータに押し歩き補助トルクを出力させる押し歩き指令値を出力するモータ制御部と、
    少なくともチャイルドシートが前記車両に装着されたことを条件として、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にする押し歩き制御部と、を有する、電動補助自転車。
  2. 前記チャイルドシートが前記車両に装着された状態を検出するチャイルドシート検出部を有し、
    前記押し歩き制御部は、前記チャイルドシート検出部が前記チャイルドシートの前記車両への装着を検出したとき、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にする、請求項1に記載の電動補助自転車。
  3. 人が前記チャイルドシートに着座したことを判定する着座判定部を有し、
    前記押し歩き制御部は、前記チャイルドシート検出部が前記チャイルドシートの前記車両への装着を検出し、かつ、前記着座判定部が人が前記チャイルドシートに着座したと判定したとき、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にする、請求項2に記載の電動補助自転車。
  4. 前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させるON状態と、前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させないOFF状態と、を運転者が切り替え可能な押し歩き操作部を有し、
    前記押し歩き操作部から前記押し歩き制御部までの信号線の少なくとも一部が、前記チャイルドシートに設けられ、前記チャイルドシートとともに着脱可能とされている、請求項1から3のいずれか一項に記載の電動補助自転車。
  5. 前記押し歩き操作部が前記チャイルドシートに設けられている、請求項4に記載の電動補助自転車。
  6. 前記押し歩き操作部がハンドルに設けられている、請求項4に記載の電動補助自転車。
  7. 前記押し歩き制御部からの報知信号を受けて報知する押し歩き報知部を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の電動補助自転車。
  8. 前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の開始前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信する、請求項7に記載の電動補助自転車。
  9. 前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の停止前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信する、請求項7または請求項8に記載の電動補助自転車。
  10. 押し歩きの際に車輪に押し歩き補助トルクを付与可能な電動モータを有する電動補助自転車であって、
    前記電動モータに押し歩き補助トルクを出力させる押し歩き指令値を出力するモータ制御部と、
    人がチャイルドシートに着座したことを判定する着座判定部と、
    前記着座判定部が人が前記チャイルドシートへ着座したと判定したときに、前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態にする押し歩き制御部と、を有する、電動補助自転車。
  11. 前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させるON状態と、前記押し歩き制御部が前記モータ制御部に前記押し歩き指令値を出力させないOFF状態と、を運転者が切り替え可能な押し歩き操作部を有し、
    前記押し歩き操作部から前記押し歩き制御部までの信号線の少なくとも一部が、前記チャイルドシートに設けられ、前記チャイルドシートとともに着脱可能とされている、請求項10に記載の電動補助自転車。
  12. 前記押し歩き操作部が前記チャイルドシートに設けられている、請求項11に記載の電動補助自転車。
  13. 前記押し歩き操作部がハンドルに設けられている、請求項11に記載の電動補助自転車。
  14. 前記モータ制御部を前記押し歩き指令値を出力可能な状態とした前記押し歩き制御部からの報知信号を受けて報知する押し歩き報知部を有する、請求項10から13のいずれか一項に記載の電動補助自転車。
  15. 前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の開始前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信する、請求項14に記載の電動補助自転車。
  16. 前記押し歩き制御部は、押し歩き補助の停止前に前記押し歩き報知部へ報知信号を送信する、請求項14または請求項15に記載の電動補助自転車。
JP2015088408A 2015-04-23 2015-04-23 電動補助自転車 Active JP6479553B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015088408A JP6479553B2 (ja) 2015-04-23 2015-04-23 電動補助自転車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015088408A JP6479553B2 (ja) 2015-04-23 2015-04-23 電動補助自転車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016203813A true JP2016203813A (ja) 2016-12-08
JP6479553B2 JP6479553B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=57486706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015088408A Active JP6479553B2 (ja) 2015-04-23 2015-04-23 電動補助自転車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6479553B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155962A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動自転車および電動自転車の制御方法
JP2020069984A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社シマノ 人力駆動車用制御装置
JP2020090242A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 株式会社シマノ 人力駆動車用の制御装置
CN114834585A (zh) * 2022-06-02 2022-08-02 广东高标电子科技有限公司 电动车推车模式车速控制方法及装置
JP7382198B2 (ja) 2019-10-02 2023-11-16 株式会社シマノ 人力駆動車用の制御装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023172536A (ja) * 2022-05-24 2023-12-06 キヤノン株式会社 通信装置、通信制御方法、及びコンピュータプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04358988A (ja) * 1991-06-04 1992-12-11 Yamaha Motor Co Ltd 電動モータ付き自転車
JPH09263290A (ja) * 1996-03-27 1997-10-07 Seiko Epson Corp 電動自転車
JPH11105776A (ja) * 1997-10-01 1999-04-20 Honda Motor Co Ltd 電動補助自転車
JP2014184913A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Yamaha Motor Co Ltd 電動自転車
JP2015036271A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 奈緒 平林 自転車用チャイルドシートおよび自転車、ならびにエアバッグモジュール

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04358988A (ja) * 1991-06-04 1992-12-11 Yamaha Motor Co Ltd 電動モータ付き自転車
JPH09263290A (ja) * 1996-03-27 1997-10-07 Seiko Epson Corp 電動自転車
JPH11105776A (ja) * 1997-10-01 1999-04-20 Honda Motor Co Ltd 電動補助自転車
JP2014184913A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Yamaha Motor Co Ltd 電動自転車
JP2015036271A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 奈緒 平林 自転車用チャイルドシートおよび自転車、ならびにエアバッグモジュール

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155962A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動自転車および電動自転車の制御方法
JP7108915B2 (ja) 2018-03-07 2022-07-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動自転車および電動自転車の制御方法
JP2020069984A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社シマノ 人力駆動車用制御装置
JP7191646B2 (ja) 2018-11-02 2022-12-19 株式会社シマノ 人力駆動車用制御装置
JP2020090242A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 株式会社シマノ 人力駆動車用の制御装置
JP7199946B2 (ja) 2018-12-07 2023-01-06 株式会社シマノ 人力駆動車用の制御装置
TWI812793B (zh) * 2018-12-07 2023-08-21 日商島野股份有限公司 人力驅動車用之控制裝置
JP7432696B2 (ja) 2018-12-07 2024-02-16 株式会社シマノ 人力駆動車用の制御装置
JP7382198B2 (ja) 2019-10-02 2023-11-16 株式会社シマノ 人力駆動車用の制御装置
CN114834585A (zh) * 2022-06-02 2022-08-02 广东高标电子科技有限公司 电动车推车模式车速控制方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6479553B2 (ja) 2019-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6479553B2 (ja) 電動補助自転車
US10407125B2 (en) Electric vehicle
JP6811011B2 (ja) 電動補助自転車
CN107826204B (zh) 电动辅助自行车
JP5485111B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6761314B2 (ja) 電動補助自転車
JP2017013524A (ja) 電動補助自転車
JP2016005940A (ja) 電動補助自転車
JP2020040479A (ja) 人力駆動車用制御装置
JP2020029206A (ja) 人力駆動車用制御装置および人力駆動車用ドライブユニット
JP6562717B2 (ja) 電動補助自転車
TWI771511B (zh) 煞車系統
JP3169458U (ja) 手漕ぎ式自転車
JP3054399B2 (ja) 電動モータ付き自転車
JPH08127386A (ja) 電動モータ付き自転車
JP6546789B2 (ja) 電動補助自転車
JP2019077328A (ja) ブレーキシステム
JP6931688B2 (ja) 電動アシスト自転車用錠システムおよび電動アシスト自転車
JP2020069985A (ja) 人力駆動車用制御装置
JP2019147432A (ja) 電動補助システムおよび電動補助車両
JP3638701B2 (ja) 電動補助車両の補助力制御装置
WO2024090182A1 (ja) 電動アシスト自転車
TW202325581A (zh) 控制系統
JP2021187304A (ja) 人力駆動車用の制御装置
TW202325607A (zh) 控制系統及人力驅動車用控制裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6479553

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250