JP2016199899A - 改修された引戸装置及び引戸装置の改修方法 - Google Patents

改修された引戸装置及び引戸装置の改修方法 Download PDF

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Abstract

【課題】改修コストの削減化が図れるようになる改修された引戸装置及び引戸装置の改修方法を提供すること。
【解決手段】左右方向にスライドすることにより部屋の出入口である開口部10を開閉する引戸22を有する引戸装置21は、ヒンジを中心に回動することにより開口部10を開閉していた開き戸装置(ドア装置)を改修したものであり、引戸装置21の引戸22の引戸本体2は、開き戸装置の開き戸(ドア)の大部分を利用したものとなっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、改修された引戸装置及び引戸装置の改修方法に係り、例えば、壁に形成された開口部を開閉するための開き戸装置を引戸装置に改修する際などに利用できるものである。
近年、住宅内部の開口部である出入口を開閉している室内ドア、すなわち、開き戸を、使い勝手の良い引戸に改修(言い換えると、リフォーム)するニーズがある。
下記の特許文献1の図1〜図3には、壁1に形成された開口部7を開閉するための開閉装置である開き戸装置8が示されており、開口部7は、この開き戸装置8のヒンジ10を中心に回動する開き戸9により開閉される。
この特許文献1では、開き戸装置8は、改修作業(リフォーム作業)により、図6〜図9に示されている開閉装置である引戸装置20に改修され、開口部7は、この引戸装置20が有する左右方向にスライドする引戸21により開閉されるようになっており、この引戸21は、開口部7から引戸21の厚さ方向にずれた位置に配置されている。
このように、特許文献1で示されている引戸装置20は、左右方向にスライドすることにより開口部7を開閉する引戸21を有し、この引戸21が開口部7から引戸21の厚さ方向にずれた位置に配置されている改修された引戸装置となっている。
特開2002−147121号公報
ところで、開き戸装置を引戸装置に改修するためには、既設の開き戸装置の代わりとなる引戸装置を新たに製造、施工することになり、このため、開き戸装置を引戸装置に改修するためには、多大なコストが掛かっていた。
このため、開き戸装置から引戸装置への改修コストを削減するための工夫が求められている。
本発明の目的は、改修コストの削減化が図れるようになる改修された引戸装置及び引戸装置の改修方法を提供するところにある。
本発明に係る改修された引戸装置は、左右方向にスライドすることにより開口部を開閉する引戸を有し、この引戸が前記開口部から前記引戸の厚さ方向にずれた位置に配置されている改修された引戸装置において、前記引戸が、ヒンジを中心に回動することにより開口部を開閉する開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっていることを特徴とするものである。
本発明では、改修された引戸装置が有する引戸は、上述したように、ヒンジを中心に回動することにより開口部を開閉する開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっている。
すなわち、本発明に係る改修された引戸装置の引戸は、この引戸装置用に新たに製造、施工されたものを使用したものではなく、既設の開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっている。
このため、本発明によると、改修された引戸装置の引戸に掛かるコストを、この引戸をこの引戸装置用に新たに製造、施工されたものを使用するものとした場合と比較して、削減化することができるようになる。
このように、本発明によると、開き戸装置を引戸装置に改修するために掛かるコスト、すなわち、改修コストの削減化が図れるようになる。
本発明において、改修作業により開口部を開閉することになる引戸として利用されるのは、上述したように「開口部を開閉する開き戸装置の開き戸の少なくとも一部」である。
ここで、「前記開口部を開閉する」ではなく「開口部を開閉する」とあるのは、改修作業により開口部を開閉することになる引戸は、改修される前にこの開口部を開閉していた開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっていてもよく、引戸により開閉されることになる開口部とは別の開口部を開閉していた開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっていてもよいという意味である。
すなわち、引戸は、後者の場合のように、別の場所に設置されていた開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっていてもよい。
本発明において、引戸がこの引戸の厚さ方向に外れることを防止するための外れ止め手段を備えていることが好ましい。
また、本発明において、引戸がこの引戸の厚さ方向に振れることを防止するための振れ止め手段を備えていることが好ましい。
この場合において、振れ止め手段は、上述した外れ止め手段を兼ねているものとしてもよく、上述した外れ止め手段とは別体のものとしてもよい。
前者の場合によると、引戸装置の部品点数を後者の場合と比較してより少なくすることができ、これにより、引戸装置の改修コストのさらなる削減化を図ることができるようになる。
また、前者の場合において、振れ止め手段の形式、構造は任意なものでよく、その一例として、引戸により開閉される開口部の上縁部であって、この上縁部から引戸の厚さ方向にずれた引戸の配置側の部分と、引戸の上辺部(上面部及び/又はその近傍をいう。以下同じ)とのうち、一方に設けられ、上下方向の突出量を有する突部と、他方に設けられていて、前記突部が内部にスライド自在に嵌合する左右方向(言い換えると、引戸の移動方向)への長さを有する溝部と、を含んで構成されており、前記突部と前記溝部とが引戸の厚さ方向において接触しているものを挙げることができる。
この例では、突部が溝部の内部にスライド自在に嵌合していることにより、引戸がこの引戸の厚さ方向に外れることが防止され、また、突部と溝部とが引戸の厚さ方向において接触していることにより、引戸がこの引戸の厚さ方向に振れる(言い換えると、がたつく)ことが防止されようになる。
上述した振れ止め手段の一例のより具体的なものとして、突部が、引戸により開閉される開口部の上縁部であって、この上縁部から引戸の厚さ方向にずれた引戸の配置側の部分のうち、少なくとも引戸の戸先側の部分と戸尻側の部分とに設けられており、溝部が、引戸の上辺部にこの引戸の幅方向全長又は略全長に渡って設けられているものを挙げることができる。
なお、上述した具体例において、溝部は、引戸の上辺部に配置されている上枠部材に形成されているものでもよく、引戸の上辺部に形成されているものでよい。
ここで、上述した上枠部材の形式、構造は任意なものでよく、例えば、上枠部材は、上端部に、引戸の厚さ方向に互いに近づく方向に延出した一対のリップ部(言い換えると、フィン部あるいは突片部)が設けられたリップ部付きチャンネル状部材となっており、溝部は、一対のリップ部の隙間であり、この隙間の幅寸法は、突部における引戸の厚さ方向の幅寸法と同じ又は略同じとなっているものとしてもよい。
なお、一対のリップ部は、上下方向に離間して複数形成されているものとしてもよく、しなくてもよい。
本発明に係る引戸装置の改修方法は、開口部を開閉するためのヒンジを中心に回動自在な開き戸を有する開き戸装置の前記開き戸を取り外すための作業工程と、取り外した前記開き戸の少なくとも一部を、前記開口部を開閉するための左右方向にスライド自在となった引戸に改修するための作業工程と、改修した前記引戸を前記開口部からこの引戸の厚さ方向にずれた位置に配置するための作業工程と、を含むことを特徴とするものである。
本発明では、引戸装置が有する引戸は、上述したように、開口部を開閉するためのヒンジを中心に回動自在な開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっている。
すなわち、本発明に係る引戸装置の改修方法は、この引戸装置用の引戸を工場で新たに製造、施工する作業工程と、この製造、施工された引戸を工場から現場まで搬入する作業工程は不要となり、改修作業の大部分は現場で行うことができるようになる。
このため、本発明によると、引戸装置の改修作業に掛かるコストを、引戸をこの引戸装置用に新たに製造、施工されたものを使用するものとした場合と比較して、削減化することができるようになる。
このように、本発明によると、開き戸装置の引戸装置への改修作業に掛かるコスト、すなわち、改修コストの削減化が図れるようになる。
以上説明した本発明は、任意な開き戸装置(言い換えると、扉体(ドア)装置)に適用することができ、任意なものでよく、その一例は、防音ドア装置や防火ドア装置等を含む室内ドア装置であり、他の例は、玄関ドア装置である。また、これらのドア装置は、建物に設置されるものでもよく、地下街、自動車、電車車両、船舶等の建物以外の構造物に設置されるものでもよい。
また、以上説明した本発明は、任意な引戸装置に適用することができ、この引戸装置は、引戸が、ガイド部材に転動自在に係合したローラが引戸本体の下部に設けられているものでもよく、あるいは、引戸が、ガイド部材に転動自在に係合したローラが上部に設けられていて、このローラよりも下部の引戸本体がガイド部材から吊り下げられた上吊り式の引戸となっているものでもよい。
本発明によると、開き戸装置の引戸装置への改修コストを削減できるようになるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る引戸装置に改修される前の開き戸装置である室内ドア装置の全体を示す正面図である。 図2は、図1のS2−S2線断面である。 図3は、図1のS3−S3線断面図である。 図4は、図1〜図3で示されている室内ドア装置から改修された本発明の一実施形態に係る引戸装置の全体を示す平面図であり、この引戸装置の引戸が全閉位置に達したときを示す図である。 図5は、図4で示されている引戸が全開位置に達したときを示す図である。 図6は、図4のS6−S6線断面図である。 図7は、図5のS7−S7線断面図である。 図8は、図4のS8−S8線断面図である。 図9は、図6及び図7で示されている引戸の拡大図である。 図10は、図8で示されている引戸の上部の拡大図である。 図11は、図8で示されている引戸の下部の拡大図である。 図12は、図11で示されている引戸の底面部の拡大図である。 図13は、図11で示されている引戸の底面部に配置されている戸車単独の正面図である。 図14は、図5で示されている引戸装置の上部の拡大図である。 図15は、振れ止め手段を構成する第1部材となっている突部を有するブラケットの側面図である。 図16は、振れ止め手段を構成する第1部材となっている突部を有するブラケットの側面図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る引戸装置に改修される前の開き戸装置である室内ドア装置1の全体を示す正面図が示されている。このドア装置1は、開き戸であるドア2と、このドア2により開閉される部屋の出入口である開口部10を内側に形成しているドア枠(言い換えると、枠組み体)11と、このドア枠11にドア2を取り付けている上下2個のヒンジ(言い換えると、蝶番)5,6とが主要部材となって構成されている。
図1及びこの図1のS2−S2線断面図である図2から分かるように、本実施形態では、ヒンジ5,6を中心にドア2は回動自在となっていて、ドア2により壁9に形成された開口部10は開閉される。
また、図1に示されているように、ドア2には、このドア2を室内側から施錠するための施錠装置4が取り付けられており、さらに、図1、図2及び図1のS3−S3線断面図である図3から分かるように、ドア2には、把持部材であるドアノブ3も取り付けられている。
本実施形態に係るドア枠11は、上枠12と、左右の縦枠13,14とからなる三方枠であり、ドア2は、ヒンジ5,6により左右の縦枠13,14のうちの一方の縦枠14に取り付けられている。ヒンジ5,6は、ドア2側の羽根板5A,6Aと、縦枠14側の羽根板5B,6Bと、これらの羽根板の基部同士を回動自在に連結し、上下方向が軸方向となっている図示されないピンとからなり、このピンは、本実施形態では、図1で示されているドア2の室外側に配置されている。
なお、図1〜図3から分かるように、ドア枠11の内側面部には戸当たり部材7が、上枠12の内側面部には戸当たり部材7Aが、左右の縦枠13,14の内側面部には戸当たり部材7B,7Cが、それぞれ配置されている。
本実施形態では、上枠12は、開口部10の上縁部を形成し、左右の縦枠13,14のうち、左側(言い換えると、戸先側)の縦枠13は、開口部10の左縁部(言い換えると、戸先側の側縁部)を形成し、右側(言い換えると、戸尻側)の縦枠14は、開口部10の右縁部(言い換えると、戸尻側の側縁部)を形成するものとなっている。
図4及び図5には、図1〜図3で示されているドア装置1を改修することにより、開口部10に設置された本発明の一実施形態に係る改修された引戸装置21の全体を示す正面図が示されており、図4は、引戸装置21の左右方向にスライド自在となっている引戸22が全閉位置に達したときを示す図であり、図5は、図4で示されている引戸22が矢印A方向(開き移動方向)にスライドされて全開位置に達したときを示す図である。
なお、本実施形態では、図4及び図5から分かるように、ドア装置1を引戸装置21に改修するにあたって、このドア装置1のドア枠11はそのまま残すものとなっている。また、図4及び図5では示されていないが、本実施形態では、ドア装置1の戸当たり部材7(図2及び図3参照)もそのまま残すものとなっている。
以下、本実施形態に係る引戸装置21の構造について説明する。
本実施形態では、引戸装置21の引戸22の引戸本体2は、この引戸装置21に改修される前に開口部10に設置されていた前述の図1〜図3で示す開き戸装置であるドア装置1の開き戸であるドア2をそのまま利用したものとなっている。なお、ドア2に取り付けられていたドアノブ3、施錠装置4及びヒンジ5,6は、改修作業の際に取り外されるものとなっている。
図6は、図4のS6−S6線断面図であり、図7は、図5のS7−S7線断面図であり、図8は、図4のS8−S8線断面図である。また、図9は、図6及び図7で示されている引戸22の拡大図であり、図10は、図8で示されている引戸22の上部の拡大図であり、図11は、図8で示されている引戸22の下部の拡大図である。
図4〜図9に示されているように、引戸本体2には、把持部材である取っ手31が取り付けられており、この取っ手31の取付位置は、前述したドア装置1のドアノブ3と施錠装置4の取付位置と対応する位置となっており、また、この取っ手31は、改修作業によりドア2から取り外されたドアノブ3と施錠装置4の取付跡を覆う(言い換えると隠す)長さ寸法及び幅寸法を有するものとなっている。
図6〜図8に示されているように、引戸22は、開口部10からこの引戸22の厚さ方向にずれた位置に配置されている。
図4及び図5で示されているように、引戸22の引戸本体2の上辺部(上面部及び/又はその近傍をいう。以下同じ)2Aには、上枠部材23が、引戸本体2の下辺部(下面部及び/又はその近傍をいう。以下同じ)2Bには、下枠部材24が、引戸本体2の左右の側辺部(側面部及び/又はその近傍をいう。以下同じ)のうち、戸先側の側辺部である左辺部2Cには、側枠(言い換えると、縦枠)部材25が、戸尻側の側辺部である右辺部2Dには、側枠部材25と同じ形状、寸法を有する側枠部材26が、それぞれ取り付けられている。
図4及び図5から分かるように、上枠部材23は、引戸本体2の幅方向(図4及び図5では左右方向)略全長に渡る長さ寸法を有している。
また、上枠部材23は、押し出し成形品又は引き抜き成形品で形成されたチャンネル状部材となっている。そして、引戸22の厚さ方向の縦断面図である図10に示されているように、引戸本体2の上辺部2Aに上向きに開口した姿勢で取り付けられている上枠部材23は、上端部に、引戸22の厚さ方向に互いに近づく方向に延出した一対のリップ部23Aが設けられており、これらのリップ部23Aの下方にも、同じ形状、寸法を有する一対のリップ部23Bが設けられている。
なお、図10に示されているように、それぞれの一対のリップ部23A,23Bに形成された隙間23Cは、上枠部材23の長さ方向(言い換えると、引戸22のスライド方向)全長に渡って形成されている。
このように、本実施形態では、上枠部材23は、引戸22の厚さ方向に互いに近づく方向に延出した一対のリップ部が上下方向(言い換えると、引戸22の長さ方向である高さ方向)に離間して複数(本実施形態では、2個)形成されたリップ部付きチャンネル状部材となっている。
前述したように、引戸本体2の左右の側辺部のうち、戸先側の側辺部である左辺部2Cには、側枠部材25が、戸尻側の側辺部である右辺部2Dには、側枠部材25と同じ形状、寸法を有する側枠部材26が、それぞれ取り付けられている。
引戸本体2の長さ方向(図4及び図5では上下方向)全長又は略全長に渡る長さ寸法を有している側枠部材25,26は、図9に示されているように、第1側枠部材25A,26Aと、第2側枠部材25B,26Bとで構成されており、第1側枠部材25A,26Aは、共に同じ形状、寸法を有し、第2側枠部材25B,26Bも、共に同じ形状、寸法を有している。
また、図11に示されているように、引戸本体2の下辺部2Bには、この引戸本体2の幅方向(図4及び図5では左右方向)略全長に渡る長さ寸法を有している左右一対の下枠部材24が取り付けられている。板材の折り曲げにより形成されているこれらの下枠部材24は、垂下部24Aと、この垂下部24Aの途中部から引戸本体2の厚さ方向(言い換えると、水平方向)内側に延びる水平部24Bとを有しており、引戸本体2の下辺部2Bに、下枠部材24の水平部24Bが取り付けられている。
図12には、図11で示されている下枠部材24が取り付けられた状態の引戸22の引戸本体2の下辺部2Bを形成する下面部(言い換えると、底面部)2Fの拡大図が示されている。
この図12に示されているように、一対の下枠部材24のそれぞれの水平部24Bにおける下枠部材24の長さ方向途中部には、切欠部24Cが下枠部材24の長さ方向に離間して2個形成されている。そして、引戸本体2の下面部2Fにおいて、この下面部2Fに取り付けられている一対の下枠部材24の互いに対向する切欠部24Cにより形成された2個の露出部2Gのそれぞれには、引戸22の戸車(言い換えると、ローラ)27が取り付けられている。
図13は、図11で示されている引戸22の下面部2Fに配置されている戸車27単独の正面図である。
図11及びこの図13で示されているように、戸車27は、軸受け部材30で受けられている軸29を中心に回転自在となっており、この軸受け部材30は、図11〜図13で示されている支持部材であるブラケット28に、図12及び図13で示されているビス等の止着具33により止着されている。そして、ブラケット28は、図11及び図12で示されているように、引戸本体2の下面部2Fに図12に示すビス等の止着具34で止着されている。
引戸本体2の下面部2Fに配置されている2個の戸車27は、図4〜図7及び図11から分かるように、床8に配置されているガイド部材であるガイドレール32の溝部32Aを転動自在に係合している。
また、図4〜図7に示されているように、床8におけるガイドレール32の両側には、戸当たり部材41,42が配置されており、これらの戸当たり部材41,42のうち、ガイドレール32の戸先側である左側に配置されている戸当たり部材41が、引戸22の閉じ移動限を規定し、ガイドレール32の戸尻側である右側に配置されている戸当たり部材42が、引戸22の開き移動限を規定するものとなっている。
このように、本実施形態に係る引戸装置21は、引戸22が、ガイドレール32に転動自在に係合した戸車(ローラ)27が引戸本体2の下部に設けられたものとなっている。
また、本実施形態に係る引戸装置21は、引戸22がこの引戸22の厚さ方向に振れることを防止するための振れ止め手段35を備えており、以下、この振れ止め手段35の構造について説明する。
図14は、図5で示されているドア枠11及び引戸22の上部の拡大図である。なお、この図14において、ドア枠11の上部全体を実線で示すために、引戸22の左上部は一部破断して示す。
図14に示すように、開口部10の上縁部を形成する上枠12であって、この上枠12から引戸22の厚さ方向にずれた引戸22の配置側の部分のうち、引戸22の戸先側の部分(言い換えると、左端部又はその近傍)12Aと戸尻側の部分(言い換えると、右端部又はその近傍)12Bには、上下方向の突出量を有する突部36を有するブラケット37がそれぞれ取り付けられている(図5及び図10も参照)。
図15には、この突部36を有するブラケット37単独の側面図が示されており、図16には、この突部36を有するブラケット37単独の底面図が示されている。なお、図10には、この突部36を有するブラケット37の側断面図が示されている。
図15及び図16に示されているように、板材の折り曲げにより形成されたブラケット37は、水平に延びる水平部37Aと、この水平部37Aから垂下する垂下部37Bと、を有し、水平部37Aの下面から、下向きに突出する円柱状又は円筒状の突部36が設けられている。
そして、図10に示すように、ブラケット37の垂下部37Bが、上枠12から引戸22の厚さ方向にずれた引戸22の配置側の部分のうち、引戸22の戸先側の部分12A(図14も参照)に、図示しないビス等の止着具により取り付けられており、これと同様に、上枠12から引戸22の厚さ方向にずれた引戸22の配置側の部分のうち、引戸22の戸尻側の部分12B(図14参照)にも、ブラケット37の垂下部37Bが取り付けられている。
前述したように、引戸本体2の上辺部2Aを形成する上面部2Eに上向きに開口した姿勢で取り付けられている上枠部材23は、図10に示されているように、上端部には、引戸22の厚さ方向に互いに近づく方向に延出した一対のリップ部23Aが設けられており、これらのリップ部23Aの下方にも、同じ形状、寸法を有する一対のリップ部23Bが設けられている。そして、図10に示されているように、それぞれの一対のリップ部23A,23Bに形成された隙間23Cは、上枠部材23の長さ方向(言い換えると、引戸22のスライド方向)全長に渡って形成されている。
本実施形態では、引戸22が全閉位置から全開位置まで左右方向にスライド移動する間、引戸22の上枠部材23に形成された上下2個の一対のリップ部23A,23Bの隙間23Cに、上枠12に取り付けられた左右のブラケット37にそれぞれ配置された突部36の少なくとも一方が、スライド自在に嵌合するようになっている。
すなわち、引戸22が、全閉位置から図4に示す矢印A方向に開き移動した直後は、図4から分かるように、引戸22の上枠部材23の隙間23Cに、上枠12に取り付けられた左右の突部36(図14参照)が、スライド自在に嵌合するようになっている。そして、引戸22が、さらに開き移動してから全開位置に達するまでの間は、引戸22の上枠部材23の隙間23Cに、上枠12に取り付けられた左右の突部36のうちの右側(言い換えると、戸尻側)の突部36(図14参照)が、スライド自在に嵌合するようになっている。このため、上枠部材23の隙間23Cは、突部36が内部にスライド自在に嵌合する引戸22のスライド方向である左右方向への長さを有する溝部となっている。
また、本実施形態では、図10に示すように、隙間23Cの幅寸法W1は、突部36における引戸22の厚さ方向の幅寸法W2と略同じとなっており、左右の突部36の少なくとも一方と隙間23Cは、引戸22の厚さ方向において常時接触又は略接触した状態となっている。
これにより、本実施形態では、引戸22が、全閉位置で停止しているとき、全閉位置から全開位置まで開閉移動しているとき、及び全閉位置で停止しているとき、引戸22がこの引戸22の厚さ方向に振れることが防止されるようになっている。
また、これにより、本実施形態では、引戸22が、全閉位置で停止しているとき、全閉位置から全開位置まで開閉移動しているとき、及び全閉位置で停止しているとき、引戸22がこの引戸22の厚さ方向に外れることが防止されるようになっている。
すなわち、本実施形態に係る引戸装置21は、引戸22がこの引戸22の厚さ方向に振れることを防止するための振れ止め手段35を備えているとともに、この振れ止め手段35は、引戸22がこの引戸22の厚さ方向に外れることを防止するための外れ止め手段を兼ねたものとなっている。
本実施形態では、突部36を有する左右のブラケット37は、本実施形態に係る振れ止め手段35を構成する第1部材となっており、リップ部付きチャンネル状部材となっている上枠部材23は、本実施形態に係る振れ止め手段35を構成する第2部材となっている。
以上説明した本実施形態では、改修された引戸装置21の引戸22のうち、引戸本体2は、前述したように、ヒンジ5,6を中心に回動することにより開口部10を開閉する開き戸装置であるドア装置1の開き戸であるドア2のうち、ドアノブ3、施錠装置4及びヒンジ5,6を除いた部分をそのまま利用したものとなっている。言い換えると、引戸装置21の引戸本体2は、ドア装置1のドア2の大部分をそのまま利用したものとなっている。
すなわち、本実施形態に係る改修された引戸装置21の引戸22は、この引戸装置21用に新たに製造、施工されたものを使用したものではなく、既設のドア装置1のドア2の大部分を利用したものとなっている。
このため、本実施形態によると、改修された引戸装置21の引戸22に掛かるコストを、この引戸22をこの引戸装置21用に新たに製造、施工されたものを使用するものとした場合と比較して、削減化することができるようになる。
このように、本実施形態によると、ドア装置1を引戸装置21に改修するために掛かるコスト、すなわち、改修コストの削減化が図れるようになる。
なお、本実施形態では、突部36を有するブラケット37は、上枠12に2個配置されるものであったが、3個以上配置するようにしてもよい。
例えば、図4に示すドア枠11の縦枠14側(言い換えると、戸尻側(右側))の壁9における引戸22の配置側(図4では手前側)の表面であって、全開位置に達したときの引戸22の上枠部材23における戸尻側の端部(言い換えると、右端部)にも、突部36を有するブラケット37を1個配置するようにしてもよい。なお、この場合には、配置した突部36の高さ位置が、上枠12に配置されている突部36と同じ高さとなるようにする。
これによると、引戸22が全開位置に達したとき、上枠部材23の一対のリップ部23A,23Bの隙間23Cに、ブラケット37に設けられた2個の突部36が嵌合した状態とすることができる。
なお、本実施形態では、振れ止め手段35を構成する突部36を上枠12に配置するとともに、振れ止め手段35を構成する溝部である隙間23Cを引戸22の引戸本体2の上枠部材23に形成するものであったが、上枠部材23を取り付けない引戸本体2の上辺部2Aに、突部36と同様の形状、構造の突部を複数個設け、上枠12から、図4に示すドア枠11の縦枠14側の壁9における引戸22の配置側の表面であって、全開位置に達したときの引戸22の上辺部2Aにおける戸尻側の端部まで達する長さを有する枠部材(断面形状が、図10に示す上枠部材23を上下逆にしたときの断面形状となるもの)を配置するようにしてもよい。
次に、図1〜図4に示されている開き戸装置であるドア装置1を、図5〜図14に示されている引戸装置21に改修するための作業手順について説明する。
まず、ドア装置1のヒンジ5,6をドア2及び縦枠14から取り外す作業工程を実施する。
次に、取り外したドア2を引戸装置21の引戸22に改修する作業工程を実施する。すなわち、取り外したドア2からドアノブ3及び施錠装置4を取り外す作業工程と、この後、引戸本体2として利用されるこのドア2に、取っ手31、上枠部材23、下枠部材24、側枠部材25,26及び戸車27を取り付ける作業工程と、を実施する。これにより、引戸22の製造が完成する。なお、取り外したドア2に汚損箇所が発見されれば、この汚損箇所を修復する作業工程も併せて実施する。
次に、ガイドレール32を床8に配置する作業工程と、突部36を有するブラケット37を上枠12に取り付ける作業工程と、を実施する。
この後、引戸22の戸車27をガイドレール32の溝部32Aに係合させるとともに、引戸22の上枠部材23の溝部32Aに、上枠12に取り付けたブラケット37の突部36をスライド自在に嵌合させる作業工程を実施する。この結果、引戸22は、開口部10からこの引戸22の厚さ方向にずれた位置に配置されたことになる。
この後、床8におけるガイドレール32の両側に、戸当たり部材41,42を配置する作業工程を実施する。
最後に、引戸22の開閉動作を試験する作業工程を実施する。
以上で、ドア装置1を引戸装置21に改修するための作業が完了する。
なお、本実施形態では、ガイドレール32と戸当たり部材41,42は、床8に接着テープで固定するものとなっており、これにより、固定作業は、床8を傷つけることなく容易に行うことができる。
以上説明した本実施形態に係る引戸装置21の改修方法は、この引戸装置21用の引戸22を工場で新たに製造、施工する作業工程と、この製造、施工された引戸22を工場から現場まで搬入する作業工程は不要となり、改修作業の全部又は大部分は現場で行うことができるようになる。
このため、本実施形態によると、引戸装置21の改修作業に掛かるコストを、引戸22をこの引戸装置21用に新たに製造、施工されたものを使用するものとした場合と比較して、削減化することができるようになる。
このように、本実施形態によると、ドア装置1の引戸装置21への改修作業に掛かるコスト、すなわち、改修コストの削減化が図れるようになる。
また、本実施形態によると、上述したように、改修作業の全部又は大部分を現場で行うことができるため、改修作業の効率化を図ることができるようになる。
なお、取り外したドア2からドアノブ3及び施錠装置4を取り外す前述した作業工程と、取り外したドア2を引戸装置21の引戸22に改修する作業工程、すなわち、引戸本体2として利用される取り外したドア2に、取っ手31、上枠部材23、下枠部材24、側枠部材25,26及び戸車27を取り付ける作業工程は、改修現場で実施せずに、工場にて実施するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、引戸装置21の引戸22の引戸本体2は、改修作業を行う前から開口部10を開閉していたドア装置1のドア2を利用したものであったが、開口部10とは別の開口部を開閉していたドア装置のドアを利用するものでもよい。
なお、本実施形態では、改修された引戸装置21は、引戸22が、ガイドレール32に転動自在に係合した戸車27が引戸本体2の下部に設けられたものとなっていたが、改修された引戸装置は、引戸が、ガイド部材であるガイドレールに転動自在に係合したローラが上部に設けられていて、このローラよりも下部の引戸本体がガイドレールから吊り下げられた上吊式引戸装置としてもよい。
また、本実施形態では、改修された引戸装置21の引戸22は、開口部10からこの引戸22の厚さ方向にずれた位置に配置されたものとなっていたが、引戸22は、壁9に形成した戸袋に収納されるものとしてもよい。
なお、本実施形態では、引戸装置21は、改修作業を行う前から開口部10を開閉していたドア装置1のドア2が開く方向側に設置されており、この引戸装置21の引戸22の戸先側は、ドア2の戸先側(言い換えると、ヒンジ5,6が設けられている側とは反対の側であるドアノブ3が設けられている側)であったが、引戸装置21の設置箇所は任意であり、この引戸装置21の引戸22の戸先側も任意なものでよい。すなわち、引戸装置21は、改修作業を行う前から開口部10を開閉していたドア装置1のドア2が開く方向側とは反対の側に設置するようにしてもよい。また、この引戸装置21の引戸22の戸先側は、ドア2の戸尻側(言い換えると、ヒンジ5,6が設けられている側)としてもよい。
なお、引戸装置21の引戸22が全閉位置に達したときには、戸当たり部材7を含めた開口部10の全部が引戸22により覆われることが好ましいため、本実施形態では、戸当たり部材41,42は、左右の側枠13,14とオーバーラップする(言い換えると、引戸22の厚さ方向に重なる)位置(又は開口部10からこの開口部10の幅方向外側にさらに離れた位置)に設けられている。また、本実施形態では、引戸22の左右方向の寸法(言い換えると、幅寸法)を、改修作業を行う前から開口部10を開閉していたドア装置1のドア2よりも大きいものとするために、引戸本体2の左右の側辺部には、側枠部材25,26が取り付けられている。
なお、本実施形態において、開口部10を広くするために、戸当たり部材7は、改修作業の際に取り外すようにしてもよい。
本発明は、壁に形成された開口部を開閉するための開き戸装置を引戸装置に改修する場合等に利用することができる。
1 開き戸装置であるドア装置
2 引戸装置の引戸の引戸本体として利用される開き戸装置の開き戸であるドア
2A 引戸の引戸本体の上辺部
5,6 ヒンジ
10 開口部
12 開口部の上縁部を形成する上枠
12A 上枠であってこの上枠から引戸の厚さ方向にずれた引戸の配置側の部分のうち、引戸の戸先側の部分
12B 上枠であってこの上枠から引戸の厚さ方向にずれた引戸の配置側の部分のうち、引戸の戸尻側の部分
21 改修された後の引戸装置
22 引戸
23 上枠部材
23A,23B 上枠部材の一対のリップ部
23C 振れ止め手段を構成する溝部である一対のリップ部の隙間
35 外れ止め手段を兼ねる振れ止め手段
36 振れ止め手段を構成する突部
W1 一対のリップ部の隙間の幅寸法
W2 突部における引戸の厚さ方向の幅寸法

Claims (10)

  1. 左右方向にスライドすることにより開口部を開閉する引戸を有し、この引戸が前記開口部から前記引戸の厚さ方向にずれた位置に配置されている改修された引戸装置において、
    前記引戸が、ヒンジを中心に回動することにより開口部を開閉する開き戸装置の開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっていることを特徴とする改修された引戸装置。
  2. 請求項1に記載の改修された引戸装置において、前記開口部を開閉する前記引戸は、改修される前にこの開口部を開閉していた前記開き戸装置の前記開き戸の少なくとも一部を利用したものとなっていることを特徴とする改修された引戸装置。
  3. 請求項2に記載の改修された引戸装置において、前記引戸がこの引戸の厚さ方向に外れることを防止するための外れ止め手段を備えていることを特徴とする改修された引戸装置。
  4. 請求項3に記載の改修された引戸装置において、前記引戸がこの引戸の厚さ方向に振れることを防止するための振れ止め手段を備えており、この振れ止め手段は、前記外れ止め手段を兼ねていることを特徴とする改修された引戸装置。
  5. 請求項4に記載の改修された引戸装置において、前記振れ止め手段は、前記引戸により開閉される前記開口部の上縁部であって、この上縁部から前記引戸の厚さ方向にずれた前記引戸の配置側の部分と、前記引戸の上辺部とのうち、一方に設けられ、上下方向の突出量を有する突部と、他方に設けられていて、前記突部が内部にスライド自在に嵌合する前記左右方向への長さを有する溝部と、を含んで構成されており、前記突部と前記溝部とが前記引戸の厚さ方向において接触していることを特徴とする改修された引戸装置。
  6. 請求項5に記載の改修された引戸装置において、前記突部は、前記引戸により開閉される前記開口部の前記上縁部であって、この上縁部から前記引戸の厚さ方向にずれた前記引戸の配置側の前記部分のうち、少なくとも前記引戸の戸先側の部分と戸尻側の部分とに設けられており、前記溝部は、前記引戸の上辺部にこの引戸の幅方向全長又は略全長に渡って設けられていることを特徴とする改修された引戸装置。
  7. 請求項6に記載の改修された引戸装置において、前記溝部は、前記引戸の前記上辺部に配置されている上枠部材に形成されていることを特徴とする改修された引戸装置。
  8. 請求項7に記載の改修された引戸装置において、前記上枠部材は、上端部に、前記引戸の厚さ方向に互いに近づく方向に延出した一対のリップ部が設けられたリップ部付きチャンネル状部材となっており、前記溝部は、一対の前記リップ部の隙間であり、この隙間の幅寸法は、前記突部における前記引戸の厚さ方向の幅寸法と同じ又は略同じとなっていることを特徴とする改修された引戸装置。
  9. 請求項8に記載の改修された引戸装置において、一対の前記リップ部は、上下方向に離間して複数形成されていることを特徴とする改修された引戸装置。
  10. 開口部を開閉するためのヒンジを中心に回動自在な開き戸を有する開き戸装置の前記開き戸を取り外すための作業工程と、取り外した前記開き戸の少なくとも一部を、前記開口部を開閉するための左右方向にスライド自在となった引戸に改修するための作業工程と、改修した前記引戸を前記開口部からこの引戸の厚さ方向にずれた位置に配置するための作業工程と、を含むことを特徴とする引戸装置の改修方法。
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