JP7297297B2 - 引戸用上部ガイドと引戸構造 - Google Patents

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Description

本発明は横方向に往復スライド可能な引戸を案内する引戸用上部ガイドと、その上部ガイドに引戸をセットした引戸構造に関する。
引戸には、室内の壁や仕切り等に開口されている開口部(出入口)の内周に戸枠を設け、その戸枠内に引戸を配置するインセット引戸、戸枠の手前側(外側)に引戸を配置するアウトセット引戸がある。従来、引戸として特許文献1のようなものがある。
インセット引戸、アウトセット引戸のいずれの場合も、図20のように、壁Aの出入口Bの上に、上レールCを横方向に配置し、上レールCに沿って引戸Dが横方向(図20のX―X方向)に往復移動するようにしてある。このため、引戸Dを図20の左側にスライド(開スライド)させて出入口Bを全開すると上レールCの出入口B側が外から見え、引戸Dを図20の右側にスライド(閉スライド)させて出入口Bを全閉すると、上レールCの反対側が外から見える。いずれの場合も体裁が良くない。
特開2002-227503号公報
本発明の解決課題は、レールが無くても引戸をスライドすることができ、引戸を閉スライドしても開スライドしてもレールが見えないようにし、引戸の上下方向へのガタツキ(跳ね上がり)を抑制(防止)することにある。
[引戸用上部ガイド]
本発明の引戸用上部ガイドは、壁の開口部の内周に戸枠があり、引戸が壁及び戸枠の外側に往復スライド可能に配置され、引戸の往復スライドにより開口部を開閉可能としたアウトセット引戸の上部をガイドするものである。この上部ガイドは壁の外面に固定される壁固定具と、壁固定具の外側(手前)から戸枠に固定される枠固定具と、枠固定具に取付けられる案内体を備える。案内体は引戸の上端面に開口された嵌合溝内に嵌合されて、引戸を往復スライド方向に案内できるものであり、高さ調節可能としてある。
[引戸構造]
本発明の引戸構造は、壁の開口部の内周に設けられた戸枠の外側に横方向に往復スライド可能に配置され、往復スライドにより開口部を開閉可能なアウトセット引戸であり、引戸の上部を上部ガイドにセットして往復スライド可能としてある。上部ガイドは前記した上部ガイドであり、壁固定具が壁の外面に固定され、枠固定具が壁固定具の手前から戸枠に固定され、案内体が枠固定具に取付けられて壁及び戸枠に固定されている。引戸の上端面には上方開口の嵌合溝があり、嵌合溝は引戸のスライド方向に横長であり且つ上部ガイドの案内体が嵌入可能な溝幅であり、案内体に被せて(セットして)、ガイドに沿って往復スライド可能である。
本発明の引戸用上部ガイドは次のような効果がある。
(1)引戸が上部ガイドの案内体に沿って往復スライド可能であるため、壁にレールを設ける必要が無く、レールが見えず体裁が良い。
(2)案内体が高さ調節可能であり、嵌合溝の底面と昇降部品の底面の間の隙間の間隔を調節できるので、引戸の高さ方向のガタツキ(跳ね上がり)を抑制することができる。
本発明の引戸構造は次のような効果がある。
(1)引戸の上部の嵌合溝に上部ガイドの案内体が収納されて、引戸が往復移動するため、壁にレールが無くとも引戸の往復スライドが円滑にできる。
(2)引戸の嵌合溝の底面と、案内体の昇降部品の底面との隙間調節ができるため、引戸の上下方向への跳ね上がりを少なくすることができる。
(a)は引戸で出入口を全閉した状態の説明図、(b)は全開した状態の説明図。 引戸と、出入口と、上部ガイドの分解図。 壁及び戸枠への上部ガイドの取付け説明図。 (a)~(c)は本発明の引戸用上部ガイドの取り付け手順の説明図。 (a)は上部ガイドの右上側斜視図、(b)は上部ガイドの左上側斜視図、(c)は上部ガイドの右下側斜視図、(d)は上部ガイドの右下側斜視図、(e)は上部ガイドの分解図。 上部ガイドの組立て手順図であり、(a)は壁固定具への枠固定具の組立て説明図、(b)は(a)の組立て状態の右下斜視図、(c)は(b)の壁固定具のスライド説明図、(d)は壁固定具を壁に取り付ける場合の説明図、(e)は締結ビスを締め付けた状態の右下斜視図、(f)は枠固定具への案内体の取付け説明図。 (a)は上部ガイドの案内体の平面図、(b)は同案内体の正面図、(c)は同案内体の側面図、(d)は同案内体の右上方斜視図、(e)は同案内体の左上方斜視図、(f)は同案内体の右下方斜視図、(g)は同案内体の左下方斜視図。 本発明の引戸用上部ガイドの案内体の分解図。 (a)は案内体の平面図、(b)は(a)のA-A断面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図。 (a)は案内体の平面図、(b)は案内体のガイド体が上昇した状態の側面図、(c)は(a)のA-A断面図、(d)は案内体の平面図、(e)は案内体のガイド体が降下した状態の側面図、(f)は(d)のB-B断面図。 (a)は案内体の平面図、(b)は(a)のE-E断面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図。 (a)は引戸の全体図、(b)は引戸上部の嵌合溝を(a)のA部を矢印A方向から見た斜視図。 (a)は引戸の全体図、(b)は引戸上部の嵌合溝を(a)のB部を矢印A方向から見た斜視図。 (a)は引戸の全体図、(b)は引戸上部の嵌合溝を(a)のC部を矢印A方向から見た斜視図。 (a)は引戸の全体図、(b)は引戸上部の嵌合溝を(a)のD部を矢印A方向から見た斜視図。 (a)は壁及び戸枠に取付けた上部ガイドが、引戸の嵌合溝内に収納された状態の側面図、(b)は上部ガイドが引戸の嵌合溝内に収納された状態であって引戸が全開状態の平面図、(c)は全閉状態の平面図。 (a)は首振り可能な案内体の斜視図、(b)は底面図。 (a)は枠固定具をスペーサーを介して戸枠に固定する場合の前面側斜視図、(b)は枠固定具とスペーサーの位置関係説明図、(c)は枠固定具をスペーサーを介して戸枠に固定した場合の平面図、(d)は枠固定具をスペーサーを介して戸枠に固定する場合の正面図。 引戸の上部の嵌合溝に上向き開口の樋状の補強レールを設ける場合の斜視図。 従来の引戸の説明図。
(実施形態)
本発明の引戸用上部ガイド及び引戸構造の一例を、図面を参照して説明する。図1(a)はアウトセット下荷重引戸(以下「引戸」という。)1の全閉状態であり、図1(b)は引戸1の全開状態である。図1(a)(b)及び図2のFは床、Rは床Fに取付けたレール、3は開口部、4は開口部3の内周の上面及び両側面に取付けた戸枠、図2の5は引戸1の往復スライド時に引戸1の上部を案内する引戸用上部ガイド(以下「上部ガイド」という。)である。レールRは床Fに埋設されたものでも、床Fの表面に設けられたものでもよい。図2の6は制動装置であり、引戸1の往復スライド時に引戸1を制動して(ブレーキを掛けて)、引戸1と戸枠4との間に指が挟まれるのを防止し、引戸1と戸枠4の衝突音の発生を抑制したりするものである。
[上部ガイド]
前記上部ガイド5は、壁2の開口部3の外側に配置した引戸1の上部を支持して、引戸1を往復スライド可能に案内するためのものである。この実施形態の上部ガイド5は、図4(a)~(c)のように、壁2の外壁面に固定される壁固定具10と、壁固定具10の外側から戸枠4に固定される枠固定具11と、枠固定具11の外側に取付けられて壁2及び戸枠4に固定される案内体12を備えている。壁固定具10と枠固定具11と案内体12は、例えば、図6(a)~(f)のように組み立てることができる。
[壁固定具]
壁固定具10は、図5(e)のように横板13とそれよりも縦長の縦板14を備えたL字状であり、横板13に二つの止孔(丸孔)15が横並びに開口され、縦板14に3つ一組の止孔16が二組開口されている。一組の止孔16は縦板14の左側に、他の一組の止孔16は縦板14の右側に開口されている。止孔16が左側と右側の対象位置に開口されているのは、左開きの引戸1と右開きの引戸1の双方に使用可能とするためである。
[枠固定具]
枠固定具11は、図5(e)のように横長の横板20とそれより幅の細い縦板21を備えたL字状であり、横板20に二つの長孔22が横並びに開口され、縦板21に三つの縦止孔(丸孔)23が縦方向に開口されている。
[案内体]
案内体12は、図7(a)~(g)に示すような外観であり、図8に示すように本体30と、本体30の外側に被せて本体30に取付けられるガイド体31と、ガイド体31の外側に被せて本体30に取り付けられるケース32を備える。
[本体]
図8の本体30は細長であり、二つの丸孔33と、二つの縦長孔34がある。左端に円柱状の固定部35があり、右端に肉厚板状の固定部37がある。固定部35には止孔36が上下に貫通しており、止孔36は図10(c)のように下部が大径孔、上部が小径孔となっている。本体30は固定部35の直径Φ15mm、肉厚板状の固定部37の幅W13.5mmであり、横幅W(図7(a))が平面視、左側から右側に次第に細くなるテーパにしてある。
[ガイド体]
図8のガイド体31は対向配置された二枚の側壁40間に嵌合空間部41がある。二枚の側壁40には二つの横長孔42と、二つの斜孔43がある。二枚の側壁40には差込み孔44があり、その差込み孔44に螺子板45が差し込まれる。二枚の側壁40の右端に端板46があり、その端板46に螺子孔47がある。螺子孔47の外からねじ込まれたネジ48は螺子板45の螺子孔49までねじ込まれている。このガイド体31は嵌合空間部41を本体30の外側に被せ、二本のピン50を二枚の側壁40の横長孔42と、本体30の丸孔33に差込むことにより本体30に支持されている。
[ケース]
図8のケース32は底板51の幅方向両側に二枚の側壁52が対向立設されて、両側壁52間に空間部53を備えており、側面視略U字状になっている。二枚の側壁52には二つの丸孔54がある。このケース32はガイド体31の下方から本体30の外側まで被せ、丸孔54に二本のピン55を差込み、そのピン55をガイド体31の斜孔43と、本体30の縦長孔34に差込んでガイド体31及び本体30に取付けてある。
[ケースの昇降動作]
ネジ48(図8、図10(c))をドライバーとか他の工具で回転させると、ケース32は図10(c)のように本体30に接触している状態から図10(f)の位置まで降下し、ネジ48を逆回転させると図10(c)の状態まで上昇する。詳細には、ネジ48を回転させると、図10(c)の位置にあるピン55が図10(f)の位置まで移動する。この移動に伴ってピン55(図8)が斜孔43(図8)内を図10(c)の位置から図10(f)の位置までスライドし、このスライドに伴ってケース32が降下する(ケース32の底面位置が下がる)。ネジ48を逆回転させるとピン55が斜孔43内を逆スライド(戻りスライド)してケース32が上昇する(ケース32の底面32aの位置が上がる)。降下時も上昇時もピン50(図8、図10(c)(f))は横長孔42内を横スライドして、ガイド体31は本体30に支持されている。
ケース32が前記のように昇降することにより、ケース32の底面32a(図10(c)(f))と、上部ガイド5に被せた引戸1の嵌合溝70の底面70a(図16(a))の間の隙間S(図16(a))が調節されて、引戸1の上下移動(跳ね上がり)が調整される。
図17(a)(b)に示すように、案内体12は止め具63で固定される(円柱状の)固定部35側を回転軸として、(肉厚板状の)固定部37側を引戸1の前後方向に首振りできるようにしてもよい。これにより、案内体12の引戸1の前後方向の位置を微調整することができる。
案内体12の前後方向の位置調整を行う場合、固定部37側の止具63を緩めて固定部37側を所定方向に所望量動かして位置決めをしたのち、当該止具63を締め付けて固定すればよい。なお、案内体12の固定部37側を首振り可能とする場合、固定部37側の止具63を挿通する孔は長孔とする。
[上部ガイドの取付け手順]
前記した上部ガイド5を壁2及び戸枠4に取付けるには次の手順で行うことができる。
(イ)図6(a)~(e)のように、壁固定具10と枠固定具11は、予め、壁固定具10の下(内側)に枠固定具11を重ねて締結ビス60で仮止めしておく。
(ロ)図6(b)の締結ビス60を緩めてから、壁固定具10を壁2に当たるまで図6(c)の矢印A方向にスライドさせる。この状態で、図4(a)のように枠固定具11を戸枠4に止具61により固定し、その後に壁固定具10を止具62により壁2に固定する。この状態で、図6(e)の締結ビス60を締めつけて、壁固定具10と枠固定具11を固定する。
(ハ)前記(ロ)の後に、図6(f)のように案内体12を止具63により枠固定具11の下に固定する。
前記上部ガイド5の取付け手順では、壁固定具10と枠固定具11を所定位置に固定した後に、案内体12を枠固定具11の下に固定する場合を一例としているが、案内体12は壁固定具10と枠固定具11を所定位置に固定する前に、予め枠固定具11の下に固定しておくこともできる。
また、この実施形態では、枠固定具11を戸枠4に直接固定する場合を一例としているが、図18(a)~(d)に示すように、枠固定具11はスペーサー38を介して戸枠4に固定することもできる。
例えば、開き戸をアウトセット引戸にリフォームするような場合、戸枠4の外周に化粧カバー39を被せて再利用することがある。この場合、枠固定具11の背面側に縦長のスペーサー38を固定するとともに、化粧カバー39の前面側に切欠き部39aを設け、当該切欠き部39aにスペーサー38を収めて枠固定具11を戸枠4に固定することで、枠固定具11をスペーサー38を介して戸枠4に固定することができる。
スペーサー38の構造は適宜設計することができるが、図18(a)~(d)に示す例では、縦長方形状の板材を用いている。スペーサー38は化粧カバー39の肉厚と同じか、化粧カバー39の肉厚よりも若干厚くすることができる。図18(a)~(d)に示すスペーサー38は、枠固定具11を戸枠4に固定する止具61によって戸枠4に固定することができる。
[引戸の上部構造]
図12~図15のように、引戸1はその上部に嵌合溝70を備えており、嵌合溝70を図16(a)のように、上部ガイド5の案内体12の外側に被せることにより、案内体12に沿って往復スライド可能としてある。
嵌合溝70は各種構造とすることができるが、図12~図15に示す嵌合溝70は、引戸1の上部横幅方向に細長に形成されている。横幅方向の一端は突起72(図12(b))で閉塞されており、他端73(図12(b))は開口しているが、止め具Eで閉塞される(図3、図19)。嵌合溝70の内壁74は外壁75よりも一段低くしてある。内壁74の長手方向ほぼ中央部には嵌合凹部76がある。嵌合凹部76はその両側よりも深くしてある(図12~図15)。外壁75の長手方向ほぼ中央部には肉薄部77(図14、図15)を設けてある。
[上部ガイドへの引戸の嵌合]
引戸1の嵌合溝70を壁2及び戸枠4に固定されている上部ガイド5の案内体12に被せて、案内体12を嵌合溝70内に収納(格納)するときは、室内の障子を鴨居に嵌めるときに、障子の上部を鴨居側に傾けるのと同様にして行う。即ち、引戸1の上部を上部ガイド5の案内体12側に傾けて、引戸1の上部の嵌合溝70を上部ガイド5の案内体12の下から押し上げて、案内体12を嵌合溝70内に嵌合させる(図16(a)~(c))。このとき、前記のように嵌合凹部76があると、上部ガイド5の案内体12に、その下方から嵌合溝70を嵌合し易くなる。また、肉薄部77があると、上部ガイド5の案内体12にその下方から嵌合溝70を嵌合し易くなる。
図19に示すように、引戸1の上部の嵌合溝70に上向き開口の樋状の補強レール78を収容し、その補強レール78を上部ガイド5の案内体12の外側に被せることにより、引戸1を案内体12に沿って往復スライドさせるようにしてもよい。具体的には、引戸1の上部に嵌合凹部76のない嵌合溝70を形成し、この嵌合溝70に、開口部が上を向くようにして補強レール78を収容する。補強レール78はビスなどの止具80で嵌合溝70の底面に固定する
補強レール78の長手方向両端側には、細長の段差形成部材79を収容し、両段差形成部材79間に前記嵌合凹部76に相当する凹部(図示しない)を形成する。段差形成部材79は不用意に移動しないようにビスなどの止具80で補強レール78及び引戸1に固定しておく。補強レール78や段差形成部材79には、例えば、アルミの押出し成型品等を用いることができる。このような補強レール78を設けることで、補強レール78がない場合と比べて、引戸1の強度や耐久性が向上する。
[引戸のスライド動作]
図16(a)~(c)のように、嵌合溝70内に上部ガイド5の案内体12が収納した引戸1は、上部ガイド5の案内体12がレール代わりになって、従来と同様に左右にスライドし、壁2の開口部3を開閉することができる。
本発明において使用する制動装置6には、本件出願人が先に出願した特願2018-130256号の制動装置を使用することができる。
前記説明は本発明の一例である。本発明は解決課題を解決可能であれば、使用する部品数、部品の構成、サイズ、上部ガイドと引戸の嵌合構造等を設計変更可能である。図示した実施例では、引戸1を図1(a)(b)の左方向にスライドさせると全閉、右方向にスライドさせると全開となる右引戸の場合であるため、図3のように上部ガイド5を開口部3の右端の壁2及び戸枠4に固定してあるが、これとは逆に、引戸1を図1(a)(b)の右方向にスライドさせると全閉、左方向にスライドさせると全開となる左引戸の場合は上部ガイド5を開口部3の左端の壁2及び戸枠4に固定することになる。
1 引戸
2 壁
3 開口部(出入口)
4 戸枠
5 引戸用上部ガイド(上部ガイド)
6 制動装置
10 壁固定具
11 枠固定具
12 案内体
13 横板
14 縦板
15 止孔(丸孔)
16 止孔
20 横板
21 縦板
22 長孔
23 縦止孔(丸孔)
30 本体
31 ガイド体
32 ケース
32a (ケースの)底面
33 丸孔
34 縦長孔
35 (円柱状の)固定部
36 止孔
37 (肉厚板状の)固定部
38 スペーサー
39 化粧カバー
39a (化粧カバー前面側の)切欠き部
40 側壁
41 嵌合空間部
42 横長孔
43 斜孔
44 差込み孔
45 螺子板
46 端板
47 螺子孔
48 ネジ
49 螺子孔
50 ピン
51 底板
52 側壁
53 空間部
54 丸孔
55 ピン
60 締結ビス
61 止具
62 止具
63 止具
70 嵌合溝
70a (嵌合溝の)底面
72 突起
73 (嵌合溝の)他端
74 (嵌合溝の)内壁
75 (嵌合溝の)外壁
76 嵌合凹部
77 肉薄部
78 補強レール
79 段差形成部材
80 止具
A 壁
B 出入口
C 上レール
D 引戸
E 止め具
F 床
H (ケースの)高さ
L (ケースの)横幅
R レール
S 隙間
W (ケースの)奥行き幅

Claims (6)

  1. 壁の開口部の内周に設けられた戸枠の外側に横方向に往復スライド可能に配置されて、開口部を開閉可能なアウトセット引戸の上部をガイドする上部ガイドであって、
    壁の外壁面に固定される壁固定具と、壁固定具の外側から戸枠に固定される枠固定具と、枠固定具の外側に取付けられて壁及び戸枠に固定される案内体を備え、
    前記壁固定具と前記枠固定具は連結され、
    前記案内体は枠固定具に固定されており、引戸の上端面に開口されている嵌合溝内に嵌入されて、引戸の往復スライド時に引戸を案内するものであり、高さ調節可能である、
    ことを特徴とする引戸用上部ガイド。
  2. 請求項1記載の引戸用上部ガイドにおいて、
    壁固定具と枠固定具は戸枠の前後方向にスライド可能に連結されている、
    ことを特徴とする引戸用上部ガイド。
  3. 壁の開口部の内周に設けられた戸枠の外側に横方向に往復スライド可能に配置されて、開口部を開閉可能なアウトセット引戸の構造において、
    前記壁及び戸枠に固定された上部ガイドと、前記開口部を開閉可能なアウトセット引戸を備え、
    前記アウトセット引戸は上部に嵌合溝があり、当該嵌合溝は上部ガイドに沿って往復スライドできるように上部ガイドに被せられ、
    前記上部ガイドは請求項1又は請求項2記載の引戸用上部ガイドであり、その上部ガイドの壁固定具が壁の外面に固定され、枠固定具が壁固定具の外側から戸枠の外面に固定され、案内体が枠固定具の外側に取付けられて壁及び戸枠に固定され、
    前記アウトセット引戸の嵌合溝は、当該アウトセット引戸の上端面に上方に開口しており、当該アウトセット引戸の上端面のスライド方向に横長であり、且つ前記案内体を嵌入可能な溝幅であり、
    前記アウトセット引戸は、前記嵌合溝に嵌入された案内体に沿って往復スライド可能である、
    ことを特徴とする引戸構造。
  4. 請求項3記載の引戸構造において、
    上部ガイドが開口部の右端の壁及び戸枠、又は開口部の左端の壁及び戸枠に固定されている、
    ことを特徴とする引戸構造。
  5. 請求項3又は請求項4記載の引戸構造において、
    戸枠に切欠き部を備えた化粧カバーが装着され、
    枠固定具の裏面側であって前記化粧カバーの切欠き部に収まる位置にスペーサーが設けられ、
    前記枠固定具が前記スペーサーを介して前記戸枠に固定された、
    ことを特徴とする引戸構造。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の引戸構造において、
    アウトセット引戸の嵌合溝内に、上向きに開口した樋状の補強レールが収容され、
    案内体が前記補強レール内に嵌入し、
    前記アウトセット引戸は前記補強レールに嵌入された案内体に沿って往復スライド可能である、
    ことを特徴とする引戸構造。
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