JP2016182962A - 発泡性飲料自動注出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受台傾動装置によって傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させながら、容器に泡状態の発泡性飲料を注出するときに、泡状態の発泡性飲料を泡質の良い状態で容器に自動注出する。【解決手段】発泡性飲料自動注出装置10は、受台傾動装置40によって傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台32aに載置した容器を傾斜させ、この傾斜させた容器に弁機構部21aを液用開放状態とすることによって液状態の発泡性飲料を所定量注出し、受台傾動装置によって傾動基板を少なくとも傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる過程で弁機構部を泡用開放状態とすることによって泡状態の発泡性飲料を所定量注出するように制御する制御装置を備え、制御装置は受台傾動装置によって傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度と傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度との少なくとも一方を変更可能となるように制御した。【選択図】図2

Description

本発明は、発泡性飲料を自動注出する発泡性飲料自動注出装置に関する。
ビール等の発泡性飲料をグラス等の容器に注ぐときには、容器を斜めに傾けた状態としてその内周壁に沿って発泡性飲料を注ぐようにして、発泡性飲料が容器内で過剰に泡立つのを抑えるように注ぐと、発泡性飲料の味が良好となることが知られている。また、発泡性飲料は容器の上部にてきめ細かな(小さな)泡を有していると、発泡性飲料の風味の変化を抑える効果、発泡性飲料に含まれる炭酸ガスが抜けるのを防ぐ効果等を有していることが知られている。
特許文献1には、ビール等の発泡性飲料を自動注出する発泡性飲料自動注出装置が開示されている。この発泡性飲料自動注出装置は、装置本体の前面上部に設けた注出コックと、注出コックの操作レバーを傾動させるコック駆動装置と、注出コックの下側にてその上端部が装置本体の前面に傾動可能に軸架された傾動基板の前側に発泡性飲料を受ける容器を載置する受台を有した容器受台装置と、傾動基板の後面を押動することにより、傾動基板の下端部を前方に押し上げて傾動基板を傾動させる受台傾動装置とを備えている。
この発泡性飲料自動注出装置は、受台傾動装置により容器受台装置の傾動基板を略鉛直に起立した起立姿勢から後方に傾斜した傾斜姿勢まで傾動させることで、受台に載置した容器を略鉛直に起立した起立姿勢から後方に傾斜させた傾斜姿勢とし、コック駆動装置により操作レバーを一方に傾動させて液用の注出ノズルから傾斜姿勢とした容器の内周壁に沿って液状態の発泡性飲料を容器の7〜8割程度まで泡立たないように注出する。その後、受台傾動装置によって傾動させていた傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させることで受台に載置した容器を傾斜姿勢から起立姿勢に戻し、コック駆動装置により操作レバーを他方に傾動させて泡用の注出ノズルから容器に泡状態の発泡性飲料を注出するようにしている。
特開2003−261199号公報
上記のような特許文献1に記載の発泡性飲料自動注出装置においては、受台傾動装置によって傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台に載置した容器を傾斜姿勢とし、傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させることで受台に載置した容器を再び起立姿勢としていた。受台に載置した容器が底部の径が細いグラスであるときには、受台に載置した容器を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させるときや、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させるときに動き出すまたは停止する受台から転倒するおそれがあった。
また、受台傾動装置によって傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台に載置した容器を傾斜姿勢とした容器の内周壁に沿って液状態の発泡性飲料を容器の7〜8割程度まで注出してから、受台傾動装置によって傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させることで受台に載置した容器を傾斜姿勢から起立姿勢に戻し、起立姿勢に戻した容器に泡状態の発泡性飲料を注出している。しかし、受台に載置した容器が起立姿勢に戻ってから泡状態の発泡性飲料を注出しているので、発泡性飲料の注出時間が長くなるとともに、注出ノズルから容器の液面までの高さが高く、注出ノズルから容器の液面に注出された泡状態の発泡性飲料の泡質が粗くなり、発泡性飲料の風味を損ねることになっていた。
そこで、受台傾動装置によって傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させながら、容器に泡状態の発泡性飲料を注出することが検討された。しかし、注出ノズルから注出される泡状態の発泡性飲料は単位時間当たりの注出量が少なく、受台傾動装置によって傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させながら、容器に泡状態の発泡性飲料を注出したときには、受台傾動装置によって傾動基板を起立状態に復帰させた後で、泡状態の発泡性飲料の殆どが容器に注出されることとなっていた。この場合でも、注出ノズルから容器の液面までの高さが高く、注出ノズルから容器の液面に注出された泡状態の発泡性飲料の泡質が粗くなり、発泡性飲料の風味を損ねることにもなっていた。本発明は、発泡性飲料自動注出装置において、受台に載置した容器を受台から転倒しにくくするとともに、受台傾動装置によって傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させながら、容器に泡状態の発泡性飲料を注出するときに、泡状態の発泡性飲料を泡質の良い状態で容器に注出することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、装置本体の前面に設けられて、弁機構部を液用開放状態または泡用開放状態とすることによって液状態と泡状態の発泡性飲料を選択的に注出する注出コックと、注出コックの下側にて装置本体の前面に水平軸線回りに傾動可能に軸架された傾動基板と、この傾動基板の前側に取り付けられて注出コックから注出される発泡性飲料を受ける容器を載置する受台とを有する容器受台装置と、装置本体の前部に設けられて、傾動基板を起立した起立姿勢から傾斜した傾斜姿勢に傾動させ、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる受台傾動装置とを備え、受台傾動装置によって傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台に載置した容器を傾斜させ、この傾斜させた容器に弁機構部を液用開放状態とすることによって液状態の発泡性飲料を所定量注出し、受台傾動装置によって傾動基板を少なくとも傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる過程で弁機構部を泡用開放状態とすることによって泡状態の発泡性飲料を所定量注出するように制御する制御装置を備えた発泡性飲料自動注出装置であって、制御装置は受台傾動装置によって傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度と傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度との少なくとも一方を変更可能となるように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置を提供するものである。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置においては、受台傾動装置によって傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度と傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度との少なくとも一方を変更可能としたので、受台に載置した容器が転倒しやすいものであっても、受台傾動装置によって傾動基板を傾動または復帰させる速度を、容器が受台から転倒しにくい速度とすることができる。また、受台傾動装置による傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を注出コックから注出される泡状態の発泡性飲料が容器の液面と近くなるタイミングとなる速度にも設定することができ、泡状態の発泡性飲料の泡が粗くなることのないように適切な速度で傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させることができ、容器に注出される泡状態の発泡性飲料の泡質を良好とすることができた。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置の一実施形態においては、制御装置は、受台傾動装置による傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度よりも遅くするように制御するのが好ましい。このようにしたときには、単位時間当たりの注出量の少ない泡状態の発泡性飲料を容器の液面とできるだけ近くで注出させることができ、容器に注出される泡状態の発泡性飲料の泡質を良好とすることができた。上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置の他の実施形態においては、制御装置は、弁機構部を泡用開放状態とすることによって注出している泡状態の発泡性飲料の注出が終了するタイミングで、受台傾動装置によって傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度となるように制御するのが好ましい。このようにしたときには、泡状態の発泡性飲料の注出が終了するタイミングで容器が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰するので、泡状態の発泡性飲料を容器の液面に特に近い状態で注出させることができ、容器に注出される泡状態の発泡性飲料の泡質を特に良好とすることができた。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置においては、制御装置は、弁機構部の液用開放状態と泡用開放状態の各開放時間を受台に載置した容器の容量に応じて変更するように制御したときに、受台傾動装置による傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を容器の容量に応じて変更するように制御するのが好ましい。このようにしたときには、受台傾動装置による傾動基板を起立姿勢に復帰させる速度を容量の異なる容器毎に最適な速度に変更することができ、容量の異なる各容器に注出される泡状態の発泡性飲料の泡質を良好とすることができた。このように構成した発泡性飲料自動注出装置の一実施形態として、容器受台装置の受台は第1容量の容器を載置する第1受台と、第1容量より多い容量の第2容量の容器を載置する第2受台とを備え、容器受台装置には第1または第2受台が使用状態であることを検知する検知器を設け、制御装置は検知器によって第2受台が使用状態であることを検知したときには、弁機構部の液用開放状態と泡用開放状態の各開放時間を検知器によって第1受台が使用状態であることを検知したときよりも長くなるように制御するとともに、受台傾動装置による傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を検知器によって第1受台が使用状態であることを検知したときよりも遅くするように制御してもよい。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置においては、制御装置は、受台傾動装置による傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢に近づくにしたがって速くなるように制御したときには、傾動基板が起立姿勢に近づき、容器の上縁近くまで泡状態の発泡性飲料を注出したときに、傾動基板を早く起立姿勢に戻すことで、容器の上縁から溢出させることなく上端まで泡状態の発泡性飲料を素早く注出できるようになった。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置においては、制御装置は、受台傾動装置による傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動を開始させるときと終了させるときとの少なくとも一方で遅くなるように制御したときには、受台に載置した容器が転倒しやすい容器であっても、受台に載置した容器が傾動基板の相対的な動きの大きな傾動を開始させるときと終了させるときの少なくとも一方で転倒しにくくすることができた。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置においては、制御装置は、受台傾動装置による傾動基板を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰を開始させるときと終了させるときとの少なくとも一方で遅くなるように制御したときには、受台に載置した容器が転倒しやすいものであっても、受台に載置した容器が傾動基板の相対的な動きの大きな傾動の復帰を開始させるときと終了させるときの少なくとも一方で転倒しにくくすることができた。
本発明による発泡性飲料自動注出装置の一実施形態の正面図(a)であり、側面図(b)である。 容器受台装置にグラスを載置し、容器受台装置の傾動基板が起立姿勢にあるときの側面図(a)と、容器受台装置の傾動基板が傾斜姿勢にあるときの側面図(b)である。 自動注出プログラムにより注出コックからビール(発泡性飲料)を液状態及び泡状態で注出するときのタイムチャートである。 他の自動注出プログラムの図3に相当するタイムチャートであり、泡状態のビールの注出が終了する前に傾動基板を起立姿勢に復帰させるように制御したときのタイムチャートである。 グラスにビールを注出するとき(a)とジョッキにビールを注出するとき(b)とを比較する図3に相当するタイムチャートである。 他の自動注出プログラムの図3に相当するタイムチャートであり、傾動基板を起立姿勢に復帰させるときに起立姿勢に近づくにしたがって速くなるように制御したときのタイムチャートである。 他の自動注出プログラムの図3に相当するタイムチャートであり、傾動基板を傾斜姿勢に傾動させるときと起立姿勢に復帰させるときの各々の開始させるときと終了させるときで遅くなるように制御したときのタイムチャートである。
以下に、本発明による発泡性飲料自動注出装置の一実施形態を図面を参照して説明する。本発明の発泡性飲料自動注出装置10はビール(発泡性飲料)をグラス(容器)Gにできるだけ泡立つことなく注出するものであり、ビールの注出時間を短くしつつ、ビールの泡質を良好に注出することを目的としたものである。
図1及び図2に示したように、発泡性飲料自動注出装置10は、装置本体11の前面に設けられて、弁機構部21aを液用開放状態または泡用開放状態とすることによって液状態と泡状態のビールを選択的に注出する注出コック20と、注出コック20の下側にて装置本体11の前面に水平軸線回りに傾動可能に軸架された傾動基板31の前側に注出コック20から注出されるビールを受けるグラス(容器)Gを載置する受台32を有した容器受台装置30と、装置本体11の前部に設けられて傾動基板31を起立した起立姿勢から傾斜した傾斜姿勢に傾動させ、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる受台傾動装置40とを備えている。この発泡性飲料自動注出装置10においては、受台傾動装置40によって傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台32に載置したグラスGを傾斜させ、この傾斜させたグラスGに弁機構部21aを液用開放状態とすることによって液状態のビールを所定量注出し、受台傾動装置40によって傾動基板31を少なくとも傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる過程で弁機構部20aを泡用開放状態とすることによって泡状態のビールを所定量注出するように制御する制御装置50を備えている。この発泡性飲料自動注出装置10においては、制御装置50は受台傾動装置40によって傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度と傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度との少なくとも一方を変更可能となるように制御している。なお、受台傾動装置40による傾動基板31を傾動させる速度または復帰させる速度の変更は傾動基板31を通常での最大の出力で傾動または復帰させる速度から変えることであり、また、傾動基板31を傾動させるときまたは復帰させるときに段階的または連続的に速度を変えることも含まれるものである。以下に、この発泡性飲料自動注出装置10について詳述する。
図1に示したように、発泡性飲料自動注出装置10は、装置本体11内に冷却水槽12と、この冷却水槽12内の冷却水を冷却する冷凍装置13とを内蔵している。冷却水槽12内には飲料冷却管(図示しない)が設けられており、飲料冷却管の導入端部には装置本体11の外部に設けたビア樽が接続され、飲料冷却管の導出端部には装置本体11の上部に設けた注出コック20が接続されている。なお、ビア樽にはガスボンベ(図示しない)が接続されており、ビア樽のビールはガスボンベの炭酸ガスの圧力によって飲料冷却管に送られるようになっている。
図1及び図2に示したように、注出コック20は、容器受台装置30に載置したグラスGにビールを注出するものであり、弁機構部21aを内蔵した筒状の本体部21の上部に操作レバー22と、下部に注出ノズル23(23a,23b)とを備えている。本体部21の弁機構部21aは開放状態とすることによって注出ノズル23にビールを導くものである。また、弁機構部21aは、液用開放状態とすることで液用の注出ノズル23bに液状態のビールを導き、泡用開放状態とすることで泡用の注出ノズル23aに泡状態のビールを導く。操作レバー22は弁機構部21aを閉止状態と開放状態との開閉操作を行うためのものである。操作レバー22は、垂直に起立した中立位置にあるときには弁機構部21aを閉止状態とし、前方に傾動(前傾)させると弁機構部21aを液用開放状態とし、後方に傾動(後傾)させると弁機構部21aを泡用開放状態とする。注出ノズル23は弁機構部21aを通過したビールをグラスGに注出するものであり、本体部21の下部の前部にビールを泡状態で注出する泡用の注出ノズル23aと、本体部21の下部の後部にビールを液状態で注出する液用の注出ノズル23bとを備えている。
コック駆動装置24は、サーボモータ(図示しない)の駆動により前後に移動するスライダ(図示しない)を用いて注出コック20の操作レバー22を前傾または後傾させるものである。
容器受台装置30は、グラスGを載置するものであり、その上端部が装置本体11の前面に水平軸線回りに傾動可能に軸架された傾動基板31と、傾動基板31に取り付けた受台32(32a,32b)とを備えている。傾動基板31は後面が押動されると下端部が斜め前方に押し上げられて傾動する。受台32は傾動基板31の上下方向の中間部と下部とに上下2段に取り付けた受台32a,32bとからなる。上段の受台(第1受台)32aは主としてグラスG等の小型の容器(第1容量の容器)を載置するものであり、下段の受台(第2受台)32bは主としてグラスGよりも容量の多いジョッキ等の大型の容器(第2容量の容器)を載置するものである。
上段の受台32aは傾動基板31に対して水平軸線回りに回動可能に支持されており、下段の受台32bに容器を載置するときには、上段の受台32aを前方に突出した使用位置(図1(b)の実線に示した)から傾動基板31に沿う退避位置(図1(b)の2点鎖線に示した)まで退避させる。容器受台装置30には上段または下段の受台32a,32bが使用状態であることを検知する検知器33が設けられている。検知器33はこの実施形態ではリードスイッチ等の近接スイッチよりなり、装置本体11の前面に設けられている。上段の受台32aの側部には検知器33より検知される被検知部材として磁石34が設けられており、磁石34は上段の受台32aが退避位置に退避したときに検知器33に近接するようになっている。具体的には、グラスGを載置するときのように、上段の受台32aが傾動基板31から前方に突出した使用位置にあるときには、磁石34は検知器33から離間しており、検知器33は磁石34が離間していることでオフ信号を出力し、上段の受台32aが使用状態であることを検知する。これに対し、下段の受台32bにジョッキを載置するときのように、上段の受台32aが傾動基板31に沿う退避位置にあるときには、磁石34は検知器33に近接しており、検知器33は磁石34が近接していることでオン信号を出力し、下段の受台32bが使用状態であることを検知する。
受台傾動装置40は、傾動基板31を起立姿勢から傾斜した傾斜姿勢に傾動させ、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させるものである。受台傾動装置40は、サーボモータ41と、サーボモータ41の駆動によって前後に伸縮するリンク機構42とを有している。受台傾動装置40は、サーボモータ41を正回転で駆動させることによりリンク機構42を前方に伸ばして、容器受台装置30の傾動基板31を前方に押し出して起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる。受台傾動装置40は、サーボモータ41を逆回転で駆動させることによりリンク機構42を後方に縮めて容器受台装置30の傾動基板31を後方に戻して、容器受台装置30の傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる。
図1に示したように、発泡性飲料自動注出装置10は、制御装置50を備えており、制御装置50は、コック駆動装置24、検知器33及び受台傾動装置40(特にサーボモータ41)に接続されている。制御装置50はマイクロコンピュータを備えており、マイクロコンピュータはメモリに記憶された自動注出プログラムを実行すると、後述するタイムチャートに従ってコック駆動装置24及び受台傾動装置40(サーボモータ41)の作動を制御することで、傾動基板31及び受台32に載置したグラスGの姿勢の状態(起立姿勢または傾斜姿勢)と注出コック20の弁機構部21aの開閉状態とを制御している。また、制御装置50は、上段の受台32aに載置したグラスGの容量に適した弁機構部21aの液用及び泡用開放状態の各開放時間がメモリに記憶されており、後述するタイムチャートではメモリに記憶された液用及び泡用開放状態の各開放時間で弁機構部21aを開放させている。制御装置50は下段の受台32bに載置したジョッキの容量に適した弁機構部21aの液用及び泡用開放状態の各開放時間がメモリに記憶されており、後述するタイムチャートではメモリに記憶された液用及び泡用開放状態の各開放時間で弁機構部21aを開放させている。制御装置50は、検知器33によりオフ信号が入力されている、すなわち、上段の受台32aが使用状態であるとの検知結果であるときに、自動注出プログラムでグラスGの容量に適した液用及び泡用開放状態の各開放時間で弁機構部21aを開放させている。制御装置50は、検知器33によりオン信号が入力されている、すなわち、下段の受台32bが使用状態であるとの検知結果であるときに、自動プログラムでジョッキの容量に適した液用及び泡用開放状態の各開放時間で弁機構部21aを開放させている。
また、制御装置50は受台傾動装置40のサーボモータ41の出力を調整するモータ制御回路51を備えており、受台傾動装置40のサーボモータ41はモータ制御回路51によって回転速度(出力)が制御されている。制御装置50は、モータ制御回路51によって受台傾動装置40のサーボモータ41の回転速度を制御することで、受台傾動装置40によって傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度と、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を変更可能としている。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置10の自動注出プログラムの作動について説明する。装置本体11内の冷却水槽12内の冷却水は冷凍装置13により冷却されている。この状態で、図2(a)に示したように、先ず上段の受台32aにグラスGを載置する。上段の受台32aが傾動基板31から前方に突出しているときには、上段の受台32aの側部の磁石34が検知器33から離間しており、検知器33は上段の受台32aが使用状態であることの検知であるオフ信号を制御装置50に出力している。
この状態で、コック駆動装置24の前面に設けた操作パネルの自動注出ボタンをオンすると、制御装置50は図3に示すタイムチャートに従ってコック駆動装置24及び受台傾動装置40(特にサーボモータ41)の作動を制御することにより、傾動基板31及び受台32に載置したグラスGの姿勢の状態と注出コック20の弁機構部21aの開閉状態とを制御する。検知器33による上段の受台32aが使用状態であることの検知、すなわち上段の受台32aにグラスGが載置されていることを検知しているときには、後述するように、制御装置50はコック駆動装置24により注出コック20の弁機構部21aの開閉状態を制御するときに、弁機構部21aを液用開放状態にてグラスGに対応した開放時間で開放させ、弁機構部21aを泡用開放状態にてグラスGに対応した開放時間で開放させる。
先ず、制御装置50は、図3のaのタイミングに示したように、受台傾動装置40により容器受台装置30の傾動基板31の後面を押動して前方に押し出す。このとき、制御装置50はモータ制御回路51によりサーボモータ41を通常使用時における最大の速度で回転させる。図2(b)に示したように、傾動基板31は下端部が前方に押し上げられた傾斜姿勢となり、受台32aに載置したグラスGも傾斜した傾斜姿勢となる。この状態で、制御装置50は、図3のbのタイミングになると、コック駆動装置24により操作レバー22を前方に傾動させ、上述したように、弁機構部21aを液用開放状態にてグラスGに対応した開放時間で開放させることで液用の注出ノズル23bから傾斜させたグラスGに液状態のビールを注出させる。ビールはグラスGの内壁面の上部から底部に沿って流れ落ちて、ビールはグラスG内での泡立ちができるだけ抑えられる。
引き続き、制御装置50は、図3のcのタイミングになると、コック駆動装置24により操作レバー22を中立位置に戻し、弁機構部21aを一旦閉止状態とする。次に、制御装置50は、図3のcのタイミングに続き図3のdのタイミングとなると、コック駆動装置24により操作レバー22を後方に傾動させ、上述したように、弁機構部21aを泡用開放状態にてグラスGに対応した開放時間で開放させることで泡用の注出ノズル23aから傾斜させたままのグラスGに泡状態のビールを注出させる。注出ノズル23aから泡状態のビールを注出しているときに、制御装置50は、モータ制御回路51により受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を制御することで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を制御している。具体的には、この実施形態では、制御装置50は、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度よりも遅くするように制御している。さらに具体的には、制御装置50は、弁機構部21aを泡用開放状態とすることによって注出している泡状態のビールの注出が終了するタイミングで、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度となるように制御している。制御装置50は、図3のeのタイミングになると、コック駆動装置24により操作レバー22を中立位置に戻すことで、弁機構部21aを再び閉止状態とし、このタイミングでは、上述したように、傾動基板31は傾斜姿勢から起立姿勢に復帰する。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置10においては、受台傾動装置40によって傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度と傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度との少なくとも一方を変更可能としている。具体的には、制御装置50は、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度よりも遅くするように制御し(サーボモータ41の出力を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させるときと同様に通常での最大の出力とすることで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させるときと同様に通常での最大速度としたときを図3の2点鎖線にて参考のために示した)、特に、この実施形態では、注出コック20の弁機構部20aを泡用開放状態とすることによって注出している泡状態のビールの注出が終了するタイミングで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰する速度となるように制御した。このようにしたことで、単位時間当たりの注出量の少ない泡状態のビールをグラスGの液面とできるだけ近くで注出させることができ、グラスGに注出される泡状態のビールの泡質を良好とすることができた。さらに、泡状態のビールの注出が終了するタイミングで、受台31aに載置したグラスGが傾斜姿勢から起立姿勢に復帰するようにしたので、注出コック20から注出される泡状態のビールをグラスGの液面に特に近い状態で注出させることができ、グラスGに注出される泡状態のビールの泡質を特に良好とすることができた。
なお、この実施形態では、注出コック20の弁機構部20aを泡用開放状態とすることによって注出している泡状態のビールの注出が終了するタイミングで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰する速度となるように制御したが、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度よりも遅くするように制御する他の実施形態として、図4に示したように、注出コック20の弁機構部20aを泡用開放状態とすることによって注出している泡状態のビールの注出が終了する少し前のタイミングで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰する速度となるように制御したものであってもよい。このようにしたときにも、注出コック20から注出される泡状態のビールをできるだけグラスGの液面に近い状態で注出させることができ、グラスGに注出される泡状態のビールの泡質を良好とすることができた。
次に、下段の受台32bに載置したジョッキにビールを注出するときの自動注出プログラムの作動について説明する。下段の受台32bにジョッキを載置するときには、上段の受台32aを傾動基板31に沿うように退避位置に退避させ、下段の受台32bにジョッキを載置する。上段の受台32aが傾動基板31に沿って退避しているときには、上段の受台32aの側部の磁石34が検知器33に近接しており、検知器33は下段の受台32bが使用状態であることの検知であるオン信号を制御装置50に出力している。
この状態で、コック駆動装置24の前面に設けた操作パネルの自動注出ボタンをオンすると、制御装置50は図5(b)に示すタイムチャートに従ってコック駆動装置24及び受台傾動装置40(特にサーボモータ41)の作動を制御することにより、傾動基板31及び受台32に載置したジョッキの姿勢の状態と注出コック20の弁機構部21aの開閉状態とを制御する。検知器33による下段の受台32bが使用状態であることの検知、すなわち下段の受台32bにジョッキが載置されていることを検知しているときには、制御装置50はコック駆動装置24により注出コック20の弁機構部21aの開閉状態を制御するときに、弁機構部21aを液用開放状態にてジョッキに対応した開放時間で開放させ、弁機構部21aを泡用開放状態にてジョッキに対応した開放時間で開放させる。これ以外については上述した図3に示したグラスGを注出するときのタイムチャートと同様である。
この実施形態では、図5のタイムチャートに示したように、制御装置50は、コック駆動装置24により注出コック20の弁機構部21aの開閉状態を制御するときに、弁機構部21aを液用開放状態にてジョッキに対応した開放時間としてグラスGに対応した開放時間より長く開放させ(図5のAの間隔にて示した)、弁機構部21aを泡用開放状態にてジョッキに対応した開放時間としてグラスGに対応した開放時間より長く開放させている(図5のBの間隔にて示した)。図5のdのタイミングに示したように、弁機構部21aを泡用開放状態にてジョッキに対応した開放時間で開放させることで泡用の注出ノズル23aから傾斜させたままのジョッキに泡状態のビールを注出させたときに、制御装置50は、モータ制御回路51により受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を制御することで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を制御している。上述したように、弁機構部21aを泡用開放状態にてジョッキに対応した開放時間で開放したときにはグラスGに対応した開放時間より長くなっている(図5のBの間隔にて示した)。このため、傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させるときには、弁機構部21aの泡用開放状態の開放時間の長さに対応させるため、制御装置50は、モータ制御回路51により受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)をグラスGに泡状態のビールを注出するときよりも低くなる(回転速度を遅くなる)ように制御した(図5のCにて示した)。このように、受台傾動装置40による傾動基板31を起立姿勢に復帰させる速度を容量の異なる容器毎に最適な速度に変更したため、容器に注出される泡状態のビールの泡質を容量の異なる容器毎に良好とすることができた。なお、下段の受台32bに載置したジョッキにビールを注出するときの自動注出プログラムでも、図4に示したように、注出コック20の弁機構部20aを泡用開放状態とすることによって注出している泡状態のビールの注出が終了する少し前のタイミングで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰する速度となるように制御したものであってもよい。
次に、発泡性飲料自動注出装置10において、他の自動注出プログラムについて説明する。図6に示したように、この自動注出プログラムの主な特徴は、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢に近づくにしたがって速くなるように制御したことにある。これ以外については上述した図3〜図5に示したグラスG及びジョッキを注出するときのタイムチャートと同様である。
この自動注出プログラムでは、制御装置50は、図6のcのタイミングに続き図6のdのタイミングとなると、コック駆動装置24により操作レバー22を後方に傾動させ、弁機構部21aを泡用開放状態にてグラスG(またはジョッキ)に対応した開放時間で開放させることで泡用の注出ノズル23aから傾斜させたままのグラスG(またはジョッキ)に泡状態のビールを注出させる。注出ノズル23aから泡状態のビールを注出しているときに、制御装置50は、モータ制御回路51により受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を制御することで、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を制御している。
具体的には、この自動注出プログラムでは、制御装置50は、図6のdのタイミングに示したように、受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を制御することで、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度よりも遅くするように制御を開始する。グラスG(またはジョッキ)の上部に泡状態のビールがある程度注出されて、グラスG(またはジョッキ)の液面が注出ノズル23aに近づくと、図6のd’のタイミングに示したように、受台傾動装置40のサーボモータ41の出力を段階的に高く(回転速度を速く)して、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を速くなるように制御した。なお、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を段階的に速くするものに限られず連続的に速くするものであってもよい。
このように、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を起立姿勢に近づくにしたがって速くなるように制御したことで、傾動基板31が起立姿勢に近づき、グラスG(またはジョッキ)の上縁近くまで泡状態のビールを注出したときに、傾動基板31を早く起立姿勢に戻すことで、グラスG(またはジョッキ)の上端まで泡状態の発泡性飲料を素早く注出できるようになった。
次に、発泡性飲料自動注出装置10において、他の自動注出プログラムについて説明する。図7に示したように、この自動注出プログラムの主な特徴は、受台傾動装置40による傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動を開始させるときと終了させるときで遅くなるように制御したものであり、受台傾動装置40による傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰を開始させるときと終了させるときで遅くなるように制御したものである。これ以外については上述した図3〜図5に示したグラスG及びジョッキを注出するときのタイムチャートと同様である。
この自動注出プログラムでは、制御装置50は、図7のaのタイミングとなると、コック駆動装置24により操作レバー22を前方に傾動させ、弁機構部21aを液用開放状態にてグラスG(またはジョッキ)に対応した開放時間で開放させることで液用の注出ノズル23bから傾斜させたままのグラスG(またはジョッキ)に液状態のビールを注出させる。注出ノズル23bから液状態のビールを注出しているときに、制御装置50は、モータ制御回路51により受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を制御することで、受台傾動装置40による傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度を制御している。
具体的には、この自動注出プログラムでは、制御装置50は、図7のaのタイミングに示したように、受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を通常の最大の出力よりも半分の出力に制御することで、傾動基板31が起立姿勢から傾斜姿勢に傾動を開始させる速度を通常の使用時の速度よりも遅くさせ、その後、通常の使用の最大の速度まで上昇させ、図6のbの前のタイミングに示したように、サーボモータ41の出力(回転速度)を通常の最大の出力よりも再び半分の出力に制御することで、傾動基板31が起立姿勢から傾斜姿勢に傾動を終了させる速度を再び通常の使用時の速度よりも遅くさせるように制御している。
また、制御装置50は、図7のdのタイミングに示したように、受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を通常の最大の出力よりも低い出力に制御することで、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰を開始させる速度を通常の使用時の速度よりも遅くさせる。その後、図7のd’のタイミングに示したように、段階的にサーボモータ41の出力(回転速度)を段階的に上げることで、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を速くし、図7のeの前のタイミングに示したように、受台傾動装置40のサーボモータ41の出力(回転速度)を通常の最大の出力よりも段階的に下げるように制御することで、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰を終了させる速度を通常の使用時の速度よりも遅くさせるように制御している。
このようにしたときには、ビールを注出する容器としてグラスGのように底部の径が細いものを用いたときでも、受台32に載置した容器を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させるとき(特に相対的な動きの大きな傾動を開始するときと終了するとき)、または、受台32に載置した容器を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させるとき(特に相対的な動きの大きな復帰を開始するときと終了するとき)に、容器を受台32から転倒しにくくすることができた。
なお、図7タイムチャートでは、傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させるときと、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させるときの両方で、傾斜または復帰を開始させるときと終了させるときの傾動基板31の速度を遅くさせるように制御しているが、本発明はこれに限られるものでなく、傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させるときと、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させるときの一方だけで、傾斜または復帰を開始させるときと終了させるときの傾動基板31の速度を遅くさせるように制御したものであってもよい。また、図7タイムチャートでは、傾動基板31を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる速度を、傾動基板31が起立姿勢から傾斜姿勢に傾動を開始させるときと終了させるときの両方で遅くしているが、本発明はこれに限られるものでなく、傾動基板31が起立姿勢から傾斜姿勢に傾動を開始させるときと終了させるときの一方だけで遅くするようにしたものであってもよい。また、同様に、図7のタイムチャートでは、傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる速度を、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰を開始させるときと終了させるときの両方で遅くしているが、本発明はこれに限られるものでなく、傾動基板31が傾斜姿勢から起立姿勢に復帰を開始させるときと終了させるときの一方だけで遅くするようにしたものであってもよい。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置10においては、発泡性飲料としてビールを注出するもので説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、発泡性飲料として発泡酒、酎ハイ、炭酸飲料等の炭酸ガスが混入して泡が発生する発泡性の飲料に適用できるものであり、これらの発泡性の飲料を注出するものであっても上述したのと同様の作用効果を得ることができる。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置10においては、注出コック20は本体部21に内蔵した弁機構部21aを操作レバー22によって閉止状態から液用開放状態または泡用開放状態に操作することで液状態または泡状態のビールを通過させるようにしたものである。本発明はこれに限られるものでなく、例えば、注出コック20に制御装置50の制御によって開閉動作する電磁弁等の開閉弁を設けたものであってもよい。この場合には、液用の開閉弁と泡用の開閉弁を別々に設け、各々の開閉弁を開閉動作させることによって、液状態と泡状態の発泡性飲料を選択的に注出できるようにする。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置10においては、注出ノズル23は泡用の注出ノズル23aと液用の注出ノズル23bとからなるが、本発明はこれに限られるものでなく、1つの注出ノズル23から液状態及び泡状態の発泡性飲料を注出するようにしたものであってもよく、このようにしたときにも上述したのと同様の作用効果を得ることができる。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置10においては、受台傾動装置40によって傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる過程で弁機構部21aを泡用開放状態とすることによって泡状態の発泡性飲料を所定量注出するように制御したものであるが、本発明はこれに限られるものでなく、受台傾動装置40によって傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる前から弁機構部21aを泡用開放状態とすることによって泡状態の発泡性飲料を所定量注出するように制御したものであってもよく、また、受台傾動装置40によって傾動基板31を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させた後も含めて弁機構部21aを泡用開放状態とすることによって泡状態の発泡性飲料を所定量注出するように制御したものであってもよい。
上記のように構成した発泡性飲料自動注出装置10においては、受台傾動装置40は、サーボモータ(図示しない)の駆動によって前後に伸縮するリンク機構42により容器受台装置30の傾動基板31を前方に押し出すものであるが、本発明はこれに限られるものでなく、傾動基板31の上端の支持軸をサーボモータにより直接回動させることにより、傾動基板31の下端部を前方に押し上げて傾動基板31を傾動させるものであってもよく、このようにしたときにも同様の作用効果を得ることができる。また、容器受台装置30の傾動基板31の上端部を装置本体11の前面に水平軸線回りに傾動可能に軸架したが、本発明はこれに限られるものでなく、傾動基板31の上部、上下方向の中間部、下部または下端部のように上下方向の何れかの部分を装置本体11の前面に水平軸線回りに傾動可能に軸架したものであってもよく、このようにしたときにも上述したのと同様の作用効果を得ることができる。さらに、傾動基板31を前後方向に傾斜するように水平軸線回りに回動可能に支持したが、本発明はこれに限られるものでなく、傾動基板31を左右方向に傾斜するように水平軸線回りに回動可能に支持したものであってもよく、このようにしたときにも同様の作用効果を得ることができる。
10…発泡性飲料自動注出装置、11…装置本体、20…注出コック、21a…弁機構部、30…容器受台装置、31…傾動基板、32a,32b…受台、33…検知器、40…受台傾動装置、50…制御装置。

Claims (8)

  1. 装置本体の前面に設けられて、弁機構部を液用開放状態または泡用開放状態とすることによって液状態と泡状態の発泡性飲料を選択的に注出する注出コックと、
    前記注出コックの下側にて前記装置本体の前面に水平軸線回りに傾動可能に軸架された傾動基板と、この傾動基板の前側に取り付けられて前記注出コックから注出される発泡性飲料を受ける容器を載置する受台とを有する容器受台装置と、
    前記装置本体の前部に設けられて、前記傾動基板を起立した起立姿勢から傾斜した傾斜姿勢に傾動させ、前記傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる受台傾動装置とを備え、
    前記受台傾動装置によって前記傾動基板を前記起立姿勢から前記傾斜姿勢に傾動させることで前記受台に載置した容器を傾斜させ、この傾斜させた容器に前記弁機構部を液用開放状態とすることによって液状態の発泡性飲料を所定量注出し、前記受台傾動装置によって前記傾動基板を少なくとも前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる過程で前記弁機構部を泡用開放状態とすることによって泡状態の発泡性飲料を所定量注出するように制御する制御装置を備えた発泡性飲料自動注出装置であって、
    前記制御装置は前記受台傾動装置によって前記傾動基板を前記起立姿勢から前記傾斜姿勢に傾動させる速度と前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる速度との少なくとも一方を変更可能となるように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
  2. 請求項1に記載の発泡性飲料自動注出装置において、
    前記制御装置は、前記受台傾動装置による前記傾動基板を前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる速度を前記起立姿勢から前記傾斜姿勢に傾動させる速度よりも遅くするように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
  3. 請求項1または2に記載の発泡性飲料自動注出装置において、
    前記制御装置は、前記弁機構部を泡用開放状態とすることによって注出している泡状態の発泡性飲料の注出が終了するタイミングで、前記受台傾動装置によって前記傾動基板を前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる速度となるように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の発泡性飲料自動注出装置において、
    前記制御装置は、前記弁機構部の液用開放状態と泡用開放状態の各開放時間を前記受台に載置した容器の容量に応じて変更するように制御したときに、前記受台傾動装置による前記傾動基板を前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる速度を前記容器の容量に応じて変更するように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
  5. 請求項4に記載の発泡性飲料自動注出装置において、
    前記容器受台装置の受台は第1容量の容器を載置する第1受台と、前記第1容量より多い容量の第2容量の容器を載置する第2受台とを備え、
    前記容器受台装置には前記第1または第2受台が使用状態であることを検知する検知器を設け、
    前記制御装置は前記検知器によって前記第2受台が使用状態であることを検知したときには、前記前記弁機構部の液用開放状態と泡用開放状態の各開放時間を前記検知器によって前記第1受台が使用状態であることを検知したときよりも長くなるように制御するとともに、前記受台傾動装置による前記傾動基板を前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる速度を前記検知器によって前記第1受台が使用状態であることを検知したときよりも遅くするように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の発泡性飲料自動注出装置において、
    前記制御装置は、前記受台傾動装置による前記傾動基板を前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる速度を前記起立姿勢に近づくにしたがって速くなるように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
  7. 請求項1〜5の何れか1項に記載の発泡性飲料自動注出装置において、
    前記制御装置は、前記受台傾動装置による前記傾動基板を前記起立姿勢から前記傾斜姿勢に傾動させる速度を前記起立姿勢から前記傾斜姿勢に傾動を開始させるときと終了させるときとの少なくとも一方で遅くなるように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
  8. 請求項1〜5の何れか1項に記載の発泡性飲料自動注出装置において、
    前記制御装置は、前記受台傾動装置による前記傾動基板を前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰させる速度を前記傾斜姿勢から前記起立姿勢に復帰を開始させるときと終了させるときとの少なくとも一方で遅くなるように制御したことを特徴とする発泡性飲料自動注出装置。
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