JP2005263305A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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一秀 中島
Takenobu Ishibashi
剛信 石橋
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正志 河村
Takayuki Muraki
孝之 村木
Masahiro Matsumoto
雅弘 松本
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Abstract

【課題】自動注出において品質の安定したビールをいち早く提供する。
【解決手段】ビールの注出指示を受けたときに直立位置にある飲用容器を傾斜位置に移動させて、飲用容器Gが傾斜位置に至る途中でビールの注出を開始する。これにより、飲用容器を直立位置から傾斜位置に移動させる傾斜駆動時間[Tk1]と、ビール注出時間[Td1]とが一部重複する。この結果、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間[Th1]が短くなるので、自動注出において品質の安定したビールをいち早く提供することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、飲用容器に飲料を注出する飲料ディスペンサに関し、特に品質の安定した飲料を得るために飲用容器を傾けた形態で飲料を注出する飲料ディスペンサに関するものである。
紙コップ、グラスあるいはジョッキなどの飲用容器に対して発泡性飲料などの飲料を自動的に注出する飲料ディスペンサが知られている。この種の飲料ディスペンサでは、飲用容器を載置台上にほぼ直立して載置した状態で飲料を注ぐと、当該飲料が飲用容器内で無用に泡立ち、飲用容器に注がれた飲料の見た目の印象が損なわれ、また飲料の風味自体が損なわれる場合がある。
そこで、従来では、飲料の注出指示があったときに、飲用容器が載置される載置台を直立位置から傾斜位置にして飲用容器を傾ける。その後、注出バルブを開状態として傾斜した飲用容器の内壁面に向けて飲料を注出する。そして、飲料を注出しながら載置台を傾斜位置から直立位置にして飲料の注出を終了する。これにより、注出した飲料が飲用容器の底面や飲用容器内の飲料の液面に直接衝突することがない。また、注出した飲料が飲用容器内の飲料の液面に直接衝突するときに落差が抑えられる。この結果、飲料の衝撃を小さくして自然発泡を抑制して品質の安定した飲料が得られる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−335397号公報
しかしながら、従来の飲料ディスペンサでは、飲料の注出指示があったときに、載置台が傾斜位置に至るまで飲料の注出を待たなければならないので、飲料の注出指示があってから注出完了まで、すなわち1杯の飲料を注出するまでの時間がかかってしまうことになる。すなわち、飲料ディスペンサを店舗で用いる場合に、顧客に対して品質の安定した飲料をいち早く提供することが望まれているが、自動注出では飲料を早く注出することが難しい。
本発明は、上記実情に鑑みて、品質の安定した飲料の注出を行いつつ、飲料の注出指示を受けてから飲料注出完了までの注出待ち時間を短くすることができる飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る飲料ディスペンサは、飲料の注出を行う飲料注出手段と、注出された飲料を受容する飲用容器を保持して当該飲用容器を直立位置と傾斜位置とに移動する容器移動手段とを備えた飲料ディスペンサにおいて、飲料の注出指示を受けたときに直立位置にある前記飲用容器を傾斜位置に移動させ、前記飲用容器が傾斜位置に至る途中で飲料の注出を開始することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る飲料ディスペンサは、上記請求項1において、前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する経過時間を計時する計時手段を備え、前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に至る以前の所定経過時間に応じて飲料の注出を開始することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る飲料ディスペンサは、上記請求項2において、前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する時間の範囲内で前記所定経過時間を調整可能にしたことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る飲料ディスペンサは、上記請求項1において、前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する途中位置を検出する位置検出手段を備え、前記飲用容器が前記途中位置に到達したときに飲料の注出を開始することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る飲料ディスペンサは、上記請求項4において、前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する途中位置を調整可能にしたことを特徴とする。
本発明の請求項6に係る飲料ディスペンサは、飲料の注出を行う飲料注出手段と、注出された飲料を受容する飲用容器を保持して当該飲用容器を直立位置と傾斜位置とに移動する容器移動手段とを備えた飲料ディスペンサにおいて、飲料の注出指示を受ける以前に前記飲用容器を予め傾斜位置にする態様にして、飲料の注出指示を受けたときに傾斜位置にある前記飲用容器に飲料を注出することを特徴とする。
本発明の請求項7に係る飲料ディスペンサは、上記請求項6において、前回の飲料注出完了を報知する報知手段を備え、前記報知手段からの報知によって前記飲用容器を傾斜位置にすることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る飲料ディスペンサは、上記請求項7において、前記報知手段は、前回の飲料注出完了後に操作し得る操作スイッチからなることを特徴とする。
本発明の請求項9に係る飲料ディスペンサは、上記請求項7において、前記報知手段は、飲用容器を保持する容器受台において前記飲用容器の有無を検知する容器有無検出部からなり、前回の飲料注出完了後に前記飲用容器の無いことを検知したときに前記容器受台を傾斜位置にすることを特徴とする。
本発明の請求項10に係る飲料ディスペンサは、上記請求項7において、前記報知手段は、飲用容器を保持する容器受台において前記飲用容器の有無を検知する容器有無検出部からなり、前回の飲料注出完了後に前記飲用容器の無いことを検知した後、飲用容器の有ることを検知したときに前記飲用容器を傾斜位置にすることを特徴とする。
本発明に係る飲料ディスペンサは、飲料の注出指示を受けたときに直立位置にある飲用容器を傾斜位置に移動させ、飲用容器が傾斜位置に至る途中で飲料の注出を開始する。これにより、飲用容器を直立位置から傾斜位置に移動させる時間と、飲料を注出する時間とが一部重複する。この結果、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間が短くなるので、自動注出において品質の安定したビールをいち早く提供することができる。
飲用容器が傾斜位置に至る途中でビールの注出を開始させる場合、飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する経過時間を計時する計時手段を備えることで実施できる。そして、所定経過時間の設定を変えることにより、例えば、ビールの注出量(飲用容器Gの大きさ)、ビールの温度、炭酸ガスの含有量(ガス圧)、あるいは注出流量などに応じてビールの注出を開始する際の飲用容器Gの傾斜を変えることができる。
また、飲用容器が傾斜位置に至る途中でビールの注出を開始させる場合、飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する途中位置を検出する位置検出手段を備えることで実施できる。そして、検出する途中位置の設定を変えることにより、例えば、ビールの注出量(飲用容器Gの大きさ)、ビールの温度、炭酸ガスの含有量(ガス圧)、あるいは注出流量などに応じてビールの注出を開始する際の飲用容器Gの傾斜を変えることができる。
また、本発明に係る飲料ディスペンサは、飲料の注出指示を受ける以前に飲用容器を予め傾斜位置にして、飲料の注出指示を受けたときに傾斜位置にある飲用容器に飲料を注出する。これにより、ビールの注出指示を受けたときに、直ちに飲料を注出して飲用容器を傾斜位置から直立位置に移動することになる。この結果、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間が短くなるので、自動注出において品質の安定したビールをいち早く提供することができる。
飲料の注出指示を受ける以前に飲用容器を予め傾斜位置にする場合、前回の飲料注出完了を報知する報知手段を備えることで実施できる。特に、報知手段は、前回の飲料注出完了後に操作し得る操作スイッチからなることが好ましい。また報知手段は、飲用容器を保持する容器受台において飲用容器の有無を検知する容器有無検出部からなることが好ましい。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料ディスペンサの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、本発明に係る飲料ディスペンサの実施例1について説明する。図1は本発明に係る飲料ディスペンサを示す概略側断面図、図2は容器移動手段の直立位置を示す側面図、図3は容器移動手段の傾斜位置を示す側面図である。
本実施例における飲料ディスペンサは、例えばビールや発泡酒等の発泡性飲料を提供するためのものであり、図1ではビールを提供する飲料ディスペンサを示してある。また、図1で示す飲料ディスペンサは、2系統(2種類)のビールを提供する構成を例示してある。
図1に示すように、飲料ディスペンサは、ディスペンサ本体1に対して炭酸ガスボンベ2、およびビールを収容してあるビール樽(飲料容器)3を接続して用いられる。ディスペンサ本体1は、その内部の下方に機械室1A、上方に冷却水槽1Bを有している。機械室1Aには、主に冷却ユニットをなすコンプレッサ4Aと、放熱ファン5とが設けてある。また、冷却水槽1Bには、主に冷却ユニットをなすエバボレータ4Bと、アジテータ6と、冷却コイル7とが設けてある。一方、ディスペンサ本体1は、その外部に飲料注出手段8と、容器移動手段9とが設けてある。
ディスペンサ本体1の機械室1Aには、入力側ガスホース2Aを経て炭酸ガスボンベ2からの炭酸ガスが送り込まれる。機械室1Aでは、図示しない調圧手段によって送り込まれた炭酸ガスを2系統に分けてそれぞれ調圧する。調圧された炭酸ガスはそれぞれ出力側ガスホース2Bを経てディスペンサ本体1の外部に送出される。各出力側ガスホース2Bは、それぞれ別のビール樽3に接続してある。すなわち、調圧されたそれぞれの炭酸ガスは、各ビール樽3に加えられる。各ビール樽3は、ビールホース3A,3Bを介してディスペンサ本体1に接続してある。すなわち、各ビール樽3に炭酸ガスが加えられることによってビール樽3に収容してあるビールがディスペンサ本体1に送り込まれる。
ディスペンサ本体1に送り込まれたビールは、冷却水槽1B内に配した2系統の冷却コイル7にそれぞれ導かれる。冷却水槽1Bには、冷却水が収容してあり、当該冷却水をエバボレータ4Bで冷却し、かつ、アジテータ6で攪拌して適当な冷温にしてある。すなわち、冷却水槽1Bにある冷却コイル7に導かれたビールが冷却されることになる。
また、各冷却コイル7は、飲料注出手段8に接続してある。飲料注出手段8は、注出バルブ8Aと、バルブ駆動部8Bとを有している。注出バルブ8Aは、ビール注出口8Aaと、泡注出口8Abと、ビール注出口8Aaおよび泡注出口8Abのバルブの開閉を操作する注出レバー8Acとからなる。バルブ駆動部8Bは、モータ(図示せず)などの駆動によって注出レバー8Acを一方あるいは他方に傾動する態様で設けてある。そして、飲料注出手段8は、バルブ駆動部8Bによって注出レバー8Acを一方(例えば手前側)に傾動させることによってビール注出口8Aaからビールを注出する。また、飲料注出手段8は、バルブ駆動部8Bによって注出レバー8Acを他方(例えば奥側)に傾動させることによって泡注出口8Abからビールの泡を注出する。なお、図には明示しないが、飲料注出手段8は、上述した2系統のビールをそれぞれ注出するために2組用意してある。また、図には明示しないが、冷却水槽1B内においてビールを導く管路には、注出したビールの量を計測する流量計が設けてある。
容器移動手段9は、容器受台9Aと、受台駆動部9Bとを有している。図2に示すように、容器受台9Aは、飲料注出手段8によって注出されたビールを受容する飲用容器G(紙コップ、グラスあるいはジョッキなど)を保持するものであり、載置部9Aaおよび傾斜部9Abからなる。載置部9Aaは、飲用容器Gの底部を置くための板体として構成してある。傾斜部9Abは、その下端に載置部9Aaを取り付けてあり、飲用容器Gの周囲の一部を囲む態様で平断面が略コ字形を呈して上下方向に延在してなる。また、傾斜部9Abは、その上端が後述する受台駆動部9Bのケーシング9Bcに設けた回動軸9Acに対して支承してあり、載置部9Aaを取り付けた下端を回動端として前側に回動可能に設けてある。受台駆動部9Bは、駆動モータ9Baおよび腕体9Bbからなる。駆動モータ9Baは、ディスペンサ本体1の前側に固定したケーシング9Bcに内装してある。腕体9Bbは、基端側が駆動モータ9Baの出力軸に固定してあり、自由端側が容器受台9Aの傾斜部9Abに当接してある。腕体9Bbは、駆動モータ9Baの駆動によって図2の位置から図3の位置に回動する。これにより、腕体9Bbは、その自由端が容器受台9Aの傾斜部9Abを前方に押し出して容器受台9Aを傾斜させる。これにより、容器受台9Aは、図2で示すように載置部9Aaがほぼ水平で載置した飲用容器Gの飲み口を真上に向けた直立位置と、図3に示すように載置部9Aaが傾いて載置した飲用容器Gを例えば45度に傾けた傾斜位置とに回動することになる。容器移動手段9は、飲用容器Gを保持して当該飲用容器Gを直立位置と所定の傾斜位置とに移動する。なお、図には明示しないが、容器移動手段9は、上述した2系統のビールをそれぞれ注出する2組の飲料注出手段8に対応して2組用意してある。
なお、上述した飲料ディスペンサは、ビール樽3を2つ接続して2系統のビールをそれぞれ注出する構成であって、炭酸ガスボンベ2を1つとして当該炭酸ガスボンベ2からの炭酸ガスを一旦ディスペンサ本体1に送り込んでから2系統に分けてそれぞれ調圧している。この構成に限らず、例えば、炭酸ガスボンベ2を2つ用意して、各ビール樽3との間をガスホース2Bで接続して調圧弁(図示せず)を介して炭酸ガスを送り込む構成としてもよい。
図4は実施例1における飲料ディスペンサの制御系を示したものである。図4に示すように飲料ディスペンサは、注出制御部10を備えている。注出制御部10は、注出ボタン11を操作することによるビール(飲料)の注出指示を受けたときに、予めメモリ12に格納したプログラムやデータに従って、受台駆動部9Bの制御を行うためのものである。さらに、注出制御部10は、受台駆動部9Bの制御を行う際、計時手段13からの信号が与えられた場合に、予めメモリ12に格納したプログラムやデータに従って、バルブ駆動部8Bの制御を行ってビールの注出を行うためのものである。ここで、注出ボタン11は、ビールの注出を始めるときに最初に操作するものであり、例えば飲料ディスペンサの前側に表出してなる押しボタンスイッチである。また、計時手段13は、受台駆動部9Bの駆動によって飲用容器Gを直立位置から傾斜位置に移動させたときの時間経過を計時するためのものであり、例えば駆動モータ9Baの駆動時間(例えば駆動モータ9Baの駆動パルス数)を計時するものである。
図5は上述した飲料ディスペンサの動作を説明するための側面図、図6は上述した飲料ディスペンサの動作を示すタイミングチャートである。以下、図2、図3、図5および図6を適宜参照しながら、飲料ディスペンサの注出制御部10が実行する飲料注出処理について説明する。
まず、注出ボタン11が押下されていない場合、飲料ディスペンサの注出制御部10は、図2に示すように待機状態にある。この待機状態において、容器移動手段9は、容器受台9Aの載置部9Aaがほぼ水平で、その上に載置した飲用容器Gの飲み口を真上に向ける直立位置にある。また、この待機状態において、飲料注出手段8は、ビール注出口8Aaおよび泡注出口8Abからビールおよび泡の注出を停止した状態にある。
上述した待機状態から、載置部9Aaの上に飲用容器Gが置かれ、注出ボタン11が押下されて、ビールの注出指示を受けると、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bを駆動することにより、飲用容器Gを直立位置から傾斜位置に向けて移動する(容器傾斜開始)。
次いで、飲用容器Gが傾斜位置に至る途中(図5に示すように飲用容器Gの傾きが例えば30度のとき)、すなわち計時手段13によって飲用容器Gが直立位置から傾斜位置に至る以前の所定経過時間を計時したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bを駆動することにより、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからビールの注出を開始する(飲料注出開始)。
次いで、図3に示すように飲用容器Gが傾斜位置に至ったとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bの駆動を停止する(容器傾斜完了)。このとき、注出制御部10は、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからのビールの注出を引き続き行う。
次いで、ビールの注出量が一定量に達したとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bを駆動することにより、飲用容器Gを傾斜位置から直立位置に向けて移動する。そして、飲用容器Gが直立位置に至ったとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bの駆動を停止する。同時に、ビールの注出量が所定量に達したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bの駆動を停止する(飲料注出終了)。このように、実施例1において注出制御部10は、飲用容器Gが傾斜位置から直立位置に至るタイミングと、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからのビールの注出量が所定量に達するタイミングとを合わせてある。
最後に、直立位置にある飲用容器Gに所定量のビールが注出された状態で、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bを駆動することにより、注出バルブ8Aの泡注出口8Abから泡の注出を開始する。そして、泡の注出量が所定量に達したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bの駆動を停止する。
なお、上述した注出制御部10が実行する飲料注出処理について、一定量のビールの注出量とは、傾斜位置にある飲用容器Gがビールを受容する許容量に近づいたビールの注出量である。このとき、飲用容器Gに注出してあるビールに対して注出中のビールが衝突しても、ビールの液面が上昇しているのでビールが無用に泡立つことがない。また、所定量のビールの注出量および所定量の泡の注出量とは、ビールと泡との比率が適当な比率(例えばビール7:泡3、もしくはビール8:泡2)となるための各注出量である。
ところで、図7は飲料ディスペンサの従来の動作を例示するタイミングチャートである。なお、図7で例示するタイミングチャートでは、上述した実施例1に対して、ビール注出時間[Td1]、泡注出時間[Td2]、傾斜駆動時間[Tk1]、直立駆動時間[Tk2]およびビール注出時間[Td1]と泡注出時間[Td2]との間の置き時間を同じとしてある。
図7に示すように飲料ディスペンサの従来の動作は、ビールの注出指示を受けたときに、直立位置にある飲用容器Gを傾斜位置に移動する(傾斜駆動時間[Tk1])。次いで、傾斜位置の飲用容器Gに対してビールを注出する(ビール注出時間[Td1])。次いで、ビールを注出しつつ飲用容器Gを傾斜位置から直立位置に移動する(直立駆動時間[Tk2])。なお、飲用容器Gが傾斜位置から直立位置に至るタイミングと、ビールの注出量が所定量に達するタイミングとは、上述の実施例1と同様に合わせてある。最後に、直立位置にある飲用容器Gに所定量のビールが注出された状態で、泡を注出する(泡注出時間[Td2])。これにより、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間[Th0]が得られる。
したがって、上述した実施例1における飲料ディスペンサでは、ビールの注出指示を受けたときに直立位置にある飲用容器Gを傾斜位置に移動させて、図5に示すように飲用容器Gが傾斜位置に至る途中でビールの注出を開始している。すなわち、図7に例示した従来の動作と比較すると、図6に示すように傾斜駆動時間[Tk1]とビール注出時間[Td1]とが一部重複する。これにより、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間[Th1]が従来の注出待ち時間[Th0]よりも[Tα]分短くなる。この結果、飲料ディスペンサを店舗で用いる場合に、顧客に対して品質の安定したビールをいち早く提供することを自動注出によって実施することが可能になる。
また、実施例1における飲料ディスペンサでは、飲用容器Gが傾斜位置に至る途中でビールの注出を開始するため、飲用容器Gが直立位置から傾斜位置に移動する経過時間を計時する計時手段13を備えて、飲用容器Gが直立位置から傾斜位置に至る以前の所定経過時間に応じてビールの注出を開始している。そして、前記所定経過時間の設定を変えることにより、例えば、ビールの注出量(飲用容器Gの大きさ)、ビールの温度、炭酸ガスの含有量(ガス圧)、あるいは注出流量などに応じてビールの注出を開始する際の飲用容器Gの傾斜を変えることが可能になる。
以下、本発明に係る飲料ディスペンサの実施例2について説明する。なお、以下に説明する実施例2は、上述した実施例1において図1〜図3を参照して説明した飲料ディスペンサの構成が同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
図8は実施例2における飲料ディスペンサの制御系を示したものである。図8に示すように飲料ディスペンサは、注出制御部10を備えている。注出制御部10は、注出ボタン11を操作することによるビール(飲料)の注出指示を受けたときに、予めメモリ12に格納したプログラムやデータに従って、受台駆動部9Bの制御を行うためのものである。さらに、注出制御部10は、受台駆動部9Bの制御を行う際、位置検出手段14からの信号が与えられた場合に、予めメモリ12に格納したプログラムやデータに従って、バルブ駆動部8Bの制御を行ってビールの注出を行うためのものである。ここで、注出ボタン11は、ビールの注出を始めるときに最初に操作するものであり、例えば飲料ディスペンサの前側に表出してなる押しボタンスイッチである。また、位置検出手段14は、受台駆動部9Bの駆動によって飲用容器Gを直立位置から傾斜位置に移動させたときの傾斜状態の途中位置を検出するためのものであり、例えば、駆動モータ9Baの出力軸に設けた遮光板と当該遮光板が遮光するフォトセンサとの組み合わせ、あるいは傾斜部9Abや腕体9Bbなどの傾斜に係り移動する部位の位置を検出するセンサなどからなる。
図5は上述した飲料ディスペンサの動作を説明するための側面図、図6は上述した飲料ディスペンサの動作を示すタイミングチャートである。以下、図2、図3、図5および図6を適宜参照しながら、飲料ディスペンサの注出制御部10が実行する飲料注出処理について説明する。
まず、注出ボタン11が押下されていない場合、飲料ディスペンサの注出制御部10は、図2に示すように待機状態にある。この待機状態において、容器移動手段9は、容器受台9Aの載置部9Aaがほぼ水平で、その上に載置した飲用容器Gの飲み口を真上に向ける直立位置にある。また、この待機状態において、飲料注出手段8は、ビール注出口8Aaおよび泡注出口8Abからビールおよび泡の注出を停止した状態にある。
上述した待機状態から、載置部9Aaの上に飲用容器Gが置かれ、注出ボタン11が押下されて、ビールの注出指示を受けると、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bを駆動することにより、飲用容器Gを直立位置から傾斜位置に向けて移動する(容器傾斜開始)。
次いで、飲用容器Gが傾斜位置に至る途中(図5に示すように飲用容器Gの傾きが例えば30度のとき)、すなわち位置検出手段14によって飲用容器Gが直立位置から傾斜位置に移動する途中位置を検出したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bを駆動することにより、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからビールの注出を開始する(飲料注出開始)。
次いで、図3に示すように飲用容器Gが傾斜位置に至ったとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bの駆動を停止する(容器傾斜完了)。このとき、注出制御部10は、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからのビールの注出を引き続き行う。
次いで、ビールの注出量が一定量に達したとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bを駆動することにより、飲用容器Gを傾斜位置から直立位置に向けて移動する。そして、飲用容器Gが直立位置に至ったとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bの駆動を停止する。同時に、ビールの注出量が所定量に達したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bの駆動を停止する(飲料注出終了)。このように、実施例2において注出制御部10は、飲用容器Gが傾斜位置から直立位置に至るタイミングと、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからのビールの注出量が所定量に達するタイミングとを合わせてある。
最後に、直立位置にある飲用容器Gに所定量のビールが注出された状態で、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bを駆動することにより、注出バルブ8Aの泡注出口8Abから泡の注出を開始する。そして、泡の注出量が所定量に達したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bの駆動を停止する。
なお、上述した注出制御部10が実行する飲料注出処理について、一定量のビールの注出量とは、傾斜位置にある飲用容器Gがビールを受容する許容量に近づいたビールの注出量である。このとき、飲用容器Gに注出してあるビールに対して注出中のビールが衝突しても、ビールの液面が上昇しているのでビールが無用に泡立つことがない。また、所定量のビールの注出量および所定量の泡の注出量とは、ビールと泡との比率が適当な比率(例えばビール7:泡3、もしくはビール8:泡2)となるための各注出量である。
したがって、上述した実施例2における飲料ディスペンサでは、ビールの注出指示を受けたときに直立位置にある飲用容器Gを傾斜位置に移動させて、図5に示すように飲用容器Gが傾斜位置に至る途中でビールの注出を開始している。すなわち、図7に例示した従来の動作と比較すると、図6に示すように傾斜駆動時間[Tk1]とビール注出時間[Td1]とが一部重複する。これにより、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間[Th1]が従来の注出待ち時間[Th0]よりも[Tα]分短くなる。この結果、飲料ディスペンサを店舗で用いる場合に、顧客に対して品質の安定したビールをいち早く提供することを自動注出によって実施することが可能になる。
また、実施例2における飲料ディスペンサでは、飲用容器Gが傾斜位置に至る途中でビールの注出を開始するため、飲用容器Gが直立位置から傾斜位置に移動する途中位置を検出する位置検出手段14を備えて、飲用容器Gが直立位置から傾斜位置に移動する途中位置でビールの注出を開始している。そして、検出する途中位置の設定を変えることにより、例えば、ビールの注出量(飲用容器Gの大きさ)、ビールの温度、炭酸ガスの含有量(ガス圧)、あるいは注出流量などに応じてビールの注出を開始する際の飲用容器Gの傾斜を変えることが可能になる。
以下、本発明に係る飲料ディスペンサの実施例3について説明する。なお、以下に説明する実施例3は、上述した実施例1において図1〜図3を参照して説明した飲料ディスペンサの構成が同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
図9は実施例2における飲料ディスペンサの制御系を示したものである。図9に示すように飲料ディスペンサは、注出制御部10を備えている。注出制御部10は、注出ボタン11を操作することによるビール(飲料)の注出指示を受けたときに、予めメモリ12に格納したプログラムやデータに従って、バルブ駆動部8Bの制御を行ってビールの注出を行い、また受台駆動部9Bの制御を行うためのものである。さらに、注出制御部10は、ビールの注出指示を受ける以前であって、前回の飲料注出完了後に報知手段15からの信号が与えられた場合に、予めメモリ12に格納したプログラムやデータに従って、受台駆動部9Bの制御を行うためのものである。ここで、注出ボタン11は、ビールの注出を始めるときに最初に操作するものであり、例えば飲料ディスペンサの前側に表出してなる押しボタンスイッチである。また、報知手段15は、前回の飲料注出完了を報知するためのものであり、前回の飲料注出完了後に飲料ディスペンサの操作者が操作し得る操作スイッチ、あるいは容器受台9Aにおいて前記飲用容器の有無を検知する容器有無検出部からなる。容器有無検出部としては、重量センサあるいはフォトセンサがある。
図10は実施例3における飲料ディスペンサの動作を示すタイミングチャートである。以下、図2、図3および図10を適宜参照しながら、飲料ディスペンサの注出制御部10が実行する飲料注出処理について説明する。
まず、前回の飲料注出完了時、飲料ディスペンサの注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bを駆動して、飲用容器Gを傾斜位置から直立位置に移動した状態にある。直立位置とは、容器受台9Aの載置部9Aaがほぼ水平で、その上に載置した飲用容器Gの飲み口を真上に向ける位置である。
この飲料注出完了時の直立位置の状態から、前回の飲料注出完了が報知されると、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bを駆動することにより、容器受台9Aを直立位置から傾斜位置に向けて移動する(容器傾斜開始)。そして、注出制御部10は、図3に示すように容器受台9Aを傾斜位置とした状態で待機する(容器傾斜完了)。なお、前回の飲料注出完了の報知は、報知手段15としての操作スイッチを飲料ディスペンサの操作者が操作したとき、または報知手段15としての容器有無検出部が前回の飲料注出完了後に前記飲用容器の無いことを検知したとき、あるいは報知手段15としての容器有無検出部が前回の飲料注出完了後に前記飲用容器の無いことを検知した後に次の飲用容器の有ることを検知したときである。
上述した待機状態から、注出ボタン11が押下されて、ビールの注出指示を受けると、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bを駆動することにより、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからビールの注出を開始する(飲料注出開始)。
次いで、ビールの注出量が一定量に達したとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bを駆動することにより、飲用容器Gを傾斜位置から直立位置に向けて移動する。そして、飲用容器Gが直立位置に至ったとき、注出制御部10は、容器移動手段9の受台駆動部9Bの駆動を停止する。同時に、ビールの注出量が所定量に達したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bの駆動を停止する(飲料注出終了)。このように、実施例3において注出制御部10は、飲用容器Gが傾斜位置から直立位置に至るタイミングと、注出バルブ8Aのビール注出口8Aaからのビールの注出量が所定量に達するタイミングとを合わせてある。
最後に、直立位置にある飲用容器Gに所定量のビールが注出された状態で、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bを駆動することにより、注出バルブ8Aの泡注出口8Abから泡の注出を開始する。そして、泡の注出量が所定量に達したとき、注出制御部10は、飲料注出手段8のバルブ駆動部8Bの駆動を停止する。
なお、上述した注出制御部10が実行する飲料注出処理について、一定量のビールの注出量とは、傾斜位置にある飲用容器Gがビールを受容する許容量に近づいたビールの注出量である。このとき、飲用容器Gに注出してあるビールに対して注出中のビールが衝突しても、ビールの液面が上昇しているのでビールが無用に泡立つことがない。また、所定量のビールの注出量および所定量の泡の注出量とは、ビールと泡との比率が適当な比率(例えばビール7:泡3、もしくはビール8:泡2)となるための各注出量である。
したがって、上述した実施例3における飲料ディスペンサでは、ビールの注出指示を受ける以前に容器受台9Aを予め傾斜位置にして待機し、ビールの注出指示を受けたときに傾斜位置にある飲用容器Gにビールを注出している。すなわち、図7に例示した従来の動作と比較すると、図10に示すように前回の飲料注出完了後であってビールの注出指示を受ける以前に傾斜駆動時間[Tk1]がある。これにより、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間[Th2]が従来の注出待ち時間[Th0]よりも傾斜駆動時間[Tk1]分短くなる。この結果、飲料ディスペンサを店舗で用いる場合に、顧客に対して品質の安定したビールをいち早く提供することを自動注出によって実施することが可能になる。
さらに、上述した実施例3における飲料ディスペンサでは、実施例1および実施例2における飲料ディスペンサと比較しても、図10に示すように前回の飲料注出完了後であってビールの注出指示を受ける以前に傾斜駆動時間[Tk1]がある。これにより、ビールの注出指示を受けてから泡を含めたビール1杯分の注出完了までの注出待ち時間[Th2]が実施例1および実施例2の注出待ち時間[Th1]よりも[Tα]を除いた傾斜駆動時間[Tk1]分短くなる。この結果、飲料ディスペンサを店舗で用いる場合に、顧客に対して品質の安定したビールをいち早く提供することを自動注出によって実施することが可能になる。
以上のように、本発明に係る飲料ディスペンサは、品質の安定した飲料を得るために飲用容器を傾けた形態で飲料を注出する場合に有用であり、特に、飲料の注出指示を受けてから飲料注出完了までの注出待ち時間を短くすることに適している。
本発明に係る飲料ディスペンサを示す概略側断面図である。 容器移動手段の直立位置を示す側面図である。 容器移動手段の傾斜位置を示す側面図である。 実施例1における飲料ディスペンサの制御系を示すブロック図である。 飲料ディスペンサの動作を説明するための側面図である。 実施例1または実施例2における飲料ディスペンサの動作を示すタイミングチャートである。 飲料ディスペンサの従来の動作を例示するタイミングチャートである。 実施例2における飲料ディスペンサの制御系を示すブロック図である。 実施例3における飲料ディスペンサの制御系を示すブロック図である。 実施例3における飲料ディスペンサの動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 ディスペンサ本体
1A 機械室
1B 冷却水槽
2 炭酸ガスボンベ
2A 入力側ガスホース
2B 出力側ガスホース
3 ビール樽
3A,3B ビールホース
4A コンプレッサ
4B エバボレータ
5 放熱ファン
6 アジテータ
7 冷却コイル
8 飲料注出手段
8A 注出バルブ
8Aa ビール注出口
8Ab 泡注出口
8Ac 注出レバー
8B バルブ駆動部
9 容器移動手段
9A 容器受台
9Aa 載置部
9Ab 傾斜部
9Ac 回動軸
9B 受台駆動部
9Ba 駆動モータ
9Bb 腕体
9Bc ケーシング
10 注出制御部
11 注出ボタン
12 メモリ
13 計時手段
14 位置検出手段
15 報知手段
G 飲用容器

Claims (10)

  1. 飲料の注出を行う飲料注出手段と、注出された飲料を受容する飲用容器を保持して当該飲用容器を直立位置と傾斜位置とに移動する容器移動手段とを備えた飲料ディスペンサにおいて、
    飲料の注出指示を受けたときに直立位置にある前記飲用容器を傾斜位置に移動させ、前記飲用容器が傾斜位置に至る途中で飲料の注出を開始することを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する経過時間を計時する計時手段を備え、前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に至る以前の所定経過時間に応じて飲料の注出を開始することを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する時間の範囲内で前記所定経過時間を調整可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の飲料ディスペンサ。
  4. 前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する途中位置を検出する位置検出手段を備え、前記飲用容器が前記途中位置に到達したときに飲料の注出を開始することを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  5. 前記飲用容器が直立位置から傾斜位置に移動する途中位置を調整可能にしたことを特徴とする請求項4に記載の飲料ディスペンサ。
  6. 飲料の注出を行う飲料注出手段と、注出された飲料を受容する飲用容器を保持して当該飲用容器を直立位置と傾斜位置とに移動する容器移動手段とを備えた飲料ディスペンサにおいて、
    飲料の注出指示を受ける以前に前記飲用容器を予め傾斜位置にする態様にして、飲料の注出指示を受けたときに傾斜位置にある前記飲用容器に飲料を注出することを特徴とする飲料ディスペンサ。
  7. 前回の飲料注出完了を報知する報知手段を備え、前記報知手段からの報知によって前記飲用容器を傾斜位置にすることを特徴とする請求項6に記載の飲料ディスペンサ。
  8. 前記報知手段は、前回の飲料注出完了後に操作し得る操作スイッチからなることを特徴とする請求項7に記載の飲料ディスペンサ。
  9. 前記報知手段は、飲用容器を保持する容器受台において前記飲用容器の有無を検知する容器有無検出部からなり、前回の飲料注出完了後に前記飲用容器の無いことを検知したときに前記容器受台を傾斜位置にすることを特徴とする請求項7に記載の飲料ディスペンサ。
  10. 前記報知手段は、飲用容器を保持する容器受台において前記飲用容器の有無を検知する容器有無検出部からなり、前回の飲料注出完了後に前記飲用容器の無いことを検知した後、飲用容器の有ることを検知したときに前記飲用容器を傾斜位置にすることを特徴とする請求項7に記載の飲料ディスペンサ。
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JP2016182962A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 ホシザキ株式会社 発泡性飲料自動注出装置
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WO2024057777A1 (ja) * 2022-09-16 2024-03-21 株式会社ニットク 注出判定方法及び判定機能付注出装置

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