JP2016222302A - 飲料注出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料注出装置において、容器受台装置の傾動基板の傾斜姿勢の角度を変更できるようにする。【解決手段】飲料注出装置10は、装置本体11の前部に設けられて飲料を注出する注出コック20と、注出コック20の下側にて装置本体11の前部に傾動可能に軸架された傾動基板42と、傾動基板42の前側に取り付けられて注出コック20から注出される飲料を受ける容器を載置する受台43とを有する容器受台装置40と、装置本体11の前部に設けられて、電動モータ51の駆動によって傾動基板42を起立した起立姿勢と傾斜した傾斜姿勢との間で傾動させる受台傾動装置50と、受台傾動装置50の電動モータの駆動によって傾動基板42を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台43に載置した容器を傾動させるように制御する制御装置60を備え、制御装置60は電動モータ51の回転角度または回転の回数を制御することで傾動基板42の傾斜姿勢の角度を調整可能とした。【選択図】図3

Description

本発明は、ビール等の飲料を注出する飲料注出装置に関する。
特許文献1にはビール等の飲料を注出する飲料注出装置が開示されている。飲料注出装置は、装置本体の前部に設けられて、操作レバーを傾動させることで弁機構部を開放状態として飲料を注出する注出コックと、装置本体の前部に設けられて注出コックの操作レバーを傾動させることで弁機構部を開閉させるコック操作装置と、装置本体の前部の注出コックの下側に前後方向に傾動可能に軸架された傾動基板にグラス等の容器を載置する受台を有した容器受台装置と、装置本体の前部に設けられて傾動基板を傾動させることで受台に載置したグラス等の容器を傾動させる受台傾動装置とを備えている。
この飲料注出装置は、操作パネルの自動注出操作ボタンをオン操作すると、受台傾動装置により傾動基板の後面を押動して傾動基板の下端部を斜め前方に押しだして傾動させ、受台に載置したグラス等の容器を傾動基板とともに前後に傾動させる。グラス等の容器を傾動させた後に、コック操作装置によって注出コックの操作レバーをグラス等の容器に応じた時間で傾動させて、傾斜姿勢としたグラス等の容器に所定量のビールを注出するようにして、ビールをグラス等の容器内でできるだけ泡立たないように注ぐようにしている。
特開2002−029596号公報
上記のような特許文献1に記載の飲料注出装置は、受台傾動装置は傾動基板の後側にて装置本体に前後方向に回動可能に軸支されたアームと、アームを回動させる電動モータとを備えている。アームは傾動基板の後面を押動せずに傾動基板を鉛直に起立した起立姿勢とする第1位置と、傾動基板の後面を押動して傾動基板を所定の角度で傾動させて傾斜姿勢とする第2位置との間で回動可能に支持されている。受台傾動装置は第1位置にあるアームによってオンされる第1マイクロスイッチと、第2位置にあるアームによってオンされる第2マイクロスイッチとを備え、アームが第1及び第2位置になったことを第1及び第2マイクロスイッチがオンされることによって検知している。自動注出プログラムを実行するときには、第2マイクロスイッチがオンされるまで電動モータを正回転で作動させることによってアームを第2位置まで回動させ、傾動基板を第2位置まで回動させたアームによって傾斜姿勢まで傾動させる。注出コックからグラス等の容器に所定量のビールを注出すると、第1マイクロスイッチがオンされるまで電動モータを逆回転で作動させることによってアームを第1位置まで回動させ、傾動基板を第1位置まで回動させたアームによって起立姿勢まで復帰させる。
この飲料注出装置では、設置した飲食店によって異なる形状や容量のグラスやジョッキ等の容器を用いてビールを注出させることがある。グラスやジョッキ等の容器によっては上記の傾斜姿勢よりも起立させる、または、さらに傾斜させる方がビールの泡立ちを抑えることができる場合がある。しかし、この飲料注出装置では、アームを第2マイクロスイッチにオンさせる位置まで回動させることで、傾動基板を上記の傾斜姿勢に傾動させているため、傾動基板の傾斜姿勢の角度を変更することができなかった。本発明は、飲料注出装置において、容器受台装置の傾動基板の傾斜姿勢の角度を変更できるようにすることを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、装置本体の前部に設けられて飲料を注出する注出コックと、注出コックの下側にて装置本体の前部に傾動可能に軸架された傾動基板と、傾動基板の前側に取り付けられて注出コックから注出される飲料を受ける容器を載置する受台とを有する容器受台装置と、装置本体の前部に設けられて、電動モータの駆動によって傾動基板を起立した起立姿勢と傾斜した傾斜姿勢との間で傾動させる受台傾動装置と、受台傾動装置の電動モータの駆動を制御することによって、傾動基板を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台に載置した容器を傾動させるように制御する制御装置を備え、制御装置による受台傾動装置の電動モータの制御によって受台に載置した容器を傾斜させた状態で注出コックから飲料を注出する飲料注出装置であって、制御装置は電動モータの回転角度または回転の回数を制御することで傾動基板の傾斜姿勢の角度を調整可能としたことを特徴とする飲料注出装置を提供するものである。
上記のように構成した飲料注出装置においては、制御装置は電動モータの回転角度または回転の回数を制御することで傾動基板の傾斜姿勢の角度を調整可能としたので、傾動基板を容器に応じた傾斜姿勢の角度で傾動させることができるようになった。
上記のように構成した飲料注出装置においては、受台傾動装置は傾動基板の後側にて装置本体にその上部が回動可能に軸支されて、傾動基板の後面を押動して傾動基板を傾動させるアームと、アームを回動させる電動モータとを備え、装置本体の前部にはアームの後側に板金部材を配設し、アームが所定角度以上で回動したときに、アームの上端部を板金部材に当接させて、アームを所定角度以上で回動するのを規制するようにするのが好ましく、このようにしたときには、電動モータに対する制御に不具合が生じてアームを所定角度以上で回動させようとしても、アームは上端部が板金部材に当接することで所定角度以上で回動するのを規制されるので、傾動基板が意図しない角度以上で傾動するのを防ぐことができた。
本発明による飲料注出装置の一実施形態の斜視図である。 図1の装置本体の前部に設けた各部品を分解した斜視図である。 図1の前後方向に沿った縦方向断面図である。 取付板と受台傾動装置の分解斜視図である。 装置本体の前部にて容器受台装置と受台傾動装置とを示す一部拡大縦方向断面図であり、傾動基板が起立姿勢にあるとき(a)、傾動基板が傾斜姿勢にあるとき(b)、傾動基板を傾斜姿勢からさらに傾動させたとき(c)の一部拡大縦方向断面図である。
以下に、本発明による飲料注出装置の一実施形態を図面を参照して説明する。本発明の飲料注出装置10は注出コック20からグラスやジョッキ(容器)にビール(飲料)を自動注出するものであり、特に、グラスやジョッキ内でビールが過剰に泡立つのを防ぐように注出するものである。この実施形態の飲料注出装置10は、注出コック20、コック操作装置30、容器受台装置40及び受台傾動装置50を含む自動注出ユニット12L,12Rを左右に2つ備えており、自動注出ユニット12L,12Rは左右同一のものであるので以後の説明では一方のみを説明する。
図1〜図3に示したように、本発明の飲料注出装置10は、装置本体11の前部に設けられてビールを注出する注出コック20と、注出コック20の下側にて装置本体11の前部に傾動可能に軸架された傾動基板42と、傾動基板42の前側に取り付けられて注出コック20から注出されるビールを受けるグラスまたはジョッキを載置する受台43とを有する容器受台装置40と、装置本体11の前部に設けられて、電動モータ51の駆動によって傾動基板42を起立した起立姿勢と傾斜した傾斜姿勢との間で傾動させる受台傾動装置50と、受台傾動装置50の電動モータ51の駆動を制御することによって、傾動基板42を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させることで受台43に載置したグラスまたはジョッキを傾動させるように制御する制御装置60を備え、制御装置60による受台傾動装置50の電動モータ51の制御によって受台43に載置したグラスまたはジョッキを傾斜させた状態で注出コック20からビールを注出するものである。この飲料注出装置10においては、制御装置60は電動モータ51の回転角度または回転の回数を制御することで、傾動基板42の傾斜姿勢の角度を調整可能としたことを特徴とするものである。以下に、この飲料注出装置10について詳述する。
図3に示したように、飲料注出装置10は、装置本体11内の上部に冷却水槽13と、装置本体11の下部の機械室に冷却水槽13内の冷却水を冷却する冷凍装置14とを内蔵している。冷却水槽13内には飲料冷却管15が設けられており、飲料冷却管15の導入端部には装置本体11の外部に設けたビア樽(図示しない)が接続され、飲料冷却管15の導出端部15aには装置本体11の上部に設けた注出コック20が接続されている。なお、ビア樽にはガスボンベ(図示しない)が接続されており、ビア樽のビールはガスボンベの炭酸ガスの圧力によって飲料冷却管15に送られるようになっている。
図2及び図3に示したように、装置本体11の前部には注出コック20が取り付けられ、装置本体11の前部には装置本体11の前部に固定された取付板16を介してコック操作装置30と、容器受台装置40と、受台傾動装置50とが取り付けられている。また、装置本体11の前部には取付板16の前側にカバー17が設けられており、カバー17により受台傾動装置50が覆われている。カバー17には上下方向の中間部に上下に延びる貫通孔よりなるスリット17aが形成されており、このスリット17aから受台傾動装置50のアーム52が前方に突出可能となっている。
図3に示したように、注出コック20は、グラスにビールを注出するものであり、弁機構部21aを内蔵した筒状の本体部21の上部に操作レバー22と、下部に注出ノズル23(23a,23b)とを備えている。本体部21の弁機構部21aは開放状態とすることによって注出ノズル23にビールを導くものである。また、弁機構部21aは、液用開放状態とすることで液用の注出ノズル23bに液状態のビールを導き、泡用開放状態とすることで泡用の注出ノズル23aに泡状態のビールを導くようになっている。操作レバー22は弁機構部21aを閉止状態と開放状態との開閉操作を行うためのものである。操作レバー22は、垂直に起立した起立位置にあるときには弁機構部21aを閉止状態とし、前方に傾動(前傾)させると弁機構部21aを液用開放状態とし、後方に傾動(後傾)させると弁機構部21aを泡用開放状態とする。注出ノズル23は弁機構部21aを通過したビールをグラスに注出するものであり、本体部21の下部の前部にビールを泡状態で注出する泡用の注出ノズル23aと、本体部21の下部の後部にビールを液状態で注出する液用の注出ノズル23bとを備えている。
図3に示したように、コック操作装置30は注出コック20の弁機構部21aを開閉操作させるためのものである。コック操作装置30の筐体31内には注出コック20の操作レバー22を前後に傾動させる操作機構部32が設けられており、操作機構部32は操作レバー22を前後に傾動させることによって弁機構部21aを開閉操作させる。操作機構部32はサーボモータ33と、前後に移動可能に支持されたスライダ34とを備えている。操作機構部32は、サーボモータ33の駆動によってスライダ34を前後に移動させ、前後に移動するスライダ34によって操作レバー22を前後に傾動させて、弁機構部21aを開閉操作させるものである。
図3に示したように、容器受台装置40は、注出コック20から注出されるビールをグラスまたはジョッキ内にできるだけ泡立つことのないように注出することを目的としたものであり、グラスまたはジョッキを前後方向に傾斜させることを可能としたものである。容器受台装置40は、装置本体11の前部の取付板16に固定されたブラケット41と、ブラケット41にその上端部が水平軸線回りに傾動可能に軸架された傾動基板42と、傾動基板42に取り付けた受台43(43a,43b)とを備えている。ブラケット41の左右のアーム41aは取付板16からカバー17の前側に突出しており、傾動基板42はカバー17の前側にて水平軸線回りに傾動可能に軸架されている。傾動基板42は後述する受台傾動装置50のアーム52によって後面が押動されると下端部が斜め前方に押し上げられるように軸架されている。受台43は傾動基板42の上下方向の中間部と下部とに上下2段に取り付けた受台43a,43bとからなる。上段の受台43aは主としてグラス等の小型の容器を載置するものであり、下段の受台43bは主としてグラスよりも容量の多いジョッキ等の大型の容器を載置するものである。
上段の受台43aは傾動基板42に対して水平軸線回りに回動可能に支持されており、下段の受台43bに容器を載置するときには、上段の受台43aを前方に突出した使用位置から傾動基板42に沿う退避位置まで退避させる。装置本体11の前部には上段または下段の受台43a,43bが使用状態であることを検知する検知器44が設けられており、検知器44はこの実施形態ではリードスイッチ等の近接センサを用いている。上段の受台43aの側部には検知器44より検知される被検知部材として磁石45が設けられており、磁石45は上段の受台43aが退避位置に退避したときに検知器44に近接するようになっている。具体的には、グラスを載置するときのように、上段の受台43aが傾動基板42から前方に突出した使用位置にあるときには、磁石45は検知器44から離間しており、検知器44は磁石45が離間していることでオフ信号を出力し、上段の受台43aが使用状態であることを検知する。これに対し、下段の受台43bにジョッキを載置するときのように、上段の受台43aが傾動基板42に沿う退避位置にあるときには、磁石45は検知器44に近接しており、検知器44は磁石45が近接していることでオン信号を出力し、下段の受台43bが使用状態であることを検知する。
図2〜図5に示したように、受台傾動装置50は、傾動基板42を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させ、傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させるものである。受台傾動装置50は、電動モータ51と、電動モータ51の駆動によって回動するアーム52とを有している。電動モータ51はこの実施形態では減速機構付のステッピングモータを採用しており、制御装置60から出力されるパルス信号の信号数に応じて回転角度または回転の回数(回転速度ではなく電動モータ51の回転軸が回転する回数(回転数)である。)を制御可能としたものである。なお、電動モータ51に回転軸の位置を検出する検出器付きのサーボモータを用い、検出器からの検出に基づいて回転角度または回転の回数を制御可能としたものであってもよい。
アーム52は電動モータ51の駆動を受けて回動し、傾動基板42の後面を押動するものである。電動モータ51は減速機構を備えたギヤモータであるので、電動モータ51の回転軸が回転した回数に応じてアーム52は回動する。アーム52の上端部は取付板16に左右方向の水平軸線回りに回動可能に軸支されており、アーム52は傾動基板42の後面を押動せずに下側に垂下する第1位置(図5(a)に示す)と、カバー17のスリット17aから突き出て傾動基板42の後面を押動して傾動基板42を傾斜姿勢に傾動させる第2位置(図5(a)に示す)との間で回動可能に軸支されている。アーム52の後部は後側に膨れた弧面形状をしており、アーム52が第2位置よりさらに回動したときには、アーム52の上端部は後側に設けた板金部材53に当接して、アーム52が第2位置よりもさらに回動させた所定角度以上で回動しないように規制されている(5(c)に示す)。
図3に示したように、飲料注出装置10は、グラス等の容器にビールを注出するのを制御する制御装置60を備えており、制御装置60は、コック操作装置30(特にサーボモータ33)、検知器44及び受台傾動装置50(特に電動モータ51)に接続されている(図3では接続関係についての記載を省略している)。制御装置60は内蔵するマイクロコンピュータによりメモリに記憶させた自動注出プログラムを実行すると、コック操作装置30の作動を制御して操作レバー22を一定時間傾動させることで弁機構部21aを開放させて、注出コック20の注出ノズル23からグラスまたはジョッキに所定量のビールを注出させる。また、この実施形態では、ビールを注出させるのに対応して、受台傾動装置50の電動モータ51の作動を制御して、容器受台装置40の傾動基板42及び受台43に載置したグラスまたはジョッキの姿勢を制御している。制御装置60は、電動モータ51の回転角度または回転の回数を制御するためのパルス信号を発信するパルス発生器を有した電動モータ制御部61を備えており、電動モータ制御部61によって電動モータ51の回転角度または回転の回数が制御されている。
図1及び図2に示したように、コック操作装置30の筐体31の前面には飲料注出装置10の操作をするための操作パネル70が設けられている。操作パネル70には、各種操作ボタンとして、自動注出操作ボタン71と、注出停止ボタン72とを備えている。また、操作パネル70にはカバー73が開閉自在に設けられており、操作パネル70のカバー73に覆われた部分には他の操作ボタンと表示部(何れも図示省略)が配置されている。
上記のように構成した飲料注出装置10の自動注出プログラムの作動について説明する。装置本体11内の冷却水槽13内の冷却水は冷凍装置14により冷却されている。グラスにビールを注出するときには、上段の受台43aを使用位置にして、上段の受台43aにグラスを載置し、ジョッキにビールを注出するときには、上段の受台43aを退避位置にして下段の受台43bにジョッキを載置する。上段の受台43aが傾動基板42から前方に突出しているときには、上段の受台43aの側部の磁石45が検知器44から離間しており、検知器44は上段の受台43aが使用状態であることの検知であるオフ信号を制御装置60に出力している。これに対し、上段の受台43aが傾動基板42に沿って退避しているときには、上段の受台43aの側部の磁石45が検知器44に近接しており、検知器44は下段の受台43bが使用状態であることの検知であるオン信号を制御装置60に出力している。
制御装置60は、操作パネル70の自動注出操作ボタン71のオン操作の入力に基づいて自動注出プログラムを実行すると、制御装置60は電動モータ制御部61による制御に基づいて、図5(b)に示したように、受台傾動装置50の電動モータ51を駆動させてアーム52を第1位置から第2位置まで回動させ、容器受台装置40の傾動基板42を起立姿勢から傾斜姿勢に傾動させる。傾動基板42が傾斜姿勢になると、受台43a,43bに載置したグラスまたはジョッキは傾動基板42とともに傾斜して傾斜姿勢となる。制御装置60は、検知器44による検知に基づいてコック操作装置30によりグラスまたはジョッキに対応した時間で操作レバー22を前方に傾動させる。注出コック20の弁機構部21aはグラスまたはジョッキに対応した時間で液用に開放され、液用の注出ノズル23bから傾斜させたグラスまたはジョッキに液状態のビールが注出される。
液状態のビールを注出すると、制御装置60は、コック操作装置30により操作レバー22を起立位置に戻し、弁機構部21aを閉止状態とすることで、注出コック20からビールの注出を停止させる。また、制御装置60は電動モータ制御部61による制御に基づいて、図5(a)に示したように、受台傾動装置50の電動モータ51を駆動させてアーム52を第2位置から第1位置まで回動させ、容器受台装置40の傾動基板42を傾斜姿勢から起立姿勢に復帰させる。傾動基板42を起立姿勢に戻すことで、受台43a,43bに載置したグラスまたはジョッキは起立姿勢に戻る。次に、制御装置60は、検知器44による検知に基づいてコック操作装置30によりグラスまたはジョッキに対応した時間で操作レバー22を後方に傾動させる。注出コック20の弁機構部21aはグラスまたはジョッキに対応した時間で泡用に開放され、泡用の注出ノズル23aからグラスまたはジョッキに泡状態のビールが注出される。グラスまたはジョッキに対応した時間での泡状態のビールの注出が終了すると、制御装置60は、コック操作装置30により操作レバ−22を起立位置に戻し、注出コック20の弁機構部21aを再び閉止状態とする。
上記のように構成した飲料注出装置10においては、制御装置60は受台傾動装置50の電動モータ51の回転角度または回転の回数を制御する電動モータ制御部61を備え、この電動モータ制御部61の制御により電動モータ51の回転角度または回転の回数を制御することで、傾動基板42の傾斜姿勢の角度を調整可能とした。これにより、飲料注出装置10を設置した飲食店等で異なる形状または容量のグラスまたはジョッキ等の容器を採用したときでも、グラスまたはジョッキの形状または容量に応じて傾動基板42の傾斜姿勢の角度を設定することができ、受台43a,43bに載置したグラスまたはジョッキに液状態のビールを注出するときにできるだけ泡立ちを抑えて注出することが可能となった。なお、この実施形態では、電動モータ51に減速機構付のステッピングモータを採用したため、電動モータ制御部61により電動モータ51の回転の回数を制御することで、傾動基板42の傾斜姿勢の角度を調整可能としたが、電動モータ51が減速機構を備えないものであるときには、電動モータ制御部61により電動モータ51の回転角度を制御することで、傾動基板42の傾斜姿勢の角度を調整可能とすればよい。
また、受台傾動装置50は傾動基板42の後側にて装置本体11の取付板16にその上部が回動可能に軸支されて、傾動基板42の後面を押動して傾動基板42を傾動させるアーム52と、アーム52を回動させる電動モータ51とを備え、装置本体11の前部の取付板16にはアーム52の後側に板金部材53を配設した。図5(c)に示したように、アーム52が第2位置よりもさらに回動させた所定角度以上で回動したときに、アーム52の上端部が板金部材53に当接して、アーム52が所定角度以上で回動するのを規制されるようにした。これにより、電動モータ51に対する制御に不具合が生じてアーム52を所定角度以上で回動させようとしても、アーム52は上端部が板金部材53に当接することで所定角度以上で回動するのを規制されるようになった。これにより、傾動基板42が意図しない角度以上で傾動するのを防ぐことができるとともに、スリット17aから突出させたアーム52がカバー17を破損させることがない。なお、アーム52を第1位置に戻したときよりもさらに回動させたときに、アーム52の後面の上下方向の中間部は板金部材53に当接することで、アーム52を第1位置よりもさらに回動させた所定角度以上で回動するのを規制するようにもしている。
上記のように構成した飲料注出装置10においては、飲料としてビールを注出するもので説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、発泡酒、酎ハイ、炭酸飲料、ソフトドリンク等の他の飲料に適用できるものであり、これらの飲料を注出するものであっても上述したのと同様の作用効果を得ることができる。
上記のように構成した飲料注出装置10においては、注出ノズル23は泡用の注出ノズル23aと液用の注出ノズル23bとからなるが、本発明はこれに限られるものでなく、1つの注出ノズル23から液状態及び泡状態の発泡性飲料を注出するようにしたものであってもよく、このようにしたときにも上述したのと同様の作用効果を得ることができる。また、ソフトドリンクのように発泡性のない飲料を注出するときであれば、注出ノズル23の弁機構部21aを液用にのみ開放させるようするのが好ましい。
10…飲料注出装置、11…装置本体、20…注出コック、40…容器受台装置、42…傾動基板、43(43a,43b)…受台、50…受台傾動装置、51…電動モータ、52…アーム、53…板金部材、60…制御装置。

Claims (2)

  1. 装置本体の前部に設けられて飲料を注出する注出コックと、
    前記注出コックの下側にて前記装置本体の前部に傾動可能に軸架された傾動基板と、傾動基板の前側に取り付けられて前記注出コックから注出される飲料を受ける容器を載置する受台とを有する容器受台装置と、
    前記装置本体の前部に設けられて、電動モータの駆動によって前記傾動基板を起立した起立姿勢と傾斜した傾斜姿勢との間で傾動させる受台傾動装置と、
    前記受台傾動装置の電動モータの駆動を制御することによって、前記傾動基板を前記起立姿勢から前記傾斜姿勢に傾動させることで前記受台に載置した容器を傾動させるように制御する制御装置を備え、
    前記制御装置による前記受台傾動装置の電動モータの制御によって前記受台に載置した容器を傾斜させた状態で前記注出コックから飲料を注出する飲料注出装置であって、
    前記制御装置は前記電動モータの回転角度または回転の回数を制御することで前記傾動基板の傾斜姿勢の角度を調整可能としたことを特徴とする飲料注出装置。
  2. 請求項1に記載の飲料注出装置において、
    前記受台傾動装置は前記傾動基板の後側にて前記装置本体にその上部が回動可能に軸支されて、前記傾動基板の後面を押動して前記傾動基板を傾動させるアームと、前記アームを回動させる前記電動モータとを備え、
    前記装置本体の前部には前記アームの後側に板金部材を配設し、
    前記アームが所定角度以上で回動したときに、前記アームの上端部を前記板金部材に当接させて、前記アームを所定角度以上で回動するのを規制するようにしたことを特徴とする飲料注出装置。
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