JP2003261199A - 飲料ディスペンサの容器受台装置 - Google Patents

飲料ディスペンサの容器受台装置

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JP2003261199A JP2002057807A JP2002057807A JP2003261199A JP 2003261199 A JP2003261199 A JP 2003261199A JP 2002057807 A JP2002057807 A JP 2002057807A JP 2002057807 A JP2002057807 A JP 2002057807A JP 2003261199 A JP2003261199 A JP 2003261199A
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    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/08Details
    • B67D1/12Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
    • B67D1/127Froth control

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受台に対して容器を適正な位置に安定的に位
置決め載置する。 【解決手段】 本体12に配設される取付板38に、ジ
ョッキを載置する容器受台装置22が、注出コック14
の下方位置に配設される。容器受台装置22では、ジョ
ッキが載置される上下の受台24,26の上面に、ジョ
ッキにおける底部が嵌め込み可能な大きさの内径を有す
るリング状に形成され位置決め部材46,54が着脱可
能に貼着される。ジョッキの底部を位置決め部材46,
54の内側に嵌め込むようにして受台24,26に載置
することで、該ジョッキの底部は適正な位置に位置決め
保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料ディスペン
サの容器受台装置に関し、更に詳細には、注出コックか
らの飲料注出に際して、該飲料を受容する容器を傾動す
るよう構成した容器受台装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発泡飲料をレバー操作で注出する装置、
例えば図6に示すビールサーバー10では、本体12の
前側に配設した注出コック14は操作用レバー16を備
え、その上方に配設した駆動装置18により該レバー1
6を一方向へ倒してビールをジョッキ20に所定量注出
した後、該レバー16を反対方向へ倒してビールの細か
い泡を前記ジョッキ20中のビールに後注ぎする機能を
備えている。またビールサーバー10は、注出コック1
4の下方に容器受台装置22を備え、該受台装置22の
受台24,26に載置したジョッキ20を傾動すること
で、ビールの注出に際して多量の泡が発生するのを防止
している。
【0003】前記容器受台装置22は、前記本体12に
配設される筐体28の前面側に、常には垂直姿勢のベー
ス板30が、その下端部を持上げる方向に回動可能に軸
支されると共に、このベース板30の前面に、ジョッキ
20が載置される受台24,26が配設されている。そ
して、筐体28の内部に配設した傾動機構(図示せず)を
作動することで、ベース板30と共に受台24,26を
傾動するよう構成されている。
【0004】ここで、前記容器受台装置22には、利用
者の選択に応じてサイズの異なる大小二種類のジョッキ
20に対応するべく、図7に示す如く、前記ベース板3
0に設けられて前方に水平に延出し、大サイズのジョッ
キ(以下、大ジョッキと称す)20が載置される下部受台
26の上方に、小サイズのジョッキ(以下、小ジョッキ
と称すが図示せず)が載置される上部受台24が回動可
能に配設され、該上部受台24は、水平姿勢と上方に跳
ね上げられた退避姿勢とに可変可能に構成されている。
すなわち、小ジョッキにビールおよび泡を注出する場合
は、水平姿勢の上部受台24に小ジョッキを載置した状
態で、前記駆動装置18を操作してビールおよび泡の注
出を行なう。そして、大ジョッキ20にビールおよび泡
を注出する場合は、水平姿勢の上部受台24を跳ね上げ
て退避姿勢に変えたもとで、下部受台26に大ジョッキ
20を載置して同様にビールおよび泡の注出を行なうも
のである。
【0005】なお、前記ベース板30には、左右に離間
する位置に、上下方向に離間して複数の位置決め穴3
2,32が穿設されており、前記上部受台24または下
部受台26は、任意の位置の位置決め穴32,32を介
してベース板30に位置決め固定されるよう構成され
る。またベース板30には、上部受台24の配設位置よ
り上方の前面に保持部材34が配設され、上部受台24
や下部受台26に載置される大小のジョッキ20を保持
部材34に当接することで、前記注出コック14に対し
て適正な位置にジョッキ20を臨ませるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビールサーバ
ー10が設置される飲食店等では繁忙時などには、図8
(a)に示すように、例えば大ジョッキ20を保持部材3
4に当接しない状態で下部受台26に載置し、そのまま
ビールの自動注出を行なうことがある。このときには、
図8(b)に示す如く、該大ジョッキ20が傾動する際に
前記注出コック14のノズル14aに接触してしまい、
該ジョッキ20やノズル14aが傷付いたり、あるいは
大ジョッキ20の傾動が不十分となって多量の泡が発生
するおそれがある。
【0007】また、図9(a)に示すように、下部側が細
くなっているグラス(容器)36を上部受台24に載置し
てビールを注出する場合では、該グラス36を前記保持
部材34に当接させても、グラス36の下部側周面と前
記ベース板30との間には大きな隙間を生ずる。従っ
て、受台傾動時にグラス底面が滑って傾いてしまい(図
9(b))、上部受台24が元の姿勢に戻ってもグラス3
6は傾いた状態のままとなり(図9(c))、不安定となる
問題が指摘される。
【0008】
【発明の目的】本発明は、従来の技術に係る飲料ディス
ペンサの容器受台装置に内在している前記欠点に鑑み、
これを好適に解決するべく提案されたものであって、受
台に対して容器を適正な位置に安定的に位置決め載置し
得るようにした飲料ディスペンサの容器受台装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る飲料ディスペンサ
の容器受台装置は、本体に配設された注出コックの下方
に、該注出コックから注出される飲料を受容する容器が
載置される傾動可能な受台を備える容器受台装置が配設
され、前記注出コックからの飲料注出に際して前記受台
に載置された容器を傾動するよう構成した飲料ディスペ
ンサにおいて、前記受台の容器載置面に、前記容器にお
ける底部の大きさに対応する規制部を有する位置決め部
材を取付け、受台に載置された容器の底部を、該位置決
め部材の規制部で位置決め保持するよう構成したことを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る飲料ディスペ
ンサの容器受台装置につき、好適な実施例を挙げて、添
付図面を参照しながら以下説明する。この実施例では、
飲料ディスペンサとしてビールサーバーを例示して説明
するが、これに限定されるものでなく、ジュースやその
他の飲料等を注出するディスペンサでもよいことは勿論
である。なお、図6〜図9を参照して説明した従来の技
術に既出の同一部材には、同じ符号を付して示すことと
する。
【0011】図1は、好適な実施例に係る容器受台装置
を配設したビールサーバーを示すものであって、該ビー
ルサーバー10における本体12の前面側に、その上下
方向に所定長さで延在する取付板38が着脱可能に取付
けられる。そして、この取付板38の前面に、ビール
(飲料)や泡を注出する注出コック14と、この注出コッ
ク14の上方に位置して該コック14における操作用レ
バー16の開閉操作を自動的に行なう駆動装置18(図
6参照)、および注出コック14の下方に位置してビー
ルが受容されるジョッキ(容器)20,40が載置される
と共に該ジョッキ20,40を傾動可能な容器受台装置
22からなる注出機構42が、左右に離間して2組配設
されている。
【0012】前記各注出機構42を構成する容器受台装
置22は、前記取付板38に着脱可能に配設された筐体
28の前面側に、ベース板30が、その上部側において
軸を介して回動可能に軸支されており、該ベース板30
は、ビールおよび泡の注出に際しては筐体28に内蔵さ
れた傾動機構(図示せず)によりその下端が前側上方に向
けて所定角度で傾くまで傾動されるようになっている。
なお、ベース板30における容器受台装置22の配設部
位には、該装置22をベース板30に取付けるための取
付穴44が、上下方向に離間して複数穿設されており、
ベース板30に対する容器受台装置22の取付け位置を
可変することで、前記注出コック14との位置関係を調
節可能に構成される。また筐体28は、その上面に継ぎ
目を設けない構成とされ、前記注出コック14のノズル
14aから滴下するビールや泡が筐体内に侵入して傾動
機構を濡らすことがないようにしてある。
【0013】前記ベース板30は、図2に示す如く、矩
形状に形成された前板30aの下部に、L字状に形成さ
れた下部受台26が、その載置部26aを前方に向けて
水平に延出する姿勢で配設される。そして、この下部受
台26の載置部26aに、大きなサイズの大ジョッキ
(大容器)20が載置されるようになっている(図4参
照)。また載置部26aの上面(容器載置面)には、該下
部受台26に載置される大ジョッキ20の底部における
外形寸法(大きさ)に合わせて、該底部が嵌め込み可能な
内径を有するリング状の位置決め部材46が着脱可能に
貼着してある。すなわち、図4に示すように、大ジョッ
キ20の底部を位置決め部材46の内側に嵌め込むよう
にして載置部26aに載置することで、該ジョッキ20
の底部をその内周面(規制部)46aで位置決め保持し得
るよう構成される。また、位置決め部材46の内側に載
置された大ジョッキ20が、前記注出コック14に対す
る適正な位置に臨むように、該位置決め部材46の貼着
位置が設定されている。なお、下部受台26の載置部2
6aには、前記位置決め部材46の内側に臨む切欠部2
6bが形成され、前記注出コック14のノズル14aか
ら位置決め部材46の内側の載置部26a上に滴下する
ビールや泡を、該切欠部26bを介して下方の図示しな
いドレンパンに流し得るようになっている。
【0014】前記位置決め部材46は、図3に示す如
く、所定厚みを有する円形リング状で下面に貼着面を有
するシール素材48で構成される。このシール素材48
には、ミシン目状の複数の切取り線50が同心円状に形
成されており、対象となる例えば大ジョッキ20の底部
の大きさに対応する内径となる部分を切取り線50で切
取ることで、位置決め部材46が得られるようになって
いる。
【0015】前記ベース板30の前板30aには、前記
下部受台26の配設位置より所定高さだけ上方位置に、
小さなサイズの小ジョッキ(小容器)40が載置される上
部受台24が回動可能に配設されている。すなわち図2
に示す如く、前板30aには、幅方向に延在する平面コ
字状の支持部材52が着脱可能に配設され、該支持部材
52に対して上部受台24が回動可能に配設される。こ
の上部受台24は、常にはその載置部24aが前方に向
けて水平に延出する姿勢に保持されると共に、前記下部
受台26に大ジョッキ20を載置する際には、載置部2
4aの先端がベース板30の前面に近接する退避姿勢に
回動可能になっている。
【0016】また前記上部受台24における載置部24
aの上面(容器載置面)にも、前記下部受台26の場合と
同様に、該上部受台24に載置される小ジョッキ40の
底部における外形寸法(大きさ)に合わせて、該底部を嵌
め込み得る内径を有するリング状の位置決め部材54が
着脱可能に貼着されている。すなわち、図5に示すよう
に、小ジョッキ40の底部を位置決め部材54の内側に
嵌め込むようにして載置部24aに載置することで、該
ジョッキ40の底部をその内周面(規制部)54aで位置
決め保持し得るようにしてある。また、位置決め部材5
4の内側に載置された小ジョッキ40が、前記注出コッ
ク14に対する適正な位置に臨むように、該位置決め部
材54の貼着位置が設定される。なお、位置決め部材5
4の構成は、下部受台26に配設される位置決め部材4
6と同一であって、その形状が矩形のリング状である点
のみで異なっているが、これを円形のリング状としても
よい。また、上部受台24の載置部24aには、前記位
置決め部材54の内側に臨む位置に通孔24aが形成さ
れ、前記注出コック14のノズル14aから位置決め部
材54の内側の載置部24a上に滴下するビールや泡
を、該通孔24bを介して下方に流し、前記下部受台2
6の切欠部26bを介してドレンパンに流し得るよう構
成してある。
【0017】前記ベース板30の前板30aには、前記
下部受台26の配設位置より上方で左右に離間する位置
に、前記支持部材52を取付けるための位置決め穴3
2,32が上下方向に離間して複数穿設され、ベース板
30に対する支持部材52、すなわち上部受台24の取
付け位置を可変可能に構成される。またベース板30の
前板30aには、上部受台24の配設位置より上方の前
面に保持部材34が配設され、前記下部受台26の位置
決め部材46の内側に載置された大ジョッキ20、また
は上部受台24の位置決め部材54の内側に載置された
小ジョッキ40の側周面を該保持部材34に当接するこ
とで、前記注出コック14に対して適正な位置にジョッ
キ20,40を安定的に臨ませるようになっている。
【0018】
【実施例の作用】次に、実施例に係るビールサーバーの
作用につき以下説明する。大ジョッキ20にビールおよ
び泡を注出する場合は、前記上部受台24を退避姿勢に
回動した後、図4に示す如く、大ジョッキ20を下部受
台26の載置部26aに、前記位置決め部材46の内側
に底部を嵌め込むようにして載置する。このとき、大ジ
ョッキ20の上部適宜部位の側周面が、前記ベース板3
0に配設されている保持部材34に当接して安定的に保
持される。この状態で図示しない注出ボタンを操作する
と、前記容器受台装置22の傾動機構が作動して下部受
台26に載置されている大ジョッキ20を傾動すると共
に、前記駆動装置18により注出コック14の操作用レ
バー16が操作され、該注出コック14からは傾斜姿勢
の大ジョッキ20にビールと泡とが注出される。
【0019】前記大ジョッキ20の傾動に際し、該ジョ
ッキ20の底部は位置決め部材46の内周面46aに位
置規制されて適正な位置に位置決め保持されているか
ら、大ジョッキ20が注出コック14のノズル14aに
接触することはなく、両者20,14aが傷付いたり、
大ジョッキ20の傾斜が不十分で多量の泡が発生するの
は防止される。また、下部受台26の載置部26aに位
置決め部材46が貼着されていることで、作業者は大ジ
ョッキ20の適正な載置位置を視覚的に確認することが
できると共に、載置部26aに大ジョッキ20を載置し
たときの位置決め部材46内に嵌まり込む感覚によっ
て、繁忙時であっても該ジョッキ20を常に適正な位置
に載置することが容易となる。更に、位置決め部材46
により大ジョッキ20が位置決めされるから、該ジョッ
キ20が転倒して破損するのを防止し得る。なお、小ジ
ョッキ40にビールおよび泡を注出する場合も、載置さ
れる受台が上部受台24に変わるだけで、同じ作用を奏
する。
【0020】また、図9に示すような下部側が細くなっ
ているグラス36を用いる場合では、該グラス36の上
部適宜部位の側周面が前記保持部材34に当接した状態
で、その底部を嵌め込み得る内径の位置決め部材46,
54を、上または下の受台24,26に貼着しておけ
ば、受台傾動時にグラス36の底部が滑って傾くのを防
止することができ、安定した注出を行ない得る。更に実
施例では、位置決め部材46,54を受台24,26に貼
着するよう構成したから、対象となるジョッキ20,4
0やグラス36の大きさが変わる場合は、これに対応す
る内径の位置決め部材46,54と簡単に取替えること
ができ、構造が簡単でかつ安価である。
【0021】ここで、大小のジョッキ20,40の高さ
寸法が変わる場合は、前記注出コック14に対する各受
台24,26の位置を変更する必要がある。従来の技術
では、ベース板30に対して上下の受台24,26を位
置調節するための位置決め穴32,32を夫々穿設して
いるため、該穴32,32の数が多くなり、外観上の見
栄えが劣る難点がある。また、ビールや泡が容器受台装
置22に掛かったときに、多くのビール等が位置決め穴
32,32に溜まって不衛生となり易くなる。
【0022】これに対して実施例の容器受台装置22で
は、大ジョッキ20の高さ寸法が変わる場合は、前記取
付板38に設けた取付穴44を介して筐体28の取付け
位置を上下方向に位置調節することで、前記注出コック
14に対する下部受台26の高さ位置を変更して対応す
る。また小ジョッキ40の高さ寸法が変わる場合は、前
記ベース板30に設けた位置決め穴32を介して支持部
材52の取付け位置を上下方向に位置調節することで、
前記注出コック14に対する上部受台24の高さ位置を
変更して対応するよう構成してある。すなわち、外部か
ら見えるベース板30には、上部受台24の位置調節を
行なうための位置決め穴32,32のみが穿設され、そ
の数は少ないから外観上の見栄えが良くなると共に、ビ
ール等の溜まる量も少なくなり、衛生的である。
【0023】更に、従来のビールサーバーでは、前記容
器受台装置を単独で本体から取外すことができず、注出
機構を構成する他の部材を取外す必要があった。しかる
に実施例のビールサーバー10では、前記取付板38に
対して容器受台装置22自体を単独で着脱し得る構成と
したから、該装置22のみを取外して外部でメンテナン
スを行なうことができる。
【0024】なお、従来のようにメンテナンスに際して
他の部材を取外す必要がある構成では、メンテナンスの
容易化のため、容器受台装置の筐体を本体に取付けたま
ま、その内部に配設される傾動機構の分解等を行ない得
るように、その組付けに必要なネジの緩み外しおよび締
付け方向を、全て前面側から行なうように設定してお
り、機構が限定されたり複雑となる問題がある。しかる
に、実施例のように容器受台装置22を簡単に取外し得
る構成では、傾動機構の各部品のネジ止め方向は限定さ
れず、作業の行ない易い方向に設定すればよく、機構を
簡素化することが可能となる。
【0025】実施例では、円形や矩形のリング状とした
位置決め部材を貼着する場合で説明したが、該位置決め
部材で容器の底部を囲繞し得る内径を有しているもので
あれば、その外形形状は実施例のものに限定されず、そ
の他の形状を適宜に採用し得る。またリング状の位置決
め部材の内周面に、規制部としての複数の突部を設け、
これら突部により容器の底部を位置決め保持するよう構
成を採用することも可能である。更に、合成樹脂や金属
等の材料から形成した位置決め部材を、ネジ止め等によ
り受台に取付けるようにしてもよい。
【0026】また、容器受台装置に配設される受台の数
は、2つに限定されるものでなく、1つまたは3つ以上
であってもよい。なお、実施例ではビールサーバーの本
体に、取付板を介して容器受台装置を配設したが、該装
置を本体に直に配設する構成を採用し得る。
【0027】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る飲料
ディスペンサの容器受台装置によれば、容器を常に適正
な位置に位置決めし得、容器や注出コックが傷付いたり
するのを防止することができる。また注出に際して泡が
発生するビール等の飲料では、容器を適正な角度まで傾
斜させることができるから、多量の泡が発生するのを確
実に防止し得る。更には、下部側が細いグラス等の容器
の場合であっても、該容器の底面が滑って傾くのを防止
することができ、安定した姿勢に保持し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に容器受台装置を採用
したビールサーバーの要部分解斜視図である。
【図2】 実施例に係る容器受台装置のベース板および
上下の受台を示す概略斜視図である。
【図3】 実施例に係る位置決め部材を下部受台に貼着
する概略構成を示す斜視図である。
【図4】 実施例に係る容器受台装置を下部受台に大ジ
ョッキを載置した状態で示す一部切欠き側面図である。
【図5】 実施例に係る容器受台装置を上部受台に小ジ
ョッキを載置した状態で示す一部切欠き側面図である。
【図6】 従来の技術に係るビールサーバーの概略斜視
図である。
【図7】 従来の技術に係る容器受台装置のベース板お
よび上下の受台を示す概略斜視図である。
【図8】 従来の技術に係る容器受台装置の下部受台に
大ジョッキを位置ズレした状態で載置することで、該ジ
ョッキと注出コックのノズルとが接触する状態を示す説
明図である。
【図9】 従来の技術に係る容器受台装置の上部受台に
載置した下部側が細くなるグラスが、その傾動時に底面
が滑って傾く状態を示す説明図である。
【符号の説明】
12 本体,14 注出コック,20 大ジョッキ(容器) 24 上部受台(受台),26 下部受台(受台),40 小
ジョッキ(容器) 46 位置決め部材,46a 内周面(規制部),54 位
置決め部材 54a 内周面(規制部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E082 AA01 AA02 AA04 AA06 BB01 FF09 3L045 AA04 AA07 BA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(12)に配設された注出コック(14)の
    下方に、該注出コック(14)から注出される飲料を受容す
    る容器(20,40)が載置される傾動可能な受台(24,26)を備
    える容器受台装置(22)が配設され、前記注出コック(14)
    からの飲料注出に際して前記受台(24,26)に載置された
    容器(20,40)を傾動するよう構成した飲料ディスペンサ
    において、 前記受台(24,26)の容器載置面に、前記容器(20,40)にお
    ける底部の大きさに対応する規制部(46a,54a)を有する
    位置決め部材(46,54)を取付け、受台(24,26)に載置され
    た容器(20,40)の底部を、該位置決め部材(46,54)の規制
    部(46a,54a)で位置決め保持するよう構成したことを特
    徴とする飲料ディスペンサの容器受台装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部材(46,54)は、前記容器
    (20,40)における底部が嵌め込み可能な大きさの内径を
    有するリング状に形成されると共に、前記受台(24,26)
    の容器載置面に着脱可能に貼着される請求項1記載の飲
    料ディスペンサの容器受台装置。
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