JP4460964B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

本発明は、飲料を冷却し、ジョッキなどの容器に注出する飲料ディスペンサに関する。
発泡飲料をレバー操作で注出する飲料ディスペンサ、例えばビールサーバーでは、本体に配設された注出コックを一方向へ倒してビールをジョッキに所定量注出した後、反対方向へ倒してビールの細かい泡をジョッキ内のビールに後注ぎする機能を備えたものがある。このような構成のビールサーバーは、ビール注出コックの下方に配設された容器受け台にジョッキを載置した状態で、ジョッキにビールや泡を注出する。容器受け台に直立して載置されたジョッキに注出コックからビールを注出すると、ビールがジョッキの底面に勢いよく衝突し、必要以上に泡が発生してしまう。そこで、容器受け台を傾動可能にしてビールの注出に際してジョッキを自動的に傾斜姿勢とする装置も利用されている[特許文献1]。このようにすることで、ビールはジョッキの底面に勢いよく衝突することはなく、多量の泡が発生することが防止される。
特開2001−261098号公報
上述した[特許文献1]に記載されたような傾動機構を備えた飲料ディスペンサでは、容器受け台の上端に傾動中心を配置させると共に、容器受け台を背面側よりアームで押し出すことで容器(ジョッキ)の傾動が行われる。アームの押し出しは、電動モータなどが利用される。このため、容器からこぼれた飲料が傾動機構内部に浸入すると、動作不良を生じる。飲料の他、結露水やメンテナンス時の洗浄水なども浸入の可能性がある。[特許文献1]に記載された飲料ディスペンサでは、傾動機構を保護するカバーが設けられているが、アームのための開口があるため、滴下する液体がこの開口から内部に浸入する恐れが有り、さらなる改善が要望されていた。従って、本発明の目的は、傾動機構内部への液体の浸入を確実に防止することのできる飲料ディスペンサを提供することにある。
請求項1に記載の飲料ディスペンサは、飲料を注出する注出コックと、該注出コックから注出された飲料を入れる容器を載置して傾動させる傾動機構とを前面に備えた飲料ディスペンサにおいて、
傾動機構が、容器を載置させて傾動する容器受け台と、容器受け台を背面より押して傾かせるアームと、容器受け台の背面側に配され、アームを導出させる開口部を備えたカバーとを備えており、カバーが、開口部の周囲に、該開口部内への液体の滴下を防止する隆起部を備え、カバーには、注出コックの取付用の取付孔が形成され、カバーの表面において、取付孔が形成されている面と開口部が形成されている面との間が傾斜面になっていることを特徴としている。

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の飲料ディスペンサにおいて、隆起部の上端が、上方に向けて幅が狭くなる山形に形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の飲料ディスペンサにおいて、カバーの表面が縁部に対して一段奥まって形成されていることを特徴としている。

請求項に記載の発明は、請求項2又は3に記載の飲料ディスペンサにおいて、カバーの隆起部が形成された面の下方に、滴下した液体を捕集する受皿が配設されていることを特徴としている。

請求項1に記載の飲料ディスペンサによれば、開口部に向かって滴下する液体が隆起部によって開口部から内部に浸入するのが防止されるので、傾動機構が液体によって動作不良に陥ることを確実に防止することができる。
請求項2に記載の飲料ディスペンサによれば、隆起部の上端が山形に形成されているため、上方から滴下する液体が開口部の両側に円滑に導かれ、液体の開口部内への浸入が確実に防止される。
請求項に記載の飲料ディスペンサによれば、開口部への浸入を抑止されたさらに下方に滴下した液体を、受皿に確実に捕集することができ、飲料ディスペンサ周囲を水びたしにしてしまうようなことを確実に防止することができる。
本実施形態の飲料ディスペンサの概略について図1〜図3に基づいて説明する。飲料ディスペンサ1には、ビール等を貯留する飲料タンク(図示せず)が飲料供給管(図示せず)を介して接続されている。また、この飲料タンクは炭酸ガスボンベ(図示せず)により常時加圧されている。このため、飲料タンク内のビール等の飲料は、飲料供給管を介して飲料ディスペンサ1に圧送される。圧送された飲料は、飲料ディスペンサ1内で冷やされた後に、注出コック8からジョッキなどの容器に注出される。
図1に示すように、飲料ディスペンサ1は、装置本体2(図2,図4参照)の外側を外装ケース3によって覆った筐体を有し、その上面には蓋7がはめられている。蓋7は、図2に示されるように、外装ケース(サイドパネル)3の上端に形成された段部の内側に載置される形となる。また、外装ケース3の前面下端部には、ビール等の飲料を供給する上述した飲料供給管が接続される一対の供給口5、5が設けられている。そして、装置本体2の下面の四隅には脚部材6が取り付けられており、飲料ディスペンサ1はこれらの脚部材6を介してテーブル等の上に載置される。また、飲料ディスペンサ1の前面上部には、左右一対の注出コック8、8が取り付けられている。また、各注出コック8、8の上部には、これらの注出コック8、8の操作レバーを操作する箱状の一対の操作部9、9が設けられている。各操作部9には、DCモータ等の駆動装置が内蔵されており、その前面部に配置される操作ボタンを押すことにより、注出コック8、8の操作レバーを自動で操作して飲料を注出する。
各注出コック8、8の下側には、ビール等の飲料を注出するジョッキなどの容器が載置される傾動可能な一対の容器受け台10、10が取り付けられている。さらに、この容器受け台10、10の下側には、上面にスノコ11が載せられた受皿12が取り付けられている。受皿12は、外装ケース3の前面下部の幅方向に離間して延出されてビス止めされた一対の支持部材13、13(図3参照)に着脱自在に取り付けられている。
また、装置本体2は、冷却水を貯留する水槽15(図2、図4参照)と、この水槽15の下方に配設されたコンプレッサ、凝縮器、及び凝縮器を冷却する冷却ファン等から構成される冷凍ユニット16(図2、図4参照)とを備えている。水槽15の側壁には冷凍ユニット16から導出された銅製の蒸発管17が螺旋状に配設されており、この蒸発管17を介して水槽15内の冷却水が冷却される。蒸発管17には冷凍ユニット16から送出される冷媒が循環されており、冷媒が蒸発する際に冷却水との間で熱交換を行って冷却水を冷却し、蒸発管17の周囲に氷が形成される。また、水槽15には、供給側端部が上述した一対の各供給口5、5に接続される一対のステンレスパイプ製の飲料パイプ19、19が埋設されている。
飲料パイプ19、19は、水槽15の上端部から導出され、ステンレスパイプ製の飲料冷却管(図示せず)にそれぞれ接続されている。この各飲料冷却管は、螺旋状に形成されて、水槽15内の蒸発管17の内側に取付具を介して取り付けられている。圧送されたビール等の飲料は、各飲料パイプ19、19内を通っった後、各飲料冷却管の下側から上側に送出されるて冷却水によって冷却される。各飲料冷却管の注出側端部は、各注出コック8、8の注出端部に接続され、冷却されたビール等の飲料は、各注出コック8、8を介して容器等に注出される。
また、水槽15の上端の開口部には、ステンレス鋼板製の略長方形の支持板22が横に架け渡されてビス止めにより取り付けられ、該支持板22のほぼ中央部の上面には、AC/DCモータより構成される撹拌モータ23がビス止めによって固定されている。そして、この撹拌モータ23の回転軸は、螺旋状の飲料冷却管のほぼ中心軸上に配置されると共に、水槽15の深さの約半分の位置まで延出されている。撹拌モータ23の回転軸の先端部にはプロペラ(図示せず)が装着されており、プロペラを回転させることで水槽15内の冷却水を下方に向けて流動させる。
なお、撹拌モータ23の回転軸やプロペラと、飲料冷却管との間には円筒状のステンレス製又は硬質合成樹脂製等の網状の網部材(図示せず)が、支持板22の下面からプロペラよりも少し深い位置まで覆うように取り付けられている。これにより、蒸発管17の回りに形成される氷が剥離しても、この氷が撹拌モータ23の回転軸やプロペラに当たるのを防ぐことができる。
また、本実施形態の飲料ディスペンサ1は、飲料の注出時にジョッキなどの容器を傾ける傾動機構も備えている。飲料がビールの場合、注出時にジョッキを傾けることで液体部分と泡部分との比率を適切な比率に調節することができ、本実施形態の飲料ディスペンサ1は、このジョッキの傾動も自動で行えるものである。上述したように、操作部9の操作ボタンによって注出コック8からの飲料(ビール)の注出が行われるが、このとき、傾動機構による容器(ジョッキ)の傾動も連動されており、特別な習熟を必要とすることなく、ジョッキにビールを適切に注出することができる。
傾動機構は、図4に示されるように、装置本体2の前面(フロントパネル)に取り付けられた基板4を介して、装置本体2に取り付けられている。本実施形態においては、注出コック8が二つも受けられているため、傾動機構も二つ設けられており、これに伴って基板4も装置本体2の前面に並べて二つ取り付けられている。基板4は、ステンレス製である。上述した操作部9もこの基板4の上部に取り付けられる。基板4中央部には、モータなどが組み込まれた傾動駆動部25が取り付けられている。
基板4に取り付けられた傾動駆動部25を覆うように、図5に示される樹脂製のカバー26が取り付けられている。カバー26は、基板4に固定されており傾動しない。カバー26は、モータなどが内蔵された傾動駆動部25への飲料や結露水、洗浄水などの液体の浸入を防止する機能がある。カバー26は、見栄えのあまり良くない機械的駆動部分である傾動駆動部25を覆う外観意匠部品としても機能している。カバー26の中央部分には、傾動駆動部25の後述するアーム25b(図8参照)を挿通させる縦長長方形状の開口部26aが開口されている。また、カバー26の上部には、注出コック8取付用の円形状の取付孔26bも開口されている。
上述した開口部26aの周囲は、そのさらに外側表面に対して一段高く形成された隆起部26cが形成されている。このため、カバー26の表面を滴下する液滴(図5中のD)は、隆起部26cによって開口部26aの内部側に滴下するのが防止される。特に、隆起部26cの上端は、上方に向けて幅が狭くなるような山形に形成されている。このため、カバー26の表面所上を上方から開口部26aに向けて滴下する液滴(図5中のD)はこの山形部分で開口部26aの両側に案内され、開口部26aの内部への液体の浸入がより確実に回避される。なお、滴下する液体としては、抽出される飲料の他、冷却された飲料が抽出される注出コック8やその近傍(取付孔26b周囲など)に結露する結露水などがある。
また、カバー26の開口部26や隆起部26cが形成され、液滴が滴下する表面26eは、その周囲の縁部26fに対して一段奥まって(凹部として)形成されている。このため、傾動されていないときの容器受け台10はこの凹部に収納されることとなり、(隆起部26cを形成させたとしても)装置の前方への張り出し量を低減することに寄与している。また、表面26eが縁部26fに対して一段奥まって(凹部として)形成されているため、滴下する液滴は側方に外れることなく確実に下方に案内される。

さらに、カバー26の上述した表面26eは、取付孔26bが形成されている面と開口部26が形成されている面との間が傾斜面とされている。このため、注出コック8自体に結露する結露水が注出コック8から滴下したときにこの傾斜面で受けることができ、傾斜面で受けた液滴はそのまま表面26eに沿って下方に滴下させることができる。このとき、隆起部26cによって開口部26aの内部への液体の浸入が防止されるのは上述したとおりである。

また、開口部26aの下端には、緩衝材取付部26gが形成されている。この緩衝材取付部26gには、ゴム製の緩衝材(図示せず)が取り付けられる。この緩衝材は、傾動動作を行う容器受け台10が傾動状態から非傾動状態に戻るときに、容器受け台10の裏面と接触して、各部の衝突や摩耗、音の発生を防止する。そして、この緩衝材取付部26gの更に下方に凹部26hが形成され、この凹部26h内にカバー26を傾動駆動部25に固定する取付孔26iが形成されている。取付孔26iには金属製のビスなどが挿通されるが取付孔26iが凹部26h内に配置されており、表面26eに沿って滴下した液滴はこの金属製のビスには触れないので、ビスの酸化が防止される。
カバー26の表面を滴下した液滴は、最終的にはカバー26の下端から滴下し、その下方に位置している受皿12内に捕集される。このため、カバー26の表面を滴下した液体は、最終的には受皿12に確実に捕集される。また、カバー26のさらに前面側には、ジョッキなどの容器を載置させる上述した容器受け台10が傾動可能に取り付けられている。容器受け台10は、図6に示されるように、主として、ベース10a、一対の置き台10b及び化粧板10cとによって構成されている。
ベース10aはその大部分がステンレス製の長尺金属板から形成されており、その中央部分には長さ方向に強度保持のためのビードが形成されている。また、ベース10aの中央より下方の両側部には、置き台10b取付用の複数のビス孔10dが穿孔されている。プラスチック製の一対の置き台10bは、ステンレス製のビスによって上述したビス孔10dを介してベース10aに固定されている。このとき、使用される容器(ジョッキなど)の高さに応じて、複数のビス孔10dの中から適切なものが選択される。
一つの容器受け台10について二つの置き台10bが取り付けられるのは、一つの容器受け台10で高さの異なる容器(ジョッキなど)に対応するためである。背の高い容器に抽出するときは、上方の置き台10bは上方に跳ね上げられて折り畳まれ、下方の置き台10bに容器が載置される。ステンレス製の化粧板10cは、上述したビスやビス孔10d、置き台10bのベース10aへの取付部を覆うように、ベース10aの上方から差し込まれる。化粧板10cの中央部分にも長さ方向に強度保持のためのビードが形成されており、両側苑には強度保持のためのフランジも形成されている。
化粧板10cの上端は、その裏面上端のクリップ10eによって係止される。化粧板10cの下端は、ベース表面下端のクリップ10fによって係止される。このため、化粧板10cは脱着が容易に行える。化粧板10cは、ビスやビス孔10d、置き台10bのベース10aへの取付部を覆って見栄えを良くする機能がある。また、抽出した飲料がかかりやすい位置にあるので、清掃が面倒なビスやビス孔10d、置き台10bのベース10aへの取付部への飛沫の付着の役割もある。化粧板10cは、脱着が容易であるため、飲料飛沫が付着しても容易に清掃を行える。
また、ベース10aは、その上部の両側にピボット10gを有している。一方、傾動駆動部25からは、一対のフック状のホルダ25a(図3参照)が手前側に延出されている。なお、一対のピボット10gに架けて、容器の上端を保持する樹脂製の受け部材10hも取り付けられている。ホルダ25aは、カバー26に設けられた孔26dに挿通されている。一対のピボット10gがホルダ25aに引っかけられることで、容器受け台10は一対のピボット10gを通る軸を中心に傾動可能となっている。容器受け台10の傾動動作の様子を図7及び図8に示す。図7及び図8に示されるように、この容器受け台10は、カバー26の中央に設けられた開口部26aから押し出される傾動駆動部25のアーム25bによって傾動される。
なお、このピボット10gやホルダ25aは液体がかかりやすい箇所にあるため、従来は共にステンレス材のみで形成されていた。しかし、双方ともステンレス材のみで形成させると、傾動が繰り返し行われることで接触面が摩耗して摩耗粉が発生する。摩耗粉は酸化の進行が早いので、接触面周辺に赤い錆がつくようになり、使用者に不快な印象を与えてしまうことがあった。これへの対策として、樹脂製のブッシュを摺動部に配し、金属面同士の接触を抑止するのが一般的であるが、予めブッシュをセットしておいてピボットをベースに溶接しようとすると、樹脂製のブッシュが溶接時の熱で変形・溶融してしまう。このため、溶接後に取り付けられるようにブッシュを分割構造とするなどの対策が必要となるが、部品点数が多くなりコスト面で不利となる。
そこで、本実施形態では図9(a)に示されるようなピボット10gを採用している。ピボット10gは、本体100gとポリエチレン製の厚さ1〜2mm程度の短いチューブ101gとからなる。リング状のチューブ101gには切れ目が入れられている。このチューブ101gの内径は、本体100gの軸部の外径にほぼ等しく、チューブ101gはこの本体100gの軸部に取り付けられて使用される。このため、金属面同士の摺動はなくなり、上述した錆の問題は回避される。
チューブ101gはポリエチレン製であるため、変形させることが容易であり本体100gにはめ込むのに支障はない。また、一旦はめ込まれた後は、適度な弾性(硬さ)を有しているため、切れ目を開こうとしても閉じようとする反発力が適度に作用し、容器受け台10(ベース10a)を洗浄する際などに水で注いだりしても容易に外れてしまうようなことがない。さらに、傾動が繰り返し行われてチューブ101gがヘタったときは、簡単に新品のものに交換できる。なお、本体100gはベース10aに対して溶接又はカシメ留めされる。本体100gをベース10aに溶接する場合は、溶接後にチューブ101gを取り付ければ、チューブ101gの熱変形は生じ得ない。また、カシメ留めとしても、上述したようにチューブ101gのみを交換することが可能となる。
図9(b)に、このピボット10gの他の実施形態を示す。この実施形態のピボット10gは、本体102gと樹脂製のブッシュ103gとフランジ104gとネジ105gとからなる。本体102gの中央には軸部があり、この軸部に中心にはネジ105gを螺合させるネジ孔106gが形成されている。樹脂製のブッシュ103gの内径は、本体102gの軸部の外径にほぼ等しく、ブッシュ103gはこの本体102gの軸部に取り付けられる。フランジ104gの中心には、ネジ105gを挿通させる挿通孔107gが形成されている。挿通孔107gの一端は、ネジ105gの皿部分を収納するテーパー面として形成されている。ホルダ25aは、樹脂製のブッシュ103gと摺動するため、金属面同士の摺動はなくなり、上述した錆の問題は回避される。
傾動が繰り返し行われてブッシュ103gがヘタったときは、ネジ105gを外して簡単に新品のものに交換できる。なお、本体102gはベース10aに対して溶接又はカシメ留めされる。本体100gをベース10aに溶接する場合は、溶接後にブッシュ103gやフランジ104g、ネジ105gを取り付ければ、ブッシュ103gの熱変形は生じ得ない。また、カシメ留めとしても、上述したようにブッシュ103gのみを交換することが可能となる。
本発明の飲料ディスペンサの一実施形態の前方から見た斜視図である。 本発明の飲料ディスペンサの一実施形態を後方から見た一部分解斜視図である。 本発明の飲料ディスペンサの一実施形態を前方から見た分解斜視図である。 本発明の飲料ディスペンサの一実施形態を前方から見た分解斜視図である。 本発明の飲料ディスペンサの一実施形態のカバーの斜視図である。 本発明の飲料ディスペンサの一実施形態の容器受け台の分解斜視図である。 容器受け台の傾動動作を示す斜視図(傾動前)である。 容器受け台の傾動動作を示す斜視図(傾動後)である。 容器受け台のピボットを示す図である。
符号の説明
1…飲料ディスペンサ、2…装置本体、3…外装ケース、4…基板、5…供給口、8…注出コック、9…操作部、10…容器受け台、12…受皿、15…水槽、16…冷凍ユニット、25…傾動駆動部、25a…ホルダ、25b…アーム、26…カバー、26a…開口部、26c…隆起部。

Claims (4)

  1. 飲料を注出する注出コックと、該注出コックから注出された飲料を入れる容器を載置して傾動させる傾動機構とを前面に備えた飲料ディスペンサにおいて、
    前記傾動機構が、前記容器を載置させて傾動する容器受け台と、前記容器受け台を背面より押して傾かせるアームと、前記容器受け台の背面側に配され、前記アームを導出させる開口部を備えたカバーとを備えており、
    前記カバーが、前記開口部の周囲に、該開口部内への液体の滴下を防止する隆起部を備え
    前記カバーには、前記注出コックの取付用の取付孔が形成され、前記カバーの表面において、前記取付孔が形成されている面と前記開口部が形成されている面との間が傾斜面になっていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記前記隆起部の上端が、上方に向けて幅が狭くなる山形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記カバーの前記表面が縁部に対して一段奥まって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料ディスペンサ。
  4. 前記カバーの前記隆起部が形成された面の下方に、滴下した液体を捕集する受皿が配設されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の飲料ディスペンサ。

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