JP3222643U - 回転ドリップ式コーヒーメーカー - Google Patents

回転ドリップ式コーヒーメーカー Download PDF

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【課題】回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造を提供する。【解決手段】機械本体1は、上下に挿通する開口10を設け、載置台2を該開口周縁に設けて湯を受けるカップ3をその外周に形成したマッチング部32により載置する。カップ底部にドリップ穴を設けると共にその下方にコーヒー紛を入れたコーヒー粉皿4を設け、機械本体に設けた駆動機構11により上記載置台を介してカップ3を回転させることにより、コーヒー粉皿4内のコーヒー紛に均一に熱湯を注ぐことができる。コーヒー粉皿4底部部の濾過部を通して滴下するコーヒーはさらに下方のポット若しくは容器によって受けられる。【選択図】図2

Description

本考案はコーヒーメーカーの装置に関し、特に回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造に関する。
コーヒーは多くの人が愛用する飲み物である。インスタントコーヒーのほかに、多くの人が耳掛けタイプと言われる方法でコーヒーを淹れる。コーヒー粉を一つの耳掛けタイプフィルターバッグ(通称耳掛けバッグ)に盛り、お湯をかけるとコーヒーが該耳掛けタイプフィルターバッグから抽出して流れ出てくる。この装置をコーヒーメーカーと呼ぶ人もいる。該耳掛けタイプフィルターバッグをろ過皿に変更しても、簡易の耳掛けタイプフィルターバッグ、或いはコーヒーメーカーのろ過皿のいずれに限らず、ユーザーはお湯をコーヒー粉に注ぐため、人の手での操作では、抽出が不均等となる恐れがあり、コーヒーのクォリティにも影響する。
その後、中国の特許CN203987597(従来技術二とする)があり、その内容は一種の回転式ドリップコーヒーメーカーを掲示する。それに含まれるのは断面が逆の“凹”字を呈するスタンドであり、スタンドの台座にコーヒーカップを設置し、コーヒーカップの上に漏斗を設置する。当該スタンドの頂上端に水ポットを設置し、水ポットに注ぎ口を接続する。該注ぎ口は漏斗の中心から外してできるだけ漏斗の外縁に近づけて設置する。注ぎ口から水が出るとき、スタンドに設ける回転装置の駆動によりコーヒーカップ或いは注ぎ口が回転する。特許明細書の説明では、回転装置の駆動によりコーヒーカップと注ぎ口が相対的な動きを行い、ハンドドリップ時の回転の動きを模擬し、コーヒー或いはお茶などの味わいを保障すると同時に、ハンドドリップで淹れる手間を無くし、高い安全性を具有し、便利に使用できるなどのメリットを持つ。しかし、当該水ポットが着脱可能なものか否かを掲示しておらず、使用時及び洗浄する際に比較的不便であり、また単一の注ぎ口では多元で豊富な味わいを得ることができない。
よって本考案の考案者は、かつて研究開発して、中国特許CN205649378(従来技術一とする)を取得した。このコーヒーメーカー装置に含まれるのは台座である。台座がコーヒーカップを支え、台座の上表面に台座と垂直になるサポートアームを設け、該サポートアームは中空の構造である。サポートアームの頂部からサイド壁方向に、液体貯蔵器を固定するカバーパイプを延伸する。サポートアームの中部からサイド壁方向に、溶解カップを支えるサポートスタンドを延伸する。サポートアーム内に、液体貯蔵器の回転を駆動する駆動器を設ける。駆動器が液体貯蔵器の回転を駆動し、液体貯蔵器内の液体は、回転して溶解カップ内に流れる。溶解カップ内にてコーヒー粉を溶かしてから、液体がコーヒーカップ内に流れる。従来技術(一)の液体貯蔵器は着脱可能に取り外して使用するのに便利であり、且つ該従来技術(一)の液体の出口が複数個あり、相対的に多くの位置から淹れることができる。
しかし、本考案の考案者はこれで満足せず、更に如何にして水がスムーズに流れるのか、液体貯蔵器が駆動される回転の度合い及び水分が回転機構の中に落ちるのを避けるように、更なる改善が必要であると考えた。
特開2007−159897号公報 特開2018−196466号公報
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は回転ドリップ式コーヒーメーカーを提供することを主な課題とする。
上述の目的を解決するために、本考案は回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造を提供するものである。機械本体を含み、該機械本体の上部に上下に貫通する開口を設け、該開口の周りに載置台を設け、該開口の内部には底部にドリップ穴を設けたカップを着脱可能に設置し、該カップの下方は該ドリップ穴に相対してコーヒー粉皿を配置する。該コーヒー粉皿は、複数のドリップ穴を具有するろ過器を固定或いは着脱可能に設け、該カップの外周辺に直径方向に突出してマッチング部を設け、且つ該載置台に複数の互いに間隔を開けた載置リブを設けて該マッチング部を載置し、且つ該機械本体に駆動装置を設けて該載置台と連結した駆動機構を形成し、間接的に該カップを駆動して回転させる。
該カップの外周辺に直径方向に突出したマッチング部を設けて、複数の互いに間隔を開けた載置リブによって載置することにより、該カップの底部全体と該載置台が接触した際に生じうるズレ現象を避けることができる。よって、該機械本体の駆動構造が該載置台を駆動回転する際、該載置台の複数の互いに間隔を開けた載置リブの上に位置する該カップは、的確に間接的に回転される。
本考案の構造により、お湯を該カップに注ぎいれてから上記機械本体に設けたスイッチを押すと、該スイッチは該駆動構造11を制御し、該載置台を回転させ、そして間接的に該カップを駆動して回転し、該カップのドリップ穴を通ってお湯がコーヒー粉皿に滴下し、コーヒーを抽出して外受けカップに流れ落ちる。
本考案のシンプル機種の立体図である。 本考案のシンプル機種の立体分解図である。 本考案のシンプル機種の断面図である。 本考案の別の実施例のシンプル機種の断面図である。 本考案のシンプル機種に外受けカップと合わせた立体図である。 本考案の完全機種の立体図である。 本考案の完全機種の立体分解図である。 本考案の完全機種の局部断面図である。 本考案の別の実施例の完全機種の断面図である。 本考案に耳掛けタイプフィルターバッグと合わせた状態の立体分解略図である。 本考案のカップの単一孔に向けて溝が集束した状態になる平面図である。
以下、本考案の構造と特徴および効果を、最良実施例と図面を参照しながら詳細に説明する。
図1を参照し、図2及び図3と合わせて示すように、図1から図3-1に示す実施例は外受けカップ等のコーヒー容器を省いた回転ドリッパー式コーヒーメーカーを示すシンプル機種である。
本考案は一種の回転ドリッパー式コーヒーメーカーに関し、それに含まれるのは機械本体1である。該機械本体1の上部に上下に貫通する開口部10を設け、該開口部10の周りに載置台2を設ける。図3と合わせて示すように、該開口部10の内部には底部にドリップ穴31を設けたカップ3を着脱可能に設置する。該カップ3のドリップ穴31はその下方に配置された複数のドリップ穴を具有するコーヒー粉皿4に相対する。該カップ3の上方に蓋33を設けることで、塵が入るのを防止する。
図3に示すように、上記ドリップ穴31の近くには、更に別のドリップ穴31を離して設け、複数のドリップ穴を形成することで、お湯を更に均等に分布して注水しやすくなる。
図3に示すように、該コーヒー粉皿4は、複数のドリップ穴41を具有するろ過器40を固定して設けることができる(ドリップ穴の形態に限りがなく、底面或いは周辺に設けることができる)。図8に示すように、本考案の該コーヒー粉皿4Bに、多数の微細なドリップ穴を具有する耳掛けタイプフィルターバッグ41Bをろ過器として着脱可能に設けることができる。耳掛けタイプの構造を利用して、上下方向に開口が貫通する枠本体42Bの内部に着脱可能に掛けることができる。
上記カップ3の外周辺に相対して直径方向に突出したマッチング部32を設け、且つ前記載置台2に複数の互いに間隔を開けた載置リブ22を設けて該マッチング部32を
載置する。且つ、該機械本体1に駆動構造11を設け、該載置台2と連結して駆動し、間接的に該カップ3を回転させる。該駆動構造11と該載置台2とを連結して駆動する機構は、一般的によく見られる駆動回転の構造であり、本考案の必須の要件ではないため、回転駆動機構の詳細は省略する。
ユーザーがお湯を該カップ3に注ぎいれてから該機械本体1に設けたスイッチ13を押すと該スイッチ13は該駆動構造11を制御し、該載置台2を回転させ、そして間接的に該カップ3を駆動して回転する。お湯を該カップ3に注ぐと、該カップ3の該ドリップ穴31(図3-1)或いは複数のドリップ穴31(図3)より滲み出し、該ドリップ穴31(図3-1)或いは複数のドリップ穴31(図3)と相対するコーヒー粉皿4に滴下する。また、該コーヒー粉皿4はドリップ穴41を設けられており、図9に示す通りお湯がコーヒー粉を通過し、コーヒーが抽出されて外受けカップ5に流れ落ちる。
前記カップ3の外周辺に相対して直径方向に突出して形成されたマッチング部32は、複数の互いに間隔を開けた載置リブ22に載置され、支持される。よって該カップ3の底部全体と該載置台2が接触した際に生じうるズレを避けることができる。よって、該機械本体1の駆動構造11が該載置台2を駆動して回転する際、該載置台2の複数の互いに間隔を開けた載置リブ22の上に位置する該カップ3は、的確に間接的に回転される。
本考案の最良実施例として、該複数の互いに間隔を開けた載置リブ22の二つの載置リブ22の間に、該開口部10に向けた斜め下向きに傾斜した面からなるアークエッジ23或いは斜めの縁を設ける。該アークエッジ23或いは斜めの縁により、該カップ3内部の水が跳ねたり、傾けて流れ出したりした際、該アークエッジ23或いは斜めの縁を介して該開口部10内部に導入することができ、跳ねる或いは傾けて流れ出る水が、該機械本体1内部に浸入して該駆動構造11が損壊するのを避けることができる。
お湯が前記カップ3に入ったあとドリップ穴31に向けて流れ落ち易くするために、該カップ3の内部の底面は、傾斜した斜めカップの底面30とし、且つ該複数のドリップ穴31(図3)の開口上表面は、いずれも該斜めカップの底面30の低い場所の面に合わせる。
図5を参照し、合わせて図6及び図7-1に示す実施例は、機種全体の外観である。
該実施例は一種の回転ドリップコーヒーメーカーに関し、機械本体1Aを含む。該機械本体1Aの上部に上下に貫通する開口部10Aを設ける。該開口部10Aの周縁に載置台2Aを設け、該開口部10Aの内部には、底部にドリップ穴31Aを設けたカップ3Aを着脱可能に設置する。該カップ3Aの下方の機械本体1Aの内部に、該ドリップ穴31Aと相対してコーヒー粉皿4Aを設ける。該コーヒー粉皿4Aは、該機械本体1Aに架設した載置皿6Aを介して、該載置皿6Aの上に位置して配置する。且つ、該コーヒー粉皿4Aには、複数のドリップ穴41を具有するろ過器40を固定し(底部に設けている、図の角度により未掲載)、該機械本体1A内に設けたポット5Aに相対する。
該図5に示すコーヒー粉皿4Aの内部にも、耳掛けタイプフィルターバッグをセレクトしてろ過器とすることができる(図に未掲載)。該コーヒー粉皿4Aの底部に微細なドリップ穴を形成して、耳掛けタイプフィルターバッグを使用しない選択肢もある。該カップ3Aの上方に蓋33Aを設けて、塵防止とする。
図7に示すように、上記カップ3のドリップ穴31Aの近くには更に間隔を空けて別のドリップ穴31Aを設け、複数のドリップ穴を形成することで、お湯がより均等に分布して注水しやすくなる。
上記カップ3Aの外周辺に相対して直径方向に突出したマッチング部32Aを設け、且つ前記載置台2Aに複数の互いに間隔を開けた載置リブ22Aを設けて該マッチング部32Aを載置する。且つ、該機械本体1Aに駆動構造11Aを設けて該載置台2Aと連結して、間接的に該カップ3Aを駆動して回転させる。該駆動構造11Aと該載置台2Aとを連結する駆動機構は、一般的によく見られる駆動回転の構造であり、その構造自体は本考案の必須の要件ではないため、詳細を省略する。
ユーザーがお湯を該カップ3Aに注ぎいれてから該機械本体1Aに設けたスイッチ13Aを押すと、該スイッチ13Aは該駆動構造11Aを制御し、該載置台2Aを回転させ、そして間接的に該カップ3Aを駆動して回転する。お湯を該カップ3Aに注いだ後、該カップ3Aの該ドリップ穴31A(図7-1)或いは複数のドリップ穴31A(図7)より滲み出し、該ドリップ穴31A(図7-1)或いは複数のドリップ穴31A(図7)と相対するコーヒー粉皿4Aに滴下する。
且つ、該コーヒー粉皿4Aには、複数のドリップ穴41を具有するろ過器40を固定し、或いは相当数の微細なドリップ穴を具有する耳掛けタイプフィルターバッグ41Bをろ過器として着脱可能に設けることができる。お湯がコーヒー粉を通過し、コーヒーとなって該外受けカップ5Aに流れ落ちる。
図9に示すように、該ドリップ穴31Bの形態は、複数の溝が中心に収束する形状(あるいは花びら型と呼ぶ)とすることができ、多孔の様態を呈するが、実際には尚も穴は一つであり、水流が穴に向けて導かれ、流動する効果を増やすことになる。
前記カップ3Aの外周辺に相対して直径方向に突出したマッチング部32Aを設け、複数の互いに間隔を開けた載置リブ22Aによって載置される。よって該カップ3Aの底部全体と該載置台2Aが接触した際に生じるズレ現象を避けることができる。よって、該機械本体1Aの駆動構造11Aが該載置台2Aを駆動回転するとき、該載置台2Aの複数の互いに間隔を開けた載置リブ22Aの上に位置する該カップ3Aは、的確に間接的に駆動回転される。
この実施例として、前記複数の互いに間隔を開けた載置リブ22Aの間に、それぞれ前記開口部10Aに向けて斜め下向きに傾斜した面をなすアークエッジ23A或いは斜めの縁を設ける。該アークエッジ23A或いは斜めの縁により、該カップ3A内部の水が跳ねたり、傾けて流れ出したりした際、該アークエッジ23A或いは斜めの縁を介して該開口部10A内部に導入することができ、跳ねる或いは傾けて流れ出る水が、該機械本体1内部に浸入して、該駆動構造11Aが損壊するのを避けることができる。
この種の実施例の該カップ3Aの内部の底面は、同様に傾斜した斜めカップの底面30Aとし、且つ該複数のドリップ穴31A(図7)の上表面は、いずれも該斜めカップの底面30Aの低い場所の高さと一致させる。
この種の外受けカップなどのコーヒー容器を備えた完全機種の実施例と簡単機種と比較する実施例は、いずれも本考案の各種機能に達することができる。該コーヒー粉皿4Aは該機械本体1Aに架設した載置皿6Aを介して、該載置皿6Aの上に位置して載置し、該機械本体1A内にポット5Aを設ければよく、外受けカップを使用しない。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。当該分野の技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整は本考案の重要な技術的意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 機械本体
1A 機械本体
10 穴
10A 穴
11 駆動構造
11A 駆動構造
13 スイッチ
13A スイッチ
2 載置台
2A 載置台
22 載置リブ
22A 載置リブ
23 アークエッジ
23A アークエッジ
3 カップ
3A カップ
30 斜めカップの底面
30A 斜めカップの底面
31 ドリップ穴
31A ドリップ穴
32 マッチング部
32A マッチング部
33 蓋
33A 蓋
4 コーヒー粉皿
40 ろ過器
4A コーヒー粉皿
4B コーヒー粉皿
41 ドリップ穴
41B 耳掛けタイプフィルターバッグ
42B 枠本体
5 外受けカップ
5A ポット
6A 載置皿

Claims (5)

  1. 機械本体を含み、
    該機械本体の上部に上下に貫通する開口部を設け、該開口部の周縁に載置台を設けて、該開口部の内部には底部にドリップ穴を設けたカップを着脱可能に設置し、
    該カップの下方には該ドリップ穴に相対してコーヒー粉皿を配置し、
    該コーヒー粉皿は、複数のドリップ穴を具有するろ過器を固定或いは着脱可能に設け、該カップの外周に直径方向に突出してマッチング部を設け、且つ上記載置台に複数の互いに間隔を空けた載置リブを設けて該マッチング部を載置し、且つ該機械本体に駆動構造を設けて該載置台と連結した駆動機構を設けることにより該載置台を介して間接的に該カップを駆動して回転させるようにしたことを特徴とする回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造。
  2. 前記カップのドリップ穴の近くには更に間隔を置いて別のドリップ穴を設けて複数のドリップ穴を形成したことを特徴とする請求項1記載の回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造。
  3. 前記複数の互いに間隔を開けた載置リブの間に、それぞれ斜め下向きに前記開口に向けて傾斜した面からなるアークエッジ或いは斜めの縁を設けたことを特徴とする請求項1記載の回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造。
  4. 前記カップの内部の底面は、傾斜した斜めカップの底面とし、且つ前記複数のドリップ穴の開孔表面は、いずれも該斜めカップの底面の低い場所に位置することを特徴とする請求項2記載の回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造。
  5. 前記カップのドリップ穴の形態は、中心に向けて収束する溝を形成することを特徴とする請求項1記載の回転ドリップ式コーヒーメーカーの構造。
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