JP2016178621A - 弾性波デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能な弾性波デバイスを提供すること。【解決手段】本発明は、基板10と、前記基板10上に形成された弾性波共振器22と、前記基板10上に形成され前記弾性波共振器22に電気的に接続された第1配線24と、前記第1配線24と電気的に接続され、少なくとも一部が前記弾性波共振器22の直上に空隙32を介し形成された第2配線26と、を具備する弾性波デバイスである。【選択図】図2

Description

本発明は、弾性波デバイスに関し、例えば弾性波共振器と配線を備える弾性波デバイスに関する。
弾性波デバイスは、移動体通信用のフィルタ等に用いられている。基板上に形成された弾性波共振器間または弾性波共振器と外部端子とを接続する配線同士を空隙を介し交差するように形成することが知られている(特許文献1)。インダクタを基板上に空隙を介し形成することが知られている(特許文献2、3)。弾性波共振器を用いたフィルタにインダクタを接続することが知られている(特許文献4、5)。
特開2012−9989号公報 特開平7−321425号公報 特開2012−80016号公報 特開2001−285025号公報 特開2004−112277号公報
弾性波デバイスを小型化しようとすると、弾性波共振器を接続する配線の間隔を小さくすることになる。しかしながら、弾性波共振器を接続する配線の間隔を小さくしようとすると、配線間の容量が大きくなる。このため、弾性波デバイスの小型化は容易ではない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、小型化が可能な弾性波デバイスを提供することを目的とする。
本発明は、基板と、前記基板上に形成された弾性波共振器と、前記基板上に形成され前記弾性波共振器に電気的に接続された第1配線と、前記第1配線と電気的に接続され、少なくとも一部が前記弾性波共振器の直上に空隙を介し形成された第2配線と、を具備することを特徴とする弾性波デバイスである。
上記構成において、前記基板上に形成され、前記第2配線の両端で前記第2配線を支持する第1支柱と、前記第2配線の両端以外で前記第2配線を支持する第2支柱と、を具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記第2配線は、コイル状またはミアンダ状である構成とすることができる。
上記構成において、前記弾性波共振器は、前記基板上の一方向に配列した複数の弾性波共振器であり、前記第1配線は、前記複数の弾性波共振器の間に形成され、前記複数の弾性波共振器のうち隣接する弾性波共振器を電気的に接続し、前記第2配線は、前記複数の弾性波共振器のうち少なくとも1つの弾性波共振器の直上に空隙を介し形成されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第2配線の一端は、前記一方向に交差する方向の前記第1配線の中間に接続されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第2配線の他端は前記複数の弾性波共振器の前記一方向に交差する方向の外側に形成された弾性波共振器に接続されている構成とすることができる。
上記構成において、入力電極と出力電極との間に並列に接続され、前記基板上の前記複数の弾性波共振器の前記一方向に交差する方向に形成された1または複数の並列弾性波共振器を具備し、前記複数の弾性波共振器は、前記入力電極と前記出力電極との間に直列に接続された複数の直列弾性波共振器であり、前記第2配線は、前記第1配線と前記1または複数の並列弾性波共振器の少なくとも1つとを接続する、または、前記1または複数の並列弾性波共振器の少なくとも1つとグランド電極とを接続する構成とすることができる。
本発明は、基板と、前記基板上の一方向に配列して形成された複数の弾性波共振器と、前記基板上の前記複数の弾性波共振器の間に形成され、前記複数の弾性波共振器のうち隣接する弾性波共振器を接続する第1配線と、前記複数の弾性波共振器の前記一方向に交差する方向の両外側間を接続するように、前記複数の弾性波共振器の少なくとも1つと前記第1配線との少なくとも一方の直上に空隙を介し形成された第2配線と、を具備することを特徴とする弾性波デバイスである。
本発明によれば、小型化が可能な弾性波デバイスを提供することができる。
図1(a)は、比較例に係る弾性波デバイスの回路図である。図1(b)は、比較例に係る弾性波デバイスの平面図である。 図2(a)は、実施例1に係る弾性波デバイスの回路図である。図2(b)は、実施例1に係る弾性波デバイスの平面図、図2(c)は、図2(b)のA−A断面図である。図2(d)は、弾性波共振器の平面図である。 図3は、実施例1の変形例に係る弾性波デバイスの平面図である。 図4は、実施例2に係る弾性波デバイスの回路図である。 図5(a)は、実施例2に係る弾性波デバイスの平面図、図5(b)は、図5(a)のA−A断面図である。 図6は、実施例3に係る弾性波デバイスの回路図である。 図7(a)は、実施例3に係る弾性波デバイスの平面図、図7(b)は、図7(a)のA−A断面図である。 図8(a)および図8(b)は、実施例4に係る弾性波デバイスの回路図である。 図9(a)から図9(d)は、実施例5に係る弾性波デバイスの製造方法を示す断面図(その1)である。 図10(a)および図10(b)は、実施例5に係る弾性波デバイスの製造方法を示す断面図(その2)である。
まず、比較例について説明する。図1(a)は比較例に係る弾性波デバイスの回路図である。図1(a)に示すように、弾性波デバイス110において、入力端子TINと出力端子TOUTとの間に直列に直列弾性波共振器S1からS3が接続されている。入力端子TINと出力端子TOUTとの間に並列に並列弾性波共振器P1からP4が接続されている。図1(b)は、比較例に係る弾性波デバイスの平面図である。図1(b)に示すように、弾性波デバイス110において、基板10上に弾性波共振器12が形成されている。弾性波共振器12は、ラダー型フィルタの直列弾性波共振器S1からS3および並列弾性波共振器P1からP4である。基板10上に第1配線14およびパッド電極18が形成されている。パッド電極18は、入力電極IN、出力電極OUT、グランド電極GNDを形成する。第1配線14は、弾性波共振器12間を電気的に接続する。また、第1配線14は弾性波共振器12とパッド電極18との間を電気的に接続する。入力電極INと出力電極OUTとの間に第1配線14を介し直列に直列弾性波共振器S1からS3が接続されている。直列弾性波共振器S1からS3は基板10上面のX方向に配列されている。入力電極INと出力電極OUTとの間に第1配線14を介し並列に並列弾性波共振器P1からP4が接続されている。並列弾性波共振器P1からP4は、直列弾性波共振器S1からS3の±Y方向(すなわち図1(b)の左右方向)のそれぞれ外側に形成されている。
比較例では、第1配線14と隣接する導体(例えば弾性波共振器S1からS3およびP1からP4並びにパッド電極18)との間隔を狭くすると、弾性波デバイスを小型化できる。しかしながら、その一方で寄生容量が大きくなる。特に、第1配線14と隣接する導体との電位が異なると寄生容量が大きくなり、弾性波デバイスの特性が劣化する。このため、弾性波デバイスを小型化することが難しい。
図2(a)は、実施例1に係る弾性波デバイスの回路図である。図2(a)に示すように、実施例1に係る弾性波デバイス100の回路は比較例と同じである。図2(b)は、実施例1に係る弾性波デバイスの平面図、図2(c)は、図2(b)のA−A断面図である。図2(b)および図2(c)に示すように、弾性波デバイス100において、基板10上に弾性波素子として弾性波共振器22が形成されている。基板10は、例えばタンタル酸リチウム基板(例えば36°から48°回転YカットX伝搬基板)またはニオブ酸リチウム基板等の圧電基板である。弾性波共振器22は、例えば弾性表面波素子である。基板10上に第1配線24およびパッド電極28が形成されている。第1配線24およびパッド電極28は、例えばアルミニウム層等の金属層により形成される。第2配線26aおよび26bは、弾性波共振器22および第1配線24上に空隙32を介し設けられている。第2配線26aは、直列弾性波共振器S2とS3との間の第1配線24bと、並列弾性波共振器P3に接続される第1配線24cと、を接続する。また、別の第2配線26bは、直列弾性波共振器S1とS2との間の第1配線24aと、並列弾性波共振器P2に接続される第1配線24dと、を接続する。第2配線26aおよび26bは、両端において支柱20により第1配線24と接続されている。第2配線26および支柱20は、例えば銅層等の金属層により形成される。その他の構成は、比較例と同じであり説明を省略する。
図2(d)は、弾性波共振器の平面図である。弾性波共振器22は、IDT(Interdigital Transducer)60と反射器66を有する。IDT60の弾性波伝搬方向の両側に反射器66が形成されている。IDT60は、対向する一対の櫛形電極64を有する。櫛形電極64は、複数の電極指61とバスバー62を有している。複数の電極指61はバスバー62に接続されている。第1配線24はバスバー62に接続される。
実施例1によれば、第2配線26aおよび26bの少なくとも一部が弾性波共振器22の直上に空隙32を介し形成されている。第2配線26aおよび26bと弾性波共振器22および第1配線24との間に空隙32が設けられているため、第2配線26aおよび26bと弾性波共振器22との間並びに第2配線26aおよび26bと第1配線24aおよび24bとの間の寄生容量が小さくできる。かつ、第2配線26aおよび26bは直列弾性波共振器S1からS3の上方に形成されている。このため、比較例に比べY方向における配線の領域を小さくでき、弾性波デバイスを小型化できる。
また、第1配線24aおよび24bが複数の直列弾性波共振器S1からS3の間に形成されている。第1配線24aは、隣接する直列弾性波共振器S1とS2とを電気的に接続する。第1配線24bは、直列弾性波共振器S2とS3とを電気的に接続する。第2配線26aおよび26bは、第1配線24aおよび24bのうち少なくとも1つの第1配線24に接続されている。そして、第2配線26aおよび26bは、複数の直列弾性波共振器S1からS3のうち少なくとも1つの直列弾性波共振器の直上に空隙32を介し形成される。例えば第2配線26aは、第1配線24bに接続し、直列弾性波共振器S1およびS2の直上に空隙32を介し形成されている。このように配置すると、比較例において基板10上に領域を占めていた第1配線14(図1(b)参照)が直列弾性波共振器S1およびS2の上方に形成される。このため、複数の直列弾性波共振器S1からS3が直列に接続された弾性波デバイスを小型化できる。なお、複数の弾性波共振器として直列弾性波共振器S1からS3を例に説明したが、第2配線26aおよび26bは、直列弾性波共振器S1からS3の直上でなく、並列弾性波共振器P1からP4、他の第1配線24、および/またはパッド電極28の直上に空隙32を介し形成されていてもよい。
1または複数の並列弾性波共振器P1からP4は、直列弾性波共振器S1からS3のY方向(X方向に交差する方向)に形成されている。第2配線26aおよび26bは、第1配線24aまたは24bと並列弾性波共振器P1からP4の少なくとも1つとを接続する。例えば第2配線26aは第1配線24bと並列弾性波共振器P3に接続される第1配線24cとを接続する。このように配置すると、第2配線26aおよび26bは直列弾性波共振器S1からS3の直上に形成される。このため、配線領域を小さくすることが可能となり、ラダー型フィルタを含む弾性波デバイスを小型化できる。
図3は、実施例1の変形例に係る弾性波デバイスの平面図である。図3に示すように、弾性波デバイス102において、第2配線26aおよび26bは、X方向およびY方向に対し傾斜して形成されている。第2配線26aおよび26bの一端は、それぞれ第1配線24bおよび24aのY方向の中間に接続する。第2配線26a他端は、複数の直列弾性波共振器S1からS3の+Y方向外側に位置する並列弾性波共振器P3につながる配線24cに接続する。第2配線26bの他端は、並列弾性波共振器P2につながる配線24dに接続する。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例1の変形例によれば、第1配線24aおよび24bがY方向に長い場合においても、直列弾性波共振器S1とS2との間の信号を並列弾性波共振器P2に伝送する配線、および/または直列弾性波共振器S2とS3との間の信号を並列弾性波共振器P3に伝送する配線における、これらの信号の実質的な伝送距離を短くできる。これにより、これらの信号に対する実質的な抵抗成分を低くすることができる。なお、ここで、中間とは、狭義の真ん中を意味するものでなく、広義の端部の間を意味する。
図4は、実施例2に係る弾性波デバイスの回路図である。図4に示すように、弾性波デバイス104において、入力端子TINと出力端子TOUTとの間に直列に直列弾性波共振器S1からS3が接続されている。入力端子TINと出力端子TOUTとの間に並列に並列弾性波共振器P1からP4が接続されている。並列弾性波共振器P2およびP3と、グランドとの間に、それぞれインダクタL1およびL2が接続されている。インダクタL1およびL2は、ラダー型フィルタを広帯域および低損失とする。
図5(a)は、実施例2に係る弾性波デバイスの平面図、図5(b)は、図5(a)のA−A断面図である。図5(a)および図5(b)に示すように、インダクタL1およびL2は第2配線26aおよび26bにより形成されている。第2配線26aは、並列弾性波共振器P3のグランド側に接続された第1配線24cとグランド電極GND1とを接続する。第2配線26bは、並列弾性波共振器P2のグランド側に接続された第1配線24dとグランド電極GND2とを接続する。第2配線26aおよび26bは、第1配線24aおよび24bの直上を空隙32を介し設けられている。第2配線26aおよび26bの両端以外の中間に第2配線26aおよび26bを支持する支柱20が設けられている。支柱20は、第1配線24aおよび24bの開口25に形成されている。これにより、支柱20と第1配線24aおよび24bとは電気的に分離される。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例2によれば、第2配線26aおよび26bをインダクタL1およびL2として用いることができる。第2配線26aおよび26bが長い場合、第2配線26aおよび26bを支持する支柱20を第2配線26aおよび26bの両端以外の中間に設ける。すなわち、第2配線26aおよび26bの両端で第2配線26aおよび26bを支持する支柱20(第1支柱)と、第2配線26aおよび26bの両端以外で第2配線26aおよび26bを支持する支柱20(第2支柱)と、が設けられている。これにより、第2配線26aおよび26bの機械的強度を高めることができる。第2配線26aおよび26bの両端に設けられた支柱20は、第1配線24および/またはパッド電極28との電気的接続を目的としている。第2配線26aおよび26bの両端以外の中間に設けられた支柱20は、電気的に接続することを目的としていない。このため、中間に設けられた支柱20は、第1配線24およびパッド電極28と接続せず、基板10または基板10上に形成された絶縁膜上に接続されている。
第2配線26aは、図5(a)において直列弾性波共振器S1からS3が形成された領域に対して+Y方向に位置する並列弾性波共振器P3のグランド側の第1配線24cと、この領域に対して−Y方向に位置するグランド電極GND1と、を接続するように形成する。また、第2配線26bは、図5(a)において直列弾性波共振器S1からS3が配置された領域に対して+Y方向に位置するグランド電極GND2と、この領域に対して−Y方向に位置する並列弾性波共振器P2のグランド側の第1配線24dと、を接続するように形成する。このように、直列弾性波共振器S1からS3が形成された領域に対して±Y方向の両外側の間を接続するように、第2配線26aおよび26bは、第1配線24aおよび24bの直上に空隙32を介し形成される。これにより、インダクタL1およびL2のような長い第2配線26aおよび26bを基板10に接する領域をほとんど用いることなく配置することができる。よって、弾性波デバイスを小型化することができる。なお、第2配線26aおよび26bは、直列弾性波共振器S1からS3の直上に空隙32を介し形成されていてもよい。
図6は、実施例3に係る弾性波デバイスの回路図である。図6に示すように、弾性波デバイス106において、入力端子TINと出力端子TOUTとの間に直列に直列弾性波共振器S1からS3が接続されている。入力端子TINと出力端子TOUTとの間に並列に並列弾性波共振器P1およびP2が接続されている。並列弾性波共振器P1およびP2と、グランドとの間に、それぞれインダクタL1およびL2が接続されている。直列弾性波共振器S1とS2との間のノードとグランドとの間にインダクタL3が接続されている。
図7(a)は、実施例3に係る弾性波デバイスの平面図、図7(b)は、図7(a)のA−A断面図である。図7(a)および図7(b)に示すように、インダクタL1からL3は第2配線26aから26cにより形成されている。第2配線26aは、並列弾性波共振器P1のグランド側に接続された第1配線24cとグランド電極GND1とを接続する。第2配線26aは、第1配線24aの直上に空隙32を介し設けられている。第2配線26bは、並列弾性波共振器P2のグランド側に接続された第1配線24dとグランド電極GND1とを接続する。第2配線26bは、ミアンダ状である。第2配線26cは、第1配線24aとグランド電極GND2とを接続する。第2配線26cは、コイル状(スパイラル状)であり、一部が直列弾性波共振器S2およびS3および第1配線24bの直上に空隙32を介し設けられている。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例3によれば、第2配線26bおよび26cをミアンダ状またはコイル状とすることができる。これにより、大きいインダクタンスを有するインダクタを形成できる。
図8(a)および図8(b)は、実施例4に係る弾性波デバイスの回路図である。図8(a)に示すように、弾性波デバイス108はラダー型フィルタである。入力端子TINと出力端子TOUTとの間に直列に直列弾性波共振器S1からS4が接続されている。入力端子TINと出力端子TOUTとの間に並列に並列弾性波共振器P1からP4が接続されている。並列弾性波共振器P1およびP4とグランドとの間に、それぞれインダクタL1およびL3が接続されている。直列弾性波共振器S1とS2との間のノードとグランドとの間にインダクタL2が接続されている。直列弾性波共振器S1とS2との間のノードと並列弾性波共振器P2との間の配線、直列弾性波共振器S2とS3との間のノードと並列弾性波共振器P3との間の配線、およびインダクタL1からL3は、第2配線26により形成されている。
図8(b)に示すように、弾性波デバイス109は、ラダー型フィルタとDMS(ダブルモード弾性表面波)フィルタとを有するフィルタである。入力端子TINと出力端子TOUTとの間に直列に直列弾性波共振器S1およびS2が接続されている。入力端子TINと出力端子TOUTとの間に並列に並列弾性波共振器P1およびP2が接続されている。直列弾性波共振器S1とS2との間にDMSフィルタ40が接続されている。並列弾性波共振器P1とグランドとの間に、インダクタL1が接続されている。直列弾性波共振器S1とDMSフィルタ40との間のノードと並列弾性波共振器P2との間の配線、およびインダクタL1は、第2配線26により形成されている。
実施例4のように、インダクタL1からL3の少なくとも一部を第2配線26を用い形成することができる。また、弾性波共振器間を接続する配線を第2配線26を用い形成することができる。また、DMSフィルタ40を有するフィルタに第2配線26を適用することができる。実施例4では、ラダー型フィルタの並列碗の経路の一部を第2配線26を用い形成している。第2配線26は、ラダー型フィルタの直列碗の経路を形成してもよい。例えば直列弾性波共振器同士を接続する配線を第2配線26としてもよい。また、直列弾性波共振器に並列に接続されるインダクタを第2配線26としてもよい。また、直列弾性波共振器および/または並列弾性波共振器を跨ぐように共振器の直上に第2配線26を形成してもよい。
実施例5は、実施例1から実施例4およびその変形例の製造方法の例である。図9(a)から図10(b)は、実施例5に係る弾性波デバイスの製造方法を示す断面図である。実施例5によって製造される回路図と平面図は図示しないが、実施例5は、両端と両端以外の支柱20を使って、第2配線26が2つの弾性波共振器22を跨ぐように形成された弾性波デバイスである。実施例1から実施例4およびその変形例も同様の方法によって製造することができる。図9(a)に示すように、基板10上に金属膜42を形成する。基板10は、例えばタンタル酸リチウム基板またはニオブ酸リチウム基板等の圧電基板である。金属膜42は、例えばアルミニウム膜である。金属膜42は、例えばスパッタリング法およびエッチング法を用い形成する。金属膜42により、弾性波共振器22および第1配線24が形成される。金属膜42の膜厚は例えば150nmから400nmである。金属膜42は、銅膜等でもよい。弾性波共振器22上に保護膜34を形成する。保護膜34は例えば膜厚が20nmの酸化シリコン膜である。保護膜34は、例えばスパッタリング法およびエッチング法を用い形成する。
図9(b)に示すように、支柱20を形成する領域に開口52が形成されるように、基板10上にマスク層50を形成する。開口52は、基板10上の一部および第1配線24の一部に形成されている。マスク層50は、後のベークに耐えることができる程度の耐熱性を有し、例えば膜厚が2μm以上のフォトレジスト膜である。マスク層50は、例えばフォトリソグラフィ法を用い形成する。
図9(c)に示すように、マスク層50を覆うように、基板10上にシード層36を全面に形成する。シード層36は、例えば基板10側から膜厚が0.2μmのチタン膜および膜厚が0.15μmの金膜である。シード層36は、例えば蒸着法を用い形成する。シード層36は、基板10側から膜厚が0.1μmのチタン膜および膜厚が0.3μmの銅膜でもよい。シード層36は、スパッタリング法を用い形成してもよいが、リフトオフ法を用いるため蒸着法を用い形成することが好ましい。シード層36の基板10側の膜は、金属膜42との密着性を向上させる密着膜である。金属膜42がアルミニウム膜のとき、密着膜は例えばチタン膜である。シード層36の上側の膜はめっきのシードとして機能し、めっき層と同じ材料であることが好ましい。
図9(d)に示すように、第2配線26を形成する領域に開口56が形成されるように、シード層36上にマスク層54を形成する。マスク層54は、例えば膜厚が7μmのフォトレジスト膜である。マスク層54は、例えばフォトリソグラフィ法を用い形成する。
図10(a)に示すように、開口56にめっき層30を形成する。めっき層30は、基板10側から下層38、バリア層(不図示)および上層39を含む。下層38は例えば膜厚が3μmの銅層である。バリア層は、例えば膜厚が0.3μmのパラジウム層である。上層39は、例えば膜厚が1μmの金層である。めっき層30は、シード層36から電流を供給し、電解めっき法を用い形成する。下層38は、厚膜化が可能であり、電気抵抗率が低くかつ非磁性である材料が好ましい。このため、下層38は、銅層または金層が好ましい。下層38の膜厚は第2配線26の低抵抗化のため例えば1μm以上が好ましい。めっき層30上にスタッドバンプを形成する場合、上層39は金層であることが好ましい。バリア層は、下層38と上層39との加熱または経時変化にともなう相互拡散を抑制する。下層38が銅層、上層39が金層の場合、バリア層は、膜厚が0.2μm程度のパラジウム層またはニッケル層が好ましい。上層39は、無電解めっき法を用い形成することもできる。この場合、上層39の膜厚は例えば0.4μmである。また、バリア層および上層39を蒸着法を用い形成することもできる。この場合、バリア層は例えば膜厚が0.2μmのチタン層、上層29は、膜厚が0.4μmの金層である。
図10(b)に示すように、マスク層50および54を例えば有機溶剤を用い除去する。このとき、マスク層50および54の間に形成されたシード層36がリフトオフされる。シード層36のリフトオフため、有機溶剤を高圧で噴射してもよい。また、有機溶剤中で超音波洗浄してもよい。シード層36およびめっき層により第2配線26および支柱20が形成される。
実施例5によれば、図9(a)のように、基板10上に、弾性波共振器22および第1配線24となる領域に金属膜42を形成する。図9(b)のように、支柱20となる領域上に開口52を有するマスク層50を形成する。図9(c)のように、開口52内の金属膜42に接触し、マスク層50を覆うようにシード層36を形成する。図9(d)のように、シード層36上に、第2配線26となる領域に開口56を有するマスク層54を形成する。図10(a)のように、シード層36から給電することにより、開口56内のシード層36上にめっき層30を形成する。図10(b)のように、マスク層50およびマスク層54を除去することにより、開口52以外のシード層36をリフトオフする。これにより、弾性波共振器22および第1配線24の上方に空隙32を介し第2配線26が形成される。
第1配線24は、金属膜42を含み、シード層36およびめっき層30を含まない。第2配線26は、金属層を含まず、シード層36およびめっき層30を含む。なお、第2配線26と交差する領域以外の第1配線24は、シード層36およびめっき層30を含んでもよい。第2配線26は、めっき層30を含むことにより、厚膜化できる。例えば第2配線26の膜厚を3μm以上とすることができる。これにより、第2配線26の抵抗を低くできる。よって、弾性波デバイスの損失を抑制できる。
実施例1から実施例5およびその変形例において、弾性波共振器22として、弾性表面波デバイスを例に説明したが、弾性波共振器22は、弾性境界波共振器、ラブ波共振器、または圧電薄膜共振器でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 基板
12、22 弾性波共振器
14、16、24、26 配線
20 支柱

Claims (8)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された弾性波共振器と、
    前記基板上に形成され前記弾性波共振器に電気的に接続された第1配線と、
    前記第1配線と電気的に接続され、少なくとも一部が前記弾性波共振器の直上に空隙を介し形成された第2配線と、
    を具備することを特徴とする弾性波デバイス。
  2. 前記基板上に形成され、前記第2配線の両端で前記第2配線を支持する第1支柱と、前記第2配線の両端以外で前記第2配線を支持する第2支柱と、を具備することを特徴とする請求項1記載の弾性波デバイス。
  3. 前記第2配線は、コイル状またはミアンダ状であることを特徴とする請求項1または2記載の弾性波デバイス。
  4. 前記弾性波共振器は、前記基板上の一方向に配列した複数の弾性波共振器であり、
    前記第1配線は、前記複数の弾性波共振器の間に形成され、前記複数の弾性波共振器のうち隣接する弾性波共振器を電気的に接続し、
    前記第2配線は、前記複数の弾性波共振器のうち少なくとも1つの弾性波共振器の直上に空隙を介し形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
  5. 前記第2配線の一端は、前記一方向に交差する方向の前記第1配線の中間に接続されていることを特徴とする請求項4記載の弾性波デバイス。
  6. 前記第2配線の他端は前記複数の弾性波共振器の前記一方向に交差する方向の外側に形成された弾性波共振器に接続されていることを特徴とする請求項4または5記載の弾性波デバイス。
  7. 入力電極と出力電極との間に並列に接続され、前記基板上の前記複数の弾性波共振器の前記一方向に交差する方向に形成された1または複数の並列弾性波共振器を具備し、
    前記複数の弾性波共振器は、前記入力電極と前記出力電極との間に直列に接続された複数の直列弾性波共振器であり、
    前記第2配線は、前記第1配線と前記1または複数の並列弾性波共振器の少なくとも1つとを接続する、または、前記1または複数の並列弾性波共振器の少なくとも1つとグランド電極とを接続することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
  8. 基板と、
    前記基板上の一方向に配列して形成された複数の弾性波共振器と、
    前記基板上の前記複数の弾性波共振器の間に形成され、前記複数の弾性波共振器のうち隣接する弾性波共振器を接続する第1配線と、
    前記複数の弾性波共振器の前記一方向に交差する方向の両外側間を接続するように、前記複数の弾性波共振器の少なくとも1つと前記第1配線との少なくとも一方の直上に空隙を介し形成された第2配線と、
    を具備することを特徴とする弾性波デバイス。
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