JP2016176721A - 物体検出装置、センシング装置、及び移動体装置 - Google Patents

物体検出装置、センシング装置、及び移動体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 検出データ取得時間の長期化及び検出距離の短距離化を抑制しつつ副走査方向の検出範囲の高分解能化を図ることができる物体検出装置を提供する。
【解決手段】 レーザレーダ100は、Z軸方向(副走査方向に対応する方向)に配列された複数のLD(発光部)を含むLDA(光源)と、該LDAからの光を偏向する回転ミラー(偏向器)と、複数のLDに対応して副走査方向に対応する方向に配列された複数のPD(受光部)を含み、回転ミラーで偏向され物体で反射された光を受光するPDA(光検出器)と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体検出装置、センシング装置、及び移動体装置に係り、更に詳しくは、物体の有無や、該物体までの距離等を検出する物体検出装置、該物体検出装置を備えるセンシング装置、及び前記物体検出装置又は前記センシング装置を備える移動体装置に関する。
近年、物体の有無や、その物体までの距離などを検出する光走査型の装置の開発が盛んに行われている(例えば、特許文献1〜4参照)。
しかしながら、従来の光走査型の装置では、検出データ取得時間の長期化及び検出距離の短距離化を抑制しつつ副走査方向の検出範囲の高分解能化を図ることは困難であった。
本発明は、副走査方向に配列された複数の発光部を含む光源と、前記光源からの光を偏向する偏向器と、前記複数の発光部に対応して副走査方向に配列された複数の受光部を含み、前記偏向器で偏向され物体で反射された光を受光する光検出器と、を備える物体検出装置である。
本発明によれば、検出データ取得時間の長期化及び検出距離の短距離化を抑制しつつ副走査方向の検出範囲の高分解能化を図ることができる。
一実施形態のレーザレーダの概略構成を示す図である。 図2(A)は、投光光学系、同期系を説明するための図であり、図2(B)は、受光光学系を説明するための図であり、図2(C)は、LDAから反射ミラーまでの光の光路、及び反射ミラーからPDAまでの光の光路を概略的に示す図である。 PD出力検出部の構成を示す図である。 図4(A)は、LDAのLD1(一の発光領域)と該LD1の照射範囲を示す図であり、図4(B)は、PDAのPD1(一の受光領域)と該PD1の受光可能範囲を示す図である。 LDAの各LDの照射範囲とPDAの各PDの受光可能範囲の関係を示す図である。 解像度の模式図である。 図7(A)及び図7(B)は、それぞれ比較例1及び2におけるLDAの各LDの照射範囲とPDAの各PDの受光可能範囲の関係を示す図である。 一実施形態のLDAの各LD、PDAの各PD、4個の増幅器の対応関係を示す図である。 LDAにおける各LD群の発光タイミングを示すタイミングチャートである。 変形例1のLDAの各LD、PDAの各PD、4個の増幅器の対応関係を示す図である。 変形例2のLDAの各LD、PDAの各PD、4個の増幅器の対応関係を示す図である。 変形例3の発光部について説明するための図である。 変形例4のLDAの各LD、PDAの各PD、4個の増幅器の対応関係を示す図である。 変形例5のLDAの各LD、PDAの各PD、4個の増幅器の対応関係を示す図である。 センシング装置について説明するための図である。
以下に、本発明の一実施形態の走査型の物体検出装置としてのレーザレーダ100について、図1〜図9を参照して説明する。
図1には、レーザレーダ100の概略的構成がブロック図にて示されている。
レーザレーダ100は、一例として、移動体としての自動車に搭載され、光を出射し、物体(例えば先行車両、停車車両、障害物、歩行者等)の有無や、該物体からの反射光(散乱光)を受光して該物体までの距離などを検出する走査型レーザレーダである。レーザレーダ100は、例えば自動車のバッテリ(蓄電池)から電力の供給を受ける。以下では、レーザレーダ100が搭載された自動車を「移動体装置」とも呼ぶ。
レーザレーダ100は、図1に示されるように、光源としての、複数のLD(レーザダイオード)を含むLDA(レーザダイオードアレイ)、LD駆動装置12、投光光学系20、受光光学系30、検出系40、同期系50などを備えている。
LDAの各LDは、LD駆動装置12により駆動され、レーザ光を出射する。LD駆動装置12は、自動車のECU(エンジンコントロールユニット)からLD駆動信号(矩形パルス信号)が入力されたときにLDを点灯(発光)させる。LDAについては、後に詳細に説明する。
図2(A)には、投光光学系20、同期系50が模式的に示されている。図2(B)には、受光光学系30が模式的に示されている。以下では、図2(A)等に示されるZ軸方向を鉛直方向とするXYZ3次元直交座標系を適宜用いて説明する。
投光光学系20は、図2(A)に示されるように、LDAからの光の光路上に配置されたカップリングレンズ22と、該カップリングレンズ22を介した光の光路上に配置された反射ミラー24と、該反射ミラー24で反射された光の光路上に配置された偏向器としての回転ミラー26と、を含む。ここでは、装置を小型化するために、カップリングレンズ22と回転ミラー26との間の光路上に反射ミラー24を設けて光路を折り返している。
そこで、LDAから出射された光は、カップリングレンズ26により所定のビームプロファイルの光に整形された後、反射ミラー24で反射され、回転ミラー26でZ軸周りに偏向される。
回転ミラー26でZ軸周りの所定の偏向範囲に偏向された光が投光光学系20から投射された光、すなわちレーザレーダ100から出射された光である。
回転ミラー26は、反射面を有し、反射ミラー24からの光を回転軸(Z軸)周りに回転しながら反射(偏向)することで該光により上記偏向範囲に対応する有効走査領域を水平な1軸方向(ここではY軸方向)である主走査方向に走査する。回転ミラー26は、図2(A)から分かるように、反射面を2面(対向する2つの面)有しているが、これに限らず、1面でも3面以上でも良い。また、少なくとも2つの反射面を設け、回転ミラーの回転軸に対して異なった角度で傾けて配置して、走査・検出する領域をZ軸方向に切り替えることも可能である。
すなわち、LDA、LD駆動装置12及び投光光学系20を含んで、有効走査領域を主走査方向に光走査する光走査装置200が構成されている(図1参照)。主走査方向(ここではY軸方向)に直交する方向(ここではZ軸方向)は「副走査方向」と呼ばれる。
受光光学系30は、図2(B)に示されるように、投光光学系20から投射され有効走査領域内にある物体で反射(散乱)された光を反射する回転ミラー26と、該回転ミラー26からの光を反射する反射ミラー24と、該反射ミラー24からの光の光路上に配置され、該光を後述する光検出器としてのPDA(フォトダイオードアレイ)に結像させる結像光学系と、を含む。
図2(C)には、LDAから反射ミラー24までの光路と、反射ミラー24からPDAまでの光路が一部省略されて示されている。
図2(C)から分かるように、投光光学系20と受光光学系30は、Z軸方向に重なるように配置されており、回転ミラー26と反射ミラー24は、投光光学系20と受光光学系30で共通となっている。これにより、物体上におけるLDAの照射範囲とPDAの受光可能範囲の相対的な位置ずれを小さくでき、安定した物体検出を実現できる。
検出系40は、図2(B)及び図1に示されるように、投光光学系20から投射され有効走査領域内にある物体で反射(散乱)された光を受光光学系30を介して受光するPDAと、該PDAの受光信号を検出するPD出力検出部44と、LD駆動信号の立ち上がりタイミングとPD出力検出部44での受光信号の検出タイミングとの時間差から物体までの距離を算出する距離算出部46と、を含む。
そこで、投光光学系20から投射され物体で反射(散乱)された光は、回転ミラー26、反射ミラー24を介して結像光学系に導かれ、該結像光学系によりPDAに集光する(図2(B)参照)。図2(B)では、装置を小型化するために、回転ミラー26と結像光学系との間に反射ミラー24を設けて光路を折り返している。ここでは、結像光学系は2枚のレンズで構成されているが、1枚のレンズとしても良いし、3枚以上のレンズとしても良いし、ミラー光学系を用いても良い。PDAについては、後に詳述する。
同期系50は、図2(A)及び図1に示されるように、LDAから出射されカップリングレンズ22を介して反射ミラー24で反射された光であって回転ミラー26で偏向され反射ミラー24で再反射された光の光路上に配置された同期レンズ52と、該同期レンズ52を介した光の光路上に配置された同期検知用PD54と、該同期検知用PD54の出力信号を検出するPD出力検出部56と、を含む。
詳述すると、反射ミラー24は、上記偏向範囲に対して回転ミラー26の回転方向上流側に配置され、回転ミラー26で上記偏向範囲の上流側に偏向された光が入射される。そして、回転ミラー26で偏向され反射ミラー24で反射された光が同期レンズ52を介して同期検知用PD54に入射される。
なお、反射ミラー24は、上記偏向範囲に対して回転ミラー26の回転方向下流側に配置されても良い。そして、回転ミラー26で偏向され反射ミラー24で反射された光の光路上に同期系50が配置されても良い。
回転ミラー26の回転により、該回転ミラー26の各反射面で反射された光が同期検知用PD54で受光される度に同期検知用PD54から信号が出力される。すなわち、同期検知用PD54からは定期的に信号が出力されることになる。
このように回転ミラー26からの光を同期検知用PD54に照射するための同期点灯を行うことで、同期検知用PD54での受光タイミングに基づいて、回転ミラー26の回転タイミングを得ることが可能となる。
そこで、LDAを同期点灯してから所定時間経過後にLDAをパルス点灯することで有効走査領域を主走査方向に光走査することができる。すなわち、同期検知用PD54に光が照射されるタイミングの前後期間にLDAをパルス点灯することで有効走査領域を主走査方向に光走査することができる。
ここで、時間計測(距離計測)や同期検知に用いる受光素子としては、上述したPD(Photo Diode)の他、APD(avalanche photodiode)、ガイガーモードAPDであるSPAD(Single Photon Avalanche Diode)等を用いることが可能である。APDやSPADは、PDに対して感度が高いため、検出精度や検出距離の点で有利である。
図3には、検出系40や同期系50におけるPD出力検出部の一例が示されている。PD出力検出部での動作としては、受光信号の信号増幅及び受光信号のタイミング検出の2つの動作がある。受光信号の信号増幅についてはアンプなどの増幅器を用いて増幅し、受光信号のタイミング検出についてはコンパレータなどの比較器を用いて、PDからの受光信号の一定出力(スレッシュレベル)以上となる立ち上り波形部を検出する。すなわち、PD出力検出部は、受光信号をコンパレータを用いて2値化した論理信号として得ることができる。
PD出力検出部56は、同期検知用PD54の受光信号(立ち上がり波形部)を検出すると同期信号をECUに出力する。
ECUは、PD出力検出部56からの同期信号に基づいてLD駆動信号を生成し該LD駆動信号をLD駆動装置12及び距離算出部46に出力する。
PD出力検出部44は、PDAのPDの受光信号(立ち上がり波形部)を検出すると検出信号(矩形パルス信号)を距離算出部46に出力する。
距離算出部46は、ECUからのLD駆動信号の立ち上がりタイミングとPD出力検出部44からの検出信号の立ち上がりタイミングとの時間差を物体までの往復距離と推定し、該時間差を距離に変換することで物体までの距離を算出し、その算出結果をECUに測定信号として出力する。
ECUは、距離算出部46からの測定信号に基づいて例えば自動車の速度制御等を行う。自動車の速度制御としては、例えば自動ブレーキ(オートブレーキ)が挙げられる。
ここで、ECUからLD駆動装置12に出力されるLD駆動信号は、同期点灯を行うための単一の駆動パルスから成るバイアス発光制御信号と、該バイアス発光制御信号に対して遅延した、パルス点灯を行うための複数の駆動パルスから成るパルス発光制御信号で構成される。バイアス発光制御信号及びパルス発光制御信号は、ECUにより同期信号に基づいて生成される。
バイアス発光制御信号は、回転ミラー26の回転タイミングが同期検知用PD54に光が入射するタイミングに一致する間、LD駆動装置12に入力される。
パルス発光制御信号は、回転ミラー26の回転タイミングが有効走査領域の走査開始タイミングから走査終了タイミングまでの間に、LD駆動装置12に入力される。
LD駆動装置12は、バイアス発光制御信号が入力されたときにLDを同期点灯(バイアス点灯)させる。このとき、LDから出射された光は、カップリングレンズ22、反射ミラー24、回転ミラー26、反射ミラー24、同期レンズ52の経路を辿り、同期検知用PD54上に集光する。
また、LD駆動装置12は、パルス発光制御信号が入力されたときにLDをパルス点灯(パルス発光)させる。このとき、LDから出射された光は、カップリングレンズ22、反射ミラー24、回転ミラー26の経路を辿り、有効走査領域に向けて投射される。
図4(A)には、LDAの各LDの発光領域と、LDAの一のLDであるLD1から出射され投光光学系20を介した光の照射範囲が示されている。LDAは、図4(A)から分かるように、複数(例えば16個)のLD1〜16がZ軸方向(副走査方向)に配列された垂直スタック型のレーザアレイである。ここでは、LD1〜16は、−Z方向に昇順に並んでいる。
図4(B)には、PDAの各PDの受光領域と、PDAの一のPDであるPD1での物体からの反射光の受光可能範囲が示されている。PDAは、図4(B)から分かるように、複数(例えば4個)のPD1〜4がZ軸方向(副走査方向)に配列された垂直スタック型のフォトダイオードアレイである。ここでは、PD1〜4は、−Z方向に昇順に並んでいる。
図5には、LDAの各LDの照射範囲とPDAの各PDの受光可能範囲の関係が示されている。
LD1〜4の照射範囲はPD1の受光可能範囲に対応し、LD5〜8の照射範囲はPD2の受光可能範囲に対応し、LD9〜12の照射範囲はPD3の受光可能範囲に対応し、LD13〜16の照射範囲はPD4の受光可能範囲に対応している。
すなわち、LD1〜4からの光はPD1で受光され、LD5〜8からの光はPD2で受光され、LD9〜12からの光はPD3で受光され、LD13〜16からの光はPD4で受光される。
各PDの受光可能範囲は、対応する4つのLDの照射範囲よりもわずかに大きくなるように設定されている。これにより、受光可能範囲を効率よく照射できるため、受光可能範囲における光量を増大でき、検出精度及び検出距離を向上できる。また、製造誤差の範囲で照射範囲と受光可能範囲がわずかにずれても、検出精度及び検出距離が低下するのを抑制できる。
図6には、検出範囲の解像度を表す模式図が示されている。図6における最小の四角は1回の計測で計測できる範囲(解像度)を示す。主走査方向(Y軸方向)の解像度を高めるためには、レーザ光の射出時間間隔を狭くすれば実現できる。主走査方向に直交する副走査方向(Z軸方向)の解像度を高めるためには、LDの個数を増やすか、PDの個数を増やすことで実現できる。なお、図6では、副走査方向の解像度は16とされている。
ここで、図7(A)に示される比較例1のレーザレーダは、副走査方向に1次元配列された16個のLD(LD1´〜16´)を含むLDAと、該16個のLDに対応する1個のPD(PD1´)を有している。すなわち、16個のLDの照射領域と1個のPDの受光可能範囲が対応している。
比較例1では、PDが1個であるため、16個のLDを時分割で切り替え、データを取得する必要があり、データの取得に時間がかかる。すなわち、図7(A)における1列分のデータを取得するのに、LDを時分割で16回点灯させる必要があり、検出データ取得時間の長期化を余儀なくされる。
また、図7(B)に示される比較例2のレーザレーダでは、1個のLD(LD1´)と、該1個のLDに対応する、副走査方向に対応する方向に1次元配列された16個のPD(PD1´〜16´)を含むPDAを有している。
比較例2では、1個のLDで16個のPDをカバーする構成としているため、比較例1と比べて、LD1つ当たりの光量が等しいとすると、PD1つ当たりの光量が小さい(比較例1の1/16)ため、検出距離の短距離化を余儀なくされる。
そこで、本実施形態では、上述のように、LDとPDの両方をアレイ化している。
本実施形態のレーザレーダ100では、図8に示されるように、LDAにおけるAと表記された4個のLD(これらを併せてLD群Aとも呼ぶ)は電気的に接続され(例えば配線で接続され)同時に点灯する。LDAにおけるBと表記された4個のLD(これらを併せてLD群Bとも呼ぶ)は電気的に接続され同時に点灯する。LDAにおけるCと表記された4個のLD(これらを併せてLD群Cとも呼ぶ)は電気的に接続され同時に点灯する。LDAにおけるDと表記された4個のLD(これらを併せてLD群Dとも呼ぶ)は電気的に接続され同時に点灯する。
LD群Aの最も+Z側のLDは上記LD1であり、LD群Bの最も+Z側のLDは上記LD2であり、LD群Cの最も+Z側のLDは上記LD3であり、LD群Dの最も+Z側のLDは上記LD4である。
LD群Aの2番目に+Z側のLDは上記LD5であり、LD群Bの2番目に+Z側のLDは上記LD6であり、LD群Cの2番目に+Z側のLDは上記LD7であり、LD群Dの2番目に+Z側のLDは上記LD8である。
LD群Aの3番目に+Z側のLDは上記LD9であり、LD群Bの3番目に+Z側のLDは上記LD10であり、LD群Cの3番目に+Z側のLDは上記LD11であり、LD群Dの3番目に+Z側のLDは上記LD12である。
LD群Aの4番目に+Z側のLDは上記LD13であり、LD群Bの4番目に+Z側のLDは上記LD14であり、LD群Cの4番目に+Z側のLDは上記LD15であり、LD群Dの4番目に+Z側のLDは上記LD16である。また、図8において、PDAにおける1〜4と表記された4個のPDは、それぞれPD1〜4である。
そこで、LD群Aの4個のLD1〜4を同時点灯させ、対応するPD1〜4で反射光の検出を行う。次に、LD群Bの4個のLD5〜8を同時点灯させ、対応するPD1〜4で反射光の検出を行う。次に、LD群Cの4個のLD9〜12を同時点灯させ、対応するPD1〜4で反射光の検出を行う。次に、LD群Dの4個のLD13〜16を同時点灯させ、対応するPD1〜4で反射光の検出を行う。なお、PD1〜4は、増幅器1〜4に個別に接続されている。増幅器1〜4は、PD出力検出部44に接続されている。そこで、各PDの出力信号は、対応する増幅器で増幅され、PD出力検出部44に送られる。
この結果、図6における副走査方向の1列に相当する距離データを取得できる。このように、LDとPDの両方をアレイ化し、アレイ状光源であるLDAの一部(複数のLDから成るLD群)毎に点灯する構成とし、点灯させるLD群を時間的に切り替える(点灯タイミングをLD群間で異ならせる)ことで、点灯させるLDを時間的に切り替える(点灯タイミングをLD毎に異ならせる)場合に比べて切り替え回数を少なくすることができ、その結果、副走査方向に高解像度の距離データを、高速に取得することができる。
ここでは、16個のLD、4個のPDに対して切り替え回数4回で、副走査方向に16の解像度の距離データを得ることができる。
そして、レーザレーダ100による走査、検出を行う際、このような副走査方向の点灯動作を主走査方向の各走査位置で(パルス発光制御信号の各駆動パルスに対応する位置で)行うことで、該走査位置で副走査方向に高解像度の距離データを高速に取得できることとなる。
結果として、図6に示されるような主走査方向及び副走査方向に高解像度の距離データ(ここでは副走査方向により高解像度な距離データ)を得ることができる。
ところで、図8に示されるように、複数のLDを電気的に接続し、同時点灯させる場合は、隣り合わないLDを電気的に接続するのが好ましい。これにより、熱が局所的に発生するのを抑制でき、LDの発光光量低下等の発熱による悪影響を回避できる。
また、電気的に接続された複数のLDは、異なる複数のPDに個別に対応することが好ましい。つまり、図8に示されるように、複数のLDを電気的に接続する場合は、異なるPDに対応するLD同士を電気的に接続することが好ましく、そのようにすることで、1回の同時発光(同時点灯)により、副走査方向において異なる複数位置の距離データを略同時に取得でき、データを取得する効率が良くなるばかりか、光を有効に利用でき、検出距離を増大できる。
また、図9に示されるタイミングチャートのように、4つのLD群A〜Dは、各LD群が周期的に(ここでは同一の点灯周期Tで)、かつLD群間で異なるタイミングで点灯され、点灯させるLD群の切り替え時間、すなわち一のLD群の点灯終了時から次のLD群の点灯開始時までの時間が点灯周期Tよりも短く設定されている。これにより、各LD群の点灯周期Tを長くとることができ、熱の発生を抑え該LD群の各LDの発光光量低下を抑制できるだけでなく、該LDの寿命を長くすることができる。
以上説明した本実施形態のレーザレーダ100は、Z軸方向(副走査方向に対応する方向)に配列された複数のLD(発光部)を含むLDA(光源)と、該LDAからの光を偏向する回転ミラー26(偏向器)と、複数のLDに対応して副走査方向に対応する方向に配列された複数のPD(受光部)を含み、回転ミラー26で偏向され物体で反射された光を受光するPDA(光検出器)と、を備えている。
この場合、副走査方向に関して複数のLDと複数のPDが対応しているため、副走査方向に高解像度の検出データ(距離データ)を、各PDでの受光光量の低減を抑制しつつ高速に取得できる。
この結果、検出データ取得時間の長期化及び検出距離の短距離化を抑制しつつ副走査方向の検出範囲の高分解能化を図ることができる。
また、LDの数とPDの数が異なるため、LDとPDとを1対1で対応させる場合に比べて、対応するLDとPDの位置決めが容易である。
また、複数のLDは、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のLDから成るLD群(発光部群)を複数(例えば4個)含む。
この場合、各LD群の少なくとも2つのLDを同時点灯できるため、点灯切り替え回数を低減でき、検出データ取得時間の短期化を図ることができる。
また、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のLDは、隣り合っていないため、熱的、電気的なクロストークを低減できる。
また、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のLDは、異なるPDに対応しているため、検出データ取得の効率化を図ることができる。
また、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のLDは同時に点灯され、LD群間では点灯タイミングが異なるため、検出データ取得の更なる効率化を図ることができる。
また、各LD群は点灯周期T(所定周期)で点灯され、複数のLD群のうち一のLD群の点灯が終了してから次のLD群の点灯が開始されるまでの時間は、点灯周期Tよりも短いため、検出データ取得時間をトータルで短縮できる。また、各LD群の点灯周期Tを長く設定することができ、該LD群のLDの発熱を抑制でき、該LDの発熱による発光光量低下を抑制できる。
また、移動体装置は、レーザレーダ100と、該レーザレーダ100が搭載される自動車(移動体)とを備えるため、安全性に優れる。
なお、図10に示される変形例1では、LD及びPDの両方をアレイ化し、かつLDよりもPDの数を多くしている。
変形例1のLDAは、複数(例えば4個)のLD1〜4がZ軸方向(鉛直方向)に積層された垂直スタック型のレーザアレイである。ここでは、LD1〜4は、−Z方向に昇順に並んでいる。
変形例1のPDAは、複数(例えば16個)のPD1〜16がZ軸方向(鉛直方向)に積層された垂直スタック型のフォトダイオードアレイである。ここでは、PD1〜16は、−Z方向に昇順に並んでいる。なお、図10において、LDAにおける1〜4と表記されたLDは、それぞれLD1〜4である。
LD1の照射範囲はPD1〜4の受光可能範囲に対応し、LD2の照射範囲はPD5〜8の受光可能範囲に対応し、LD3の照射範囲はPD9〜12の受光可能範囲に対応し、LD4の照射範囲はPD13〜16の受光可能範囲に対応している。
すなわち、LD1からの光はPD1〜4で受光され、LD2からの光はPD5〜8で受光され、LD3からの光はPD9〜12で受光され、LD4からの光はPD13〜16で受光される。
各LDの照射範囲は、対応する4つのPDの受光範囲よりもわずかに大きくなるように設定されている。これにより、受光可能範囲を効率よく照射できるため、受光可能範囲における受光光量を増大でき、検出精度及び検出距離を向上できる。また、製造誤差の範囲で照射範囲と受光可能範囲がわずかにずれても、検出精度及び検出距離が低下するのを抑制できる。
変形例1のレーザレーダ100では、図10に示されるように、PDAのうちAと表記された4個のPD(これらを併せてPD群Aとも呼ぶ)は電気的に接続され、該4個のPDはそれぞれ増幅器Aに接続されている。Bと表記された4個のPD(これらを併せてPD群Bとも呼ぶ)は電気的に接続され、該4個のPDはそれぞれ増幅器Bに接続されている。Cと表記された4個のPD(これらを併せてPD群Cとも呼ぶ)は電気的に接続され、該4個のPDはそれぞれ増幅器Cに接続されている。Dと表記された4個のPD(これらを併せてPD群Dとも呼ぶ)は電気的に接続され、該4個のPDはそれぞれ増幅器Dに接続されている。
PD群Aの最も+Z側のPDは上記PD1であり、PD群Bの最も+Z側のPDは上記PD2であり、PD群Cの最も+Z側のPDは上記PD3であり、PD群Dの最も+Z側のPDは上記PD4である。
PD群Aの2番目に+Z側のPDは上記PD5であり、PD群Bの2番目に+Z側のPDは上記PD6であり、PD群Cの2番目に+Z側のPDは上記PD7であり、PD群Dの2番目に+Z側のPDは上記PD8である。
PD群Aの3番目に+Z側のPDは上記PD9であり、PD群Bの3番目に+Z側のPDは上記PD10であり、PD群Cの3番目に+Z側のPDは上記PD11であり、PD群Dの3番目に+Z側のPDは上記PD12である。
PD群Aの4番目に+Z側のPDは上記PD13であり、PD群Bの4番目に+Z側のPDは上記PD14であり、PD群Cの4番目に+Z側のPDは上記PD15であり、PD群Dの4番目に+Z側のPDは上記PD16である。
そこで、LD1を点灯させ、対応するPD1〜4で反射光の検出を行う。次に、LD2を点灯させ、対応するPD5〜8で反射光の検出を行う。次に、LD3を点灯させ、対応するPD9〜12で反射光の検出を行う。次に、LD4を点灯させ、対応するPD13〜16で反射光の検出を行う。なお、PD群Aの4個のPD1、5、9、13は、それぞれ増幅器Aに接続されている。PD群Bの4個のPD2、6、10、14は、それぞれ増幅器Bに接続されている。PD群Cの4個のPD3、7、11、15は、それぞれ増幅器Cに接続されている。各増幅器は、PD出力検出部44に接続されている。そこで、各PDの出力信号は、対応する増幅器で増幅され、PD出力検出部44に送られる。
なお、増幅器は複数のPDそれぞれに対して1つずつ設けることも可能であるが、上述のように複数のPDを1つの増幅器に接続することが好ましい。この場合、増幅器の個数を低減できる。さらに、増幅器に接続されるPDをスイッチで切りかえる構成としても増幅器の個数を低減できるが、図10のような構成の方が、スイッチが不要であることから、動作信頼性も高く、より好ましい。
この結果、図6における副走査方向の1列に相当する距離データを取得できる。このように、変形例1では、LDとPDの両方をLDよりもPDの数を多くして(ここでは4倍にして)アレイ化し、点灯させる少数のLDを時間的に切り替える(点灯タイミングをLD間で異ならせる)ことで、少ない切り替え回数で副走査方向に高解像度の距離データを、高速に取得することができる。
ここでは、4個のLD、16個のPDに対して切り替え回数4回で、副走査方向に16の解像度の距離データを得ることができる。
そして、レーザレーダによる走査、検出を行う際、このような副走査方向の点灯動作を主走査方向の各走査位置(パルス発光制御信号の各駆動パルスに対応する位置)で行うことで、該走査位置で副走査方向に高解像度の距離データを高速に取得できることとなる。
結果として、図6に示されるような主走査方向及び副走査方向に高解像度の距離データ(ここでは副走査方向により高解像度な距離データ)を得ることができる。
ところで、図10に示されるように、複数のPDを電気的に接続する場合も隣り合わないPDを電気的に接続するのが好ましい。この場合、熱的、電気的なクロストークを低減できる。
また、電気的に接続された複数のPDは、異なる複数のLDに個別に対応することが好ましい。この場合、1つのLDを点灯させて複数の異なるPDで検出する際に効率が良い。例えばLD1からの光は、PD1〜4のいずれかでの受光に使うことができ、PD1〜4以外の部分を照射する光を小さく設定することが可能になり、光を有効活用でき、その結果、検出距離を伸ばすことができる。また、少ない増幅器を有効活用できる。
つまり、図10に示されるように、複数のPDを電気的に接続する場合は、異なるLDに対応するPD同士を電気的に接続することが好ましく、そのようにすることで、1回の発光により、副走査方向において異なる複数位置の距離データを略同時に取得でき、データを取得する効率が良くなるばかりか、光を有効に利用でき、検出距離を増大できる。
また、4つのLD1〜4は、各LDで周期的に(ここでは同一の点灯周期Tで)、かつLD間で異なるタイミングで点灯され、点灯させるLDの切り替え時間、すなわち一のLDの点灯終了時から次のLDの点灯開始時までの時間が点灯周期よりも短く設定されている。これにより、各LDの点灯周期を長くとることができ、熱の発生を抑え該LDの発光光量低下を抑制できるだけでなく、該LDの寿命を長くすることができる。
以上説明した変形例1のレーザレーダでは、複数のPDは、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のPDから成るPD群を複数(例えば4個)含むため、検出データ取得の効率化を図ることができる。
また、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のPDは、隣り合っていないため、熱的、電気的なクロストークを低減できる。
また、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のPDは、異なるPDに対応しているため、検出データ取得の更なる効率化を図ることができる。
また、各LDは点灯タイミングが異なるため、検出データ取得の効率化を図ることができる。
また、各LDは点灯周期T(所定周期)で点灯され、複数のLDのうち一のLDの点灯が終了してから次のLDの点灯が開始されるまでの時間は、点灯周期Tよりも短い。
この場合、検出データ取得時間をトータルで短縮できる。また、各LDの点灯周期Tを長く設定することができ、該LDの発熱を抑制でき、該LDの発熱による発光光量低下を抑制できる。
また、電気的に接続された少なくとも2つ(例えば4個)のPDに共通に接続される増幅器を更に備える場合、増幅器の個数を低減でき、小型化及び低コスト化を実現できる。
また、PDの数よりも少ない数の増幅器を更に備え、複数のPDのうち少なくとも2つ(例えば4個)のPDが同一の増幅器に異なるタイミングで接続される場合にも、増幅器の個数を低減でき、小型化及び低コスト化を実現できる。
また、図11に示される変形例2のように、LD1〜4を電気的に接続して同時に点灯させ、LD5〜8を電気的に接続して同時に点灯させ、LD9〜12を電気的に接続して同時に点灯させ、LD13〜16を電気的に接続して同時に点灯させても良い。そして、走査、検出の際には、電気的に接続された4個のLDからそれぞれが成る4つのLD群を異なるタイミングで点灯させれば良い。ここでは、LDとPDが同数であり、LDとPDが1対1で対応している。なお、変形例2では、PDAの各PDと各増幅器との接続関係は、図10に示される変形例1と同じである。
また、図12に示される変形例3のように、各LDに代えて、アレイ状に配列された多数の微小発光体を含む発光部を用いても良い。この場合、発光部の出力を高めるためには微小発光体の数を増やせば良く、容易に出力を高めることができ、検出距離の長距離化が可能となる。
また、図13、図14に示される変形例4、5のように、PDの数に対して増幅器の個数を少なく設定し、PDと接続される増幅器を例えばリレーを用いて時間的に切り替える構成とすることもできる。これにより、増幅器の個数を低減でき、回路の小型化、低コスト化を実現できる。
図13に示される変形例4では、LDAのLDとPDAのPDの対応関係は、図10に示される変形例1と同じである。また、変形例4では、PD群Aの4個のPD(PD1、PD5、PD9、PD13)が増幅器Aに選択的に接続され、PD群Bの4個のPD(PD2、PD6、PD10、PD14)が増幅器Bに選択的に接続され、PD群Cの4個のPD(PD3、PD7、PD11、PD15)が増幅器Cに選択的に接続され、PD群Dの4個のPD(PD4、PD8、PD12、PD16)が増幅器Dに選択的に接続される。ここでは、各PD群の4個のPDは電気的に接続されていない。そして、走査、検出の際には、LD1〜4を異なるタイミングで点灯させ、LD1の点灯時に増幅器A〜DをそれぞれPD1〜4に接続し、LD2の点灯時に増幅器A〜DをそれぞれPD5〜8に接続し、LD3の点灯時に増幅器A〜DをそれぞれPD9〜12に接続し、LD4の点灯時に増幅器A〜DをそれぞれPD13〜16に接続すれば良い。
図14に示される変形例5では、LD1に対応する4個のPD1〜4を併せてPD群Aと称し、LD2に対応する4個のPD5〜8を併せてPD群Bと称し、LD3に対応する4個のPD9〜12を併せてPD群Cと称し、LD4に対応する4個のPD13〜16を併せてPD群Dと称する。ここでは、各PD群の4個のPDは電気的に接続されていない。そして、増幅器Aは、PD群Aの4個のPDに選択的に接続される。増幅器Bは、PD群Bの4個のPDに選択的に接続される。増幅器Cは、PD群Cの4個のPDに選択的に接続される。増幅器Dは、PD群Dの4個のPDに選択的に接続される。そして、例えば、先ず、LD1〜4を同時に点灯させるとともに、増幅器A〜DをそれぞれPD1、PD5、PD9、PD13に接続して、走査、検出を行う。次いで、LD1〜4を同時に点灯させるとともに、増幅器A〜DをそれぞれPD2、PD6、PD10、PD14に接続して、走査、検出を行う。次いで、LD1〜4を同時に点灯させるとともに、増幅器A〜DをそれぞれPD3、PD7、PD11、PD15に接続して、走査、検出を行う。次いで、LD1〜4を同時に点灯させるとともに、増幅器A〜DをそれぞれPD4、PD8、PD12、PD16に接続して、走査、検出を行う。なお、LD1〜4の少なくとも2つの点灯タイミングを異ならせても良い。
図15には、レーザレーダ100を備えるセンシング装置1000が示されている。センシング装置1000は、移動体に搭載され、レーザレーダ100に加えて、該レーザレーダ100に電気的に接続された監視制御装置300を備えている。このセンシング装置1000は、車両のバンパー付近やバックミラーの近傍に取り付けられる。監視制御装置300は、レーザレーダ100の検出結果に基づいて、物体の形状や大きさの推定、物体の位置情報の算出、移動情報の算出、物体の種類の認識等の処理を行って、危険の有無を判断する。そして、監視制御装置300は、危険ありと判断すると、アラーム等の警報を発して移動体の操縦者に注意を促したり、ハンドルを切って危険を回避する指令を移動体の操舵制御部に出したり、制動をかけるための指令を移動体のECUに出す。なお、センシング装置1000は、例えば車両のバッテリから電力の供給を受ける。
なお、監視制御装置300は、レーザレーダ100と一体的に設けられても良いし、レーザレーダ100とは別体に設けられても良い。また、監視制御装置300は、ECUが行う制御の少なくとも一部を行っても良い。
以上説明したセンシング装置1000は、レーザレーダ100と、レーザレーダ100の出力に基づいて、物体の有無、移動方向及び移動速度の少なくとも1つを含む移動情報を求める監視制御装置300と、を備えている。
この場合、移動体の制動制御等を高精度に行うことができる。
また、センシング装置1000は、移動体に搭載され、監視制御装置300は、物体の位置情報及び移動情報の少なくとも一方に基づいて危険の有無を判断する。
この場合、移動体の危険回避の制御を高精度に行うことができる。
また、センシング装置1000と、前記センシング装置が搭載される移動体と、を備える移動体装置は、安全性に優れる。
なお、上記実施形態及び各変形例のレーザレーダの構成は、適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態及び各変形例では、光源として、複数のLDが副走査対応方向に1次元配列されたLDAを用いているが、これに限られない。例えば、複数のLDが2次元配列されたLDA、複数のVCSEL(面発光レーザ)が副走査方向に1次元配列された面発光レーザアレイ、VCSELが2次元配列されたVCSELアレイなどを用いても良い。
光源に用いる半導体レーザとしては、LD(端面発光レーザ)でもVCSEL(面発光レーザ)でも良いが、VCSELの方が高密度集積化によりアレイ数を多く設定することができる。
上記実施形態において、電気的に接続された複数(例えば4個)のLDのうち少なくとも2つのLDは、隣り合っていても良い。上記変形例1、2において、電気的に接続された複数(例えば4個)のPDのうち少なくとも2つのLDは、隣り合っていても良い。
また、投光光学系は、カップリングレンズに代えて又は加えて、他のレンズを有していても良い。
また、投光光学系及び受光光学系は、反射ミラーを有していなくても良い。すなわち、LDAからの光を、光路を折り返さずに回転ミラーに入射させ、物体で反射され回転ミラーで偏向された光を光路を折り返さずにPDAに導いても良い。
また、受光光学系は、レンズに代えて又は加えて、他の光学素子(例えば集光ミラー)を有していても良い。
また、偏向器として、回転ミラーに代えて、例えば、ポリゴンミラー(回転多面鏡)、ガルバノミラー、MEMSミラー等の他のミラーを用いても良い。
また、同期系は、同期レンズに代えて、他の光学素子(例えば集光ミラー)を有していても良い。
また、上記各実施形態及び各変形例では、レーザレーダが搭載される移動体として自動車を例に説明したが、該移動体は、自動車以外の車両、航空機、船舶等であっても良い。
以上の説明で用いた具体的な数、形状などは、一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である
以上の説明から明らかなように、上記実施形態及び各変形例のレーザレーダは、物体の有無や、物体までの距離など検出する所謂Time of Flight(TOF)法を用いた技術であり、移動体におけるセンシングの他、モーションキャプチャ技術、測距計などの産業分野などで幅広く用いられる。すなわち、本発明の物体検出装置は、必ずしも移動体に搭載されなくても良い。
以下に、発明者が上記実施形態及び各変形例を発案するに至った思考プロセスを説明する。
従来、走行中の車両の前方の物体の有無や、その物体までの距離を検出する車載装置として、レーザレーダが知られている。レーザレーダ用の光学系としては様々なものが知られているが、特許文献1〜4に開示されているように、光源から射出されたレーザ光を回転ミラーで走査し、物体で反射もしくは散乱された光を再度回転ミラーを介して光検出器で検出することで、所望の範囲の物体の有無やその物体までの距離を検出できる。このように、レーザ光により走査領域(検出範囲)にある物体を走査し、反射光を光検出器で検出する走査する走査型レーザレーダは、光検出が必要な部分のみにレーザ光を集中できるので、検出精度や検出距離の点で有利であり、また、光検出器で検出可能な領域も最小限にすることができるため、光検出器のコスト的にも有利である。
このようなレーザレーダにおいて、主走査方向については、レーザの射出タイミングを細かくすることで高分解能化が可能である。一方、主走査方向に直交する副走査方向について高分解能化するためには、副走査方向に対応する方向にレーザの個数を増やすか、光検出器の受光素子の個数を増やすことで、副走査方向の層数(Layer数)を増大させることができる。
物体の形状を正確に捉えるためには、上記のLayer数は大きい方が望ましい。そこで、Layer数を大きくすることを考える。受光素子を1個とし、レーザの個数を増やせば、レーザの個数に応じたLayer数を実現できる。ただし、受光素子は1つのため、複数のレーザの発光タイミングをずらして、各Layerでの距離情報を取得する必要があるため、データの取得に時間がかかってしまう。このことは、Layer数が多くなればなるほど顕著になる。
他方、レーザを1個として、受光素子の個数を増やせば、受光素子の個数に応じたLayer数を実現できる。ただし、レーザが複数の受光素子をカバーするように大きく広げる必要があるため、1つの受光素子当たりの光量が低下してしまい、検出できる距離が短くなってしまう。また、受光素子の信号は通常は増幅回路で増幅する必要があるが、増幅器の個数が多くなり、コスト高となってしまう。このことは、Layer数が多くなればなるほど顕著になる。
そこで、発明者は、このような問題に対処するために、上記実施形態及び各変形例を発案した。
26…回転ミラー(偏向器)、100…レーザレーダ(物体検出装置)、300…監視制御装置、1000…センシング装置。
特開2011−128112 特開2009−063339 特開2012−107984 特開2009−069003

Claims (19)

  1. 副走査方向に配列された複数の発光部を含む光源と、
    前記光源からの光を偏向する偏向器と、
    前記複数の発光部に対応して副走査方向に配列された複数の受光部を含み、前記偏向器で偏向され物体で反射された光を受光する光検出器と、を備える物体検出装置。
  2. 前記発光部の数と前記受光部の数は、異なることを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
  3. 前記複数の発光部は、電気的に接続された少なくとも2つの前記発光部から成る発光部群を複数含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の物体検出装置。
  4. 前記少なくとも2つの発光部は、隣り合っていないことを特徴とする請求項3に記載の物体検出装置。
  5. 前記少なくとも2つの発光部は、異なる前記受光部に対応していることを特徴とする請求項3又は4に記載の物体検出装置。
  6. 前記少なくとも2つの発光部は同時に点灯され、
    前記発光部群間では点灯タイミングが異なることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の物体検出装置。
  7. 前記複数の発光部群それぞれは所定周期で点灯され、
    前記複数の発光部群のうち一の発光部群の点灯が終了してから次の発光部群の点灯が開始されるまでの時間は、前記所定周期よりも短いことを特徴とする請求項6に記載の物体検出装置。
  8. 前記複数の受光部は、電気的に接続された少なくとも2つの前記受光部から成る受光部群を複数含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の物体検出装置。
  9. 前記少なくとも2つの受光部は、隣り合っていないことを特徴とする請求項8に記載の物体検出装置。
  10. 前記少なくとも2つの受光部は、異なる前記発光部に対応していることを特徴とする請求項8又は9に記載の物体検出装置。
  11. 前記複数の発光部は点灯タイミングが異なることを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の物体検出装置。
  12. 前記複数の発光部それぞれは所定周期で点灯され、
    前記複数の発光部のうち一の発光部の点灯が終了してから次の発光部の点灯が開始されるまでの時間は、前記所定周期よりも短いことを特徴とする請求項11に記載の物体検出装置。
  13. 前記少なくとも2つの受光部に共通に接続される増幅器を更に備えることを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載の物体検出装置。
  14. 前記受光部の数よりも少ない数の増幅器を更に備え、
    前記複数の受光部のうち少なくとも2つの受光部は、同一の前記増幅器に異なるタイミングで接続されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の物体検出装置。
  15. 前記複数の発光部それぞれは、複数の微小発光体を含むことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の物体検出装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の物体検出装置と、
    前記物体検出装置の出力に基づいて、物体の有無、移動方向及び移動速度の少なくとも1つを含む移動情報を求める監視制御装置と、を備えるセンシング装置。
  17. 移動体に搭載され、
    前記監視制御装置は、前記物体の位置情報及び移動情報の少なくとも一方に基づいて危険の有無を判断することを特徴とする請求項16に記載のセンシング装置。
  18. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の物体検出装置と、
    前記物体検出装置が搭載される移動体と、を備える移動体装置。
  19. 請求項16又は17に記載のセンシング装置と、
    前記センシング装置が搭載される移動体と、を備える移動体装置。
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