JP6819098B2 - 物体検出装置、センシング装置及び移動体装置 - Google Patents

物体検出装置、センシング装置及び移動体装置 Download PDF

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Description

本発明は、物体検出装置、センシング装置及び移動体装置に関する。
従来、投光系と受光系を有し、物体の有無、物体までの距離等の物体に関する情報を検出する装置が知られている(例えば特許文献1〜4参照)。
しかしながら、特許文献1〜4に開示されている装置では、検出距離の長距離化と誤検出の抑制を両立することに関して改善の余地があった。
本発明は、一軸方向に配置された複数の発光素子を有する光源と、前記光源からの光を導光する光学系とを含む投光系と、前記投光系から投光され物体で反射もしくは散乱された光を受光する受光系と、を備え、前記複数の発光素子からの複数の光は、前記一軸方向の異なる複数の領域に投光され、前記複数の発光素子のうち少なくとも1つの発光素子からの光の少なくとも一部が前記光学系の外側に外れることにより、前記複数の領域のうち前記少なくとも1つの発光素子の光が投光される領域の光の光量を、前記複数の発光素子のうち前記少なくとも1つの発光素子とは異なる他の発光素子の光が投光される領域の光の光量と異ならせることを特徴とする物体検出装置である。
本発明によれば、検出距離の長距離化と誤検出の抑制を両立することができる。
一実施形態に係る物体検出装置の概略構成を示す図である。 図2(A)は、投光光学系、同期系を説明するための図であり、図2(B)は、受光光学系を説明するための図であり、図2(C)は、LDから反射ミラーまでの光の光路、及び反射ミラーから時間計測用PDまでの光の光路を概略的に示す図である。 光検出器の構成例を示す図である。 図4(a)は、複数のLDと複数の照射範囲の対応関係を示す図であり、図4(b)は、複数の光検出器と複数の受光可能範囲の対応関係を示す図である。 複数のLDの照射範囲と複数の光検出器の受光可能範囲の対応関係を示す図である。 検出対象の物体上における走査方向と走査直交方向の解像度を示す模式的に示す図である。 実施例1における複数のLDの照射範囲と1つの光検出器の受光可能範囲の関係を示す図である。 実施例1における複数のLDの発光タイミングを示すタイミングチャートである。 照射範囲と検出距離の関係を示す図である。 図10(a)及び図10(b)は、それぞれ実施例2を説明するための図(その1及びその2)である。 実施例3を説明するための図である。 図12(a)及び図12(b)は、それぞれ実施例4を説明するための図(その1及びその2)である。 実施例5を説明するための図(その1)である。 実施例5を説明するための図(その2)である。 実施例5を説明するための図(その3)である。 図16(a)〜図16(c)は、それぞれ実施例6を説明するための図(その1〜その3)である。 センシング装置を説明するための図である。 変形例の物体検出装置の構成を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態の物体検出装置100について、図面を参照して説明する。
図1には、物体検出装置100の概略的構成がブロック図にて示されている。
物体検出装置100は、物体(例えば先行車両、停車車両、構造物、歩行者等)の有無や、該物体までの距離等の物体に関する情報(物体情報)を検出するレーザレーダである。物体検出装置100は、一例として、移動体としての車両(例えば自動車)に搭載され、例えば自動車のバッテリ(蓄電池)から電力の供給を受ける。以下では、物体検出装置100として、走査型のレーザレーダについて説明を進めるが、非走査型のレーザレーダとすることも可能である。
物体検出装置100は、投光系10、受光光学系30、検出系40、同期系50、時間計測部45、測定制御部46、物体認識部47などを備えている。
投光系10は、光源としてのLD(レーザダイオード)、LD駆動回路12、投光光学系20を含む。
LDは、端面発光レーザとも呼ばれ、LD駆動回路12により駆動され、レーザ光を射出する。LD駆動回路12は、測定制御部46からのLD駆動信号(矩形パルス信号)が入力されると駆動電流を生成し該駆動電流をLDに印加して該LDを点灯(発光)させる。測定制御部46は、自動車のECU(エレクトリックコントロールユニット)からの測定制御信号(測定開始信号や測定停止信号)を受けて測定開始や測定停止を行う。
図2(A)には、投光光学系20、同期系50が模式的に示されている。図2(B)には、受光光学系30が模式的に示されている。以下では、図2(A)等に示されるZ軸方向を鉛直方向とするXYZ3次元直交座標系を適宜用いて説明する。
投光光学系20は、図2(A)に示されるように、LDからの光の光路上に配置されたカップリングレンズ22と、該カップリングレンズ22を介した光の光路上に配置された反射ミラー24と、該反射ミラー24で反射された光の光路上に配置された光偏向器としての回転ミラー26と、を含む。ここでは、装置を小型化するために、カップリングレンズ22と回転ミラー26との間の光路上に反射ミラー24を設けて光路を折り返している。
そこで、LDから出射された光は、カップリングレンズ22により所定のビームプロファイルの光に整形された後、反射ミラー24で反射され、回転ミラー26でZ軸周りに偏向される。
回転ミラー26でZ軸周りの所定の偏向範囲に偏向された光が投光光学系20から投射された光、すなわち物体検出装置100から投光された光である。
回転ミラー26は、Z軸に平行な回転軸周りに複数の反射面を有し、反射ミラー24からの光を回転軸周りに回転しながら反射(偏向)することで該光により上記偏向範囲に対応する有効走査領域を水平な1軸方向(ここではY軸方向)に1次元走査する。ここでは、偏向範囲、有効走査領域は、物体検出装置100の+X側である。以下では、回転ミラー26の回転方向を「ミラー回転方向」とも呼ぶ。また、本明細書では「有効走査領域」を「投光範囲」とも呼ぶ。
回転ミラー26は、図2(A)から分かるように、反射面を2面(対向する2つの面)有しているが、これに限らず、1面でも3面以上でも良い。また、少なくとも2つの反射面を設け、回転ミラーの回転軸に対して異なった角度で傾けて配置して、走査・検出する領域をZ軸方向に切り替えることも可能である。
受光光学系30は、図2(B)に示されるように、投光光学系20から投射され有効走査領域内にある物体で反射(散乱)された光を反射する回転ミラー26と、該回転ミラー26からの光を反射する反射ミラー24と、該反射ミラー24からの光の光路上に配置され、該光を後述する時間計測用PD42に結像させる結像光学系と、を含む。
図2(C)には、LDから反射ミラー24までの光路と、反射ミラー24から時間計測用PD42までの光路が示されている。
図2(C)から分かるように、投光光学系20と受光光学系30は、Z軸方向に重なるように配置されており、回転ミラー26と反射ミラー24は、投光光学系20と受光光学系30で共通となっている。これにより、物体上におけるLDの照射範囲と時間計測用PD42の受光可能範囲の相対的な位置ずれを小さくでき、安定した物体検出を実現できる。
そこで、投光光学系20から投射され物体で反射(散乱)された光は、回転ミラー26、反射ミラー24を介して結像光学系に導かれ、該結像光学系により時間計測PD42に集光する(図2(B)参照)。図2(B)では、装置を小型化するために、回転ミラー26と結像光学系との間に反射ミラー24を設けて光路を折り返している。ここでは、結像光学系は2枚のレンズ(結像レンズ)で構成されているが、1枚のレンズとしても良いし、3枚以上のレンズとしても良いし、ミラー光学系を用いても良い。
図1に戻り、検出系40は、光検出器43、二値化回路44(コンパレータ)を含む。
図3には、光検出器43の構成例が示されている。
光検出器43は、図3に示されるように、投光光学系20から投射され有効走査領域内に存在する物体で反射もしくは散乱された光を受光光学系30を介して受光する受光素子としての時間計測用PD42(フォトダイオード)と、該時間計測用PD42の出力電流を処理する処理回路60と、を含む。
処理回路60は、時間計測用PD42からの出力電流(電流値)を電圧信号(電圧値)に変換する電流電圧変換器60a(例えばTIA:トランスインピーダンスアンプ)と、該電流電圧変換器からの電圧信号を増幅する信号増幅器60b(例えばVGA:高リニアリティアナログ可変利得アンプ)とを有する。
二値化回路44は、処理回路60からのアナログの電圧信号(受光信号)を閾値電圧を基準に二値化し、その二値化信号(デジタル信号)を検出信号として時間計測部45に出力する。
図1に戻り、同期系50は、光検出器53、二値化回路56を含む。
光検出器53は、図2(A)及び図1に示されるように、LDから出射されカップリングレンズ22を介して反射ミラー24で反射された光であって回転ミラー26で偏向され反射ミラー24で再び反射された光の光路上に配置された同期レンズ52と、該同期レンズ52を介した光の光路上に配置された受光素子としての同期検知用PD54と、該同期検知用PD54の出力電流を処理する処理回路と、を含む。光検出器53の処理回路は、光検出器43の処理回路60と同様の構成を有している。
反射ミラー24は、上記偏向範囲に対して回転ミラー26の回転方向上流側に配置され、回転ミラー26で上記偏向範囲の上流側に偏向された光が入射される。そして、回転ミラー26で偏向され反射ミラー24で反射された光が同期レンズ52を介して同期検知用PD54に入射される。このとき、光検出器53では、同期検知用PD54からの出力電流が処理回路に送られる。
なお、反射ミラー24は、上記偏向範囲に対して回転ミラー26の回転方向下流側に配置されても良い。そして、回転ミラー26で偏向され反射ミラー24で反射された光の光路上に同期系50が配置されても良い。
回転ミラー26の回転により、該回転ミラー26の反射面で反射された光が同期検知用PD54で受光される度に同期検知用PD54から電流が出力される。すなわち、同期検知用PD54からは定期的に電流が出力される。
このように回転ミラー26からの光を同期検知用PD54に照射するための同期点灯を行うことで、同期検知用PD54での受光タイミングから、回転ミラー26の回転タイミングを得ることが可能となる。
そこで、LDを同期点灯してから所定時間経過後にLDをパルス点灯することで有効走査領域を光走査することができる。すなわち、同期検知用PD54に光が照射されるタイミングの前後期間にLDをパルス点灯することで有効走査領域を光走査することができる。
ここで、時間計測や同期検知に用いる受光素子としては、上述したPD(Photo Diode)の他、APD(Avalanche Photo Diode)、ガイガーモードAPDであるSPAD(Single Photon Avalanche Diode)等を用いることが可能である。APDやSPADは、PDに対して感度が高いため、検出精度や検出距離の点で有利である。
二値化回路56は、光検出器53の処理回路からのアナログの電圧信号(出力電圧)を閾値電圧を基準に二値化し、その二値化信号(デジタル信号)を同期信号として測定制御部46に出力する。
測定制御部46は、二値化回路56からの同期信号に基づいてLD駆動信号を生成し、該LD駆動信号をLD駆動回路12及び時間計測部45に出力する。
すなわち、LD駆動信号は、同期信号に対して遅延した発光制御信号(周期的なパルス信号)である。
LD駆動信号がLD駆動回路12に入力されると、LD駆動回路12からLDに駆動電流が印加され、LDから発光パルスが出力される。なお、LDの安全性やLDの耐久性の観点からLDの発光のデューティが制限されるため、発光パルスはパルス幅が狭い方が望ましく、該パルス幅は、一般に10ns〜数十ns程度に設定される。また、パルス間隔は一般に数十μ秒程度である。
時間計測部45は、測定制御部46からのLD駆動信号の入力タイミングと二値化回路44からの検出信号(二値化信号)の入力タイミングの時間差を、LDでの発光タイミングと時間計測用PD42での受光タイミングの時間差として求め、該時間差を時間計測結果として測定制御部46に出力する。
測定制御部46は、時間計測部45からの時間計測結果を距離に変換することで物体までの往復距離を算出し、該往復距離の1/2を距離データとして物体認識部47に出力する。
物体認識部47は、測定制御部46からの1走査もしくは複数の走査で取得した複数の距離データに基づいて、どこに物体があるかを認識し、その物体認識結果を測定制御部46に出力する。測定制御部46は、該物体認識結果をECUに転送する。
ECUは、転送された物体認識結果に基づいて、例えば自動車の操舵制御(例えばオートステアリング)、速度制御(例えばオートブレーキ)等を行う。
以下に、物体検出装置100において、複数のLDがZ軸方向にアレイ状に配置されたLDアレイと複数の光検出器がZ軸方向にアレイ状に配置された光検出器アレイを用いる例について説明する。
図4(a)には各LDと該LDに対応する照射範囲が示され、図4(b)には各光検出器と該光検出器に対応する受光可能範囲が示されている。なお、図4(b)では、結像光学系は1枚の結像レンズで構成されている。
図4(a)のように、LDアレイからの光の光路上にカップリングレンズを配置することで、複数のLDからの複数の光をそれぞれ物体のZ軸方向の異なる複数の範囲(照射範囲)に照射することができる。
図4(b)のように、LDアレイから照射され物体で反射もしくは散乱された光を結像レンズを介して光検出器アレイに導くことで、物体のZ軸方向の異なる複数の範囲(受光可能範囲)からの複数の光をそれぞれ複数の光検出器で受光することができる。
図5には、検出対象の物体上における複数のLDの照射範囲と複数の光検出器の受光可能範囲の関係が示されている。
ここでは、LDアレイにおけるLDの数が16個、光検出器アレイにおける光検出器の数が4個とされている。そして、Z軸方向に配置された16個のLDを−Z側から+Z側へ順にLD1〜16とし、Z軸方向に配置された4個の光検出器を−Z側から+Z側へ順に光検出器1〜4とすると、LD1〜4の照射範囲が光検出器1の受光可能範囲に対応し、LD5〜8の照射範囲が光検出器2の受光可能範囲に対応し、LD9〜12の照射範囲が光検出器3の受光可能範囲に対応し、LD13〜16の照射範囲が光検出器4の受光可能範囲に対応している。この場合、各光検出器に対応する4つのLDから成るLD群の1つのLDを同時に点灯させることもできる。
このように4個のLDの照射範囲を1個の光検出器の受光可能範囲に対応させているが、例えば光検出器の個数を1個として、1個の光検出器の受光可能範囲を16個のLDの照射範囲に対応させることも可能である。
また、受光可能範囲は、4つのLDの照射範囲よりもわずかに大きくなるように設定されている。この場合、受光可能範囲を効率よく照射できるため、受光可能範囲における光量を増大でき、検出精度及び検出距離の点で好ましい。また、製造誤差の範囲で照射範囲と受光可能範囲がわずかにずれても、検出精度及び検出距離の低下を抑制できる。
図6には、LDアレイからの光により物体をY軸方向に走査したときの該物体上おけるYZ2次元の解像度が模式的に示されている。図6において最小の四角形は1回の計測で計測できる範囲(解像度)を示す。走査方向(Y軸方向)の解像度を高めるためには、LDの射出時間間隔を短くすれば実現できる。走査直交方向(Z軸方向)の解像度を高めるためには、LDの個数を増やすか、光検出器の個数を増やすことで実現できるが、前述のように、検出距離を長くするという点では、LDの個数を増やした方が望ましい。なお、図6では、走査直交方向の解像度を16としている。
[実施例1]
図7には、LDの個数を16個、光検出器の個数を1個とした構成例である実施例1が示されている。すなわち、実施例1では、16個のLD1〜16の照射範囲が1個の光検出器の受光可能範囲に対応している。
実施例1では、16個のLDと1個の光検出器が対応するため、16個のLDの点灯タイミングを時分割で切り替えることにより、16個のLDから異なるタイミングで射出され物体で反射もしくは散乱された光を1個の光検出器で異なるタイミングで受光する。
図8は、実施例1における16個のLDの点灯タイミングを示すタイミングチャートである。実施例1では、図8のように、LD1〜16の点灯時間が重ならないようにLD1〜16を順次点灯させている。
図9には、照射範囲と検出距離の関係が示されている。図9では、物体検出装置100においてZ軸方向に配置された16個のLD1〜16を含むLDアレイから光を照射している。ここでは、物体検出装置100は自動車の高さ0.5mの位置に取り付けられている。図9において、0.0mは地面の高さを示す。
図9の縦軸は鉛直方向(Z軸方向)の位置であり、横軸は物体検出装置100から物体までの距離(X軸方向の距離)である。図9に示される1点(物体検出装置100とする)から放射状に延びる複数の線は物体検出装置100の検出角度範囲の境界線であり、各検出角度範囲は垂直方向に0.5degとされている。図9において、−Z側から+Z側へ順に並ぶLD1〜16の照射範囲をそれぞれ照射範囲1〜16としている。すなわち、照射範囲1〜16は+Z側から−Z側へこの順に並んでいる。
図9から、照射範囲10〜16は、物体検出装置100から距離30mまでに地面があるため、30m以上の距離を検出する必要はなく、照射範囲の番号が大きくなるほど(照射範囲が低くなるほど)、検出すべき距離が短くなる。
検出距離を長くするためには、照射範囲を照射する光の光量(以下では「照射光量」とも呼ぶ)を大きくする必要があり、そうすることで照射範囲1〜9までは、物体検出装置100から30m以上の距離にある物体も検出可能である。
一方、照射範囲10〜16は、検出距離を長くとる必要がないため、照射光量を大きくする必要はない。照射光量を大きくする必要がないのに、照射光量を大きくしてしまうと、安全上好ましくなく、また、ゴースト光や迷光が発生して誤検出したり、検出性能に悪影響が生じる恐れがある。
そこで、物体検出装置100から投光され照射範囲を照射する光の光量(照射光量)を照射範囲間で異ならせるのが好ましい。照射光量を照射範囲間で異ならせるために、例えばLD間で発光光量を異ならせることが一例として考えられる。
ここでは、照射範囲1〜9に対する照射光量(例えばLD1〜9の発光光量)を、照射範囲10〜16に対する照射光量(例えばLD10〜16の発光光量)よりも大きくすることで、照射範囲10〜16における安全性や誤検出の問題を解消でき、かつ照射範囲1〜9における検出距離の長距離化を図ることができる。
なお、照射光量は全ての照射範囲で異ならせる必要はなく、少なくとも1つの照射範囲に対する照射光量を他の照射領域に対する照射光量と異ならせることで、照射光量を全ての照射範囲で同じにする場合に対して上記のような効果が得られる。
[実施例2]
照射領域間で光量を異ならせるために、LDアレイから光が射出されてから、物体で反射もしくは散乱され物体検出装置100に戻ってくるまでの光路上で、一部の光を損失させることが一例として考えられる。
そこで、実施例2では、図10に示されるように、カップリングレンズ22を用いて一部の光を損失させている。ここでは、LDアレイのLD数を例えば3つとしている。
図10(a)のようにカップリングレンズ22の光軸近傍のLDから射出されカップリングレンズ22を介した光においてカップリングレンズ22での光量損失はほとんど発生しない。
図10(b)のようにカップリングレンズ22の光軸から離れた位置にあるLDから射出されカップリングレンズ22を介した光においてカップリングレンズ22で光量損失が発生する。
すなわち、LDから射出された光は所定の発散角で発散する光であり、カップリングレンズ22の光軸から離れた位置にあるLDから射出された光は、一部がカップリングレンズ22から外れ、光量損失が発生する。
実施例2では、複数のLDの発光光量を同じにしても、物体検出装置100から投光され照射範囲を照射する光の光量(照射光量)を照射領域間で異ならせることができる。複数のLDの発光光量を同じにすると、制御が単純になり、LD駆動回路も簡単化、小型化できる。また、カップリングレンズ22の径を小さくすることができるので、装置を小型化できる。
[実施例3]
ところで、図9では、照射範囲の番号が大きくなるにつれて検出すべき距離が短くなり、検出に必要な光量が小さくなる。この場合、下側の照射範囲10〜16が地面を検出することになるため、照射範囲10〜16に対応するLD10〜16の射出光で光量損失を発生させればよい。
これを実現するために、実施例3では、図11に示されるように、Z軸方向に関して、LDアレイの中心位置とカップリングレンズ22の中心位置(光軸位置)をずらしている。具体的には、LDアレイの中心位置をカップリングレンズ22の光軸の+Z側に位置させている。ここでは、LDアレイのLD数を例えば10個としている。
この場合、特にカップリングレンズ22の光軸の+Z側では、カップリングレンズ22の光軸から離れたLDの(番号が大きい上側のLDの)射出光の光量損失を大きくすることができ、結果的に番号が大きい下側の照射範囲に対する照射光量を小さくできる。
具体的には、照射範囲10〜16に対応するLD10〜16の射出光で光量損失を発生させて、照射範囲10〜16での検出距離を照射範囲1〜9での検出距離よりも短くすることができる。
[実施例4]
図12を用いて実施例4について説明する。光量損失は、カップリングレンズ22に限らず、他の素子で発生させることも可能である。実施例4では、光偏向器としての回転ミラー26で光量損失を発生させることとしている。
図12(a)に示されるようにカップリングレンズ22の光軸付近に配置されたLDから射出されカップリングレンズ22を介した光は回転ミラー26で光量損失が発生しないが、図12(b)に示されるようにカップリングレンズ22の光軸から離れた位置に配置されたLDから射出されたカップリングレンズ22を介した光は回転ミラー26で一部が蹴られ光量損失が発生している。ここでは、LDアレイのLD数を例えば3個としている。
このように、実施例4では、各照射範囲が、LDの配列方向(Z軸方向)にずれていることを利用しており、このずれによって、回転ミラー26上の照射位置がずれ、光量損失を発生させることができる。実施例4では、回転ミラー26の高さ方向の寸法を短くでき、その結果、装置の高さ方向の寸法を短くできる。
また、照射範囲間で照射光量を異ならせる方法として、前述したように発光素子間(例えばLD間)で発光光量を異ならせる方法もある。発光光量を異ならせる、つまり光量があまり必要でない照射範囲に対応する発光素子の発光光量を小さく設定することで、消費電力を小さくでき、安全性の観点からもより好ましい。
[実施例5]
発光素子アレイの発光素子間の発光光量を異ならせる例として実施例5を、図13及び図14を用いて説明する。
実施例5では、発光素子アレイとして、n個の発光素子であるLD又はVCSEL(面発光レーザ)をそれぞれ含むLDアレイ又はVCSELアレイを用いている。そして、各発光素子に対して少なくとも1つのコンデンサを設けている。
以下では、発光素子アレイとして、LDアレイを用いる場合について説明するが、VCSELアレイを用いる場合にも、同様の議論が成立する。
実施例5では、LDアレイのn個のLD1〜LDnに対してそれぞれLD駆動回路DC1〜LD駆動回路DCnが設けられている。n個のLD1〜LDnのうち任意のLDをLDk(k:1〜n)と表記する。n個のLD駆動回路DC1〜LD駆動回路DCnのうち任意のLD駆動回路をLD駆動回路DCk(k:1〜n)と表記する。
LD駆動回路DC1〜LD駆動回路DCnは、それぞれ一端がスイッチSW1〜SWnを介して電圧源に選択的に接続されるようになっており、他端がスイッチSWmainを介して接地されるようになっている。n個のスイッチSW1〜SWnのうち任意のスイッチをスイッチSWk(k:1〜n)と表記する。スイッチSWkとしては、例えばトランジスタ(例えばバイポーラトランジスタ、FET等)が用いられる。
ここで、測定制御部46は、点灯対象のLDk(k:1〜n)に対応するスイッチSWk(k:1〜n)のベース(SWkがバイポーラトランジスタの場合)やゲート(SWkがFETの場合)にLD駆動信号を印加する。SWkは、LD駆動信号が印加されている間(LD駆動信号がハイレベルの間)だけオンとなる。
LD駆動回路DCkは、LDkのアノードにダイオードDkを介して一の極板が接続され他の極板が接地されたコンデンサCk(k:1〜n)を含む。
実施例5のn個のLD駆動回路DCkを含む回路の動作を説明する。当初スイッチSWmainがオフ(開)になっている。先ず、測定制御部46は、図13に示されるように、スイッチSWkをオン(閉)にしてLD駆動回路DCkに高電圧(HVin)を印加して、コンデンサCkを充電する。図13にはC1を充電する例が示されている。
その後、測定制御部46は、図14に示されるように、SWmainをON(閉)、SWkをOFF(開)にしてコンデンサCkに蓄えられた電荷を放電してLDkに流す。これにより、LDkから数ns〜数10nsの細いパルス幅でピーク出力が数10W〜数100W程度の高い出力の光を射出させることができる。
ここで、ピーク出力は、コンデンサCkの容量に依存して決まり、コンデンサCkの容量を小さくするとピーク出力は小さくなり、コンデンサ容量を大きくするとピーク出力が大きくなる。
図15には、コンデンサの容量を異ならせたときのLDの射出光の光波形が模式的に示されている。上記のように、コンデンサの容量を異ならせるだけで、LD間で発光光量を異ならせることができるため、単純なLD駆動回路で実現でき、回路基板(ボード)を小型化できる。
[実施例6]
実施例6では、図16に示されるように、Z軸方向に配置された複数(n個)の発光素子(例えばLDやVCSEL)の各発光素子を複数の発光部を含む発光部アレイで構成している。図16において、最小の四角形は各発光素子を示し、該四角形の中にある複数の黒丸が発光部を示している。このとき各発光部をVCSEL(面発光レーザ)とすると好ましく、容易に2次元配列させることができる。さらにVCSELを用いると2次元配列が容易であることから、2次元状に発光部の個数を増やすと、簡単に高出力化ができるため好ましく、さらに、発光部の個数を変えるだけで、簡単に必要な出力に変えることができる。
実施例6では、照射範囲間で照射光量を異ならせるために、発光素子間で発光部数を異ならせている。図16(a)〜図16(c)に、発光部数の調整例が示されている。図16(a)には−Z側の発光素子から+Z側の発光素子にかけて発光部数を均一に減らしていく方法が示され、図16(b)には−Z側の発光素子から+Z側の発光素子にかけて発光素子の上端側、下端側から発光部数を減らしていく方法が示され、図16(c)には−Z側の発光素子から+Z側の発光素子にかけて発光素子のY軸方向の一端側から発光部数を減らしていく方法が示されている。図16(a)は照射範囲を満遍なく検出したい場合に有効であり、図16(b)、図16(c)は、照射範囲の特に一部を重点的に検出したい場合に有効である。
図17には、物体検出装置100を備えるセンシング装置1000が示されている。センシング装置1000は、移動体に搭載され、物体検出装置100に加えて、該物体検出装置100に電気的に接続された監視制御装置300を備えている。物体検出装置100は、車両のバンパー付近やバックミラーの近傍に取り付けられる。監視制御装置300は、物体検出装置100での検出結果に基づいて、物体の形状や大きさの推定、物体の位置情報の算出、移動情報の算出、物体の種類の認識等の処理を行って、危険の有無を判断する。そして、危険有りと判断した場合には、アラーム等の警報を発して移動体の操縦者に注意を促したり、ハンドルを切って危険を回避する指令を移動体の操舵制御部に出したり、制動をかけるための指令を移動体のECUに出す。なお、センシング装置1000は、例えば車両のバッテリから電力の供給を受ける。
なお、監視制御装置300は、物体検出装置100と一体的に設けられても良いし、物体検出装置100とは別体に設けられても良い。また、監視制御装置300は、ECUが行う制御の少なくとも一部を行っても良い。
以上説明した本実施形態の物体検出装置100は、一軸方向に配置された複数の発光素子(例えばLD)を有する光源(例えばLDアレイやVCSELアレイ)含む投光系10と、該投光系10から投光され物体で反射もしくは散乱された光を受光する、受光光学系30及び光検出器43を含む受光系と、複数の発光素子からの複数の光は、上記一軸方向の異なる複数の領域(照射範囲)に投光され、複数の領域のうち一部の領域に投光される光の光量(照射光量)と他の一部の領域に投光される光の光量(照射光量)は互いに異なる。
この場合、検出距離の長距離化が要求される領域に投光される光の光量を大きくし、誤検出の抑制が要求される領域に投光される光の光量を小さくすることができる。
この結果、検出距離の長距離化と誤検出の抑制を両立することができる。
また、上記一軸方向は鉛直方向(Z軸方向)であることが好ましい。物体検出装置100から見て鉛直下方に路面があるため路面に照射される光の光量を小さくし、路面よりも鉛直上方の空間に照射される光の光量を大きくすることで上記効果を得ることができる。
なお、上記一軸方向は例えば水平方向(例えばY軸方向)であっても良い。投光系10の投光範囲の水平方向両端部には比較的近距離に対象物があることが多く、水平方向中央部には比較的遠距離に対象物があることが多いため、投光範囲の水平方向両端部に照射される光の光量を小さくし、水平方向中央部に照射する光の光量を大きくしても良い。これにより上記効果を得ることができる。
また、上記一軸方向は例えば鉛直方向に対して傾斜する方向であっても良い。
また、投光系10は、複数の発光素子からの光を導光する光学系を更に含み、複数の発光素子のうち少なくとも1つの発光素子からの光は、一部が光学系で損失される。
この場合、複数の発光素子の発光光量を同じにすることができるため、制御が単純になり、回路(LD駆動回路)も単純化、小型化できる。
また、上記光学系は、複数の発光素子からの光の光路上に配置されたカップリングレンズを有し、上記少なくとも1つの発光素子からの光は、他の一部のみがカップリングレンズを透過する。
この場合、カップリングレンズの径を小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。
また、上記一軸方向に関して、発光素子アレイの中心位置とカップリングレンズの中心位置(光軸位置)を、互いに異ならせても良い。
また、上記光学系は、反射部材を有し、上記少なくとも1つの発光素子からの光は、一部が反射部材で蹴られることが好ましい。
また、上記反射部材は、例えば上記一軸方向に平行な回転軸を有する回転ミラー26(光偏向器)である。
この場合、回転ミラー26の高さ方向の寸法を小さくできる。
なお、回転ミラー26に加えて又は代えて、上記少なくとも1つの発光素子からの光を上記反射部材としての反射ミラー24で蹴るようにしても良い。
この場合、反射ミラー24の高さ方向の寸法を小さくできる。
また、上記複数の領域のうち一部の領域に対応する一部の発光素子の発光光量と、他の一部の領域に対応する他の一部の発光素子の発光光量は互いに異なる。
この場合、消費電力を小さくでき、安全性をより高めることができる。
例えば、投光系10は、複数の発光素子(例えばLDk)をそれぞれ駆動する複数の駆動回路(例えばLD駆動回路DCk)を更に含み、複数の駆動回路のうち一部の発光素子を駆動する一部の駆動回路は、一部の発光素子に供給される電荷を蓄積するコンデンサを有し、複数の駆動回路のうち他の一部の発光素子を駆動する他の一部の駆動回路は、他の一部の発光素子に供給される電荷を蓄積する、コンデンサとは容量が異なるコンデンサを有する。
この場合、一部の発光素子に対応するコンデンサと他の一部の発光素子に対応するコンデンサの容量を異ならせるだけで、一部の発光素子と他の一部の発光素子の発光光量を異ならせることができる。
この結果、LD駆動回路を単純化、小型化できる。
なお、例えば一部の駆動回路と他の一部の駆動回路を印加電圧の異なる電圧源に接続することにより、一部の発光素子と他の一部の発光素子の間で発光光量を異ならせても良い。
また、例えば各駆動回路をコンデンサと抵抗とが直列に接続された複数の直列接続体を含んで構成し、該直列接続体の両端に電圧を印加するようにしても良い。この場合、一部の駆動回路と他の一部の駆動回路のコンデンサの容量を同じにし、かつ抵抗の抵抗値を変えることにより、一部の発光素子と他の一部の発光素子の間で発光光量を異ならせることができる。
また、発光素子は、複数の発光部を有し、一部の発光素子と他の一部の発光素子は、発光素子毎の発光部の数が互いに異なっていても良い。
この場合、一部の発光素子と他の一部の発光素子の発光部の数を変えるだけで、一部の発光素子と他の一部の発光素子の発光光量を異ならせることができる。
また、光源は、それぞれが複数の発光素子から成り、上記一軸方向に直交する方向に並ぶ複数の発光素子列を有していても良い。すなわち、物体検出装置を非走査型のレーザレーダとしても良い。この場合、物体検出装置100と同様の構成(例えば実施例1〜3、5、6等)を採用することで同様の効果を得ることができる。
また、物体検出装置100と、該物体検出装置100が搭載される移動体と、を備える移動体装置によれば、安全性に優れた移動体装置を提供できる。
また、物体検出装置100と、該物体検出装置100の出力に基づいて、物体情報(物体の有無、物体の位置、物体の移動方向及び物体の移動速度の少なくとも1つ)を求める監視制御装置300と、を備えるセンシング装置1000によれば、安全性に配慮しつつ物体情報を精度良く取得することができる。
また、センシング装置1000は移動体に搭載され、監視制御装置300は物体の位置情報及び移動情報の少なくとも一方に基づいて危険の有無を判断するため、例えば移動体の操縦制御系、速度制御系等に危険回避のための有効な情報を提供することができる。
また、移動体と、該移動体に搭載される物体検出装置100又は該移動体に搭載されるセンシング装置1000と、を備える移動体装置によれば、衝突安全性に優れる。
[変形例の物体検出装置]
図18には、本発明の物体検出装置の変形例の概略構成が示されている。変形例の物体検出装置は、複数の発光素子(例えばLDやVCSEL)を含む発光素子アレイ、投光光学系、少なくとも1つのLD駆動回路、受光光学系、受光素子、処理回路、二値化回路を含んで構成されている。すなわち、本発明の物体検出装置において、時間計測部45、測定制御部46、物体認識部47、同期系50は、必須ではない。なお、同期系50は、走査型の場合に必要であるが、非走査型の場合は不要である。
また、変形例の物体検出装置でも、上記実施形態の物体検出装置100と同様に一部の照射範囲に対する照射光量と他の一部の照射範囲に対する照射光量を互いに異ならせることで、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態及び変形例では、発光素子として、LDやVCSELを用いているが、これに限られない。例えば、有機EL素子、LED(発光ダイオード)等の他の発光素子を用いても良い。
また、投光光学系、受光光学系は、反射ミラーを有していなくても良い。すなわち、LDからの光を、光路を折り返さずに回転ミラーに入射させても良い。
また、受光光学系は、結像レンズに代えて、他の光学素子(例えば集光ミラー)を有していても良い。
また、光偏向器として、回転ミラーに代えて、例えば、ポリゴンミラー(回転多面鏡)、ガルバノミラー、MEMSミラー等の他のミラーを用いても良い。
また、上記実施形態では、物体検出装置が搭載される移動体として自動車を例にとって説明したが、該移動体は、自動車以外の車両、航空機、無人航空機、船舶、ロボット等であっても良い。
また、以上の説明で用いた具体的な数値、形状などは、一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なことは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、上記実施形態及び変形例の物体検出装置、センシング装置、移動体装置は、物体までの距離を測定する所謂Time of Flight(TOF)法を用いる技術又はTOF法に用いられる技術であり、移動体におけるセンシングの他、モーションキャプチャ技術、測距計、3次元形状計測技術などの産業分野などで幅広く用いることができる。すなわち、本発明の物体検出装置、センシング装置は、必ずしも移動体に搭載されなくても良い。
以下に、発明者が上記実施形態を発案するに至った思考プロセスを説明する。
走行中の車両の前方の物体の有無や、その物体までの距離を検出する車載装置として、レーザレーダがある。レーザレーダ用の光学系としては様々なものが知られているが、特許文献1〜4に開示されているように、光源から射出されたレーザ光を回転ミラーで走査し、物体で反射もしくは散乱された光を再度回転ミラーを介して光検出器で検出することで、所望の範囲の物体の有無やその物体までの距離を検出できる。このように、レーザ光により、光検出器で検出できる検出可能領域を走査する走査型レーザレーダは、検出が必要な部分のみにレーザ光を集中できるので、検出精度や検出距離の点で有利であり、また、光検出器で検出可能な領域も最小限にすることができるため、光検出器のコスト的にも有利である。
このような走査型レーザレーダにおいて、走査方向についてはレーザの射出時間間隔を細かくすることで高分解能化が可能である。走査直交方向(走査方向に直交する方向)を高分解能化するためには、走査直交方向にレーザの個数を増やすか、走査直交方向に光検出器の個数を増やすことで、鉛直方向の層数(Layer数)を増大させることができる。
走査直交方向に光検出器の個数を増やして層数を増やすと、1層あたりの光量が低下するため、通常は検出距離が低下してしまう。このため、走査直交方向にレーザの個数を増やすのが好ましい。また、レーザはアレイ化した方が、装置を小型化でき、好ましい。
層数を増やすと、鉛直方向に広い範囲を検出することができ、例えば地面から正面の物体までを略同時に検出できる。このとき、正面の物体は、遠くの距離まで検出する必要があるが、地面を検出するときは、あまり遠くまで検出できるようにしておく必要はない。
レーザレーダにおける検出距離は、大部分は装置から射出される光の光量で決まる。そのため、例えば地面を検出する層は、あまり光量が必要なく、逆に光量が高すぎると、安全上好ましくなく、また、ゴースト光や迷光が発生して誤検出することが懸念される。このように、検出可能な層数が増えてくると、各層で必要な光量は変わってくる。
そこで、発明者は、層間で光量を変化させることで、より安全で、検出距離の長距離化と誤検出の抑制を両立できる物体検出装置を実現すべく、上記実施形態を発案した。
10…LD(発光素子、投光系の一部)、20…投光光学系(投光系の一部)、22…カップリングレンズ(光学系の一部)、24…反射ミラー(光学系の一部、反射部材)、26…回転ミラー(光学系の一部、反射部材、光偏向器)、30…受光光学系(受光系の一部)、43…光検出器(受光系の一部)、100…物体検出装置、1000…センシング装置。
特開2011−128112 特開2009−063339 特開2012−107984 特開2009−069003

Claims (14)

  1. 一軸方向に配置された複数の発光素子を有する光源と、前記光源からの光を導光する光学系とを含む投光系と、
    前記投光系から投光され物体で反射もしくは散乱された光を受光する受光系と、を備え、
    前記複数の発光素子からの複数の光は、前記一軸方向の異なる複数の領域に投光され、
    前記複数の発光素子のうち少なくとも1つの発光素子からの光の少なくとも一部が前記光学系の外側に外れることにより、前記複数の領域のうち前記少なくとも1つの発光素子の光が投光される領域の光の光量を、前記複数の発光素子のうち前記少なくとも1つの発光素子とは異なる他の発光素子の光が投光される領域の光の光量と異ならせることを特徴とする物体検出装置。
  2. 前記一軸方向は、鉛直方向であることを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
  3. 前記光学系は、前記複数の発光素子からの光の光路上に配置されたカップリングレンズを有し、
    前記少なくとも1つの発光素子からの光は、一部が前記カップリングレンズの外側に外れることを特徴とする請求項1又は2に記載の物体検出装置。
  4. 前記一軸方向に関して、前記光源の中心位置と前記カップリングレンズの中心位置は、ずれていることを特徴とする請求項に記載の物体検出装置。
  5. 前記光学系は、前記複数の発光素子からの光の光路上に反射部材を有し、
    前記少なくとも1つの発光素子からの光は、一部が前記反射部材の外側に外れることを特徴とする請求項1又は2に記載の物体検出装置。
  6. 前記反射部材は、前記一軸方向に平行な回転軸を有する光偏向器であることを特徴とする請求項に記載の物体検出装置。
  7. 前記光源は、それぞれが前記複数の発光素子から成り、前記一軸方向に直交する方向に並ぶ複数の発光素子列を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の物体検出装置。
  8. 前記複数の領域における一部の領域に対応する一部の前記発光素子の発光光量と、前記複数の領域における他の一部の領域に対応する他の一部の前記発光素子の発光光量は、互いに異なることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の物体検出装置。
  9. 前記投光系は、前記複数の発光素子をそれぞれ駆動する複数の駆動回路を更に含み、
    前記複数の駆動回路のうち前記一部の発光素子を駆動する一部の駆動回路は、前記一部の発光素子に供給される電荷を蓄積するコンデンサを有し、
    前記複数の駆動回路のうち前記他の一部の発光素子を駆動する他の一部の駆動回路は、前記他の一部の発光素子に供給される電荷を蓄積する、前記コンデンサとは容量が異なるコンデンサを有することを特徴とする請求項に記載の物体検出装置。
  10. 前記発光素子は、複数の発光部を有し、
    前記一部の発光素子と前記他の一部の発光素子は、前記発光素子毎の前記発光部の数が互いに異なることを特徴とする請求項に記載の物体検出装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の物体検出装置と、
    前記物体検出装置の出力に基づいて、物体の有無や、物体の移動方向及び移動速度の少なくとも1つを含む移動情報を求める監視制御装置と、を備えるセンシング装置。

  12. 前記監視制御装置は、前記物体の位置情報及び移動情報の少なくとも一方に基づいて危険の有無を判断することを特徴とする請求項11に記載のセンシング装置。

  13. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の物体検出装置と、
    前記物体検出装置が搭載される移動体と、を備える移動体装置。
  14. 請求項11又は12に記載のセンシング装置と、
    前記センシング装置が搭載される移動体と、を備える移動体装置。

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