JP2016165537A - 視標呈示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
第1〜第8の実施形態について簡単に説明しておく。第1〜第7の実施形態では、所定の情報に基づいて視標の表示輝度を変更する場合について説明する。ここで、表示輝度とは、視標を表示する表示デバイスによる表示の明るさを意味する。
第1の実施形態に係る視標呈示装置は、呈示される視標の種別に応じて視標の表示輝度を変更するものであり、特に、表示輝度情報を視標呈示用画像信号に埋め込むことにより表示輝度を変更するように構成される。
この実施形態に係る視標呈示装置の構成例を図1〜図3に示す。視標呈示装置1は、操作部10と、画像信号生成部20と、制御部30と、表示部40とを有する。画像信号生成部20には、記憶部21が設けられている。制御部30には、信号解析部31と、描画制御部32と、バックライト制御部33とが設けられている。表示部40には、偏光部41と、描画部42と、バックライト部43とが設けられている。
操作部10は、視標呈示装置1を操作するために使用される。操作部10には、各種のボタンやスイッチが設けられている。ボタン等は、ハードウェアキーであってもよいし、ソフトウェアキー(グラフィックユーザインターフェイス、GUI)であってもよい。ユーザによる操作を受けた操作部10は、その操作内容に応じた信号(操作信号)を出力する。この操作信号の通信方式は、有線通信でも無線通信でもよい。
画像信号生成部20は、表示部40に各種情報を表示させるための画像信号を生成する。特に、画像信号生成部20は、表示部40に視標を表示させるための画像信号(視標呈示用画像信号)を生成する。この実施形態の視標呈示用画像信号には、その視標に対応する表示輝度を示す表示輝度情報が含まれる。
制御部30には、画像信号生成部20により生成された視標呈示用画像信号が入力される。制御部30の信号解析部31は、視標呈示用画像信号を解析して表示輝度情報を抽出する(或いは、表示輝度情報の有無を判定する)。信号解析部31は、抽出された表示輝度情報(或いは、表示輝度情報の有無を示す情報)をバックライト制御部33に送る。バックライト制御部33は、信号解析部31から入力された情報に基づいて、表示部40のバックライト部43を制御することで、この表示輝度情報に示す表示輝度を実現する(或いは、表示輝度の有無に応じた表示輝度を実現する)。
表示部40は、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ等を含んで構成される。描画部42は、描画制御部32による制御を受けて、視標を含む各種情報を描画する。描画部42には、縦横にアレイ状に配列された複数のピクセル(画素)が設けられている。バックライト部43は、描画部42を背面側から照明する。偏光部41は、描画部42の前面側に設けられている。
この実施形態に係る視標呈示装置1の動作について説明する。視標呈示装置1の動作例を図4に示す。
まず、ユーザは、操作部10を用いて視標を指定する。操作部10は、指定された視標の種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。この視標呈示用画像信号には、この視標種別に対応する表示輝度を示す表示輝度情報が含まれている。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
信号解析部31は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号を解析して表示輝度情報を抽出する(或いは、表示輝度情報の有無を判定する)。信号解析部31は、抽出された表示輝度情報(或いは、表示輝度情報の有無を示す情報)をバックライト制御部33に送る。
バックライト制御部33は、信号解析部31から入力された情報に基づいてバックライト部43を制御することにより、表示部40の表示輝度を変更する。
ステップ3及びステップ4と並行して、描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて表示部40の描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
・視力検査視標(ランドルト環)
・視力検査視標(E文字。Eチャートとも呼ばれる。)
・視力検査視標(アルファベット。スネレン視標とも呼ばれる。)
・視力検査視標(ひらがな、カタカナ)
・視力検査視標(数字)
・小児用視力検査視標(図形)
・字詰まり型視力検査視標(ランドルト環。視力値の増加とともにキャラクタの間隔が狭くなるもの。)
・字詰まり型視力検査指標(アルファベット。同上。)
・赤緑検査視標(レッド・グリーン検査視標とも呼ばれる。)
・放射型乱視検査視標
・乱視検査用点群視標
・偏光赤緑バランス検査視標
・偏光バランス検査視標(ランドルト環)
・偏光バランス検査視標(アルファベット)
・偏光バランス検査視標(ひらがな、カタカナ)
・偏光十字視標
・偏光固視点付き十字視標
・偏光固視点付き回旋十字視標
・偏光不等像視視標(垂直方向切り込み型)
・偏光不等像視視標(水平方向切り込み型)
・偏光立体視視標(複数の三角形がアレイ状に配列されたもの)
・偏光立体視視標(中心点の上下に2本の垂直線分がそれぞれ配置されたもの)
・偏光立体視視標(矩形状の枠に複数本の垂直線分が配置されたもの)
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。
第2の実施形態に係る視標呈示装置は、視標呈示用画像信号とは別の画像信号(表示輝度変更用画像信号)を用いて表示輝度の変更を行うものであり、特に、表示輝度変更用画像信号の入力時間に応じて表示輝度を変更するように構成される。以下、第1の実施形態の構成や符号を準用して説明する。
この実施形態に係る視標呈示装置1は、第1の実施形態と同様の構成を有する(図1及び図3を参照)。ただし、画像信号生成部20及び制御部30の動作内容については、第1の実施形態と異なる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の動作について説明する。視標呈示装置1の動作例を図7及び図8に示す。図7に示す第1の動作例は、表示輝度変更用画像信号の入力を所定時間継続して受けたことに対応して表示輝度の変更を行うものである。また、図8に示す第2の動作例は、表示輝度変更用画像信号の入力を継続して受けた時間の長さに対応する変更量だけ表示輝度を変更するものである。
(S11:視標の指定)
ユーザが操作部10を用いて視標を指定すると、操作部10は、指定された視標の種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する表示輝度変更用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。なお、視標呈示用画像信号の生成処理と表示輝度変更用画像信号の生成処理については、これらを並行して行なってもよいし、一方を行った後に他方を行なってもよい。
信号解析部31又はバックライト制御部33は、画像信号生成部20からの表示輝度変更用画像信号の入力時間が所定時間に達したか判断する。
表示輝度変更用画像信号の入力時間が所定時間に達したと判断された場合(S14:Yes)、バックライト制御部33は、バックライト部43を制御して表示部40の表示輝度を変更する。一方、入力時間が所定時間に達しないと判断された場合(S14:No)、表示輝度の変更は行わない。
描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
(S21:視標の指定)
ユーザが操作部10を用いて視標を指定すると、操作部10は、指定された視標の種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する表示輝度変更用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を、視標/入力時間関連情報21bに基づき特定された入力時間だけ制御部30に入力する。なお、視標呈示用画像信号の生成処理と表示輝度変更用画像信号の生成処理については、これらを並行して行なってもよいし、一方を行った後に他方を行なってもよい。
信号解析部31又はバックライト制御部33は、画像信号生成部20からの表示輝度変更用画像信号の入力時間に対応する表示輝度を、入力時間/表示輝度関連情報33aに基づいて特定する。
バックライト制御部33は、ステップ24で特定された表示輝度に基づきバックライト部43を制御することで、表示部40の表示輝度を特定された表示輝度に変更する。
描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。なお、この実施形態は、第1の実施形態と同様の構成要素及びそれらの組み合わせを含むが、これらは第1の実施形態と同様の効果を奏する(第3の実施形態以降においても同様である)。
第3の実施形態に係る視標呈示装置は、視標呈示用画像信号とは別の画像信号(表示輝度変更用画像信号)を用いて表示輝度の変更を行うものであり、特に、表示輝度変更用画像信号の種別に応じて表示輝度を変更するように構成される。以下、第1及び第2の実施形態の構成や符号を準用して説明する。
この実施形態に係る視標呈示装置1は、第1の実施形態と同様の構成を有する(図1〜図3を参照)。ただし、画像信号生成部20及び制御部30の動作内容については、第1及び第2の実施形態と異なる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の動作について説明する。視標呈示装置1の動作例を図9に示す。
ユーザが操作部10を用いて視標を指定すると、操作部10は、指定された視標の種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する表示輝度変更用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された表示輝度変更用画像信号を制御部30に送る。
信号解析部31又はバックライト制御部33は、画像信号生成部20から入力された表示輝度変更用画像信号の種別に対応する表示輝度を、信号種別/表示輝度関連情報に基づいて特定する。
バックライト制御部33は、ステップ34で特定された表示輝度に基づきバックライト部43を制御することで、表示部40の表示輝度を特定された表示輝度に変更する。
描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。
第4の実施形態に係る視標呈示装置は、画像信号以外の信号(表示輝度変更信号)を用いて表示輝度を変更するものであり、ユーザからの指示を受け付ける操作デバイス(リモートコントローラー等)から表示デバイスに表示輝度変更信号を直接に送信するように構成される。
この実施形態に係る視標呈示装置の構成例を図10に示す。この視標呈示装置1においては、制御部30と表示部40が表示デバイス50に設けられている。表示デバイス50としては、たとえば、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイが用いられる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の動作について説明する。視標呈示装置1の動作例を図11に示す。
ユーザが操作部10を用いて視標を指定すると、操作部10は、指定された視標種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
操作信号の送信と並行して(又は、これに前後して)、操作部10は、指定された視標種別に対応する表示輝度情報を生成し、この表示輝度情報を含む表示輝度変更信号を送信部11によって送信する。
制御部30の受信部34は、操作部10から送信された表示輝度変更信号を受信する。信号解析部31は、この表示輝度変更信号を解析して表示輝度情報を抽出する。
バックライト制御部33は、信号解析部31により抽出された表示輝度情報に基づいてバックライト部43を制御することにより表示輝度を変更する。
一方、画像信号生成部20は、ステップ41で操作部10から送信された操作信号を受信し、この操作信号が示す視標種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。
第5の実施形態に係る視標呈示装置は、画像信号以外の信号(表示輝度変更信号)を用いて表示輝度を変更するものであり、操作デバイスから操作信号を受けた装置から表示デバイスに表示輝度変更信号を送信するように構成される。
この実施形態に係る視標呈示装置1の構成例を図12に示す。この視標呈示装置1においては、第4の実施形態と同様に、制御部30と表示部40が表示デバイス50に設けられている。
この実施形態に係る視標呈示装置1の動作について説明する。視標呈示装置1の動作例を図13に示す。
ユーザが操作部10を用いて視標を指定すると、操作部10は、指定された視標種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、この操作信号に基づいて、指定された視標種別に対応する表示輝度情報を生成し、この表示輝度情報を含む表示輝度変更信号を送信部22によって送信する。
制御部30の受信部34は、操作部10から送信された表示輝度変更信号を受信する。信号解析部31は、この表示輝度変更信号を解析して表示輝度情報を抽出する。
バックライト制御部33は、信号解析部31により抽出された表示輝度情報に基づいてバックライト部43を制御することにより表示輝度を変更する。
画像信号生成部20は、表示輝度変更信号の送信(S52)と並行して(又はこれと前後して)、操作部10からの操作信号に示す視標種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。
第6の実施形態に係る視標呈示装置は、視標の種別以外の情報に基づいて表示輝度を変更するものであり、被検眼に対して行われる検査の種別に応じて表示輝度を変更するように構成される。
この実施形態に係る視標呈示装置1は、たとえば第1の実施形態と同様の構成を有する。以下、図1を参照して説明する。操作部10は、検査種別を指定するために用いられる。操作部10は「検査種別指定部」の一例である。
この実施形態に係る視標呈示装置1の動作について説明する。視標呈示装置1の動作例を図14に示す。
ユーザが操作部10を用いて検査種別を指定すると、操作部10は、指定された検査種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号が示す検査種別に対応する視標を、検査種別/視標種別関連情報に基づいて特定する。更に、画像信号生成部20は、特定された視標種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。この視標呈示用画像信号には、この視標種別に対応する表示輝度を示す表示輝度情報が含まれている。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
信号解析部31は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号を解析して表示輝度情報を抽出する(或いは、表示輝度情報の有無を判定する)。信号解析部31は、抽出された表示輝度情報(或いは、表示輝度情報の有無を示す情報)をバックライト制御部33に送る。
バックライト制御部33は、信号解析部31から入力された情報に基づいてバックライト部43を制御することにより、表示部40の表示輝度を変更する。
ステップ63及びステップ64と並行して、描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて表示部40の描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。
第7の実施形態に係る視標呈示装置は、視標の種別以外の情報に基づいて表示輝度を変更するものであり、被検眼に対する光学部材(偏光部材)の適用の有無に応じて表示輝度を変更するように構成される。
この実施形態に係る視標呈示装置1の構成例を図15に示す。この視標呈示装置1は、操作部10、画像信号生成部20、制御部30及び表示部40に加え、光学部60を有する。
(S71:視標の指定)
ユーザが操作部10を用いて視標を指定すると、操作部10は、指定された視標の種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
ユーザは、視標種別の指定(S71)と並行して、又はこれと前後して、左眼用偏光部材61L及び右眼用偏光部材61Rを左右被検眼の直前位置に配置させる。
検知部35は、左眼用偏光部材61L及び右眼用偏光部材61Rが左右被検眼の直前位置に配置されたことを検知し、バックライト制御部33に検知信号を送る。
検知信号を受けたバックライト制御部33は、バックライト部43を制御して表示部40の表示輝度を上げる。
描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
ユーザは、このようにして呈示された視標を用いて被検眼の検査を実施する。
この視標を用いた検査が終了したら、ユーザは、左眼用偏光部材61L及び右眼用偏光部材61Rを左右被検眼の直前位置から退避させる。
検知部35は、左眼用偏光部材61L及び右眼用偏光部材61Rが左右被検眼の直前位置から退避されたことを検知し、バックライト制御部33に検知信号を送る。
検知信号を受けたバックライト制御部33は、バックライト部43を制御して表示部40の表示輝度を下げる。以上で、この動作例の説明を終了する。
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。
第8の実施形態に係る視標呈示装置1は、第1〜第7の実施形態のように表示輝度を変更する代わりに、減光フィルタを用いることによって、被検者が視認する視標の明るさを変更するものである。なお、減光フィルタの使用/不使用は、第1〜第7の実施形態のいずれかのトリガーに基づいて、つまり視標の種別、検査の種別、又は被検眼に対する偏光部材の適用の有無に基づいて、決定される。
この視標呈示装置1は、第7の実施形態と同様に、操作部10、画像信号生成部20、制御部30、表示部40、及び光学部60を有する。
この実施形態に係る視標呈示装置1の動作について説明する。視標呈示装置1の動作例を図18に示す。以下、第1の実施形態に類似した動作例を説明するが、第2〜第7の実施形態の動作を準用することも可能である。
ユーザが操作部10を用いて視標を指定すると、操作部10は、指定された視標の種別を示す操作信号を画像信号生成部20に送る。
画像信号生成部20は、操作部10から入力された操作信号に基づいて、この操作信号が示す視標の種別に対応する視標呈示用画像信号を生成する。この視標呈示用画像信号には、減光部材の適用の有無を示す減光情報が含まれている。減光情報は、たとえば、視標種別と、減光部材の適用の有無とが関連付けられた視標種別/減光関連情報を参照することで生成される。この視標種別/減光関連情報は、図示しない記憶部にあらかじめ記憶される。画像信号生成部20は、生成された視標呈示用画像信号を制御部30に送る。
信号解析部31は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号を解析して減光情報を抽出する。信号解析部31は、抽出された減光情報を光学制御部36に送る。
光学制御部36は、信号解析部31から入力された減光情報に基づいて光学部60(アクチュエーター)を制御することにより、左眼用偏光部材及び左眼用減光部材を左被検眼の直前位置に挿入又は当該直前位置から退避させ、右眼用偏光部材及び右眼用減光部材を右被検眼の直前位置に挿入又は当該直前位置から退避させる。ここで、減光情報が減光部材の適用有りを示す場合、光学制御部36は偏光部材及び減光部材を挿入させる。逆に、減光情報が減光部材の適用無しを示す場合、光学制御部36は偏光部材及び減光部材を退避させる。
ステップ83及びステップ84と並行して、描画制御部32は、画像信号生成部20から入力された視標呈示用画像信号に基づいて表示部40の描画部42を制御することにより、当該視標のパターンを描画させる。
この実施形態に係る視標呈示装置1の効果について説明する。
10 操作部
11 送信部
20 画像信号生成部
21 記憶部
21a 視標/表示輝度関連情報
21b 視標/入力時間関連情報
22 送信部
30 制御部
31 信号解析部
32 描画制御部
33 バックライト制御部
33a 入力時間/表示輝度関連情報
34 受信部
35 検知部
36 光学制御部
40 表示部
41 偏光部
41a 第1の偏光領域
41b 第2の偏光領域
42 描画部
43 バックライト部
50 表示デバイス
60 光学部
61L 左眼用偏光部材
61R 右眼用偏光部材
62L 左眼用光学部材群
62R 右眼用光学部材群
Claims (9)
- 第1の偏光軸を有する光を出力する左眼用視標表示領域と、前記第1の偏光軸に直交する第2の偏光軸を有する光を出力する右眼用視標表示領域とが、ピクセルのラインに沿って交互に配置された表示部と、
視標を表示させるための画像信号であって、当該視標に対応する表示輝度を示す表示輝度情報を含む画像信号を生成する画像信号生成部と、
生成された画像信号に基づいて当該視標の表示を行い、かつ、当該画像信号に含まれる表示輝度情報に基づいて前記表示部の表示輝度の変更を行う制御部と
を備える視標呈示装置。 - 前記画像信号生成部は、視標パターンの背景である空白領域の少なくとも一部の画素を前記表示輝度情報として構成した画像信号を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の視標呈示装置。 - 前記画像信号生成部は、前記空白領域の少なくとも一部の画素の画素値を表示輝度の値に応じた画素値に設定することにより、前記表示輝度情報を含む画像信号を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の視標呈示装置。 - 前記画像信号生成部は、前記空白領域内の画素のうち表示輝度の値に応じた個数の画素に対して所定の画素値を割り当てることにより、前記表示輝度情報を含む画像信号を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の視標呈示装置。 - 前記画像信号生成部は、前記空白領域内の画素のうち表示輝度の値に応じた位置の画素に対して所定の画素値を割り当てることにより、前記表示輝度情報を含む画像信号を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の視標呈示装置。 - 前記画像信号生成部は、当該視標に対応する表示輝度の値に応じて、前記表示輝度情報を含む画像信号又は前記表示輝度情報を含まない画像信号を生成し、
前記制御部は、生成された画像信号における前記表示輝度情報の有無に応じて表示輝度の制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の視標呈示装置。 - 前記表示部は、視標を描画する描画部と、前記描画部の背後に設けられたバックライト部とを有し、
前記制御部は、前記バックライト部の発光強度を変更することにより前記表示輝度の変更を行う
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の視標呈示装置。 - 視標の種別と表示輝度とが関連付けられた第1関連情報をあらかじめ記憶する第1記憶部と、
ユーザが視標を指定するための操作部と
を更に備え、
前記画像信号生成部は、前記操作部を用いて指定された視標の種別に関連付けられた表示輝度を前記第1関連情報に基づき特定し、特定された表示輝度を示す表示輝度情報を当該視標の画像データに合成することにより画像信号を生成する
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の視標呈示装置。 - 検査の種別と表示輝度とが関連付けられた第2関連情報をあらかじめ記憶する第2記憶部を更に備え、
前記画像信号生成部は、あらかじめ指定された検査の種別に関連付けられた表示輝度を前記第2関連情報に基づき特定し、特定された表示輝度を示す表示輝度情報を含む画像信号を生成する
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の視標呈示装置。
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